株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ウェルネオシュガー 2117

国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,199 円720 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,800 円917 億円差 −21.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,199 円720 億円 · 差 −21.5% · 期待の年率 +3.9%
期待の年率リターン(10 年)+3.9%資本コスト比 −4.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ウェルネオシュガーは、国内の精製糖で約3割を持つ業界第2位だ。筆者の結論は「やや割高」である。理由は単純で、稼ぎの大半を占める砂糖が縮む市場の汎用品だからだ。

会社は住友商事系の日新製糖と伊藤忠製糖が2023年に統合して生まれた。2025年に東洋精糖を買い、2026年10月に吸収合併した。工場は全国5つに絞られ、統合の効果はすでに年12億円出ている。直近の営業利益率は9%台と、同社の歴史では飛び抜けて高い。

ただし、この水準は続かない公算が大きい。砂糖の需要は25年で約2割減った。値段は粗糖(精製前の原料糖)の相場に引っ張られ、2025年11月には値下げに追い込まれた。利益率は統合の効果と相場の追い風が重なった今がほぼ天井だ、と筆者は見る。

成長の期待は機能性素材(糖から作るオリゴ糖やルチンなど)にかかる。しかし、新工場の償却が重く、中計の利益目標は24億円から15億円へ引き下げられた。育つ可能性はあるが、まだ利益になっていない。

10年先を中立で置くと、営業利益は今とほぼ同じ名目額に落ち着く。物価で売上は増えるが、数量の減少と利益率の低下が打ち消すためだ。資本コストで割り引くと、確率で重みづけした価値は今の時価総額を3割弱下回る。

伊藤忠と住友商事が合わせて6割強を持つ安定株主の会社である点は、下値を支える。ただ、それは価値を上げる材料ではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「悪くはないが、安く買えない」事業だ。

まず、10年後もあるかどうか。砂糖は消えない。ただ、数量は人口と健康志向で細り、利益は原料相場と競争で上下する。強い堀、つまり他社がまねできない強みは見えない。上白糖は誰が作っても同じだからだ。

次に、オーナー利益、つまり事業を維持するのに必要な投資を引いて株主の手元に残る利益だ。砂糖工場は更新投資が重く、新しい機能性素材の工場も加わる。利益のうち、配当に回せる部分は想像より小さい。

経営の資本の使い方は、いまのところ堅実だ。統合で重複を削り、財務は堅い。ただし、食品・健康の投資が回収できるかは未知数で、中計の利益目標を下げたことが、その難しさを示している。

最後に、払う値段。統合の効果と粗糖安が重なった今の利益を、そのまま伸ばして値段を付けるのは危うい。利益が通常の水準に戻った時に、この会社の本質価値がいくらになるかを考えるべきだ。筆者の見立てでは、安全域を取るなら今の値段は高すぎる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は砂糖事業(Sugar)だ。輸入した粗糖を溶かして不純物を除き、上白糖・グラニュー糖・液糖などにして、食品メーカーや卸、家庭向けに売る。売上のおよそ8割を占め、利益はほとんどここで出る。

粗糖は海外で買う。ブラジルやタイなどの作柄、国際相場、為替が仕入れ値を動かす。ただ、日本には国産の甜菜糖・甘蔗糖を守る糖価調整制度があり、輸入糖には調整金がかかる。これで国内の砂糖の値段は、世界相場そのままには動かない。会社の開示では、粗糖相場が1セント動くと利益が約7億円、為替(円相場)が1ポイント動くと約1億円動く。

もうひとつの柱がFood & Wellness(食品・健康)だ。糖から作る機能性素材が中心で、腸内環境を整えるオリゴ糖、歯垢を抑えるサイクロデキストラン(CI)、東洋精糖から引き継いだルチンやヘスペリジンなどがある。千葉市の美浜バイオプラントで増産し、千葉県佐倉市の新工場は2027年4月に動く予定だ。このほか、関東でフィットネスジムを運営し、製剤加工のツキオカフィルム製薬も持つ。こちらの売上は2割弱にとどまる。

組織の変化も大きい。2024年10月に日新製糖と伊藤忠製糖が合併し、2025年10月に第一糖業を吸収した。2026年10月に東洋精糖を合併したことで、機能性素材の人員は30人から80人に増えた。生産は自社3工場と共同生産2工場の5拠点だ。

砂糖の稼ぐ力は、工場の集約と物流・調達の一本化で決まる。一方、食品・健康は、研究を製品に変え、売上と利益に結びつけられるかどうかで決まる。

優良さと弱いところ

砂糖の事業としての質は、中の上くらいだ。強みは規模と信用、弱みは値決め力である。

強みは3つある。ひとつは、精製糖の約3割を持つ規模だ。工場を5つに絞り、物流と調達を一本にして、統合の効果が12億円出た。ふたつ目は、伊藤忠商事(37.0%)と住友商事(24.8%)という二大商社が株主であることだ。原料の調達力と取引先の広さで、単独の製糖会社より有利だ。三つ目は財務で、自己資本比率が7割強、純有利子負債はほぼゼロ、格付けはA-である。

弱みは、砂糖が汎用品であることだ。上白糖を他社と見分ける買い手は少ない。2025年11月にはDM三井製糖が先に値下げに動き、業界全体が追随した。2026年の値上げも、燃料・資材の高騰を価格に映す形だ。値段を自分で決めているわけではない。

資本効率はまだ低い。直近のROEは8.4%だが、統合前の10年の中央値は4.5%だ。最近の改善は、統合の効果と粗糖安の追い風が大きい。筆者は、この水準が10年続くとは考えない。

ガバナンスは、二大商社が議決権の6割強を持つ形だ。経営は安定するが、市場で売買される株は4割弱しかなく、買い手がつきにくい。少数株主にとっては、親の意向で決まる局面が多い会社だ。

食品・健康の質は、まだ判断できない。中計では24億円の利益を見込んだが、15億円に切り下げた。減価償却の負担が重く、収益化が遅れている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の砂糖は、25年かけて約2割縮んだ市場だ。農林水産省の見通しでは、2025砂糖年度の分蜜糖(精製糖と国産の甜菜糖など)の消費量は173万トンで、前年より0.7%減る。人口減と健康志向が背景で、消費者が砂糖を減らす流れは当面変わらない。

需要の中身は、一人あたりの消費が減る方向と、業務用で加糖調製品や異性化糖(とうもろこし由来の甘味料)に置き換わる方向が重なっている。逆風だが、直近は訪日客の需要や加糖調製品からの切り替えで、減り方が緩やかになっている。

供給側は、再編で数が減った。2000年から工場は9つ、メーカーは9社減った。最大手のDM三井製糖は、関門製糖など3つの子会社の生産を2026年9月末で終える。ウェルネオも5工場に絞った。工場の数が減れば、一つあたりの稼働は上がる。業界の収益には追い風だ。

値段は粗糖の相場で動く。2025年11月にDM三井製糖が7年ぶりに約3%値下げし、ウェルネオも追随した。その後、中東情勢で燃料・資材が上がり、2026年8月にDM三井製糖が3%以上、ウェルネオも6月に3〜5%の値上げに動いた。値下げが続く時期も、値上げが続く時期もありうる市場だ。

競争は、DM三井製糖(最大手)、ウェルネオ、塩水港精糖が精製糖を分け合い、国産の甜菜糖が別に4割近くを占める。糖価調整制度は、国産糖を守りながら輸入糖に調整金をかけるしくみで、見直しがあれば業界の利益構造が変わる。

機能性素材は、同社の推計で市場が約2,500億円と小さい。参入の余地はあるが、大手の食品素材メーカーも多く、勝てる分野は限られる。

資本政策と M&A

資本政策は、安定配当型だ。方針は「連結配当性向60%、または親会社持分に対する配当率3%の、大きいほう」である。2026年3月期は配当性向がほぼ6割だった。自社株買いや政策保有株の売却は、説明会で語られていない。

投資は成長投資に向かう。4年間の累計で270億〜420億円を見込み、営業キャッシュフローは毎年100億円前後だ。足りない分は借入で賄い、格付けA-の信用力を使って資本コストを下げる方針だ。純有利子負債がほぼゼロの今は、借入余力が十分ある。

M&Aは過去に、東洋精糖をTOBで約113億円で買い、丸紅が持つ39.26%を取得した形だ。同業を買って工場を集約する型は、成功した。一方、中計が目指す機能性素材のM&Aは、具体的な案件が進んでいない。買収で価値を壊した過去はないが、新分野での大型買収は初めてになる。ここは注意して見たい。

再編の観点では、二大商社が議決権の6割強を持つため、TOBによる非上場化の可能性は否定できない。ただ、両社が出資を続ける動機は、原料調達と販売の安定にある。短期の動きとして織り込む根拠はない。

株主優待は、100株以上で1,000〜2千円相当の自社製品。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約2万人(自社商品の原価と送料)から年3億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

砂糖は縮む市場だが、勝ち残る側に回れば儲かる。ウェルネオはその側にいる。

工場は9つ減り、メーカーは9社減った。DM三井製糖も関門製糖を止める。残った会社の稼働は上がり、工場あたりの利益が増える。ウェルネオは5工場に絞り、統合の効果はすでに12億円出た。目標の15億円を超え、中計の最終年度にSugarの営業利益は99億円まで上がる計画だ。

値段の面でも風向きは悪くない。物価が年3%で上がる世界では、砂糖の値上げは受け入れられやすい。2026年の3〜5%の値上げは、その典型だ。国産糖を守る糖価調整制度があるため、砂糖の国内価格は世界相場の急落にさらされにくい。

もうひとつの柱が機能性素材だ。千葉の美浜バイオプラントでCIの生産能力が約10倍になり、佐倉の新工場はルチンとヘスペリジンの生産を2〜3倍にする。CIは歯垢を抑える表示の届出が受理され、菓子や歯磨き粉に使われる道が開けた。機能性食品素材の市場は約2,500億円ある。ここで売上が数倍になれば、償却が重い今の赤字同然の利益が一気に伸びる。

財務は純有利子負債がほぼゼロで、A-の格付けがある。成長投資に借入を使う余力は十分だ。同業の買収で工場を集約する型を、機能性素材の買収でも再現できれば、利益の質が変わる。

慎重な見方

利益が高いのは今だけだ。砂糖は縮み、値段は市場が決める。

直近の営業利益率9%台は、同社の歴史で突出している。統合前の10年は、おおむね4〜6%台だった。今の水準を支えているのは、統合の効果12億円と、粗糖安による仕入れ値の低下だ。2025年11月に業界が値下げしたのが、その裏返しである。粗糖は1セント動くだけで利益が約7億円動く。相場が上がれば、価格に通すまでの時間差で利益が削られる。

砂糖の数量は、25年で約2割減った。異性化糖や加糖調製品への置き換えも進む。需要が再び減りに転じれば、会社自身が「生産拠点の集約も必要になる」と述べている。工場を閉めるには、人員整理と減損が伴う。

機能性素材は、まだ利益になっていない。美浜の大型投資で減価償却が重く、中計の利益目標は24億円から15億円に下げられた。M&Aは具体的な案件が進んでいない。投資額は4年累計で最大420億円に及ぶ。回収できなければ、利益のほとんどを食う。

さらに、時価総額は利益の約14倍まで買われている。ROEは8.4%で、資本コストをわずかに上回るだけだ。成長が鈍る事業に、この値段を払う理由は薄い。

どちらに重みを置いたか

強い言い分は慎重な見方のほうだ。利益率が歴史的な高さにあり、市場が縮み、新事業の収益化が遅れている点は、数字で裏づけられる。強気の見方が頼る統合の効果と工場集約は本物だが、すでに今の利益に入っている。

そのため確率は、中立(36%)を中心に、やや悲観(23%)と悲観(11%)を、楽観(8%)とやや楽観(22%)より少し厚くした。悲観は、需要の減少と値下げ競争、機能性素材の投資失敗が重なる構造的な負けだ。確率は11%にとどめた。財務が堅く、二大商社の支えがあるため、倒れる筋書きではない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,795 円915 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,329 円435 億円)。 今の値に割り戻すと 2,199 円720 億円、今との差 −21.5%、 期待の年率 +3.9%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,725 円1,874 億円 1,863 円610 億円 +171.0% +10.5% 607 円199 億円
やや楽観 22% 4,059 円1,329 億円 1,604 円525 億円 +102.3% +7.3% 1,246 円408 億円
中立 36% 3,056 円1,001 億円 1,405 円460 億円 +59.3% +4.8% 1,606 円526 億円
やや悲観 23% 1,278 円418 億円 1,046 円343 億円 −17.0% −1.8% 535 円175 億円
悲観 11% 447 円146 億円 733 円240 億円 −57.9% −8.3% 130 円42 億円
加重平均100% 2,795 円915 億円1,329 円435 億円 +47.3% +3.9% 4,123 円1,350 億円

今の株価時価総額 2,800 円917 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 統合の利益が定着し、機能性素材が第二の柱に育つ10年 利益 129 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 5,725 円1,874 億円

再編が進み、国内の精製糖は大手3社で稼働を埋める体制になる。ウェルネオは5工場への集約を使い切り、Sugarの営業利益率を12%近くに保つ。物価並みの値上げが通り、砂糖の数量は10年で3%の減少にとどまる。

機能性素材では、CIの歯垢抑制、ガラクトオリゴ糖、ルチンが菓子・健康食品・化粧品に広がる。美浜と佐倉の工場が埋まり、売上は今の2倍になる。利益率は11%まで上がり、グループの第二の柱になる。

同業の買収も機能性素材の分野で成功し、のれんの負担は小さい。二大商社の支えのもと、配当は安定し、時には自社株買いも出る。ROEは10%を超え、砂糖会社から素材会社へ評価が変わる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 砂糖事業(Sugar):数量 36.4(販売量(万トン相当))× 価格 35(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 1,256 億円・営業利益 151 億円。集約と値上げで高利益率を維持
  • 食品・健康事業(Food & Wellness):数量 3.7(出荷規模(万トン相当・推定))× 価格 134(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 496 億円・営業利益 55 億円。CI・ルチンが広がる

倍率:事業の純利益 129 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.53 倍、時価総額 1,874 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:統合の利益と機能性素材の成功が同時に必要で、実現は容易でない。ただ、再編で砂糖の収益が安定する素地はあるため、5%は超える確率を置く。

やや楽観 22% 砂糖は高めの利益率を守り、機能性素材が少しずつ利益を出す10年 利益 100 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 4,059 円1,329 億円

砂糖は縮むが、集約した5工場の効率と、物価に沿った値上げで、営業利益率は11%前後を保つ。数量は10年で6%減る。業界の再編で値下げ競争が起きにくく、2025年のような値下げは一度で終わる。

機能性素材は、CIとルチンが伸び、売上は1.6倍になる。ただし参入が多く、利益率は8%にとどまる。M&Aは小さな案件が数件あるだけで、大型の買収はない。フィットネスなど不採算の事業は縮小する。

配当は利益の6割を保つ。ROEは9%前後で、資本コストを少し上回る水準で安定する。砂糖会社としては良い成績だが、飛び抜けた成長はない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 砂糖事業(Sugar):数量 35.3(販売量(万トン相当))× 価格 34(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 1,199 億円・営業利益 132 億円。高めの利益率を保つ
  • 食品・健康事業(Food & Wellness):数量 3.0(出荷規模(万トン相当・推定))× 価格 134(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 397 億円・営業利益 32 億円。伸びるが競争が激しい

倍率:事業の純利益 100 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.29 倍、時価総額 1,329 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:統合の効果は実績があり、砂糖の利益が高めに保たれる確率はそれなりにある。機能性素材の成功は部分的、という中間の筋書き。

中立 36% 砂糖は縮み、利益率は10%に落ち着く。機能性素材は小さな黒字にとどまる10年 利益 79 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 3,056 円1,001 億円

国内の砂糖は人口減と健康志向で、数量が10年で1割ほど減る。値段は物価並みに上がる。統合の効果は定着するが、粗糖安の追い風は消え、Sugarの営業利益率は今の12%から10%へ戻る。

機能性素材は、売上が1.3倍に伸び、利益率は5%台になる。中計の目標(15億円)は達成するが、大きく超えはしない。フィットネスなど不採算の事業は縮小する。M&Aは小粒な案件が数件にとどまる。

全体の営業利益は、今と同じ名目額をやや上回る程度に落ち着く。物価で売上は伸びるが、数量の減少と利益率の低下で打ち消されるためだ。配当性向6割を守り、ROEは7%台前半になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 砂糖事業(Sugar):数量 34.1(販売量(万トン相当))× 価格 34(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 1,152 億円・営業利益 115 億円。利益率が10%へ戻る
  • 食品・健康事業(Food & Wellness):数量 2.4(出荷規模(万トン相当・推定))× 価格 134(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 323 億円・営業利益 18 億円。小さな黒字

倍率:事業の純利益 79 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.6% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 988 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:今の利益率が通常の水準に戻り、新事業は小さな黒字にとどまる、という最も起こりやすい姿。同じ領域のDM三井製糖(36%)に揃えた。

やや悲観 23% 値下げ競争が常態化し、利益率が7%台に低下する10年 利益 45 億円 · PER 8.6 倍 · 株価時価総額 1,278 円418 億円

糖価調整制度の見直しや粗糖相場の上昇で、仕入れと販売価格の時間差が利益を削る。業界の再編は進むが、残った3社は互いに相手の値下げに追随せざるをえず、再編の効果が価格に表れない。大手3社が稼働を埋めるため値下げで競い、価格は物価ほど上がらない。東洋精糖を取り込んだ効果は残るものの、粗糖安の追い風が消えると、統合の効果だけでは利益率を支えきれない。数量は10年で13%減り、Sugarの営業利益率は7%台に下がる。

機能性素材は伸びるものの、競争と償却負担で利益はほとんど出ない。フィットネス事業は損失が続き、一部の減損が出る。M&Aは見送られる。

全体の営業利益は70億円ほどに減る。配当は維持するが、ROEは4%台に下がる。資本コストを大きく下回り、「利益の薄い汎用品の会社」として評価される。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.8=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 砂糖事業(Sugar):数量 32.6(販売量(万トン相当))× 価格 33(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 1,069 億円・営業利益 80 億円。値下げ競争で7%台
  • 食品・健康事業(Food & Wellness):数量 2.0(出荷規模(万トン相当・推定))× 価格 130(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 265 億円・営業利益 4 億円。償却負担でほぼ利益なし

倍率:ROE 4.5%・k 8.0%・残る割合 1/2 で RONIC 6.25%、g 4% の正当化 PER は約 9.0 倍。上限の約 9.6 割の 8.6 倍。稼ぐ力で置き、構造的に弱い筋書きなので 7 割へは引き上げない。PBR は約 0.39 倍で中立より低い。

確率:砂糖が汎用品で、値下げ競争や相場の振れが起きる素地が強い。2025年11月に実際に値下げが起きた事実を重く見て、同じ領域の会社(22〜25%)と同じ水準にした。

悲観 11% 縮む市場と値下げ競争、新事業の投資失敗が重なる10年 利益 17 億円 · PER 8.6 倍 · 株価時価総額 447 円146 億円

需要の減少が止まらず、国内の砂糖が想定より速く縮み、数量は10年で2割減る。人口減に加え、異性化糖や輸入の加糖調製品への置き換えが、業務用を中心に進む。粗糖が急騰した局面で価格に通せず、さらに需要の減少を受けて値下げ競争が激化する。Sugarの営業利益率は4%台まで下がり、工場の集約と減損が相次ぐ。

機能性素材は、美浜と佐倉の投資を回収できず、減損が出る。M&Aも実を結ばない。フィットネス事業は撤退する。

二大商社の支えがあるため、倒れはしないが、純利益は10億円台まで細る。配当は最低限に抑え、自社株買いもない。「安定した砂糖会社」の評価は崩れ、事業の稼ぐ力だけで値段が付くようになる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 砂糖事業(Sugar):数量 30.0(販売量(万トン相当))× 価格 30(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 907 億円・営業利益 41 億円。相場高と値下げ競争で4%台
  • 食品・健康事業(Food & Wellness):数量 1.8(出荷規模(万トン相当・推定))× 価格 115(1万トンあたり売上(億円))→ 売上 202 億円・営業利益 0 億円。投資を回収できず減損

倍率:ROE 1.9%・k 8.0%で、ためた利益は額面未満の価値。稼ぐ力(純利益 17 億円÷k ≒ 212 億円)の約 7 割(8.6 倍)に置き、やや悲観と同じ割合にそろえた。床の資産は、純現金がほぼゼロで土地の簿価 105 億円ほど(含み益は未確認)。稼ぐ力の側が大きいので資産の床は立てない。PBR が低く見えるのは、ROE が k を大きく下回るため。

確率:需要の減少、値下げ競争、新事業の失敗が重なる構造的な負け。二大商社の支えと堅い財務で、悲観は同領域(10〜13%)の中ほどに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

砂糖事業(Sugar)

輸入粗糖を精製し、上白糖・グラニュー糖・液糖などにして食品メーカー・卸・家庭向けに売る。精製糖で約3割を持つ業界第2位。

数量販売量(万トン相当)価格1万トンあたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 37.5 25 945 113
10 年後 中立 34.1 34 1,152 115

取り方:セグメント別の売上は開示が見つからず推定。全社売上 1,129 億円から食品・健康の推定 185 億円を引いて 945 億円とした。国内の分蜜糖の消費は 173 万トン(農林水産省、2025 砂糖年度)、うち国産糖が約 65 万トンで、輸入粗糖から作る精製糖はおよそ 115 万トン。会社は約 3 割と自己紹介しており、約 35 万トンに液糖・加工糖を足して 37.5 万トン相当と置いた。単価は売上÷販売量の名目値。営業利益は、2027 年 3 月期計画の Sugar 98 億円と減益幅 14.8 億円から逆算した推定 113 億円(全社費用は下の食品・健康と合わせて約 -11 億円)。10 年は数量を実質で置き(砂糖消費は 25 年で 2 割減=年 0.9% の減少なので中立 0.91 倍)、価格は物価並みの 1.34 倍を基本にした。市場の大きさと位置:DM三井製糖が約 4 割、ウェルネオが約 3 割(東洋精糖を含む)、塩水港精糖が続く。

食品・健康事業(Food & Wellness)

オリゴ糖・サイクロデキストラン・ルチンなど糖から作る機能性素材、製剤加工のツキオカフィルム製薬、関東のフィットネスジム。

数量出荷規模(万トン相当・推定)価格1万トンあたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 1.9 100 185 1
10 年後 中立 2.4 134 323 18

取り方:セグメント別の売上は開示が見つからず推定。全社売上から砂糖の推定分を引いた 185 億円を、機能性素材・加工品の平均的な単価(トンあたり約 100 万円)で割り戻して 1.85 万トン相当とした(フィットネス・製剤加工を含む混成値)。営業利益は、2027 年 3 月期の増益 4.8 億円と中計 2028 年 3 月期の 15 億円から逆算した推定 1.2 億円。美浜バイオプラントの償却で薄い。10 年は、同社推計で約 2,500 億円の機能性食品素材の市場に出荷を伸ばす前提で、中立 1.3 倍(実質)、価格は物価並みの 1.34 倍とした。

リスクと懸念

国内の砂糖需要の縮小

砂糖の消費量は25年で約2割減った。人口減と健康志向に加え、異性化糖や加糖調製品への置き換えも進む。需要が再び減りに転じれば、会社自身が工場の集約を検討すると述べている。減損と人員整理を伴い、利益の押し下げ要因になる。

粗糖相場と値下げ競争

粗糖相場が1セント動くと、利益が約7億円動く。2025年11月には粗糖安を受けて業界が7年ぶりに値下げした。砂糖は汎用品で、値段を自分で決める力が弱い。相場の急変や、3社の稼働を埋める値下げ競争が起きれば、今の高い利益率は維持できない。

機能性素材の投資回収

美浜バイオプラントの大型投資で、減価償却の負担が重い。中計の食品・健康の利益目標は、24億円から15億円に引き下げられた。M&Aは具体的な案件が進んでいない。投資額は4年累計で最大420億円に及ぶ。回収が遅れれば、利益と資本効率の足を引っ張る。

統合・合併の実行

2024年から3年で、日新製糖・伊藤忠製糖・第一糖業・東洋精糖と合併を重ねた。これまでに12億円のシナジーが出たが、目標の15億円にはまだ届かない。製品規格の統一や出荷拠点の見直しは、取引先との関係を損なうおそれがある。

二大商社への依存と流動性

伊藤忠商事(37.0%)と住友商事(24.8%)で議決権の6割強を持つ。経営は安定するが、市場で売買される株は4割弱と少ない。親会社の意向で資本政策が決まりやすく、少数株主の利益は後回しになりうる。

エネルギー・資材のコスト上昇

2027年3月期は、エネルギー・包材・物流の上昇と、システム投資でSugarの営業利益が約15億円減る計画だ。中東情勢の緊迫が長引けば、値上げで転嫁しきれず、利益を削る。円相場の小さな動きでも利益は動く。

今後の分かれ目

粗糖相場が再び下がり、業界が値下げに動いたら
砂糖の利益率が低下し、やや悲観側の筋書きに重みを移す。
機能性素材の売上が計画を超え、佐倉の新工場が稼働率を早期に上げたら
食品・健康の利益が15億円を超える見通しが立つため、やや楽観側に重みを移す。
機能性素材のM&Aで、高い価格の大型買収に踏み切ったら
資本の使い方が悪化し、のれん減損のリスクが増えるため、やや悲観側に重みを移す。
糖価調整制度の見直しで調整金が減る方向になったら
輸入糖の仕入れ条件が変わり、砂糖の利益構造が変わるため、筋書き全体を見直す。
砂糖の消費量が年1%を超えて減り続けたら
工場集約と減損が避けられず、悲観側に重みを移す。
伊藤忠商事や住友商事が出資比率を変える、またはTOBで非上場化を提案したら
株主構成の変化を価値に反映する。TOB価格は本質価値と比べて判断する。

見ておくもの

  • 砂糖の販売価格の改定(業界3社の値下げ・値上げ)と粗糖相場
  • Sugarの営業利益率と、統合シナジーの累計(15億円の目標)
  • 機能性素材の売上と営業利益(食品・健康の15億円の目標)
  • 砂糖の国内消費量(農林水産省の需給見通し・分蜜糖の前年比)
  • 機能性素材のM&A案件と投資額

倍率と資本コストの決め方

砂糖と食品・健康の 2 つのセグメントごとに、数量(実質)× 価格(名目、物価並み)で 10 年先を積み上げ、その時点の利益に、利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)(k 8.0%=基本 7.5% に quality +0.5%、g は 4%)の上限の 9 割前後を掛けて倍率を決めた。今の PER や株価、同業・過去の倍率は使っていない。中立は ROE が k をわずかに割るので RONIC が k を下回り、上限は 1÷k の内側に入る。悲観は純利益÷k の内側に置き、純現金が無いので資産の床は立てていない。今の利益率(Sugar 12%)は統合の効果と粗糖安が重なった高さと見て、中立は 10% に戻した。会社は IFRS で、リース負債は今も BS に載っているため、新リース会計基準による数字の形の変化はない。純有利子負債がほぼゼロで金利の影響もほぼない。自己資本は「今+純利益−還元」で流した。結果はやや割高で、今の値段に寄せた数字ではない。悲観の倍率は、やや悲観と同じ稼ぐ力の約 7 割にそろえた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5% を足して 8.0%。同じ領域の DM三井製糖(8.1%)より低いのは、純有利子負債がほぼゼロで財務が堅く、機能性素材という別の芽があるため。日清製粉(7.0%)より高いのは、単一商品で縮む市場にいて値決め力が弱いため。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. ウェルネオシュガー 2026年3月期決算・中期経営計画説明会(ログミーFinance)
  2. ウェルネオシュガー 山本貢司社長インタビュー(食品新聞 2026-06-15)
  3. 令和7砂糖年度の砂糖及び異性化糖の需給見通し(農林水産省)

分析日 2026-10-16