株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

中部飼料 2053

今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,638 円470 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,030 円583 億円差 −19.3%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,638 円470 億円 · 差 −19.3% · 期待の年率 +4.1%
期待の年率リターン(10 年)+4.1%資本コスト比 −3.7 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

中部飼料は、牛・豚・鶏の餌になる配合飼料をつくって売る会社だ。稼ぎの 9 割は飼料で、残りを鶏卵・肥料・畜産機器・保険代理が占める。筆者の結論は、10 年で見た本質価値は今の時価総額に届かない、というものだ。いちばんの理由は、いまの利益が山にあることである。

26 年 3 月期の営業利益は過去最高の 66 億円だった。ただ、その 4 割強は「原料ポジション」の改善、つまり安く仕入れた原料と飼料の売値の差が広がった分だ。穀物の値下がりと円高が重なった一時の追い風で、逆に回ることもある。実際、2023 年 3 月期は営業利益が 17 億円まで落ちた。

飼料は穀物と大豆かすの値段に連れて動く商品である。メーカーは原料の値上がりを売値に載せるだけで、利ざやを自分では決められない。1 トンあたりの利益は千円前後と薄い。国内の家畜は頭数が横ばいから微減で、数量の伸びも見込みにくい。

救いは財務の堅さだ。自己資本比率は 67% で、純現金もある。還元も厚く、経営は資本の使い方に誠実だと筆者は見る。ただ、稼ぐ力が資本コストに届かない会社では、厚い自己資本は価値を上乗せしない。堀が浅い会社に高い倍率は付けられない。今の値段が示す期待は、原料ポジションの山が続くことへの賭けに近い、と筆者は考える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社は「安く買えれば悪くないが、持ち続けて複利で増える会社ではない」と筆者は見る。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、純利益から工場の維持と更新の費用を引いたものだ。飼料工場は設備が古く、毎年かなりの更新投資がいる。基金負担金も毎年出ていく。山の年の利益をそのままオーナー利益と考えると見誤る。

事業はわかりやすい。家畜は食べ続けるので、飼料は無くならない。一方で、儲けの大きさは原料相場の読みで決まり、経営者の腕前が毎年の利益に出るとは限らない。利益が読みにくい事業なので、確信度を上げすぎない。

資本の使い方は安心できる。借金に頼らず、増配と自社株買いを続けている。自己資本比率の高さと純現金は、悪い年を耐える安全域になる。ただ、稼ぐ力が資本コストに届かない会社では、利益を積み増す価値は小さい。同じ利益を配当や自社株買いで株主へ返してこそ、価値が減らない。

筆者が持ちたいと思うのは、原料ポジションの山に頼らない利益が 50 億円を安定して超える姿になってからだ。今の利益のまま 10 年の価値を測れば、割高側に傾く。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は単純だ。トウモロコシ、大豆かす、こうりゃんといった輸入原料を、家畜の種類と成長段階に合わせて配合し、畜産農家やその取引先へ売る。売値は、原料代に加工費・物流費・利益を乗せて決まる。飼料のたんぱく質やビタミンの設計で成果が変わるので、メーカーは「同じ餌でも育ちが違う」という差を売ろうとする。これが差別化飼料だ。

事業は大きく 2 つある。飼料は、畜産向けが年 308 万トン、水産向けが 3.8 万トンだ。国内の配合飼料はおよそ 2,400 万トンなので、畜産向けで国内の 1 割強を担う。もう 1 つのその他事業は、特殊卵「ごまたまご」などの鶏卵販売、有機入りの配合肥料、ふん尿処理などの畜産用機器、畜産保険の代理業で、利益は 12 億円ほどだ。いずれも飼料のお客である畜産農家に売る周辺の事業である。

工場は北海道の釧路から九州まで全国にあり、地域の畜産事情に合わせてつくり分ける。釧路ではAI・IoT で運転を効率化し、他の工場へ広げている。東北では、伊藤忠飼料と共同でつくるみらい飼料の八戸工場がある。2024 年 1 月にみらい飼料は連結から外れ、会社の公式サイトには 2026 年 9 月、残る株式の譲渡の知らせも出ている(本文は未確認)。

利益のぶれを生むのは、原料ポジションと基金負担金だ。前者は、原料の仕入れと飼料の売値の時間差で生まれる得失である。後者は、飼料の値段が急騰した時に農家へ補てんするための積み立てで、年 54 億円にのぼる。売上が 2,000 億円を超えても営業利益が数十億円にとどまるのは、この 2 つが薄い利ざやを挟み込むからだ。

優良さと弱いところ

優良さは「普通」だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、深くない。

強みは 3 つある。成分設計の研究力、全国に散らばる工場網、農家に入り込む提案型の営業だ。さらに、飼料の周りの卵・肥料・保険が、同じ農家との取引を厚くしている。ごまたまごのような自社ブランドの卵は、飼料の値動きに左右されにくい利益になる。

弱みは、値段を自分で決められないことだ。配合飼料は、原料の相場に連れて売値が決まる商品である。国内には、全農と、協同飼料・日本配合飼料が一緒になったフィード・ワンという大きな相手がいる。畜産向け 308 万トンの中部飼料は規模で一段下がり、価格交渉で優位に立てない。

資本の使い方は評価できる。借金を増やさず、中期経営計画を大きく超える利益を出し、増配と自社株買いに回した。経営者は工場の老朽化対策にも手を打っている。

もう 1 つ、配合飼料は農家が「去年と同じ餌」を使い続ける傾向が強く、一度つかんだ顧客が離れにくい。この粘りが、赤字を避ける下支えになっている。

資本効率はこれからの課題だ。26 年 3 月期の ROE は 7.6% だが、これは山の値で、過去 10 年の中央値は 6.8% にとどまる。稼ぐ力が資本コストを下回るなら、自己資本を厚くしても株主の価値は増えない。筆者がいちばん気にしているのは、ここである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の配合飼料は年 2,400 万トン前後で、20 年近く横ばいが続く。昭和の終わりのピークから減ったあと、頭数の減少が止まって落ち着いた形だ。ただ、中身は変わっている。肉牛は 260 万頭弱、乳牛は 130 万頭弱で、どちらも年に 1.5〜3% 減る。農家の戸数は年に 5〜7% 減り、残る農家が大きくなる。

大きな農家は、取引先を値段と安定供給で選ぶ。そこで有利なのは、全農と、民間最大手のフィード・ワンだ。全農は国内の約 3 割を握り、フィード・ワンは畜産向けで 15% ほどを持つ。中部飼料は 1 割強の 3 番手グループにいて、特色のある配合や卵・肥料のセット販売で食い込んでいる。

工場の稼働率が低く、設備が古いことが業界共通の重しだ。再編や工場の統合が進めば固定費は下がるが、その果実は価格競争で農家に移りやすい。2021 年に伊藤忠との資本提携を解いたあと、中部飼料は東北の 3 工場をグループから切り離した。身軽にはなったが、その分、規模では置いていかれやすい。

原料は輸入で、とうもろこしなど 5 品目の円建て価格が飼料の原価を決める。急騰すると、国と業界の基金が農家に補てんし、メーカーも負担金を払う。中東情勢はエネルギー費と物流費を押し上げる。鳥インフルエンザや豚熱は、飼料の数量を一時的に削る。

筆者は、10 年で見て数量はわずかに減り、価格は物価並みに上がると見る。業界全体の利益は、数量が増えないので、物価の分しか伸びない。

資本政策と M&A

還元は厚い。株主資本配当率(DOE)の目安は 3% で、27 年 3 月期の配当はその水準に乗せる計画だ。26 年 3 月期は 15 億円の自社株買いも実施した。発行済み株式は約 3,030 万株から 2,870 万株ほどまで減っている。

2015 年に伊藤忠グループと資本業務提携を結び、共同出資のみらい飼料をつくった。2021 年に提携を解消し、伊藤忠側は保有株をすべて売却した。みらい飼料は 24 年 1 月に伊藤忠飼料が過半を持つ形になり、中部飼料の持分は 49% に下がった。残りも 2026 年 9 月末以降に譲る予定とされ、27 年 3 月期の純利益が営業利益を上回る見通しなのは、固定資産の譲渡益が入るためと説明されている。

大株主は信託口が上位で、日本生命が 5%、豊田通商と日本ハムが各 3% だ。オーナーや親会社はいない。持ち合いも薄く、筆者は、資本の使い道を決めるのは経営と株主だけだとみる。

10 年のうちには、飼料業界の再編に巻き込まれる可能性がある。買う側に回るにしても買われる側になるにしても、中部飼料の価値は工場と顧客の組み合わせで決まる。ただ、それは確率で扱い、今の価値には織り込まない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

原料ポジションの改善は、一時の追い風だけではない。配合設計の見直しと歩留まりの改善は、会社が自分で積み上げた力で、相場が戻っても残る。基金負担金や固定費の増加を差し引いても、営業利益の水準は中計の目標を大きく超えている。

業界は再編に向かう。工場の稼働率が低く、設備が古いため、統合で固定費を下げられる会社が有利になる。中部飼料は借金がなく、自己資本比率 67% で、統合の担い手になりうる。伊藤忠との関係整理が終われば、八戸工場の使い方もはっきりする。

差別化飼料と環境配慮型の飼料は、採卵鶏向けを中心に伸びている。低魚粉・無魚粉の水産飼料や、うなぎ用の新製品は、利益率が高い。鶏卵の特殊卵、有機入りの肥料、畜産保険は、飼料の相場から距離のある利益で、全体の平均利益率を押し上げる。

還元も厚い。DOE 3% を目安に、増配と自社株買いを重ねる。純利益が 50 億円を超える年が続けば、株主へ戻る額だけでも時価総額の 1 割を超える。数量が横ばいでも、物価並みの値上げで利益が伸びれば、本質価値は今より上になる。

慎重な見方

今の利益は山だ。26 年 3 月期の営業利益 66 億円のうち、28 億円は原料ポジションの改善にすぎない。会社自身が 27 年 3 月期の営業利益を 59 億円と減益で見ているのが、その証拠である。原料ポジションは相場と為替で逆回りもし、2023 年 3 月期のように営業利益が 17 億円まで落ちた年がある。

数量は伸びない。肉牛・乳牛は頭数が減り、農家の戸数は毎年 5% 以上減る。農家が大きくなるほど、取引先は全農と、民間最大手のフィード・ワンに集まる。中部飼料は 3 番手で、規模の差を値引きで埋めれば利ざやが縮む。

コストは物価で上がる。人件費、修繕費、運送費、そしてエネルギー費だ。飼料の値段は原料に連動するので、固定費の上昇分を売値に載せにくい。基金負担金は年 54 億円と、営業利益に迫る。

伊藤忠との提携を解いて規模を縮め、みらい飼料も手放す。身軽にはなるが、再編の主役にはなれない。ROE は山の年で 7.6% で、10 年の中央値は 6.8% にすぎない。自己資本を厚くしても、資本コストを稼げない会社は、株主にとって価値を生む会社ではない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。今の利益を支えているのは、繰り返せない原料ポジションの改善だからだ。そこで確率は、悲観とやや悲観を合わせて 35%、楽観とやや楽観を合わせて 27% とし、慎重な側へ寄せた。

強気の主張にも、再編と還元という実のある論点がある。ただ、再編は固定費を下げても、その果実は価格競争で農家に流れやすい。財務が堅く、極端な損失には沈まないので、悲観の確率は 10% にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,032 円583 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 988 円284 億円)。 今の値に割り戻すと 1,638 円470 億円、今との差 −19.3%、 期待の年率 +4.1%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,965 円1,138 億円 1,498 円430 億円 +169.2% +10.4% 382 円110 億円
やや楽観 20% 2,962 円850 億円 1,255 円360 億円 +107.7% +7.6% 843 円242 億円
中立 38% 2,327 円668 億円 1,080 円310 億円 +67.9% +5.3% 1,295 円372 億円
やや悲観 25% 956 円274 億円 749 円215 億円 −16.0% −1.7% 426 円122 億円
悲観 10% 390 円112 億円 348 円100 億円 −63.6% −9.6% 74 円21 億円
加重平均100% 2,032 円583 億円988 円284 億円 +48.8% +4.1% 3,021 円867 億円

今の株価時価総額 2,030 円583 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 再編の担い手になり、差別化と周辺事業で利益率が上がる 10 年 利益 85 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 3,965 円1,138 億円

10 年後、飼料業界は工場の統合を終えている。中部飼料は借金のない身軽さを生かし、同業の工場や販売網を取り込む側に回った。畜産飼料の販売量は 320 万トン台に増え、差別化飼料の比率が上がって、1 トンあたりの利益が今の山の年に近い水準で定着する。

水産では低魚粉・無魚粉の飼料が広がり、うなぎ用の新製品が利益を押し上げる。ごまたまごなど特殊卵は取扱量が 4 万トンを超え、有機肥料は神栖工場の増強で伸びる。その他事業の利益は 30 億円近くまで育つ。

全社の営業利益は 100 億円を超え、DOE 3% を守った還元が続いて、ROE は資本コストと同じ水準に届く。ただ、数量はもともと増えない市場なので、成長の理由は再編と値決めの改善に限られる。

  • 畜産飼料(鶏・豚・牛向け配合飼料):数量 323(畜産飼料の販売量(万トン))× 価格 8.32(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 2,688 億円・営業利益 75 億円。再編で数量増・差別化で利益率改善
  • 水産飼料(うなぎ・ぶり・たい向け):数量 5.0(販売量(万トン))× 価格 21(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 105 億円・営業利益 9 億円。低魚粉飼料とうなぎで伸びる
  • 鶏卵販売:数量 4.3(取扱量(万トン))× 価格 47(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 200 億円・営業利益 11 億円。特殊卵が伸びる
  • 肥料・畜産用機器・保険代理:数量 5.2(肥料の出荷量(万トン)換算の取扱い)× 価格 30(1 トンあたり取扱高(万円。機器・保険の売上も含む))→ 売上 157 億円・営業利益 14 億円。有機肥料の増強

倍率:事業の純利益 85 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.4% が k 7.80% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.34 倍、時価総額 1,138 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:再編の担い手に回り、差別化と周辺事業で利益率が上がる筋書きは実現しうるが、山の年の利益水準が続くという強い前提が要る。業界の数量が伸びない構造もあるため、7% にとどめた。

やや楽観 20% 数量はほぼ維持し、差別化飼料と卵・肥料で利益が伸びる 10 年 利益 66 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 2,962 円850 億円

国内の頭数は減るが、中部飼料は特色のある配合と提案営業で数量をほぼ守る。畜産飼料は 300 万トンを少し超える水準で、全農・フィード・ワンへの集約の流れの中でも取引先を失わない。

原料ポジションは、山の年のような大きな上振れは続かないが、配合設計と歩留まりの改善で、平均して小さなプラスを残す。差別化飼料の比率も上がり、1 トンあたりの利益は今の中立より厚くなる。

水産飼料と鶏卵、有機肥料はそれぞれ 1 割前後伸び、その他事業の利益は 20 億円を超える。全社の営業利益は 85 億円ほどで、増配と自社株買いが続く。ROE は 7% 前後だが、資本コストにはまだ届かない。

  • 畜産飼料(鶏・豚・牛向け配合飼料):数量 305(畜産飼料の販売量(万トン))× 価格 8.20(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 2,501 億円・営業利益 58 億円。数量をほぼ維持
  • 水産飼料(うなぎ・ぶり・たい向け):数量 4.5(販売量(万トン))× 価格 20(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 92 億円・営業利益 7 億円。新製品で伸びる
  • 鶏卵販売:数量 4.0(取扱量(万トン))× 価格 45(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 180 億円・営業利益 9 億円。特殊卵の伸び
  • 肥料・畜産用機器・保険代理:数量 4.8(肥料の出荷量(万トン)換算の取扱い)× 価格 29(1 トンあたり取扱高(万円。機器・保険の売上も含む))→ 売上 140 億円・営業利益 12 億円。肥料・保険が伸びる

倍率:事業の純利益 66 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.0% が k 7.80% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.82 倍、時価総額 850 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:数量を守りつつ、差別化飼料と卵・肥料で利益が伸びる筋書き。26/03 期の実績が示す改善力を認め、20% とした。

中立 38% 数量は微減、価格は物価並み。利益は山から平らに戻る 10 年 利益 52 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 2,327 円668 億円

畜産飼料の販売量は国内の家畜の頭数に合わせて 5% ほど減り、290 万トン台になる。値段は原料と物価に連れて 3 割強上がるが、飼料メーカーの利ざやは売値の伸びほどは増えない。基金負担金、人件費、工場の更新費が同じように重くなるからだ。

原料ポジションの山は戻り、営業利益率は過去 10 年の中央値に近い水準で平らになる。畜産飼料の利益は、今の 49 億円から 45 億円ほどへ。水産、鶏卵、肥料は小さく伸びて、その他の利益と合わせて全社の営業利益は 68 億円になる。

工場の更新はやるべきことをやる。還元は DOE 3% で続き、自己資本は 900 億円台に積み上がる。ROE は 6% に届かず、資本コストを下回る。安定した、静かな会社に落ち着く 10 年である。

  • 畜産飼料(鶏・豚・牛向け配合飼料):数量 293(畜産飼料の販売量(万トン))× 価格 8.08(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 2,367 億円・営業利益 45 億円。頭数減で微減・利益率は平らに戻る
  • 水産飼料(うなぎ・ぶり・たい向け):数量 4.2(販売量(万トン))× 価格 20(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 84 億円・営業利益 6 億円。低魚粉飼料で微増
  • 鶏卵販売:数量 3.8(取扱量(万トン))× 価格 44(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 168 億円・営業利益 8 億円。特殊卵で微増
  • 肥料・畜産用機器・保険代理:数量 4.4(肥料の出荷量(万トン)換算の取扱い)× 価格 29(1 トンあたり取扱高(万円。機器・保険の売上も含む))→ 売上 127 億円・営業利益 10 億円。肥料で微増

倍率:事業の純利益 52 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.7% が k 7.80% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.82 倍、時価総額 668 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:山から平らに戻る筋書きが一番ありそうだ。過去 12 期の営業利益率の中央値と、原料ポジションが平均でほぼゼロという見方を踏まえ、38% と最も厚くした。

やや悲観 25% 農家の大型化で数量を失い、利ざやが縮む 10 年 利益 30 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 956 円274 億円

農家の大型化が進み、全農とフィード・ワンに取引が集まる。中部飼料は規模の差を値引きで埋め、畜産飼料の販売量は 270 万トン台まで減る。売値は原料に連れて上がるものの、物価の分までは通らず、1 トンあたりの利益は千円を切る。

基金負担金と人件費、修繕費は物価で膨らむ。工場の統合に踏み切れず、稼働率が下がって固定費が重い。原料ポジションはプラスとマイナスを繰り返すが、平均すればほぼゼロにとどまる。

その他事業は鶏卵の価格競争で伸びず、水産飼料もうなぎ向けの競争が厳しくなる。営業利益は 40 億円を割り、ROE は 3% 台に下がる。それでも借金はなく、還元は DOE の目安を割りつつ続くため、会社が行き詰まることはない。

  • 畜産飼料(鶏・豚・牛向け配合飼料):数量 271(畜産飼料の販売量(万トン))× 価格 7.90(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 2,141 億円・営業利益 24 億円。農家の大型化で数量減・値引き
  • 水産飼料(うなぎ・ぶり・たい向け):数量 3.8(販売量(万トン))× 価格 20(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 75 億円・営業利益 4 億円。競争で伸びず
  • 鶏卵販売:数量 3.4(取扱量(万トン))× 価格 43(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 146 億円・営業利益 5 億円。価格競争
  • 肥料・畜産用機器・保険代理:数量 4.0(肥料の出荷量(万トン)換算の取扱い)× 価格 28(1 トンあたり取扱高(万円。機器・保険の売上も含む))→ 売上 112 億円・営業利益 7 億円。伸び悩み

倍率:ROE 3.5% は k 以下で上限は 12.0 倍。農家の大型化と値引きで利益の質が低く、上限の 7.5 割(9.0 倍)に置いた(引き上げない)。

確率:農家の大型化は確実に進み、3 番手が規模の差を値引きで埋める筋書きは現実的だ。慎重な見方が強いので、確率を 25% まで厚くした。

悲観 10% 規模で負けて値引きに追われ、飼料が赤字すれすれになる 10 年 利益 14 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 390 円112 億円

鳥インフルエンザ・豚熱などの病気と、大きな農家の全農・フィード・ワンへの集約が重なる。中部飼料は畜産飼料の販売量が 250 万トンを割り、工場の稼働率が落ちる。値引きで量を守ろうとして、飼料の営業利益率は 1% を切る。

原料相場の急騰で原料ポジションが大きなマイナスになる年が続き、基金負担金だけが残る。差別化飼料の差が縮み、鶏卵・肥料も競合が増えて、周辺事業の利益も細る。

全社の営業利益は 20 億円を割り、いくつかの工場で減損が出る。配当は削らないが、自社株買いは止まる。中部飼料はもう優良とは言えず、再編の主役でもない、薄利の「地方の飼料メーカー」になる。

  • 畜産飼料(鶏・豚・牛向け配合飼料):数量 246(畜産飼料の販売量(万トン))× 価格 7.84(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 1,928 億円・営業利益 10 億円。規模で負け、利ざや消滅
  • 水産飼料(うなぎ・ぶり・たい向け):数量 3.2(販売量(万トン))× 価格 20(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 62 億円・営業利益 2 億円。競争に負ける
  • 鶏卵販売:数量 3.0(取扱量(万トン))× 価格 43(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 129 億円・営業利益 3 億円。競合増で縮小
  • 肥料・畜産用機器・保険代理:数量 3.4(肥料の出荷量(万トン)換算の取扱い)× 価格 28(1 トンあたり取扱高(万円。機器・保険の売上も含む))→ 売上 95 億円・営業利益 4 億円。縮小

倍率:ROE 1.9% で k を大きく下回る。稼ぐ力(純利益÷k=約 169 億円)の 7 割弱を、構造的に負けた会社の価値として置いた(8.0 倍)。含み益や売れる資産は見込まない。

確率:規模で負け、病気と相場が重なる筋書き。財務が堅く極端な損失にはならないが、飼料メーカーの薄利構造は実績で確認されている(2023/03 期の営業利益 17 億円)。10% とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

畜産飼料(鶏・豚・牛向け配合飼料)

採卵鶏・ブロイラー・豚・乳牛・肉牛向けの配合飼料を全国の工場でつくり、畜産農家や商社・生産者グループへ売る。会社の稼ぎの大半はここ。

数量畜産飼料の販売量(万トン)価格1 トンあたり販売価格(万円)売上営業利益
今 2026/03 308 6.03 1,857 50
10 年後 中立 293 8.08 2,367 45

取り方:販売量は決算説明の 308 万トン。単価は飼料セグメントの売上(約 1,913 億円、推定)から水産分(約 57 億円)を引いて販売量で割った。営業利益 49.5 億円は飼料セグメントの利益から水産分を引いた推定で、原料ポジションの改善 28 億円を含むため今期は山。価格は原料の相場に連動するので、10 年では物価並み(1.34 倍)に置く。数量は国内の畜産の頭数が横ばいから微減(肉牛・乳牛は年 1.5〜3% 減)のため、中立で 0.95 倍。

水産飼料(うなぎ・ぶり・たい向け)

養殖魚(うなぎ・ぶり・たいなど)向けの配合飼料。26/03 期はうなぎ用の新製品と魚粉・大豆油かすの下落で利益が増えた。

数量販売量(万トン)価格1 トンあたり販売価格(万円)売上営業利益
今 2026/03 3.8 15 57 5
10 年後 中立 4.2 20 84 6

取り方:販売量は決算説明の 3.8 万トン。単価(約 15 万円)は魚粉を含む高たんぱく飼料として推定、利益 4.5 億円は今期の改善 3 億円を加えた推定。10 年で価格は物価並み、数量は低魚粉・無魚粉飼料の拡販で中立 1.1 倍。

鶏卵販売

特殊卵「ごまたまご」などを契約養鶏場から仕入れて売る。自社の飼料を使った卵で、飼料の販売と一体になっている。

数量取扱量(万トン)価格1 トンあたり販売価格(万円)売上営業利益
今 2026/03 3.6 33 119 6
10 年後 中立 3.8 44 168 8

取り方:その他事業の売上(約 205 億円、25/03 期の 184 億円に今期の増加を加えた推定)のうち、鶏卵を約 119 億円と置いた。1 トン 33 万円という特殊卵中心の売価で割って取扱量を出した。内訳は開示がないため推定。10 年で価格は物価並み、数量は特殊卵の伸びで中立 1.06 倍。

肥料・畜産用機器・保険代理

有機入り配合肥料、畜産用機器(ふん尿処理や環境機器)、畜産保険の代理業。飼料のお客と同じ畜産農家に売る周辺の事業。

数量肥料の出荷量(万トン)換算の取扱い価格1 トンあたり取扱高(万円。機器・保険の売上も含む)売上営業利益
今 2026/03 4.0 22 86 7
10 年後 中立 4.4 29 127 10

取り方:その他事業の残り(約 86 億円、推定)。肥料を代表の数量とし、機器・保険の売上は同じ単位に畳み込んだ単価で表した。利益 6.6 億円は、その他事業の利益 12.1 億円から鶏卵分(5.5 億円)を引いた推定。10 年で価格は物価並み、数量は有機肥料の増強(神栖工場)で中立 1.1 倍。

リスクと懸念

原料ポジションの逆回り

26 年 3 月期の営業利益の 4 割強は、原料ポジションの改善によるものだ。穀物相場や為替が逆に動けば、この分は消え、2023 年 3 月期のように営業利益が 17 億円まで落ちる年もある。会社は 27 年 3 月期の営業利益を減益で見ている。

農家の大型化と取引の集約

農家の戸数は年に 5〜7% 減り、残る農家は大きくなる。大きな農家は、全農とフィード・ワンのような規模のある相手を選びやすい。畜産向け 308 万トンの中部飼料は、数量を落とす筋書きが現実的だ。

基金負担金と固定費の重さ

配合飼料価格安定基金の負担金は年 54 億円で、営業利益と同じ大きさだ。物価で人件費・修繕費・運送費も上がる。飼料は原料連動の値決めのため、これらを売値に載せ切れないと、利ざやが縮む。

家畜の病気

鳥インフルエンザや豚熱が出ると、殺処分で飼料の数量が一時的に減る。26 年 3 月期も、これらの影響で畜産飼料の販売量が計画に届かなかった。複数の年で重なると、固定費の重い工場の稼働率に響く。

再編と提携の行方

伊藤忠との提携は 2021 年に解消し、みらい飼料の持分も手放す。規模は縮むが、再編の主役になる道筋はまだ見えない。買収の失敗や、持分の譲渡条件が割安だった場合は、株主の価値を損なう。

エネルギー費・物流費の上昇

中東情勢でエネルギー費が上がり、会社は 27 年 3 月期の営業利益を 59 億円と減益に見ている。工場は電力と燃料を多く使う。物流費の上昇も重い。

原料の調達と為替

原料は輸入で、とうもろこしや大豆かすなど 5 品目の円建て価格が原価を決める。円安は仕入れ値を上げ、いったんは利ざやを圧迫する。ここでは 150 円で固定して見ているが、実際の円相場の振れは年ごとの利益を揺らす。

今後の分かれ目

原料ポジションの改善が 3 年続き、営業利益が 60 億円を超える年が定着した
原料に頼らない収益力が上がったと見て、中立の営業利益率を 0.3 ポイントほど上げ、楽観側へ確率を寄せる。
全農・フィード・ワンへの集約で、畜産飼料の販売量が年 5% 以上減った
規模の差が価格に出た証拠として、やや悲観側の確率を厚くする。
同業との工場統合や、共同生産・共同物流が発表された
固定費が下がり、利益率が上がる好材料。買う側か売る側かで、楽観とやや悲観のどちらに寄せるかを決める。
鳥インフルエンザや豚熱が 2 年続けて大規模に出た
畜産飼料の数量が下振れする。固定費の重さを考え、悲観側の確率を少し厚くする。
穀物相場の急騰で基金の異常補てんが出た
メーカーの負担金が増え、利ざやが縮む。原料ポジションの損も重なるので、やや悲観側に寄せる。
他社から株式公開買い付け(TOB)の提案が出た
価格は工場と顧客の価値で決まる。割安ならプレミアムが付き、筋書きの上振れ要因になる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの原料ポジションの寄与(営業利益の増減要因の最大項目)
  • 畜産飼料の販売量(万トン)と差別化飼料の比率
  • 基金負担金の額と、基金の補てん発動状況
  • みらい飼料の残り株式の譲渡の条件と、固定資産譲渡益の額
  • DOE と自社株買いの実施(目安 3% を維持するか)
  • 家畜の病気(鳥インフルエンザ・豚熱)の発生状況

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k(8.3%)以下の会社の上限 1÷k(約 12 倍)を出発点にし、利益の質(相場連動・原料ポジションの揺れ)に応じて 7.5〜9 割に置いた。今の株価や今の PER・PBR は見ていない。利益は今の山の年ではなく、原料ポジションを平均ゼロとして置いた営業利益(今の値段で 45〜50 億円)から 10 年を組んだ。金利の効果は純現金が小さいので 0 とした。リース会計の形の変更は、工場中心の会社なので影響が小さい。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11→13.34 倍・やや楽観 PER 10.3→12.82 倍・中立 PER 9.6→12.82 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality 0.8% を足して 8.3%。事業が傾いているわけではないので上乗せは置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.30% → 7.80%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 中部飼料 2026 年 3 月期決算説明(ログミーFinance)
  2. 中部飼料 中期経営計画(altvega)
  3. 配合飼料価格安定制度のあり方に関する検討会(農林水産省)

分析日 2026-10-19