株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

日清オイリオグループ 2602

食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,851 円1,693 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,063 円1,888 億円差 −10.3%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,851 円1,693 億円 · 差 −10.3% · 期待の年率 +5.2%
期待の年率リターン(10 年)+5.2%資本コスト比 −2.1 pt
推定の資本コスト7.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日清オイリオグループは、食用油の国内大手である。家庭用の「BOSCO」や「日清キャノーラ油」から、業務用、チョコレート用の特殊油脂、化粧品向けの油剤まで、植物油脂を軸に広く手がける。

筆者の結論は、今の値段は割高ということだ。理由は、稼ぐ力が資本コストに届かない期間が長いことにある。営業利益率は 3% 台で、過去 10 年の最良の年でも 4.1% だった。

2026 年 3 月期の純利益は約 240 億円と大きい。だが横浜の事業用地を売った約 231 億円の一時益が混じっている。本業の実力は営業利益 170 億円、会社予想の来期の純利益 120 億円に近い。

中計「Value UpX」は 2028 年度に営業利益 280 億円を掲げる。筆者は届ききらないと見るが、方向は悪くない。チョコレート用油脂や化粧品油剤など、値段を原料に左右されにくい事業が育つからだ。国内の家庭用は人口減で量が細る。

10 年後の中立では、営業利益は 300 億円強になる。ただ自己資本も厚くなり、ROE は 6% 台にとどまる。資本コストを下回る会社に高い倍率は付けられない。借金も軽くなく、利払いは金利上昇で重くなる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「持ち続けたい事業」ではなく「値段次第の事業」だ。堀が狭く、利益が原料相場に左右され、10 年たっても ROE が資本コストに届かない姿が中心になるからだ。

オーナー利益、つまり再投資を引いて株主に残る利益は薄い。営業利益のかなりの部分が、工場の更新や原料在庫の資金に消える。中計の投資 900 億円も、成長のためというより維持と再構築の色が濃い。

経営は誠実で、資産の売却や政策保有株の縮減など、筋の通った手を打っている。ただ、資本の使い道に決定的な妙手は見当たらない。特殊油脂は期待できるが、全体の利益に占める比重はまだ小さい。

安全域の面では、今の値段は事業の実力に対して余裕がない。2026 年 3 月期の純利益が土地売却益で大きく見えるため、割安に映りやすい点には注意が要る。実力の利益で測ると、払う値段は高い。

わかりにくい点が多く、確信度は高くない。確率を悲観側にやや厚くしたのはそのためだ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、輸入した大豆・菜種・パームなどを搾って油にし、売ることだ。原料の値段を製品に転嫁し、その差で利益を取る。

事業は 4 つに分けて見るとわかりやすい。最大は国内の食用油・油糧で、売上の 6 割近くを占める。家庭用の「BOSCO」「日清キャノーラ油」と、外食・食品メーカー向けの業務用油、搾りかすの油粕が柱だ。利益率は 3% に届かない。

2 つ目はグローバル油脂・加工油脂で、売上は約 1,400 億円。チョコレートに使う特殊油脂(CBE)や、パンや菓子向けの加工用油脂、海外の拠点を持つ。ここは会社が最も力を入れる成長の場だ。

3 つ目は加工食品・素材で、健康向けの MCT 油などを含む。4 つ目はファインケミカルで、化粧品の原料になる油剤を作る。売上は小さいが、利益率は 1 割に達する。

工場は横浜磯子など国内の大型拠点が軸だ。商社の丸紅は議決権の 1 割台半ばを持つ大株主である(2020 年の開示)。国内の同業は J-オイルミルズ、昭和産業、ボーソー油脂などで、日清オイリオは首位級の一角にある。

優良さと弱いところ

堀は広くない。食用油は、原料の相場に値段が連動する商品だからだ。「BOSCO」などの家庭用ブランドに一定の力はあるが、値上げを自分のペースで決められるほどではない。

同業の J-オイルミルズや昭和産業と並ぶ寡占で、価格競争が極端に荒れにくい点は救いだ。J-オイルミルズとは原料の共同配船など、協力する動きもある。

数字がそれを裏づける。営業利益率は過去 10 年で 2〜4% 台、ROE の中央値は 6% 台で、資本コストに届いた年はほとんどない。2026 年 3 月期の ROE 11% は土地売却益による一時の数字だ。

今年の決算ではパーム油の取引の時価評価が悪化し、国内の家庭用は数量が減った。利益が原料相場や在庫の評価で揺れる体質は変わっていない。

経営の資本の使い方は、悪くないが慎重すぎる。千若町の土地を売って資産を軽くする判断は正しい。だが、純有利子負債は 900 億円台に増え、本業の利益に対して軽くはない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の食用油は、成熟して縮む市場だ。家庭用の市場規模は 2023 年度で約 1,816 億円。会社は 2028 年度に 1,900 億円以上と見るが、これは主に値上げの分で、量ではない。人口が減り、家で揚げ物をする機会も減っているからだ。

業界は日清オイリオと J-オイルミルズ、昭和産業、ボーソー油脂などによる寡占だ。2026 年 7 月にはボーソー油脂が、米ぬかの減少と原油・ナフサ高を理由に、こめ油などの値上げを発表した。原料や包装資材のコスト上昇は、業界全体の共通の悩みだ。

一方で、高付加価値の領域は伸びる余地がある。チョコレート用油脂は、世界でカカオ豆が高騰し、代替の油脂への関心が高まっている。会社の推計では世界シェアは重量で約 6% だが、欧州の大手が先行しており、追い上げの難度は高い。

化粧品の油剤は市場が小さく、会社は金額ベースで 10% 以上を狙う。機能性油脂は 2023 年度の 28 億円を 2028 年度に 70 億円以上にする計画だ。小さいが、利益率は高い。

10 年で見ると、国内の量は 0.9 倍台、値段は物価並みの 1.34 倍が筆者の置き方だ。世界では植物油の需要が伸びるが、日本の会社がその果実を取れるかは、特殊油脂での差別化にかかっている。

資本政策と M&A

還元の目安は、連結配当性向 40% だ。2025 年に始まった中計では、4 年で営業キャッシュフロー 1,000 億円、投資 900 億円を見込む。稼いだ現金をほぼ全て投資に使う計画で、自社株買いの余地は大きくない。

政策保有株は 2021 年に原則持たない方針へ転じ、段階的に減らしている。千若町の事業用地の売却(約 231 億円)で資産の軽量化も進めた。

M&A は、中計で成長投資の一部に位置づけられている。北米の加工用・業務用油脂は 2030 年度に 500 億円の規模を狙うとしており、買収で時間を買う可能性がある。筆者は、買収価格が高すぎる点と、のれんの減損を警戒する。

親会社はなく、丸紅が大株主として近い関係にある。TOB で買われる可能性は、参考の確率で 27% と出ているが、筆者の筋書きには入れていない。資本政策は堅実だが、ROE を資本コストに乗せる力はまだ見えない。

株主優待は、100株で1.5千円、200株以上で3千円相当の自社製品(年1回・2026年4月の3分割前の条件)。年1.3億円と見込む(2026年3月末の有報(個人その他の株主 44,878 人・約9.5万単元)から受け取る約4.2万人の額面合計を約0.8億円とみて、商品の原価0.4と送料等1,000円を足し係数1.8)。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立・やや楽観・楽観1.0、やや悲観0.75、悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。年額は推定で、株主数の開示と優待条件から出した(2倍程度のずれはありうる)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

チョコレート用油脂は、カカオ豆の高騰で代替需要が高まる数少ない追い風の分野だ。会社は世界シェアを推計 6% から 15% 以上に引き上げる計画で、すでに投資を進めている。ここが全社の利益の屋台骨になれば、油脂加工の薄利から抜け出せる。

北米の加工用・業務用油脂も、2030 年度に 500 億円の規模を狙う。国内の食用油は縮むが、海外の特殊油脂でそれを上回って伸ばす。機能性油脂は 2028 年度に 70 億円以上と、2023 年度の 2.5 倍を見込む。化粧品油剤も、金額で 10% 以上のシェアを目指す。国内で人口が減っても、世界の油脂需要は伸び続ける。

国内では同業との協力で原料の調達コストが下がり、値上げが物価並みに通る環境が続く。千若町の用地売却で資産が軽くなり、純有利子負債も圧縮できる。

中計の営業利益 280 億円、ROE 8% は、その積み上げで届く水準であり、10 年先には利益率 5% 近くも見える。そうなれば倍率も 11 倍を超えて付く。会社はすでに経営の舵を切った。今の値段は、この変化を十分には織り込んでいない。さらに、原料を共同で運ぶなど同業との協力が進めば、調達費の削減が利益率を押し上げる余地もある。

慎重な見方

食用油は原料の相場に値段が連動する商品で、値上げは常にコストの後追いになる。パーム油の時価評価で今年も利益がぶれたように、本業の利益は読みにくい。10 年を通じて、営業利益率が過去最良の 4.1% を上回って定着する根拠は乏しい。

国内の家庭用は人口減と節約志向で量が減り続ける。業務用も、顧客が調達先を絞り込めば価格競争に巻き込まれる。J-オイルミルズや昭和産業との寡占は、需要が縮むほど争いが激しくなる。

特殊油脂は期待が先行している。チョコレート用油脂は欧州の大手が強く、シェア 15% は高い壁だ。北米も新規参入のコストがかさむ。中計の投資 900 億円は、営業キャッシュフロー 1,000 億円とほぼ同額で、自由に使える現金は残らない。

ROE が資本コストに届かない会社は、貯めた利益が額面どおりには評価されない。2026 年 3 月期の純利益は土地売却益で膨らんだだけだ。実力は 120 億円で、時価総額はその 15 倍に当たる。

どちらに重みを置いたか

強気の見立てには、特殊油脂が確かな成長の核だという説得力がある。ただ、その利益はまだ全社の 2 割に満たず、国内の本体は薄利で縮む。中計の 280 億円は全社の利益率を 5% に上げる前提で、筆者は 10 年で届かないと見る。

一方、慎重な見立ての論点は強く、利益の質が低く、ROE が資本コストを下回る期間が長いという指摘は数字で裏づけられる。確率は中立 38%、悲観側(やや悲観と悲観)を合わせて 32%、楽観側は 30% とし、慎重な側にわずかに寄せた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,642 円2,418 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 774 円709 億円)。 今の値に割り戻すと 1,851 円1,693 億円、今との差 −10.3%、 期待の年率 +5.2%(資本コスト 7.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,177 円4,737 億円 1,160 円1,061 億円 +207.2% +11.9% 507 円464 億円
やや楽観 22% 3,700 円3,385 億円 926 円847 億円 +124.2% +8.4% 1,018 円931 億円
中立 38% 2,875 円2,631 億円 769 円704 億円 +76.7% +5.9% 1,385 円1,267 億円
やや悲観 22% 1,168 円1,069 億円 574 円525 億円 −15.6% −1.7% 383 円351 億円
悲観 10% 646 円592 億円 594 円544 億円 −39.9% −5.0% 124 円114 億円
加重平均100% 2,642 円2,418 億円774 円709 億円 +65.6% +5.2% 3,417 円3,126 億円

今の株価時価総額 2,063 円1,888 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.3% を下回るほど割高。

楽観 8% 高付加価値の油脂が柱になる10年 利益 299 億円 · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 5,177 円4,737 億円

中計の旗印だったチョコレート用油脂が世界で存在感を持ち、シェアは 10 年で 2 倍を超える。北米の加工用・業務用油脂も軌道に乗り、化粧品向けの油剤は 2 倍に伸びる。

国内の食用油は量が横ばいで、原料高を値上げに乗せる力が戻る。工場の再構築が進み、利益率は過去最高の 4% を上回って 4% 台後半まで上がる。

この姿なら ROE は資本コストを少し超える。ただ利益の質は、原料相場に左右される油脂加工の域を出ない。筆者は、ここまでの成功は連続して当たる必要があり、確率は 1 割に届かないと見る。この筋書きが現実になるなら、同業との協力による調達費の削減や、千若町の用地売却による資産の軽量化も、利益率の押し上げに働く。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年1.3億円×10年×1=13億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内食用油・油糧:数量 88.0(油脂・油粕の販売量(万トン))× 価格 51(1トンあたり単価(万円))→ 売上 4,486 億円・営業利益 157 億円。数量横ばい・値上げが通る
  • 加工食品・素材:数量 13.5(販売量(万トン))× 価格 111(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,503 億円・営業利益 72 億円。健康素材が育つ
  • グローバル油脂・加工油脂:数量 63.0(販売量(万トン))× 価格 56(1トンあたり単価(万円))→ 売上 3,498 億円・営業利益 192 億円。チョコ用油脂が世界で伸びる
  • ファインケミカル:数量 3.1(販売量(万トン))× 価格 140(1トンあたり単価(万円))→ 売上 434 億円・営業利益 56 億円。化粧品油剤が倍増

倍率:事業の純利益 299 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 7.30% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.8% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.6 倍。全体の PER 15.64 倍、時価総額 4,676 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の柱が全部当たり、さらに値上げ力も戻る必要がある。チョコ用油脂は欧州大手が強く、世界シェア 2 倍は実現すれば大きいが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 22% 中計の線に近づき、稼ぐ力が少し上がる10年 利益 235 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 3,700 円3,385 億円

中計の目標には届かないが、方向は合っている。チョコレート用油脂・健康素材・化粧品油剤が着実に伸び、全社の利益のうち特殊な油脂の比重が上がる。

国内の家庭用は人口減で量が細る。それでも業務用の拡販と値上げの定着で、食用油の利益率は 3% を少し超える水準を保つ。海外では北米の加工用・業務用油脂が育ち始める。

営業利益は 10 年後に 370 億円ほどになる。自己資本の積み上がりも進むため、ROE は 8% 近くにとどまり、資本コストをわずかに下回る。ここまで来ても、倍率を高くは置けない筋書きだ。配当性向は 45% 前後を保ち、残る利益は工場の再構築と海外の拡販に回る。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年1.3億円×10年×1=13億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内食用油・油糧:数量 85.4(油脂・油粕の販売量(万トン))× 価格 49(1トンあたり単価(万円))→ 売上 4,165 億円・営業利益 133 億円。家庭用の減りを業務用が補う
  • 加工食品・素材:数量 12.5(販売量(万トン))× 価格 108(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,352 億円・営業利益 57 億円。MCT など健康素材が拡大
  • グローバル油脂・加工油脂:数量 56.0(販売量(万トン))× 価格 54(1トンあたり単価(万円))→ 売上 3,021 億円・営業利益 151 億円。北米・アジアで拡販
  • ファインケミカル:数量 2.7(販売量(万トン))× 価格 136(1トンあたり単価(万円))→ 売上 369 億円・営業利益 44 億円。油剤が拡大

倍率:事業の純利益 235 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.7% が k 7.30% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.8% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍。全体の PER 14.12 倍、時価総額 3,318 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の方向に沿って事業が育つが、会社目標の 280 億円には届かない。過去の中計で目標を満たせなかった年が多い点を踏まえ、確率は中立の次に置く。

中立 38% 国内の縮みと海外・特殊油脂の伸びが釣り合う10年 利益 187 億円 · PER 13.7 倍 · 株価時価総額 2,875 円2,631 億円

国内の食用油は、人口減と家庭内調理の変化で量がゆるやかに減る。値上げは物価並みに通るが、利益率は 3% 前後から動かない。

成長を担うのは特殊油脂だ。チョコレート用油脂は量が 4 割、化粧品油剤は 5 割伸びる。健康素材も小さく積み上がる。これらが国内の目減りを埋め、営業利益は 300 億円強になる。

配当性向は 45% 前後を続け、残りで自己資本が厚くなる。ROE は 6% 台と、過去 10 年の中央値とほぼ同じだ。資本コストを下回る状態が続く、薄利の原料加工業という姿に落ち着く。原料相場の山と谷は年ごとに利益を揺らすが、10 年で均せば利益率は 3% 台半ばにとどまる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年1.3億円×10年×1=13億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内食用油・油糧:数量 81.8(油脂・油粕の販売量(万トン))× 価格 49(1トンあたり単価(万円))→ 売上 3,993 億円・営業利益 120 億円。人口減で量は緩やかに減る
  • 加工食品・素材:数量 11.5(販売量(万トン))× 価格 107(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,225 億円・営業利益 47 億円。健康素材が小さく伸びる
  • グローバル油脂・加工油脂:数量 49.0(販売量(万トン))× 価格 53(1トンあたり単価(万円))→ 売上 2,604 億円・営業利益 117 億円。チョコ用油脂が着実に伸びる
  • ファインケミカル:数量 2.3(販売量(万トン))× 価格 134(1トンあたり単価(万円))→ 売上 312 億円・営業利益 34 億円。油剤が伸びる

倍率:事業の純利益 187 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 7.30% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.7 倍。全体の PER 13.7 倍、時価総額 2,562 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の縮みと特殊油脂の伸びが釣り合う姿が最も起こりやすい。営業利益率が過去最良の 4.1% を超えない前提で、確率は最大にした。

やや悲観 22% 値上げの遅れと海外の伸び悩みが続く10年 利益 109 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,168 円1,069 億円

原料の植物油は相場が荒れ、値上げが遅れる局面が増える。J-オイルミルズや昭和産業との価格競争で、家庭用も業務用も量が 1 割減る。

海外の特殊油脂は、欧州の大手との競争で期待ほど伸びない。北米の拡販には投資がかさみ、採算が出るまで時間がかかる。

営業利益は 200 億円ほどにとどまり、借金の利払いも増えて ROE は 4% 前後になる。減損を一部計上する年も出る。資本コストを大きく下回り、倍率も 9 倍ほどにしか置けない。国内の家庭用は量が戻らず、工場の稼働率が下がって固定費の重さが利益を削り、配当性向は保つが自己資本は薄くしか増えない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年1.3億円×10年×0.75=9.8億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内食用油・油糧:数量 79.2(油脂・油粕の販売量(万トン))× 価格 47(1トンあたり単価(万円))→ 売上 3,749 億円・営業利益 86 億円。量が 1 割減、値上げが遅れる
  • 加工食品・素材:数量 10.5(販売量(万トン))× 価格 105(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,102 億円・営業利益 33 億円。伸びが鈍る
  • グローバル油脂・加工油脂:数量 42.0(販売量(万トン))× 価格 52(1トンあたり単価(万円))→ 売上 2,199 億円・営業利益 70 億円。競合に押され伸び悩む
  • ファインケミカル:数量 1.9(販売量(万トン))× 価格 132(1トンあたり単価(万円))→ 売上 256 億円・営業利益 23 億円。価格競争で鈍る

倍率:ROE 4% 前後が k 7.3% を下回るので PER の上限は 1÷k で約 11.4 倍。減損と値上げの遅れが重なる筋書きで、その約 8 割の 9 倍に置いた。

確率:原料相場が荒れる年は多く、値上げの遅れは過去にも起きている。海外の特殊油脂が競争で伸び悩む可能性は、強気の筋書きと同程度に高い。

悲観 10% 国内も海外も押され、薄利から抜けられない10年 利益 59 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 646 円592 億円

構造的な負けの筋書きだ。国内では大口の顧客が調達先を絞り込み、輸入油や他社の安値に押されて量が 2 割減る。値上げは原料に追いつかず、利益率は 2% 前後に張りつく。

海外の特殊油脂は、買収や設備への投資が重くなる一方で、欧州の大手や東南アジアの新規勢との競争で採算が悪化する。大型の減損も出る。

営業利益は 140 億円ほどで、純利益は 60 億円に届かない。ROE は 2% 台で、倍率も縮む。借り換えの金利が 3.5% 前後に上がる中で、借金の重さが利益を削る。配当は純利益に対して重くなり、自己資本の積み上がりも鈍い。投資の回収が遅れ、価値を壊した 10 年として終わる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年1.3億円×10年×0.5=6.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内食用油・油糧:数量 72.2(油脂・油粕の販売量(万トン))× 価格 46(1トンあたり単価(万円))→ 売上 3,284 億円・営業利益 72 億円。シェアを落とし量が 2 割減
  • 加工食品・素材:数量 9.0(販売量(万トン))× 価格 102(1トンあたり単価(万円))→ 売上 916 億円・営業利益 23 億円。値下げ圧力で利益薄い
  • グローバル油脂・加工油脂:数量 31.5(販売量(万トン))× 価格 51(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,599 億円・営業利益 40 億円。海外で減損・採算悪化
  • ファインケミカル:数量 1.4(販売量(万トン))× 価格 128(1トンあたり単価(万円))→ 売上 179 億円・営業利益 14 億円。汎用化で値崩れ

倍率:ROE が資本コスト 7.3% を下回り、PER の上限は 1÷k で約 11.4 倍。縮む事業の先細りを織り込み、その約 75%、8.5 倍に置いた。稼ぐ力(純利益÷k)に収まる額。純資産の多くは工場など売りにくい資産で、構造的に負ける筋書きでは帳簿の自己資本を床にしない。

確率:国内の寡占が崩れるか海外投資が失敗する複合の筋書き。薄利の原料加工業は一度競争力を落とすと戻りにくく、10% は置く価値がある。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内食用油・油糧

家庭用食用油(BOSCO・日清キャノーラ油)、業務用油、油粕を国内で製造・販売する。

数量油脂・油粕の販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 88.0 36 3,204 85
10 年後 中立 81.8 49 3,993 120

取り方:セグメント「油脂・油糧および加工食品・素材」の売上 3,895 億円のうち加工食品・素材を約 800 億円と置き、残りと「その他」の差額を合わせて 3,204 億円とした。数量は食用油約 55 万トン・油粕など約 33 万トンの推定で、国内の食用油市場約 220〜240 万トンに対し会社シェア 2 割台前半という見立て。利益はセグメント利益 111 億円を加工食品・素材と分けて配分。価格は名目で、10 年で物価並みの 1.34 倍(原料の相場は年ごとに動くが 10 年では均す)。数量は実質で、人口減により中立 0.93 倍。

加工食品・素材

健康向けの MCT 油などの機能素材、ホームユースの加工品。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 10.0 80 795 26
10 年後 中立 11.5 107 1,225 47

取り方:セグメント「油脂・油糧および加工食品・素材」から国内食用油を除いた分を、機能素材・加工品の平均単価(1 トン約 80 万円)から数量に直した推定。利益率は約 3% と置いた。価格は名目で 10 年 1.34 倍。数量は実質で、健康志向の素材に伸びしろがあるため中立 10 年 1.15 倍。

グローバル油脂・加工油脂

チョコレート用特殊油脂(CBE)、パン・菓子向け加工用油脂、海外拠点での販売。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 35.0 40 1,388 47
10 年後 中立 49.0 53 2,604 117

取り方:セグメント売上 1,388 億円(前期比 20.3% 増)、営業利益 47 億円。1 トン約 40 万円の油脂単価から数量を逆算した推定。CBE の世界シェアは会社推計で重量約 6%(2024 年度)、2028 年度 15% 以上が目標だが、筆者は中立で 10 年に数量 1.4 倍(シェア 8〜9% 相当)に置く。価格は名目で 1.34 倍。数量は実質(拡販・北米の開拓)。

ファインケミカル

化粧品・医薬向けの油剤など。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 1.6 100 155 15
10 年後 中立 2.3 134 312 34

取り方:セグメント売上 155 億円・営業利益 15 億円。高付加価値のため単価を 1 トン約 100 万円と置き、数量に直した推定。化粧品油剤の世界市場は汎用品を含み大きく、会社は金額で 10% 以上を目標とする。価格は名目で 1.34 倍。数量は実質で、新製品と海外の拡販により中立 10 年 1.5 倍。

リスクと懸念

原料相場と時価評価のぶれ

大豆・菜種・パームの相場は年ごとに大きく動く。2026 年 3 月期はパーム油の取引の時価評価が悪化して利益を押し下げた。値上げは原料の後追いになりやすく、相場が急騰する局面では利益率が一時的に 2% 台へ落ちる。

国内の食用油の量の縮み

家庭用の数量は 2026 年 3 月期も減った。人口減と家庭内調理の変化は止まらない。市場規模は値上げで保てても、量が減れば工場の稼働が下がり、固定費の重さが利益率を削る。

特殊油脂の競争

チョコレート用油脂は、欧州の大手が先行する分野で、世界シェア 6% から 15% への引き上げは高い壁だ。北米でも新規参入の投資が先行し、採算が出るまでの期間が想定より延びる恐れがある。

借金の重さと金利

純有利子負債は 933 億円で、時価総額の約半分、EBITDA の 3 倍超にあたる。借り換えのたびに金利が 3.5% 前後へ上がり、10 年で利払いは 23 億円ほど増える見込みだ。

海外投資の減損

中計は 4 年で 900 億円の投資を見込み、北米の加工用油脂や海外の拠点に振り向ける。買収や設備の収益が想定を下回れば、のれんや固定資産の減損が利益と自己資本を同時に削る。

一時益で見た目の割安

2026 年 3 月期の純利益は約 240 億円と大きいが、千若町の用地売却益(約 231 億円)を含む。実力の純利益は会社予想の 120 億円前後で、一時益だけで割安と判断すると誤る。

今後の分かれ目

チョコレート用油脂の世界シェアが 10% を超えたら
特殊油脂の利益が全社の屋台骨になる。楽観・やや楽観側の確率を上げる。
パームや大豆の相場が急騰し、値上げが半年以上遅れたら
営業利益率が 2% 台に落ちる。やや悲観側に寄せる。
北米の加工用油脂で大型の買収があり、のれんが膨らんだら
借金が増え、減損の危うさも増す。やや悲観側に寄せる。
国内の家庭用で、同業が大きく値下げに動いたら
寡占が崩れる兆しとして、悲観側の確率を上げる。
営業利益が 2 年続けて 250 億円を超えたら
中計の 280 億円が現実味を帯びる。やや楽観側を厚くする。
丸紅や同業との資本の動きが出たら
再編の可能性として、中立から楽観側の価値を見直す。

見ておくもの

  • 家庭用食用油の販売数量と値上げの浸透
  • パーム油などの原料相場と時価評価損益
  • チョコレート用油脂・化粧品油剤の売上と利益率
  • 営業キャッシュフローと純有利子負債の推移
  • 中計の営業利益目標(2028 年度 280 億円)の進み具合

倍率と資本コストの決め方

4 つの事業ごとに、実質の数量(万トン)と名目の単価(物価並みの 10 年 1.34 倍)を置き、事業の利益率を積み上げて 10 年後の営業利益を出した。倍率は式の上限(ROE が k を下回る場合は 1÷k)を先に決め、利益の質で 7〜9 割に置いた。今の株価・PER・PBR は倍率の根拠に使っていない。リース(新リース会計基準)は今の形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。2026 年 3 月期の純利益は土地売却益を含むため、起点には会社予想の 120 億円と営業利益 170 億円を使った。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→15.64 倍・やや楽観 PER 10→14.12 倍・中立 PER 9.7→13.7 倍)。

資本コスト 7.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality を足した。事業が傾いてはいないので上乗せはしない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.80% → 7.30%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 日清オイリオ 新中計「Value UpX」の要点(ログミーファイナンス)
  2. 日清オイリオ 中期経営計画 2025〜2028 年度
  3. 日清オイリオ 決算(みんかぶ)

分析日 2026-10-16