株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

キユーピー 2809

マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,507 円4,744 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,543 円6,145 億円差 −22.8%
10 年後から見ると やや割高 価値 3,507 円4,744 億円 · 差 −22.8% · 期待の年率 +3.3%
期待の年率リターン(10 年)+3.3%資本コスト比 −3.7 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

キユーピーはマヨネーズとドレッシングの国内最大手である。稼ぎの柱は、家庭用、外食・中食向けの業務用、海外の三つだ。筆者の結論は、良い会社だが利益が薄く、今の値段はそれを織り込みすぎている、というものだ。10 年先の本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回り、総合では「割高」と出た。

国内は動かない市場である。マヨネーズとドレッシングの生産量は 20 年ほぼ横ばいで、人口が減る中で数量は伸びない。仕事は、卵などの原料高を値上げで吸収し、付加価値の高い品へ寄せることだ。営業利益率は 7% 前後と、食料品の中でも薄い。

成長は海外が担う。米国で 2 つ目の工場が動き、タイとインドネシアも増産に入った。海外の売上は 1,000 億円を超え、利益率は国内の倍ある。中立で見ても、海外の売上は 10 年で 2.8 倍に育つ。ただ、国内の薄い稼ぎと本社費が全体の利益率を押さえ、全社でも 8% 台にとどまる。

値段の見方も整理しておく。今の PER は 19 倍台に見えるが、2025 年度の純利益には一時の益が混じる。今期の予想で測れば 23 倍だ。中立の 10 年先の純利益は 450 億円ほどで、妥当な倍率の上限は 15 倍台で、中立は 13.5 倍に置いた。配当と自社株買いを足して資本コスト 7% で割り引くと、今の値段を 3 割ほど下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず事業の分かりやすさを評価する。マヨネーズは 10 年後も食卓にある。海外の工場増設も、需要の見える投資だ。

次にオーナー利益、つまり再投資を引いたあとに株主のものになる利益で見る。設備投資は年 250 億円の計画で、営業利益の 7 割に当たる。稼ぐそばから、工場に消えていく構造だ。

資本の使い方は、方向は正しいが見返りが小さい。中計の ROE 目標は 8.5% で、資本コストを少し上回るだけだ。複利で価値が膨らむ会社ではない。

もう一つ、利益の質を見たい。2025 年度の純利益には一時の益があり、実力は今期予想の 255 億円に近い。ここを基準にすると、今の PER は 23 倍だ。

安全域はない。強気にも慎重にも倒れる余地が小さく、価格が低い局面だけが買い場になる会社である。

何で稼ぐ会社か

キユーピーの商品は、マヨネーズ、ドレッシング、タマゴ加工品、パスタソース、離乳食、サラダ・惣菜である。売る相手で三つに分かれる。

市販用は売上の 37%、約 1,900 億円だ。スーパーで買われるマヨネーズやドレッシング、パスタソースなどで、事業利益は 126 億円、利益率は 7% 弱である。

業務用は約 1,860 億円で、売上の 36% を占める。外食、中食、食品メーカーに、マヨネーズ、液卵や加熱卵などのタマゴ加工品、カット野菜、惣菜を卸す。卵を割る所から手がける一貫生産が強みで、利益率は 6% 台だ。

海外は売上 1,000 億円強で、事業利益は 136 億円。利益率は 13.6% と、三つの中でいちばん高い。中国、タイ、インドネシア、米国が主力だ。中国は家庭用マヨネーズのシェアが北京で 9 割、上海で 5 割強と高い(会社調べ、2019 年)。米国には現地法人の Q&B FOODS があり、和風マヨネーズを外食店と家庭に広げている。

残りは、果実加工のフルーツソリューション、ヒアルロン酸などのファインケミカル、共通部門で、合わせて売上約 380 億円。利益は薄い。

利益で見れば、海外が全体の 3 割強を稼ぐ。国内は規模が大きい割に利益率が低い。経営は、国内の収益改善と海外の増産投資を同時に進めている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは二つある。一つは、マヨネーズという品目の支配力だ。国内首位で、味の素やケンコーマヨネーズが追うが、長年の慣れが指名買いを生み、値上げが通りやすい。もう一つは卵の扱いだ。殻を割って液にし、殺菌して使う加工の力と、養鶏場との長い付き合いがある。2025 年度は鶏卵高で利益を押し下げられたが、価格改定を素早く入れ、営業利益は過去最高を更新した。

弱い所もはっきりしている。まず利益率だ。営業利益率は 7% 前後で、過去の最高でも 7.1% にとどまる。ROE も、この十数年の平均は 7% 台だ。原因は、卵や野菜のような相場に振れる原料と、人手のかかる業務用・サラダ事業の比率が高いことにある。

堀はマヨネーズの外に出ると薄くなる。カット野菜や惣菜は、競合と値段で争う商売だ。堀の中心は、利益の薄い業務用ではなく、家庭用のブランドと海外にある。

財務は固い。自己資本比率は 67% で、借金より現金が多い。一方で、中計の ROE 目標は 8.5% 以上と控えめだ。守りは堅いが、資本をもっと稼げる所に回せるかが問われる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の市場は、静かに横ばいだ。マヨネーズとドレッシングの生産量は、2005 年以降ほぼ 40 万トン前後で動かない。2024 年は 40.4 万トンで、ピークの 2017 年から 3% 以内に収まる。人口は減るが、単身世帯の増加と調理の簡便化が、量を支えてきた。筆者は 10 年の数量を、中立で市販用 0.92 倍、業務用 0.97 倍と見る。

競争の形は、市販用と業務用で違う。市販用はキユーピーが首位で、味の素やスーパーの PB(自社ブランド)が追う。業務用は、タマゴ加工、カット野菜、惣菜ごとに競合が分かれ、ケンコーマヨネーズなどが値段で争う。

2025 年度の逆風は原料高だった。上期だけで、鶏卵が 21 億円、野菜などが 33 億円、物流が 8 億円、利益を削った。会社は価格改定を素早く入れ、2026 年度の上期は国内事業利益率を 7.7% まで戻した。下期は、中東情勢による容器・包材の値上がりと、値上げ効果の一巡が重しになる。

海外は、市場ごとに顔が違う。米国はマヨネーズが生活に根づいた市場で、大手ブランドが強い。キユーピーは和風マヨネーズという別の需要を狙い、2026 年度の米州売上は前年比 19% 増を見込む。中国とアジアは、家庭用の高いシェアを持つ一方、現地ブランドの追い上げを受ける。

業界の数量は国内が横ばい、海外が伸びる、という二つの速度で動く。会社の将来は、この二つの速度の配分で決まる。

資本政策と M&A

還元は手厚い。中計は、総還元性向 50% 以上を基準にし、配当は下限を決めて段階的に上げる。自社株買いは年 100 億円を目安にする。前半 2 年の総還元性向は 67% の見込みだ。

稼いだ利益の 6〜7 割を返しながら、設備投資にも 4 年で 1,000 億円を使う。営業キャッシュフローは 4 年で約 1,700 億円の見込みで、投資と還元でほぼ使い切る計算になる。有利子負債も使い、資本コストを下げる方針だ。

政策保有株(持ち合い株)の売却は、収益改善策に含めた。ただ、保有額と含み益は確かめられなかった。

M&A は、大型買収より自前の工場増設が中心だ。創業家に近いとみられる法人が上位株主に並び(中島董商店 8.1%、董花 8.0%)、買収で一気に動く構図は考えにくい。ただ、kabufu の推計では 10 年以内の TOB・買収の確率が 13.9% あり、ゼロとは言えない。

株主優待は、100株以上で1,000〜1.5千円相当、500株以上で3,000〜5千円相当の自社グループ商品。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約3万人(自社商品の原価と送料)から年4億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

点検済み:中立の営業利益率8.4%は会社予想(27年11月期7.4%)を1pp超えるが、事業別は国内7.3%・業務用6.6%・海外14%と今に近く、超えは利益率の高い海外の売上が2.8倍になる構成の変化。数字は据え置く。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

海外の成長が、市場の想像より速く、しかも利益を伴って進む。米国の 2 つ目の工場が稼働し、米州の売上は 2026 年度に 19% 伸びる見込みだ。タイとインドネシアも増産に入った。海外は利益率が国内の倍あるので、売上の構成が海外に移るだけで全社の利益率は上がる。

国内も立て直しが進む。中計は国内事業利益率 8% を掲げ、価格改定、付加価値品への寄せ、工場の自動化で、薄い利益を厚くする。2026 年度の上期は、すでに 7.7% まで戻した。卵の相場が落ち着けば、さらに上がる。

株主還元も追い風だ。総還元性向 50% 以上に、年 100 億円の自社株買いが加わる。政策保有株を売れば、その資金は還元と成長投資に回る。

この見方が当たれば、3 年後に営業利益は会社計画の 450 億円を上回る。10 年後には海外の売上が 3,600 億円に育ち、全社の営業利益は 950 億円に届く。ROE は 12% を超え、倍率も 21 倍前後に上がる。

慎重な見方

国内の利益は、構造的に薄い。人口が減るなか、数量は伸びない。値上げが続けば、消費者は PB や安い業態へ移る。業務用は、外食の人手不足と原料高に挟まれ、利益が出にくい。

卵という原料が最大の弱点だ。鳥インフルエンザで相場が跳ねると、値上げが追いつかない期間が必ず生まれる。2025 年度の上期だけで、鶏卵が 21 億円、利益を削った。

海外は成長の中身を疑うべきだ。米国は大手が強く、新しい工場の稼働は初期の費用が重い。会社の目標(海外売上 1,800 億円)は 3 年で 1.8 倍という高さで、達成できなければ、成長ストーリーそのものが崩れる。

さらに、今の利益は割り引いて見る必要がある。2025 年度の純利益は一時の益で膨らんでおり、今期の予想は 255 億円まで下がる。ここに 20 倍を超える倍率が付くのは、先の成長を先取りしすぎている。

設備投資は営業利益の 7 割に及ぶ。稼ぎが工場に消え、株主の手に残る利益は小さいままだ。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方である。国内の利益率が薄く、海外の成長が順調でも、全社の営業利益率は 8% 台にとどまる。ROE は 10% 前後で、資本コストを少し上回るだけだ。一方で、マヨネーズの堀と海外の成長は否定しにくい。そこで、確率は中立を最も厚くし、やや悲観と悲観に寄せた。海外の失速や卵相場の急騰を、10 年では悲観に厚めに見ている。 総合では割高(−3 割強)になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/11 期)

確率で加重した株価時価総額 4,851 円6,562 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,460 円1,974 億円)。 今の値に割り戻すと 3,507 円4,744 億円、今との差 −22.8%、 期待の年率 +3.3%(資本コスト 7.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 8,583 円1.16 兆円 1,997 円2,701 億円 +132.9% +8.8% 846 円1,145 億円
やや楽観 20% 6,980 円9,442 億円 1,788 円2,419 億円 +93.0% +6.8% 1,754 円2,372 億円
中立 38% 5,613 円7,592 億円 1,606 円2,173 億円 +58.9% +4.7% 2,743 円3,711 億円
やや悲観 23% 2,423 円3,277 億円 1,190 円1,610 億円 −20.5% −2.3% 831 円1,124 億円
悲観 11% 714 円966 億円 528 円714 億円 −72.7% −12.2% 137 円185 億円
加重平均100% 4,851 円6,562 億円1,460 円1,974 億円 +38.9% +3.3% 6,311 円8,537 億円

今の株価時価総額 4,543 円6,145 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 海外が 2.6 倍に育ち、全社の利益の半分以上を稼ぐ 利益 632 億円 · PER 18.4 倍 · 株価時価総額 8,583 円1.16 兆円

10 年後、海外の売上は 3,600 億円に育つ。米国・タイ・インドネシアの工場が稼働率を上げ、利益率は 16% に乗る。海外の事業利益は 580 億円で、全体の 6 割近くを占める。国内は数量が細るものの、付加価値品に寄せて利益率を 8% 前後まで上げる。卵の相場に左右されにくい構造になる。全社の売上は 9,400 億円、営業利益は 950 億円、純利益は 632 億円で、ROE は 12% を超える。マヨネーズのブランドは海外でも根づき、市場は海外比率の高い食品会社として 19.5 倍の倍率を付ける。還元も厚く、10 年で 2,700 億円に近い。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年4億円×10年×1.0=40億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 市販用:数量 23.7(販売数量(万トン、家庭用の食品全体の推定合計))× 価格 1,104(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,620 億円・営業利益 215 億円。営業利益率 8.2%
  • 業務用:数量 38.2(販売数量(万トン、業務用の食品全体の推定合計))× 価格 690(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,638 億円・営業利益 198 億円。営業利益率 7.5%
  • 海外:数量 43.5(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 828(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 3,599 億円・営業利益 576 億円。営業利益率 16%
  • その他(果実加工・ファインケミカル・共通):数量 4.3(販売数量(万トン、単価の差が大きい品の換算合計))× 価格 1,340(1kg あたりの平均単価(円、換算。名目))→ 売上 582 億円・営業利益 49 億円。営業利益率 8.5%

倍率:事業の純利益 632 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.6% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.8%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.4 倍。全体の PER 18.37 倍、時価総額 11,610 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外が 2.6 倍に育ち、国内も利益率を 8% 台に上げて ROE が 12% を超える筋書き。可能だが、前提が多いので 8%。

やや楽観 20% 海外が 2.35 倍に伸び、国内の改善も進む 利益 538 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 6,980 円9,442 億円

海外は米国と東南アジアが中心になり、売上は 3,200 億円に達する。国内は価格改定の定着で、市販用の事業利益率が 7.6% に上がる。業務用の付加価値品も数量を保つ。全社の売上は 8,800 億円、営業利益は 805 億円、純利益は 538 億円となる。ROE は 11% で、資本コストを 5 ポイント近く上回る。市場は、海外が育った堅実な食品会社として 17.5 倍の倍率を与える。国内の数量は 0.96 倍まで細るが、タマゴ加工などの付加価値品が下支えする。人手不足で外食が簡便化を進め、業務用の需要が底堅い。卵の相場が荒れても、価格改定の仕組みが整い、利益の振れは小さくなる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年4億円×10年×1.0=40億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 市販用:数量 22.8(販売数量(万トン、家庭用の食品全体の推定合計))× 価格 1,088(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,478 億円・営業利益 188 億円。営業利益率 7.6%
  • 業務用:数量 37.1(販売数量(万トン、業務用の食品全体の推定合計))× 価格 680(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,524 億円・営業利益 177 億円。営業利益率 7.0%
  • 海外:数量 39.3(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 816(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 3,206 億円・営業利益 481 億円。営業利益率 15%
  • その他(果実加工・ファインケミカル・共通):数量 4.2(販売数量(万トン、単価の差が大きい品の換算合計))× 価格 1,340(1kg あたりの平均単価(円、換算。名目))→ 売上 556 億円・営業利益 44 億円。営業利益率 8.0%

倍率:事業の純利益 538 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.5 倍。全体の PER 17.55 倍、時価総額 9,442 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外が 2.35 倍で伸び、国内の改善も一部進む筋書き。会社の方針が実を結ぶ形で、2 割。

中立 38% 国内は細り、海外が 2.8 倍の売上に育つ成熟した姿 利益 456 億円 · PER 16.7 倍 · 株価時価総額 5,613 円7,592 億円

10 年後、国内の数量は人口減で市販用が 0.92 倍、業務用が 0.97 倍に細る。値上げは物価並みに通り、売上は両方とも 2,400 億円前後を保つ。事業利益率は 7% 前後で、10 年たっても大きく上がらない。海外は新工場が稼働し、数量が 2.1 倍、売上は 2,800 億円に育つ。利益率は 14% で、事業利益は 400 億円に近い。全社の売上は 8,100 億円、営業利益は 677 億円、純利益は 456 億円。ROE は 10% 近くに落ち着き、資本コストを 4 ポイント近く上回る程度の、普通の優良企業になる。還元は総還元性向 6 割ほどで続き、10 年で 2,100 億円を超える。卵などの相場の波は、価格改定の仕組みでならされる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年4億円×10年×1.0=40億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 市販用:数量 21.8(販売数量(万トン、家庭用の食品全体の推定合計))× 価格 1,072(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,340 億円・営業利益 171 億円。営業利益率 7.3%
  • 業務用:数量 36.0(販売数量(万トン、業務用の食品全体の推定合計))× 価格 670(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,413 億円・営業利益 159 億円。営業利益率 6.6%
  • 海外:数量 35.1(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 804(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,823 億円・営業利益 395 億円。営業利益率 14%
  • その他(果実加工・ファインケミカル・共通):数量 4.0(販売数量(万トン、単価の差が大きい品の換算合計))× 価格 1,340(1kg あたりの平均単価(円、換算。名目))→ 売上 531 億円・営業利益 37 億円。営業利益率 7%

倍率:事業の純利益 456 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.8% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.7 倍。全体の PER 16.65 倍、時価総額 7,592 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内は数量が細り、海外が 2.1 倍に育つ中心値。ROE は 10% 近くに落ち着く。最も厚い。

やや悲観 23% 国内のPB移動と原料高が続き、海外も伸びきらない 利益 290 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 2,423 円3,277 億円

国内は値上げが続くうちに、PB や安い業態へ客が移り、市販用の数量は 0.86 倍に細る。卵と包材の高止まりで、利益率は 6% 前後に張りつく。業務用も人手不足と原料高で利益が薄い。海外は現地ブランドの追い上げと米国の競争で、数量は 1.6 倍止まり、売上は 2,050 億円になる。全社の売上は 6,700 億円、営業利益は 418 億円、純利益は 290 億円だ。ROE は 6% 台で資本コストに並ぶ。市場は成長のない食品会社として 14 倍の倍率しか付けない。国内の PB 移動が進めば、ブランド品の値上げは通りにくくなる。海外の失速が重なると、国内の薄い利益を補う成長役がいなくなる。工場の設備投資は積み上がり、減価償却が利益を圧迫し続ける。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年4億円×10年×0.8=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 市販用:数量 20.4(販売数量(万トン、家庭用の食品全体の推定合計))× 価格 1,024(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,090 億円・営業利益 125 億円。営業利益率 6.0%
  • 業務用:数量 33.4(販売数量(万トン、業務用の食品全体の推定合計))× 価格 640(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,138 億円・営業利益 115 億円。営業利益率 5.4%
  • 海外:数量 26.8(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 768(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,054 億円・営業利益 236 億円。営業利益率 11.5%
  • その他(果実加工・ファインケミカル・共通):数量 3.6(販売数量(万トン、単価の差が大きい品の換算合計))× 価格 1,280(1kg あたりの平均単価(円、換算。名目))→ 売上 458 億円・営業利益 27 億円。営業利益率 6%

倍率:ROE6.6%がk7%以下なので、PERの上限は1÷k=13.3倍(ためた利益は額面未満の価値)。その約8割(11.3倍)を採用。稼ぐ力(純利益÷k)の85%。海外の立ち上げが遅れる筋書き。

確率:国内の PB 移動と、卵・包材の高止まりが続き、海外も 1.6 倍止まりになる筋書き。構造的な利益の薄さが残る型で、23% と厚めにした。

悲観 11% 構造的に負け、もう優良ではない 利益 92 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 714 円966 億円

国内ブランドの棚が PB に削られ、市販用の数量は 3 割近く減る。業務用は外食の縮小と原料高で、利益がほぼ消える。海外は大手との競争に負け、新工場の投資を回収できず、売上は 1,300 億円止まりで利益率も 6% に落ちる。固定費の重い工場網が残り、全社の売上は 4,900 億円、営業利益は 108 億円、純利益は 92 億円まで下がる。ROE は 2% だが、純現金と工場の資産があり、PBR は 0.55 倍を床に評価される。会社は工場の統廃合や撤退を迫られ、特別損失が出る。配当は削られ、自社株買いも止まる。それでも財務は固く、倒れるまでは行かない。ただ、成長を期待される会社ではなくなる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年4億円×10年×0.5=20億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 市販用:数量 17.1(販売数量(万トン、家庭用の食品全体の推定合計))× 価格 960(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,641 億円・営業利益 57 億円。営業利益率 3.5%
  • 業務用:数量 26.0(販売数量(万トン、業務用の食品全体の推定合計))× 価格 600(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,559 億円・営業利益 39 億円。営業利益率 2.5%
  • 海外:数量 18.4(販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計))× 価格 720(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,324 億円・営業利益 79 億円。営業利益率 6%
  • その他(果実加工・ファインケミカル・共通):数量 3.0(販売数量(万トン、単価の差が大きい品の換算合計))× 価格 1,200(1kg あたりの平均単価(円、換算。名目))→ 売上 362 億円・営業利益 13 億円。営業利益率 3.5%

倍率:ROE2.3%がk7%以下なので、PERの上限は1÷k=13.3倍(ためた利益は額面未満の価値)。その約8割(10.5倍)を採用(先細る利益なのでやや悲観の11.3倍を超えない)。純利益92億円は稼ぐ力が約1,227億円(92÷k7%)にとどまる姿。純現金486億円より稼ぐ力の方が大きいので稼ぐ力から置き、その約8割。海外の失敗と卵相場の高止まりが重なる最悪の筋書き。

確率:国内ブランドの棚が縮み、海外の投資も回収できず、もう優良とは言えなくなる。10 年の悲観は構造的な負けなので、3 年より厚い 11%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

市販用

スーパーなどで売る家庭用のマヨネーズ・ドレッシング・パスタソース・ディップ・離乳食。国内首位の品が多い。

数量販売数量(万トン、家庭用の食品全体の推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2025/11 23.7 800 1,898 126
10 年後 中立 21.8 1,072 2,340 171

取り方:市販用の売上 1,898 億円を、1kg あたり八百円前後の品が年 24 万トン弱売れていると置いて分けた(推定。マヨネーズは単価が高く、サラダ・惣菜は安い)。国内のマヨネーズ・ドレッシングの生産量は 40 万トン前後で 20 年動かず、数量は人口減で中立 10 年 0.92 倍、価格は物価並み(3 年 1.09 倍・10 年 1.34 倍)。市場の大きさ:国内のマヨネーズ・ドレッシング生産 40 万トンのうち、キユーピーは家庭用・業務用を合わせて半分前後を握ると見る(推定)。競合は味の素、ケンコーマヨネーズ、小売のPB。

業務用

外食・中食・食品メーカー向けのマヨネーズ・タマゴ加工品(液卵・加熱卵)・カット野菜・惣菜。

数量販売数量(万トン、業務用の食品全体の推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2025/11 37.1 500 1,856 119
10 年後 中立 36.0 670 2,413 159

取り方:業務用の売上 1,856 億円を、1kg あたり五百円前後の品が年 37 万トン売れていると置いて分けた(推定。液卵とカット野菜が安く、マヨネーズ・ソースが高い)。数量は外食の人手不足と簡便化で国内の中でも強く、中立 10 年 0.97 倍。価格は物価並み。タマゴ加工は殻割りからの一貫生産が強みで、競合はケンコーマヨネーズや地場の卵加工会社と分散する。

海外

中国・東南アジア・米国で売るマヨネーズ・ドレッシング・タマゴ加工品。利益率は国内より高い。

数量販売数量(万トン、海外の食品全体の推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2025/11 16.7 600 1,003 136
10 年後 中立 35.1 804 2,823 395

取り方:海外の売上 1,003 億円を、1kg あたり六百円前後の品が年 17 万トン弱売れていると置いて分けた(推定。現地の物価が低く国内より安い)。数量は米国・タイ・インドネシアの新工場で、中立 10 年 2.1 倍(年 7.7% 増)。会社目標は現地通貨で年 2 桁増。価格は物価並みとして 10 年 1.34 倍。市場の大きさ:米国は大手が強い市場で、和風マヨネーズという別の需要を狙う。中国は家庭用の首位(北京 9 割・上海 5 割強、2019 年社調べ)。

その他(果実加工・ファインケミカル・共通)

果実加工のフルーツソリューション、ヒアルロン酸などのファインケミカル、共通部門。

数量販売数量(万トン、単価の差が大きい品の換算合計)価格1kg あたりの平均単価(円、換算。名目)売上営業利益
今 2025/11 3.8 1,000 377 28
10 年後 中立 4.0 1,340 531 37

取り方:売上 377 億円(フルーツソリューション 176・ファインケミカル 118・共通 83)を、1kg あたり千円の換算で 3.8 万トンと置いた(推定。ヒアルロン酸のような高単価品と果実加工の安い品を均した値)。数量は国内中心で中立 10 年 1.05 倍、価格は物価並み。

リスクと懸念

卵相場の急騰

マヨネーズも液卵も卵が最大の原料だ。鳥インフルエンザで相場が跳ねると、値上げが追いつくまで利益が削られる。2025 年度の上期だけで、鶏卵が 21 億円、利益を押し下げた。値上げの頻度が増えるほど、消費者の離脱や PB への移動も起きやすくなる。

国内数量の細り

国内のマヨネーズ・ドレッシングの生産量は 40 万トンで 20 年動かない。人口減が続けば、この横ばいが減少に変わりうる。市販用の棚がPBに削られると、ブランドの値上げ余地も狭まる。国内で数量が年 1% 減るだけで、10 年で売上の 1 割が消える。値上げで穴を埋め続けるには、ブランドの力が試される。

業務用の利益が薄い

業務用は売上の 36% を占めるが、利益率は 6% 台だ。外食の人手不足、物流費、包材費の上昇が重なると、価格改定が遅れた期間は赤字に近づく。外食需要が急減する不況期には、固定費の重さが表に出る。売上の 3 分の 1 強がここに偏る点が、会社全体の弱さになる。

海外の成長が目標に届かない

会社は海外売上を 3 年で 1,800 億円まで伸ばす計画だ。米国の新工場は稼働初期の費用が重く、現地の大手との競争もある。中国やアジアではローカル勢が追い上げており、成長が鈍れば全社の利益率の改善シナリオが崩れる。

利益の質と一時益

2025 年度の純利益は一時の益で 42% 膨らんだ。今期予想は 255 億円に下がる。実力の利益を見誤ると、今の PER が実際より低く見える。同じ会社でも、一時益を除いた実力の利益と、倍率の高さを分けて見る必要がある。

資本効率の低さ

中計の ROE 目標は 8.5% で、資本コストを少し上回るだけだ。設備投資が営業利益の 7 割に及び、稼ぎが工場に消えやすい。新しい工場の稼ぎが想定を下回ると、ROE が資本コストを下回りうる。利益が増えても自己資本がそれ以上に増え、ROE が上がらない恐れがある。

今後の分かれ目

鳥インフルエンザなどで卵の相場が高止まりし、価格改定が遅れたら
国内の利益率は 6% 台前半へ戻り、中立の筋書きの利益は 1 割ほど下がる。やや悲観の確率を上げて見る。
米国の 2 つ目の工場が計画どおり立ち上がり、米州の売上が 2 桁増を続けたら
海外の売上は中立より速く伸びる。やや楽観・楽観側へ確率を寄せてよい。
海外の売上が 3 年で 1,300 億円に届かず、現地通貨での増収が 1 桁にとどまったら
成長ストーリーの前提が崩れる。中立を 10 年の海外 2.1 倍から下げ、やや悲観側へ寄せる。
政策保有株の売却資金が、自社株買いの上積みや高収益の投資に回ったら
ROE の改善が速まる。資本効率の見方を引き上げる材料になる。
国内事業利益率が 8% の目標を 2028 年までに達成したら
経営の構造改革が実を結んだ証拠になる。10 年の国内の利益率を 7% 台後半に上げてよい。
創業家に近い株主や他社が動いて、TOB や資本提携の動きが出たら
買収価格が本質価値を上回る場合に限り、株価の水準に反映される。ただし、事業の見方は変えない。

見ておくもの

  • 国内事業利益率の四半期ごとの推移(目標 8%)
  • 海外セグメントの売上・事業利益と、米州・アジアの地域別の伸び
  • 鶏卵・野菜・包材の相場と、価格改定の時期
  • 米国テネシー工場など新工場の稼働率と立ち上げ費用
  • 自社株買いの実績と政策保有株の売却額

倍率と資本コストの決め方

数量は国内を人口減並みの 0.92〜0.97 倍、海外を新工場による 2.1 倍とし、価格は物価の 1.34 倍で置いてから利益を積んだ。倍率は、ROE 9.8% と資本コスト 7%(基本 7.5% に quality 0)から出した正当化 PER(約 15.3 倍)の 9 割弱の 13.5 倍とし、今の PER(19〜23 倍)には寄せていない。純現金は 486 億円で時価総額の 8% にとどまり 1 割に満たないので、余った現金は分けていない。悲観は稼ぐ力(約 1,227 億円)の約 8 割に置いた。新リース会計基準(2028/03 期ごろから BS に載る)は営業利益などが少し変わるが、数字は今と同じ家賃を費用に入れた形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.5→18.37 倍・やや楽観 PER 14→17.55 倍・中立 PER 13.5→16.65 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality を足して決める(β・規模は使わない)。quality の内訳と理由は quality_why に書いた。事業が傾いているわけではないので上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.00%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. キユーピー 中期経営計画 2025-2028(要約ページ)
  2. キユーピーのセグメント別・地域別売上高の推移
  3. マヨネーズ・ドレッシングの市場規模の推移
  4. キユーピー 2025年度 決算説明資料
  5. キユーピー 2026年度 第2四半期 決算説明 Q&A
  6. キユーピー 統合報告書 2025(株主・大株主)

分析日 2026-10-16