株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

柿安本店 2294

松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,755 円168 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,540 円243 億円差 −30.9%
10 年後から見ると 割高 価値 1,755 円168 億円 · 差 −30.9% · 期待の年率 +2.4%
期待の年率リターン(10 年)+2.4%資本コスト比 −5.1 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

柿安本店は、松阪牛を核とする精肉店、百貨店の惣菜、駅ビルの和菓子、料亭を営む三重県の食品会社だ。売上は約360億円で、自己資本比率は約8割。借金はなく、現預金が81億円ある。

筆者の結論は「割高」だ。会社は堅い。だが、儲けの源が細っている。営業利益は2023年4月期の35億円から、2026年4月期は14億円まで落ちた。店は退店が出店を上回り、売上は4期連続で減ったか横ばいだ。

今の時価総額は236億円。そのうち現金が約3分の1を占めるので、事業そのものには160億円ほどの値がついている。営業利益の11倍で、筆者には高い。事業の価値は、10年後の中立でも営業利益20億円強、純利益15億円弱にとどまる。

配当は5年据え置きで、金額は純利益のほぼ全額に当たる。利益が減れば現金を削る形で、無理のない還元とは言いにくい。筆者が見るのは、原材料高を値上げに写せるか、退店の整理が利益の底打ちにつながるか、の二つだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「安心感はあるが、儲けが細る商売」だ。

オーナー利益、つまり再投資を引いて株主に残る利益は、現状で年8億円前後。営業利益14億円のうち、税と店の維持に消える。ブランドは本物だが、売上が減る中で費用は物価とともに増え、利益が細った。

堀は、松阪牛と百貨店のブランド力と、枝肉からの一貫体制だ。10年後も柿安の名は残るが、売り場である百貨店と駅ビルの来店は人口とともに細る。堀は狭く、広がりにくい。

資本の使い方は、保守的だ。借金はなく、利益のほぼ全額を配当で戻す。それ自体は誠実だが、ROEが資本コストを下回るなら、現金を寝かせるより、効率の高い事業へ回すか、自社株買いで戻すほうが良い。

安全域は、現金を除くと薄い。割り引いた価値は、今の時価総額を4割近く下回る。筆者が見たいのは、退店の整理が終わった後の利益の底値と、現金の戻し方に変化があるかだ。

何で稼ぐ会社か

売上360億円(2026年4月期)の内訳は、精肉事業が136億円、惣菜事業が128億円、和菓子事業が69億円、食品事業が15億円、レストラン事業が13億円。連結の従業員は約850人。

精肉事業は、松阪牛と自社ブランドの「三重 柿安牛」を核に、百貨店などの精肉売り場、通販、法人向けの卸で売る。枝肉の加工を社内で一貫して行う。セグメント利益は10億円で、最大の稼ぎ頭だ。

惣菜事業は、百貨店の洋惣菜「柿安ダイニング」、中華惣菜「柿安上海DELI」、牛めしの「柿安 牛めし」を展開する。和菓子事業は、駅ビルやショッピングセンターの「口福堂」で、おはぎやどら焼を売る。レストラン事業は「料亭 柿安」などを運営し、赤字が続く。

店は約330。2026年4月期は、15店を閉じて3店を開けた。出店先は百貨店とショッピングセンターが中心で、家賃は売上に連動する部分が大きい。ただ、固定家賃の約束は開示から確かめられなかった。

全社費用が大きいのも特徴だ。セグメント利益の合計24億円に対し、連結の営業利益は14億円。差の約10億円は、本社の費用だ。売上に対して2.7%を占める。

優良さと弱いところ

堀は、ブランドにあるが、規模では弱い。

最大の資産は「柿安」と「松阪牛」の名前だ。百貨店の精肉と惣菜では、贈答や自家用の高級品として指名で買われる。枝肉から加工まで社内で行う体制は、品質の管理と利益に効く。2023年4月期には、精肉と惣菜で合わせて28億円のセグメント利益を稼いだ。

弱さは三つある。一つは、利益率の低下だ。精肉の利益率は、2023年4月期の10%から2026年4月期は7.5%に下がった。惣菜は10%から7%に落ちた。原材料高を値上げで写し切れていない。二つ目は、全社費用の重さ。売上の2.7%で、競合の規模の利益で割ると重い。三つ目は、店の質だ。2026年4月期は15店を閉じた。不採算の整理は進むが、新業態の複合型店舗はまだ収益体制が固まっていない。

資本は厚い。自己資本は155億円、うち現預金が81億円。ROEは5%前後で、資本コストを下回る。社長の赤塚保正氏が、赤塚一族の流れを受けて経営を率いる。大株主には信託口と百五銀行が並び、取引先と社員の持株会も上位にいる。

筆者は、この会社の堅さを評価する。ただし堅さは利益の高さを意味しない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

惣菜市場は、成長を続けている。日本惣菜協会によると、2025年の市場規模は11.7兆円で、前年比3.7%増だった。ただし値上げによる増加が大きい。販路はコンビニが31%、食料品スーパーが30%を占める。百貨店は小さな販路で、そこに強みを置く柿安は、市場の成長を取り込みにくい。

精肉は、和牛を中心とした高級品が主力だ。物価が上がっても、贈答や特別な日の需要は底堅い。ただ牛肉の仕入れ値が上がる局面では、売値に写すのが遅れる。柿安の中間決算の説明も、原材料高が営業利益を2億円ほど押し下げたとした。

和菓子は、駅ビルやショッピングセンターでの需要が、人の流れに左右される。レストランは、料亭と上海料理の2本立てだが、客数の回復は鈍く、赤字から抜けられない。

競合は多い。百貨店の惣菜では、ロック・フィールドなどが洋惣菜で競う。コンビニやスーパーの惣菜は、価格の面で圧力になる。人手不足と家賃の上昇は、店舗型の業態すべてに効く。

追い風もある。訪日客の百貨店での消費、中食の定着、通販の拡大は、柿安にとって取りこぼせない。会社は、コンビニでの「柿安監修おむすび」の発売、銀座の料亭の改装、ECの強化、外販の拡大を掲げた。筆者は、これらが10年で利益を大きく変える規模にはならないと見る。

資本政策と M&A

還元は手厚いが、柔軟性に欠ける。配当は年1回の期末のみで、2021年度から据え置きが続く。2026年4月期の純利益のほぼ全額に当たる。自社株買いの実績は確認できなかった。

純利益より多く配ると現金が減る。ただし、現預金は10年で増えた。会社は利益のほぼ全部を配りつつ、現金は積み上げてきた。余った現金を株主に戻す実績はある、と筆者は見る。

株主優待は、4月末の100株以上にレストラン・惣菜・和菓子の店で使える利用券を贈る。1,000株以上には、1万円相当のグルメ券を選べる。株主数は約1.4万人で、対象は多いが、費用は年0.2億円前後と見積もる。10年の差は1ポイントに届かず、還元の額には足していない。

M&Aは、会社の「8つの戦略」に入っている。ただ、過去に大きな買収はない。新業態、海外、外販の拡大に資金を回す方針で、規模は小さいはずだ。

現金が厚いので、買収よりも自社株買いや増配が、株主には素直な使い道だ。筆者は、そこが動くかが、この会社の評価を変える最大の材料だと見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

利益の底は近い。2026年4月期は、15店の退店と原材料高が重なった年で、出血はこの辺りで止まる。精肉の利益は31%増え、すでに底打ちの兆しが出ている。惣菜の落ち込みは上期に集中した。

ブランドの力は残っている。松阪牛と「柿安」の名は、百貨店と通販の贈答で価格決定力を持つ。訪日客の需要と、コンビニでのおむすび、銀座の料亭の改装が、新しい売上を生む。

財務は鉄壁だ。自己資本比率は約8割で、現預金は81億円。景気後退でも耐えられるし、現金は株主に戻せる。大株主の構成は分散していて、資本効率の改善を求める圧力が高まっている。

2023年4月期の営業利益35億円は、人流の回復と値上げの効果が重なった実績だ。物価が3%で上がる世界では、価格転嫁の力のあるブランド会社が、利益を取り戻す。10年かけて営業利益率が5%台に戻れば、利益は今の1.5倍になる。

新しい販路も開く。コンビニの「柿安監修おむすび」は、百貨店に来ない客に柿安の名前を届ける入口になる。銀座の料亭の改装は、法人の接待需要と訪日客を狙う。ECと外販は、店舗の家賃も人手も要らない売上だ。これらが育てば、店の数が減っても売上は落ちず、利益率は店舗の整理とともに上がる。

慎重な見方

売上が4年連続で縮み、利益は半分に減った。店は減り続け、不採算店の整理は終わっていない。原材料高は、牛肉でも野菜でも続く。値上げで消費者が離れると、数量が落ちる。

全社費用が売上の2.7%と重く、売上が減るほど利益率を押し下げる。セグメント利益の合計24億円に対し、営業利益は14億円。人件費が上がれば、残りはさらに薄くなる。

販路が悪い。主力の百貨店は構造的に縮み、駅ビルやショッピングセンターは競合が多い。惣菜市場は11.7兆円と大きいが、伸びているのはコンビニとスーパーで、柿安の主戦場ではない。

資本政策も不安だ。配当は純利益の全額で、利益がさらに落ちれば減配か現金の取り崩しになる。ROEは5%前後で資本コストを下回り、現金を溜め込む構造は、株主にとって効率が悪い。第1四半期の営業利益は0.65億円と、前年同期から7割減った。回復の気配は薄い。

新しい販路も当てにできない。コンビニのおむすびは、競争が激しく利益率が低い。ECと外販は、ブランドの知名度に頼るが、広告費と物流費が先に出る。銀座の料亭の改装も、赤字のレストラン事業に資金を足すことになる。店を減らしながら新規に投資する構図は、利益をさらに圧迫する。

どちらに重みを置いたか

ブランドと財務の堅さは強気の言うとおりだ。しかし、売上と利益の減少が続くという指摘も重い。中立は営業利益率4.6%まで戻すと置いたが、過去の5〜6%台には届かない。ROEは10%近くと資本コストを上回るが、倍率は式から出る上限の約9割に置いた。確率は中立を最大にしつつ、やや悲観に27%、悲観に8%を置き、悲観側へわずかに寄せた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/04 期)

確率で加重した株価時価総額 2,300 円220 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 918 円88 億円)。 今の値に割り戻すと 1,755 円168 億円、今との差 −30.9%、 期待の年率 +2.4%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,391 円421 億円 1,169 円112 億円 +118.9% +8.1% 445 円43 億円
やや楽観 20% 3,399 円326 億円 1,044 円100 億円 +74.9% +5.7% 888 円85 億円
中立 37% 2,634 円252 億円 939 円90 億円 +40.7% +3.5% 1,322 円127 億円
やや悲観 28% 990 円95 億円 814 円78 億円 −29.0% −3.4% 505 円48 億円
悲観 7% 237 円23 億円 574 円55 億円 −68.1% −10.8% 57 円5 億円
加重平均100% 2,300 円220 億円918 円88 億円 +26.7% +2.4% 3,217 円308 億円

今の株価時価総額 2,540 円243 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% ブランドの価格力が戻り、利益率が5%台後半へ 利益 22 億円 · PER 17.8 倍 · 株価時価総額 4,391 円421 億円

値上げが原材料高に先行し、松阪牛と「柿安」のブランドが価格を取る。精肉と惣菜の営業利益率は9.5%まで戻り、和菓子も8%に上がる。訪日客の需要と贈答が下支えし、数量は横ばいを保つ。

新業態は育つ。コンビニでの「柿安監修おむすび」と、ECと外販の拡大が売上を支え、食品事業の数量は3割増える。銀座の料亭は、改装を経て収益化する。退店の整理が終わり、全社費用も売上の伸びに薄められる。

営業利益は約34億円、利益率は6.5%。2023年4月期の水準に戻る。自社株買いと増配が始まり、現金の株主への還元が進む。純利益は約22億円、ROEは13%台になる。

  • 精肉事業:数量 4.5(精肉の販売量(千トン換算・推定))× 価格 42(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 3 千円相当))→ 売上 190 億円・営業利益 18 億円。数量 1.00 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 9.5%
  • 惣菜事業:数量 1,282(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.14(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1 千円相当))→ 売上 180 億円・営業利益 17 億円。数量 1.00 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 9.5%
  • 和菓子事業:数量 466(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.21(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1.5 千円相当))→ 売上 98 億円・営業利益 8 億円。数量 1.02 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 8.0%
  • 食品事業:数量 1.7(販売量(千トン換算・推定))× 価格 17(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 1.2 千円相当))→ 売上 28 億円・営業利益 2 億円。数量 1.30 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 8.0%
  • レストラン事業:数量 29.0(来店客数(万人・年、推定))× 価格 0.70(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 5 千円相当))→ 売上 20 億円・営業利益 1 億円。数量 1.10 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 22 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)35 億円。全体の PER 17.77 倍、時価総額 421 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げの浸透、新業態の収益化、退店の整理の完了がそろう必要がある。直近3期は減益が続いており、8%にとどめた。

やや楽観 20% 退店の整理が終わり、利益率がゆっくり戻る 利益 18 億円 · PER 16.6 倍 · 株価時価総額 3,399 円326 億円

退店の整理が終わり、残った店の利益率がゆっくり戻る。精肉と惣菜は8.8%、和菓子は7.2%まで戻る。コンビニのおむすびや外販が少しずつ育ち、食品事業の数量は15%増える。

値上げは物価並みに通り、原材料高の局面でも利益率の落ち込みが浅くなる。全社費用の増加は、売上の伸びで吸収される。

営業利益は約28億円、利益率は5.6%。2018年2月期のころの水準に近い。純利益は約18億円で、ROEは11%台と資本コストを上回る。配当は物価の分だけ増える。

全社費用は売上の増加とともに薄まり、売上に占める割合が2.7%から2.5%台に下がる。レストランは赤字を抜け、複合型店舗の収益体制も固まる。ただし、百貨店という売り場の縮小は止まらず、新しい販路の伸びで穴を埋める形になる。

  • 精肉事業:数量 4.4(精肉の販売量(千トン換算・推定))× 価格 41(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 3 千円相当))→ 売上 182 億円・営業利益 16 億円。数量 0.98 倍・価格 1.37 倍・営業利益率 8.8%
  • 惣菜事業:数量 1,256(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.14(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1 千円相当))→ 売上 172 億円・営業利益 15 億円。数量 0.98 倍・価格 1.37 倍・営業利益率 8.8%
  • 和菓子事業:数量 457(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.20(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1.5 千円相当))→ 売上 93 億円・営業利益 7 億円。数量 1.00 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 7.2%
  • 食品事業:数量 1.5(販売量(千トン換算・推定))× 価格 16(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 1.2 千円相当))→ 売上 24 億円・営業利益 2 億円。数量 1.15 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 7.2%
  • レストラン事業:数量 26.0(来店客数(万人・年、推定))× 価格 0.68(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 5 千円相当))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)35 億円。全体の PER 16.6 倍、時価総額 326 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:精肉の利益が戻り始めている点と、現金の厚さが下支えになる。ただ惣菜と和菓子の利益率の戻りは遅く、20%を置いた。

中立 37% 数量は微減、価格は物価並み。利益率は4%台半ば 利益 15 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 2,634 円252 億円

数量は人口減と退店で10年に3〜5%ほど減り、価格は物価並みに上がる。精肉と惣菜の営業利益率は8.0%、和菓子は6.5%。2026年4月期より1ポイントほど戻るが、過去の高い年には届かない。レストランは赤字をやっと抜ける程度だ。

全社費用は物価の分だけ増え、約13億円になる。ここが利益率の戻りを抑える。売上は470億円ほど。営業利益は約22億円で、利益率は4.6%。純利益は約15億円になる。

配当は据え置きを続けず、利益の増加に合わせて少し増える。ROEは10%近くで、資本コストを上回る。現金は余りとして残り、「堅いが目立たない会社」として10年が過ぎる。

  • 精肉事業:数量 4.4(精肉の販売量(千トン換算・推定))× 価格 40(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 3 千円相当))→ 売上 176 億円・営業利益 14 億円。数量 0.97 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 8.0%
  • 惣菜事業:数量 1,244(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.13(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1 千円相当))→ 売上 167 億円・営業利益 13 億円。数量 0.97 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 8.0%
  • 和菓子事業:数量 448(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.20(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1.5 千円相当))→ 売上 90 億円・営業利益 6 億円。数量 0.98 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 6.5%
  • 食品事業:数量 1.3(販売量(千トン換算・推定))× 価格 16(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 1.2 千円相当))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。数量 1.05 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 6.5%
  • レストラン事業:数量 25.0(来店客数(万人・年、推定))× 価格 0.67(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 5 千円相当))→ 売上 17 億円・営業利益 0 億円。数量 0.95 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 1.0%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)35 億円。全体の PER 15.41 倍、時価総額 252 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率が2015〜20年の水準(5%台)の手前で止まる筋書き。過去の実績の範囲に収まるので最大の37%を置いた。

やや悲観 28% 原材料高に値上げが追いつかず、利益率が3%を割る 利益 8 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 990 円95 億円

原材料高に値上げが追いつかず、利益率が下がり続ける。精肉は6.5%、惣菜は6.0%、和菓子は5.0%まで落ちる。数量は人口減と退店で8%ほど減り、価格は物価の伸びを下回る。レストランは赤字のまま、店を閉じる。

全社費用は物価で増えるが、売上は伸びない。営業利益は約12億円で、利益率は2.5%。純利益は約8億円になる。

配当は据え置けず、利益に合わせて減る。現金を取り崩して配当を保つ年も出る。ROEは6%弱で、資本コストを下回る。それでも財務は堅く、会社は変わらず続く。

退店は続くが、店を閉じた後の費用(原状回復、従業員の配置転換)がかさみ、整理の効果は出にくい。新業態や海外にも手を出すが、収益に結びつかず、投資が重荷になる。ブランドの価値は保たれるものの、利益に写らない10年になる。

  • 精肉事業:数量 4.2(精肉の販売量(千トン換算・推定))× 価格 39(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 3 千円相当))→ 売上 162 億円・営業利益 11 億円。数量 0.92 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 6.5%
  • 惣菜事業:数量 1,179(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.13(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1 千円相当))→ 売上 153 億円・営業利益 9 億円。数量 0.92 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 6.0%
  • 和菓子事業:数量 425(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.20(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1.5 千円相当))→ 売上 83 億円・営業利益 4 億円。数量 0.93 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 5.0%
  • 食品事業:数量 1.3(販売量(千トン換算・推定))× 価格 16(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 1.2 千円相当))→ 売上 20 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 5.0%
  • レストラン事業:数量 21.0(来店客数(万人・年、推定))× 価格 0.65(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 5 千円相当))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。数量 0.80 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 -2.0%

倍率:ROE 5.8%(事業の純利益÷自己資本)が k 7.5% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER の上限は 1÷k=12.5 倍。伸びと堀の持ちを低く見て、上限の 7.2 割の 9.0 倍に置いた。 余った現金 26 億円(帳簿の額)には戻り方 1.0 を掛けて足した。

確率:売上は4年減っており、店舗型事業の人手と家賃は上がり続ける。利益率が3%を割る筋書きの確率は高く、28%を置いた。

悲観 7% 百貨店の縮小と原価高で、営業利益がほぼ消える 利益 1 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 237 円23 億円

百貨店の売り場が縮み、牛肉の仕入れ値も高止まりする。数量は2割減り、価格転嫁も1.2倍にとどまる。精肉と惣菜は営業利益率が4%まで落ち、レストランは大半を閉じる。

全社費用の削減に踏み切るが、売上が縮むため追いつかない。営業利益は約0.3億円とほぼ消え、純利益は受取利息に支えられて1億円弱になる。

配当は半分以下に減り、自己資本は取り崩される。余った現金の一部は、店の整理費用と減損で使われ、株主に戻る額も減る。それでも借金はなく、現金が事業の下支えをする。会社は残るが、ブランドの評価は大きく落ちる。

  • 精肉事業:数量 3.6(精肉の販売量(千トン換算・推定))× 価格 36(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 3 千円相当))→ 売上 130 億円・営業利益 5 億円。数量 0.80 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 4.0%
  • 惣菜事業:数量 1,026(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.12(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1 千円相当))→ 売上 123 億円・営業利益 5 億円。数量 0.80 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 4.0%
  • 和菓子事業:数量 388(買上客数(万人・年、推定))× 価格 0.18(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1.5 千円相当))→ 売上 70 億円・営業利益 2 億円。数量 0.85 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 3.0%
  • 食品事業:数量 1.1(販売量(千トン換算・推定))× 価格 14(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 1.2 千円相当))→ 売上 16 億円・営業利益 1 億円。数量 0.90 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 3.0%
  • レストラン事業:数量 13.0(来店客数(万人・年、推定))× 価格 0.60(1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 5 千円相当))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。数量 0.50 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 -5.0%

倍率:ROE 0.5%(事業の純利益÷自己資本)が k 7.5% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER の上限は 1÷k=12.5 倍。稼ぐ力が細り、ブランドの評価が落ちた筋書きなので、上限の 6.4 割の 8.0 倍に置いた。 余った現金 18 億円(帳簿の額)には戻り方 1.0 を掛けて足した。

確率:百貨店の縮小と牛肉の価格高が同時に進む複合の筋書き。現金が厚いので事業が崩れても会社は残り、7%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

精肉事業

松阪牛・三重柿安牛を核にした精肉店、通販、法人向けの卸。

数量精肉の販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 3 千円相当)売上営業利益
今 2026/04 4.5 30 136 10
10 年後 中立 4.4 40 176 14

取り方:精肉の売上136億円を、松阪牛・柿安牛・豚鶏・加工品の平均売価(1kg あたり約 3 千円と推定)で割り、約4.5千トンとした。数量は実質の販売量、物価3%と牛肉相場の上昇は価格に入れた。セグメント利益は10.2億円(2026年4月期)。

惣菜事業

百貨店の洋惣菜「柿安ダイニング」、中華惣菜「柿安上海DELI」、「柿安 牛めし」など。

数量買上客数(万人・年、推定)価格1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1 千円相当)売上営業利益
今 2026/04 1,282 0.10 128 9
10 年後 中立 1,244 0.13 167 13

取り方:惣菜の売上128億円を、客単価を約 1 千円と推定して割り、買上客数を年約1,280万人とした。客数は実質の数量、物価と値上げは客単価に入れた。セグメント利益は9.2億円。

和菓子事業

駅ビル・ショッピングセンターの「口福堂」。おはぎ、どら焼、わらび餅など。

数量買上客数(万人・年、推定)価格1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 1.5 千円相当)売上営業利益
今 2026/04 457 0.15 69 4
10 年後 中立 448 0.20 90 6

取り方:和菓子の売上69億円を、客単価を約 1.5 千円と推定して割り、買上客数を年約460万人とした。客数は実質、物価は客単価に入れた。セグメント利益は3.9億円。

食品事業

外販の加工食品(しぐれ煮、レトルト、ギフトなど)。

数量販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 1.2 千円相当)売上営業利益
今 2026/04 1.3 12 15 1
10 年後 中立 1.3 16 21 1

取り方:食品事業の売上15億円を、加工食品の平均売価(1kg あたり約 1.2 千円と推定)で割り、約1.3千トンとした。数量は実質、物価は価格に入れた。セグメント利益は1.0億円。

レストラン事業

「料亭 柿安」「上海柿安」「柿安 Meat Meet」など。

数量来店客数(万人・年、推定)価格1 万人あたり売上(億円・名目=客単価 5 千円相当)売上営業利益
今 2026/04 26.0 0.50 13 0
10 年後 中立 25.0 0.67 17 0

取り方:レストランの売上13億円を、客単価を約 5 千円と推定して割り、来店客数を年約26万人とした。客数は実質、物価は客単価に入れた。セグメント利益は−0.2億円。

リスクと懸念

原材料高の転嫁の遅れ

牛肉や副材料の仕入れ値が上がる局面で、値上げが遅れる。2026年4月期の上期は、原材料高が営業利益を2億円ほど押し下げた。高級品の需要は底堅いが、客単価の上げ幅には限りがある。

百貨店と駅ビルの来店減

主力の売り場である百貨店は、構造的に縮んでいる。駅ビルやショッピングセンターの人流にも左右される。退店が出店を上回る状況が続けば、売上の縮小は止まらない。

全社費用の重さ

セグメント利益の合計24億円に対し、営業利益は14億円。差の約10億円は本社の費用で、売上に対して2.7%を占める。売上が減ると利益率を押し下げ、人件費の上昇でさらに増える。

配当が純利益の全額

配当は5年据え置きで、純利益のほぼ全額に当たる。利益がさらに落ちれば、減配か現金の取り崩しになる。現金が厚いので急には問題にならないが、持続性は低い。

新業態と海外・M&Aの失敗

会社は複合型店舗、コンビニ向けおむすび、海外、M&Aを掲げる。収益体制の確立はまだで、過去に大きな買収の経験もない。現金を新規事業に使って損失を出す可能性がある。

人手と家賃の上昇

店舗型の事業は、人件費と賃料の上昇を受けやすい。家賃は売上連動の部分が大きいとみるが、固定部分は確かめられなかった。新リース会計基準で、固定の約束が貸借対照表に載ると見え方が変わる。

今後の分かれ目

2027年4月期の通期で営業利益が14億円を超え、出店と退店の差が縮まったら
底打ちの合図だ。やや楽観以上の確率を上げてよい。
牛肉の仕入れ値が一段と上がり、値上げが通らず精肉の利益率が6%台に落ちたら
やや悲観の確率を上げる。ブランドの価格力が限界に達した合図になる。
自社株買いや大幅な増配が発表されたら
余った現金の戻し方が上がる。資本効率の改善として、評価を上方に直す余地が出る。
コンビニでのおむすびや外販が、売上の5%に達したら
新規販路が育っている。食品事業の数量を上方修正する。
料亭など不採算業態の閉鎖や、大規模な減損が出たら
短期は特別損失で純利益が落ちる。長期はレストランの赤字が消え、利益率の底上げになる。
同業や商社が出資・買収を打診したら
現金の厚さと名前の価値が、買収の理由になる。提示価格を純現金と式の価値に照らして見る。

見ておくもの

  • 四半期ごとのセグメント利益率(精肉・惣菜・和菓子)と出退店の数
  • 牛肉の卸売相場と、会社の価格改定の発表
  • 全社費用(セグメント利益と営業利益の差)
  • 配当と自社株買いの方針、現預金の水準
  • コンビニ向けおむすび、EC、外販、銀座の料亭の売上

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から置いた。資本コストは基本7.5%に品質の合計+0.5%を足した8.0%。中立のROEは10%近くでkを上回り、式の正当化PERは約13.8倍になる。そこから利益の質(店舗型で堀が広がらない)を見て約9割の12.5倍(下限の1÷k)に置いた。今のPERや同業の倍率には寄せていない。営業利益率は、2015〜2020年の5%台と2023年4月期の8%を超えない4.6%に置いた。全社費用は物価の伸びに合わせて増やした。純利益÷営業利益は過去の中央値(0.61)に近い0.67とし、金利の上昇で現金の受取利息が増える分を入れた。余った現金は、現預金81億円から運転資金(売上の1.5か月分)を引いた約35億円とし、戻り方は1.0(配当が純利益のほぼ全額で、現金は10年で積み上がった)。店舗の賃借の約束は、悲観で固定費として残る前提にした。新リース会計基準(2028年4月期以降に影響)で営業利益と純有利子負債の形が変わるが、10年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)で置いた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. EDINET DB 柿安本店 2026年4月期 決算(セグメント別)
  2. EDINET DB 柿安本店 決算説明資料
  3. 日本食糧新聞 惣菜市場2025年(2026年版惣菜白書)

分析日 2026-10-16