株譜
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コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス 2579

黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,901 円3,097 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,854 円6,278 億円差 −50.7%
10 年後から見ると 割高 価値 1,901 円3,097 億円 · 差 −50.7% · 期待の年率 +0.1%
期待の年率リターン(10 年)+0.1%資本コスト比 −9.2 pt
推定の資本コスト9.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本のコカ・コーラを、つくって運んで売り切る会社だ。ブランドは持たない。強みは全国に張った工場・物流・自販機の網である。

筆者の結論は、今の値段は割高というものだ。2025年に自販機の減損で大きな赤字を出したが、荷が軽くなった分、2026年は黒字に戻る見込みで、会社も2030年に事業利益800億円以上を掲げる。ただ、売上9千億円に対し利益率はまだ数%で、中立の利益では今の時価総額を支えきれない。

この会社の本質は「薄利の装置産業」である。ブランドの利益は原液を握る米国本社が取り、ボトラーは物を運ぶ手間賃に近い利益で食べる。自販機は設置場所を選べば稼ぐが、選び損なうと重い。減損は過去の判断ミスを一度に認めたものだ。

強気の根拠は、設備投資の山を越えて利益率が戻る局面にあること。慎重に見る根拠は、国内の数量が増えず、利益率が会社目標の8%に届く保証がないことだ。筆者は、利益率が5%前後で落ち着く姿を中心に置き、会社目標の達成は上振れの筋書きとして扱った。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、これは「好きになりにくい事業」だ。理由は3つある。

1つ目は、稼ぐ力の質。売上は大きいが、ブランドの利益は米国本社に流れ、手元に残る利益率が低い。2つ目は、設備に縛られること。自販機・工場・物流に投じたお金が、期待どおりに稼いだ実績が乏しい。2025年の減損は、その証拠だ。

3つ目は、本質を測りにくいこと。会社は2030年に事業利益800億円を掲げるが、直近の実績は245億円である。目標が当たれば株価は大きく上がる。外れれば、投じた資本に見合わない会社として扱われる。

一方で、安全域になりうる点もある。財務は軽く、減損で帳簿が整理され、2026年上期は黒字に戻った。事業そのものがなくなる心配は小さい。

筆者は、ここを「持ち続けたい会社」とは見ていない。価格が十分に安ければ話は別だが、今の値段は、利益率が目標に近づく姿をかなり織り込んでいる。安全域は薄い。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、コカ・コーラ社から原液を買い、国内で飲料にして売る「ボトラー」の仕事だ。西日本と東日本のボトラーが2017年に一緒になり、1都2府35県を受け持つ。工場は17、巨大な自動物流センターが2つある。

売り方は3本立てだ。自販機(会社が約65万台を持つと説明する)、スーパーやコンビニへの手売り(OTC)、飲食店向けのフードサービスである。会社は2026年からこの3つを別々の報告にする。どこが稼いでどこが足を引っ張るかを、株主に見せる形に変えるわけだ。

自販機は一台ごとに電気代・補充の人件費・場所代がかかる。売れる場所に置けば利益が出るが、売れない場所は赤字になる。2025年上期には自販機事業で881億円の減損を出した。つまり、置きすぎた機械の価値を帳簿から落とした。

手売りは棚の取り合いである。トップブランドの「コカ・コーラ」に、「綾鷹」「ジョージア」などを重ねて売る。強みは、一本あたりの物流費を下げる地産地消の仕組みだ。

売る側の事情もある。2024年の値上げで数量が落ち、「綾鷹」の大幅刷新も反動を生んだ。2025年は、数量よりも利益の質を直す年になった。

優良さと弱いところ

堀は、ブランドではなく網である。全国の工場・物流・自販機・営業の人員を、コカ・コーラ系の商品を運ぶために整えてきた。他社が同じ網を作るには時間と資金がかかる。ここがこの会社の守りだ。

ただし網は利益を保証しない。事業利益率は2024年に1%台、2025年も2%台で、サントリー食品の国内事業(推定で8%台)に遠く及ばない。原液の価格は本社が握り、ボトラーは値上げで原価の上昇を追いかける立場にある。価格を決める力は弱い。

資本効率は悪い。直近12期のうち5期が赤字で、2019年と2025年には大きな減損も出した。2017年の統合で積んだ設備と無形資産が、期待ほど稼がなかったことの裏返しである。

良い点もある。純有利子負債は376億円と軽く、自己資本比率は5割を超える。減損で帳簿が軽くなった分、これからは減価償却が減り、同じ売上でも利益が出やすい。2026年上期の事業利益は81億円と、前年同期の約5倍に戻った。

筆者は、この回復を過小評価していない。それでも、堀が「網」である以上、利益率が競合並みに上がるかどうかは、自販機の運営改革が実際に成果を出すかで決まる。口先の目標と、実際の利益の間には距離がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の清涼飲料は、年率0〜1%の緩やかな成長にとどまる市場だ。人口は減るが、無糖茶や機能性飲料が総量を支える。数量が増えないので、売上は値上げで伸びる。

競争は、コカ・コーラ、サントリー、伊藤園、アサヒ飲料、キリンビバレッジの大手5社が中心だ。このうちボトラーとして全国を受け持つのがこの会社で、サントリー食品のように自社で商品を作る会社とは立場が違う。

売り場の力関係も変わっている。コンビニ・スーパーの自社ブランドが伸び、値上げのたびに消費者が安い商品に逃げる。自販機は人通りの変化で場所の価値が動き、電子決済やアプリの対応コストも重い。

環境規制も効く。ペットボトルの再利用義務やラベルの対応は、容器を大量に使うボトラーに直接の費用として降りかかる。物流では、運転手不足と燃料費の上昇が、トラックの手配を難しくしている点も見逃せない。

業界全体の前提は変えない。国内の数量は中立でほぼ横ばいか微減、価格は物価並みに上がる。会社固有の変化は、自販機の見直しと物流の地産地消が、他社より早く効くかどうかである。

資本政策と M&A

株主還元は強まる方向にある。2026年は中間配当を出し、年間の配当は前期を上回る予定だ。2030年までの累計で1,500億円の自己株買いと、配当の引き上げを目標にしている。

筆者は、この目標を丸ごと信じてはいない。目標は事業利益800億円の達成が前提で、そこに届かなければ自己株買いの原資がない。今の利益水準で払える還元は、配当が中心になる。

最大の論点は、コカ・コーラ社の存在である。議決権の約30%を持つ筆頭株主で、原液の供給元でもある。ボトラーの利益と原液の価格は利害が逆になりやすい。ただし、この関係は会社の存続を支える面もある。

完全子会社化や買収の話は、今のところ具体的には出ていない。kabufu のモデルでは10年以内のTOB確率が約15%とされるが、これは参考値に過ぎない。

買収の歴史は、2017年の東西ボトラーの統合が最大だ。以後は大きな買収に踏み出さず、設備と物流の効率化に資金を回している。

10年の還元は、配当の引き上げと、2030年までの累計1,500億円の自社株買い(事業利益800億円の達成が条件)の範囲に置いた。中立は純利益の合計の約78%で、買い増しは条件が満たされる時だけである。

株主優待は、100株以上で年2回、ドリンクチケット5枚(3年以上で10枚)。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約4万人(飲料の原価約5割)から年3億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

自販機の整理が済み、これからは売れる場所だけに機械を置く。設置場所ごとの採算を見て、販促費も削る。減損で減価償却が減り、同じ売上でも利益が増える。2026年上期の事業利益が前年の約5倍になったのは、その入口である。

物流の改革は数字になりやすい。巨大な自動物流センターと、機能を集約した新拠点を組み合わせ、運ぶ距離を縮める。地産地消の工場網は、ほかの会社が真似しにくい。人手不足の時代に、運ぶ力そのものが強みになる。

コカ・コーラの商品は、国内で最も強い。トップブランドを全国に切らさず届けられる会社は、ほかにない。値上げも通りやすく、数量が落ちた2024年の反動は薄れていく。2030年に事業利益800億円という目標は、売上1兆円・利益率8%という、サントリー食品の国内事業に近い水準で、届かない数字ではない。

自己株買いが動けば、利益が同じでも1株あたりの価値は上がる。財務が軽い会社が、株主にお金を返し始める局面は、評価が切り上がりやすい。

慎重な見方

利益率が目標に届く証拠が薄い。事業利益は2024年に1%台、2025年も2%台で、自販機の減損は、過去の投資判断が誤っていたことを示す。同じ会社が、これから急に賢くなる理由は示されていない。

原液は本社が握る。ボトラーが値上げで利益を守ろうとしても、消費者は自社ブランドの商品に逃げる。国内の数量は増えず、運転手不足と燃料費は上がり続ける。コストの上昇に、値上げが追いつかない年が必ず来る。

減損で帳簿が軽くなったからといって、現金が増えたわけではない。減価償却が減る分の利益は、一度だけの底上げに近い。2027年以降は、純粋に売上と費用の差で戦うことになる。

2030年の目標は、資本コストの約2倍のROIC10%という強気なものだが、実績は大きく下にある。直近12期のうち5期が赤字の会社に、高い倍率をつけるのは筋が悪い。コカ・コーラ社が約30%を持つ構造は、少数株主の取り分が本社の都合で左右されることも意味する。

どちらに重みを置いたか

強気の話には中身があるが、慎重な見方の方が証拠は厚い。減損後の黒字化は実績が出始めているものの、会社目標の利益率8%は、過去の実績から遠すぎる。

筆者は、利益率が5%前後で止まる中立の筋書きに最も厚く確率を置き、目標に近い姿は楽観の側に分けた。逆に、自販機と物流の改革が不発で再び減損になる悲観側を、10年で13%と厚めにした。この会社の過去の赤字の多さを、資本コストではなく確率で表した形である。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した株価時価総額 2,559 円4,170 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,315 円2,141 億円)。 今の値に割り戻すと 1,901 円3,097 億円、今との差 −50.7%、 期待の年率 +0.1%(資本コスト 9.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,125 円8,349 億円 2,327 円3,791 億円 +93.4% +6.8% 596 円971 億円
やや楽観 20% 3,744 円6,099 億円 1,857 円3,026 億円 +45.3% +3.8% 1,120 円1,825 億円
中立 37% 2,555 円4,162 億円 1,423 円2,318 億円 +3.2% +0.3% 1,472 円2,398 億円
やや悲観 22% 1,547 円2,521 億円 943 円1,537 億円 −35.4% −4.3% 548 円893 億円
悲観 13% 884 円1,440 億円 176 円287 億円 −72.5% −12.1% 138 円225 億円
加重平均100% 2,559 円4,170 億円1,315 円2,141 億円 +0.5% +0.1% 3,874 円6,311 億円

今の株価時価総額 3,854 円6,278 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.3% を下回るほど割高。

楽観 8% 会社目標の利益率8%台を実現し、ROICが資本コストの2倍に届く 利益 660 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 5,125 円8,349 億円

自販機は選ばれた場所だけに残り、利益率は8%台に乗る。手売りは物流の効率化と値上げの浸透で9%に近づく。外食向けは訪日客の増加と外食の回復で数量が伸び、利益率は9%台になる。売上は1兆2千億円近くまで増え、会社が掲げる事業利益800億円を上回る。自己株買いが毎年続き、利益が同じでも株主1人あたりの取り分が増える。ROEは10%台半ばまで上がる。コカ・コーラ社との関係も良好に保たれ、原液の価格や販促の負担をめぐる対立は表に出ない。市場は、この会社を「利益率を取り戻した優良ボトラー」として再評価し、国内のほかの飲料大手と並べて見るようになる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 自販機(ベンディング):数量 132(推定出荷量(万kl))× 価格 28(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 3,688 億円・営業利益 313 億円。場所を絞り利益率が上がる
  • 手売り(OTC):数量 281(推定出荷量(万kl))× 価格 22(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 6,232 億円・営業利益 561 億円。物流の効率化が効く
  • フードサービス:数量 69.0(推定出荷量(万kl))× 価格 30(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 2,066 億円・営業利益 196 億円。訪日客で伸びる

倍率:事業の純利益 660 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.6% が k 9.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍。全体の PER 12.65 倍、時価総額 8,349 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の長期目標がほぼ実現する、きわめて良い姿。10年続けて改革が当たり、国内の自販機の再編と物流の効率化が定着する必要がある。この会社の実績から見て確率は低い。

やや楽観 20% 目標にあと一歩の利益率7%で、優良なボトラーとして評価される 利益 524 億円 · PER 11.6 倍 · 株価時価総額 3,744 円6,099 億円

自販機は台数を減らして質を上げ、利益率が7%に乗る。手売りは地産地消の物流で7%台半ばになる。外食向けは緩やかに伸びる。売上は1兆1千億円台後半、事業利益は800億円に近づく。国内の数量は微減だが、値上げで補う。還元は配当と自己株買いの両方が定着し、ROEは11%台に届く。コカ・コーラ社との関係は安定し、原液の価格や販促の負担も大きな変更はない。市場は、利益率が回復した点を評価するが、国内の数量の伸びが乏しいことから、倍率は控えめにとどまる。自販機の台数を減らして質を上げる方針が一貫して守られることが、この筋書きの前提である。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 自販機(ベンディング):数量 128(推定出荷量(万kl))× 価格 28(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 3,576 億円・営業利益 250 億円。見直しが大筋で進む
  • 手売り(OTC):数量 273(推定出荷量(万kl))× 価格 22(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 6,054 億円・営業利益 454 億円。値上げが通る
  • フードサービス:数量 66.0(推定出荷量(万kl))× 価格 30(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,977 億円・営業利益 158 億円。緩やかに伸びる

倍率:事業の純利益 524 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.3% が k 9.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.6 倍。全体の PER 11.64 倍、時価総額 6,099 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:改革が定着し、会社目標の利益率8%には届かないが7%に乗る姿。自販機の見直しと物流の効率化が、10年かけて成果を出す。

中立 37% 利益率は5%台で落ち着く、地味な黒字会社として10年を終える 利益 385 億円 · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 2,555 円4,162 億円

自販機は台数が2割ほど減り、利益率は5%に乗る程度にとどまる。手売りは国内の数量が人口減で伸びず、値上げだけで売上を保つ。外食向けは訪日客で小さく伸びる。売上は1兆1千億円台で、利益率は5%台と、競合の国内事業に追いつかない。本社が握る原液の価格と、物流費の上昇が重しとして残る。配当は増えるが、会社が掲げる自己株買いの総額は達成されない。ROEは8%台にとどまる。コカ・コーラ社との関係は変わらず、約30%の議決権も保たれる。市場は、この会社を「利益率の低い装置産業」として淡々と評価し、配当を中心に株主が報われる地味な銘柄として扱う。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 自販機(ベンディング):数量 124(推定出荷量(万kl))× 価格 28(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 3,464 億円・営業利益 173 億円。見直しが一巡
  • 手売り(OTC):数量 265(推定出荷量(万kl))× 価格 22(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 5,877 億円・営業利益 353 億円。値上げで売上を保つ
  • フードサービス:数量 63.0(推定出荷量(万kl))× 価格 30(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,887 億円・営業利益 123 億円。小さく伸びる

倍率:ROE8.3%がk9.25%とほぼ同じで、RONICもkに近く、PERは1÷k=12.1倍(ためた利益と同じ額の価値)に落ち着く。上限もほぼ同じ10.81倍で、その下限の少し上(10.81倍)に置いた。

確率:会社目標の利益率8%に届かず、5%台で止まる姿。業界の前提(国内の数量はほぼ横ばい、価格は物価並み)と、この会社の過去の実績から、最も起こりやすい。

やや悲観 22% 自社ブランドと物流費に押され、利益率4%を超えられない 利益 241 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 1,547 円2,521 億円

国内の人口減が続き、自社ブランドへの数量流出が止まらない。自販機は台数を大きく減らすが、一台あたりの採算は上がらない。手売りは物流費の上昇を値上げで吸い切れず、利益率は4%台にとどまる。外食向けは一巡する。売上は1兆円前後と、物価並みの値上げを下回る伸びで、ROEは5%を割る。配当は維持され、自己株買いはほとんど行われない。コカ・コーラ社は筆頭株主として原液の価格や販促の方針を握り続け、ボトラーの取り分は広がらない。市場は、利益率が4%を超えない会社として、倍率をさらに抑える。事業が消えるわけではなく、全国の物流網と主力ブランドの販売力は残る。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.8=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 自販機(ベンディング):数量 108(推定出荷量(万kl))× 価格 27(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 2,927 億円・営業利益 102 億円。改革が利益に結びつかず
  • 手売り(OTC):数量 254(推定出荷量(万kl))× 価格 22(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 5,465 億円・営業利益 246 億円。自社ブランドに押される
  • フードサービス:数量 59.0(推定出荷量(万kl))× 価格 29(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,714 億円・営業利益 86 億円。一巡

倍率:ROE5.1%がk9.25%以下なので、PERの上限は1÷k=12.1倍(ためた利益は額面未満の価値)。その約8割(10.0倍)を採用。稼ぐ力(純利益÷k)の83%。

確率:国内の数量が構造的に減り、値上げも効きにくくなる姿。自販機の見直しは続くが、利益の改善に届かない。起こりうる範囲の下振れとして置いた。

悲観 13% 改革が失敗に終わり、減損が繰り返される構造的な負けの10年 利益 −44 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 884 円1,440 億円

自販機は赤字の場所を整理しきれず、再び大きな減損を出す。手売りは自社ブランドに押され、数量が2割減る。外食向けも伸びず、固定費の重さだけが残る。利益はほぼ出ず、利益率は1%前後まで落ちる。還元は最小限に絞られ、投じた設備に見合う利益を出せない会社として扱われる。本社との関係で再編が出ても、評価は事業の縮小を映したものにとどまる。大きな減損が再び出て、自己資本も削られる。本社との関係で再編や出資の話が出ても、評価は事業の縮小を映したものにとどまり、プレミアムは期待しにくい。配当を保つために、資産の売却を含む資金繰りが必要になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 自販機(ベンディング):数量 82.0(推定出荷量(万kl))× 価格 25(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 2,052 億円・営業利益 −41 億円。固定費だけが残る
  • 手売り(OTC):数量 216(推定出荷量(万kl))× 価格 20(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 4,290 億円・営業利益 43 億円。安い商品へ流出
  • フードサービス:数量 48.0(推定出荷量(万kl))× 価格 27(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,287 億円・営業利益 19 億円。外食が落ち込む

倍率:赤字・低収益の年なので、谷の利益に谷の倍率を重ねない(二重に下げない)ため、床は売れる資産で測る。減損後の自己資本3,200億円のうち、土地(簿価463億円)と工場・物流の設備を売れる分だけ回収し、純負債を返したあとの残りを床とみる。PBR0.45倍はその結果の目安で、過去の谷の倍率から置いたものではない。

確率:自販機と物流の改革が実を結ばず、国内の数量が構造的に減る姿。もう「優良な全国ボトラー」とは見なされない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自販機(ベンディング)

会社が持つ自販機(約65万台と会社は説明)で売る事業。場所代と補充の人件費が重く、2025年に大きな減損を出した。

数量推定出荷量(万kl)価格1klあたりの名目の単価(万円)売上営業利益
今 2025/12 150 21 3,128 40
10 年後 中立 124 28 3,464 173

取り方:会社は2026年から自販機・手売り・フードサービスに報告を分ける。内訳は開示前なので、全社の売上8,938億円の35%を自販機と推定し、国内の約2,200万klのうちコカ・コーラ系が約22%(約480万kl)という推定のうち150万klを自販機に置いて、売上を数量で割り単価を出した。事業利益245億円の配分も推定(自販機は低採算)。価格は名目で物価並み(10年1.34倍・3年1.09倍)。数量は設置場所の見直しと人口減で中立10年0.83倍。

手売り(OTC)

スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどの店頭向け。ブランドの棚取りと物流が勝負。

数量推定出荷量(万kl)価格1klあたりの名目の単価(万円)売上営業利益
今 2025/12 270 17 4,469 170
10 年後 中立 265 22 5,877 353

取り方:全社の売上の50%を手売りと推定し、推定出荷量270万klで割って単価を出した(開示前の推定)。価格は名目で物価並み。数量は会社が年0.5〜1%増を掲げるが、国内は人口減で成長が乏しいため、中立は10年0.98倍とした。

フードサービス

飲食店・施設向けのカップ飲料・ボトル。外食の動きに連動し、景気の波を受けやすい。

数量推定出荷量(万kl)価格1klあたりの名目の単価(万円)売上営業利益
今 2025/12 60.0 22 1,341 40
10 年後 中立 63.0 30 1,887 123

取り方:全社の売上の15%をフードサービスと推定し、推定出荷量60万klで割って単価を出した(開示前の推定)。価格は名目で物価並み。数量は訪日客の増加と外食の回復で中立10年1.05倍。

リスクと懸念

自販機の運営改革が利益を生まないリスク

自販機は約65万台とされる大きな資産で、場所代と補充の人件費が毎年かかる。2025年に881億円の減損を出したことは、置きすぎた機械の価値を認めたということだ。設置場所の見直しが期待どおりに進まなければ、減損が再び出る可能性がある。

会社目標の利益率に届かないリスク

会社は2030年に事業利益800億円以上(利益率8%)を掲げるが、2025年の実績は245億円(2.7%)にとどまる。目標との間は3倍以上離れ、達成の保証はない。自己株買い1,500億円の目標も、この利益が前提になっている。

原液を握る本社と利害が逆になるリスク

原液はコカ・コーラ社が供給し、同社は議決権の約30%も持つ。ボトラーが原価の上昇を値上げで吸収したくても、原液の価格や販促の方針は本社の意向に左右される。少数株主の取り分が、本社の都合に影響される構図が続く。この点は、利益率の改善が計画どおり進むかを占う大事な目安になる。

国内の数量が減り続けるリスク

国内の清涼飲料は人口減の影響を受けつつ、健康志向のカテゴリーが総量を支える。ただ、2024年の値上げと主力商品の刷新の反動で数量が落ちたように、値上げのたびに消費者は安い商品へ動く。自社ブランドの台頭も、棚と価格の両方で圧力になる。数量が減る年は、固定費を抱えるボトラーの利益が大きく削られる。

物流費・人件費の上昇

運転手の不足と燃料費の上昇で、物流費は上がり続ける。会社は巨大な物流センターと地産地消で対抗するが、費用は物価以上に上がる年もある。値上げが追いつかなければ、利益率の改善が止まる。運ぶ費用は売上に対して大きく、少しの上昇でも利益率に響く。

環境規制と容器コスト

ペットボトルの再利用義務やラベル対応は、容器を大量に使うボトラーに直接かかる費用になる。再生素材の価格は高く、規制が強まるほど負担が増える。値上げで吸収するほど、自社ブランドへの数量流出も進む。この点は、利益率の改善が計画どおり進むかを占う大事な目安になる。

減損後の利益に一度だけの底上げが含まれる点

2025年の減損で帳簿の価値が下がり、減価償却が減るため、2026年以降の利益は一時的に増える。ただ、これは現金が増えたのではなく、費用の計上が減っただけだ。底上げが一巡した後に、本業の利益がどこまで伸びるかが本当の問いになる。

今後の分かれ目

自販機の事業利益率が2年続けて改善し、台数あたりの採算が見えたら
自販機の利益率の前提を楽観側に上げ、利益率が7%に届く筋書きの確率を厚くする。
事業利益の年間実績が500億円を超えたら
会社目標への道筋が見えたと評価し、やや楽観・楽観の筋書きに確率を移す。
2026年の通期事業利益が会社の予想を大きく下回ったら
減損後の底上げが一巡した後の本業の力が弱いと見て、やや悲観の筋書きに確率を移す。
自己株買いを本格的に始めたら
会社の利益見通しに自信があると評価し、還元の前提を上げる。ただし利益が伴っているかを確かめる。
コカ・コーラ社が持株比率の引き上げや買収を打ち出したら
本質価値は変わらないが、提示価格と事業の価値を比べて少数株主の取り分を評価する。
自販機で再び大きな減損が出たら
改革が不発と見て、悲観の確率を厚くし、倍率の前提を下げる。

見ておくもの

  • 事業利益の四半期の推移(自販機・手売り・フードサービス別の新しい開示)
  • 自販機の台数と、一台あたりの売上・利益
  • 配当の水準と、自己株買い1,500億円の目標に向けた実行の進み具合
  • 国内の販売数量と、自社ブランドとの価格差
  • コカ・コーラ社の持株比率と、原液価格・販促方針の変化

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業利益率が会社目標に届くかどうかを先に数量×価格で積み、その時点の ROE と k 9.25%(基本 7.5% に quality +0.75%)から利益ベースの正当化 PER を出し、上限の 8〜9 割(楽観は 8 割、やや楽観・中立は 9 割。ROE が k 以下の筋書きの PER は 1÷k が下限)に置いた。今の PER は赤字で測れず、今の時価総額から逆算していない。中立は ROE が k とほぼ同じで、PER の上限は 1÷k。結果は割高側だが、会社目標(利益率 8%)をそのまま楽観に置くのでなく、実績から遠いので確率を薄くした。自己資本は、2025 年の純損失 -508 が現金を伴わない減損なので、流れの起点にはならした純利益 200 億円(net_start_oku)を使って積み上げた。10 年の数字は、IFRS の会社でリースはすでに BS に載っているので、今と同じ形のまま。純現金ではなく純負債(376 億円)の会社で余った現金は無い。 同じ領域の北海道コカ・コーラと quality の4項目をそろえた(2026-10-19 見直し)。悲観は過去の谷の PBR でなく、売れる資産の床で置いた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 9.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality を足して決める(β・規模は使わない)。quality の内訳と理由は quality_why に書いた。事業が傾いているわけではないので上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 9.25%。

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割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD 25年12月期第2四半期 減損881億円(日本食糧新聞)
  2. コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD(2579)事業の概要・Vision 2030(期待資本)
  3. コカ・コーラボトラーズジャパンHD 新中期経営計画「Vision 2030」(物流専門紙)
  4. 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信(JPX)
  5. コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD 半期報告書(EDINET)
  6. コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD 2025年12月期 決算短信(JPX)

分析日 2026-10-16