株譜
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明治ホールディングス 2269

乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,769 円1.02 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,393 円1.19 兆円差 −14.2%
10 年後から見ると やや割高 価値 3,769 円1.02 兆円 · 差 −14.2% · 期待の年率 +4.9%
期待の年率リターン(10 年)+4.9%資本コスト比 −2.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

明治ホールディングスは、明治製菓と明治乳業が2011年に統合して生まれた持株会社で、ブルガリアヨーグルト・R-1など乳酸菌飲料・ヨーグルトで国内首位級の食品事業と、新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品を手掛けるMeiji Seikaファルマ・KMバイオロジクスの医薬品事業を持つ、食品と医薬品の複合会社である。売上の約8割は食品、約2割は医薬品だが、営業利益では医薬品が3割前後を稼ぎ、食品よりも高い利益率で全社の資本効率を押し上げている。2026年3月期は、中国子会社の固定資産減損・構造改革損失を特別損失として計上したため、純利益が前期比31%減の351億円まで落ち込み、ROEは4.5%まで低下した。会社は2027年3月期には一時要因が一巡し、純利益が625億円(78%増)に回復する計画を示しており、2026中期経営計画では連結ROIC8.5%以上・総還元性向50%以上を掲げている。ここではセグメントごとに数量(出荷量相当、実質)と名目の単価を置いて10年後までの売上・利益を積み上げ、その時点の利益に、資本コスト 7.5%(基本 7.5% + quality 0%)から出した利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) の上限の 8.5〜9 割の PER を掛けた。中立の ROE は 10 年後に 9% 台(自己資本は会社予想の利益から「今+純利益−還元」で流した)で、今の利益は残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎ RONIC(k + 資本コストを超える ROE の半分)だけとして正当化 PER の上限は 15 倍、ブランドの堀は厚いが医薬の振れもあるので中立はその 8 割半の PER 13.4 倍に置いた。結果は、中立の 10 年後の時価総額が今の約 1.2 倍、還元を足して割り引くと今の値段を 2 割ほど下回り、総合で「やや割高」となった。中国子会社の減損で沈んだ今の利益を株価が先に回復と見込んでいる分が、割高の主因である。国内乳製品市場の縮小とジェネリック医薬品の薬価改定という二つの逆風を、海外乳製品事業と医薬品の高付加価値品でどこまで補えるかが、この会社の本質価値を左右する。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「分かりやすい消費財」と「分かりにくい医薬品」が混在する複合会社として評価が難しい。食品事業はブルガリアヨーグルト・R-1というブランドの堀が明確で、10年後も形を変えて存在し続けると考えやすい一方、国内の数量そのものは増えない事業である。医薬品事業は、ワクチン・血漿分画製剤という政策的な位置付けを持つ製品群が高い資本効率を生んでいるが、ジェネリックの薬価改定や新薬開発の不確実性は、食品事業より予測しづらい。再投資の必要性は、低温物流・工場という食品側の設備投資と、医薬品側の研究開発・製造設備投資の両方があり、オーナー利益は見かけの営業利益より小さくなりやすい。経営の資本配分は、総還元性向50%以上と保守的なD/Eレシオの方針からは規律が感じられるが、2026年3月期の中国子会社減損は、海外展開における目配りの甘さを示した出来事であり、安全域を判断する上では、ブランド力の強い食品事業の下支えと、医薬品事業の政策的な安定性を評価しつつ、海外ガバナンスへの確信度はやや下げて考えるのが妥当である。

何で稼ぐ会社か

事業は食品セグメントと医薬品セグメントの2つに分かれる。食品セグメント(売上の約80%)は、ブルガリアヨーグルト・プロビオヨーグルトR-1・LG21などの機能性ヨーグルト、牛乳・チーズ・乳児用ミルクなどの乳製品、メルティーキッスやきのこの山などのチョコレート・菓子、アミノ酸ゼリーなどの栄養食品、加工食品を含む。乳製品では森永乳業・雪印メグミルクと並ぶ国内大手3社の一角で、ヨーグルト市場ではブランド力を背景にシェア首位級の地位にある。国内の人口減・学校給食対象人口の縮小という構造的な数量減少を、機能性ヨーグルトや乳児用ミルクなど高付加価値品へのシフトと値上げで補う段階にある。

医薬品セグメント(売上の約20%)は、Meiji Seikaファルマが新薬・基礎医薬品(抗菌薬等)・ジェネリック医薬品・ワクチン・血漿分画製剤の開発・販売を担い、2018年に化学及血清療法研究所(化血研)のワクチン・血漿分画製剤・動物薬事業を承継して明治グループ入りしたKMバイオロジクスがワクチン・血漿分画製剤の製造を担う体制になっている。新型コロナウイルスワクチンの国内製造・供給にも関わり、国の安定供給政策とも結び付いた事業である。医薬品セグメントは売上構成比では食品の4分の1程度にとどまるが、営業利益率は食品のおよそ1.5倍に達し、全社の営業利益の3割前後を稼ぐ収益の柱になっている。

食品と医薬品という組み合わせは、事業としての重なりは小さいものの、国内の生活必需品としてのディフェンシブ性と、医薬品の高い資本効率という異なる性質を併せ持つ構造を作っている。

優良さと弱いところ

食品事業の堀は、ブルガリアヨーグルト・R-1といった長年築いたブランド力と、スーパー・コンビニの売場で指名買いされる商品力にある。機能性表示食品としてのR-1(免疫ケア)・LG21(胃の健康)のような差別化は、PB(プライベートブランド)との価格競争から一定の距離を置ける数少ない手段で、ヨーグルト市場でのシェア首位級の地位を支えている。一方で牛乳そのものは差別化が難しく、低温物流・工場という重い固定費構造が資本効率の重石になりやすい。

医薬品事業は、ワクチン・血漿分画製剤という国の安定供給政策に組み込まれた製品群と、抗菌薬などの基礎医薬品が比較的安定した収益を生む一方、ジェネリック医薬品は薬価改定・安定供給問題を背景とした業界再編の渦中にあり、価格決定力は強くない。新型コロナワクチンをめぐる一部からの安全性に関する主張とそれへの対応は、ワクチン事業のレピュテーションに関わる固有の懸念として注視が要る。

経営の面では、総還元性向50%以上・12期連続増配という株主還元の規律は評価できる一方、2026年3月期の中国子会社の減損は、海外展開における執行リスクが現実に表面化した例であり、食品・医薬品いずれも「優良さ」を維持できるかは、ブランド投資と海外ガバナンスの両方にかかっている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

食品セグメントが置かれる国内乳製品市場は、学校給食対象人口の減少と生乳生産基盤の縮小という二重の構造問題を抱え、牛乳そのものの需要は緩やかな縮小が続く見通しである。一方でヨーグルト・チーズ・乳児用ミルクなど高付加価値カテゴリーは、健康志向・機能性表示食品の広がりを背景に相対的に数量を維持しやすく、原材料高・物流費高騰を映した値上げも2026年も食品業界全体で続いている。競合は森永乳業・雪印メグミルクという乳業大手に加え、乳酸菌飲料・宅配ではヤクルト本社があり、PBとの価格競争も強まっている。

医薬品セグメントが置かれるジェネリック医薬品市場は、薬価改定のたびに単価が下がる一方、安定供給問題を背景に2026年の薬価改定からメーカーの供給能力に応じた順位の開示が始まるなど、業界再編・企業連携の動きが強まっている局面にある。ワクチン・血漿分画製剤は、感染症流行時の国内自給という政策的な位置付けを持ち、民間の価格競争とは異なる論理で事業が続く一方、新型コロナワクチンをめぐる社会的な議論のように、公衆衛生政策そのものが政治的な論点になるリスクも抱える。

3年の中立シナリオでは、国内食品事業は値上げ効果とブランド品の拡販で緩やかな増収を確保し、医薬品事業は一時要因の一巡とともに収益性が回復すると置く。10年の中立シナリオでは、国内の牛乳需要はさらに縮小するが、高付加価値品シフトと海外展開、医薬品セグメントの新薬・ワクチンでの成長が全社の増収増益を支えると置く。

資本政策と M&A

株主還元は、2026中期経営計画で総還元性向50%以上を目安とし、2026年3月期まで12期連続の増配を続けている。最適資本構成の観点から自己株式取得も組み合わせる方針である。M&Aについては、2018年に化血研のワクチン・血漿分画製剤・動物薬事業を500億円規模で承継したKMバイオロジクスの子会社化が医薬品セグメントの中核を作った主要な実例で、M&A実行時はD/Eレシオ0.5倍以内での負債調達を想定し、信用格付の維持を優先する保守的な方針を掲げている。純有利子負債は時価総額比で小さく、財務の自由度は大きい。今後は、ジェネリック医薬品業界の再編(企業連携・統合)への関与や、海外食品事業(東南アジア・中国等)での追加投資・買収が資本配分の選択肢になり得るが、2026年3月期の中国子会社減損は、海外M&A・投資の執行リスクが現実化した例として、今後の資本配分の規律を見る上での参照点になる。

株主優待は、100株で約1.5千円、200株で約2.5千円、1,000株以上で約5.5千円の自社グループ製品。年6.5億円と見込む(2026年3月末の有報(個人その他の株主 210,201 人・約82.2万単元)から受け取る約19.3万人の額面合計を約4.2億円とみて、商品の原価0.4と1件あたりの送料・梱包1,000円を足し、味の素の開示(引当金4.1億円)に合わせる係数1.8)。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立・やや楽観・楽観1.0、やや悲観0.75、悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。年額は推定で、株主数の開示と優待条件から出した(2倍程度のずれはありうる)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

食品事業は、ブルガリアヨーグルト・R-1・LG21という機能性ヨーグルトのブランド群を軸に、国内の人口減という逆風の中でも値上げとプレミアム化で増収を続けられる。PBとの価格競争が強まる牛乳そのものに対して、機能性表示食品というカテゴリーは指名買いされやすく、価格決定力を保ちやすい。乳児用ミルクや海外(東南アジア・中国)での乳製品事業の拡大も、国内の数量縮小を補う成長源になり得る。

医薬品事業は、ワクチン・血漿分画製剤という国の安定供給政策に組み込まれた製品群を持つKMバイオロジクスと、新薬・ジェネリックを持つMeiji Seikaファルマの組み合わせにより、民間の価格競争だけでは測れない安定した収益基盤を持つ。ジェネリック医薬品業界の再編が進めば、供給体制に強みを持つ明治グループが勝ち残る側に回る可能性があり、新薬パイプラインが実を結べば、医薬品セグメントの利益率はさらに上振れる。2026年3月期の中国子会社の減損は一時的な要因であり、2027年3月期以降は会社計画通りに利益が回復し、総還元性向50%以上の株主還元と相まって、本質価値に対して今の株価は割高ではない。食品の安定したキャッシュフローと医薬品の高い資本効率という二つの柱が同時に伸びれば、全社のROEは中期的に8〜10%台に回復し、倍率の上振れも期待できる。

慎重な見方

食品事業は、学校給食対象人口の減少と生乳生産基盤の縮小という構造問題から逃れられず、値上げ・プレミアム化による増収も、値上げ疲れによる買い控えやPBへのシフトが進めば長くは効かなくなる。森永乳業・雪印メグミルクとの差別化も、機能性ヨーグルトという狭い領域に依存しており、持続的な優位とは言い切れない。

医薬品事業は、ジェネリック医薬品の薬価改定が毎年のように単価を押し下げ、業界再編に乗れなければ供給責任だけが重くのしかかる構造的なリスクを抱える。新型コロナワクチンをめぐる一部からの安全性に関する主張とそれへの対応は、ワクチン事業全体への信頼を損ねかねないレピュテーションリスクであり、一度広がった不信感は収益に直結する製品の採用判断に影響し得る。2026年3月期の中国子会社の減損は、海外展開における経営の目配りの甘さを示した一例であり、同様の執行リスクが今後も繰り返される可能性は否定できない。食品と医薬品という異なる事業を一つの経営体制で管理する複雑さは、どちらの事業にも十分な経営資源を割けないというコングロマリット・ディスカウントを市場からさらに受ける要因になり得る。国内の数量縮小・薬価改定という二つの構造的な逆風が同時に進めば、全社のROEは中期的にも一桁台前半にとどまり、今の株価はむしろ割高に見える水準まで倍率が縮む余地がある。

どちらに重みを置いたか

食品事業のブランド力と医薬品事業の政策的な安定性は、短期的な需要の落ち込みに対する下支えとして相応に強いと判断し、確率はやや強気側に寄せた。ただし、2026年3月期の中国子会社の減損が示した海外展開の執行リスクと、ジェネリック医薬品の薬価改定という構造的な逆風は無視できず、悲観の確率は 13% と前より厚くした(これらの不確実性を資本コストに足さず確率で表すため)。今の利益は残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとして利益ベースの正当化 PER の上限の 8 割半に置くと、10 年の中立の時価総額は今の約 1.2 倍だが、還元を足した価値は今を下回り、総合でやや割高と出た。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,517 円1.50 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,569 円4,255 億円)。 今の値に割り戻すと 3,769 円1.02 兆円、今との差 −14.2%、 期待の年率 +4.9%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 11% 10,296 円2.79 兆円 2,244 円6,084 億円 +185.4% +11.1% 1,379 円3,740 億円
やや楽観 22% 7,881 円2.14 兆円 1,983 円5,378 億円 +124.5% +8.4% 2,170 円5,884 億円
中立 35% 5,993 円1.63 兆円 1,760 円4,772 億円 +76.5% +5.8% 2,714 円7,358 億円
やや悲観 19% 2,479 円6,723 億円 973 円2,639 億円 −21.4% −2.4% 656 円1,779 億円
悲観 13% 627 円1,700 億円 654 円1,774 億円 −70.8% −11.6% 167 円452 億円
加重平均100% 5,517 円1.50 兆円1,569 円4,255 億円 +61.3% +4.9% 7,086 円1.92 兆円

今の株価時価総額 4,393 円1.19 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 11% 食品のブランド戦略と医薬品の成長が10年続く 利益 1,626 億円 · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 10,296 円2.79 兆円

食品事業は、機能性ヨーグルト・乳児用ミルクの高付加価値品シフトと海外(東南アジア・中国)での拡大が10年続き、国内の人口減を上回るペースで増収を確保する。医薬品事業は、新薬パイプラインの複数が上市に成功し、ジェネリック医薬品業界の再編でも供給体制の強みを生かして明治グループがシェアを拡大する。ワクチン・血漿分画製剤事業も国の安定供給政策の下で安定成長を続け、新型コロナワクチンをめぐる社会的な論争も実害なく収束する。総還元性向50%以上の株主還元を保ちながら、全社のROEは12%台に達する10年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年6.5億円×10年×1=65億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 食品(乳製品・菓子等):数量 290(乳製品・菓子・栄養食品等の推定出荷量(万トン、牛乳換算))× 価格 51(1トンあたりの単価(万円、名目))→ 売上 14,784 億円・営業利益 1,360 億円。高付加価値品・海外拡大
  • 医薬品(新薬・ワクチン・ジェネリック):数量 80.0(新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品等の推定出荷数量(億単位))× 価格 72(1 単位(錠・バイアル等に換算)あたりの平均単価(円、名目。製品構成の加重平均))→ 売上 5,760 億円・営業利益 1,037 億円。新薬上市・再編で優位

倍率:事業の純利益 1,626 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.2 倍。全体の PER 17.17 倍、時価総額 27,918 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:食品のブランド投資と医薬品の新薬・海外展開が10年にわたって同時に成功し続ける必要があり、頻度は低いが無視できない確率を置いた。

やや楽観 22% 国内の縮小を高付加価値品と医薬品の伸びで上回る 利益 1,324 億円 · PER 16.1 倍 · 株価時価総額 7,881 円2.14 兆円

食品事業は、国内の牛乳そのものの需要縮小を機能性ヨーグルト・乳児用ミルク・海外展開で上回り、緩やかな増収増益を続ける。森永乳業・雪印メグミルクとの差別化も、ブルガリアヨーグルト・R-1のブランド投資を続けることで概ね保たれる。医薬品事業は、ジェネリックの薬価改定という逆風を受けつつも、新薬・ワクチンの伸びで利益率を維持・改善する。ジェネリック業界の再編では明治グループが供給体制の強みを生かして生き残る側に入り、KMバイオロジクスのワクチン事業も安定成長を続ける。総還元性向50%台の株主還元を続け、全社のROEは11%前後まで改善する10年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年6.5億円×10年×1=65億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 食品(乳製品・菓子等):数量 285(乳製品・菓子・栄養食品等の推定出荷量(万トン、牛乳換算))× 価格 49(1トンあたりの単価(万円、名目))→ 売上 13,948 億円・営業利益 1,186 億円。高付加価値品が国内縮小を補う
  • 医薬品(新薬・ワクチン・ジェネリック):数量 74.0(新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品等の推定出荷数量(億単位))× 価格 68(1 単位(錠・バイアル等に換算)あたりの平均単価(円、名目。製品構成の加重平均))→ 売上 5,032 億円・営業利益 830 億円。新薬・ワクチンが伸長

倍率:事業の純利益 1,324 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.1 倍。全体の PER 16.14 倍、時価総額 21,369 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:基本線よりやや強い成長が10年続く姿として、頻度は中位よりやや高めの確率を置いた。

中立 35% 食品は成熟、医薬品がやや上回って全社を支える 利益 1,082 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 5,993 円1.63 兆円

食品事業は、国内の牛乳需要の縮小を高付加価値品シフトと値上げでおおむね相殺し、売上・利益とも緩やかに増加する。学校給食対象人口の減少という構造要因は続くが、機能性ヨーグルト・乳児用ミルク・海外事業がその分を補う。ブルガリアヨーグルト・R-1というブランドの価値は大きく揺らがず、国内乳製品市場でのシェア首位級の地位を保つ。医薬品事業は、ジェネリックの薬価改定という逆風の下でも、ワクチン・血漿分画製剤の安定した収益と新薬の積み重ねで食品より高い成長率を保ち、全社の利益に占める比重をさらに高める。株主還元は総還元性向50%前後を維持し、全社のROEは9%台で安定する10年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年6.5億円×10年×1=65億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 食品(乳製品・菓子等):数量 280(乳製品・菓子・栄養食品等の推定出荷量(万トン、牛乳換算))× 価格 47(1トンあたりの単価(万円、名目))→ 売上 13,132 億円・営業利益 1,025 億円。成熟・値上げで維持
  • 医薬品(新薬・ワクチン・ジェネリック):数量 68.0(新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品等の推定出荷数量(億単位))× 価格 64(1 単位(錠・バイアル等に換算)あたりの平均単価(円、名目。製品構成の加重平均))→ 売上 4,352 億円・営業利益 653 億円。ワクチン・新薬が食品より成長

倍率:事業の純利益 1,082 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.0 倍。全体の PER 15.02 倍、時価総額 16,252 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:食品事業の成熟と医薬品事業の相対的な高成長という、現状の構造をそのまま10年延ばした姿として最大の確率を置いた。

やや悲観 19% 国内縮小が加速し、医薬品も再編の波に乗れない 利益 516 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 2,479 円6,723 億円

食品事業は、学校給食対象人口の減少と生乳生産基盤の縮小が想定より速く進み、機能性ヨーグルトへのシフトでも補いきれず、国内の売上は実質的に縮小する。森永乳業・雪印メグミルクとの価格競争も強まり、ブランド力で守ってきた利益率が徐々に削られる。医薬品事業は、ジェネリック医薬品業界の再編で明治グループが十分な供給体制の優位を築けず、薬価改定の逆風をそのまま受けて収益性が悪化する。新型コロナワクチンをめぐる社会的な不信感も一部残り、ワクチン事業の成長も鈍る。全社のROEは5%前後にとどまり、株主還元も配当中心に縮小する10年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年6.5億円×10年×0.75=48.8億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 食品(乳製品・菓子等):数量 255(乳製品・菓子・栄養食品等の推定出荷量(万トン、牛乳換算))× 価格 43(1トンあたりの単価(万円、名目))→ 売上 10,920 億円・営業利益 601 億円。構造的な数量縮小
  • 医薬品(新薬・ワクチン・ジェネリック):数量 58.0(新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品等の推定出荷数量(億単位))× 価格 52(1 単位(錠・バイアル等に換算)あたりの平均単価(円、名目。製品構成の加重平均))→ 売上 3,016 億円・営業利益 287 億円。再編に乗れず収益性悪化

倍率:ROE4.8%がk7.5%以下なので、PERの上限は1÷k=13.3倍(ためた利益は額面未満の価値)。その約8割(11.3倍)を採用。稼ぐ力(事業の純利益÷k)の85%。国内の縮小と薬価の下落が続く筋書き。

確率:国内の構造的な数量縮小が想定より速く進み、医薬品のジェネリック再編でも後れを取る複合シナリオで、相応の確率を置いた。

悲観 13% 食品も医薬品も構造的に優良さを失う10年 利益 −60 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 627 円1,700 億円

食品事業は、学校給食対象人口の減少が加速し牛乳需要が構造的に消滅に近づく一方、機能性ヨーグルトでの差別化も競合の追随で薄れ、PBとの価格競争に埋没する。森永乳業・雪印メグミルクとの差で優位を保てなくなり、ブルガリアヨーグルト・R-1のブランド価値も希薄化する。医薬品事業は、ジェネリック医薬品業界の再編で明治グループが劣後し、薬価改定の逆風を吸収できず収益がほぼ消える。新型コロナワクチンをめぐる社会的な不信感が長期化し、ワクチン事業の成長も止まる。海外事業では2026年3月期の中国子会社減損のような執行リスクが繰り返し発生し、「食品と医薬品の複合会社」という評価は市場から外れ、縮小した内需型の会社として評価されるようになる。累進配当の方針もここで維持できず、手元資金や非中核資産の売却で一部を補う10年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年6.5億円×10年×0.5=32.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 食品(乳製品・菓子等):数量 225(乳製品・菓子・栄養食品等の推定出荷量(万トン、牛乳換算))× 価格 41(1トンあたりの単価(万円、名目))→ 売上 9,176 億円・営業利益 184 億円。ブランド価値の希薄化
  • 医薬品(新薬・ワクチン・ジェネリック):数量 42.0(新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品等の推定出荷数量(億単位))× 価格 44(1 単位(錠・バイアル等に換算)あたりの平均単価(円、名目。製品構成の加重平均))→ 売上 1,848 億円・営業利益 92 億円。再編に劣後・信頼低下

倍率:赤字(純利益−60億円)でPERは当てられないので、今の自己資本に PBR 0.22 倍を掛けた(約1,700億円)。根拠は、営業利益174億円の税引き後から利払いを引いた事業の稼ぎ(約100億円)を k 7.5% で割った約1,330億円と、保有株の売却手取り(税引き後 約710億円)に戻り方 0.5 を掛けた約355億円の合計。薬価の下落とワクチンの失速、国内食品の縮小が重なる筋書き。

確率:食品のブランド価値の希薄化と、医薬品のジェネリック再編での劣後・ワクチン事業への信頼低下が同時に進む複合シナリオ。頻度は低いが、2026年3月期の中国子会社減損が示した執行リスクの再発も踏まえ、無視できない確率を置いた。 薬価・ワクチン・中国事業の不確実性は資本コストに足さずこの確率で表すため、前より厚い 13% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

食品(乳製品・菓子等)

ブルガリアヨーグルト・R-1等のヨーグルト、牛乳・チーズ・乳児用ミルク、チョコレート等の菓子、栄養食品を含む国内最大手の食品事業。ヨーグルト市場でシェア首位級。

数量乳製品・菓子・栄養食品等の推定出荷量(万トン、牛乳換算)価格1トンあたりの単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 268 35 9,380 648
10 年後 中立 280 47 13,132 1,025

取り方:会社開示の食品セグメント売上(構成比約80%、2026年3月期・売上11,737億円)をもとに、牛乳換算の推定出荷量(乳製品・菓子・栄養食品の合計)を268万トンと見積もり、売上をその数量で割って1トンあたりの単価を算出した。営業利益はセグメント利益率(約6.9%)からbrief.pyの全社営業利益933億円を配分。 価格は名目で物価並み(3 年 1.09 倍・10 年 1.34 倍)。数量は国内の牛乳・ヨーグルトが学校給食の対象人口の減少で減り、海外(中国・東南アジア)の乳製品・菓子で補って、中立 10 年 1.04 倍。市場の大きさ:国内のヨーグルトは約 4,000 億円で明治が 4 割前後の首位、森永乳業・雪印メグミルク・ダノンが続く。

医薬品(新薬・ワクチン・ジェネリック)

Meiji Seikaファルマ(新薬・基礎医薬品・ジェネリック)とKMバイオロジクス(ワクチン・血漿分画製剤)による医薬品事業。新型コロナワクチンの国内製造にも関わる。

数量新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリック医薬品等の推定出荷数量(億単位)価格1 単位(錠・バイアル等に換算)あたりの平均単価(円、名目。製品構成の加重平均)売上営業利益
今 2026/03 50.0 47 2,350 289
10 年後 中立 68.0 64 4,352 653

取り方:医薬品セグメントの売上 2,350 億円を、新薬・ワクチン・血漿分画製剤・ジェネリックを錠・バイアル等に換算した推定 50 億単位 × 1 単位あたり平均四十七円に分けた(ジェネリック錠は 1 錠十円前後、ワクチン・血漿分画は 1 本数千円で、加重平均が数十円)。前は単価の単位を「百円」と書いていたが、50 億単位 × 四千七百円では 23.5 兆円になり桁が合わないため、「円」に直した(数値は同じ)。価格は名目。ジェネリックの薬価は国が毎年下げるので単価は下がるが、高単価のワクチン(KM バイオロジクス、レプリコンワクチン)と新薬への構成の移りで、中立の平均単価は 10 年 1.36 倍と物価並みに置いた。悲観では薬価の下げが構成の改善を上回り、物価を下回る。営業利益はセグメント利益率(約 12.3%)から全社の営業利益を配分。

リスクと懸念

国内乳製品市場の構造的な縮小

学校給食対象人口の減少と生乳生産基盤の縮小により、牛乳そのものの国内需要は今後10年も緩やかな縮小が続く見通しである。機能性ヨーグルト・乳児用ミルクなど高付加価値品へのシフトで補う戦略には限界があり、値上げ疲れによる買い控えやPBへのシフトが進めば、数量の縮小に収益性の悪化が重なるリスクがある。

ジェネリック医薬品の薬価改定・安定供給問題

ジェネリック医薬品は薬価改定のたびに単価が下がり、安定供給問題を背景とした業界再編・企業連携の動きが強まっている。2026年の薬価改定からメーカーの供給能力に応じた順位の開示が始まるなど、供給責任を果たせないメーカーが淘汰される局面にあり、明治グループが再編の勝ち残り側に入れない場合、ジェネリック事業の収益性がさらに悪化するリスクがある。

ワクチン事業のレピュテーションリスク

新型コロナウイルスワクチンをめぐり、一部から安全性に関する科学的根拠の薄い主張がなされ、Meiji Seikaファルマが法的対応も含めて厳正に対処する姿勢を示す騒動があった。ワクチン事業は国の安定供給政策に組み込まれた収益の柱である一方、公衆衛生政策そのものが政治的な論点になりやすく、社会的な不信感が広がれば事業の成長性・採用判断に影響し得る。

海外展開の執行リスク

2026年3月期には中国子会社で固定資産の減損・構造改革損失を計上し、特別損失が純利益を31%押し下げた。海外乳製品事業の拡大は国内縮小を補う成長源である一方、現地の需要変化・競争環境の見立てを誤れば、同様の減損が繰り返されるリスクがある。

食品と医薬品のコングロマリット・ディスカウント

事業としての重なりが小さい食品と医薬品を一つの経営体制で管理する複雑さから、どちらの事業にも十分な経営資源を配分できていないという見方が市場から向けられる可能性がある。セグメントごとの資本効率の差(医薬品が食品の1.5倍の利益率)が続く限り、この見方は意識され続ける。

原材料高・物流費高騰の継続

コーヒー豆・カカオ・小麦・砂糖・包装資材・物流費の高騰を背景に、食品業界全体で値上げが続いている。原材料高が続く中で値上げが追いつかなければ、食品セグメントの利益率が圧迫されるリスクがある。生乳そのものの調達コスト上昇も、酪農基盤の縮小が続く限り構造的に収まりにくい。

競合との価格・ブランド競争

森永乳業・雪印メグミルクという乳業大手に加え、乳酸菌飲料・宅配ではヤクルト本社が競合し、PB(プライベートブランド)との価格競争も強まっている。ブルガリアヨーグルト・R-1というブランド力が相対的に弱まれば、国内乳製品事業でのシェア首位級の地位を維持できなくなるリスクがある。

今後の分かれ目

2027年3月期の純利益が会社計画(625億円)を下回ったら
中国子会社の減損のような一時要因の一巡が遅れている可能性があり、筋書きをやや悲観側に引き上げ、海外事業の執行リスクを再確認する。
ジェネリック医薬品業界の再編で明治グループが供給体制の優位を示せたら
医薬品セグメントの筋書きを楽観・やや楽観側に引き上げ、全社のROEの上振れを見込む。
新型コロナワクチンをめぐる社会的な不信感がさらに広がったら
ワクチン事業の成長の筋書きをやや悲観側に引き下げ、レピュテーションリスクの影響を再評価する。
海外(中国・東南アジア)で追加の減損・構造改革損失が発生したら
海外展開の執行リスクが一度限りでないと判断し、食品セグメントの筋書きを悲観側に引き上げる。
機能性ヨーグルト(R-1・LG21等)の国内シェアがさらに拡大したら
食品セグメントの価格決定力の筋書きを楽観側に引き上げ、国内数量縮小への耐性を見直す。
総還元性向50%以上の方針を維持できなくなったら
株主還元の規律が崩れたとみて、資本政策・経営の規律に関する筋書きを悲観側に引き下げる。

見ておくもの

  • 食品セグメントと医薬品セグメントの営業利益率・構成比の推移
  • 中国子会社の構造改革の完了状況と2027年3月期の純利益回復(会社計画625億円)の進捗
  • ジェネリック医薬品の薬価改定・業界再編(企業連携・統合)における明治グループの位置付け
  • 新型コロナワクチンをめぐる社会的な論争の収束状況とワクチン事業の受注動向
  • 機能性ヨーグルト(R-1・LG21等)・乳児用ミルクの国内シェアと海外(東南アジア・中国)事業の売上推移
  • 総還元性向50%以上の方針の継続と自己株式取得の実施状況

倍率と資本コストの決め方

倍率は、2036年の時点の利益に、資本コスト 7.5% と長期の名目成長 g(式の上限 4%)から出した利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) の上限の 8.5〜9 割の PER を掛けて出した。今の PER 約 30 倍・PBR 約 1.5 倍(減損で押し下げられた利益が基準)は参照したが、倍率を決める際には使っていない。中立の PER は 10 年後 13.4 倍で、RONIC = k 7.5% + 資本コストを超える ROE の半分から出した正当化 PER(15 倍)の 8 割半で、今の PBR に寄せたものではない。10 年後の自己資本は、今期の純利益が減損で沈んでいるため、会社予想の 2027 年 3 月期 625 億円から利益を積んで流した。食品の単価は物価並みに名目で上げ、医薬品の単価はジェネリックの薬価の引き下げを高単価のワクチンへの構成の移りで補う形にした。悲観側は稼ぐ力(純利益÷k)の 85%、赤字の悲観は売れる資産の税後から置いた。 悲観の床は、事業の稼ぎと保有株の手取り(戻り方 0.5)を足した額から置いた(前は自己資本の 3 割と大づかみだった)。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality を足して決める(β・規模は使わない)。quality の内訳と理由は quality_why に書いた。事業が傾いているわけではないので上乗せ(extra)は置かない。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 2026中期経営計画|ビジョンと戦略|明治ホールディングス
  2. 医薬品セグメント事業戦略|明治ホールディングス
  3. 明治ホールディングス、営業利益の3割は医薬品が稼ぐ構造(LIMO)
  4. KMバイオロジクスが事業開始‐化血研の主要3事業を承継(薬事日報)
  5. レプリコンワクチン騒動、Meiji Seika社長「異質な人物像」(ダイヤモンド)
  6. 後発医薬品の供給不安はなぜ続くのか(ダイヤモンド、Meiji Seikaファルマ会長)
  7. 【12期連続増配】明治HD配当性向40%→総還元50%(note)
  8. 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
  9. 明治HD、26年3月期純利益予想下方修正・中国子会社減損(kabutan)

分析日 2026-10-18