株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ハウス食品グループ本社 2810

カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,450 円2,167 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,416 円3,905 億円差 −44.5%
10 年後から見ると 割高 価値 2,450 円2,167 億円 · 差 −44.5% · 期待の年率 −0.7%
期待の年率リターン(10 年)−0.7%資本コスト比 −7.7 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ハウス食品はカレールウの首位メーカーだ。バーモントカレーとジャワカレーを軸に、スパイス、シチュー、レトルトを国内で売る。子会社の壱番屋(CoCo壱番屋)と、米国の豆腐を持つ。筆者の結論は割高である。ブランドは強いが、10 年先の利益は今より大きく伸びない。そこに今の値段は先回りしている。

理由は三つある。第一に、国内のカレーは人口と単身化で数量が細る市場だ。値上げで売上を保っても、利益率は 10% 前後で頭打ちになる。第二に、海外は成長の柱のはずが、米国のキーストーン社で減損が 2 期続いた。大豆系の事業は 2028 年 3 月期の黒字化が撤退の条件に置かれている。第三に、今期の純利益 170 億円の約 4 割は上場株の売却益だ。本業の稼ぎはその半分ほどである。

救いは資本だ。純現金が 800 億円を超え、自社株買いと累進配当が動き出した。壱番屋の売却が決まれば、さらに資金が戻る。それでも、資本の効率は資本コストに届かない姿が続く。この還元を織り込んでも、10 年後の本質価値は今の時価総額を 5 割近く下回る。割高と見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず「ずっと持ちたい事業か」を問う。カレーのブランドは、答えが「はい」に近い。家庭の味は、技術の変化に強い。だが、強いブランドが高い利益を生むとは限らない。ハウスの利益率が低いのは、値上げが通りにくく、固定費が重いからだ。持ちたいのはブランドで、事業全体ではない。

次に、利益がどれだけ株主に残るかを見る。国内の食品は設備投資が軽く、現金を生む。しかし利益の伸びは物価並みで、数量は縮む。成長のための再投資で利益が増える形ではない。

資本の使い方は、いま変わりかけている。自社株買いと累進配当は、正しい方向だ。ただ、10 年の中央値で ROE が 4% にとどまった事実は重い。壱番屋の買収と大豆系の海外展開は、資本を遊ばせた以上に、価値を落としたかもしれない。

安全域は薄い。今の時価総額は、本業の利益の 25 倍ほどを払う形だ。純現金を差し引いても高い。ブランドを愛していても、この値段で買う理由は見つけにくい。

何で稼ぐ会社か

ハウス食品の稼ぎ頭は、国内の香辛・調味加工食品だ。売上の約 4 割、営業利益の約 6 割を占める。カレールウでは国内首位で、バーモントカレーは 1963 年から続く。家庭の定番になったブランドが強みだ。スパイス、シチュー、パスタソース、スナックも手がける。

壱番屋は外食の柱だ。ハウスが 51% を持ち、国内に約 1,285 店、海外に約 218 店のカレー店を構える。売上は 650 億円規模だが、営業利益は 34 億円と薄い。2026 年 8 月の報道で、ハウスは壱番屋の売却を含め、非公開化の選択肢を検討していることを認めた。

海外食品は売上 629 億円。米国の豆腐、業務用食品のキーストーン社、中国・東南アジアのカレーが柱だ。営業利益は 34 億円にとどまり、利益率は 5% ほどと低い。

そのほかに、機能性飲料「C1000」のハウスウェルネスがある。コンビニ向けの惣菜を作るデリカシェフは譲渡が決まった。会社は事業を「スパイス系」「機能性素材系」「大豆系」の三つの柱に分けて見直している。柱のうち、利益で重いのはスパイス系だけだ。

優良さと弱いところ

強みは、国内のカレールウの首位にある。子ども向けのマイルドな味から大人の辛口まで、ブランドの階段を持つ。スーパーの棚でハウスが外されにくいことは、値上げの通りやすさにつながる。カレーはどの家庭にも根づいた味で、ブランドの寿命は長い。

弱みは、その強みが利益にあまり出ていないことだ。営業利益率は 10 年を通して 4〜8% で、2022 年の 7.6% が最高だ。食品の中では低い。ROE も 10 年の中央値で 4% ほどにとどまる。厚い自己資本を生かせていない証拠だ。2026 年 3 月期は、5 月の値上げで家庭用が大きく減益になった。値上げの力が、思ったほど強くないことが見えた。

海外の質も高くない。米国のキーストーン社は、のれんの減損が 2 期続いた。大豆系は、2028 年 3 月期に黒字にならなければ撤退という条件が付いた。第八次中計は営業利益 270 億円の目標を置いたが、最終年度の予想は 185 億円だ。

財務は堅い。自己資本比率は 67%、純現金は 800 億円を超える。ただし、この厚さは安全域であって、稼ぐ力ではない。堀は「普通」と見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のカレールウ市場は、人口の減少と家族の小型化で数量が細る。夕食を作る家庭が減り、冷凍・中食に流れる。一方で、単身・共働きの便利さを狙った小容量品や、スパイスを使った手作り志向は伸びる。差し引きで、数量は 10 年で 1 割弱減ると見る。

競合は S&B(ゴールデンカレー)、明治(ザ・カリー)などだ。レトルトカレーや外食のカレーも、家庭用ルウの代わりになる。価格では、スーパーの PB がじわり棚を取る。物価が年 3% 続く世界では、値上げは繰り返さざるをえない。だが、2025 年 5 月の値上げでハウスの家庭用は大きく減益になった。値上げの頻度が高いほど、消費者は PB へ逃げる。

外食では、カレー店は人件費と家賃が重い。壱番屋は海外の出店で補うが、国内は人口減で頭打ちだ。

海外では、米国の豆腐が植物性たんぱくの追い風を受ける。ただし競争は厳しく、業務用は収益が安定しない。ハウスの海外食品の利益率は 5% ほどで、味の素やキッコーマンの海外とは水準が違う。国内中心の会社が海外で儲けを出す難しさがここにある。

業界の成長は、ハウスにとっては追い風にならない。数量の減りを価格で埋める戦いが続く。

資本政策と M&A

資本政策は、2026 年に大きく変わった。5 月に自社株買いを最大 260 億円(発行済株式の 13% 超)と決め、取得後は全株を消却する。保有していた自己株 640 万株も消却した。配当は、2027 年 3 月期から DOE(自己資本配当率)3% 以上の累進配当に改める。政策保有株の売却も進め、今期は上場株 3 銘柄の売却益で約 72 億円を見込む。デリカシェフは譲渡する。

これらはすべて、第八次中計の目標を外した後の「構造改革」の一部だ。純現金 800 億円超を抱え、ROE が 4% 前後にとどまる状態は、もう許されないという判断だろう。

壱番屋は 2015 年に約 300 億円で子会社にした。2026 年 8 月、売却と非公開化の検討が報じられ、会社も「あらゆる選択肢を検討している」と認めた。複数のファンドが関心を持つという報道もあるが、開示では確認できない。決まれば、持分 51% の売却代金が入る。TOB(株式の公開買い付け)で買われる側になる確率は、kabufu の推計で 16% ほどだ。

株主優待は、100株で年2千円、200株で年4千円、1,000株以上で年6千円の自社グループ製品(年2回)。年2.5億円と見込む(2026年3月末の有報(個人その他の株主 73,987 人・約27.4万単元)から受け取る約6.5万人の額面合計を約1.8億円とみて、商品の原価0.4と送料等1,000円を足し係数1.8(有報の優待引当金3.2億円は子会社の壱番屋の優待券の分で、ハウス自身の分ではないため使わない))。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立・やや楽観・楽観1.0、やや悲観0.75、悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。年額は推定で、株主数の開示と優待条件から出した(2倍程度のずれはありうる)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ハウスは、国内のカレーという揺るがない柱を持つ。首位のブランドと販売網は、10 年では崩れない。値上げは一度つまずいたが、物価が年 3% 続く世界では、他社も値上げせざるをえない。ブランドの弱い競合ほど苦しいので、ハウスの首位は強まる。

資本の面では、変化がはっきりしている。純現金 800 億円に、260 億円の自社株買い、DOE 3% の累進配当が加わる。これは、資本効率を上げる経営への転換だ。上場株の売却益は 72 億円、デリカシェフの譲渡益も出る。持ち合いを減らすことで、資本の使い道が整理される。

壱番屋の売却は、見逃せない材料だ。51% の持分に、ファンドが競って値段をつける。外食の薄い利益を、まとまった現金に換えられる。換えた現金を戻せば、ROE は上がる。

海外では、米国の豆腐が植物性たんぱくの波に乗る。大豆系は撤退基準を置いた。基準が規律を生み、黒字化できれば海外の利益率は 8% 台に乗る。利益が 300 億円に届けば、今の値段にも筋が通る。

慎重な見方

ハウスの利益は、10 年伸びていない。営業利益は 2020 年に 190 億円、今期予想は 185 億円だ。その間に物価は上がったのに、利益は同じ場所にいる。中計の目標 270 億円は大きく外れた。目標を外した会社が、次の目標を達成できる根拠は薄い。

今期の純利益 170 億円の約 4 割は、上場株の売却益だ。本業だけなら 100 億円前後にすぎない。売却益は一度きりで、来期は消える。そこに高い倍率をかけるのは危うい。

海外は柱になっていない。キーストーン社の減損は 2 期連続で、大豆系は撤退基準を置かれた。事業の見直しは、事業が思うように育っていないことの裏返しだ。

壱番屋の売却は、利益を減らす。外食の営業利益 34 億円が消え、手取りも市場が思うほど大きくはない。資本の戻しも、10 年で見れば限られる。純利益の合計と同じ規模を戻して、ようやく ROE が 6% 前後だ。資本コストに届かない会社に、今の値段は高すぎる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。利益が 10 年伸びていない事実と、目標未達、減損の連続という実績は重い。強気の見方の最も強い点は、資本政策の変化と壱番屋の売却だ。ただ、その価値は 10 年の還元に織り込んだうえでも、今の時価総額を大きく下回る。そこで確率は、楽観・やや楽観に 25%、やや悲観・悲観に 37%、中立に 38% と、慎重側へやや寄せた。壱番屋の売却と還元の確かさを考え、悲観は 12% にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,386 円2,110 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,736 円1,535 億円)。 今の値に割り戻すと 2,450 円2,167 億円、今との差 −44.5%、 期待の年率 −0.7%(資本コスト 7.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,502 円3,981 億円 2,584 円2,285 億円 +60.5% +4.8% 496 円439 億円
やや楽観 18% 3,468 円3,066 億円 2,087 円1,845 億円 +25.8% +2.3% 1,000 円884 億円
中立 38% 2,768 円2,448 億円 1,951 円1,725 億円 +6.9% +0.7% 1,793 円1,586 億円
やや悲観 25% 1,291 円1,142 億円 1,311 円1,159 億円 −41.1% −5.2% 650 円575 億円
悲観 12% 601 円532 億円 919 円813 億円 −65.6% −10.1% 182 円161 億円
加重平均100% 2,386 円2,110 億円1,736 円1,535 億円 −6.7% −0.7% 4,122 円3,645 億円

今の株価時価総額 4,416 円3,905 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 7% カレーが付加価値化し、海外の大豆も黒字に乗る 利益 228 億円 · PER 16.6 倍 · 株価時価総額 4,502 円3,981 億円

カレールウの値上げが定着し、国内の利益率が 12% を超える。単身世帯向けの小容量品や機能性スパイスが育ち、数量の減りは 2% で済む。海外は米国の豆腐が植物性たんぱくの波に乗り、キーストーン社の業務用も立て直る。大豆系は 2028 年 3 月期の黒字化目標を守り、海外の利益率は 8% 台に乗る。

壱番屋は、ファンドの競り合いで高い値段がつき、手取りで 560 億円ほどが入る。ハウスはこの資金を自社株買いと配当に回し、累進配当と合わせて 10 年の還元は 2,200 億円を超える。外食の利益は失うが、資本の効率が上がり、ROE は 9% 近くまで戻る。

それでも国内は人口が減る市場だ。この筋書きは、会社が自ら描く「構造改革の成功」に近い。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2.5億円×10年×1=25億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 香辛・調味加工食品:数量 17.8(販売数量(万トン、国内の食品全体の推定合計))× 価格 966(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,715 億円・営業利益 214 億円。営業利益率 12.5%
  • 外食(壱番屋):数量 0.0(来店客数の換算(百万人、推定))× 価格 1,340(1 人あたりの売上(円、推定。名目。店舗への食材販売やロイヤルティを含む))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。売却済み(連結から外れる)
  • 海外食品:数量 18.2(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 680(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,240 億円・営業利益 105 億円。営業利益率 8.5%
  • その他食品関連・その他:数量 5.6(取扱量の換算(万トン、推定))× 価格 1,340(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 744 億円・営業利益 37 億円。営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 224 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)255 億円。全体の PER 16.6 倍、時価総額 3,980 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:壱番屋の高値売却、国内の利益率回復、海外大豆の黒字化の三つが全部そろう形。中計の目標を外した直後で、そろう確率は高くない。7% にとどめた。

やや楽観 18% 国内は踏みとどまり、壱番屋を手放して資本を戻す 利益 193 億円 · PER 14.8 倍 · 株価時価総額 3,468 円3,066 億円

国内の利益率が 11% 台に戻る。値上げ後の数量離れは落ち着き、ブランドの強さでPB(スーパーの自社商品)に押されきらない。海外は数量が 3 割強伸び、米国の豆腐が黒字を稼ぎ、キーストーン社は損失を止める。

壱番屋は中位の値段で売れ、手取りで 420 億円ほどが入る。累進配当と自社株買いで資本の戻しは続き、10 年の還元は 1,800 億円ほどになる。

ただし、国内のカレールウ市場が膨らむわけではない。伸びるのは海外と、手元資本の使い方の改善だ。ROE は 7% で、資本コストにわずかに届かない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2.5億円×10年×1=25億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 香辛・調味加工食品:数量 17.4(販売数量(万トン、国内の食品全体の推定合計))× 価格 952(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,656 億円・営業利益 190 億円。営業利益率 11.5%
  • 外食(壱番屋):数量 0.0(来店客数の換算(百万人、推定))× 価格 1,340(1 人あたりの売上(円、推定。名目。店舗への食材販売やロイヤルティを含む))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。売却済み(連結から外れる)
  • 海外食品:数量 17.0(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 675(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,146 億円・営業利益 86 億円。営業利益率 7.5%
  • その他食品関連・その他:数量 5.4(取扱量の換算(万トン、推定))× 価格 1,340(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 728 億円・営業利益 33 億円。営業利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 189 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.6% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)255 億円。全体の PER 14.84 倍、時価総額 3,066 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の計画がおおむね実を結ぶ形。目標未達の実績と、売却と還元という確かな材料の両方を見て 18%。

中立 38% 国内は細り、壱番屋は売られ、手元の資本が戻る 利益 157 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 2,768 円2,448 億円

国内のカレールウと調味料は、人口減と単身化で数量が 6% ほど減る。値上げは物価並みに通るが、利益率は 10% 台前半にとどまる。海外食品は数量が 25% 伸びるが、豆腐は競争が厳しく、利益率は 6% ほどに上がるのがやっとだ。

壱番屋は売却され、手取りで 340 億円ほどが入る。ハウスは資金を自社株買いと配当に回す。外食の利益 13 億円ほど(持分相当)は消える。全社の営業利益は 210 億円ほどで、名目では今より少し増えるが、数量でみれば縮んだ会社になる。

資本は厚いまま戻りが進み、ROE は 6% 前後。資本コストには届かない。「安定してはいるが、成長せず、資本の使い道も限られる」会社になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2.5億円×10年×1=25億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 香辛・調味加工食品:数量 17.0(販売数量(万トン、国内の食品全体の推定合計))× 価格 938(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,597 億円・営業利益 168 億円。営業利益率 10.5%
  • 外食(壱番屋):数量 0.0(来店客数の換算(百万人、推定))× 価格 1,340(1 人あたりの売上(円、推定。名目。店舗への食材販売やロイヤルティを含む))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。売却済み(連結から外れる)
  • 海外食品:数量 15.7(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 670(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,053 億円・営業利益 63 億円。営業利益率 6.0%
  • その他食品関連・その他:数量 5.2(取扱量の換算(万トン、推定))× 価格 1,340(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 702 億円・営業利益 28 億円。営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 153 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 7.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)255 億円。全体の PER 14.29 倍、時価総額 2,448 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:強気の材料(還元・売却)と慎重な材料(目標未達・海外の赤字)が拮抗し、最も厚くした。慎重な側の根拠のほうがやや強いので、楽観への寄せは弱い。

やや悲観 25% 売却は流れ、国内は値上げ疲れ、海外は赤字すれすれ 利益 105 億円 · PER 9.3 倍 · 株価時価総額 1,291 円1,142 億円

壱番屋の売却は条件が合わず流れる。外食は国内の人件費と家賃に押され、利益率は 4% を割る。国内の食品は PB との競争と値上げ疲れで数量が 1 割減り、利益率は 8% 台に下がる。

海外では大豆系の撤退基準に近づく。米国の豆腐は価格競争が続き、キーストーン社の損失も止まらない。海外の利益率は 3% で、全社の利益はほとんど増えない。

配当は DOE 3% の下限で出し続けるが、自社株買いは続かない。純利益は 100 億円ほどで、自己資本は増えず、ROE は 4% を割る。それでも壱番屋の売却が流れた以上、資本の戻しは配当が中心で、手元の現金は少しずつ細る。国内の食品が再び営業利益率 10% に戻る道筋は、この筋書きでは見えない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2.5億円×10年×0.75=18.8億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 香辛・調味加工食品:数量 16.3(販売数量(万トン、国内の食品全体の推定合計))× 価格 910(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,483 億円・営業利益 126 億円。営業利益率 8.5%
  • 外食(壱番屋):数量 62.1(来店客数の換算(百万人、推定))× 価格 1,300(1 人あたりの売上(円、推定。名目。店舗への食材販売やロイヤルティを含む))→ 売上 808 億円・営業利益 31 億円。営業利益率 3.8%
  • 海外食品:数量 13.8(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 650(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 900 億円・営業利益 27 億円。営業利益率 3.0%
  • その他食品関連・その他:数量 4.9(取扱量の換算(万トン、推定))× 価格 1,300(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 642 億円・営業利益 16 億円。営業利益率 2.5%

倍率:ROE 3.6% は k 7% 以下で、PER の上限は 13.3 倍。やや悲観は構造的に稼ぐ力が弱い姿なので、上限の約 7 割(9.3 倍)に置いた。余った現金は、自社株買い 260 億円を使った後の 255 億円の 0.75 倍(190 億円)で、PER とは別に足している。

確率:目標下方修正、キーストーンの 2 期連続の減損、家庭用の値上げ失敗と、すでに悪い材料が出そろっている。慎重な見方のほうが強く、25% と厚く置いた。

悲観 12% 構造的に負け、家庭用ブランドも棚を失う 利益 45 億円 · PER 9.3 倍 · 株価時価総額 601 円532 億円

国内の家庭用カレーは、単身化とルウ離れで数量が 2 割減る。値上げはその後ろ盾を失い、物価に追いつけない。利益率は 6% 台に落ちる。壱番屋は買い手がつかず、外食は家賃と人件費の固定費が重く、ほとんど利益が出ない。

海外は、大豆系が撤退基準の 2028 年 3 月期に黒字化できず、事業を縮小する。減損は続き、海外の利益はほぼゼロになる。

全社の営業利益は 60 億円ほどまで細り、純利益は 50 億円を割る。優良な食品会社の面影は薄れ、資本の余裕だけが価値の中心になる。配当は DOE 3% の約束を守るため、利益を超える分は手元の現金と資産の売却で払う。そのぶん純現金は目減りする。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2.5億円×10年×0.5=12.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 香辛・調味加工食品:数量 14.5(販売数量(万トン、国内の食品全体の推定合計))× 価格 854(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,237 億円・営業利益 80 億円。営業利益率 6.5%
  • 外食(壱番屋):数量 55.6(来店客数の換算(百万人、推定))× 価格 1,250(1 人あたりの売上(円、推定。名目。店舗への食材販売やロイヤルティを含む))→ 売上 695 億円・営業利益 10 億円。営業利益率 1.5%
  • 海外食品:数量 12.6(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 600(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 755 億円・営業利益 4 億円。営業利益率 0.5%
  • その他食品関連・その他:数量 4.3(取扱量の換算(万トン、推定))× 価格 1,220(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 527 億円・営業利益 8 億円。営業利益率 1.5%

倍率:ROE 1.7% は k 7% 以下で、PER の上限は 13.3 倍。悲観は稼ぐ力が細り、上限の約 7 割(9.3 倍)に置いた。純利益 45 億円は稼ぐ力が約 600 億円にとどまる姿で、余った現金 130 億円(自社株買い後の 255 億円の 0.5 倍)を別に足した。

確率:10 年の悲観は、国内の家庭用が PB と値上げ疲れで縮み、海外でも大豆事業の撤退と減損が続く構造的な負け。2 期連続の減損という実績と、目標未達の重さを見て 12% とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

香辛・調味加工食品

カレールウ・シチュー・スパイス・レトルト・スナックなど、国内の家庭用と業務用の食品。バーモントカレー、ジャワカレーが看板。

数量販売数量(万トン、国内の食品全体の推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 18.1 700 1,268 128
10 年後 中立 17.0 938 1,597 168

取り方:売上 1,268 億円を、1kg あたり七百円前後の品が年 18 万トン売れていると置いて分けた(推定。ルウは単価が高く、スナックやレトルトは混ざる)。国内の家庭用ルウは単身化と人口減で数量が細り、中立で 10 年 0.94 倍。価格は物価並み(10 年 1.34 倍)。市場の大きさ:国内のカレールウはハウスが首位で、S&B、明治などが続く(シェアは推定で、開示はない)。営業利益 128 億円は 2026/03 期の開示値(5 月の値上げで家庭用が落ちた期)。

外食(壱番屋)

カレーハウス CoCo壱番屋を国内外で運営する壱番屋(ハウスの持分 51%)。店舗は国内約 1,285、海外約 218。

数量来店客数の換算(百万人、推定)価格1 人あたりの売上(円、推定。名目。店舗への食材販売やロイヤルティを含む)売上営業利益
今 2026/03 65.4 1,000 654 34
10 年後 中立 0.0 1,340 0 0

取り方:外食の売上 654 億円を、1 人あたり千円前後で年 6,500 万人の来店に換算して置いた(推定。実際は食材の卸やロイヤルティの売上も混ざる)。国内は人口減で細り、海外の出店で補う。10 年 1.05 倍(国内 0.93 倍・海外 2 倍超の合成)。価格は物価並み。営業利益 34 億円は開示値。

海外食品

米国の豆腐(ハウスフーズアメリカ)、業務用食品(キーストーン社)、中国・東南アジアのカレーなど。

数量販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 12.6 500 629 34
10 年後 中立 15.7 670 1,053 63

取り方:売上 629 億円を、1kg あたり五百円前後の品が年 12.6 万トン売れていると置いて分けた(推定。豆腐は安く、カレーとスパイスは高い)。市場の大きさ:米国の豆腐市場はハウスフーズアメリカが大手の一角で、植物性たんぱくへの関心が追い風。ただし業務用のキーストーン社はのれんの減損が 2 期続いた。営業利益 34 億円は開示値。

その他食品関連・その他

機能性飲料・サプリのハウスウェルネス、譲渡が決まったデリカシェフ、物流など。

数量取扱量の換算(万トン、推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 6.2 1,000 617 24
10 年後 中立 5.2 1,340 702 28

取り方:その他食品関連 454 億円とその他 163 億円を合わせた 617 億円を、1kg あたり千円の換算で置いた(寄せ集めの区分なので推定)。デリカシェフ(コンビニ向けの惣菜製造)の譲渡で売上は縮む。営業利益は 9.1 億円と 15.3 億円の合計。

リスクと懸念

値上げが通らない

2025 年 5 月の値上げで家庭用は大きく減益になった。物価が年 3% 続く世界では値上げを繰り返すしかないが、頻度が上がるほど消費者は PB へ逃げる。数量の減りが年 1% 深まるだけで、10 年で売上の 1 割が消える。

海外事業の赤字と減損

米国のキーストーン社はのれんの減損が 2 期続いた。大豆系は 2028 年 3 月期の黒字化が撤退の条件だ。黒字化できなければ、事業の縮小と追加の減損が続き、海外の利益は薄いままになる。

売却益に頼った利益

2027 年 3 月期の純利益 170 億円のうち、上場株の売却益が約 72 億円を占める。来期以降はこの上乗せがない。本業の稼ぐ力を見誤ると、割安に見える数字に引っ張られる。

壱番屋の売却が条件に合わない

売却の報道は複数のファンドの関心を伝えるが、開示では確認できない。価格が合わなければ流れ、外食は人件費と家賃に押されて利益が細る。流れた後の経営の説明が問われる。

中計未達の繰り返し

第八次中計は営業利益 270 億円の目標に対し、最終年度の予想は 185 億円だ。目標を外した会社が次の計画でも未達を繰り返すと、構造改革の信頼が揺らぐ。

国内人口の減少

カレールウは単身化と人口減で数量が細る。小容量品や機能性スパイスで補う努力は続くが、市場そのものは膨らまない。数量は 10 年で 1 割弱減ると見ている。

今後の分かれ目

壱番屋の売却が高い値段で決まり、資金が自社株買いと配当に回る
手取りが 500 億円を超えれば、楽観寄りに確率を移してよい。ただし、国内食品の利益率が 10% を超えなければ、倍率は上がらない。
2028 年 3 月期に大豆系が黒字になる
海外の利益率が 6% を超える筋書きが現実味を帯びる。中立から楽観側へ確率を動かす。
大豆系が黒字化できず、撤退や追加の減損が出る
海外の利益は薄いまま残り、やや悲観の筋書きが近づく。悲観の確率を上げて見る。
国内の営業利益率が 12% に戻り、値上げ後の数量離れが止まる
国内食品の力が回復した証拠になる。楽観の筋書きに近づく。
壱番屋の売却が流れ、非公開化の話が消える
外食は残るが、人件費と家賃で利益率が下がる。やや悲観の筋書きに寄る。
他社から買収提案が出る
TOB の価格が本質価値を上回る場合に限り、価格が分析に反映される。事業の見立ては変わらない。

見ておくもの

  • 家庭用カレールウの数量と値上げ後の戻り
  • 海外食品の営業利益と大豆系の黒字化の時期
  • 壱番屋の売却の有無と手取り
  • 自社株買いの進み方と DOE 3% の運用
  • 政策保有株の売却と純現金の使い道

倍率と資本コストの決め方

数量と価格をセグメントごとに積んでから利益を出し、倍率は ROE と資本コストの式から置いた。今の株価や同業の倍率は見ていない。ROE が資本コストに届かない中立では、PER の上限は 1÷k の 13.3 倍で、その約 85% に置いた。純現金は 400 億円を事業に要らない分として分けた(運転資金・壱番屋と海外の現金・リースの約束・退職給付を除いた額の目安)。壱番屋は店舗賃借の固定費が重いので、悲観では家賃が残る前提で利益率を置いた。新リース会計基準(2028 年 3 月期から)で営業利益と純負債の形が変わるが、10 年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 保有株の含み益(評価差額金 231 億円・税後)は、事業の利益に入らないので、戻り方 0.5 を掛けた 116 億円を余った現金に足した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.9→16.6 倍・やや楽観 PER 12→14.84 倍・中立 PER 11.3→14.29 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本の 7.5% に quality を足して決める。事業が傾いているわけではないので上乗せは置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.00%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. ハウス食品グループ本社 2026年3月期決算と中計目標の下方修正(日本食糧新聞)
  2. ハウス食品グループ本社 自己株式取得に関するお知らせ(2026年5月11日)
  3. カレーのココイチ子会社売却検討(共同通信、2026年8月31日)

分析日 2026-10-16