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森永乳業 2264

ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)985 円3,180 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,040 円3,357 億円差 −5.3%
10 年後から見ると 適正 価値 985 円3,180 億円 · 差 −5.3% · 期待の年率 +5.7%
期待の年率リターン(10 年)+5.7%資本コスト比 −1.6 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

森永乳業は、牛乳・ヨーグルト・アイスを売る国内大手の乳業で、売上の約1割を海外の素材事業が占める。筆者の結論は「やや割高」だ。10年先を見ても、利益が今の値段に見合うほど伸びにくいからである。

稼ぎの大半は国内の食品で、利益率は5%に届かない。牛乳そのものは人口減で細り、生乳の調達にも制約がある。ここを値上げと高付加価値品で守る戦いが続く。

一方、海外は様子が違う。ビフィズス菌を粉にした「菌体」を育児用ミルクやサプリの会社に売る事業と、ドイツの乳素材会社MILEIが、全社の営業利益の3分の1を稼ぐまでになった。会社は2029年3月期に営業利益440億円を目標に置く。筆者は、この目標の達成を中立とはせず、少し手前で止まると見る。

安全域の面でも物足りない。自己資本比率は5割あるが、純負債は残っており、現金が余っているわけではない。事業は10年後も残る。だが、堀、つまり他社がまねできない強みは、ビヒダスのブランドと菌体の技術にとどまる。値段が先に回復を織り込んでいる分が、割高の主因だ。

分かれ目は二つある。国内で値上げを通し続けられるか。海外の新しい拠点が、過去の減損のような失敗を繰り返さずに育つか。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、「わかる事業だが、安く買えない会社」だ。

牛乳もヨーグルトも、10年先に消えない。需要の予測はしやすい。その点は評価できる。ただし、予測しやすいことと、よく儲かることは別の話である。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、国内では乏しい。工場の更新と物流の費用に、稼ぎの多くが回る。海外の菌体やMILEIは稼ぎが厚いが、規模はまだ小さい。

経営者への評価は慎重だ。採算を重く見る方針は良い。ただ、海外の減損が約200億円出たことは、資本配分の腕を証明し切れていない事実として残る。

安全域は薄い。値段に回復が先に織り込まれ、10年の中立でも今の値段を割り込む。悲観の筋書きでは、国内の薄い利益が崩れ、海外の新拠点も育たない。そのとき株主が頼れるのは、工場などの簿価の半分程度だと筆者は見る。

結論として、この会社は「持ち続けたい」と言えるほど強くない。値段が今より2〜3割下がれば、見方が変わる。

何で稼ぐ会社か

事業は、国内の乳業と、海外の素材・育児用ミルクの二本立てである。

国内は売上の約85%。牛乳、ヨーグルト「ビヒダス」、アイス、コーヒー飲料「マウントレーニア」、チーズ、業務用の乳製品、介護・医療向けの栄養食(クリニコ)を持つ。会社はこれを「成長領域(ヨーグルト・アイス)」「中核領域」「乳業基盤領域」に分け、成長領域に資源を寄せている。成長領域の利益率は1割を超えるが、牛乳やチーズなどの基幹分野は4%程度にとどまる。

海外は、売上は小さいが利益率が高い。ドイツのMILEIは、ホエイ(乳清)やラクトースなどの乳素材を作って売る。ビフィズス菌の「菌体」は、世界の育児用ミルクやサプリの会社に素材として売る。自社ブランドの育児用ミルクはパキスタンやベトナムなどで伸ばしている。米国の植物性食品の会社PBFは、再建中の位置づけである。

売上の大きさに比べ、利益の源は偏っている。国内の大きな売上が薄い利益を生み、海外の小さな売上が厚い利益を生む構図だ。この比率が10年でどこまで変わるかが、筆者の見立ての中心になる。

優良さと弱いところ

優良さは「中の上」と筆者は見る。ブランドと素材の技術は本物だが、利益率の低さと資本効率の弱さが、一流の事業という評価を許さない。

強みの一つ目は、ビフィズス菌だ。森永乳業は菌の研究で長い蓄積を持ち、BB536などの菌株を世界の食品会社に素材として売っている。ビフィズス菌の価値を消費者に伝える「ビヒダス」のブランドと、素材の販売が同じ技術から生まれる点は、他社が簡単にはまねできない。

二つ目は、国内の寡占に近い市場にいることだ。明治、雪印メグミルクと並ぶ大手三社の一角で、小売店の棚と低温の物流網を持つ。新規参入は難しい。

弱みは、その市場が縮むことと、値段の決め方にある。生乳の値段は酪農家と乳業の交渉で決まり、乳業は原料の値上がりを製品の値上げで取り返す立場だ。値上げは小売の力に押されやすく、プライベートブランドとも競う。国内食品の利益率が5%を超えにくいのは、この構造のためである。

資本の使い方にも注文がある。2025年3月期に、パキスタン・米国・ベトナムの子会社で約200億円の減損を出した。海外への投資が全部当たるわけではない。

それでも、利益率は10年前の1%台から6%まで上がった。経営が採算を重く見る方向に動いているのは確かで、筆者はこの点を評価する。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の乳製品市場は、量が細る成熟市場である。牛乳の数量は年に1〜2%減り続け、学校給食の対象人口の減少と酪農家の廃業が重なる。業種全体では、10年で国内の生乳需要は1割ほど縮むと見る。

売上を守る手段は二つしかない。値上げと、付加価値の高い品への組み替えだ。森永乳業は、チーズ・ヨーグルト・アイス・コーヒー飲料に軸足を寄せ、会社方針では「メリハリ」と呼ぶ。2025年3月期は、値上げの効果が約90億円あった一方、原料価格とオペレーションの費用が約110億円の重しになり、数量の効果もマイナスだった。値上げが利益を支える構図が、この数字によく出ている。

競争の形は、明治・雪印メグミルクとの国内三強に、プライベートブランドが加わる。ヨーグルトはビフィズス菌の機能を前面に出す競争で、明治の「ブルガリアヨーグルト」が強く、ビヒダスはそれを追う立場だ。節約志向が強まると、売り場は安い品に流れやすい。

海外は、事情が異なる。育児用ミルクは、アジアで出生数が多く所得も上がる国を中心に、世界でまだ伸びている。ホエイの国際価格は2026年に入って上がり、MILEIの利益を押し上げている。これは市況の山でもあり、永く続く前提には置かない。

10年を見れば、国内は数量が1割弱減り、価格は物価並みに上がる。海外は数量が6割ほど増える。この組み合わせで、全社の売上は年に3%強、営業利益は年に4%ほど伸びるというのが、中立の姿だ。

資本政策と M&A

資本の使い方は、悪くないが、強いとも言えない。

還元は、配当性向40%を目標に置き、2026年3月期には自社株買いの枠として100億円を予定した。2026年7月には1株を4株に分ける株式分割も実施した。

資産の入れ替えも進めている。2024年3月期に東京工場の跡地を売却して大きな利益を得た。2025年3月期には保有していた株式の売却益も出した。ためこんだ資産を現金に変えて、成長領域に回す方向だ。

M&Aは、これまでに好不調が混じる。ドイツのMILEIは利益の柱に育ったが、パキスタン・米国・ベトナムでは減損を出した。海外で買って育てる力は、まだ証明の途中である。

買収される側になる可能性は、筆者は低いと見る。生乳の調達網と国内の工場網は、他社が一括で買い取っても使いにくいからだ。むしろ、国内の再編(工場の統合や他社との協業)に自社が動く場面のほうが現実的である。

株主優待は、200株以上で1.5千円相当、1,000株以上で6千円相当の自社商品(寄付も選択可)。会社は優待の費用を開示していないため、200株以上の約1.5万人(自社商品の原価と送料)から年3億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国内では、ビヒダスのビフィズス菌ブランドが、節約志向の中でも指名買いされる。ヨーグルトとアイスの成長領域で、数量を落とさず高付加価値品へ組み替えが進む。牛乳の縮小は、チーズとコーヒー飲料で補える。値上げは原料高を超えて通り、国内の利益率が6%近くまで上がる。

海外は、さらに強い。菌体は、アジアの出生数と所得の伸びに乗って、育児用ミルクとサプリの両方で二桁の増収が10年続く。中国の育児用ミルク向けの出荷も始まり、市場が一段広がる。MILEIは、世界のタンパク質需要でホエイが高値を保ち、利益の柱になり続ける。パキスタンの育児用ミルクは現地製造で育ち、赤字拠点の再建も実る。

経営の面でも、採算を重く見る方針が定着し、会社が掲げる営業利益440億円の目標を大きく上回る。利益率の高い海外の比率が上がり、全社の資本効率が上がる。

この姿が実現すれば、会社は「国内の薄利の乳業」から「素材と機能性で稼ぐ会社」に変わる。倍率も、その変化に見合う水準に上がる。

慎重な見方

国内の利益率が、構造的に上がらない。生乳の生産基盤が縮み、原料の調達費は構造的に高止まりする。値上げのたびに、小売が仕入れ値の交渉で押し返し、プライベートブランドに棚を奪われる。節約志向が続けば、ビヒダスのような機能性ヨーグルトも売れ行きが鈍る。実際、2025年3月期のヨーグルトは増収でも、新商品の販売が足りず利益への貢献が限られた。

海外の利益も、見かけほど堅くない。MILEIの好調は、ホエイの国際価格が高い時期の追い風にすぎず、市況が戻れば利益は元に落ちる。菌体は、中国の素材メーカーが追い上げれば値段が崩れる。パキスタン・ベトナム・米国では、2025年3月期に約200億円の減損を出した。この失敗が、まだ終わっていない可能性がある。

さらに、会社の数値目標への信頼も揺らぐ。営業利益440億円の目標は、国内で値上げが通ることと、海外で新拠点が育つことの両方が前提だ。片方でも崩れれば、利益は目標に届かない。

稼ぎが伸びない会社に、10年で成長の倍率を付ける理由はない。株価は、利益が伸びる姿を先に織り込んでおり、その分が割高だ。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。国内の利益率の低さは、10年の構造の問題で、値上げ以外に手段が見当たらない。強気の見方が頼る海外は、まだ利益の3分の1で、国内の重しを帳消しにするには足りない。

ただし、全面的に悲観するほどではない。ビフィズス菌という技術の核があり、赤字拠点の再建も一部で進んでいる。このため、確率は中立に最も厚く置き、悲観側にやや寄せた。悲観の確率は、大きな減損の前例があることから、同業と同じ水準を確保した。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,368 円4,416 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 434 円1,401 億円)。 今の値に割り戻すと 985 円3,180 億円、今との差 −5.3%、 期待の年率 +5.7%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 2,494 円8,052 億円 598 円1,930 億円 +197.3% +11.5% 309 円998 億円
やや楽観 22% 1,972 円6,365 億円 536 円1,730 億円 +141.1% +9.2% 552 円1,781 億円
中立 34% 1,539 円4,967 億円 458 円1,480 億円 +92.1% +6.7% 679 円2,192 億円
やや悲観 20% 686 円2,215 億円 348 円1,123 億円 −0.6% −0.1% 207 円668 億円
悲観 14% 173 円558 億円 222 円715 億円 −62.1% −9.2% 55 円178 億円
加重平均100% 1,368 円4,416 億円434 円1,401 億円 +73.3% +5.7% 1,802 円5,817 億円

今の株価時価総額 1,040 円3,357 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 10% 菌体と海外が国内の重さを上回る 利益 488 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 2,494 円8,052 億円

ビヒダスの指名買いが続き、国内の利益率は6%近くまで上がる。海外は、菌体が育児用ミルクとサプリの両方で二桁の増収を保ち、中国向けも広がる。MILEIはホエイの高値で稼ぎ続け、パキスタンも現地製造で育つ。

会社が掲げる営業利益440億円の目標は、早い段階で超える。利益の厚い海外の比率が上がり、全社の資本効率も上がる。国内の薄利の乳業が、素材と機能性で稼ぐ会社に変わる姿である。

配当性向は4割を超え、自社株買いも続く。この筋書きは、海外の拠点が過去の減損のような失敗を繰り返さないことが前提になる。

筆者がこの筋書きで重く見るのは、国内の利益率の上がり方である。値上げだけでなく、アイスや飲料の工場の効率化が進み、固定費が薄まる前提が要る。そこまで進めば、国内でも利益が伸びる会社になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内事業(乳製品・アイス・飲料・栄養食):数量 163(推定出荷量(万トン、牛乳換算の目安))× 価格 43(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 6,951 億円・営業利益 403 億円。高付加価値品で数量を守る
  • 海外事業(菌体・乳素材・育児用ミルク):数量 26.4(推定出荷量(万トン、製品の混合))× 価格 86(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 2,270 億円・営業利益 340 億円。菌体・育児用ミルクが二桁増

倍率:事業の純利益 488 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍。全体の PER 16.5 倍、時価総額 8,052 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の値上げが原料高を超えて通り、海外の菌体・乳素材も10年伸び続ける組み合わせは、実現の条件が重いため低めの確率にした。

やや楽観 22% 会社計画に近い形で海外が伸びる 利益 408 億円 · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 1,972 円6,365 億円

国内は数量が1%ほど減るが、値上げとミックスの改善で利益率は5%台に乗る。ヨーグルトとアイスの成長領域が、牛乳の縮小を補う。

海外は、菌体と育児用ミルクが伸び、売上は今の2.5倍に近づく。MILEIは市況の山が引いても、一定の稼ぎを保つ。

会社の計画にほぼ沿って進み、営業利益は10年で1.8倍になる。それでも国内の重さは残り、全社の利益率は6%台にとどまる。

この筋書きで前提になるのは、会社の計画が大きく外れないことである。国内の成長領域が伸び、海外が計画どおりに増益を続ける。大きな失敗がなければ、10年でこの水準に届く。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内事業(乳製品・アイス・飲料・栄養食):数量 158(推定出荷量(万トン、牛乳換算の目安))× 価格 42(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 6,608 億円・営業利益 350 億円。高付加価値品が縮小を補う
  • 海外事業(菌体・乳素材・育児用ミルク):数量 22.2(推定出荷量(万トン、製品の混合))× 価格 86(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 1,909 億円・営業利益 277 億円。菌体が伸び乳素材も堅調

倍率:事業の純利益 408 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.3% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.6 倍。全体の PER 15.6 倍、時価総額 6,365 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期計画(2029年3月期に営業利益440億円)に近い道筋が10年続く姿として、中立よりやや薄い確率を置いた。

中立 34% 国内は横ばい、海外が少しずつ伸びる 利益 340 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 1,539 円4,967 億円

国内は、数量が10年で5%減る。値上げはおおむね物価並みで、原料高の転嫁は時間差で通る。利益率は5%を割る水準にとどまる。

海外は、数量が6割増える。菌体は二桁の伸びが続き、育児用ミルクも広がるが、MILEIはホエイの高値が戻り、利益は平らになる。パキスタン・ベトナムは、赤字から抜けるが大きくは稼がない。

全社の営業利益は10年で5割ほど増え、会社計画(2029年3月期に440億円)には、少し遅れて追いつく。この間に配当と自社株買いを続け、自己資本は薄く積み上がる。ROEは8%台にとどまる。

筆者は、会社の計画が少し遅れる姿を最も現実的と見る。国内の値上げは通るが、原料と人件費の上昇もあり、利益率は大きく上がらない。海外の伸びが国内の重さを少しずつ薄めていく。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内事業(乳製品・アイス・飲料・栄養食):数量 152(推定出荷量(万トン、牛乳換算の目安))× 価格 41(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 6,294 億円・営業利益 302 億円。成熟・値上げで維持
  • 海外事業(菌体・乳素材・育児用ミルク):数量 19.2(推定出荷量(万トン、製品の混合))× 価格 86(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 1,651 億円・営業利益 223 億円。菌体伸長・市況は平準化

倍率:事業の純利益 340 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.61 倍、時価総額 4,967 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の成熟と海外の緩やかな伸びという、今の構造を10年延ばした姿で、最も厚い確率にした。会社計画には少し届かないとみる。

やや悲観 20% 国内の利益率が崩れ、海外も伸び悩む 利益 200 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 686 円2,215 億円

国内は、数量が1割以上減り、値上げは物価に届かない。小売とプライベートブランドの圧力で、利益率は3%台まで下がる。

海外は、MILEIの市況が戻り、菌体にも中国勢の競争が及ぶ。パキスタンなどの再建も遅れ、売上の伸びは1.6倍にとどまる。

営業利益は今の水準から伸びず、ROEは5%台に沈む。配当は維持できるが、自社株買いは細る。

原因は国内の構造にある。生乳の調達費の上昇に加え、物流と人件費の上昇が続き、値上げで取り返せない。会社が掲げる成長領域も、価格競争に巻き込まれて利益率が下がる。ただし事業の土台は崩れず、赤字には落ちない。優良とは言えないが、普通の食品会社として残る姿である。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.8=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内事業(乳製品・アイス・飲料・栄養食):数量 141(推定出荷量(万トン、牛乳換算の目安))× 価格 40(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 5,656 億円・営業利益 187 億円。数量減と値上げ不足
  • 海外事業(菌体・乳素材・育児用ミルク):数量 15.6(推定出荷量(万トン、製品の混合))× 価格 80(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 1,251 億円・営業利益 138 億円。競争と市況で利益率低下

倍率:ROE 5.2% が k 7.25% 以下なので PER の上限は 1÷k=13.3 倍(ためた利益は額面未満の価値)。稼ぐ力の約 8 割(10.5 倍)。国内の薄利が続く構造的な負けの筋書きで、7 割へ引き上げない。

確率:生乳の調達費の上昇が値上げで取り返せない、国内の成熟市場に特有の筋書きで、相応の確率を置いた。

悲観 14% 国内も海外も優良さを失う 利益 60 億円 · PER 9.3 倍 · 株価時価総額 173 円558 億円

国内は、生乳の調達費が高止まりし、小売の値引き要求が強まって、利益率は2%を割る。数量は2割減る。

海外は、ホエイの市況が崩れ、菌体は中国の素材メーカーに値段を下げさせられる。パキスタン・ベトナム・米国の拠点は再び減損を出し、自己資本が減る。

赤字に近い利益が続き、配当は純利益の範囲を超えて続けられない。事業は残るが、もう優良な食品会社ではなく、設備の価値で評価される。

この筋書きの利益率は、国内の食品としてはほとんど稼がない水準である。それでも工場と販売網は残り、買い手がつく。だから価値はゼロにはならず、設備の価値が床になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内事業(乳製品・アイス・飲料・栄養食):数量 128(推定出荷量(万トン、牛乳換算の目安))× 価格 39(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 4,944 億円・営業利益 89 億円。生乳高止まりと値下げ圧力
  • 海外事業(菌体・乳素材・育児用ミルク):数量 12.0(推定出荷量(万トン、製品の混合))× 価格 71(1トンあたりの売上(万円、名目))→ 売上 847 億円・営業利益 42 億円。再び減損・市況悪化

倍率:ROE 2.8%で k 7.25%を大きく下回り、ためた利益は額面未満の価値。稼ぐ力(純利益 60 億円÷k ≒ 800 億円)の約 7 割(9.3 倍)に置いた。売れる資産は、保有株の税後約 160 億円と土地の簿価 522 億円(工場用地で売りにくい)を足しても純負債 912 億円に届かないので、資産の床は立てない。

確率:2025年3月期に約200億円の減損を出した前例があり、国内の構造負けと海外の失敗が重なる筋書きの確率は、同領域の明治HDと同程度の厚みに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内事業(乳製品・アイス・飲料・栄養食)

牛乳・ヨーグルト「ビヒダス」・アイス・マウントレーニア・チーズ・業務用乳製品・クリニコ。国内の乳業大手三社の一角。

数量推定出荷量(万トン、牛乳換算の目安)価格1トンあたりの売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 160 31 4,944 235
10 年後 中立 152 41 6,294 302

取り方:2026年3月期の売上5,714億円から、海外事業(会社計画で約730億円、実績は上振れと見て770億円)を引いた4,944億円を国内とした。営業利益は、全社345億円から海外の推定120億円と本社費等の調整△10億円を引き、235億円(利益率4.75%)。出荷量160万トンは公表が無いため生乳換算の推定で、単価はその割り算。価格は名目で物価並み(10年1.34倍)。数量は国内の縮小で中立10年0.95倍。

海外事業(菌体・乳素材・育児用ミルク)

ビフィズス菌素材(菌体)、ドイツMILEIの乳素材、パキスタン・ベトナムの育児用ミルク、米国PBF。利益率が高く、全社の営業利益の約3分の1。

数量推定出荷量(万トン、製品の混合)価格1トンあたりの売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 12.0 64 770 120
10 年後 中立 19.2 86 1,651 223

取り方:2026年3月期の海外事業は会社計画で売上726億円・営業利益113億円。実績が過去最高と報じられたため、売上770億円・利益120億円(利益率約15.6%)とみた推定。出荷量12万トンは素材と最終品の混合で、公表が無いため売上から逆算した推定値。価格は名目で物価並み(10年1.34倍)。数量は菌体・育児用ミルクの伸びで中立10年1.6倍。市場の大きさ:育児用ミルクと菌体の世界市場は成長が続くが、MILEIのホエイは市況の山を含むため、10年は平準化して置いた。

リスクと懸念

国内の値上げが通らなくなる

国内食品の利益率は5%を割る水準で、原料と物流費の上昇を値上げで取り返す余地が小さい。小売の仕入れ交渉とプライベートブランドの攻勢で、値上げが止まれば利益はすぐ削られる。節約志向が長く続く場合の、最大の下振れ要因である。

生乳の調達基盤が縮む

酪農家の廃業で生乳の生産量が減り、乳業は調達の費用が構造的に上がる。需給の逼迫で、数量を抑えざるを得ない局面もすでに出ている。国内乳業の共通の弱点で、森永乳業だけが避けることはできない。

海外拠点の再度の失敗

2025年3月期にパキスタン・米国・ベトナムの子会社で約200億円の減損を出した。パキスタンは育児用ミルクが拡大に転じ、米国は黒字になったが、再発の芽は消えていない。海外の利益を頼りにする筋書きでは、この失敗の再発が最大の傷になる。

ホエイ市況と菌体の競争

MILEIの好調は、世界のホエイ価格の上昇の追い風を含む。市況が戻れば、海外利益の一部が剥げ落ちる。菌体も、中国など新興の素材メーカーが追い上げれば、値段が下がる可能性がある。

会社計画の未達

中期計画は、2029年3月期に営業利益440億円・ROE10%を掲げる。国内の値上げと海外の拡大の両方が前提で、片方が崩れれば未達になる。計画を前提にした値段は、その時に調整を迫られる。

ヨーグルトの販売の弱さ

2025年3月期は、ビヒダスが増収でも、新商品と機能性ヨーグルトの販売が足りず、利益への貢献が限られた。機能性を売りにする戦略が、消費者の節約志向とぶつかる可能性がある。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が会社予想の350億円を上回り、海外が計画を超えたら
海外の利益比率が上がる速さが想定以上で、筋書きを楽観側に寄せて見直す。
国内の値上げが2期続けて通らず、国内の営業利益率が4%を割ったら
国内の薄利の構造が深まっており、やや悲観の確率を厚くする。
MILEIのホエイ市況が反落し、海外の営業利益が大きく減ったら
海外の稼ぎの一部が市況の山だったことになり、中立の海外の利益率を下げて見直す。
パキスタン・ベトナム・米国で再び減損が出たら
海外投資の資本配分に問題があるとみて、悲観の確率を厚くする。
業界で工場の統合や再編(他社との協業)が進んだら
国内の固定費が下がり、国内の利益率が5%台に届く可能性が出るため、やや楽観を厚くする。

見ておくもの

  • 国内食品・海外事業それぞれの営業利益率の推移
  • 菌体の増収率(育児用ミルク・サプリ向け)と中国向け出荷の拡大
  • MILEIのホエイ市況と営業利益
  • 会社の営業利益目標(2029年3月期に440億円)への進み具合
  • パキスタン・ベトナム・米国の黒字化
  • 自社株買いと配当性向(目標40%)の実行

倍率と資本コストの決め方

倍率は、式(正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g))と、中立の ROE 約 8% が k をわずかに超える事業の経済性だけで置いた。ROE が k を超えるため、PER の下限 1÷k(13.3 倍)に床が決まり、結果として式の上限の 9 割台半ばになった。今の株価・PER・PBR、同業の倍率は倍率の根拠に使っていない。営業利益は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)で置いたため、新リース会計基準で形が変わる影響は織り込んでいない。価値は、今の株価が倍でも半分でも変わらない。結果が「やや割高」になったのは、2027 年 3 月期の利益が横ばいの会社予想で、10 年の伸びが年 4% ほどにとどまるためである。 悲観は、純負債 912 億円が売れる資産(保有株の税後 約 160 億円・土地の簿価 522 億円)を上回るので資産の床を立てず、稼ぐ力の約 7 割に置いた(前は自己資本の半分を床にしていたが、根拠が弱いので直した)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.5→16.5 倍・やや楽観 PER 13.9→15.6 倍・中立 PER 13.3→14.61 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality(合計 0)を足した。事業は傾いておらず上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.25%。

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割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 森永乳業 2025年3月期決算・中期経営計画2025-28 説明会資料
  2. 森永乳業・2026年3月期通期(業績・海外事業・株式分割)

分析日 2026-10-18