株譜
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寿スピリッツ 2222

観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,644 円2,540 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,586.5 円3,996 億円差 −36.4%
10 年後から見ると 割高 価値 1,644 円2,540 億円 · 差 −36.4% · 期待の年率 +1.7%
期待の年率リターン(10 年)+1.7%資本コスト比 −5.6 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

寿スピリッツは、各地の名物菓子をブランドごとに育てて空港・駅・観光地で売る、土産菓子の集合体である。主力に北海道のルタオと、関東の駅や空港で売る菓子群を持ち、営業利益率は2割を超える。

筆者の結論は割高だ。事業は優秀だが、今の株価は ROE 25% 超が長く続く前提を織り込んでおり、安全域がない。

理由は、稼ぎの土台が観光客の数と使い方にあるからだ。訪日客が4,000万人を超えた追い風で、会社は2023年から利益を2倍近くに増やした。この追い風は、景気や為替で細ることもある。2021年3月期には、人の移動が止まって営業赤字になった。

強みは、売り場の確保力とブランドの数、そして無借金に近い財務だ。弱みは、一つひとつのブランドの寿命が長くないことと、店を借りて売るため家賃が固定費として重いことだ。

10年先の中立は、国内の人口減を訪日客とルタオの拡大で埋め、営業利益が1.4倍になる姿だ。それでも利益に掛ける倍率は、資本コスト7.25%から導くと17倍前後にとどまる。今の33倍は、その約2倍にあたる。

今の値段が正当化されるには、強気の筋書きが実現し、しかも倍率が下がらない必要がある。総合では割高と判断する。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、事業の質は高いが、払う値段に安全域がない。

まず、10年後もこの事業が残るかを考える。人が旅行し、土産を買う習慣はなくならない。堀の中身は、売り場の確保力と、ブランドを作り続ける運営力だ。ただし、どちらも制度や特許で守られておらず、人材と努力で維持するしかない。

次に、株主のものになる利益、つまり事業を維持するのに必要な投資を引いた利益を見る。店舗の改装や工場の増設は続くが、借金に頼らず利益の範囲でまかなえている。利益が現金になりやすい点は評価できる。

経営の資本の使い方は、堅実だ。借金をせず、買収で失敗せず、配当を増やしている。経営者としては、安心して任せられる部類に入る。

問題は値段だ。今の利益に対して33倍の値段がついている。資本コスト7.25%から計算すると、この会社の利益は17倍前後が妥当だ。差は、成長への期待で埋まっている。

利益が10年で1.4倍になる程度の成長では、今の値段との差は埋まらない。利益が2倍を超えて伸び続ける、という強い前提が要る。

会社が良くても、払う値段次第では、投資の結果は凡庸になる。安全域がない事業には、確信度を下げて向き合うのがよい。

何で稼ぐ会社か

寿スピリッツの稼ぎは単純だ。観光客や帰省客が、空港・駅・観光地で「この土地の名物」として菓子を買う。1個あたりの値段は高いが、贈答用なので価格を気にされにくい。

組織は、ブランドごとに独立した子会社が運営する形をとる。ブランド別の構成比は、第三者の集計でシュクレイ系が約4割、ケイシイシイ(ルタオ)が約3割、寿製菓が約2割だ。残りは販売子会社と九州の九十九島グループなどである。

ルタオは、北海道・小樽発の洋菓子で、チーズケーキの「ドゥーブルフロマージュ」が看板だ。直営店と通販、空港の売り場で売る。新千歳空港店の全面改装や、新カテゴリー「&LeTAO」への先行投資が続いており、2026年3月期の第3四半期までは増収減益だった。米国にも店を出し、2023年には豪州にも出店した。

シュクレイ系は、関東の駅・空港の菓子と、国際線ターミナルの免税売り場が柱だ。国際線向けの卸売は第1四半期で27億円、売上の約14.5%(証券会社の推計)で、抹茶ちとせなど訪日客向けの商品を伸ばしている。成田空港の国際線売上でNo.1を目指すと会社は述べてきた。

寿製菓は、中国・四国など西日本の名物菓子を持つ。子会社の合弁で沖縄にも広げ、宮古島に工場を建てて、2026年7月ごろの稼働を目指している。

物をつくって運び、店を借りて売る事業なので、運賃・人件費・家賃が費用の中心になる。2018年当時は運賃の増加が利益を約2.5億円押し下げたと説明していた。今は値上げで吸収できているが、ここが利益率の弱点になる。

売り方は卸・直営店・通販の3本だ。直営店は家賃という固定の約束を伴い、卸は販売先の棚の確保に左右される。

優良さと弱いところ

この会社の優秀さは、棚の確保力と、ブランドを作り続ける力にある。ただし、堀の強さは「持続力」ではなく「数と速度」で成り立っている。

強みの一つ目は、売り場の確保力だ。新千歳・成田など主要空港や主要駅は、良い売り場の数が決まっている。空港側から見て「売れる菓子を持つ会社」と認められれば、次の売り場も優先的に回ってくる。

二つ目は、価格を決める力だ。贈答用の菓子は、1個あたりの値段より「この土地らしさ」が買う理由になる。2023年以降の値上げでも、数量は大きく崩れなかった。営業利益率が14%台から24%前後へ上がったことが、その表れである。

三つ目は財務の強さだ。自己資本比率は約8割、純現金は約280億円ある。ただし店を借りて営む会社なので、家賃の約束(今後の支払いの積み上がり)は見かけの財務に出ていない。新リース会計基準が2028年3月期から効くと、貸借対照表に載ってくる。

弱みは、一つひとつのブランドの寿命が長くないことだ。観光土産は流行の入れ替わりが速く、ルタオのように20年以上続くブランドは例外に近い。会社は新ブランドを買い足し、育てることで補ってきた。この「育てる」が止まると、数字は急に鈍る。

また、売上のかなりの部分が、観光客の数と為替に左右される。2021年3月期の営業赤字(営業利益率マイナス12%)は、その弱さが表に出た例だ。

経営は、1994年に初代の社長に就いた河越誠剛氏が長く舵を取り、ブランドを買い足して育てる方針を貫いている。資本の使い方は堅実で、確認できた範囲で、大きな買収の失敗は見当たらない。一方で、一人の経営者に頼る面があり、世代交代のあり方は見ておきたい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

観光土産菓子の市場は、数量が人口で細り、金額が観光客で支えられる、二重の構造にある。

矢野経済研究所によると、観光土産菓子の市場は2023年度に約2,600億円で、コロナ前の約86%まで戻った。回復が人の動きより遅いのは、国内の旅行者が減っているのと、土産を買わない旅行が増えているためだ。2025年の訪日客は4,270万人と過去最多で、旅行消費は約9.5兆円に達した。訪日客が買う土産菓子は、国内客より単価が高い。

競合は多い。東京では東京ばな奈、北海道では白い恋人・ロイズ・六花亭、京都では八ッ橋の各社が強く、地域ごとに別の戦いになる。寿スピリッツの特徴は、一つの地域に賭けず、全国に分散していることだ。一つのブランドが傷んでも、全体は崩れにくい。

今後を分ける要素は四つある。一つ目は、訪日客の数と、その国の構成だ。中国の旅行者が減ると、免税や空港の売り場が先に効く。二つ目は、為替だ。円高になると、訪日客の買い物は細る。三つ目は、原材料の高騰と人手不足である。カカオ・小麦・乳製品の価格と、物流費が利益率を押し下げる。四つ目は、健康志向の高まりだ。贈答用は食べ過ぎを気にする場面が少なく、影響は比較的小さい。

国内の人口は10年で数%減る。ただし、観光客が増える地域に売り場を持つので、国内の数量は大きく落ちない。需要が安定した成熟市場というより、観光の波に乗る市場として見るのが正しい。

業種のノートの前提どおり、物価は年3%で、10年で1.34倍になる。贈答菓子は値上げが通りやすく、価格は物価並みに上がると置く。数量は、国内で横ばい、訪日客と海外の分を足して緩やかな増加と見る。

資本政策と M&A

資本政策は、利益の過半を配当などで返しつつ、無借金に近い形を保つ堅実型だ。

配当は2024年3月期から2026年3月期にかけて毎年増え、配当性向は4割台で推移した。2026年8月には配当方針を見直し、中間配当を始める方針を示したと報じられている(開示の原文は未確認)。自社株買いの実施は確認できず、2026年6月には役員向けの株式報酬のため自己株式を処分した。

自己資本は約480億円、純現金は約280億円で、時価総額の約7%にあたる。現金は売上の約3分の1に積み上がっており、運転資金と家賃に要る分を引いた約200億円は、事業に使い道のない余りと筆者は見る。

M&Aは、ブランドを買い足して全国に広げる形で行ってきた。買収で大きな減損を出した記録は、確認できた範囲では見当たらない。自前でブランドを育てる動きが中心だ。

筆頭株主はエスカワゴエ株式会社で、持株比率は約29%である。大きな持ち分が一つにまとまっているので、第三者のTOBは成立しにくい。ただし、持ち分が動けば話は変わる。10年以内にTOBや買収が起きる確率は、kabufuの推計で約17%だ。

株主優待は、100株以上で3千円相当の自社グループ製品(年1回)。年3.6億円と見込む(2026年3月末の有報(個人その他の株主 92,509 人・約37.3万単元)から受け取る約9.1万人の額面合計を約2.7億円とみて、商品の原価0.4と送料等1,000円を足し係数1.8)。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立・やや楽観・楽観1.0、やや悲観0.75、悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。年額は推定で、株主数の開示と優待条件から出した(2倍程度のずれはありうる)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

寿スピリッツは、日本の観光が伸びる限り、構造的に有利な位置にいる。

訪日客は2025年に4,270万人と過去最多になり、政府は2030年に6,000万人を目標にしている。空港や主要駅の良い売り場は数が限られ、実績のある会社が優先して確保する。成田の国際線で売上No.1を目指す方針は、この優位を活かす動きだ。

ブランドの数が多いことも強みになる。一つが飽きられても、別のブランドが穴を埋める。ルタオは米国や豪州に店を出し、海外観光客と現地の客の両方に売り先が広がった。会社の計画では2027年3月期は売上845億円、2028年3月期は900億円で、増収増益が続く。

利益率の面でも、値上げが通っている。営業利益率は2023年の約20%から、2026年には約24%まで上がった。原材料高と人件費の上昇を価格に転嫁できているので、物価が年3%で続く世界でも、利益率は守れる。

財務は、自己資本比率が約8割で借金がほぼ無い。景気が悪くなっても、すぐに資金繰りに困らない。配当方針の見直しで還元も増えるので、資本効率の高さが続けば、倍率は今の水準に近づく余地がある。

楽観の筋書きでは、訪日客が6,000万人に向かって伸び、ルタオの海外店が増え、営業利益が10年で2倍に近づく。この場合、今の株価は割高ではなく、成長の途中の値段と言える。

慎重な見方

寿スピリッツの利益は、観光という波の上に立っている。波が引けば、数字は大きく崩れる。

その証拠が、2021年3月期だ。売上は前の期の約半分に落ち、営業利益は29億円の赤字になった。固定費の多い構造のため、売上が減ると利益が急に減る。店を借りて売るため、家賃は売上が落ちても減らない。

今の高い利益率は、観光客の急増と値上げが重なった結果でもある。訪日客が減る、円高になる、中国の旅行者が戻らないといった変化が起きれば、免税や空港の売り場が先に傷む。第1四半期の国際線向け卸売は前年比2%の増にとどまっており、伸びの勢いは落ちている。ルタオも、新千歳空港店の改装費と新ブランドへの先行投資で、増収なのに減益になった。

ブランドの寿命が短いことも気がかりだ。観光土産は流行の入れ替わりが速く、新しい商品を作り続ける必要がある。この「作り続ける力」は、人材と時間に頼っており、制度では守られていない。

さらに、今の株価は先の利益の増加を大きく織り込んでいる。PER は33倍で、利益率が普通の水準に戻るだけでも、倍率が縮んで株価は下がる。ROE が25%超という、観光ブームの上に成り立つ水準が続く前提で値がついている。

慎重な筋書きでは、需要が一巡して数量の伸びが止まり、人件費と原材料で利益率が2〜3ポイント落ちる。これだけで、利益の水準も倍率も下がる。

どちらに重みを置いたか

強気の見方には、実績という根拠がある。ただし、慎重な見方の指摘する「今の値段が先を織り込みすぎている」という点は、強気の筋書きが実現しても解消されない。

事業の質では強気が勝つ。値段の面では慎重が勝つ。確率は中立を中心にしつつ、10年で悲観側をやや厚くした。観光は景気と為替の影響が大きく、悲観の一つである不況のリスクを無視できないからだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,457 円3,796 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 602 円929 億円)。 今の値に割り戻すと 1,644 円2,540 億円、今との差 −36.4%、 期待の年率 +1.7%(資本コスト 7.2%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,050 円6,256 億円 746 円1,152 億円 +85.4% +6.4% 384 円593 億円
やや楽観 22% 3,470 円5,361 億円 678 円1,047 億円 +60.4% +4.8% 913 円1,410 億円
中立 34% 3,022 円4,668 億円 625 円966 億円 +41.0% +3.5% 1,240 円1,916 億円
やや悲観 24% 1,302 円2,011 億円 539 円833 億円 −28.8% −3.3% 442 円683 億円
悲観 12% 248 円383 億円 424 円655 億円 −74.0% −12.6% 81 円125 億円
加重平均100% 2,457 円3,796 億円602 円929 億円 +18.3% +1.7% 3,059 円4,725 億円

今の株価時価総額 2,587 円3,996 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 8% 訪日客の拡大とルタオの海外展開で、利益が2倍近くに伸びる 利益 246 億円 · PER 24.3 倍 · 株価時価総額 4,050 円6,256 億円

訪日客が6,000万人に向かって増え続け、国際線ターミナルと免税の売り場が主力に育つ。ルタオは米国・豪州・アジアで店を増やし、海外観光客と現地客の両方に売れて、数量が1.6倍を超える。シュクレイ系も新ブランドが当たり、数量は3割増える。値上げは物価並みに通り、人件費と原材料の上昇を価格で吸収する。営業利益は今の約2倍になり、ROE は20%台を保つ。会社は借金をせず、利益の6割を配当などで返し続ける。競合が同じ売り場を狙っても、ブランドの数と売り場の実績で優位を保つ。経営の世代交代もうまくいき、資本の使い方が堅実なまま続く前提だ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3.6億円×10年×1=36億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • シュクレイ系(関東の駅・空港・免税):数量 195(販売個数の目安(百万個))× 価格 299(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 583 億円・営業利益 157 億円
  • ルタオ(ケイシイシイ):数量 64.3(販売個数の目安(百万個))× 価格 816(1個あたりの平均単価(円。ケーキ・箱入りを含む))→ 売上 525 億円・営業利益 118 億円
  • 寿製菓ほか(西日本・沖縄・九州・販売子会社):数量 123(販売個数の目安(百万個))× 価格 272(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 335 億円・営業利益 75 億円

倍率:事業の純利益 243 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 43.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 25.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 24.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 24.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 24.31 倍、時価総額 6,062 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:訪日客の拡大、海外展開の成功、ブランドの新陳代謝という3つが10年間続く姿。実現は難しいので、確率は1割に満たない水準にした。

やや楽観 22% 国内の人口減を、訪日客とルタオの海外店が上回る 利益 211 億円 · PER 24.1 倍 · 株価時価総額 3,470 円5,361 億円

国内の数量は人口減で細るが、訪日客の増加と主要空港の売り場がそれを補う。ルタオは直営と海外で数量を4割ほど伸ばし、営業利益率は約2割を保つ。シュクレイ系は新ブランドの投入で数量を1.2倍近くに増やす。値上げは物価並みに通る。営業利益は今の1.6倍になり、配当の増加が続く。ROE は18%台で、先で薄れる前の水準を保つ。ブランドの入れ替えも順調で、新しい看板が育つ。国内の客数は減るが、売り場の質を上げることで1人あたりの買い物額を伸ばす。沖縄・宮古島の工場も安定して動き、観光客の多い地域に菓子を切らさず届けられる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3.6億円×10年×1=36億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • シュクレイ系(関東の駅・空港・免税):数量 177(販売個数の目安(百万個))× 価格 297(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 526 億円・営業利益 137 億円
  • ルタオ(ケイシイシイ):数量 55.4(販売個数の目安(百万個))× 価格 810(1個あたりの平均単価(円。ケーキ・箱入りを含む))→ 売上 449 億円・営業利益 94 億円
  • 寿製菓ほか(西日本・沖縄・九州・販売子会社):数量 115(販売個数の目安(百万個))× 価格 270(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 312 億円・営業利益 67 億円

倍率:事業の純利益 208 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 40.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 24.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 24.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 24.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 24.12 倍、時価総額 5,172 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社計画の延長として10年間の増収が続く、やや強気の筋書き。観光が長く伸びるかは見方が分かれるので、中立より少し低い確率にした。

中立 34% 国内は細り、訪日客とルタオの拡大がそれを埋める 利益 184 億円 · PER 23.9 倍 · 株価時価総額 3,022 円4,668 億円

国内の数量は人口減でほぼ横ばいか微減、訪日客の増加とルタオの新店がそれを上回る。シュクレイ系は1割増、ルタオは2割半増、寿製菓ほかは3%ほど減る。値上げは物価並みに通る。営業利益率は、人件費・運賃・家賃の上昇で、今の約24%から約23%へ緩やかに下がる。営業利益は今の約1.4倍になる。ROE は、現金が積み上がることで10年後に約17%へ落ち着く。沖縄の工場と海外店が数量を支えるが、新しい看板ブランドが次々に育つとまでは置かない。値上げと人件費の上昇が拮抗するため、利益率は少し下がる。経営の方針は変わらず、ブランドを買い足しながら、配当を利益の過半に保つ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3.6億円×10年×1=36億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • シュクレイ系(関東の駅・空港・免税):数量 165(販売個数の目安(百万個))× 価格 295(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 486 億円・営業利益 122 億円
  • ルタオ(ケイシイシイ):数量 48.8(販売個数の目安(百万個))× 価格 804(1個あたりの平均単価(円。ケーキ・箱入りを含む))→ 売上 392 億円・営業利益 76 億円
  • 寿製菓ほか(西日本・沖縄・九州・販売子会社):数量 109(販売個数の目安(百万個))× 価格 268(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 291 億円・営業利益 60 億円

倍率:事業の純利益 181 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 38.7% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 23.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)150 億円。全体の PER 23.91 倍、時価総額 4,482 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種のノートの前提(物価3%、国内数量は微減、観光で一部補う)に最も近い。人口減と観光の拡大が拮抗するので、ここに最も厚く置いた。

やや悲観 24% 観光ブームが一巡し、競合と原価で利益率が下がる 利益 134 億円 · PER 13.4 倍 · 株価時価総額 1,302 円2,011 億円

訪日客の数が頭打ちになり、為替も円高に振れる。国内の旅行者は人口減で減る。ブランドの新規投入が減り、ルタオも国内の新店が一巡して数量が横ばいになる。値上げは続くが、原材料と人件費の上昇に追いつかない。営業利益率は約2割まで下がり、営業利益は今とほぼ同じになる。ROE は10%台前半に下がり、倍率も縮む。海外店の収益化は遅れ、国内の新店も一巡する。会社は守りに入り、新ブランドへの投資を絞るが、これがさらに数量の伸びを鈍らせる。為替が円高に傾く期間が続けば、免税・空港の売り場の落ち込みが先に表れる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3.6億円×10年×0.75=27億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • シュクレイ系(関東の駅・空港・免税):数量 143(販売個数の目安(百万個))× 価格 286(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 408 億円・営業利益 90 億円
  • ルタオ(ケイシイシイ):数量 39.8(販売個数の目安(百万個))× 価格 780(1個あたりの平均単価(円。ケーキ・箱入りを含む))→ 売上 310 億円・営業利益 51 億円
  • 寿製菓ほか(西日本・沖縄・九州・販売子会社):数量 98.6(販売個数の目安(百万個))× 価格 260(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 256 億円・営業利益 44 億円

倍率:ROE13.8%・k7.25%・残る割合0.5でRONIC=10.9%、正当化PER上限15.8倍の約8割(13.4倍)を採用。稼ぐ力に観光の減速を見て、中立のPERより低い上限の8割半。

確率:10年のうちに一度は景気や為替の影響を受けやすい。ブームの終わりと利益率の低下が重なる可能性を、約4分の1とみた。

悲観 12% 構造的に負ける:ブランドの陳腐化と訪日客の減少 利益 56 億円 · PBR 0.8 倍 · 株価時価総額 248 円383 億円

ブランドの入れ替えに失敗し、新商品が育たなくなる。訪日客の流れが変わり、免税・空港の売り場も競合に取られる。数量は2〜3割減り、値上げも物価に届かず、営業利益率は1割前後に落ちる。営業利益は今の4割ほどになる。会社は無借金なので生き残るが、もう優良ではなくなり、自己資本を下回る値で評価される。経営の世代交代に失敗し、ブランドを作る力も落ちる。家賃は固定費として残り、売上が減る分だけ利益が急に減る。株主に返せる余力も細る。結果として、市場は成長株としての評価を外し、ふつうの菓子会社として値をつける。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3.6億円×10年×0.5=18億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • シュクレイ系(関東の駅・空港・免税):数量 113(販売個数の目安(百万個))× 価格 268(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 302 億円・営業利益 36 億円
  • ルタオ(ケイシイシイ):数量 31.2(販売個数の目安(百万個))× 価格 732(1個あたりの平均単価(円。ケーキ・箱入りを含む))→ 売上 228 億円・営業利益 18 億円
  • 寿製菓ほか(西日本・沖縄・九州・販売子会社):数量 78.4(販売個数の目安(百万個))× 価格 244(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 191 億円・営業利益 17 億円

倍率:谷の年の ROE 7.4% に谷の倍率を掛けると二重に下がるので、自己資本の 0.8 倍で測る。無借金で純現金があり、清算価値に近い自己資本が下の床になる。(v2 移行:床の PBR 0.80 を自己資本 752 から今の自己資本 479 に掛け直した)

確率:10年のうちに構造的に負ける姿。ブランドの寿命が短く、一つの経営者に頼る面もあり、1割強の確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

シュクレイ系(関東の駅・空港・免税)

関東の駅・空港・国際線ターミナルの菓子ブランド群。訪日客向けの抹茶ちとせなどを含む。売上の約4割。

数量販売個数の目安(百万個)価格1個あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 150 220 330 88
10 年後 中立 165 295 486 122

取り方:第三者の集計のブランド別構成比(約41.6%)から売上を約330億円とし、駅・空港の菓子の平均単価を220(価格欄の単位は円/個で、1株の値ではない)と置いて個数を推定した。営業利益は全社186億円を、ブランド別の利益率の違い(ルタオは決算で約2割)から配分した推定値。単価は物価と同じく10年で1.34倍に上げる。

ルタオ(ケイシイシイ)

北海道・小樽発のチーズケーキなどの洋菓子。直営店・通販・空港で売る。海外にも出店。売上の約3割。

数量販売個数の目安(百万個)価格1個あたりの平均単価(円。ケーキ・箱入りを含む)売上営業利益
今 2026/03 39.0 600 234 48
10 年後 中立 48.8 804 392 76

取り方:2026年3月期の第3四半期までの売上約169億円から通期を約234億円と見て、高価格帯の洋菓子の平均単価を600(価格欄の単位は円/個)と置いて個数を推定した。営業利益率は同じ期間で約21%(約35億円)だった。通期は約48億円と推定。単価は物価並みに上げ、数量は新店と海外で伸ばす。

寿製菓ほか(西日本・沖縄・九州・販売子会社)

西日本の名物菓子、九州の九十九島グループ、沖縄の新工場、販売子会社などの合計。売上の約3割弱。

数量販売個数の目安(百万個)価格1個あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 112 200 224 50
10 年後 中立 109 268 291 60

取り方:全社788億円からシュクレイ系とルタオを引いた残りを約224億円とし、平均単価を200(価格欄の単位は円/個)と置いて個数を推定した。営業利益は全社の残りを充てた推定値。国内の観光客と地元客が中心で、数量は人口の影響を受けやすいため、10年で横ばいから微減と置く。単価は物価並み。

リスクと懸念

観光客の数と為替への依存

売上の大きな部分が、観光客の数と使い方に左右される。2021年3月期は営業赤字に落ちた。訪日客が減る、円高になる、特定の国の旅行者が戻らないといった変化が起きると、免税や空港の売り場が先に傷む。利益率が高い分、売上が落ちた時の減益幅も大きくなる。

ブランドの寿命が短い

観光土産は流行の入れ替わりが速い。ルタオのように20年以上続くブランドは例外に近く、会社は新しいブランドを作り続ける必要がある。作り続ける力は人材と時間に依存し、止まると利益が急に鈍る。10年の悲観の筋書きでは、この力が衰える。

家賃という固定費

店を借りて売るため、家賃は売上が落ちても減らない。空港や駅の売り場は固定の賃料に加えて売上連動の部分もある。2028年3月期から新リース会計基準が適用されると、貸借対照表に載る負債が増え、自己資本比率は見かけ上は下がる。悲観の筋書きでは家賃が固定費として残り、利益が急に減る。

人件費・運賃・原材料の上昇

人手が必要な事業で、物流費と人件費が上がり続ける。2018年にも運賃の増加が利益を約2.5億円押し下げた。カカオ・小麦・乳製品の高騰も続く。値上げで吸収できているが、値上げ疲れで数量が減ると、利益率が下がる。

ルタオの新店・新ブランドへの先行投資

2026年3月期の第3四半期までのルタオは、増収だったが減益だった。新千歳空港店の全面改装と新カテゴリーへの先行投資が理由だ。米国・豪州の店が収益を出すまでに時間がかかるおそれもある。投資が実らなければ、利益の伸びが鈍る。

経営者への依存と世代交代

社長は1994年から変わらず、初代として会社の方針を決めてきた。ブランドを買い足して育てる経営が続くのは強みだが、後継の体制がどうなるかは見えにくい。筆頭株主の持株比率が約29%と大きく、持ち分が動けば経営の方針も変わりうる。

今後の分かれ目

訪日客の数が4,000万人を下回り、国際線向け卸売が前年を割った時
シュクレイ系の数量を中立から慎重の筋書きに引き下げ、利益率の低下を織り込む。
ルタオの海外店が黒字化し、国内の既存店も増益に戻った時
ルタオの数量を強気の筋書きに寄せ、強気の確率を上げる。
営業利益率が2期続けて22%を下回った時
値上げの力が弱まったとみて、中立の利益率を下げ、慎重の確率を厚くする。
円高が進み、訪日客の買い物が目に見えて減った時
国際線・免税の売り場の数量を下げ、観光依存のリスクを大きく見る。
自社株買いの実施や、配当性向の明確な引き上げが示された時
資本の使い方の評価を上げる。ただし倍率は利益と ROE から決まるので、すぐに値段を上げる材料にはしない。
新リース会計基準の適用で、家賃の約束の大きさが開示された時
純現金の強さを見直し、悲観の利益率に家賃の固定費を反映する。

見ておくもの

  • 訪日客数と、国際線ターミナル向けの卸売の前年比
  • ルタオの営業利益率と、海外店の損益
  • 全社の営業利益率(今は約24%)
  • 新ブランドの投入数と、既存ブランドの売上の入れ替わり
  • 配当の水準・中間配当の実施と、自社株買いの有無
  • 家賃(リース)の約束の大きさと、新リース会計基準の影響

倍率と資本コストの決め方

倍率は、先に数量と価格から10年の利益を積み上げ、その利益の質(ROE と成長)と資本コスト7.25%(基本7.5%に quality+0.5%)から決めた。倍率は式の上限の8〜9割に置いた。今の株価(PER 33倍)には最後に比べた。新リース会計基準(2028年3月期から)は家賃を営業費用に入れた今の形でそろえ、形が変わることは別に書いた。純現金は約280億円で、売上の約36%に積み上がっている。運転資金と家賃に要る分を売上の1割とみて、残りの約200億円を余った現金として戻り方0.5で足した。悲観は PBR で置き、10年は0.8倍とした。10年の悲観で下げ幅が深いのは、構造的に負けて、優良でなくなる姿だからだ。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.1→24.31 倍・やや楽観 PER 14.8→24.12 倍・中立 PER 13.5→23.91 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality を足して決める(β・規模は使わない)。quality の内訳と理由は quality_why に書いた。事業が傾いているわけではないので上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.25%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 寿スピリッツ 2026年3月期 決算短信
  2. 矢野経済研究所 観光土産菓子市場に関する調査
  3. 寿スピリッツ 中期経営計画・中間報告書の要約(EDINET DB)

分析日 2026-10-18