株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

雪印メグミルク 2270

薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,252 円1,936 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,570 円2,126 億円差 −8.9%
10 年後から見ると 適正 価値 3,252 円1,936 億円 · 差 −8.9% · 期待の年率 +4.8%
期待の年率リターン(10 年)+4.8%資本コスト比 −2.7 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

雪印メグミルクは、バター・チーズ・ヨーグルト・牛乳を国内で手広く作る乳業大手だ。売上は約6,200億円、うち営業利益は180億円台にとどまる。薄利で、利益率は10年間ほぼ3%で動いていない。

筆者の結論は、今の値段はやや割高である。2026年3月期の純利益は329億円まで跳ねたが、中身は政策保有株の売却益だ。事業が稼ぐ力ではない。この益を除くと、普段の純利益は140億円前後と見る。

事業の足を引くのは数量である。人口減と学校給食の対象者の減少で、牛乳類は年1%ずつ細る。生乳の生産も3年ぶりに前年を割った。値上げは通りやすいが、乳価の上昇が先に来るので、利益率は上がりにくい。

一方で、会社は変わり始めている。2030年度に営業利益350億円前後を掲げ、工場の集約と政策保有株の売却を進める。全農が15%を持つ安定株主で、PBRは1倍を割っている。再編が効く姿は楽観に置き、中立には半分だけ織り込んだ。

資本の使い方は評価できる。売却で得た資金を、配当の下限と自社株買いで戻す方針だ。ただ、積み上がった自己資本が稼ぐ力に見合わず、ROEは資本コストの7.5%に届かない。この食い違いが、割高とした理由の中心である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「守りは厚いが、稼ぎが薄い」と評価する。

守りの面では評価できる。財務は軽く、純有利子負債は自己資本の0.12倍だ。株主は安定していて、事業が突然傾く恐れは小さい。

問題は、持ち続けて増える価値の小ささだ。営業利益率が3%前後では、売上が伸びても利益はほとんど残らない。ためた利益も、ROEが資本コストを下回るので、積み上げた分だけの価値にならない。

オーナーとして気にするのは、経営が資本をどう使うかだ。売却益を戻す方向に動いたのは正しい。ただ、積み上がった自己資本に見合う稼ぎを作る道筋は、まだ工場の集約という計画の段階にある。

安全域は、今の値段にはほとんどない。純利益が売却益で膨らんだ分だけ、割安に見えている。事業の稼ぐ力から見れば、本質価値は今の時価総額をやや下回る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、生乳を加工して売ることだ。事業は大きく3つに分かれる。

乳製品は売上の約44%を占める。バター、チーズ、マーガリン、粉乳が中心で、北海道バターや6Pチーズ、ネオソフトなどの定番を持つ。営業利益率は4%弱と、会社の中では高い。

飲料・デザート類は約42%を占める。牛乳、乳飲料、ヨーグルト、デザートで、毎日骨太や恵 megumi などが主力だ。冷蔵で運ぶので、工場と配送の固定費が重い。営業利益率は1〜2%しかなく、全社の利益を薄くしている。

飼料・種苗は約8%で、牛用の配合飼料と牧草・野菜の種を扱う。酪農家に近い事業で、利益はごく小さい。その他には共同配送センターなど物流の事業があり、利益率は意外に高い。

生乳の多くは農協系の団体を通して買う。つまり、仕入れ値は酪農家の事情で決まり、売値は量販店との交渉で決まる。この挟まれた構造が、薄利の根にある。

販売先は量販店とコンビニが中心で、宅配や自社の店はほとんどない。家庭用と業務用(給食・外食・製菓のメーカー向け)の両方に売る。業務用は数量が大きいが、値決めは買い手が握る。

優良さと弱いところ

この会社の質は、堅いが強くはない。堀、つまり他社がまねできない強みは、あまり厚くない。

強みは2つある。1つは、バターとチーズの国内での存在感だ。北海道の酪農家と長く結びついた調達網は、簡単には作れない。もう1つは、全農・農林中金という農協系の大株主で、事業の存続に不安がないことだ。

弱みは値決めの力だ。乳価は酪農家との話し合いで上がり、売値は小売りの交渉で決まる。ブランドで値を決められる商品は一部のチーズやヨーグルトに限られる。プライベートブランドとの競争も続く。

資本の効率も低い。過去10年のROEの中央値は7%台で、資本コストに届かない年が多い。営業利益率は2%台から3%台で、景気の山でも伸びなかった。

経営は誠実だが、動きは遅かった。過去の不祥事から立ち直ったあと、守りの経営が長かった。ここ数年でようやく工場の集約や株の売却、自社株買いへ動いた。この変化の速さが、今後の評価を分けると筆者は見ている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の乳業は、需要が縮み、供給も縮む二重の問題を抱えている。

需要の側では、人口減と給食対象者の減少で飲用牛乳が年1%前後ずつ減る。若い世代は牛乳を飲まない。代わりにチーズ、ヨーグルト、高たんぱくの乳飲料が伸びる。

供給の側では、酪農家の離農が止まらない。2026年度の全国の生乳生産は731万トン前後で、3年ぶりの減産になる見通しだ。ただし、今はバターと脱脂粉乳の在庫が前年より2割多く、需給は緩い。値上げが一方的に通る局面ではない。

競争の相手は、明治、森永乳業、そしてダノンなど海外勢だ。雪印メグミルクは、チーズとバターで強く、ヨーグルトでは明治に及ばない。同じ領域のヤクルトとは事業が違い、海外の成長に頼れない点が弱みになる。

構造の変化では、工場の集約が最大の論点だ。川越工場の終了や、会社が掲げる国内製造拠点の2〜3割の協業・再編は、同業との連携まで含む。うまく進めば固定費が下がり、利益率が上がる余地が生まれる。

海外は、東南アジア向けの輸出や現地販売にとどまる。香港からも撤退した。海外の成長で国内の縮小を補う道は、現時点では細い。

資本政策と M&A

資本政策は、守りから攻めに切り替わった段階にある。

2026年3月期に、政策保有株の売却益として約245億円を見込んだ。この資金で、2025年度に上限200億円、2026年度に上限100億円の自社株買いを決めた。配当は、売却益を除く配当性向40%以上に加え、下限を設けた。

政策保有株は、まだ投資有価証券として約350億円が残る。売却が続けば、さらに利益と戻せる資金が生まれる。工場用地の売却益も大きい。旧横浜チーズ工場は、帳簿52億円のところ135億円で売れた。

買収は少ない。海外では香港から撤退した。大型の買収で価値を壊す心配は小さいが、成長を買う動きもない。

再編や買収される側になる可能性は、無視できない。全農が15%、農林中金が7%を持つので、敵対的な買収は考えにくい。ただ、同業との工場の協業や統合は、同じ農協系の調達網を持つ会社どうしで進みやすい。

10年の還元は、売却益を除く配当性向40%以上の配当と、政策保有株の売却益から出す自社株買い(合計300億円)に、残る保有株の売却分を足した形で置いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

再編が効けば、この会社の利益は10年で大きく変わる。会社の目標は、営業利益350億円前後だ。今の約1.9倍になる。

根拠は3つある。1つ目は工場の集約だ。川越工場の終了、興部工場の終了、神戸の集約が進めば、固定費が確実に下がる。2つ目は構成の転換だ。利益率の高いチーズや機能性のある商品が増え、薄利の牛乳類が減る。3つ目は値上げの定着だ。物価3%の世界で、乳製品の値上げは当たり前になる。

さらに、PBRは1倍を割っている。会社は株価の改善を公約し、政策保有株の売却と自社株買いを続ける。売却益と工場用地の含み益を戻せば、ROEは資本コストに近づく。全農という安定した大株主がいるので、再編を腰を据えて進められる。

この道筋が10年続けば、営業利益率は4〜5%に上がり、ROEは9%近くになる。倍率も上がり、今の値段は安く見える。含み益のある土地と有価証券の売却も、これから大きく積み上がる。会社の目標が全部実現すれば、10年後の純利益は今の普段の水準の1.7倍近くになる。

慎重な見方

利益率が3%のまま10年過ぎる、というのが最も自然な姿だ。過去10年、営業利益率は3.2%を超えたことがない。会社の計画はこれまでも何度か未達に終わった。

数量は確実に細る。人口減、給食対象者の減少、若い世代の牛乳離れが重なる。生乳の生産も減るので、仕入れの量も確保しにくくなる。乳価は上がり続け、売値への転嫁は小売りとの交渉で遅れる。

工場の集約にも限界がある。集約には100億円規模の投資が要り、効果が出るのは2028年度以降だ。投資の回収は長く、その間に競合のPBが攻める。

さらに、2026年3月期の利益は売却益で膨らんだものだ。売却益は何度も続けられない。事業の稼ぐ力は、利益140億円前後に過ぎない。自己資本の厚さは、稼ぐ力を上げない。ROEが資本コストに届かないまま、倍率は伸びない。農協系の調達網に縛られ、同業との統合も簡単には進まない。再編が完成しても、利益率が4%を超える保証はない。同じ乳業大手の森永乳業や明治も、この領域では高い利益率を安定して出せていない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方の方が強いと見て、確率を悲観側に寄せた。理由は、利益率が10年間動かなかったという事実が重いからだ。再編の効果は、会社の目標のうち半分が実現すると中立に織り込んだ。

ただし、全部が失敗する悲観の確率は高くしすぎない。農協系の安定株主、軽い財務、売却できる資産が下値を支える。楽観は、目標の全部が実現する姿で、8%に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,428 円2,041 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,281 円1,358 億円)。 今の値に割り戻すと 3,252 円1,936 億円、今との差 −8.9%、 期待の年率 +4.8%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,905 円3,516 億円 3,191 円1,900 億円 +154.8% +9.8% 728 円433 億円
やや楽観 20% 4,643 円2,765 億円 2,855 円1,700 億円 +110.0% +7.7% 1,500 円893 億円
中立 36% 4,102 円2,443 億円 2,519 円1,500 億円 +85.5% +6.4% 2,384 円1,419 億円
やや悲観 22% 1,954 円1,163 億円 1,847 円1,100 億円 +6.5% +0.6% 836 円498 億円
悲観 14% 862 円513 億円 1,008 円600 億円 −47.6% −6.3% 262 円156 億円
加重平均100% 3,428 円2,041 億円2,281 円1,358 億円 +59.9% +4.8% 5,709 円3,399 億円

今の株価時価総額 3,570 円2,126 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 再編が計画どおり効き、利益率が4%台に乗る 利益 234 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 5,905 円3,516 億円

工場の集約と構成の転換が計画どおり進む。川越・興部・神戸の集約で固定費が下がり、チーズなど利益率の高い商品が全体を引き上げる。乳価の上昇も売値に通る。

営業利益は、会社が掲げる350億円前後に近づく。利益率は4%台に上がる。政策保有株や遊休地の売却は続き、売却資金は自社株買いと配当に回る。

ROEは9%近くに上がり、事業の質は評価される。最もよい姿だが、10年の間に物事が重なって進む必要がある。国内の牛乳は縮み続けるので、数量の減りを構成の転換で上回れるかが鍵になる。この筋書きでは、会社の目標が最後まで崩れない。

  • 乳製品(バター・チーズ・マーガリン・粉乳):数量 82.5(推定出荷量(万トン、製品の重さ))× 価格 44(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,595 億円・営業利益 187 億円。チーズ増・集約で利益率上昇
  • 飲料・デザート類(牛乳・ヨーグルト・デザート):数量 147(推定出荷量(万トン))× 価格 22(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,258 億円・営業利益 91 億円。固定費減・高付加価値化
  • 飼料・種苗:数量 60.0(推定の飼料等の販売量(万トン))× 価格 11(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 646 億円・営業利益 16 億円。酪農の再編に対応
  • その他(物流・受託など):数量 100(推定の物流等の取扱量(万トン))× 価格 5.41(1トンあたりの手数料・運賃(万円、名目))→ 売上 541 億円・営業利益 49 億円。物流の受託増

倍率:事業の純利益 234 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.64 倍、時価総額 3,426 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の目標がほぼ全部実現する必要がある。過去10年の利益率の動きから、低めの確率を置いた。

やや楽観 20% 国内の縮小を、構成の転換と値上げで補う 利益 199 億円 · PER 13.4 倍 · 株価時価総額 4,643 円2,765 億円

工場の集約は進むが、効果は目標の半分ほどにとどまる。チーズとヨーグルトの高付加価値品で、牛乳の減りを埋める。

営業利益は290億円前後に増え、利益率は4%近くに上がる。売却益は期待ほど続かないが、配当の下限と自社株買いで株主に戻す。

ROEは資本コストを少し上回る。事業の質は良くも悪くもなく、倍率は資本コストの逆数に近い水準になる。国内の縮小は止まらないが、値上げと構成の転換がそれをほぼ打ち消す。飼料・種苗と物流は小さく、全体の動きは乳製品と飲料・デザート類で決まる。会社の営業利益の目標は、2030年度の350億円に届かない。

  • 乳製品(バター・チーズ・マーガリン・粉乳):数量 80.8(推定出荷量(万トン、製品の重さ))× 価格 43(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,470 億円・営業利益 167 億円。高付加価値品が下支え
  • 飲料・デザート類(牛乳・ヨーグルト・デザート):数量 144(推定出荷量(万トン))× 価格 22(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,139 億円・営業利益 72 億円。集約の効果が出る
  • 飼料・種苗:数量 58.2(推定の飼料等の販売量(万トン))× 価格 11(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 622 億円・営業利益 12 億円。小さく維持
  • その他(物流・受託など):数量 99.0(推定の物流等の取扱量(万トン))× 価格 5.25(1トンあたりの手数料・運賃(万円、名目))→ 売上 520 億円・営業利益 43 億円。ほぼ横ばい

倍率:事業の純利益 199 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.4 倍。全体の PER 13.41 倍、時価総額 2,669 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:再編が半分実現する姿。会社の計画と過去の実績の中間として、やや高い確率を置いた。

中立 36% 利益率は3%台にとどまり、売上は物価で伸びる 利益 176 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 4,102 円2,443 億円

国内の数量は緩やかに細り、値上げがそれを補う。売上は物価並みに伸びるが、利益率は3%台前半にとどまる。

工場の集約は進むが、浮いた費用は乳価の上昇と物流費の上昇に食われる。営業利益は260億円前後になる。

売却益に頼る年は減り、純利益は170億円台で安定する。配当と自社株買いは続き、ROEは6〜7%にとどまる。堅く、つまらない会社が10年続く。人口減の逆風と、値上げの追い風が、ほぼ釣り合う姿だ。政策保有株の売却は少しずつ続くが、利益に数える大きさにはならない。会社が掲げる調整後ROEの9%は、10年たっても届かない。

  • 乳製品(バター・チーズ・マーガリン・粉乳):数量 79.0(推定出荷量(万トン、製品の重さ))× 価格 43(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,368 億円・営業利益 148 億円。成熟・値上げで維持
  • 飲料・デザート類(牛乳・ヨーグルト・デザート):数量 141(推定出荷量(万トン))× 価格 22(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,069 億円・営業利益 61 億円。数量減と固定費
  • 飼料・種苗:数量 57.0(推定の飼料等の販売量(万トン))× 価格 11(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 609 億円・営業利益 11 億円。酪農家の減少
  • その他(物流・受託など):数量 98.0(推定の物流等の取扱量(万トン))× 価格 5.25(1トンあたりの手数料・運賃(万円、名目))→ 売上 514 億円・営業利益 41 億円。横ばい

倍率:事業の純利益 176 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 2,346 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去10年の利益率が動かなかった事実と、再編の半分程度の効果を重ねた、いちばんありうる姿として最大の確率を置いた。

やや悲観 22% 乳価の上昇を売値に転嫁できず、利益率が2%台に落ちる 利益 105 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 1,954 円1,163 億円

生乳の生産が減り、乳価が上がり続ける。売値への転嫁は小売りとの交渉で遅れ、プライベートブランドに棚を奪われる。

飲料・デザート類は数量の減りで固定費が重くなり、利益率は1%まで下がる。乳製品も、競合の値下げで利益が削られる。営業利益は160億円前後に下がる。

工場の集約は進むが、集約の投資の回収が遅れる。ROEは4%前後で、資本コストを大きく下回る。株主への還元は続けるが、積み上がった自己資本の利回りは低いままだ。政策保有株の売却は続き、配当は下限を守る。だが事業の稼ぎが細るので、自社株買いの規模は縮み、株主への戻し方は抑えめになる。

  • 乳製品(バター・チーズ・マーガリン・粉乳):数量 74.8(推定出荷量(万トン、製品の重さ))× 価格 41(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 3,071 億円・営業利益 98 億円。転嫁が遅れる
  • 飲料・デザート類(牛乳・ヨーグルト・デザート):数量 131(推定出荷量(万トン))× 価格 21(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,733 億円・営業利益 27 億円。固定費が重い
  • 飼料・種苗:数量 54.0(推定の飼料等の販売量(万トン))× 価格 9.90(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 535 億円・営業利益 5 億円。酪農家の減少
  • その他(物流・受託など):数量 95.0(推定の物流等の取扱量(万トン))× 価格 4.90(1トンあたりの手数料・運賃(万円、名目))→ 売上 466 億円・営業利益 30 億円。受託が減る

倍率:ROE4.0%がk7.5%以下なのでPERの上限は13.3倍。この筋書きの稼ぐ力(純利益÷k)に対し、約75%(10.0倍)。国内の縮小と乳価の上昇が続く構造。

確率:生乳の不足が続き、再編の効果が出にくい姿。利益率が10年間動かなかった事実を重く見て、やや高い確率を置いた。

悲観 14% 生乳の不足と乳価の上昇で、乳業の採算が崩れる 利益 40 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 862 円513 億円

酪農家の離農が止まらず、生乳の調達が難しくなる。乳価は上がり続けるが、売値は小売りとの交渉で上げられない。

飲料・デザート類は赤字に近づき、乳製品も利益率が2%を割る。営業利益は60億円前後まで落ちる。工場の集約の効果は、乳価の上昇に飲み込まれる。

再編の投資は回収できず、減損が出る。自己資本は減るが、配当は維持される。事業の質は低下し、優良な会社ではなくなる。配当は、有価証券や遊休地の売却でまかなう。全農と農林中金が支える安定株主の構図は残るので、倒産のような事態にはならない。ただし、事業の稼ぐ力は低いまま、株価は純資産を大きく割り込む。

  • 乳製品(バター・チーズ・マーガリン・粉乳):数量 68.0(推定出荷量(万トン、製品の重さ))× 価格 39(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,620 億円・営業利益 47 億円。利益率が2%割れ
  • 飲料・デザート類(牛乳・ヨーグルト・デザート):数量 115(推定出荷量(万トン))× 価格 20(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 2,249 億円・営業利益 7 億円。ほぼ利益なし
  • 飼料・種苗:数量 51.0(推定の飼料等の販売量(万トン))× 価格 9.18(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 468 億円・営業利益 0 億円。赤字すれすれ
  • その他(物流・受託など):数量 90.0(推定の物流等の取扱量(万トン))× 価格 4.51(1トンあたりの手数料・運賃(万円、名目))→ 売上 406 億円・営業利益 16 億円。受託が縮む

倍率:ROE2%前後でk7.5%を大きく下回る。この筋書きの稼ぐ力(純利益÷k)の約75%(10.0倍)。減損で自己資本が減る。売れる投資有価証券と遊休地の税後は、借金を引くと稼ぐ力の価値より小さい。

確率:酪農の離農が止まらず、乳価の上昇を転嫁できない構造的な負け。農協系の安定株主と軽い財務が下値を支えるので、確率は14%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

乳製品(バター・チーズ・マーガリン・粉乳)

バター・チーズ・マーガリン・粉乳を作る事業。国内のバター・チーズで存在感が大きい。

数量推定出荷量(万トン、製品の重さ)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 85.0 32 2,684 105
10 年後 中立 79.0 43 3,368 148

取り方:セグメント売上2,684億円と営業利益105億円は開示。数量は開示が無いので、製品の重さを85万トンと推定し、売上で割って単価を出した。10年の中立は数量0.93倍(国内の需要減を、チーズなどの構成転換で一部補う)、価格1.35倍(物価並み)。

飲料・デザート類(牛乳・ヨーグルト・デザート)

牛乳、乳飲料、ヨーグルト、デザートを作る事業。冷蔵の配送の固定費が重い。

数量推定出荷量(万トン)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 160 16 2,603 39
10 年後 中立 141 22 3,069 61

取り方:セグメント売上2,603億円と営業利益39億円は開示。数量は推定160万トン。10年の中立は数量0.88倍(人口減と給食対象者の減少で年1.2%ほど減る)、価格1.34倍(物価並み)。

飼料・種苗

牛用の配合飼料と牧草・野菜の種を扱う事業。酪農家に近く、利益は小さい。

数量推定の飼料等の販売量(万トン)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 60.0 7.98 479 7
10 年後 中立 57.0 11 609 11

取り方:セグメント売上479億円と営業利益7億円は開示。数量は推定60万トン。酪農家の数が減るので、10年の中立は数量0.95倍、価格は物価並みの1.34倍。

その他(物流・受託など)

共同配送センターなど、物流を中心にした事業。

数量推定の物流等の取扱量(万トン)価格1トンあたりの手数料・運賃(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 100 3.92 392 33
10 年後 中立 98.0 5.25 514 41

取り方:売上約392億円・営業利益約33億円は第三者サイトの集計による推定(有報の原本は未確認)。取扱量は推定100万トン。中立は数量0.98倍、価格は物価並みの1.34倍。

リスクと懸念

国内の牛乳類の数量が構造的に縮む

人口減と給食対象者の減少で、飲用牛乳は年1%前後ずつ細る。若い世代の牛乳離れも続く。チーズやヨーグルトで補う戦略には限りがあり、飲料・デザート類の固定費の重さが利益を直接削る。数量の減りが想定を上回れば、利益率が1%台に落ちる。

乳価の上昇を売値に転嫁できない

生乳は農協系の団体を通して買い、乳価は酪農家の事情で上がる。売値は量販店との交渉で決まり、転嫁は遅れる。バターと脱脂粉乳の在庫が積み上がる今は、値上げ余地が小さい。プライベートブランドとの競争もあり、利益が仕入れ高に先に削られる。

工場の集約の効果が出ない

川越工場の終了など、集約には109億円規模の投資が要る。効果が出るのは2028年度以降で、10年の間に乳価と物流費が先に上がれば、浮いた費用が食われる。国内製造拠点の2〜3割の協業・再編という目標は、同業との調整が難航すれば進まない。

売却益に頼った利益の見え方

2026年3月期の純利益は、政策保有株の売却益で大きく膨らんだ。売却益は繰り返せない。今後の決算で、事業の稼ぐ力と一度きりの益が混ざって見える点に注意が要る。株価が見かけの利益に反応して動く恐れもある。

大株主の農協系との距離

全農が15%、農林中金が7%を持つ。安定株主だが、調達と販売の両方で農協系と結びつくので、経営が自由に動きにくい面もある。乳価の交渉でも、大株主と取引先が重なる。資本効率を高める施策が、農協側の事情で遅れる恐れがある。

食の安全への信頼

過去に集団食中毒や牛肉偽装という不祥事があり、食の安全の事故は経営に直接響く。再び大きな事故が起きれば、ブランドと売上が短期間で傷む。今は管理が厳しくなり、事故の頻度は下がっているが、ゼロにはならない。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が会社予想の210億円を大きく割ったら
再編の効果が出ていないか、乳価の上昇が転嫁できていない。筋書きをやや悲観側に引き上げ、利益率が3%を超えない前提を強める。
飲料・デザート類の営業利益率が2%を超えて定着したら
固定費の削減と構成の転換が効いている。確率を楽観側に寄せ、10年の利益率を4%台まで見直す。
国内製造拠点の協業・統合が同業と正式に決まったら
固定費の削減が一段進み、会社の目標の営業利益350億円前後に現実味が出る。中立の利益を上方に見直す。
政策保有株の売却と自社株買いが、今の水準を超えて続いたら
資本効率の改善が進み、ROEが資本コストに近づく。倍率の上限が上がり、本質価値を見直す。
バターと脱脂粉乳の在庫が減り、需給が引き締まったら
値上げが通りやすくなり、乳製品の利益率が上がる。ただし乳価も上がるので、利益の増え方は慎重に見る。

見ておくもの

  • 乳製品・飲料デザート類それぞれの営業利益率
  • 調整後ROE(会社の2030年度目標は9%)の進み方
  • 川越工場の集約と、国内製造拠点の協業・再編の発表
  • 政策保有株の残高(投資有価証券)と自社株買いの実施額
  • 生乳の生産量とバター・脱脂粉乳の在庫

倍率と資本コストの決め方

倍率は、2036年の時点の利益に、資本コスト7.5%と長期の名目成長4%から出した利益ベースの正当化PERを使って決めた。中立はROEが6〜7%とk以下になるため、PERの上限は1÷k=13.3倍で、その約8割に置いた。今のPERやPBRは参照していない。2026年3月期の純利益は売却益で膨らんでいるので、普段の純利益140億円前後を出発点にして積み上げた。10年の自己資本は今の自己資本に純利益の合計を足し、還元を引いて流した。悲観側は稼ぐ力の約75%に置いた。リース会計の変更(2028年3月期)後は数字の形が変わるが、10年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.6→14.64 倍・やや楽観 PER 11.5→13.41 倍・中立 PER 10.7→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityを足して決めた。事業は傾いておらず、上乗せは置かない。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 雪印メグミルク 中期経営計画 Next Design 2030(まとめ)
  2. 雪印メグミルク 2026年3月期 決算・セグメント
  3. 農畜産業振興機構 生乳需給の動向

分析日 2026-10-19