株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ロック・フィールド 2910

高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)733 円192 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,365 円357 億円差 −46.3%
10 年後から見ると 割高 価値 733 円192 億円 · 差 −46.3% · 期待の年率 −0.1%
期待の年率リターン(10 年)−0.1%資本コスト比 −7.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ロック・フィールドは、サラダの「RF1」を軸に、百貨店や駅ビルで惣菜を売る会社だ。ほかにグリーン・グルメ、神戸コロッケなどの看板を持つ。筆者の結論は割高である。看板は強いが稼ぐ力が細り、時価総額の3分の1を占める現金も、株主にはほとんど返っていない。

直近の営業利益率は1.5%まで落ちた。2025年2月以降、来店客数が急に減り、人件費と包装資材の値上がりが重なった。会社の今期予想は営業利益5億円で、さらに低い。2028年4月期に営業利益28億円という中期目標は、ここからは遠い。

10年先を考えると、客単価は物価に合わせて上がるが、客数は人口減で1割弱減る。営業利益率は3%台半ばまで戻ると置いた。過去12年の山(6%)には届かない。

一方、財務は厚い。自己資本比率は82%で、純現金は125億円ある。うち事業に要らない分を70億円と見て、価値に足した。それでも稼ぎは資本コストの8.0%を下回るため、利益に掛ける倍率は低い。中立の本質価値は、今の時価総額の半分に届かない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、まず見るのは、稼ぐ力と資本の厚さの釣り合いだ。この会社の資本は、事業を動かすのに必要な量を大きく超えている。純現金は125億円、自己資本利益率は0.3%。余った資本が稼ぎを薄めている。

次に、堀を見る。高級惣菜の看板はあるが、店は借り物で、客は気軽に別の店へ移る。堀は浅い。看板が利益率を押し上げた時期(2010年代後半の6%)は、確かにあった。だが、その水準に戻れる保証はない。

資本の使い方は、守りに偏っている。借金をせず、現金を積み、配当と優待で薄く還元する。経営の方針が「身の丈」であることは評価できる。しかし、現金を事業に生かせていない現実は、重く見る。

最後に、安全域だ。純現金のうち事業に要らない分を70億円と見ても、それが株主に戻る保証は薄い。今の時価総額は、中期目標の達成をかなり織り込んでいる。事業は嫌いでないが、払う値段には慎重になる。

何で稼ぐ会社か

事業の中身は、直営店で売る惣菜だ。売上の大半は、百貨店・駅ビル・商業施設に出した店から入る。

中核は「RF1」で、サラダを中心にした高級路線の惣菜店だ。2026年4月期末で137店ある。次に多いのが野菜中心の「グリーン・グルメ」で、70店。ほかに、おばんざいの「いとはん」、揚げ物の「神戸コロッケ」、サラダボウル専門店などの新業態がある。神戸コロッケは新神戸駅で、厨房を持たない小さな店を試している。

店以外では、外販(卸)と通販がある。外販は売上の2%ほどと小さい。ただし、会社が最も伸ばしたい分野で、直近の四半期では前年比で1割以上伸びた。

従業員は連結で約1,600人。費用の中心は、人件費、原材料、店の家賃と償却だ。売上が落ちても、人件費と家賃は同じ割合では減らない。店の損益が客数に強く左右されるのは、この構造のためである。

開示は単一のセグメントで、ブランド別の利益は出ていない。ここでは店舗と外販の二つに分けて置いた。店の多くは百貨店などの借り物で、売上連動の家賃を払う。売り場の力が、そのまま店の稼ぎに響く。

優良さと弱いところ

強みは、「RF1」という看板と、野菜を主役にした商品づくりだ。百貨店の惣菜売り場で、サラダは同社の代名詞に近い。客単価は、スーパーやコンビニの惣菜より高い。自分で値付けする力は、ほかの中食企業よりは強い。

弱みは、稼ぐ力が細っていることだ。営業利益率は、2018年4月期の6.0%から、2026年4月期の1.5%まで落ちた。中期目標の28億円は、会社自身が過去に何度か計画を外してきた事実を考えると、割り引いて見る必要がある。

特に、2025年2月以降の客数の急減が痛かった。米をはじめ食料品の値上がりで、消費者が節約に動いた。都市部の店は堅調だが、地方・郊外の店は売上が落ちている。

資本効率は低い。自己資本利益率は0.3%で、自己資本比率は82%と厚い。借金を使わず、現金を抱えたまま、稼ぎが小さい。この組み合わせは、株主から見ると魅力が薄い。

経営は古塚孝志社長が率いる。最近の動きは、不採算店の整理、外販の拡大、新業態の都市部への出店だ。実績が出るのは、これからである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

惣菜の市場は、中食の広がりに支えられて大きく育ってきた。単身世帯の増加、共働き、調理の手間を省きたい需要が背景にある。国内で食べる量は、人口減でゆるやかに減る。だが、家で作る分が惣菜に移る流れは、まだ続く。

競争は厳しい。スーパーとコンビニが、安い惣菜を大量に売る。ロック・フィールドは、そこと同じ土俵では戦わず、百貨店と駅ビルで高めの客単価を取ってきた。この棲み分けが、人件費の上昇と節約志向の強まりで揺らいでいる。

百貨店という売り場の力も変わりつつある。都心の大型店は訪日客で堅調だが、地方の百貨店は閉店や縮小が続く。出店先の力が落ちれば、店の客数も落ちる。同社が都市部の駅ビルや商業施設へ軸足を移す理由はここにある。

もう一つの変化は、人手不足だ。店頭の販売員と調理の人手を確保するため、給与を上げざるを得ない。同社も若手中心に給与体系を見直した。人件費は、物価と同じ速さで増える前提で見る必要がある。

筆者は、この業界を「需要は底堅いが、利益を取りにくい成熟市場」と見る。看板の強さが、利益率の改善に結びつくかが焦点である。

資本政策と M&A

現金が厚い会社だ。自己資本比率は82%、純現金は125億円で、時価総額の約3分の1にあたる。借金はほとんどない。

還元は、配当と株主優待が中心になる。配当は、直近の純利益の数倍を払う年もあり、利益より現金から出している。自社株買いは目立たない。自己株式は発行株数の約2%だ。

株主優待は、自社店舗で使うそうざい券を、4月末と10月末の株主に贈る。2026年4月からは、1年以上の保有が条件になり、100株から199株の区分も新設された。年間の費用は、開示がなく、3億円前後と推定する(2倍程度のずれはありうる)。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を足した。費用は販管費に入っており、利益からは引き済みである。

大株主は、(株)岩田(約9%)、信託銀行、取引先持株会、明治安田生命、四国銀行の順だ。社名から創業家に近い会社と見られるが、支配株主はいない。2025年4月期には、創業者への特別功労金5億円を特別損失に計上した。

M&Aの実績は目立たない。買収の対象になる可能性は、現金の厚さと低い評価から、常に意識される。ただ、取引先持株会や金融機関の安定株主が多く、敵対的な買収は考えにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

会社が掲げる中期目標は、2028年4月期に売上569億円、営業利益28億円だ。足元は苦しいが、手は打たれている。都市部の店は好調で、サラダボウル専門店のような新業態は若い客を連れてくる。地方・郊外の不採算店を整理すれば、店あたりの利益は上がる。

外販(卸)の伸びも見逃せない。店舗網が縮んでも、卸なら売り場の力に左右されにくい。神戸コロッケなどの看板は、店舗の外でも売れる。店を増やさずに売上を広げられるため、利益率の改善に直結する。2010年代後半は、営業利益率が6%に届いていた。同じ水準に戻る力は、看板にある。

財務の余裕も武器になる。純現金125億円は、新業態への投資や、いざという時の下支えに使える。中期計画はROE 6%以上を掲げており、経営陣も資本効率を意識している。経営陣が自社株買いや増配に動けば、現金が株主に戻り、自己資本利益率は目に見えて上がる。割安な現金と回復余地を併せて見れば、今の値段は安い。物価が毎年上がる世界では、看板の強い会社ほど値上げを通しやすい。回復の余地は大きい。

慎重な見方

中期目標は、過去の計画と同じく、達成できない可能性が高い。2026年4月期も、期初は営業利益14億円を見込んだが、実績は7.8億円にとどまった。会社の今期予想は5億円で、さらに低い。営業利益率は1%の水準にある。

構造の問題も大きい。人件費は物価と同じ速さで上がり、包装資材も値上がりしている。値上げをすれば客数が減る。2025年2月以降の客数の急減は、そのことを示した。地方・郊外の店は今後も縮み、百貨店という売り場自体の力も弱い。

現金が厚いことは、強みよりも弱みに映る。稼ぎが小さいまま現金を抱え、利益に対する資本が過剰になっている。創業家に近い株主や取引先持株会、金融機関が多く、経営に規律を求める力も弱い。会社の計画は過去に何度も外れ、今回だけ当たるという根拠は乏しい。優待と配当も、利益ではなく現金から出ている。この状態が続けば、価値はじりじり目減りする。物価が毎年上がる世界では、現金の価値も目減りする。今の値段は、その現実を無視している。

どちらに重みを置いたか

争点は、中期目標に向かう回復が本物かどうかである。強気の見方が頼る都市部の好調と外販の伸びは事実だが、規模はまだ小さい。慎重な見方が指摘する人件費と客数の構造的な逆風は、足元の数字にすでに出ている。確率は、中立に4割弱を置き、やや悲観を楽観側より厚くした。悲観は1割強とした。現金が厚く、事業が一気に崩れる確率は低いが、利益率が低いまま長く続く確率は高いと見たからだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/04 期)

確率で加重した株価時価総額 1,001 円262 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 355 円93 億円)。 今の値に割り戻すと 733 円192 億円、今との差 −46.3%、 期待の年率 −0.1%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,240 円586 億円 497 円130 億円 +100.5% +7.2% 164 円43 億円
やや楽観 18% 1,619 円423 億円 421 円110 億円 +49.4% +4.1% 367 円96 億円
中立 38% 1,095 円286 億円 375 円98 億円 +7.7% +0.7% 559 円146 億円
やや悲観 27% 434 円113 億円 327 円86 億円 −44.3% −5.7% 205 円54 億円
悲観 11% 383 円100 億円 172 円45 億円 −59.3% −8.6% 61 円16 億円
加重平均100% 1,001 円262 億円355 円93 億円 −0.6% −0.1% 1,356 円355 億円

今の株価時価総額 1,365 円357 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 中期目標に近づき、都市型と外販で利益率が戻る 利益 33 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 2,240 円586 億円

都市部の駅ビルへの出店と、サラダボウルなどの新業態が当たり、客単価は物価を少し上回って上がる。外販が店舗の外で売上を広げ、10年で2倍になる。地方・郊外の不採算店は整理が進み、店あたりの利益が上がる。営業利益率は2018年4月期の水準(6%)近くまで戻り、中期目標に10年遅れで届く。財務の余裕を生かして増配と自社株買いにも動き、自己資本利益率は12%ほどに上がる。看板の力が再び利益に結びつく、最もよい10年だ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 直営店(RF1・グリーン・グルメ・神戸コロッケほか):数量 39.8(年間の購入客数(百万人、推定))× 価格 1,820(客単価(円、推定。名目))→ 売上 724 億円・営業利益 42 億円。営業利益率5.8%
  • 外販(卸)・通販ほか:数量 19.8(販売数量(百万点、推定))× 価格 280(1点あたりの出荷額(円、推定。名目))→ 売上 55 億円・営業利益 4 億円。営業利益率8.0%

倍率:事業の純利益 32 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 15.9 倍、時価総額 586 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:都市部の新業態と外販が当たり、地方の整理も進む必要がある。会社は過去に計画を外してきており、確率は低く置いた。

やや楽観 18% 利益率が2010年代並みに戻る 利益 25 億円 · PER 14.7 倍 · 株価時価総額 1,619 円423 億円

客数は10年で横ばいに戻り、客単価は物価並みに上がる。外販は1.8倍に伸びる。人件費の上昇は値上げで吸収できる。新業態も都市部で根づき、不採算店の整理も進む。営業利益率は4.8%まで戻る。過去の山(6%)と今の底(1.5%)の中間だ。余った現金は、増配と自社株買いで少しずつ株主に戻る。自己資本利益率は10%に近づき、資本コストをわずかに上回る。堅実な回復だが、突き抜けるほどの力はない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 直営店(RF1・グリーン・グルメ・神戸コロッケほか):数量 37.9(年間の購入客数(百万人、推定))× 価格 1,781(客単価(円、推定。名目))→ 売上 675 億円・営業利益 31 億円。営業利益率4.6%
  • 外販(卸)・通販ほか:数量 16.2(販売数量(百万点、推定))× 価格 274(1点あたりの出荷額(円、推定。名目))→ 売上 44 億円・営業利益 3 億円。営業利益率7.0%

倍率:事業の純利益 24 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 14.7 倍、時価総額 423 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:客数が持ち直し、外販が伸びる穏やかな回復。中期目標には届かないが、2022〜24年の利益率を上回る。確度は中程度。

中立 38% 利益率は一部だけ戻り、客数は緩やかに減る 利益 17 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 1,095 円286 億円

客数は人口減と地方の縮小で、10年で1割弱減る。客単価は物価並みに上がるが、売上の伸びは年2〜3%にとどまる。外販は1.6倍に伸びるが、全体の中では小さい。営業利益率は、2022〜24年の平均に近い3.5%まで戻る。過去の山(6%)には届かない。余った現金は、配当と優待で薄く戻る程度だ。自己資本は大きく変わらず、自己資本利益率は7%台にとどまる。資本コストを下回るため、倍率は上がらない。看板は残るが、稼ぐ力は物価の分しか伸びない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 直営店(RF1・グリーン・グルメ・神戸コロッケほか):数量 35.3(年間の購入客数(百万人、推定))× 価格 1,742(客単価(円、推定。名目))→ 売上 615 億円・営業利益 21 億円。営業利益率3.4%
  • 外販(卸)・通販ほか:数量 14.4(販売数量(百万点、推定))× 価格 268(1点あたりの出荷額(円、推定。名目))→ 売上 39 億円・営業利益 2 億円。営業利益率5.0%

倍率:事業の純利益 16 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.4% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 13.33 倍、時価総額 286 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:今期予想の低い利益率から、2022〜24年の平均に近い水準まで戻る筋書き。客数の減少が続く一方で、外販が補う。最も確度が高い。

やや悲観 27% 利益率が低いまま、客数が細る 利益 8 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 434 円113 億円

客数は10年で15%減る。地方・郊外の店が縮み、百貨店の力も弱まる。客単価は物価の伸びをやや下回る。人件費は上がり続け、値上げでは吸収しきれない。外販は伸びるが、利益の柱にはならない。営業利益率は1.6%と、今の水準にとどまる。店の整理で固定費を減らすものの、効果は限られる。余った現金は、赤字を避けるために一部が使われる。優良さは薄れるが、財務が厚いため事業は続く。看板を生かした値上げの余地は小さく、新業態の広がりも限られる。経営は守りに回り、成長への投資は後ろに回る。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.75=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 直営店(RF1・グリーン・グルメ・神戸コロッケほか):数量 32.2(年間の購入客数(百万人、推定))× 価格 1,690(客単価(円、推定。名目))→ 売上 544 億円・営業利益 8 億円。営業利益率1.5%
  • 外販(卸)・通販ほか:数量 10.8(販売数量(百万点、推定))× 価格 260(1点あたりの出荷額(円、推定。名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。営業利益率3.0%

倍率:自己資本利益率3.4%が資本コスト7.5%を大きく下回る。倍率の上限(12.5倍)をそのまま使わず、約7割の9倍に置いた。純利益が薄く、現金の利息に頼る形のため。余った現金は今の額の0.75倍(谷で食う)を足した。

確率:今期予想の低い利益率が長く続く筋書き。人件費の上昇と客数の減少が重なる。会社が過去に計画を外してきた実績を踏まえ、強気側より厚く置いた。

悲観 11% 客数の減少が止まらず、店の赤字が続く 利益 −3 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 383 円100 億円

客数は10年で3割近く減る。節約志向が定着し、安い惣菜に客が流れる。客単価は物価の伸びを大きく下回る。人件費と家賃は下がらず、店の損益は赤字になる。経営は店舗の大規模な閉鎖に踏み切り、減損と閉店の費用が重なる。外販を伸ばしても、赤字を埋められない。配当は半分以下に減らす。現金は赤字と閉店の費用で目減りする。それでも看板と純現金は残り、床の価値は売れる資産と現金が支える。創業家に近い株主と取引先が残るため、買収による再建は起きにくい。縮んだ会社として、細々と続く10年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 直営店(RF1・グリーン・グルメ・神戸コロッケほか):数量 27.3(年間の購入客数(百万人、推定))× 価格 1,560(客単価(円、推定。名目))→ 売上 426 億円・営業利益 −4 億円。営業利益率-1.0%
  • 外販(卸)・通販ほか:数量 7.2(販売数量(百万点、推定))× 価格 240(1点あたりの出荷額(円、推定。名目))→ 売上 17 億円・営業利益 0 億円。営業利益率0.0%

倍率:赤字のためPERは使わない。床は純現金と売れる資産で見る。閉店と赤字で目減りした現金約60億円に、店・工場・設備の売却価値約40億円(簿価の約4割)を足し、税後で約100億円。今の自己資本286.1億円に掛けて約0.35倍とした。

確率:節約志向の定着と人件費の上昇が続き、店の損益が崩れる筋書き。財務が厚いため、倒産ではなく縮小の姿とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

直営店(RF1・グリーン・グルメ・神戸コロッケほか)

百貨店・駅ビル・商業施設の直営の惣菜店。2026年4月期末でRF1が137店、グリーン・グルメが70店。

数量年間の購入客数(百万人、推定)価格客単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/04 37.9 1,300 493 7
10 年後 中立 35.3 1,742 615 21

取り方:店舗の売上493億円を、年間の購入客数約3,800万人と客単価千三百円前後に分けた(推定。開示なし)。客数は人口減と地方・郊外の縮小で中立10年0.93倍、客単価は物価並みに上がる1.34倍。都市部は堅調で、地方・郊外が落ちる。競合はスーパー・コンビニの惣菜と、百貨店内の他社の惣菜。利益は開示がなく、全社の営業利益7.8億円のうち外販の0.8億円を除いて置いた。

外販(卸)・通販ほか

神戸コロッケなどの外販(卸)、通販、海外の小さな店。会社が伸ばしたい分野。

数量販売数量(百万点、推定)価格1点あたりの出荷額(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/04 9.0 200 18 1
10 年後 中立 14.4 268 39 2

取り方:外販(卸)・通販ほかの売上約18億円を、年900万点と1点あたり二百円前後に分けた(推定。外販の通期売上は約9億円で、残りは通販・海外など)。数量は新規の売り先の開拓で中立10年1.6倍、価格は物価並みの1.34倍。直近の第3四半期は外販が前年比1割以上伸びた。利益は開示がなく、全社の利益率より少し高く置いた。

リスクと懸念

客数の減少と節約志向

2025年2月以降、米をはじめ食料品の値上がりで消費者が節約に動き、来店客数が急に減った。高級路線の惣菜は、節約の時に真っ先に削られやすい。客数が戻らなければ、人件費と家賃を賄えず、利益率はさらに下がる。

人件費と包装資材の上昇

人手不足で販売員と調理の給与を上げざるを得ず、若手中心に給与体系も見直した。包装資材も値上がりしている。これらを客単価に転嫁できる範囲は限られ、転嫁しすぎれば客数が減る。

百貨店と地方の売り場の縮小

出店先の百貨店は、地方を中心に閉店や縮小が続く。売り場の力が落ちれば、店の客数も落ちる。都市部の駅ビルに軸足を移す戦略は、出店費用と競合の多さがネックになる。

中期目標の未達

会社は2028年4月期に営業利益28億円を掲げるが、今期予想は5億円台だ。2026年4月期も、期初の営業利益14億円に対し、実績は7.8億円にとどまった。過去の計画の外れ方を考えると、目標の達成には大きな割り引きが要る。

家賃の固定費化

店の家賃は、売上連動の部分もあるが、固定の約束も残る。新リース会計基準で2028年4月期から借りている店の約束が貸借対照表に載り、数字の見かけが変わる。客数が落ちると、固定の家賃が利益を直撃する。

現金の使い道とガバナンス

純現金は125億円と厚いが、稼ぎは小さく、自己資本利益率は0.3%。創業家に近い株主、取引先持株会、金融機関が上位に並び、経営に資本効率を迫る力は弱い。現金が株主に戻らなければ、価値は積み上がらない。

今後の分かれ目

来店客数が前年比でプラスに戻り、3四半期以上続いたら
中立の客数(10年で0.93倍)を引き上げ、やや楽観に重みを移す。
営業利益率が3%を超え、2期連続で改善したら
利益率の回復を認め、中立を上方に見直す。
地方・郊外の不採算店の大規模な閉鎖と、減損の計上が発表されたら
短期は特別損失で下がるが、利益率の改善につながるかを確かめ、筋書きを見直す。
増配、自社株買い、または資本効率の目標(ROE 6%以上)に向けた具体策が出たら
余った現金の戻り方と自己資本の膨らみを見直し、自己資本利益率の予想を上げる。
外販(卸)の売上が2倍近くになり、店舗の外に利益の柱が育ったら
外販の数量と利益率を上方に直し、やや楽観・楽観に重みを移す。
創業家に近い株主や取引先が、保有株を大量に手放したら
買収や再編の可能性が高まる。確率を見直す。

見ておくもの

  • 四半期ごとの来店客数と客単価、既存店の売上
  • 営業利益率と人件費率、包装資材の値上がり
  • 外販(卸)・通販の売上と利益
  • 店舗の出退店(都市部の新業態、地方の閉店)と減損
  • 配当・自社株買いの方針、純現金の推移

倍率と資本コストの決め方

店の客数×客単価に分け、客単価は物価並みに上げ、客数は人口減と地方の縮小を見て1割弱減らした。利益率は、過去の山より低い3%台半ばに置いた。中立の自己資本利益率は7%台で、資本コストの8.0%を下回るため、倍率の上限は資本コストの逆数の12.5倍になる。そこから9割弱の11倍に置いた。今の株価に合わせて動かしてはいない。現金のうち70億円は事業に要らないと見て、別に足した。店の家賃は、新リース会計基準で2028年4月期から貸借対照表に載るが、この分析は家賃を費用に入れた今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.5→15.9 倍・やや楽観 PER 12.3→14.7 倍・中立 PER 11→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityの+0.5%を足して8.0%。借金はなく事業も傾いていないので上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 日本経済新聞 「RF1」のロック・フィールド純利益2.8倍 26年4月期、都市部に新業態
  2. 株探ニュース ロック・フィールド、今期経常は27%減益へ
  3. 株探 ロック・フィールドの大株主と資本異動情報

分析日 2026-10-16