株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ユタカフーズ 2806

東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,027 円71 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,965 円137 億円差 −47.8%
10 年後から見ると 割高 価値 1,027 円71 億円 · 差 −47.8% · 期待の年率 0.0%
期待の年率リターン(10 年)0.0%資本コスト比 −8.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ユタカフーズは、東洋水産(マルちゃんのブランドで知られる)が50.9%を持つ上場子会社で、即席麺のつゆ・粉末スープなどの調味料と、チルド食品を作る受託工場だ。売上の3分の2が東洋水産向けで、自社ブランドは少ない。

筆者の結論は「割高」だ。2026年3月期の営業利益は1億円で、前期の2割に落ちた。チルド食品の新工場に約69億円を投じ、立ち上げの損失と償却が利益を削っている。自己資本は230億円と厚いが、稼ぐ力は細い。ROE は1%で、資本コストに届かない会社の価値は、帳簿より小さい。

10年で見ても、親会社の受託という構造は変わらず、利益率は5%台止まりと筆者は見る。親会社が方針を変えれば、売上の大半が動く点が最大の気がかりだ。

時価総額は約136億円で、自己資本の6割にとどまる。それでも割安と言えないのは、資産が稼ぐ力に変わっていないからだ。

数字の割に読み解きにくい会社だが、本質は単純で、親会社の工場として動く限り、独立した成長の物語は小さい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、ユタカフーズは「資産は厚いが、稼ぐ力が親会社に握られた会社」だ。帳簿の自己資本230億円は時価総額を大きく上回るが、ROE は1%前後で資本コストに届かない。ためた利益が額面どおりの価値を持たない典型で、PBR 1倍割れは割安の根拠にならない。

オーナー利益(成長の投資を引いた株主のもの)は、新工場の償却と更新投資を引くと、純利益よりかなり小さい。新工場のような大型投資が回収できるかは、親会社の発注と稼働率にかかっている。

少数株主にとって、現金の使い方は親会社が決める。そのため、清算されない限り、帳簿の厚みは価値に反映されにくい。

筆者は、こうした会社を、親会社の戦略に左右される部品だと見る。独立した事業としての価値は、見かけの資産よりかなり小さい。

加えて、設備投資の回収に10年以上かかる構造も重く見る。

何で稼ぐ会社か

事業は5つに分かれる。液体調味料(つゆ・だし・うなぎのたれなど)が売上の約3割、粉体(粉末スープ・調味粉)が約3.5割、チルド食品(親会社向けのチルド麺など)が約1.3割、即席麺の受託製造が約1.3割だ。ほかに小さな「その他」がある。

顧客は東洋水産が全体の67%。製品は東洋水産の「マルちゃん」ブランドの即席麺や、スーパーのチルド麺に使われる。本社工場と鳥取工場を持ち、従業員は271名と少ない。

2026年3月期の設備投資は約71億円で、うち約69億円がチルド食品の新工場だ。借入は使わず自己資金で賄った。減価償却費は年約13億円ある。粉体は営業利益率が約8%と高く、液体・即席麺は低く、チルド食品は営業損失が約4.6億円だった。

従業員は271名と少なく、1人あたり売上が約5,500万円と高い。装置産業に近く、設備の償却費が営業利益を大きく左右する。親会社からの原料・包材の支給や、価格の決め方が取引の細部で決まるため、利益は親会社との交渉次第で動く。

拠点は本社工場と鳥取工場の2つで、液体・粉体・即席麺・チルドを作る。

優良さと弱いところ

堀は、親会社との長い取引関係と、液体・粉体の調味料を安く安定して作る技術だ。東洋水産の即席麺の味を支える工場として、品質と納期の信頼が積み上がっている。ただし、これは親会社に守られた位置であり、独立した強みではない。価格の交渉力は親会社にある。

弱みは3つある。ひとつは顧客が1社に偏ること。ふたつめは、親会社が方針を変えれば数量が動くこと。みっつめは、新工場が稼働率を上げられない場合に償却が重くのしかかることだ。

財務は極めて強い。自己資本比率は86%で借入はなく、上場株式(政策保有)を約30億円持つ。ただし資産が厚いのは、利益を現金で積み上げず、設備や有価証券に回してきたためで、資本効率は低い。

経営陣は堅実で、借入を避けて設備投資を自己資金で賄ってきた。他方、資本の使い方を示す目標(ROE など)を掲げる動きは見えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の即席麺は、2025年度に総需要が前年比1.3%減の約59億食と縮み始めた一方、小売金額は値上げで過去最高を更新している。つまり数量は頭打ちで、価格が伸びを支える構図だ。

チルド食品は、単身世帯の増加と中食への移行で、国内で緩やかに拡大している。親会社の東洋水産も、チルド麺(生麺)の拡大を戦略に置いており、ユタカフーズの新工場はその受け皿になる。

競合は、日清食品、サンヨー食品、エースコックなど即席麺大手の自社工場と、調味料の受託を手がける中堅メーカーだ。受託製造は、顧客が内製化に動けば数量が減る。調味料の原料(大豆、小麦、食塩、油脂)は価格が上がりやすく、値上げの転嫁は顧客との交渉で決まる。

人口減で国内の食べる量は年0〜1%縮む。

受託製造は、顧客の内製化と委託先の分散というリスクを常に抱える。親会社がグループ内で最適な配置を決めるため、ユタカフーズの数量は外部の競争ではなく、親会社の工場戦略で決まる。調味料の原料である食塩やエネルギーのコスト上昇も、利益率を押し下げる。

物価の上昇は包材や物流にも及ぶ。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、年の配当を据え置く(中間と期末が同額)。2026年3月期の純利益に対して配当は大きく、利益が薄いと自己資本から支払う形になる。株主優待は開示で確認できなかった。

親会社が50.9%を持つため、余った現金の使い方は東洋水産の意向が強い。現金同等物は3.5億円まで減っており、今は余った現金はない。仮に溜まっても、戻る形は配当が主で、自社株買いは期待しにくく、戻り方は0.5を超えない。

投資有価証券は約30億円の上場株式が中心で、配当収入が利益に入っているため、含み益を余った資産には足さない。TOBによる完全子会社化の可能性は試算で10年以内に22%だが、親会社が今の持分で十分なため、可能性は限られる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

新工場は将来の成長の種だ。チルド食品は国内で拡大する数少ない食品分野で、東洋水産がチルド麺を伸ばす戦略を採る以上、受託の数量は増える。稼働率が上がれば、営業損失の4.6億円は消え、粉体並みの利益率に近づく。

財務は盤石で、借入がなく、上場株式を約30億円持つ。設備投資を自己資金で終えたので、これからは回収の局面に入る。ROE が1%でも、利益が5%の営業利益率に戻れば、純利益は今の5倍に増える。

親会社の東洋水産は、強いブランドで即席麺の国内最大手の一角を占める。信頼関係は長く、子会社の工場を切り替えるコストは大きいため、数量は安定する。

親会社が筆頭株主である安心感は大きく、親会社の事業が続く限り、受託の数量は途切れない。新工場は、親会社のチルド麺の拡大を支える大事な拠点になる。

仮に親会社が完全子会社化を進めるなら、純資産に対して割安な今の値段は、少数株主に有利に働く。

過去10年の営業利益率は5%前後で、赤字の年は一度もない。新工場の立ち上げという一過性の要因が剥がれれば、元の収益力は戻る。

慎重な見方

2027年3月期の営業利益は1000万円と、ほぼゼロの予想だ。新工場が稼働しても、償却と人件費が重く、黒字化は何年先か読みにくい。売上の67%が1社で、価格も数量も親会社の方針に従う立場は変わらない。

即席麺の国内の総需要は縮み始めており、受託の数量も増えにくい。調味料の原料高は転嫁が遅れ、既存の液体事業は営業利益率が2〜3%と低い。

資産の厚さは価値に直結しない。ROE が資本コストに届かない会社が、利益を現金や有価証券に積み続けても、少数株主の取り分は増えない。親会社が決める配当の範囲でしか、株主は報われない。

親会社が完全子会社化に動くとしても、少数株主に有利な値段が付くとは限らない。上場子会社の少数株主は、親会社の利益と相反しやすい。

設備の更新費用は建築費の上昇で膨らみ、減価償却を超える現金の流出が続く。借入を避ける方針は財務の安全を保つが、投資の余力を狭める。

親会社の東洋水産自身が、国内即席麺の縮みに直面している。受託製造の数量は、親会社の販売が伸びない限り増えない。

どちらに重みを置いたか

財務の強さは強気の見方が正しいが、稼ぐ力の細さと親会社への依存は慎重な見方が勝る。そこで確率は中立38%とやや悲観25%、悲観10%と悲観側を厚くした。割高の根拠は、資産の厚みでなく、ROE が資本コストに届かない点にある。

言い換えると、割安に見える資産の厚みは、稼ぐ力に変わる道筋がなければ価値にならない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,411 円98 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 548 円38 億円)。 今の値に割り戻すと 1,027 円71 億円、今との差 −47.8%、 期待の年率 0.0%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 2,608 円181 億円 864 円60 億円 +76.7% +5.9% 243 円17 億円
やや楽観 20% 2,015 円140 億円 720 円50 億円 +39.2% +3.4% 547 円38 億円
中立 38% 1,547 円108 億円 576 円40 億円 +8.0% +0.8% 807 円56 億円
やや悲観 25% 684 円48 億円 432 円30 億円 −43.2% −5.5% 279 円19 億円
悲観 10% 662 円46 億円 173 円12 億円 −57.5% −8.2% 83 円6 億円
加重平均100% 1,411 円98 億円548 円38 億円 −0.3% 0.0% 1,959 円136 億円

今の株価時価総額 1,965 円137 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 楽観:チルド新工場が黒字化し、粉体も伸びる 利益 15 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,608 円181 億円

チルド食品の新工場が稼働率を上げ、赤字が黒字に変わる。東洋水産の「麺づくり」など、チルド麺の販売が伸び、受託の数量は2.4倍になる。粉体は顧客が増えて数量が伸び、値決めも物価を上回る。

営業利益率は8%台の高さに戻り、2000年代前半の10%に近づく。ただし、配当は親会社の意向で出し切られ、自己資本は積み上がらない。売上の多くが東洋水産で決まる構造は変わらず、価格は親会社との交渉次第だ。

親会社が完全子会社化に動く可能性も上がり、少数株主にはプレミアムの機会が生まれる。

配当も増えるが、親会社の取り分が半分を超えるため、少数株主への還元は限られる。海外向けのチルド麺の需要も数量を押し上げる。

  • 液体調味料:数量 25,000(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.00(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 70 億円・営業利益 4 億円。液体 25,000 トン × 1 トン 281 万円、営業利益率 5.5%
  • 粉体調味料:数量 11,025(年間の販売数量(トン。推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 77 億円・営業利益 8 億円。粉体 11,025 トン × 1 トン 697 万円、営業利益率 10%
  • チルド食品:数量 4,608(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 65 億円・営業利益 5 億円。チルド 4,608 万食 × 1 万食 140 万円、営業利益率 8%
  • 即席麺・その他:数量 5,700(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。即席麺・その他 5,700 万食 × 1 万食 66 万円、営業利益率 5%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 181 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:チルド食品の新工場が満員になり、東洋水産の海外・国内拡大に歩調が合う筋書き。親会社への依存度が高く、確率は1割に届かない。

やや楽観 20% やや楽観:チルドが黒字に近づき、利益率は6%台 利益 11 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,015 円140 億円

チルド食品は数量が2.1倍になるが、稼働率が計画に届かず、営業利益率は6%どまり。液体と粉体は親会社の需要に支えられて堅調で、営業利益率は4〜9%を保つ。全体の営業利益率は6%台まで戻る。

配当は今の水準を維持できる。自己資本は増えるが、設備の更新に毎年10億円以上の投資が要る。

新工場の償却は年3〜4億円で重いが、数量が増えるため吸収できる。粉体の高い利益率が全体を支える。この筋書きでも、資本効率は資本コストに届かない。

新たな顧客の獲得は限られるが、既存の取引先の需要が安定して続く。

親会社のチルド麺の拡大が、受託の数量を押し上げる。

  • 液体調味料:数量 24,250(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.00(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 67 億円・営業利益 3 億円。液体 24,250 トン × 1 トン 275 万円、営業利益率 4.8%
  • 粉体調味料:数量 10,500(年間の販売数量(トン。推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 72 億円・営業利益 7 億円。粉体 10,500 トン × 1 トン 682 万円、営業利益率 9%
  • チルド食品:数量 4,032(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 55 億円・営業利益 3 億円。チルド 4,032 万食 × 1 万食 137 万円、営業利益率 6%
  • 即席麺・その他:数量 5,520(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 35 億円・営業利益 2 億円。即席麺・その他 5,520 万食 × 1 万食 64 万円、営業利益率 4.2%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.6% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 140 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新工場の赤字が縮み、利益率が過去の平均(5〜6%)に戻る筋書き。工場の稼働率がカギになる。

中立 38% 中立:新工場は小さな黒字、利益率は5%台で落ち着く 利益 9 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,547 円108 億円

営業利益率は5%前後に戻る。直近の0.9%は、チルド新工場(約69億円の投資)の立ち上げ損が大きい。10年かけて新工場の赤字が縮み、小さな黒字になる。液体と粉体は親会社の需要に連動し、数量は国内の人口減で5%縮むが、物価並みの値上げ(1.34倍)が通る。

既存の設備は取得時の値段のまま償却され、新工場の償却(年3〜4億円)が加わる。更新の投資は建築費の上昇で膨らむ。配当は今の水準を保ち、東洋水産への還元が主になる。

自己資本は240億円前後に増えるが、利益の大半が設備更新に回り、株主の取り分は増えにくい。

  • 液体調味料:数量 23,750(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.00(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 64 億円・営業利益 3 億円。液体 23,750 トン × 1 トン 269 万円(物価 1.34 倍)、営業利益率 4%
  • 粉体調味料:数量 9,975(年間の販売数量(トン。推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 67 億円・営業利益 5 億円。粉体 9,975 トン × 1 トン 668 万円、営業利益率 8%
  • チルド食品:数量 3,648(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 49 億円・営業利益 2 億円。チルド 3,648 万食 × 1 万食 134 万円、営業利益率 4%
  • 即席麺・その他:数量 5,400(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 1 億円。即席麺・その他 5,400 万食 × 1 万食 63 万円、営業利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.6% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 108 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去10年の営業利益率の中央値(約5%)に戻る普通の筋書き。親会社の受託という構造が安定を保つ一方、成長の余地は小さい。

やや悲観 25% やや悲観:新工場が重荷になり、利益率は3%台 利益 5 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 684 円48 億円

チルド食品は数量が1.4倍にとどまり、償却と人件費を賄えず、赤字が続く。粉体や液体は親会社の需要に支えられるが、値上げは物価に届かない。利益率は3%台で、償却の負担が重くのしかかる。

配当は維持するのが精いっぱいで、投資の資金は自己資本の取り崩しに近づく。親会社の方針転換(内製化や委託先の分散)が数量を削る可能性もある。

設備の更新は建築費の上昇で膨らみ、減価償却を超える投資が現金を細らせる。借入を避ける方針が重荷になり、配当の維持が難しくなる。

営業利益は5億円台で、償却を引くと余力は小さい。

  • 液体調味料:数量 21,250(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.00(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 55 億円・営業利益 2 億円。液体 21,250 トン × 1 トン 257 万円、営業利益率 3%
  • 粉体調味料:数量 8,925(年間の販売数量(トン。推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 57 億円・営業利益 4 億円。粉体 8,925 トン × 1 トン 638 万円、営業利益率 7%
  • チルド食品:数量 2,688(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 0 億円。チルド 2,688 万食 × 1 万食 125 万円、営業利益率 1%
  • 即席麺・その他:数量 4,800(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。即席麺・その他 4,800 万食 × 1 万食 59 万円、営業利益率 2.5%

倍率:ROE 約2%で k 8%を大きく下回る。上限 1÷k=12.9 倍より低く、中立(10 倍)より下げて 9.5 倍に置いた。EV でも低いのでに置いた。

確率:新工場の稼働率が上がらず、親会社の値下げ要求も受ける筋書き。

悲観 10% 悲観:親会社が発注を絞り、新工場が負担に残る 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 662 円46 億円

売上の6〜7割を握る東洋水産が、国内の即席麺の縮みに合わせて自社工場に生産を戻し、他の受託先に発注を分ける。数量は液体・粉体で3〜4割落ち、価格も値上げが通らない。

新工場は稼働せず、減価償却と人件費が重い。営業損益は赤字に沈み、設備の減損が出る。価値は稼ぐ力でなく、土地・工場・投資有価証券の売却に頼る。

配当は大幅に削られ、少数株主にはほとんど戻らない。それでも、無借金と上場株の売却で、倒産に近づく心配は小さい。

工場の一部は閉鎖され、従業員の削減も避けられない。値段は帳簿を大きく下回る。

親会社による完全子会社化があっても、価格は低い簿価倍率のまま決まる。

  • 液体調味料:数量 16,250(年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定))× 価格 0.00(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 38 億円・営業利益 0 億円。液体 16,250 トン × 1 トン 231 万円、営業利益率 0%
  • 粉体調味料:数量 6,825(年間の販売数量(トン。推定))× 価格 0.01(1トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 39 億円・営業利益 1 億円。粉体 6,825 トン × 1 トン 573 万円、営業利益率 2%
  • チルド食品:数量 1,920(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 21 億円・営業利益 −1 億円。チルド 1,920 万食 × 1 万食 110 万円、営業利益率 -6%
  • 即席麺・その他:数量 3,600(年間の生産量(万食。推定))× 価格 0.01(1万食あたりの売上(億円、名目))→ 売上 19 億円・営業利益 0 億円。即席麺・その他 3,600 万食 × 1 万食 52 万円、営業利益率 -2%

倍率:稼ぐ力が無い(赤字)ので床は今の自己資本 230 億円に掛ける。土地・工場・投資有価証券(上場株約 30 億円)の売却価値を簿価の約 2 割とみて 0.2 倍。中立の PBR(約 0.4 倍)より低い。

確率:東洋水産が自社工場や他社への発注に振り替え、売上の3割が失われる構造的な負け。確率は1割とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

液体調味料

即席麺・チルド麺用のつゆ、だし、うなぎのたれなどの液体調味料の製造。

数量年間の販売数量(トン。売上と平均単価からの推定)価格1トンあたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 25,000 0.00 50 1
10 年後 中立 23,750 0.00 64 3

取り方:液体の売上50.2億円を、1トンあたり約20万円の平均単価で割って約2.5万トンと置いた推定。開示された数量ではない。営業利益は決算短信のセグメント利益1.2億円。

粉体調味料

即席麺・スナック用の粉末スープ、調味粉などの製造。

数量年間の販売数量(トン。推定)価格1トンあたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 10,500 0.00 52 4
10 年後 中立 9,975 0.01 67 5

取り方:粉体の売上52.3億円を、1トンあたり約50万円の平均単価で割って約1万トンと置いた推定。営業利益は決算短信のセグメント利益4.0億円(前期比+93%)。

チルド食品

親会社向けのチルド麺などの製造。新工場(約69億円)が立ち上がり中。

数量年間の生産量(万食。推定)価格1万食あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 1,920 0.01 19 −5
10 年後 中立 3,648 0.01 49 2

取り方:チルド食品の売上19.2億円を、1食あたり百円前後の受託単価で割って約1,920万食と置いた推定。営業損失4.6億円は決算短信のセグメント損失(新工場の立ち上げ損と償却を含む)。

即席麺・その他

親会社向けの即席麺の受託製造と、その他の小さな事業。

数量年間の生産量(万食。推定)価格1万食あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 6,000 0.00 28 1
10 年後 中立 5,400 0.01 34 1

取り方:即席麺19.4億円とその他8.8億円を合わせた売上28.2億円を、1食あたり五十円弱の受託単価で割って約6,000万食と置いた推定。営業利益は即席麺0.6億円とその他0.2億円の合計。

リスクと懸念

親会社への依存

売上の67%が東洋水産向けで、親会社が発注を絞ったり、他社へ振り分けたりすれば、数量が大きく動く。価格の決定権も親会社にある。

新工場の稼働率

チルド食品の新工場(約69億円)が計画どおりに埋まらなければ、償却と人件費が重く、営業損失が長引く。減損の可能性もある。

即席麺の国内数量の縮み

国内の即席麺の総需要は縮み始めており、受託の数量も増えにくい。値上げで金額を保つ構図には限界がある。

原料高の転嫁の遅れ

大豆、小麦、食塩、油脂の値上がりは、親会社との交渉を経て半年以上遅れて価格に反映される。その間の利益が削られる。

資本効率の低さ

自己資本230億円に対し純利益は数億円。資産を有価証券や設備に積み続けても、少数株主の取り分は増えにくい。

今後の分かれ目

チルド食品の営業損失が縮み、黒字化の見通しが立ったら
やや楽観以上の確率を上げてよい。ただし資本効率は資本コストに届きにくい。
東洋水産が受託の一部を自社工場へ戻す、または他社へ分散すると発表したら
悲観の確率を上げる。売上の3割が動く可能性がある。
東洋水産が完全子会社化のTOBを発表したら
プレミアムが付く可能性がある。純資産に対する割安さが評価される場合がある。
配当を引き上げる、または自社株買いを発表したら
余った資産の戻り方が改善する。ただし親会社の取り分が大きい。
新工場に追加の設備投資が決まったら
償却が増え、短期の利益率が下がる。中立の利益率を見直す。

見ておくもの

  • チルド食品のセグメント損益
  • 東洋水産向け売上の比率(67%)
  • 営業利益率(5%への戻り)
  • 親会社の方針・TOB

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE が k を下回るため、上限の 1÷k(約12.9倍)の範囲で、受託の稼ぎは k 並みとして10倍に置いた。今の株価(PBR 約0.6倍)や同業の倍率は根拠にしていない。営業利益率は過去10年の中央値(約5%)に置き、2022年3月期の9%は子会社の売上分離の年として使っていない。新リース会計の影響は小さく、今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:やや楽観 PER 11.5→12.5 倍・中立 PER 10→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. ユタカフーズ 有価証券報告書テキスト(edinetdb)
  2. ユタカフーズ 決算短信(2026年3月期、JPX)

分析日 2026-10-20