株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

フィード・ワン 2060

牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,552 円594 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,440 円551 億円差 +7.8%
10 年後から見ると 適正 価値 1,552 円594 億円 · 差 +7.8% · 期待の年率 +7.5%
期待の年率リターン(10 年)+7.5%資本コスト比 −0.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

フィード・ワンは、牛・豚・鶏の餌と養殖魚の餌を作る飼料メーカーだ。国内の販売数量でJA全農に次ぐ約15%を持つ2位で、民間では首位に立つ。筆頭株主は三井物産で、持分法適用の関連会社でもある。

筆者の結論はこうだ。今の値段は、事業の実力をほぼ織り込んでいる。安全域は厚くない。直近の決算は全利益段階で過去最高で、ROEも10%を超えた。だが営業利益率は2.8%にすぎず、その水準も売値の改定と採算重視の販売で押し上げた山だ。

飼料は商品である。売値はとうもろこしや魚粉の相場に連動して3か月ごとに改定され、値決めの主導権はこちらにない。原料の急変を転嫁しきれなかった2023年3月期は、営業利益が14億円まで落ちた。

需要も追い風ではない。酪農や畜産の担い手が減り、国内の配合飼料は約2,400万トンで横ばいから緩やかな減少に向かう。会社は北海道の子牛用代用乳、昆虫たんぱくや無魚粉の養殖飼料で伸ばす構えだが、利益の大半は今も畜産飼料の薄い利ざやだ。

10年先の中立は、国内の数量が1割弱減り、売値は物価並みに上がり、利益率は山から少し戻る姿である。利益はほぼ横ばいで、ROEは資本コストに届かない。確率で重ねた本質価値は、今の時価総額を1割半ほど下回った。割安と呼べる材料はなく、結論はやや割高だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は手を出す前に値段を問うべき事業である。長く持ちたい堀を持った会社ではなく、安く買えた時だけ報われる会社だ。

事業の本質は、世界の穀物相場と日本の畜産農家をつなぐ加工業である。強い堀は無い。値段は他社と横並びで、原料の上げ下げを数か月遅れで転嫁するだけだ。利益は転嫁の巧拙で動き、2023年3月期のように薄い利益が消える年もある。

資本の使い方は評価が分かれる。採算の悪い商いを切って利益率を上げた手腕は確かで、キャッシュフローも厚くなった。一方、需要が縮む産業で10年に800億円を投じる計画は、回収の確かさが見えにくい。稼いだ利益の半分近くを事業に再投資する会社は、ROEが資本コストを上回り続けて初めて報われる。

筆者がオーナー利益として見るのは、過去最高の今期ではなく、利益率2%台前半の平常な年である。この年の利益を物価で伸ばすと、10年後も利益は今とほぼ同じ規模にとどまる。そこに、需要の縮小と原料の波という2つの不確実さが乗る。

安全域は、倍率が低いことではなく、悲観の筋書きでも元本が大きく削れないことで測る。この会社の悲観は、価格競争と新工場の稼働不足が重なる姿で、時価総額は半分以下になりうる。上振れはあっても、下振れの方が深い。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は単純だ。餌が1トン売れるたびに、数千円の利ざやが残る。

セグメントは3つある。主力は畜産飼料で、売上の約77%を占める。酪農・肉用牛・養豚・養鶏の農家に、とうもろこしや大豆かすを配合した飼料を卸す。販売数量は年360万トン台。2026年3月期の利益は約102億円で、会社全体の利益の大半がここから出る。

水産飼料は売上の約9%で、ブリやマダイの養殖業者に餌を売る。主原料は魚粉で、高値が続いている。愛知県豊川市に168億円をかけて新工場を建てており、完成すれば稼働率が利益を左右する。食品事業(豚枝肉と鶏卵)は売上の約14%だが、利益は2億円に満たない。飼料の顧客である畜産農家と結びつきを深める川下の事業で、鶏卵の新工場は当面は減価償却の負担になっている。

売り方は、原料価格の変動を3か月ごとの改定で売値に載せる仕組みだ。急騰した時は飼料安定基金も使える。この転嫁の速さと、銘柄を絞って採算の悪い商いを切る販売方針が、直近の増益をつくった。

調達では三井物産との結びつきが強い。穀物の買い付けは商社の力を借りる部分が大きく、規模のメリットはあるが、独自の調達力で差をつけているわけではない。工場は全国に十数か所あり、統合前の2社の拠点を整理して効率を上げてきた。一方で、畜産の農家は大規模化しており、大口の顧客ほど価格交渉の力が強くなる点は無視できない。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、規模と全国の工場網にある。厚い堀とは言えない。

良い点から挙げる。国内の畜産飼料で約15%を握り、全農系を除けば最大手だ。工場網が全国にあるため、輸送費を抑えながら大小の農家に配送できる。営業キャッシュフローは過去最高の170億円で、自己資本比率は46%まで上がった。借金に追われる会社ではない。配当は累進(減らさず増やす)を方針とし、自己資本に対する配当率3%を掲げている。

弱い点も明確だ。まず、価格を決める力が弱い。飼料の原料は世界相場で動き、完成品も同業が横並びで改定するため、ブランドで上乗せを取りにくい。営業利益率は過去10年のほとんどで1.5〜2.8%に収まる。2026年3月期の2.8%は最高水準で、これが続くと見るのは楽観だ。

次に、顧客の側に力がある。養豚・養鶏・酪農の大規模経営が増え、全農系や商社系の他社と見積もりを競わせる。水産では養殖業者の餌代が経費の約8割を占め、魚粉高で採算が悪化すれば値上げは通りにくい。

経営は、資本の使い方で評価が割れる。今期の営業キャッシュフローを大きく上回る投資を10年で約800億円計画しており、水産新工場など1件ごとの稼ぐ力が問われる。ROICは畜産で13%台に達したが、水産は新工場の建設仮勘定で6.6%に下がっている。投資の回収が見えるまでは、資本効率は高いと言い切れない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の飼料市場は、緩やかに縮む成熟産業である。

国内の配合飼料の生産は、約2,400万トンで長く横ばいだ。農林水産省の資料でも、家畜の飼養頭羽数の減少で緩やかに減ったあと、近年は2,400万トン前後で推移している。ただ酪農や肉用牛では小規模な農家の離農が続く。国は肉用牛の生産量を2030年に37万トンと小幅な増加で描くが、頭数を押し上げる力は乏しい。

競争の形は、全農系が最大で、フィード・ワンが約15%、日清丸紅飼料が約10%と続く。この3社に中部飼料、日本農産工業などが並ぶ。飼料の品質に大差はなく、勝負は価格・配送・技術相談である。原料の穀物は米国産が中心で、為替と相場で売値が動く。ドル円は150円で固定して見るが、相場そのものの上下は避けられない。

水産は事情が違う。国は2030年にブリ類24万トン、マダイ11万トンを目標に掲げるが、2022年のブリ類は11万トンで目標の半分に届かない。魚粉はペルーの漁獲減と円安で高く、国会図書館の整理でも餌代が海面魚類養殖の支出の約78%に達する。魚粉を減らした飼料や昆虫たんぱくの需要は伸びるが、養殖業者の採算が悪ければ数量が伸びない。

もう1つの論点が再編である。需要が縮む中で、工場の統廃合と製造コストの引き下げは業界の課題と位置づけられている。フィード・ワン自身が統合で生まれた会社で、次の再編の担い手にも、対象にもなりうる。

資本政策と M&A

資本政策は、自己資本比率を50%前後に保ちながら、投資と還元を両立させる方針だ。

還元は累進配当を軸とする。自己資本に対する配当率は3%を基本とし、2026年3月期は3.1%、2027年3月期は3.3%の予定である。自社株買いはこれまで大きくない。

投資は10年で約800億円。うち、水産の新工場に168億円、苫小牧工場の代用乳設備に約20億円を充てる。ただし、飼料の工場投資は稼働率が全てで、需要が縮む中では回収が遅れやすい。

M&Aは、統合で生まれた会社らしく再編への備えがある。大口の買収は直近で見当たらないが、同業の統合や三井物産との連携強化が起こりうる。三井物産は議決権の約25.6%を握り、売却や買い増しの動きがあれば株価に効く。

会社は株価についても、PER15倍、PBR1倍、中長期1.5倍の目標を掲げている。目標は評価に値するが、本質価値を決めるのは利益の持続性で、掲げた倍率そのものではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

利益の水準が1段上がったと見る。畜産飼料は銘柄を絞り、採算の悪い取引を切り、価格改定を徹底した。数量が減っても利益が2割増えたのは、販売の質が変わった証拠だ。ROICも畜産で13%台に達し、資本コストを大きく上回る。

次の成長の種もある。北海道は酪農・肉用牛の大産地で、子牛用の代用乳に約20億円の設備を入れる。水産では魚粉に頼らない飼料と昆虫たんぱくを商品化しており、魚粉が高い今は、養殖業者に乗り換える動機が強い。愛知の新工場が動けば、水産の利益は過去最高を更新し続ける。

財務も軽い。営業キャッシュフローは過去最高で、自己資本比率は50%に近づく。累進配当に加え、会社自身がPBR1倍超を掲げて資本効率を意識している。三井物産の調達力も後ろ盾だ。

再編が進めば、同業の統合で工場の稼働率と調達コストが改善する。利益率が4%台で定着し、水産と食品が加わるなら、10年後のROEは9%を超え、資本コストを上回る。

慎重な見方

今の利益は山である。営業利益率2.8%は過去10年で最高で、平均は2%強にすぎない。畜産飼料の4.6%という利益率が続くなら、同業が黙っていない。全農系も日清丸紅飼料も、価格で取り返しにくる。

飼料は商品で、売値は原料相場の後追いである。とうもろこしや魚粉が急騰すれば転嫁が遅れ、2023年3月期のように利益が数分の1になる。しかも数量は構造的に減る。酪農や肉用牛の離農が続き、頭数が減れば飼料は減る。会社自身も数量を落としながら利益を取る路線で、守りの経営だと言える。

投資の回収にも疑問がある。水産の新工場はROICを6.6%まで押し下げており、養殖業者は魚粉高で苦しんでいる。顧客が減れば工場は遊ぶ。食品の鶏卵も、新工場の減価償却が利益を食っている。

さらに、10年で800億円という投資は、縮む市場では回収が遅い。稼いだ利益を再投資しても、ROEは資本コストに届かないなら、ためた利益は額面未満の価値しかない。PER15倍という会社の目標は、事業の経済性からは遠い。

どちらに重みを置いたか

強い方は慎重な見方である。今の利益は採算重視の販売が重なった山で、数量が構造的に減る産業では平常に戻る力が働く。強気の根拠である代用乳や昆虫たんぱくは、まだ利益を動かす規模ではない。

そこで確率は、楽観・やや楽観の合計を28%に抑え、やや悲観を26%、悲観を10%に置いた。中立は、利益率が山から少し戻り、数量が1割弱減る姿である。

一方、強気の主張にも根拠がある。財務は軽く、畜産の採算改善は一時の運ではなく、販売方針の変化が含まれる。だから悲観は10%にとどめ、構造的な負けまでは置かなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,231 円854 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 727 円278 億円)。 今の値に割り戻すと 1,552 円594 億円、今との差 +7.8%、 期待の年率 +7.5%(資本コスト 7.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,288 円1,641 億円 1,045 円400 億円 +270.3% +14.0% 427 円163 億円
やや楽観 20% 3,454 円1,322 億円 888 円340 億円 +201.6% +11.7% 869 円332 億円
中立 36% 2,551 円976 億円 888 円340 億円 +138.8% +9.1% 1,238 円474 億円
やや悲観 26% 855 円327 億円 523 円200 億円 −4.4% −0.4% 358 円137 億円
悲観 10% 564 円216 億円 105 円40 億円 −53.5% −7.4% 67 円26 億円
加重平均100% 2,231 円854 億円727 円278 億円 +105.4% +7.5% 2,958 円1,132 億円

今の株価時価総額 1,440 円551 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 採算改善が定着し、水産と食品も稼ぎ頭になる10年 利益 104 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 4,288 円1,641 億円

畜産飼料は、採算重視の販売がそのまま根づく。数量は国内の縮小を小さく抑え、北海道の代用乳が下支えする。利益率は5%近くを保つ。水産は愛知の新工場が稼働し、低魚粉・無魚粉の飼料が主流になって、数量が1割強増える。利益率は6%台に乗る。

食品の鶏卵は新工場の償却を吸収して黒字が定着する。会社全体の営業利益は130億円台に乗り、ROEは9〜10%で資本コストを超える。

調達と工場の統合で同業との差がつき、再編でも主導権を握る。ただし、飼料が商品である点は変わらない。原料相場が急変しても、価格を通す力がある前提だ。

配当は累進で増え、自社株買いも加わる。会社が掲げる資本効率の目標を、利益の実力が追い越す10年になる。

  • 畜産飼料:数量 353(畜産飼料の販売数量(万トン))× 価格 8.25(1トンあたり販売単価(万円))→ 売上 2,908 億円・営業利益 145 億円。シェアを守り採算も維持
  • 水産飼料:数量 11.5(水産飼料の販売数量(万トン・推定))× 価格 33(1トンあたり販売単価(万円・推定))→ 売上 383 億円・営業利益 25 億円。低魚粉飼料で取り込む
  • 食品(食肉・鶏卵):数量 10.8(食肉・鶏卵の取扱量(万トン・推定))× 価格 60(1トンあたり平均単価(万円・推定))→ 売上 648 億円・営業利益 13 億円。鶏卵が収益化

倍率:事業の純利益 104 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.9% が k 7.80% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.0 倍。全体の PER 15.04 倍、時価総額 1,564 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:畜産の4%台後半の利益率が守られ、水産の新工場と低魚粉飼料が計画どおり立ち上がり、食品も黒字に乗る、という連続の成功が要る。実現すれば強いが、商品の加工業で複数が同時にうまくいく確度は高くない。

やや楽観 20% 畜産の採算が高止まりし、水産・食品が少し伸びる10年 利益 87 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 3,454 円1,322 億円

畜産飼料は、数量が約5%減る。そのかわり利益率を4.6%に保つ。銘柄の絞り込みと価格改定の徹底が続く。水産は新工場の効果が出て数量が7%伸び、利益率も5%台後半になる。食品は黒字が定着するが薄利のままだ。

会社全体の営業利益は110億円台となり、純利益は90億円近くまで伸びる。配当は累進で増え、自社株買いも小さく入る。

ROEは8%台前半で、資本コストをわずかに超える。ただし堀が厚いわけではなく、同業の値下げで崩れる余地は残る。

鍵になるのは、競合の出方である。全農系や日清丸紅飼料が数量を取りにこない限り、この筋書きは成り立つ。会社が掲げる数量を落としても採算を取る路線を、取引先が受け入れ続けるかが分かれ目だ。

  • 畜産飼料:数量 345(畜産飼料の販売数量(万トン))× 価格 8.25(1トンあたり販売単価(万円))→ 売上 2,848 億円・営業利益 131 億円。採算重視が続く
  • 水産飼料:数量 10.7(水産飼料の販売数量(万トン・推定))× 価格 33(1トンあたり販売単価(万円・推定))→ 売上 356 億円・営業利益 20 億円。新工場が効く
  • 食品(食肉・鶏卵):数量 10.3(食肉・鶏卵の取扱量(万トン・推定))× 価格 60(1トンあたり平均単価(万円・推定))→ 売上 620 億円・営業利益 10 億円。黒字が定着

倍率:事業の純利益 87 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.6% が k 7.80% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍。全体の PER 14.25 倍、時価総額 1,240 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期計画の延長で、畜産の利益率4%台半ばが続き、水産と食品が少し伸びる姿。ただし、同業が黙っていない点で、中立より確率を低くした。

中立 36% 数量は縮み、利益率は山から戻る、成熟した飼料加工業の10年 利益 70 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 2,551 円976 億円

10年後も、フィード・ワンは国内2位の飼料メーカーである。ただ畜産の飼養頭数が減り、販売数量は今より1割弱少ない。売値は物価並みに上がるので、売上は4,000億円近くになる。

問題は利益率だ。畜産飼料は4%強まで戻る。採算重視の効果は残るが、同業の競争で山の水準は保てない。水産は5%、食品は1%強で、会社全体の営業利益は90億円前後と、今とほぼ同じ規模にとどまる。物価で名目が増える分を、利益率の戻りと数量減が打ち消す。

配当は累進を守り、自己資本は1,000億円近くまで積み上がる。ROEは7%台前半と、資本コストに届かない。再編があっても、薄利の構造は変わらない。

  • 畜産飼料:数量 334(畜産飼料の販売数量(万トン))× 価格 8.25(1トンあたり販売単価(万円))→ 売上 2,758 億円・営業利益 116 億円。頭数減で数量は1割弱減る
  • 水産飼料:数量 10.0(水産飼料の販売数量(万トン・推定))× 価格 33(1トンあたり販売単価(万円・推定))→ 売上 333 億円・営業利益 17 億円。横ばい
  • 食品(食肉・鶏卵):数量 9.8(食肉・鶏卵の取扱量(万トン・推定))× 価格 60(1トンあたり平均単価(万円・推定))→ 売上 592 億円・営業利益 7 億円。薄利のまま

倍率:事業の純利益 70 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.80% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.1 倍。全体の PER 13.09 倍、時価総額 916 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界ノートの中心の見通し(国内需要は緩やかに縮み、原料の上下は数か月遅れで転嫁する)と、直近の山の利益率が平常に向かうという見方を重ねた中心の筋書き。同業の中立と物差しを合わせた。

やや悲観 26% 競争で利ざやが縮み、水産の新工場が重荷になる10年 利益 30 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 855 円327 億円

畜産の離農が加速し、飼料の数量は15%減る。全農系と日清丸紅飼料が価格で取りにきて、売値は物価ほど上がらない。畜産の利益率は3%に落ちる。

水産は魚粉高で養殖業者の廃業が続き、数量は1割近く減る。新工場の稼働率が上がらず、減価償却が利益を削る。食品は鶏卵の相場次第で、赤字すれすれが続く。

会社全体の営業利益は40億円強となり、純利益は30億円ほどに落ちる。配当は累進を保つのが苦しくなり、増配は止まる。自己資本はためた利益で積み上がるが、稼ぐ力は細る。

再編は進むが、薄利の構造を変えるほどの効果は出ない。三井物産との調達連携も、相場の急変を和らげる程度にとどまる。市場は、利益が山を越えたと確認するまで、会社の資本効率の改善を評価しない。

  • 畜産飼料:数量 309(畜産飼料の販売数量(万トン))× 価格 8.00(1トンあたり販売単価(万円))→ 売上 2,472 億円・営業利益 74 億円。数量が減り競争で利ざやが縮む
  • 水産飼料:数量 9.2(水産飼料の販売数量(万トン・推定))× 価格 32(1トンあたり販売単価(万円・推定))→ 売上 293 億円・営業利益 10 億円。魚粉高と養殖業者の廃業
  • 食品(食肉・鶏卵):数量 9.4(食肉・鶏卵の取扱量(万トン・推定))× 価格 59(1トンあたり平均単価(万円・推定))→ 売上 547 億円・営業利益 3 億円。相場次第で赤字すれすれ

倍率:ROE約3.3%がk7.8%以下なので、PERの上限は1÷k(12.05倍)。稼ぐ力(純利益÷k)の約7割(8.5倍)に置いた。薄利が続き、資本の稼ぎがkに遠いため、上限の7割にとどめた。

確率:同業の値下げ攻勢と酪農・畜産の離農が重なり、利益率が2〜3%台へ戻る姿。水産では魚粉高で養殖業者が減り、新工場の稼働率が上がらない。業界の弱めのレンジで、やや楽観より確率を高くした。

悲観 10% 価格競争に巻き込まれ、新工場が重荷になる構造的な負けの10年 利益 −45 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 564 円216 億円

畜産の数量は25%減る。大口の農家が全農系や商社系との価格競争を迫り、売値の上昇は物価に届かない。利益率は1.5%まで落ちる。

水産は新工場が稼働不足で、数量・単価の両方が落ちる。食品は鶏卵の新工場の償却が重く、赤字になる。工場の減損も出る。

会社全体の営業利益は赤字となり、配当は大きく減り、10年の還元は数十億円にとどまる。足りない分は遊休資産の売却で賄う。再編の流れでは、買われる側に回る可能性が高く、事業価値は売れる資産の水準まで下がる。

水産の新工場の稼働不足と鶏卵の新工場は、減損の対象になる。自己資本は一時的に減り、資本政策は借入の返済と投資の凍結に傾く。残るのは、全国の工場網と畜産農家との取引という、売れる資産である。

  • 畜産飼料:数量 273(畜産飼料の販売数量(万トン))× 価格 7.69(1トンあたり販売単価(万円))→ 売上 2,097 億円・営業利益 32 億円。価格競争に巻き込まれる
  • 水産飼料:数量 8.0(水産飼料の販売数量(万トン・推定))× 価格 30(1トンあたり販売単価(万円・推定))→ 売上 239 億円・営業利益 2 億円。新工場が稼働率不足
  • 食品(食肉・鶏卵):数量 8.4(食肉・鶏卵の取扱量(万トン・推定))× 価格 54(1トンあたり平均単価(万円・推定))→ 売上 454 億円・営業利益 −2 億円。赤字

倍率:赤字のため、PBRで置く。構造的な負けで、床は売れる資産の税後(約240億円)。今の自己資本617億円に0.35を掛けた約216億円で、床を下回る。

確率:同業の価格競争に巻き込まれ、畜産の数量が大きく減り、水産・鶏卵の新工場が稼働不足で減損になる、という重なり。商品の加工業は規模で負けると後退しやすいため、低くはない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

畜産飼料

牛・豚・鶏向けの配合飼料の製造・販売。国内の販売数量でJA全農に次ぐ約15%の第2位、民間企業では首位。全社売上の約77%、セグメント利益の大半を稼ぐ主力。

数量畜産飼料の販売数量(万トン)価格1トンあたり販売単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 364 6.16 2,237 102
10 年後 中立 334 8.25 2,758 116

取り方:販売数量は会社開示の363.5万トン(2026/03期)。売上2,237億円をその数量で割った6.16万円/トンが単価。セグメント利益102.4億円は開示値で、利益率は4.6%と過去の山。国内の配合飼料は約2,400万トン前後で横ばいが続き、同社は約15%を占める。数量は実質で、国内の飼養頭数が緩やかに減るため中立は10年0.92倍(市場は年0.5%減、採算重視の販売で一部のシェアを手放す分を加味)。単価は名目で、とうもろこし・大豆かす・運賃・人件費が物価並みに上がるとして中立は10年1.34倍。売値は3か月ごとの改定で原料の上下を遅れて転嫁する。

水産飼料

ブリ・マダイなどの養殖魚向けの配合飼料。国内の販売数量シェアは約18%で第2位。愛知県豊川市に新工場を建設中。

数量水産飼料の販売数量(万トン・推定)価格1トンあたり販売単価(万円・推定)売上営業利益
今 2026/03 10.0 25 249 14
10 年後 中立 10.0 33 333 17

取り方:売上248.6億円とセグメント利益14.3億円は開示値。販売数量は開示が見当たらないため、国内の養殖用配合飼料の需要(約55万トンと推定)に同社のシェア約18%を掛けて約10万トンと置き、売上をその数量で割った24.9万円/トンを単価とした(推定)。魚粉の高騰を価格に通す力はあるが、餌代は養殖の経費の約8割で、これ以上は通しにくい。数量は実質で、国の養殖目標は伸びを描くが実績は届かず、中立は10年1.0倍。低魚粉・無魚粉の製品で取り込めればシェアが上がる。単価は名目で中立1.34倍。

食品(食肉・鶏卵)

豚枝肉の販売と鶏卵の生産・販売。飼料事業の顧客との結びつきを生かす川下の事業で、利益は薄い。

数量食肉・鶏卵の取扱量(万トン・推定)価格1トンあたり平均単価(万円・推定)売上営業利益
今 2026/03 9.4 45 421 2
10 年後 中立 9.8 60 592 7

取り方:売上420.5億円とセグメント利益1.6億円は開示値。食肉と鶏卵の数量内訳は開示が見当たらない。豚枝肉が1トン約60万円、鶏卵が約30万円という卸売価格の水準から平均単価を約45万円と置き、取扱量を約9.4万トンと推定した。数量は実質で、鶏卵の新工場が立ち上がる分、中立は10年1.05倍。単価は名目で中立1.34倍(相場は上下するが10年では物価並み)。利益率は0.4%と薄く、会社は27/03期に3億円を見込む。

リスクと懸念

原料相場の急変と転嫁の遅れ

とうもろこしや魚粉が急騰すると、3か月ごとの改定では転嫁が間に合わない。2023年3月期は営業利益が14億円まで落ちた。飼料安定基金で緩和はされるが、利ざやが数分の1になる年は10年に一度では済まない。

国内の飼養頭数の減少

酪農・肉用牛・養豚の離農が続けば、飼料の需要そのものが縮む。国内の配合飼料は約2,400万トンで横ばいだが、頭数の減少は止まらず、会社の数量は10年で1割弱減ると置いた。数量が落ちれば工場の稼働率も下がる。

今の利益率は山にある

畜産飼料のセグメント利益率は4.6%と過去最高で、会社全体でも2.8%。同業が値下げで取り返しにくれば、この水準は保てない。直近の増益は、採算の悪い取引を切った効果も含み、数量を落としながらの利益だ。

水産の新工場と魚粉高

水産飼料は魚粉が主原料で、高値で養殖業者の採算が悪化している。そこに168億円の新工場が加わり、稼働率が上がらなければ減価償却が利益を削る。水産飼料のROICは新工場の建設仮勘定で6.6%に下がっている。

食品事業の収益性

食肉と鶏卵を扱う食品事業は、売上が約420億円あるのに利益は1.6億円。鶏卵は相場高と新工場の償却で減益だった。この事業が飼料の販売を支える効果はあるが、単独の利益が伸びない限り、資本を食う側に回る。

大口顧客と大株主の存在

畜産の大規模化で、大口の農家と全農系が競わせる力を強める。筆頭株主の三井物産は議決権の約25.6%を持つ。持分を整理する場合は、市場への売り圧力が出るうえ、調達の連携の形も変わりうる。

今後の分かれ目

とうもろこしや魚粉の相場が急騰したら
転嫁が遅れて利益率が薄くなる。やや悲観の筋書きに重みを移す。
畜産飼料の利益率が4%台を保ったまま数量も維持できたら
採算改善が構造的だったと判断し、やや楽観・楽観の確率を上げる。
水産の新工場が計画どおり稼働し、無魚粉飼料と昆虫たんぱくの販売が伸びたら
水産の利益率が6%台で定着し、楽観側に寄せる。
同業の統合や工場の再編が進んだら
稼働率と調達コストが改善し、利益率が上がる。ただし統合の費用と減損の可能性も見る。
全農系や日清丸紅飼料が値下げ攻勢に出たら
畜産飼料の利益率が3%台に戻り、悲観側に重みを移す。
三井物産が持株を大きく動かしたら
調達や経営への影響を見直す。買い増しなら再編の可能性、売却なら需給の悪化。

見ておくもの

  • 四半期ごとの畜産飼料の販売数量とセグメント利益率
  • とうもろこし・魚粉の輸入価格と3か月ごとの改定の幅
  • 水産新工場(愛知県)の稼働時期と稼働率
  • 代用乳の設備(苫小牧)と昆虫たんぱく・無魚粉飼料の販売数量
  • 鶏卵・食肉の収益性(食品事業の利益)
  • 累進配当・自己資本に対する配当率3%の維持と自社株買い
  • 三井物産の持株比率の変化

倍率と資本コストの決め方

畜産飼料・水産飼料・食品の3セグメントを、数量(実質)と単価(名目、物価並み)に分けて10年先を積んだ。畜産は数量0.92倍、利益率4.2%で、2026年3月期の4.6%から過去10年の平常に向けて少し戻した。倍率は式から決めた。中立のROEは約7.4%でk7.8%に届かないため、PERの上限は1÷k(12.05倍)で、利益の質が薄い(原料相場に連動する商品・利益率が薄い)ことから約8割の9.9倍に置いた。楽観側はROEがkを超えるが、残る割合を1/2とし、上限の9割台に置いた。悲観は稼ぐ力ではなく売れる資産の床で置き、今の自己資本に掛けた。借金は純有利子負債135億円と軽く、純現金ではないので余った現金は立てていない。自己資本は今の617億円に純利益を足し還元を引いて流した。会社は自らPER15倍を掲げるが、倍率の根拠にはしていない。今の値段に合わせる調整はしていない。工場は自社保有が中心でリース会計基準の影響は小さいが、2028年3月期以降の開示は形が変わるので、今と同じ形(家賃を費用に入れた形)で置いた。資本コストは、同業の中部飼料と循環の物差しをそろえ、quality を+0.3%から+0.8%に直した。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityを足して8.3%。事業は傾いていないので上乗せはない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.30% → 7.80%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. フィード・ワン 2026年3月期 通期決算説明会(ログミーファイナンス)
  2. フィード・ワン 2026年3月期 セグメント別業績(財経新聞)
  3. フィード・ワン Research Memo(フィスコ)

分析日 2026-10-16