株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ダイショー 2816

鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)604 円58 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,401 円135 億円差 −56.9%
10 年後から見ると 割高 価値 604 円58 億円 · 差 −56.9% · 期待の年率 −2.2%
期待の年率リターン(10 年)−2.2%資本コスト比 −9.9 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ダイショーは、鍋スープ、焼肉のたれ、味塩こしょうなどの調味料を作る専業メーカーだ。小売向けの家庭用に加え、外食・中食向けの業務用も扱う。売上は275億円、営業利益は7億円と、利益率は2.5%と薄い。

筆者の結論は「割高」だ。理由は、資産の厚みと稼ぐ力の落差にある。自己資本は約100億円だが、ROE は4〜5%で資本コストに届かない。そうした会社の価値は、帳簿の自己資本より小さい。

事業は堅実で、売上は10年で275億円まで伸び、2026年3月期も営業利益は微増した。ただ、原料高の転嫁が遅れる年は利益が大きく削られ、第4四半期は営業赤字だった。株主優待と配当を続けているが、成長の道筋は見えにくい。

時価総額は約135億円。大手のように広告で売る力はなく、味の専業メーカーとして手堅く棚を守る会社だと筆者は見る。守りが堅いことと、株主の取り分が増えることは別の話だ。

2027年3月期の計画は営業利益7億円と、今期並みにとどまる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、ダイショーは「手堅いが、資本効率が低い会社」だ。調味料は10年後も売れ、鍋スープは日本の冬の食卓に根づく。しかし、そのために必要な設備投資と原料の値動きが、株主に残る利益を細らせる。

自己資本約100億円に対して純利益が4〜5億円。ROE は資本コストに届かず、ためた利益が額面どおりの価値を持たない。オーナー利益(成長の投資を引いた株主のもの)は、増設や更新の投資を引くと、純利益よりやや小さい。

経営は堅実で、無理な買収も借金もない。ただ、資本の使い方を変える具体策は見えない。安全域は、悲観の筋書きでも自己資本の3割が残る点だが、今の値段はその資産の厚みを買いかぶっていると筆者は見る。

言い換えると、堅実な経営は評価できるが、10年先の株主の取り分を大きく増やす材料は乏しい。

何で稼ぐ会社か

主力は鍋スープと焼肉のたれで、冬に売上が集中する。ほかに粉末調味料や味塩こしょう、ごまだれ、業務用の調合調味料がある。創業は1966年。もともと焼肉のたれから始まった会社で、「おいしさで・しあわせをつくる」を理念にする。

事業区分は単一で、小売向けの家庭用と、外食・中食向けの業務用の両方で販売する。国内の売上が9割を超える。製造は茨城県小美玉市の関東工場が中心で、鍋スープの設備は15年を経て老朽化したため、製造棟の増設を決め、2025年8月に稼働した。

収益の特徴は、冬の気温と原料高に左右されることだ。直近の2026年3月期は、第4四半期に営業損失が出た。2027年3月期の計画では、営業利益7億円、売上285億円。第1四半期は経常黒字に戻った。

売上の波は、冬の気温と原料価格、それに外食の動向で決まる。業務用は、外食チェーンやコンビニ、惣菜工場向けにたれやスープの原液を供給し、顧客の味を安定して再現する役割を担う。家庭用では、鍋スープの季節商品を毎年入れ替え、新しい味で棚を確保する。

従業員は少数で、工場は設備の稼働率が利益を左右する。

優良さと弱いところ

堀は、鍋スープのブランドと、焼肉のたれで蓄積した調合の技術にある。冬の定番として家庭に浸透し、売り場の棚を確保している。業務用では、味の再現性と安定供給が信頼の源だ。ただし、大手のミツカン、エバラ食品、味の素などが同じ市場で競い、価格を自分で決める力は強くない。

弱みは3つある。ひとつは規模が小さいこと。ふたつめは、冬に利益が集中し、天候に左右されること。みっつめは、原料高の転嫁が遅れる点だ。営業利益率は過去10年で2.1〜3.8%と低い水準で動いている。

財務は堅い。自己資本比率は49%、営業利益は支払利息の11倍ある。純負債は24億円で、増設の投資を借入で賄ったためだ。経営は堅実で、配当と優待を続けているが、資本効率を高める姿勢は見えにくい。

経営は堅実で、過去10年で営業赤字の年はない。他方、成長のための大きな投資や買収は少なく、利益率の改善も緩やかだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

調味料・加工食品の国内市場は成熟している。人口減で食べる量は年0〜1%縮み、家庭の消費は簡便な調味料と、鍋や焼肉など「手軽な食卓」への需要が下支えする。鍋スープは、冬の定番商品として市場が育ち、外食の鍋需要とも連動する。

競合は大手のミツカン、エバラ食品、味の素、キッコーマンで、広告と販売力で優位に立つ。ダイショーはその隙間で、焼肉のたれと鍋スープに絞って棚を確保している。PBの調味料も増え、価格競争が続く。

原料(食塩・糖類・食用油・香辛料・大豆)は為替と市況で動き、2026年に入って値上げが相次いだ。値上げは受け入れられやすいが、頻度が増えれば量が逃げる。

業務用は外食の人手不足を背景に、調理済み調味料の需要が増える追い風を受ける。

物流費と人件費の上昇も重い。鍋スープは冬の需要が中心で、トラック運転手不足が配送の費用を押し上げる。

国内の食品メーカーは、値上げのたびに量を減らす「実質値上げ」を使うが、これも頻度が増えれば小売の反発を招く。

海外の日本食ブームは焼肉のたれの輸出を後押しするが、売上の9割超は国内だ。

資本政策と M&A

還元は配当と優待が中心だ。2026年3月期の年間配当は前期から引き上げられ、2027年3月期も同水準を維持する見通しで、純利益に対する配当の比率は4〜5割。自社株買いは大きくない。

株主優待は、100株以上で自社製品の詰め合わせ(調味料・たれ)が年2回、権利確定は3月末と9月末。保有株数に応じて額が増える。株主数と費用は開示を確認できなかったため、株主数を6,000〜7,000人、1人あたり年の原価を千円強と置くと、費用は年0.9億円と推定される。10年の還元に、中立で9億円を足した。

資金は関東工場の増設で借入が増えた。政策保有株や不動産の含み益は確認できず、余った現金はない(純負債)。TOBの可能性は試算で10年以内に16%だが、親会社や支配株主は見当たらず、小さな会社で、買い手が付くかは読みにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

鍋スープは日本の冬の定番になり、年々、家庭の消費が積み上がっている。焼肉のたれも根強い。関東工場の増設で生産能力と効率が上がり、売上は285億円の計画に向けて伸びる。

営業利益率は2.5%と低いが、過去の山の3.8%に戻れば、営業利益は今の5割増になる。原料高の影響は、値上げで徐々に吸収できる。2027年3月期の第1四半期は経常黒字に戻り、回復の兆しも出ている。

財務は堅く、配当と優待で株主に報いている。外食の人手不足で業務用の調理済み調味料の需要は増え、成長の余地は残る。

小さな専業メーカーは、大手が採算に合わず手を出さない分野で強い。ダイショーの焼肉のたれは、味の違いで固定客を持つ。業務用の顧客との取引は長く、切り替えのコストも高い。

配当を増やしながら財務の健全さを保てる点は、小さな会社としては珍しい。10年で営業利益が3割増えれば、株価の見通しは変わる。

何より、無理をしない経営だ。

慎重な見方

売上は10年で100億円近く伸びたが、営業利益はほぼ横ばいで、増収が利益に結びついていない。原料と物流費の上昇に値上げが追いつかず、第4四半期は営業赤字になった。冬に利益が集中する構造は、暖冬の年に大きな痛手になる。

大手のミツカンやエバラ食品、味の素が鍋スープで競い、広告力で劣るダイショーの棚は守りにくい。PBの調味料が増え、値上げは通りにくい。

さらに増設投資で借入が増え、償却と利払いの負担が重い。資本効率は資本コストに届かず、利益を積み上げても株主の取り分は増えない。成長の道筋が見えない会社に、今の値段は高すぎる。

鍋スープは季節の商品で、毎年新しい味を出し続けなければならず、開発費と広告費がかさむ。大手に比べ資金の余裕は小さい。

株主優待は年0.9億円ほどかかり、利益が細い会社にはその分の負担が重い。優待をやめれば人気が落ちる一方、続ければ利益が削られる。

結局、ためた資産は稼ぎに変わっていない。

どちらに重みを置いたか

事業の堅実さは強気の見方が正しいが、利益率の薄さと資本効率の低さは慎重な見方が勝る。そこで確率は中立38%、やや悲観25%、悲観10%と悲観側を厚くした。割高の根拠は、資産の厚みでなく、ROE が資本コストに届かない点にある。

事業の堅実さが価値を支えるのは悲観の下限までで、上に伸びる力は小さい。

だから確率は中立を軸にし、極端な筋書きには寄せなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 789 円76 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 333 円32 億円)。 今の値に割り戻すと 604 円58 億円、今との差 −56.9%、 期待の年率 −2.2%(資本コスト 7.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,497 円145 億円 445 円43 億円 +38.6% +3.3% 136 円13 億円
やや楽観 20% 1,123 円108 億円 383 円37 億円 +7.5% +0.7% 301 円29 億円
中立 38% 895 円86 億円 352 円34 億円 −11.0% −1.2% 474 円46 億円
やや悲観 25% 354 円34 億円 298 円29 億円 −53.4% −7.4% 163 円16 億円
悲観 10% 314 円30 億円 171 円17 億円 −65.4% −10.1% 48 円5 億円
加重平均100% 789 円76 億円333 円32 億円 −19.9% −2.2% 1,123 円108 億円

今の株価時価総額 1,401 円135 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 楽観:鍋スープが定番になり、業務用も伸びる 利益 11 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,497 円145 億円

鍋スープの需要が冬だけでなく春秋にも広がり、焼肉のたれと合わせて、販売量は10年で5%増える。2025年8月に稼働した関東工場の増設棟が数量を支え、設備の償却を吸収する。

値上げは物価を上回って通り、営業利益率は4%台まで上がる。業務用(外食・中食向けのたれ・スープ)も人手不足を背景に調理済み調味料の需要が増える。配当は増え、優待も続く。

関東工場の稼働率が高く、償却を吸収して利益率が上がる。資本効率は改善するが、資本コストを超える水準には届かない。

東アジアなど海外への焼肉のたれの輸出が小さく積み上がり、国内の数量減を補う。値上げ後も顧客が離れない点が、この筋書きの前提だ。

  • 食品事業(調味料):数量 71,400(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 404 億円・営業利益 17 億円。食品事業 71,400 トン × 1 トン 56.6 万円(物価を上回る値上げ)、営業利益率 4.2%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.4% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 144 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:鍋スープが家庭の通年商品になり、値上げも物価を上回って通る筋書き。国内の数量は縮む構造で、確率は1割に届かない。

やや楽観 20% やや楽観:値上げが定着し、利益率は3%台半ば 利益 8 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,123 円108 億円

数量は横ばいを保ち、値上げが物価並みに通る。関東工場の増設で生産効率が上がり、営業利益率は3.5%まで戻る。2027年3月期の計画(営業利益7億円)を大きく上回る回復ではなく、過去の山にほぼ並ぶ水準だ。

鍋スープは冬の気温に左右されるが、焼肉のたれと粉末調味料が通年の下支えになる。配当は小幅に増え、優待も続く。

業務用の売上が小さく積み上がり、家庭用の季節商品の入れ替えも順調に進む。自己資本は140億円台に増える。

原料高の局面が一巡し、仕入価格が落ち着くことも利益率を押し上げる。

配当は小幅に増える。

  • 食品事業(調味料):数量 68,000(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 377 億円・営業利益 13 億円。食品事業 68,000 トン × 1 トン 55.4 万円、営業利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.0% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 108 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:原料高を値上げで吸収し、利益率が過去の山(3.6〜3.8%)に近づく筋書き。

中立 38% 中立:数量は微減、利益率は3%で落ち着く 利益 7 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 895 円86 億円

営業利益率は3%前後で、過去10年の平均(2.8%)に近い。数量は人口減で3%縮むが、鍋スープと焼肉のたれの新商品がそれを補い、物価並みの値上げ(1.34倍)が通る。

既存の設備は取得時の値段のまま償却され、関東工場の増設分(2025年8月稼働)の償却が10年かけて加わる。更新の投資は建築費の上昇で膨らみ、償却を超える分は現金が出る。原料(食塩・糖類・食用油・香辛料)の値上がりは、値上げが遅れて利益を削る。

配当は純利益の4〜5割を保ち、優待は続く。自己資本は130億円台に増える。

株主優待は年0.9億円ほどで続き、還元に小さく足した。優待の費用は原価に含まれて利益を既に下げている。

  • 食品事業(調味料):数量 65,960(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 357 億円・営業利益 11 億円。食品事業 65,960 トン × 1 トン 54.2 万円(物価 1.34 倍)、営業利益率 3%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.0% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 86 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去10年の営業利益率の中央値(約2.5〜3%)に近い普通の筋書き。必需品の調味料で、数量は微減、値上げで金額を保つ。

やや悲観 25% やや悲観:原料高と小売の値下げ圧力で利益率が2%台 利益 4 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 354 円34 億円

原料と物流費の上昇を、小売との交渉が遅れて値上げに反映できず、利益率は2%台に落ちる。数量は10%縮み、PBが鍋スープの棚を取る。値上げは物価に届かない。

工場の増設で償却と人件費が重く、営業利益は7億円を割り込む。配当は維持するが、優待は縮小する。

関東工場の償却と人件費が重く、設備の更新は建築費の上昇で膨らむ。借入が増えれば利払いが3.5%で積み上がる。

暖冬の年が続けば、鍋スープの在庫が重くなり、廃棄損も出る。

配当は維持を優先するが、自己資本の積み上がりは遅い。優待も縮小し、株主の取り分は細る。

  • 食品事業(調味料):数量 61,200(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 317 億円・営業利益 7 億円。食品事業 61,200 トン × 1 トン 51.8 万円、営業利益率 2.2%

倍率:ROE 約3%で k 7.75%を大きく下回る。上限 1÷k=13.3 倍より低く、中立(10.5 倍)より下げて 9 倍に置いた。

確率:原料高の転嫁が遅れ、PB(スーパーの自社ブランド)に棚を奪われる筋書き。

悲観 10% 悲観:鍋スープが他社に押され、赤字に近づく 利益 0 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 314 円30 億円

大手食品会社(ミツカン、味の素など)が鍋スープで広告と販売力を強め、ダイショーの棚が縮む。数量は25%減り、値上げは通らない。新設した関東工場の稼働率が下がり、償却と固定費が重くのしかかる。

営業利益はほぼゼロ。設備の減損が出る。配当は削られ、優待は廃止される。価値は稼ぐ力でなく、土地・工場・在庫など売れる資産に頼る。

関東工場の稼働率が低下して減損が出る。自己資本は減るが、無理な借金はないので、倒産に近づく心配は小さい。

鍋スープの棚を失った穴は、業務用の拡大では埋まらない。

株価は純資産を下回ったまま、買い手が付かない状態が続く。

  • 食品事業(調味料):数量 51,000(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.00(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 237 億円・営業利益 1 億円。食品事業 51,000 トン × 1 トン 46.5 万円、営業利益率 0.5%

倍率:稼ぐ力がほぼ無いので、床は今の自己資本 101 億円に掛ける。工場・土地・在庫の売却価値を簿価の約 3 割として 0.3 倍。中立の PBR(約 0.55 倍)より低い。EV(時価総額+純負債 24 億円)÷営業利益は約 45 倍と高く出るが、これは赤字に近い筋書きの利益がほぼ無いためで、床の資産で測っている。

確率:大手食品会社の鍋スープに押され、数量が構造的に縮む筋書き。確率は1割とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

食品事業(調味料)

鍋スープ、焼肉のたれ、粉末調味料、味塩こしょう、業務用の調合調味料の製造販売。単一セグメント。

数量年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定)価格1トンあたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 68,000 0.00 275 7
10 年後 中立 65,960 0.01 357 11

取り方:売上274.9億円を、1トンあたり約40万円の平均単価で割って約6.8万トンと置いた推定。開示された数量ではない。事業区分は単一で、家庭用と業務用の内訳は開示を確認できなかった。営業利益6.8億円は決算短信の値。

リスクと懸念

原料高の転嫁の遅れ

食塩・糖類・食用油・香辛料の上昇に、値上げが遅れて追いつく。第4四半期は営業赤字だった。

冬と天候への依存

鍋スープは冬に売上が集中する。暖冬の年は、数量が落ちて利益が大きく削られる。

大手との競争

ミツカンやエバラ食品などが広告と販売力で優位に立つ。PBも増え、棚の確保と値段の決定が難しくなる。

増設投資の回収

関東工場の増設は借入で賄った。稼働率が上がらなければ、償却と利払いが利益を圧迫する。

資本効率の低さ

自己資本約100億円に対し純利益4〜5億円。ROE が資本コストに届かない構造が続く。

今後の分かれ目

営業利益率が3.5%を超え、原料高を値上げで吸収できたら
やや楽観の筋書きに確率を寄せてよい。ただし資本効率は資本コストに届きにくい。
暖冬や原料の急騰で営業損失が続いたら
やや悲観・悲観の確率を上げる。
鍋スープで大手が値下げや販促を強めたら
棚の縮小が数量に出る。悲観の確率を上げる。
自社株買いの拡大や配当性向の引き上げが発表されたら
資本効率が改善する。中立の倍率を上げる材料になる。
大手食品会社による提携やTOBが発表されたら
プレミアムが付く可能性がある。ただし利益の薄い事業なので過大には見ない。

見ておくもの

  • 営業利益率(3%への戻り)
  • 関東工場の稼働率
  • 原料価格と値上げの通り
  • 配当と優待の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE が k を下回るため、上限の 1÷k(約13.3倍)の範囲で、成熟した調味料の稼ぎは k 並みとして10倍台前半に置いた。今の株価(PER 約30倍・PBR 約1.3倍)や同業の倍率は根拠にしていない。営業利益率は過去10年の中央値(2.5〜3%)の上に置き、2022年3月期の3.8%を山とした。新リース会計の影響は小さく、今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.5→12.9 倍・やや楽観 PER 11.5→12.9 倍・中立 PER 10.5→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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分析日 2026-10-20