株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

アリアケジャパン 2815

業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,407 円1,695 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,260 円1,649 億円差 +2.8%
10 年後から見ると 適正 価値 5,407 円1,695 億円 · 差 +2.8% · 期待の年率 +6.1%
期待の年率リターン(10 年)+6.1%資本コスト比 −0.7 pt
推定の資本コスト6.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 6.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アリアケジャパンは、豚や鶏の骨から煮出した天然調味料のエキスを、外食・コンビニ・食品メーカーに売る会社だ。ラーメンスープやブイヨンの「味のもと」を、顧客の厨房の代わりに作っている。

筆者の結論は、今の値段はやや高い、である。事業の質は文句なく良い。それでも10年先の稼ぎは、物価の分と海外の伸びを足しても今の1.4倍ほどだ。その稼ぎを資本コスト6.75%で割り引くと、今の時価総額を2割弱下回る。

強みは三つある。ブイヨンやガラスープで国内首位級のシェアを持つこと。営業利益率が17%と食品として高いこと。そして純現金が時価総額の3分の1にのぼる財務だ。借金に頼らず、工場を自前の金で建てている。

成長の柱は海外だ。欧州は売上が前期比で16%伸び、中国では新工場が動き出す。米国は2027年に工場が立ち上がる予定で、2019年に一度撤退した市場へ再び出ることになる。

弱い点は、利益の中心が国内の外食向けであることだ。人口は減り、外食は人手不足で細る。骨の価格や電気代が上がれば、利益率はすぐ削られる。2023年3月期には営業利益率が20%から15%へ落ちた。

もう一つ見ておきたいのは、創業家に近い株主が4割近くを持つ点だ。現金をためたまま使わない懸念と、安定した経営という利点が表裏にある。

バリュー投資の観点から

まず、事業が10年後も存在するか。答えは、存在し、いまより強い可能性が高い。スープの味という基本が変わらず、顧客がチェーンで大きいほど、乗り換えのコストは高い。

次に、株主のものになる利益はいくらか。工場への再投資が要るが、借金がなく、今の利益は大半が株主に帰属する。ただ、純現金が時価総額の3分の1あり、その現金が10年で本当に株主に戻るかは分からない。ここが評価の分かれ目になる。

経営の資本配分は、堅実だが遅い。借金をしない、大型買収をしない、というのは美点だ。その反面、10年で純現金が倍近くに増えた。使い道がなければ返すのが筋だ。配当を増やした今期は、方向として正しい。

最後は安全域だ。中立の10年後の姿は、事業の利益が今の約1.4倍、ROEは8%前後という「良い会社だが、驚きはない」姿だ。これに見合う値段は、今よりやや低い。現金を差し引いた事業の値段が、今は倍率で見て高めに置かれている。

バリュー投資の観点では、これは売る理由ではなく、買い増しを急がない理由になる。値段が1〜2割下がれば、安全域が出る水準だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、畜産系の天然調味料エキスだ。豚骨・鶏ガラ・牛骨などを工場で煮出して濃縮し、液体や粉末にして納める。ほぼ単一の事業で、売上の7割は日本が占める。

顧客は外食チェーン、コンビニや総菜の製造会社、食品メーカーなど2万社を超える。ラーメンチェーンのスープも、洋食店のデミグラスソースの土台も、アリアケの製品が使われている。会社の説明では、業務用ラーメンスープで約28%、ガラスープで約26%、洋風のフォンとブイヨンで約68%のシェアを持つ。

海外は三つの顔を持つ。欧州は売上85億円で、ベルギーのUHT殺菌品とフランスの粉末品が伸びている。中国は青島に工場があり、50億円を投じた新工場が2026年度後半に動く予定だ。アジアでは台湾とインドネシアが外食向けと輸出を担う。

米国は2019年に子会社を米ケリーへ譲り、一度撤退した。いま再び、バージニア州に工場を建てている。大豆を原料にした植物性の製品、レトルト、ラーメンスープを作る計画だ。

社長の白川直樹氏は、畜産系だけでは伸びに天井があると語る。大豆で作るアニマルフリーのラーメンスープなどを、次の柱として育てている。

優良さと弱いところ

堀の中身は、味を決める技術と、顧客との長い付き合いにある。外食チェーンは、スープの味が変わると客が離れる。だから一度採用された製品は、価格が少し安いだけでは乗り換えられにくい。

規模の力も大きい。骨の調達、煮出し、濃縮、殺菌、配送までを一つの工場群で回している。ブイヨンの国内シェアが6〜7割とされるのは、この規模の裏づけがあるからだ。

ただし、堀は強いが無敵ではない。原料の骨は国際相場で動き、電気や運賃も上がる。値上げは顧客との交渉で、時間差が出る。2023年3月期の利益率低下はその証拠だ。

資本効率は中位だ。自己資本利益率は7%前後で、資本コストをわずかに上回る程度にとどまる。原因は、使い道のない現金と有価証券が自己資本に積み上がっていることだ。事業だけで見れば、利益率の高さのわりに資本はそれほど要らない。

経営は慎重で、借金をしない。これは安全だが、ためた現金を株主に返すのが遅いという弱みでもある。会社は自己資本に対する配当率3%を基本方針とし、政策保有株を減らす方針を掲げた。直近では配当を前期から大きく増やしており、変化の兆しはある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の業務用調味料は、外食と中食の数量で決まる。人口は減るが、外食は単身世帯と共働きに支えられ、数量は横ばいから微減と見る。一方で外食店は人手不足で、スープを一から煮る余裕がない。仕込みを外注する流れは、エキス屋にとって追い風だ。

競合は、味の素やキッコーマン、理研ビタミン、ヤマキなどの調味料大手のほか、各地の中堅エキス会社がある。ただ畜産系のエキスを専業で大規模に作る会社は少ない。アリアケは、価格より味の再現性と安定供給で選ばれている。

海外の市場は国ごとに事情が違う。欧州ではUHT殺菌の液体エキスや粉末の需要が堅く、アリアケの売上は伸びている。中国は景気の減速と消費の低迷が続き、外食は先行きが読めない。ただ日本食(ラーメンやカレー)の引き合いは強い。

米国は市場が大きい。ラーメン店や日本食レストラン、冷凍食品の会社が育っている。一方で、一度撤退した市場で、今度は植物性の新製品から入る。成功の保証はない。

原料の側では、骨の世界的な需給と、植物性原料への切り替えが論点だ。環境や健康を理由に、動物性を減らす動きが欧米で出ている。社長が植物性を新しい核と呼ぶのは、この流れを見てのことだ。

資本政策と M&A

還元は自己資本に対する配当率3%の維持が基本方針だ。直近の期は配当を前期より大きく増やした。それでも純利益に対する割合は6割ほどで、純現金は積み上がっている。

買収は多くない。2006年に台湾有明食品を、2013年にオランダのヘニングセン社を買った程度だ。2019年に米国子会社をケリーへ売り、撤退した。大型の買収で価値を壊した履歴はなく、そのかわり現金も使われていない。

いまの投資は、中国の新工場(約50億円)と米国の新工場だ。どちらも自前の金で賄う。10年で見れば、現金が減るより増える公算が大きい。

ジャパンフードビジネスが約34%、奨学財団が約7%を持ち、安定株主が4割近い。TOBで買われる可能性は、この株主構成からは低いと見る。逆に、大株主が納得すれば株主還元が一気に増える余地もある。

政策保有株は縮減の方針だが、残高は筆者が確かめられていない。含み益の見積りは立てていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国内の外食は人手不足が深刻で、仕込みをスープ専業に任せる流れが止まらない。アリアケは業務用ラーメンスープ・ガラスープ・ブイヨンで国内首位級のシェアを持ち、この流れの最大の受け皿になる。単価も、原料高を価格に通した実績がある。

欧州は売上が前期比で16%伸び、UHT殺菌品とB2C製品で成長が続いている。中国は青島の新工場で、自動化と日式の調理済み品に踏み込む。米国は大豆原料の新製品と、現地のラーメン需要を取り込む。10年後に連結売上1,000億円という社長の目標は、数量の伸びで十分届く。

財務の面でも、純現金が積み上がっているので、不況でも減配せず投資を続けられる。創業家に近い大株主は長期の視点を持ち、株主還元を徐々に増やす方向にある。植物性の製品が育てば、畜産原料の天井という弱みも消える。営業利益率は17%台を保ったまま、売上が物価と海外の伸びで膨らめば、利益は今の1.5倍を超えて伸びる。

慎重な見方

国内の外食は人口減で縮み、スープの外注化が進んでも、数量は頭打ちだ。原料の骨と電気代の上昇は止まらず、顧客との価格交渉は半年から1年の時間差が出る。営業利益率は2023年3月期のように、短期間で5ポイント落ちる。

海外の成長は思ったほど利益にならない。中国は消費が冷え込み、新工場が稼働率の低さで重荷になる。米国は一度撤退した市場で、植物性の新製品が根づく保証はなく、工場は初年度から赤字になる恐れがある。欧州の伸びも、為替と原料の影響を受けやすい。

最大の問題は、積み上がった現金だ。10年で純現金は倍近くに増えたのに、株主に十分戻っていない。創業家に近い株主が4割近くを握る会社で、少数株主の声は届きにくい。現金を見込んで値段を付けると、見込みどおり戻らないリスクを負う。

事業の稼ぎも、10年後は物価の分と海外の伸びを入れて1.4倍程度にとどまる。それで今の値段は、すでに先を見込みすぎている。

どちらに重みを置いたか

国内の需要と、現金の戻り方で、慎重な見方がやや強い。事業の質には異論がないが、10年後の利益の伸びが今の値段を正当化するには足りない。中立の時価総額は今よりやや高い程度で、資本コストで割り引くと今の値段を2割弱下回る。

海外が計画どおり伸びる筋書きと、停滞する筋書きの幅は広い。確率は、中立を最大に置きつつ、やや悲観を楽観の側より少し厚くした。悲観は、需要の縮小と海外の失敗が重なる構造的な負けとして1割強に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 7,221 円2,263 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,286 円716 億円)。 今の値に割り戻すと 5,407 円1,695 億円、今との差 +2.8%、 期待の年率 +6.1%(資本コスト 6.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 12,297 円3,854 億円 2,942 円922 億円 +189.7% +11.2% 1,219 円382 億円
やや楽観 20% 10,030 円3,143 億円 2,658 円833 億円 +141.2% +9.2% 2,538 円795 億円
中立 37% 8,245 円2,584 億円 2,374 円744 億円 +101.9% +7.3% 3,929 円1,231 億円
やや悲観 24% 4,200 円1,316 億円 2,013 円631 億円 +18.1% +1.7% 1,491 円467 億円
悲観 11% 1,575 円494 億円 1,429 円448 億円 −42.9% −5.4% 330 円104 億円
加重平均100% 7,221 円2,263 億円2,286 円716 億円 +80.7% +6.1% 9,507 円2,980 億円

今の株価時価総額 5,260 円1,649 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 6.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 海外が計画どおり育ち、10年後に売上1,300億円台 利益 190 億円 · PER 18.9 倍 · 株価時価総額 12,297 円3,854 億円

10年後、国内は外食のスープ外注化がさらに進み、シェアを広げて数量はやや増える。欧州はB2C製品が根づき、数量は2倍を超える。中国は新工場で日式の調理加工品が当たり、米国は大豆原料の製品とラーメンスープが現地の外食に入り込む。海外の数量は、今の2〜2.5倍になる。

植物性の製品が第二の柱に育ち、畜産原料の天井という弱みも薄れる。値上げも、品質と安定供給を理由に物価を少し上回って通る。営業利益率は19%台まで上がる。

純現金を使った工場は、いずれも採算に乗る。配当も増え、自己資本利益率は10%を超える。会社の掲げる売上1,000億円の目標を、大きく上回る姿だ。

  • 日本(業務用エキス・ブイヨン・スープ):数量 8.9(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 840(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 746 億円・営業利益 131 億円。日本の営業利益率 17.5%
  • 欧州:数量 2.5(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 980(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 249 億円・営業利益 42 億円。欧州の営業利益率 17.0%
  • 中国・アジア・米国:数量 5.2(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 700(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 366 億円・営業利益 91 億円。中国・アジア・米国の営業利益率 25.0%

倍率:事業の純利益 185 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)350 億円。全体の PER 18.93 倍、時価総額 3,854 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:欧州・中国の増設と米国の再進出が三つとも成功し、国内も値上げが通り続ける必要がある。連続して当たる確度は高くないため1割を下回る確率に置いた。

やや楽観 20% 海外が着実に伸び、国内も堅調 利益 160 億円 · PER 18.0 倍 · 株価時価総額 10,030 円3,143 億円

国内の数量は横ばいから微増で、値上げも物価並みに通る。欧州はUHT品が伸び、数量は10年で1.8倍になる。中国は新工場の稼働が軌道に乗り、台湾とインドネシアの輸出も増える。米国は2027年の稼働から数年遅れても、植物性の新製品が少しずつ売れ始める。

営業利益率は17%台で、今の水準を保つ。純利益は10年で今の1.7倍ほどになる。

配当は利益の増加に合わせて増えるが、純現金の積み上がりは止まらない。事業は良いが、現金の戻り方は中立と変わらない筋書きだ。堀は保たれ、国内の外食向けでは、味の再現性で大口の顧客を守り続ける。値上げの交渉も、原料高の局面で大きく遅れることはなく、利益率は大きく崩れない。

  • 日本(業務用エキス・ブイヨン・スープ):数量 8.5(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 822(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 697 億円・営業利益 115 億円。日本の営業利益率 16.5%
  • 欧州:数量 2.2(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 959(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 209 億円・営業利益 33 億円。欧州の営業利益率 16.0%
  • 中国・アジア・米国:数量 4.4(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 685(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 303 億円・営業利益 73 億円。中国・アジア・米国の営業利益率 24.0%

倍率:事業の純利益 155 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.8% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)350 億円。全体の PER 18.01 倍、時価総額 3,143 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:欧州と中国は伸びが続き、米国は遅れても立ち上がる。国内の外食向けも値上げが通る。多くの場合の上位の幅として、筆者が2割と見る。

中立 37% 中立:良い会社として、物価と海外の分だけ伸びる 利益 136 億円 · PER 17.0 倍 · 株価時価総額 8,245 円2,584 億円

国内の数量は人口減と外食の縮みで伸びず、スープの外注化がそれを相殺して横ばいになる。値上げは物価並みに通り、売上は物価の1.34倍になる。

欧州は伸びが鈍りながら、数量は10年で1.5倍になる。中国は新工場が立ち上がり、アジアと米国を合わせて海外の数量は1.9倍になる。ただ、米国は赤字の期間が長く、中国は価格競争が激しくなる。

営業利益率は17%前後で、今の水準にほぼ戻る。純利益は今の1.4倍ほどだ。純現金は事業の投資と配当で増減しながら、おおむね今の水準が続く。良い会社が良いまま、静かに成熟する10年になる。

  • 日本(業務用エキス・ブイヨン・スープ):数量 8.1(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 804(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 649 億円・営業利益 101 億円。日本の営業利益率 15.5%
  • 欧州:数量 1.8(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 938(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 170 億円・営業利益 26 億円。欧州の営業利益率 15.0%
  • 中国・アジア・米国:数量 3.8(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 670(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 256 億円・営業利益 59 億円。中国・アジア・米国の営業利益率 23.0%

倍率:事業の純利益 131 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)350 億円。全体の PER 17.04 倍、時価総額 2,584 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内は横ばい、海外は計画の7割ほどの達成という、筆者のもっとも現実的な見方。強気と慎重の主張がちょうど釣り合う位置で、確率を最大にした。

やや悲観 24% 国内の利益率が下がり、海外の立ち上げが遅れる 利益 86 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 4,200 円1,316 億円

骨と電気代が物価を上回って上がり、顧客との交渉は後手に回る。国内の営業利益率は12%台まで下がる。外食の数量は10年で1割減る。

中国は消費の冷え込みで新工場の稼働率が上がらない。米国は工場の立ち上がりが遅れ、赤字が長引く。欧州の伸びも原料と為替で鈍る。

純利益は今よりやや少ない水準にとどまる。配当は維持するが、純現金は工場の投資で今より減る。堀は残っているが、優良さが薄れた10年になる。顧客は離れないものの、値上げの交渉力は弱まり、新しい投資の稼ぎも資本コストをやっと上回る程度にとどまる。成長を期待して集まった株主の見方は、厳しいものに変わる。

  • 日本(業務用エキス・ブイヨン・スープ):数量 7.3(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 780(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 567 億円・営業利益 71 億円。日本の営業利益率 12.5%
  • 欧州:数量 1.5(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 910(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 138 億円・営業利益 17 億円。欧州の営業利益率 12.0%
  • 中国・アジア・米国:数量 2.6(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 650(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 170 億円・営業利益 29 億円。中国・アジア・米国の営業利益率 17.0%

倍率:事業の ROE が k を下回るため PER の上限は 1÷k=13.3 倍。稼ぐ力(純利益÷k)の約 86%(12.8 倍)を採用。余った現金は筋書きで額を書かないので 0.75 倍の 263 億円を戻り方 0.5 で足した。

確率:原料高と電気代の上昇を価格に通しきれず、中国の消費も戻らない。外食向けの専業で、2023年3月期の再来がありうるため、楽観より少し厚い2割台に置いた。

悲観 11% 構造的に優良さを失う 利益 29 億円 · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 1,575 円494 億円

外食チェーンが仕込みを自社に戻し、スープの値下げ要求が強まる。国内の数量は10年で2割減り、価格は物価を大きく下回る。営業利益率は7%まで落ちる。

原料の骨の相場が長く高止まりし、欧州の利益は消える。中国の新工場は稼働せず、米国の工場は赤字のまま減損に至る。減損は約150億円で、自己資本は「今+純利益−還元」の流れより減る。

配当は利益の減少にあわせて減らす。それでも10年で純現金は今より減り、400億円ほどになる。かつての「食のインテル」という評価は消え、ふつうの食品メーカーになる。純現金だけが残り、事業の稼ぐ力は今の3分の1ほどに落ちる。創業家に近い株主は配当を減らさず現金を守るが、株主が事業の再建を迫る力も弱く、立て直しは遅れる。

  • 日本(業務用エキス・ブイヨン・スープ):数量 6.3(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 720(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 454 億円・営業利益 32 億円。日本の営業利益率 7.0%
  • 欧州:数量 1.1(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 840(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 91 億円・営業利益 5 億円。欧州の営業利益率 5.0%
  • 中国・アジア・米国:数量 1.6(販売数量(万トン、製品換算の推定))× 価格 600(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 96 億円・営業利益 5 億円。中国・アジア・米国の営業利益率 5.0%

倍率:ROE 2.3% が k 以下なので PER の上限は 1÷k=13.3 倍。稼ぐ力(約 30 億円÷k)の約 9 割(12.0 倍)を採用。余った現金は 0.5 倍の 175 億円を戻り方 0.5 で足した。純利益が薄いのは減損と赤字工場の筋書きのため。

確率:外食向けの大口顧客が内製や他社へ移り、骨の価格が構造的に上がり、中国と米国の工場が稼働せず減損に至る。専業の弱みが重なる筋書きで、1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

日本(業務用エキス・ブイヨン・スープ)

外食・中食・食品メーカー向けの畜産系天然調味料。ラーメンスープ・ガラスープ・フォンとブイヨンで国内首位級。

数量販売数量(万トン、製品換算の推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 8.1 600 485 78
10 年後 中立 8.1 804 649 101

取り方:日本の売上 484.6 億円(地域別。開示は金額のみ)を、1kg あたり六百円前後の濃縮品が年 8 万トン売れていると置いて分けた(推定)。営業利益は全社 118 億円から海外の計画(欧州 11 億・アジア 27 億)を引いて 78 億円前後と推定。数量は人口減と外食の縮みで横ばい、スープの外注化で相殺し中立 10 年 1.0 倍。価格は物価並み(10 年 1.34 倍)。市場の大きさ:会社の説明で業務用ラーメンスープ約 28%・ガラスープ約 26%・フォンとブイヨン約 68%。競合は調味料大手と各地の中堅エキス会社。

欧州

ベルギーのUHT殺菌品、フランスの粉末品、オランダ。外食・食品メーカー向けとB2C。

数量販売数量(万トン、製品換算の推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 1.2 700 85 14
10 年後 中立 1.8 938 170 26

取り方:欧州の売上 84.6 億円(前期 72.7 億円)を、1kg あたり七百円前後の品が年 1.2 万トンと置いて分けた(推定)。営業利益は 2026/03 期計画の 11 億円に増収分を足して 14 億円前後と推定。数量は直近の伸び(前期比 16%)が鈍りつつ、B2C 強化とUHT品の拡販で中立 10 年 1.5 倍。価格は物価並み。市場の大きさ:欧州の業務用ブイヨンは大手食品会社が競合で、アリアケは液体エキスの専業としての位置。

中国・アジア・米国

中国(青島・日照)、台湾、インドネシア、2027年に稼働予定の米国工場。外食・食品メーカー向けと日式の調理加工品。

数量販売数量(万トン、製品換算の推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 2.0 500 100 26
10 年後 中立 3.8 670 256 59

取り方:中国 62.5 億円とアジア(中国除く)37.9 億円の計 100.4 億円を、1kg あたり五百円前後の品が年 2 万トンと置いて分けた(推定。米国は今は売上がなく、2027 年度から数量に加わる)。営業利益は 2026/03 期計画の 27 億円をもとに 26 億円前後と推定。数量は中国の新工場(2026 年度後半)と米国の新工場で中立 10 年 1.9 倍。価格は物価並み。市場の大きさ:中国は外食の消費が冷えるが日式の引き合いが強い。米国は日本食・ラーメン需要が大きいが、再進出で立ち上がりは未知数。

リスクと懸念

原料の骨と電気代の上昇

豚骨・鶏ガラ・牛骨の国際相場と、煮出し工程の電気代は利益率を大きく動かす。値上げは顧客との交渉で半年から1年遅れる。2023年3月期は営業利益率が20%から15%へ落ちた。同じことが10年のうちに何度か起きる前提で見る必要がある。

国内の外食数量の縮み

売上の7割は日本の外食・中食向けだ。人口減と外食店の閉店で数量は細る。スープの外注化が続く限り相殺できるが、大手チェーンが内製に戻れば、数量と価格の両方が崩れる。顧客が分散しているのは救いだが、大口の動きは読みにくい。

中国の消費低迷と新工場

中国は外食の消費が冷え、青島の新工場(約50億円)の稼働は景気に左右される。日式の調理加工品に踏み込むのも、会社にとっては新しい領域だ。稼働率が上がらなければ、減価償却費の重さだけが残る。

米国再進出の実行

2019年に子会社を売って撤退した市場へ、2027年に新工場で戻る。大豆原料の植物性製品は市場が育ちきっていない。立ち上がりの赤字が数年続く可能性があり、成功しても利益に効くのは10年の後半だ。

積み上がった現金の使い道

純現金は536億円で時価総額の約33%にのぼる。創業家に近い株主が4割近くを持つ会社で、少数株主が還元を迫りにくい。配当は増えているが、現金が戻らなければ、本質価値に足せる額は限られる。

動物性から植物性への流れ

欧米を中心に、動物性原料を減らす動きがある。社長自身が畜産系の伸びに天井があると認めている。植物性の製品は売上がまだ小さく、畜産系の利益を補う規模に育つかは分からない。

今後の分かれ目

欧州の売上が、前期比2桁の伸びを3年続けたら
欧州の数量を楽観側に引き上げ、中立と楽観の確率を寄せ直す。
米国工場が稼働初年度から黒字化したら
海外の数量と利益率を上方修正し、楽観寄りに見直す。
純現金が配当や自社株買いで大きく減ったら
余った現金の戻り方を0.5から引き上げ、本質価値を押し上げる。
営業利益率が2期続けて14%を下回ったら
原料高を価格に通せない構造の表れとして、やや悲観・悲観の確率を厚くする。
大手の外食チェーンが仕込みの内製化を発表したら
国内数量の前提を下げ、悲観側の筋書きの重みを増やす。
中国の新工場が稼働後も赤字のままなら
中国・アジアの利益率を下げ、やや悲観側に重みを移す。

見ておくもの

  • 欧州と中国の地域別売上・営業利益の四半期ごとの推移
  • 営業利益率(原料価格を価格に転嫁できているか)
  • 米国工場の稼働時期と初年度の収支
  • 純現金の水準と配当・自社株買いの方針
  • 植物性製品の売上規模

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに数量と価格を置き、数量は実質、価格は物価並みの1.34倍で積んだ。倍率は、事業の ROE・資本コスト・残る割合から正当化 PER の上限を出し、その9割に置いた。今の株価や同業の PER は見ていない。余った現金は事業から切り離して足し、戻り方は創業家に近い株主が4割近いため0.5とした。悲観は稼ぐ力と純現金の床から決めた。新リース会計基準は、自社保有の工場が中心のため影響は小さい。10年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16→18.93 倍・やや楽観 PER 14.5→18.01 倍・中立 PER 13.5→17.04 倍・やや悲観 PER 11.5→12.8 倍)。

資本コスト 6.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality を足して決めた。事業が傾いているわけではないので上乗せは置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 6.75%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 東洋経済オンライン アリアケジャパン
  2. アリアケジャパン 中期経営計画(2024年3月期決算説明資料の要約)
  3. アリアケジャパン 地域別売上

分析日 2026-10-16