株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

鳥越製粉 2009

薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)732 円173 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,158 円274 億円差 −36.8%
10 年後から見ると 割高 価値 732 円173 億円 · 差 −36.8% · 期待の年率 +1.8%
期待の年率リターン(10 年)+1.8%資本コスト比 −6.4 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

鳥越製粉は福岡市に本社を置く、九州の小麦粉メーカーだ。業務用の小麦粉、プレミックス(調理を簡単にする粉の混合品)、精麦(大麦の加工)、飼料を手がける。売上は262億円、営業利益は13億円だ。

筆者の結論は割高だ。事業の稼ぐ力に比べて、今の時価総額が高い。営業利益率は5%前後で、自己資本利益率(ROE)は3%にとどまる。資本コストの8%近くには、ほど遠い。

見かけの割安さは、貸借対照表の厚みから来る。現金が120億円、投資有価証券が123億円ある。時価総額271億円に対し、純現金と投資有価証券で215億円ほどだ。だが投資有価証券の大半は、取引先との持ち合い株で、売る方針は具体的に示されていない。持ち合い株は配当を出すだけで、稼ぐ力としては低い。

10年後の中立の筋書きでも、時価総額は今より2割強低い。確率で重みを付けた本質価値は、今の時価総額を4割近く下回る。会社は配当性向100%を掲げ、利益の全額を配当に回している。株主には優しいが、成長への投資とは両立しにくい。

鍵は食品事業と新工場だ。付加価値の高いプレミックスを伸ばせれば、利益率は上がる。逆に、小麦粉の価格競争が続けば、今の薄い利益のままだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、鳥越製粉は「守りの堅い、地味な会社」だ。10年後も小麦粉は売れる。ただし、堀は広がらない。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、見かけより小さい。営業キャッシュフローは31億円だが、設備投資に23億円を使った。差し引き8億円で、配当11.6億円をまかなえない。配当性向100%は、会社が貯めた金を取り崩して払っている面がある。

資本をうまく配分しているかと言えば、迷う。純資産の3分の1が持ち合い株という姿は、資本を効率よく働かせる会社ではない。その一方、配当性向を100%に引き上げた判断は、株主を向いた動きとして評価できる。

安全域は、今の値段に見えにくい。PBRは0.7倍と低いが、ROEが資本コストを下回る会社の純資産は、額面の価値を持たない。帳簿の安さは、安全域とは別の話だ。それでも、悲観の筋書きで会社が行き詰まることはなく、資産の下支えは堅い。

自分がオーナーなら、持ち合い株を売って配当や自社株買いに回すか、食品事業に思い切って投資するかの二択を迫る。今の鳥越製粉は、そのどちらにも踏み切っていない。

何で稼ぐ会社か

事業は4つある。2025年12月期の売上262億円の内訳は、製粉が116億円(44%)、食品が68億円(26%)、精麦が64億円(24%)、飼料が13億円(5%)だ。

製粉は、小麦粉、ライ麦粉、ふすまを作る。主に業務用で、パンやめん、菓子のメーカーに売る。原料の小麦は輸入品で、国が買い付け、製粉会社に売り渡す。この政府売渡価格が、小麦粉の値段を決める最大の要素になる。2025年は売渡価格が下がり、製品価格も下がって減収となった。出荷数量は増えている。

食品は、家庭用と業務用のプレミックス、品質改良剤、日持ちを延ばす薬剤を作る。製粉より利益率が高く、会社が最も伸ばしたい分野だ。前期は出荷数量が減って3.8%の減収だった。

精麦は、丸麦、押麦、もち麦を作る。子会社の鳥越精麦、中島精麦工業、石橋工業が担い、中間持株会社の鳥越グレインホールディングスが束ねる。もち麦などの健康需要で、前期は8.4%の増収となった。飼料は子会社2社が作る。

ほかに、パン・菓子の大田ベーカリー、生めんの久留米製麺、小麦粉卸のカネニがある。連結従業員は354人で、製造業としては小さな会社だ。主要な売り先は特定の1社に偏らず、10%を超える取引先はない。

優良さと弱いところ

優良とは言いがたいが、堅実さはある。堀(他社がまねできない強み)は弱いと筆者は見る。

小麦粉は、どの会社も同じ原料から作る。値段は政府売渡価格に連動し、自社で決められない。原料を値下げされれば、製品価格も下げなければならない。品質と納期、九州での顧客との結びつきが強みだが、全国ブランドを持つ日清製粉グループやニップンのような価格決定力はない。

数字もそれを示す。営業利益率は過去12年、3.4%から7.0%の間にあり、直近は4〜5%だ。ROEは1.7%から3.7%の間で、資本コストを一度も超えていない。会社は中期計画で2026年に営業利益率6.0%を掲げたが、今期の見通しは5.0%にとどまる。

堅い点は、赤字の期がないことと、財務の健全さだ。自己資本比率は79%、現金は有利子負債を90億円ほど上回る。小麦粉は必需品で、景気が悪くても需要が落ちにくい。

弱い点は、資本の働きだ。自己資本368億円のうち、3分の1にあたる123億円が投資有価証券で、そのほとんどが持ち合い株だ。持ち合い株は配当を生むだけで、事業の力にはならない。この資産の重さが、ROEを押し下げている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

小麦粉の国内生産は、1994年の500万トンをピークに頭打ちで、人口減とともにゆるやかに減っていく。製粉業界は日清製粉グループ、ニップン、昭和産業、日東富士製粉などが大手で、鳥越製粉は九州を地盤にした中堅だ。

原料の小麦は、国が輸入して製粉会社に売り渡す制度がある。売渡価格は年2回改定される。近年は相場連動制や即時販売方式(SBS)が導入・拡大され、国の制度の保護が薄れる方向にある。制度が変われば、仕入れの方法と価格転嫁の速さが変わる。会社自身も、これを事業のリスクに挙げている。

価格は、原料の値上がりを製品に転嫁するまでに数か月のずれがある。2022年から2023年は、売渡価格の急騰で原料が高く、利益率が4%まで落ちた。2025年は売渡価格が下がり、製品価格も下がったが、鳥越製粉の営業利益は逆に23%増えた。コストの下がりと価格転嫁のずれが、プラスに働いた形だ。

需要は、パンやめんの消費が人口減で細る一方、中食や冷凍食品、健康志向の食品が伸びる。会社はここに食品事業と精麦を重ねる。

競争は、価格と物流の勝負になる。電力、人件費、運賃の上昇を価格に載せきれない年が続けば、中小の製粉会社は薄利から抜けられない。業界では工場の統合と再編が進みつつある。

資本政策と M&A

資本の使い方は、株主への還元を厚くする方向にある。

2024年12月期から2026年12月期の3年間、配当性向100%を目標にしている。前期の配当は純利益とほぼ同額で、総額は11.6億円だ。これまでの40%以上から、大きく引き上げた。自己株式は発行済み株の1割近く(21億円)あり、自社株買いも検討していると会社は説明する。

投資は2つある。福岡工場の製品サイロ(総額14億円、2026年5月完成)と、食品事業の新工場を含む生産拠点の再構築だ。前期の設備投資は23億円で、営業キャッシュフロー31億円の4分の3を使った。M&Aも検討するとしているが、具体案はない。

政策保有株式は、上場21銘柄、非上場12銘柄だ。最大はカルビーで、約58億円。次いで三菱UFJ、ふくおかフィナンシャルグループが続く。会社は年2回、保有の経済合理性を検証し、合理性が薄れたものは売却するとしている。だが当期の動きは小さく、縮減の実績は乏しい。

大株主は、有限会社鳥越商店6.0%、三井物産5.5%、福岡銀行4.9%、三菱UFJ銀行4.9%など。外国人は1%にとどまり、個人が48%を占める。親会社はなく、TOBの兆しも見えない。

株主優待もある。500株以上に、そうめんやラーメンの詰め合わせを贈る。費用は年1億円未満と見積もられ、還元の中では小さい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

食品事業が化ける。プレミックスや品質改良剤は、顧客の商品開発に深く入り込む製品で、一度採用されれば簡単には替えられない。新工場を建て、差別化された製品を作れば、利益率は製粉の倍近くある。食品の売上が1.5倍になれば、会社全体の営業利益率は6〜7%に上がる。

精麦は、健康志向でもち麦や大麦の需要が根強い。子会社の再編も進み、規模の利益が出てくる。製粉も、小麦粉の価格改定が順調に通り、工場の稼働が上がれば、利益率は5%台後半まで改善する。

財務の厚みも力になる。配当性向100%という方針が続き、持ち合い株の売却も進めば、資本効率は大きく改善する。カルビー、三菱UFJなどの株は、時価で売れる資産だ。売却益を自社株買いや配当に回せば、少数株主の取り分は増える。

さらに、再編の期待もある。小さな製粉会社の統合は進んでおり、三井物産などの株主との関係も強い。業界再編が起きれば、プレミアムが付く可能性もある。

慎重な見方

小麦粉の事業は、構造的に薄利だ。営業利益率が12年で7.0%を超えたことはなく、会社の目標6.0%も未達の見込みだ。原料の値段が下がっても上がっても、製品の値段が追いかけて動く。付加価値を取れる事業ではない。

人口減は、毎年じわじわ効く。パン、めん、菓子の消費は細り、小麦粉の数量は減っていく。国の小麦の制度が見直されれば、輸入麦の仕入れ方や価格決定のルールが変わる。小さな会社は、大手に比べて交渉力が弱い。

資本は働いていない。自己資本368億円に対し、純利益は11億円で、ROEは3%だ。純資産の3分の1が持ち合い株で、配当を出すだけの資産に、少数株主の価値は閉じ込められている。ROEが資本コストを下回る会社の純資産は、帳簿の額がそのまま価値にならない。

配当性向100%も、持続しにくい。営業キャッシュフローから設備投資を引くと、配当をまかなえない。新工場や更新投資が続けば、現金は減り、配当は下がる。会社が掲げた中期計画の数字は、すでに未達が見えている。

どちらに重みを置いたか

事業の堅さと財務の厚みでは、強気の見方に分がある。だが、稼ぐ力と資本の効率では、慎重な見方が正しい。中立の筋書きは、数量が緩やかに減る製粉と、伸びる食品が釣り合い、営業利益率が5%台で推移する形とした。確率は中立を最も厚くし、やや悲観を楽観側より厚くした。悲観でも会社は黒字を保ち、持ち合い株と現金が床になる。結論は割高で、その差は事業の弱さと、資産が動かないことの両方から来る。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 911 円215 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 476 円112 億円)。 今の値に割り戻すと 732 円173 億円、今との差 −36.8%、 期待の年率 +1.8%(資本コスト 8.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,336 円316 億円 622 円147 億円 +69.1% +5.4% 137 円32 億円
やや楽観 20% 1,172 円277 億円 563 円133 億円 +49.8% +4.1% 347 円82 億円
中立 38% 1,023 円242 億円 512 円121 億円 +32.6% +2.9% 583 円138 億円
やや悲観 25% 581 円137 億円 406 円96 億円 −14.8% −1.6% 247 円58 億円
悲観 10% 487 円115 億円 237 円56 億円 −37.5% −4.6% 72 円17 億円
加重平均100% 911 円215 億円476 円112 億円 +19.7% +1.8% 1,387 円328 億円

今の株価時価総額 1,158 円274 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 7% 食品が化け、再編と資本効率の改善も来る 利益 23 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,336 円316 億円

プレミックスと品質改良剤が顧客の商品開発に深く入り、食品の売上は10年で6割増える。新工場で差別化された製品を作り、食品の利益率は10%に達する。製粉は価格改定が順調に通り、工場の稼働も上がって、利益率は5.8%まで改善する。

営業利益率は全体で6.8%と、過去12年の最高(7.0%)に近づく。持ち合い株の売却が進み、資金は自社株買いや配当に回る。10年の還元は147億円で、純利益の85%に及ぶ。それでもROEは6%にとどまる。業界の再編が起きて、プレミアム付きの提携が出る可能性もある。この筋書きでは、営業利益は今の2倍強の28億円、純利益は23億円になる。資本の効率が目に見えて改善し、市場も鳥越製粉を成長する食品会社として見直す。ただし、そこまで揃う確率は低い。

  • 製粉:数量 9.9(小麦粉の出荷量(万トン・年、推定))× 価格 17(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 164 億円・営業利益 10 億円。数量換算9.9万トン、単価は今の1.38倍、営業利益率5.8%
  • 食品:数量 3.3(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 42(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 139 億円・営業利益 14 億円。数量換算3.3万トン、単価は今の1.40倍、営業利益率10%
  • 精麦:数量 3.0(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 32(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 96 億円・営業利益 4 億円。数量換算3.0万トン、単価は今の1.36倍、営業利益率4.5%
  • 飼料・その他:数量 2.5(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 7.34(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。数量換算2.5万トン、単価は今の1.34倍、営業利益率4%

倍率:事業の純利益 23 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.4% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)40 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 316 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:食品の新工場の成功と、持ち合い株の売却を含む資本効率の改善が揃う必要がある。会社が目標に掲げた利益率にも届いていない現状で、この連続は確度が高くない。

やや楽観 20% 食品が着実に伸び、利益率が上がる 利益 20 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,172 円277 億円

食品の数量は3割増え、利益率は9%まで上がる。製粉は横ばいで、小麦の政府売渡価格の変動を吸収しながら、利益率5.3%を保つ。精麦はもち麦の需要が続き、数量が5%増える。

営業利益率は6.1%。直近の4〜5%から、1〜2ポイント上がる形だ。配当性向は85%に下がり、10年の還元は133億円になる。ROEは5%程度で、資本コストには届かない。会社は財務の余力で小さなM&Aを重ねるが、大型の買収はない。営業利益は24億円、純利益は20億円。中期計画の営業利益18.8億円は超えるが、売上の313億円には届かない。市場は食品の伸びを評価しつつ、製粉の薄利を割り引く。

  • 製粉:数量 9.7(小麦粉の出荷量(万トン・年、推定))× 価格 16(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 158 億円・営業利益 8 億円。数量換算9.7万トン、単価は今の1.36倍、営業利益率5.3%
  • 食品:数量 3.0(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 41(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 122 億円・営業利益 11 億円。数量換算3.0万トン、単価は今の1.37倍、営業利益率9%
  • 精麦:数量 2.8(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 32(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 91 億円・営業利益 4 億円。数量換算2.8万トン、単価は今の1.35倍、営業利益率4.1%
  • 飼料・その他:数量 2.5(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 7.23(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。数量換算2.5万トン、単価は今の1.32倍、営業利益率3.8%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)40 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 277 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期計画に近い方向で、食品の伸びが実現する筋書き。ただし中期計画の数字には届かない。食品事業の伸びは、新工場の稼働と顧客の採用に左右され、不確実性が残る。

中立 38% 数量は緩やかに減り、食品で補う 利益 17 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,023 円242 億円

製粉の数量は人口減で3%減り、価格は原料の転嫁で物価並みに上がる。食品は新工場で数量が15%増える。精麦は横ばい、飼料は5%減。

営業利益率は5.4%で、過去12年の中央値(約5%)とほぼ同じ。会社が掲げた6.0%には届かず、目標は先送りされる。金利上昇で受取利息が増え、純利益は17億円になる。配当性向は85%とし、10年の還元は121億円。ROEは4%台で推移し、資本コストを超えない。安定した、しかし資本の働きが乏しい10年になる。営業利益は20億円弱、純利益は17億円。株主資本は390億円と今より小幅に増え、資本の効率はほとんど変わらない。倍率は資本コストに見合う水準にとどまり、時価総額は今より2割強低くなる。

  • 製粉:数量 9.4(小麦粉の出荷量(万トン・年、推定))× 価格 16(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 151 億円・営業利益 7 億円。数量換算9.4万トン、単価は今の1.34倍、営業利益率4.8%
  • 食品:数量 2.6(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 40(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 105 億円・営業利益 8 億円。数量換算2.6万トン、単価は今の1.34倍、営業利益率8%
  • 精麦:数量 2.7(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 32(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 86 億円・営業利益 3 億円。数量換算2.7万トン、単価は今の1.34倍、営業利益率3.8%
  • 飼料・その他:数量 2.4(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 7.12(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 1 億円。数量換算2.4万トン、単価は今の1.30倍、営業利益率3.5%

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.8% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)40 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 242 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:製粉の数量減と食品の伸びが釣り合い、会社の方針も今のまま続く筋書き。過去12年の利益率の中央値に近く、中期計画よりは慎重。最も確率の高い筋書きとして置く。

やや悲観 25% 価格競争で利益率が低いまま 利益 13 億円 · PER 8.8 倍 · 株価時価総額 581 円137 億円

製粉の数量は8%減り、麦の制度改革で仕入れの優位がなくなって、利益率は3.6%に落ちる。食品は新工場の稼働が遅れ、数量が横ばいにとどまる。精麦と飼料も価格の伸びが物価を下回る。

営業利益率は4.0%で、2020年の谷(3.4%)に近づく。純利益は13億円で、今の1.1倍にとどまる。配当性向を80%に下げ、10年の還元は95億円。ROEは3%台で、今とほぼ同じ。会社は存続し、配当も続くが、成長の物語は描けない。営業利益は13億円と今とほぼ同じで、物価で水ぶくれした売上のなかで利益は増えない。実質では縮小に近い。倍率は資本コストに見合わない利益を反映して低くなり、時価総額は今の半分ほどになる。

  • 製粉:数量 8.9(小麦粉の出荷量(万トン・年、推定))× 価格 16(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 139 億円・営業利益 5 億円。数量換算8.9万トン、単価は今の1.30倍、営業利益率3.6%
  • 食品:数量 2.3(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 38(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 88 億円・営業利益 5 億円。数量換算2.3万トン、単価は今の1.28倍、営業利益率6%
  • 精麦:数量 2.6(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 30(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 78 億円・営業利益 2 億円。数量換算2.6万トン、単価は今の1.28倍、営業利益率2.8%
  • 飼料・その他:数量 2.3(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 6.85(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 15 億円・営業利益 0 億円。数量換算2.3万トン、単価は今の1.25倍、営業利益率2.5%

倍率:事業のROEは3%前後で、資本コスト8.25%以下。PERの上限は1÷k=12.9倍。稼ぐ力が弱まるので上限の約68%の8.8倍に置いた。余った現金は谷で食って30億円(戻り方1.0)。

確率:麦の制度改革で保護が薄れ、価格競争と人件費・電力費の上昇が重なる筋書き。直近の4〜5%の営業利益率さえ維持できない。業界では十分ありうる。

悲観 10% 構造的に負け、持ち合い株だけが残る 利益 8 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 487 円115 億円

国の麦の制度が相場連動に変わり、仕入れの優位が消える。大手が価格で攻め、鳥越製粉は九州での顧客も失う。製粉の数量は15%減り、価格は物価を大きく下回る。食品も新工場が稼働率を上げられず、利益率は3.5%にとどまる。

営業利益率は2.1%まで落ち、工場の統廃合の費用がかさむ。配当は下げ、10年の還元は57億円。それでも借金は小さく、現金と持ち合い株の厚みで会社は続く。事業の価値は、稼ぐ力ではなく、売れる資産の価値で支えられる。株主にとっては、成長ではなく、資産の下支えだけが残る10年になる。営業利益は5億円台まで落ちるが、赤字にはならない。時価総額は事業の価値ではなく、現金と持ち合い株の売却見込みで決まる。今の時価総額の4割強にあたる床が、下値を支える。

  • 製粉:数量 8.2(小麦粉の出荷量(万トン・年、推定))× 価格 14(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 119 億円・営業利益 2 億円。数量換算8.2万トン、単価は今の1.20倍、営業利益率2%
  • 食品:数量 1.9(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 35(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 67 億円・営業利益 2 億円。数量換算1.9万トン、単価は今の1.15倍、営業利益率3.5%
  • 精麦:数量 2.3(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 27(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 62 億円・営業利益 1 億円。数量換算2.3万トン、単価は今の1.15倍、営業利益率1.2%
  • 飼料・その他:数量 2.0(出荷量(万トン・年、推定))× 価格 6.03(1トンあたり平均売上(万円・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。数量換算2.0万トン、単価は今の1.10倍、営業利益率0.5%

倍率:事業は縮み、稼ぐ力ではなく売れる資産の価値まで下がる。内訳は floor_assets_why に書いた。

確率:麦の制度改革、人口減、価格競争が同時に来る複合の筋書き。鳥越製粉は黒字を保つが、稼ぐ力は大きく落ちる。日本の製粉業界で、規模で劣る中堅が受ける最も厳しい形。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

製粉

業務用小麦粉、ライ麦粉、ふすま。売上の44%。

数量小麦粉の出荷量(万トン・年、推定)価格1トンあたり平均売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 9.7 12 116 5
10 年後 中立 9.4 16 151 7

取り方:売上116.3億円(有価証券報告書)。国内の小麦粉は年約440万トン。鳥越製粉は九州の中堅で、業務用小麦粉の平均単価を1トン12万円前後と仮定して約9.7万トン(国内の約2%)とした。数量は実質。物価と原料の転嫁は単価に入れた。会社はセグメント利益を開示しないため、営業利益5.2億円(利益率4.5%)は全体の13.1億円と他事業の推定から逆算した。

食品

家庭用・業務用プレミックス、品質改良剤、日持ち向上剤。売上の26%。

数量出荷量(万トン・年、推定)価格1トンあたり平均売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 2.3 30 68 5
10 年後 中立 2.6 40 105 8

取り方:売上68.45億円。プレミックスなどの平均単価を1トン30万円前後と仮定して約2.3万トンとした。数量は実質。営業利益5.0億円(利益率7.3%)は、製粉より利益率が高いという会社の説明から推定した。

精麦

丸麦、押麦、もち麦。子会社の鳥越精麦・中島精麦工業・石橋工業が担う。売上の24%。

数量出荷量(万トン・年、推定)価格1トンあたり平均売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 2.7 24 64 2
10 年後 中立 2.7 32 86 3

取り方:売上64.0億円。食用の精麦(押麦・もち麦)の平均単価を1トン24万円前後と仮定して約2.7万トンとした。数量は実質。営業利益2.4億円(利益率3.8%)は推定。

飼料・その他

子会社2社の配合飼料、政府所有の輸入小麦の保管・荷役の受取料。売上の5%。

数量出荷量(万トン・年、推定)価格1トンあたり平均売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 2.5 5.48 14 1
10 年後 中立 2.4 7.12 17 1

取り方:飼料13.14億円とその他0.56億円の合計13.7億円。平均単価を1トン5〜6万円と仮定して約2.5万トンとした。数量は実質。営業利益0.5億円は推定。

リスクと懸念

麦の制度改革

国が輸入麦を売り渡す制度は、相場連動制、即時販売方式(SBS)の拡大で、保護が薄れる方向にある。仕入れの方法や価格転嫁の速さが変われば、中小の製粉会社は大手に比べて交渉力で不利になる。会社自身も事業のリスクに挙げている。

原料価格の振れと転嫁の遅れ

小麦の政府売渡価格は、近年の急騰(2022年に1トン7.3万円)や急落(2025年の引き下げ)を繰り返している。値上がりは製品価格に載せるまで数か月かかり、その間は利益が削られる。円安や地政学リスクも、原料価格を揺らす。

人口減による数量の縮小

国内の小麦粉の消費は人口減とともに細る。九州を地盤とする中堅は、地域の人口減と大手の攻勢の影響を受けやすい。数量が毎年1%減れば、10年で1割の売上が消える。

持ち合い株の価格下落

投資有価証券123億円のうち、最大はカルビー約58億円、次いで三菱UFJ約23億円。株価が下がれば純資産が目減りし、評価損を計上する場合もある。銀行株や取引先の株に偏っており、分散されていない。

設備投資の回収

福岡工場のサイロ(14億円)、食品事業の新工場を含む再構築で、投資が増える。売上が計画どおり伸びず、稼働が上がらなければ、減価償却だけが残る。前期の設備投資23億円は、営業キャッシュフローの4分の3だった。

配当性向100%の持続

配当は純利益とほぼ同額で、営業キャッシュフローから設備投資を引いた額を上回る。投資が続けば、貯めた現金を取り崩すことになる。配当方針が変われば、還元を期待した株主の失望を招く。

今後の分かれ目

食品事業の売上が3年で2割以上伸び、新工場が稼働したら
会社の営業利益率の前提を引き上げ、やや楽観・楽観の確率を上げる。食品の利益率が実際にいくらかを確かめる。
小麦の政府売渡価格が大きく上がり、製品価格への転嫁が遅れたら
その期の利益は落ちるが、一時的か構造的かを見る。転嫁が毎回遅れるなら、利益率の前提を下げる。
持ち合い株の売却と、その資金を使った自社株買い・特別配当が示されたら
資本効率が改善する筋書きとして、確率を楽観側に移し、余った現金の前提を見直す。
業界再編(製粉会社の統合・資本提携)が表面化したら
買い手側か売り手側かを確かめ、再編のプレミアムや統合費用を確率に反映する。
配当性向100%の目標が引き下げられたら
還元の前提を下げる。利益が薄い中で現金を取り崩していた面が、解消されたと読む。
営業利益率が6%を超えて定着したら
過去12年の最高圏に近づくので、構造が変わったかを確認し、中立の利益率を引き上げる。

見ておくもの

  • 食品事業の売上・営業利益率と、新工場の稼働時期・投資額
  • 小麦の政府売渡価格の改定(年2回)と、製品価格の改定の時期・幅
  • 政策保有株式(カルビー、三菱UFJなど)の売却の開示と、売却資金の使い道
  • 配当性向100%の方針の継続と、2027年以降の中期経営計画の内容

倍率と資本コストの決め方

今の株価や、PBR0.7倍には寄せていない。売上は数量(実質)×単価(名目、物価の10年1.34倍が基本)で積み、飼料だけは価格の下落を見て1.30倍に下げた。製粉の単価は原料価格の転嫁で物価並みと置いた。数量は、製粉が人口減で3%減、食品が新工場で15%増の前提で、会社の中期計画(2026年に売上313億円)には届かないと見た。利益率は、全社で5.4%と過去12年の最高(7.0%)を下回る。純利益は(営業利益+営業外収益)の7割弱で、金利上昇による受取利息の増加(約2億円)を営業外収益に足した。倍率は、資本コスト8.25%(基本7.5%に循環−0.5%・値決め力+0.5%・寿命+0.25%)で、事業のROEが4%台と資本コスト以下なので、PERの上限1÷k=12.9倍の約8割に置いた。投資有価証券(持ち合い株)は、配当を利益に残してあるため、価値を足していない(二重に数えない)。純現金の余りだけ、40億円を戻り方1.0で足した。悲観の床は、持ち合い株の税後の売却額も含めて置いた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 鳥越製粉 有価証券報告書(2025年12月期)の要点
  2. 鳥越製粉 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(2024年2月)
  3. 鳥越製粉 2025年12月期 決算短信

分析日 2026-10-16