株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ピエトロ 2818

ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)552 円38 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,748 円121 億円差 −68.4%
10 年後から見ると 割高 価値 552 円38 億円 · 差 −68.4% · 期待の年率 −5.6%
期待の年率リターン(10 年)−5.6%資本コスト比 −12.9 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ピエトロは、パスタ店から生まれた「和風しょうゆ」のドレッシングを軸に、調味料の製造販売と、パスタを中心にした飲食店を営む会社だ。筆者の結論は、今の値段は割高というものだ。時価総額 122 億円に対し、直近の純利益は赤字で、営業利益も 2 億円にとどまる。

看板商品の力は本物である。調味料を売る商品事業は売上 71 億円で、事業単体の利益率は約 2 割と高い。ただ、広告や本社などの共通費が約 15 億円かかり、外食の店舗事業は利益が薄い。差し引くと、会社全体の営業利益率は 1.6% まで下がる。

財務は重くなっている。純有利子負債は 32 億円に増え、古賀に約 82 億円の新工場を建てている。完成すれば償却費が増える。利益が戻る前に、負担が先に来る形だ。

筆者は、商品事業が伸びても、共通費と店舗の固定費が利益を吸い続ける限り、株主の取り分は小さいままと見る。企業価値の大半は将来の回復に払うことになり、その回復は中立の筋書きでも今の値段に届かない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ピエトロは「良い商品を持つが、稼ぎと値段がかみ合わない会社」と映る。

看板のドレッシングは、30 年以上続く定番で、事業として堅い。商品事業の利益率が高いのは、その力の表れだ。一方で、共通費と外食が利益を食い、全社の稼ぎは薄いまま、借入だけが増えている。

経営の資本の使い方には慎重になる。82 億円の工場は、利益を生むかどうかが見えないうちに借入で建てている。同じ金額を配当や借金の返済に回せば、株主の取り分は確実に厚くなった。

堀は中ぐらいで、価格を上げる力は限られる。一方、人口が減る国内市場では、量の拡大は難しく、利益の回復は共通費の圧縮にかかる。それは経営の実行力の問題で、保証がない。

筆者の見立てでは、中立の筋書きの価値は、今の時価総額の 3 割に届かない。悲観になっても自己資本の一部は残るが、買う側の安全域は薄い。商品の力を高く評価しても、今の値段は先に行きすぎている。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。2026 年 3 月期の売上 122 億円のうち、商品事業が約 71 億円、店舗事業が約 49 億円を占める。

商品事業の中心は、ドレッシングとパスタソースだ。創業者が福岡のパスタ店で出した、しょうゆ味のドレッシングが原点で、「和風しょうゆ」は全国の量販店で売られる定番になった。ドレッシングのほか、スープ、パスタソース、通販向けの商品もある。商品事業の利益は約 15 億円で、売上に対する利益率は 2 割を超える。

店舗事業は、パスタ店を中心にした外食だ。ブランドを知ってもらう広告塔の役目もあるが、利益は 1 億円台と薄い。人件費の上昇と家賃が重く、収益の足を引っ張っている。

二つの事業のあいだに、広告宣伝や本社の費用が共通費として約 15 億円ある。商品事業の利益のほぼすべてが、ここで消える計算になる。

製造は福岡県内の工場が担う。2026 年秋に古賀市に新工場が完成する予定で、投資額は約 82 億円と、会社の規模に比べて大きい。2027 年春には工場に併設した体験施設も開く。生産能力は広がるが、売る量が追いつかなければ、償却費と借入の利息が先に利益を削る。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、ドレッシングの一部に限られ、中ぐらいより少し弱い。「和風しょうゆ」は知名度が高く、福岡を中心に指名買いされる商品を持つ。ただ、国内のドレッシング市場はキユーピーなど大手が棚の多くを押さえ、全国で見たピエトロは中堅の位置にある。

資本の効率は低い。過去 10 年の ROE(自己資本利益率)の中央値は 3.5% で、資本コストを大きく下回ってきた。直近は営業利益率が 1.6% まで下がり、2023 年 3 月期と 2026 年 3 月期は赤字だった。

財務は弱い方に傾いた。純有利子負債は 32 億円、自己資本比率は 43%。営業利益に対する支払利息の倍率は 1.3 倍と、余裕が薄い。新工場の完成で借入と償却がさらに増える。

株主は、特定の企業が 2 割前後を持つ形で、日清オイリオグループも 15% を持つ。大きな買収の話は聞かない。

経営は、ブランドの広がりと工場の生産能力で成長を狙う。成長の方向は筋が通るが、利益で裏づけられた実績が足りない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ドレッシング・パスタソースの市場は、国内の食べる量とともに緩やかに縮む。人口は 2056 年に 1 億人を割ると予測され、家庭用の調味料の総量は、10 年で横ばいから小さな減少にとどまる。簡便化と健康志向が量を下支えするが、大きく伸ばす力はない。

価格は名目で物価並みに上がる。2026 年は原材料と包装資材の高騰で値上げが広がり、店頭価格は前年を 4〜5% 上回る。ただ、値上げの頻度が増えるほど、安い商品や自社ブランドに量が逃げる。

競争は、家庭用調味料の大手が各カテゴリーで強い。ドレッシングならキユーピーが首位で、味の素や各社が続く。ピエトロは中堅で、地元の福岡と九州での強さを、全国のスーパーと通販に広げようとしている。

外食は、人手不足と家賃の上昇で、利益が出にくい。低価格の店と競う一方、体験としての価値で差をつける戦略もある。ただ、パスタ店は成熟した市場で、新規の客を増やすのは難しい。

分かれ目は、ブランドの力で値上げを通し、量を守れるかにある。外食は、固定の家賃と人件費をどこまで売上で吸収できるかが、店ごとの採算を決める。

資本政策と M&A

資本政策の中心は、借入による大型投資だ。古賀の新工場に約 82 億円を投じ、純有利子負債は 32 億円まで増えた。完成後は償却費が上乗せされ、利益率の回復が遅れれば、返済の余裕が薄くなる。

株主への還元は小さい。配当は年に約 1.6 億円と小さい。純利益が赤字の年も、配当を維持している。自社株買いの実績は目立たない。

株主優待は、100 株以上で千円台、300 株以上で 5 千円相当の自社商品を贈る。年 2 回の実施で、株主数の開示がなく、費用は年 1.2 億円と推定した。会社の費用が利益から引かれる一方、株主は受け取るため、10 年の還元に足した。優待の対象が広がるほど、利益の取り分は薄くなる。

余った現金はなく、純有利子負債が出ているため、現金の戻り方は問題にならない。上位株主に事業会社が含まれるが、親会社として現金を吸い上げる関係は確認できない。

新リース会計基準は 2028 年 3 月期から店舗の家賃を貸借対照表に載せる。店舗が多い会社は、見かけの財務より固定の約束が重い。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

商品事業は売上 71 億円で、事業単体の利益率は 2 割を超える。ドレッシングの定番ブランドは、値上げを通す力がある。新工場で生産能力が広がれば、通販と海外にも商品を出せる。

共通費の約 15 億円には、広告宣伝が多く含まれる。売上が伸びれば、広告費の比率は下がり、営業利益率が 5% 台に戻る余地がある。過去の 2015 年前後は 5〜6% だった。

商品の力は数字にも出ている。事業単体の利益率は2割を超え、同じ調味料の中堅としては高い水準にある。通販で顧客から直接買われる割合が増えれば、小売りへの値引き要求にも左右されにくくなる。店舗事業は小さいが、赤字を出していない。ブランドの宣伝塔として機能し、商品の売上に結びつく。外食の採算が上向けば、利益の足を引っ張る度合いは下がる。原材料の値上がりも、規格を揃えた大量生産で吸収しやすくなる。

2027 年春に体験施設を開き、観光の集客と通販が加わる。福岡の観光客に商品を知ってもらう入口になり、店舗事業の広告塔の役目も強まる。投資は大きいが、完成すれば減価償却が進むほど、事業の利益は積み上がる。

慎重な見方

全社の営業利益率は 1.6% で、2026 年 3 月期は赤字だった。会社の予想も、2027 年 3 月期の営業利益は 1 億円と、さらに減る。時価総額 122 億円は、この稼ぎに対して重すぎる。

82 億円の新工場は借入で建て、純有利子負債は 32 億円に膨らんだ。償却が増えれば、利益が戻る前に負担が先に来る。営業利益で支払利息を賄う倍率は 1.3 倍と、余裕がない。

国内のドレッシング市場は人口とともに縮み、大手が棚を押さえる。外食は、人件費と家賃の上昇で利益が出にくく、不況で客が減っても家賃は残る。共通費の削減も、実績が見えない。体験施設も、集客の見込みを数字で示す材料が乏しい。

株主への還元は小さく、優待で費用を負担しても、利益の厚みは増えない。10 年後に営業利益率が 5% に戻る前提でも、今の値段には届かない。会社が示す先の予想も、2028 年 3 月期で営業利益率 1.5% にとどまる。

どちらに重みを置いたか

ブランド力と事業単体の高い利益率は、強気の言い分を裏づける。共通費、外食の固定費、借入での大型投資は、慎重な言い分に根拠がある。確率は中立 36%、やや悲観 27%、悲観 14% とし、楽観側は合計 23% に抑えた。中立の価値も今の時価総額を大きく下回り、悲観では自己資本の一部しか残らない。強気の言い分が全部通っても届かない水準で、割高と評価する。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 671 円47 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 310 円22 億円)。 今の値に割り戻すと 552 円38 億円、今との差 −68.4%、 期待の年率 −5.6%(資本コスト 7.2%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,340 円163 億円 604 円42 億円 +68.4% +5.4% 177 円12 億円
やや楽観 17% 1,091 円76 億円 403 円28 億円 −14.5% −1.6% 254 円18 億円
中立 36% 695 円48 億円 403 円28 億円 −37.2% −4.5% 395 円27 億円
やや悲観 27% 272 円19 億円 187 円13 億円 −73.7% −12.5% 124 円9 億円
悲観 14% 151 円11 億円 72 円5 億円 −87.2% −18.6% 31 円2 億円
加重平均100% 671 円47 億円310 円22 億円 −43.9% −5.6% 981 円68 億円

今の株価時価総額 1,748 円121 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 6% 新工場が稼働し、商品が全国と通販で伸びる 利益 9 億円 · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 2,340 円163 億円

10 年後、「和風しょうゆ」に加え、通販や業務用が伸び、商品事業の出荷は今の 1.5 倍になる。新工場の生産能力が埋まり、共通費の広告費は売上に対する比率が下がる。商品事業の利益率は 24% まで上がり、営業利益は 19 億円に達する。店舗事業は客数が横ばいで、利益率は 5% まで改善する。会社は借入を返し、配当を増やす。ただ、国内市場の縮小は変わらず、成長の中心は通販と海外の小さな上積みにとどまる。優待も続く。成功ではあるが、過去の最高益を大きく超えるほどではない。ROE は 10% 近くに上がる。

  • 商品事業(ドレッシング・パスタソースほか):数量 43.5(出荷量(百万本相当))× 価格 3.54(100 万本相当あたりの売上(億円))→ 売上 154 億円・営業利益 37 億円。数量 ×1.50・単価指数 ×1.40・利益率 24.0%
  • 店舗事業(パスタ店ほか外食):数量 3.5(来店客数(百万人))× 価格 19(100 万人あたりの売上(億円))→ 売上 65 億円・営業利益 3 億円。数量 ×1.00・単価指数 ×1.34・利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.5 倍。全体の PER 17.48 倍、時価総額 163 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新工場で広げた生産能力を売り切り、共通費の比率が下がる姿。直近の営業利益率 1.6% から 12% 近くへの回復は強い前提のため、確率は低く置いた。

やや楽観 17% 商品が堅調に伸び、共通費を抑える 利益 5 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 1,091 円76 億円

商品事業の出荷は今の 1.3 倍に伸び、価格は物価並みに上がる。利益率は 22% 台を保つ。共通費は物価で増えるが、売上の伸びで比率は少し下がる。店舗事業は客数が 2% 減り、人件費の上昇を価格で吸収して利益率 4% になる。営業利益は 11 億円、純利益は 5 億円。配当と優待を続け、残りで借入を返す。成長投資の回収は進むが、過去の最高益には届かない。借入が減るので利払いが少し減る。優待の費用は利益から引き済みで、還元には受け取り分を足した。10 年後は新工場の稼働率が上がり、商品の売上に占める償却費の比率が下がる。外食は店の入れ替えで採算の悪い店を閉じ、全体の客数は小さく減るが、残る店の利益率は上がる。

  • 商品事業(ドレッシング・パスタソースほか):数量 37.7(出荷量(百万本相当))× 価格 3.44(100 万本相当あたりの売上(億円))→ 売上 130 億円・営業利益 29 億円。数量 ×1.30・単価指数 ×1.36・利益率 22.5%
  • 店舗事業(パスタ店ほか外食):数量 3.4(来店客数(百万人))× 価格 19(100 万人あたりの売上(億円))→ 売上 64 億円・営業利益 3 億円。数量 ×0.98・単価指数 ×1.34・利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍。全体の PER 14.04 倍、時価総額 76 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新工場の稼働が進み、通販が伸びる姿。商品の伸びと共通費の抑制が部分的に進むため、楽観側では厚めに置いた。

中立 36% 商品は小さく伸び、共通費と外食が利益を吸う 利益 4 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 695 円48 億円

商品事業の出荷は今の 1.15 倍で、新工場の生産能力を十分には使い切れない。価格は物価並みの 1.34 倍。利益率は 22% 台を保つが、共通費も物価で 1.34 倍に増え、営業利益は 7 億円、営業利益率は 4% 台にとどまる。直近の 1.6% よりは改善するが、2015 年前後の 5〜6% には届かない。店舗事業は客数が 5% 減り、利益率は 3% にとどまる。純利益は 3.5 億円。新工場の償却が加わり、利払いも増える。配当は年 1.6 億円ほどを続け、優待の費用は年 1.2 億円と見て、10 年の還元に足した(優待は利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。自己資本は 60 億円台で横ばいに近い。

  • 商品事業(ドレッシング・パスタソースほか):数量 33.3(出荷量(百万本相当))× 価格 3.39(100 万本相当あたりの売上(億円))→ 売上 113 億円・営業利益 25 億円。数量 ×1.15・単価指数 ×1.34・利益率 22.5%
  • 店舗事業(パスタ店ほか外食):数量 3.3(来店客数(百万人))× 価格 19(100 万人あたりの売上(億円))→ 売上 62 億円・営業利益 2 億円。数量 ×0.95・単価指数 ×1.34・利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 7.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.79 倍、時価総額 48 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新工場の稼働で商品が小さく伸びるが、共通費と外食が利益を吸い続けるという落としどころ。会社の予想が 2028 年 3 月期でも営業利益率 1.5% と低く、その延長として厚く置いた。

やや悲観 27% 共通費が下がらず、外食の採算が悪化する 利益 1 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 272 円19 億円

国内のドレッシング市場が縮み、大手が棚を押さえる。商品事業の出荷は横ばいにとどまり、値上げが原材料の上昇に追いつかず、利益率は 20% に下がる。共通費はほとんど減らない。店舗事業は客が 15% 減るが、家賃と正社員の人件費は残り、利益率は 1% まで落ちる。営業利益は 2 億円、純利益は 1 億円。新工場の償却と借入の利息が残る。配当は縮み、優待は縮小する。構造的に負けた姿で、優良な会社とは言えなくなる。自己資本は 57 億円ほどに細り、還元は利益よりも配当の積み立てと優待の費用が先に出る形になる。優待の費用は利益から引き済みで、還元には受け取り分を足した。配当と優待は、利益でなく手元の現金と資産の売却で払う。借入の返済は遅れ、新工場の稼働率が低いまま償却だけが利益を削る。

  • 商品事業(ドレッシング・パスタソースほか):数量 29.0(出荷量(百万本相当))× 価格 3.24(100 万本相当あたりの売上(億円))→ 売上 94 億円・営業利益 19 億円。数量 ×1.00・単価指数 ×1.28・利益率 20.0%
  • 店舗事業(パスタ店ほか外食):数量 3.0(来店客数(百万人))× 価格 18(100 万人あたりの売上(億円))→ 売上 52 億円・営業利益 1 億円。数量 ×0.85・単価指数 ×1.25・利益率 1.0%

倍率:稼ぐ力(純利益 1 億円 ÷ k)はごく小さい。置いた時価総額は、今の自己資本 62 億円に 0.30 倍を掛けた 18 億円。工場と店舗の資産が売れる前提でなく、事業が自己資本を下回って評価される姿。中立の PBR(約 0.5 倍)を下回る。EV でも見た結果、EV÷営業利益は 27 倍と高く出るが、これは利益が小さい筋書きのためで、値が付くのは稼ぎでなく資産である。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.331 倍・時価総額 19 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:大手との価格競争と外食の人件費上昇で、利益が出ない姿。直近の 2 年の低迷が示す方向と一致するため、中立に次ぐ厚みを置いた。

悲観 14% 不況で外食が赤字になり、新工場が重荷になる 利益 −4 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 151 円11 億円

景気が悪くなり、外食の客が 25% 減る。家賃と人件費は固定のため、店舗事業は赤字に落ちる。商品事業も量販店向けの値引きで利益率が 12% まで下がる。共通費は一部を削るが、赤字は営業段階で 7 億円ほどになる。新工場の償却と借入の利息が残り、純利益は赤字が続く。配当は止まり、優待も取りやめる。自己資本は 50 億円を割る。事業の再編や提携を迫られ、株主の取り分は細る。この姿で利益の山が来る年は考えにくく、10 年の途中で優待と配当は止まる。借入の返済は資産の売却で賄い、店舗の閉鎖と工場の一部売却も選択肢に入る。優待は取りやめで、還元は最初の数年の分だけになる。

  • 商品事業(ドレッシング・パスタソースほか):数量 24.6(出荷量(百万本相当))× 価格 2.91(100 万本相当あたりの売上(億円))→ 売上 72 億円・営業利益 10 億円。数量 ×0.85・単価指数 ×1.15・利益率 14.0%
  • 店舗事業(パスタ店ほか外食):数量 2.6(来店客数(百万人))× 価格 15(100 万人あたりの売上(億円))→ 売上 40 億円・営業利益 −1 億円。数量 ×0.75・単価指数 ×1.10・利益率 -2.0%

倍率:稼ぐ力(赤字)より、床の売れる資産が大きい。床は工場と店舗の売却を税後で見積もった約 26 億円(推定)で、今の自己資本 62 億円に 0.30 倍を掛けた 19 億円に置いた。清算されない限り少数株主は資産の使い道を決められない。

確率:不況と原材料高が重なる姿。2023 年 3 月期の赤字が実例で、新工場の償却が重なれば悲観の確率は 5% を超えて置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

商品事業(ドレッシング・パスタソースほか)

ドレッシング、パスタソース、スープなどを量販店・通販・業務用に売る。主力は「和風しょうゆ」。

数量出荷量(百万本相当)価格100 万本相当あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 29.0 2.53 73 15
10 年後 中立 33.3 3.39 113 25

取り方:商品事業の売上 70.9 億円に、その他の売上を足した約 73 億円を置いた。出荷の本数は開示がなく、1 本あたりの卸値を店頭価格の 6 割強と置いて約 2,900 万本相当とした。数量は本数、価格は 100 万本あたりの売上で物価の分を持つ。事業の利益 15.4 億円は決算の開示だが、本数は推定である。

店舗事業(パスタ店ほか外食)

福岡を中心にしたパスタ店などの飲食店。ブランドの宣伝の役目もある。

数量来店客数(百万人)価格100 万人あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 3.5 14 49 2
10 年後 中立 3.3 19 62 2

取り方:店舗事業の売上 48.7 億円を、客単価を千円台半ばと置いて年間約 350 万人と推定した。利益 1.5 億円は決算の開示で、客数は推定である。

リスクと懸念

新工場の負担

古賀の新工場は約 82 億円で、借入が先に増え、償却も上乗せされる。商品の売上が追いつかなければ、利益率の回復が遅れ、純有利子負債が 32 億円を超えて膨らむ。

共通費の重さ

広告や本社の費用が約 15 億円あり、商品事業の利益のほとんどを消す。削減の実績が見えず、売上が伸びても利益に結びつきにくい。

外食の固定費

店舗は家賃と人件費が固定で、客が減っても費用は残る。2028 年 3 月期から店舗の家賃が貸借対照表に載り、見かけの借入も増える。

国内市場の縮小と大手の棚

人口が減る国内では調味料の総量が緩やかに縮み、大手が棚を押さえる。値上げが通らなくなれば、量を落とす形で利益が減る。

原材料・包装資材の高騰

植物油、しょうゆ、容器の値上がりを転嫁するのに時間がかかる。直近の 2 年は転嫁が遅れ、利益率が 2% 前後に沈んだ。

大株主の動き

特定の企業が 2 割前後、日清オイリオグループが 15% を持つ。持分の売却や提携の変化は、株価と経営の方向に影響しうる。

今後の分かれ目

営業利益率が 3% を超える
共通費の圧縮か商品の伸びが利益に出ている。中立の営業利益率の置き方を上向きに見直す。
新工場が稼働し、商品事業の売上が年 10% 以上伸びる
数量の前提を引き上げてよい。償却費の増加を上回るかを確かめる。
純有利子負債が 50 億円を超える
借入の重さが利益を圧迫する。悲観の確率を上げる。
店舗の採算が悪化し、不採算店の閉鎖が続く
固定費の整理は進むが、ブランドの宣伝塔が弱まる。商品への影響を別に確かめる。
大株主が持分を売る、あるいは提携・TOB の話が出る
株の値動きが事業の価値と離れる。提案価格が事業の価値を映すかを別に確かめる。
配当や優待が拡充される
還元の見込みを増やす。ただし利益が出てからの拡充かを確かめる。

見ておくもの

  • 全社の営業利益率(3% を超えるか、赤字に戻るか)
  • 商品事業の売上の伸びと新工場の稼働率
  • 純有利子負債と支払利息
  • 店舗事業の採算と閉店の動き
  • 共通費(広告・本社費)の水準

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・PER を見ず、商品事業と店舗事業を数量×価格で積んだ利益から置いた。資本コストは基本 7.5% に +0.5% で 8.0%。中立の ROE は約 5% で k を下回り、式の PER は 9 倍台、置いたのは 8.5 倍。中立の営業利益率は約 4% で、過去 12 年の最高 8.6% より低い。家賃は営業費用に入れた形でそろえ、新リース会計で 2028 年 3 月期から形が変わる点は、10 年後の数字には入れていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.5→17.48 倍・やや楽観 PER 9.5→14.04 倍・中立 PER 8.5→13.79 倍・やや悲観 PBR 0.3→0.331 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. ピエトロ 2026年3月期決算(株探)
  2. ピエトロ 株主優待(株探)
  3. ピエトロ 大株主(株探)

分析日 2026-10-19