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AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

カゴメ 2811

ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,289 円2,073 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,790.5 円2,527 億円差 −18.0%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,289 円2,073 億円 · 差 −18.0% · 期待の年率 +4.1%
期待の年率リターン(10 年)+4.1%資本コスト比 −3.1 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

カゴメはトマトと野菜の会社だ。国内では「野菜生活100」とトマトケチャップで知られ、海外ではトマトの一次加工と加工品を手がける。2024 年に米国の加工大手インゴマー社を子会社にして、売上は 2 割弱増え、国際事業が全体の 4 割近くを占めるようになった。筆者の結論は、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎており、やや割高というものだ。

理由は、稼ぐ力が値段に見合うほど厚くないことにある。事業利益率は 7% 前後で、国内の飲料と食品はブランドこそ強いが、人口減と値上げ疲れで数量は細る。国際は規模が大きくなった反面、トマトペーストは国際相場に左右される商品であり、2026 年はその相場の下落が利益を削っている。

一方で、材料はある。会社は 2028 年に事業利益 270 億円、2035 年に 500 億円を掲げ、還元も総還元性向 50% へ引き上げる。物価が毎年上がる世界では、国内の値上げが定着し、国際の数量が伸びれば利益は 10 年で 5 割ほど増える。筆者はその中立の姿を、ROE が 8% 前後、つまり資本コストをわずかに上回る程度の普通の優良会社と見る。

この会社に厚い堀はない。強いブランドと、世界 4 位のトマト加工という規模はあるが、値段を自分で決めきれる事業ではない。その分、10 年後の評価も控えめになる。中立で今の時価総額を 2 割ほど上回るが、悲観の確率と割り引きを織り込むと、今の値段はやや高い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、カゴメは「悪くないが、安全域を取れる会社ではない」と見る。

まず、事業が 10 年後も存在し続ける点では心配がない。トマトと野菜は人が食べ続けるもので、ケチャップと野菜飲料は生活に根づいている。ブランドも急に消えるものではない。

次に、堀の厚さだ。国内の一部カテゴリーには強みがあるが、値段を自分で決めて利益率を上げ続けられる会社ではない。国際の一次加工は、規模は大きくても商品の性格が強い。堀は薄いほうに寄る。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、設備投資と運転資金を引くとさらに小さい。トマトの加工は設備と在庫に資金が要る事業で、稼いだ利益の相当部分が事業に戻る。

資本の使い方は、これからだ。買収で規模は得たが、利益率は上がっていない。戦略投資の 500 億円がどこへ向かうかで、この評価は変わる。

最後に、安全域。中立でも今の値段をわずかに上回る程度で、悲観に落ちると大きく下がる。筆者が払ってよい値段は、今より低いところにある。

何で稼ぐ会社か

事業は大きく 3 つに分かれる。売上の半分強を占める国内加工食品は、飲料(野菜生活100・トマトジュース)と食品(ケチャップ・ソース・パスタソース)、外食向けの業務用からなる。野菜飲料とケチャップでは国内のトップ級で、家庭の棚に定番として並ぶ。稼ぎ方は、ブランド品を値上げしながら売り、販促費を使って棚を守る形だ。

国際事業は、売上の 4 割弱を占める。柱は米国のインゴマー社で、年に約 155 万トンの加工用トマトを処理する。米国で 2 位、世界で 4 位の規模だ。カリフォルニアの農家と契約してトマトを買い、ペーストやダイスにして食品会社へ売る。これが一次加工だ。もう一つの二次加工は、米国・豪州・欧州でケチャップやソースなどの加工品を作って売る仕事で、ブランドの色が濃い。

その他は、農園事業や通販、機能性素材などで、売上は小さく利益もほとんど出ない。

稼ぎの源は「トマトを買い、加工し、値段を乗せて売る」ことに尽きる。国内は値決めの力が頼りで、国際一次加工は規模と原料の調達力が頼りになる。同じトマトでも、前者はブランド、後者は商品の性格が強く、利益の安定度が違う。

優良さと弱いところ

優良さは「そこそこ」だ。ブランドの強さは本物だが、堀と呼べるほどの値決めの力は国内の一部にとどまる。

強みは 3 つある。野菜飲料とケチャップという国内の定番、種子・契約農家から加工までを握るトマトの一貫体制、そしてインゴマー社の規模だ。トマトは育てる段階から品質を管理できる会社が少ない。この点は、他社が簡単にはまねできない。

弱みは利益率の低さだ。過去 10 年の営業利益率は 3% から 8% で、2024 年の 12% は一時の差益を含む。国内は人口が減り、値上げのたびに数量が戻らない。2026 年の予想でも、価格改定のあと飲料の数量が回復していない。国際の一次加工は、トマトペーストの世界相場に利益が左右される。

資本効率は、ROE が過去 10 年の中央値で 8% 前後と、資本コストをわずかに上回る程度だ。資本の使い方では、買収で連結範囲を広げたことで ROE が一時 13% に上がったが、その大半は一時の差益だった。筆者はここを割り引いて見る。

経営は、中計で ROE 9% 以上、還元 50% を打ち出して資本効率を意識し始めた。ただ、戦略投資に最大 500 億円の枠を持つため、買収の使い方が今後の質を決める。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の加工食品市場は、人口減でゆるやかに縮む。野菜飲料は健康志向で底堅い一方、値上げが続いたことで消費者の値ごろ感が厳しくなり、PB(流通大手の自社ブランド)に流れやすい。ケチャップや調味料は成熟した市場で、数量は横ばいから微減が続く。同じ領域の味の素やキッコーマンのように海外で伸びる道筋が、カゴメにはまだ細い。

国内の競合は、野菜飲料では伊藤園、トマト調味料ではキッコーマン(デルモンテ)やPBだ。カテゴリーごとに首位級を持つが、どこも一強ではない。

国際は、世界のトマト加工が舞台になる。米国の加工用トマトは、2023 年の不足で価格が急騰し、その後に在庫が戻って平常化へ向かっている。2026 年は契約面積が 30 年超で最少になり、供給が絞られている。ただし世界のペースト相場は、中国新疆・イタリア・米国の収穫に左右される。米国の最大手モーニングスター社や中国の輸出が競合で、一次加工は商品の性格が強い。

ケチャップなどの二次加工は、米国ではハインツなど大手との競争になる。カゴメは外食向けの業務用で足場を持つが、利益率は国内より低い。

10 年の見通しでは、国内は数量がゆるやかに減り、価格は物価並みに上がる。国際は、人口の増える米国と新興国で加工トマトの需要が伸び、数量は国内より強いと見る。ただ、相場の山谷で利益が大きく振れる点は変わらない。

資本政策と M&A

資本政策は転換点にある。2024 年に米国のインゴマー社の持分を 20% から 70% に引き上げて子会社にした。この時は 20% の旧持分の評価益として 93 億円の差益が出ており、2024 年の利益はそれで膨らんだ。資金は借入で用意し、その返済の一部に自己株式の処分を充てた。

買収で借金は増え、純有利子負債は自己資本の 3 割ほどになった。それでも格付けはシングル A を維持する方針で、財務は壊れていない。

還元は、中計で総還元性向を 40% から 50% 以上へ引き上げ、累進配当を導入する。配当は 2026 年に前期比で 2 割ほど増える計画だ。過去 5 年に自社株買いはなく、今後の買い戻しも約束されたものではない。

M&A は、中計で戦略投資枠 500 億円を掲げる。買う側として動く構えで、次の買収の成否が資本効率を左右する。買われる側の話では、時価総額が 2,500 億円と中堅で、事業会社が買収を考える大きさだ。ただ、政策保有株の状況やアクティビストの関与は確かめられなかったので、ここでは論じない。

株主優待は、100株で2千円相当、1,000株以上で6千円相当の自社商品詰合せ。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約8万人(自社商品の原価と送料)から年10億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

カゴメは、世界のトマトを押さえる成長株に変わりつつある。インゴマー社の取り込みで、米国での加工量は世界 4 位になった。トマトの需要は人口の増える米国と新興国で伸び続け、数量は国内の減少をはるかに上回る。国際は 10 年で 6 割ほど増える。

国内は、値上げが定着する世界でブランドの力が効く。野菜生活100 とケチャップは指名買いされる商品で、物価が毎年上がれば値上げは当たり前になる。国内の利益率は計画どおり 10% を超え、11% 台まで届く。

資本政策も味方だ。総還元性向 50% と累進配当で、利益が伸びれば株主への配当が自動的に増える。戦略投資 500 億円で、一次加工から二次加工へ重心が動けば、国際の利益率は 8% から 10% へ上がる。

この姿になれば、事業利益は 460 億円前後に届き、会社が掲げる 500 億円の目標に近づく。ROE は 10% を超え、資本コストを上回る水準が定着する。今の値段は、その入口にあたる。

慎重な見方

カゴメの利益は、見かけほど強くない。事業利益率は 7% 前後で、2024 年の 12% は買収に伴う一時の差益だった。それを除いた実力は、2025 年の 226 億円のほうだ。2026 年の予想はさらに低い 190 億円で、国内も国際も減益になっている。

国内は、人口が減るなかで値上げを重ねたため、数量が戻らない。流通大手の PB が棚を広げ、ブランド品の棚は縮む。国内の数量は 10 年で 2 割落ちてもおかしくない。

国際は、トマトペーストが商品である以上、相場の波を避けられない。供給が絞られた 2023 年に利益が出て、在庫が戻れば利益が削られる。中国やイタリアの供給が増えれば、一次加工の利益率は 3% 台まで落ちる。インゴマー社への買収額は大きく、のれんの減損も視野に入る。

さらに、戦略投資 500 億円が失敗すれば、ROE は資本コストを割る。資本効率の低い会社に、高い倍率はつかない。今の値段は、その悪い姿を十分に織り込んでいない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。国内の数量減と国際一次加工の商品性は、事業の構造として動かしにくい。強気の見方が頼りにする利益率の上昇は、会社自身の計画を超える水準でなければ成り立たない。

そのため、確率は中立に 4 割弱、やや悲観に 4 分の 1、悲観に 1 割を置き、楽観側は合わせて 3 割弱にとどめた。国際の数量の伸びは認めるが、利益率の上がり方は慎重に見た。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 3,164 円2,865 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,019 円922 億円)。 今の値に割り戻すと 2,289 円2,073 億円、今との差 −18.0%、 期待の年率 +4.1%(資本コスト 7.2%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 5,845 円5,293 億円 1,380 円1,250 億円 +158.9% +10.0% 506 円458 億円
やや楽観 20% 4,527 円4,100 億円 1,215 円1,100 億円 +105.8% +7.5% 1,148 円1,040 億円
中立 38% 3,646 円3,302 億円 1,093 円990 億円 +69.8% +5.4% 1,801 円1,631 億円
やや悲観 25% 1,559 円1,412 億円 856 円775 億円 −13.5% −1.4% 604 円547 億円
悲観 10% 740 円670 億円 497 円450 億円 −55.7% −7.8% 124 円112 億円
加重平均100% 3,164 円2,865 億円1,019 円922 億円 +49.9% +4.1% 4,182 円3,788 億円

今の株価時価総額 2,791 円2,527 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 7% 楽観:国際が育ち、利益率が計画を超える 利益 321 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 5,845 円5,293 億円

インゴマー社の取り込みが想定以上にうまくいく。米国の契約農家との関係が強まって加工量が増え、ペーストの相場も安定する。ケチャップなどの二次加工は米国・豪州・欧州で業務用の顧客を広げ、国際の売上は 2,500 億円近くに伸びる。利益率は一次加工の効率化と二次加工の構成比の上昇で 10% に届く。

国内は、野菜飲料の健康需要が人口減を補い、数量はほぼ横ばいを保つ。値上げは物価並みに通り、利益率は 11.5% まで上がる。

全社の事業利益は 460 億円前後と、会社が掲げる 500 億円に近づく。戦略投資の買収もうまくいき、ROE は 10% を超える。還元は総還元性向 5 割を守る。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年10億円×10年×1.0=100億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内加工食品:数量 52.4(販売数量(万トン、飲料・食品・業務用の合計の推定))× 価格 402(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,108 億円・営業利益 242 億円。国内利益率 11.5%
  • 国際(トマト一次加工・二次加工):数量 45.9(販売数量(万トン、トマト製品の推定))× 価格 536(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,461 億円・営業利益 246 億円。国際利益率 10%
  • その他:数量 5.0(取扱量(万トン相当、推定))× 価格 590(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 296 億円・営業利益 12 億円。利益率 4%

倍率:事業の純利益 321 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍。全体の PER 16.49 倍、時価総額 5,293 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国際の数量が強く伸び、国内も値上げが定着して、利益率が会社の 2035 年の目標に近づく姿。一次加工の相場に頼る限り全部がそろう確率は低く、7% にとどめた。

やや楽観 20% やや楽観:国際の数量が伸び、国内は踏ん張る 利益 265 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 4,527 円4,100 億円

国内の数量は人口減で 5% ほど減るが、値上げは通り、利益率は計画の 10% をやや上回る。国際は、米国のトマト需要と二次加工の拡大で数量が 4 割増え、利益率は 9% 台に上がる。

全社の事業利益は 390 億円前後。国内の定番ブランドが物価並みの値上げを通し、国際は二次加工の比率が少しずつ上がる。会社の 2028 年の目標(270 億円)は達成し、2035 年の目標(500 億円)には届かない姿だ。ROE は 9% を超えて資本コストを上回り、還元も総還元性向 5 割で増える。ただし国際の相場は波があり、途中の年には利益が大きく振れる。会社の目標に近づいても、そこで安心できる姿ではない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年10億円×10年×1.0=100億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内加工食品:数量 49.8(販売数量(万トン、飲料・食品・業務用の合計の推定))× 価格 402(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,002 億円・営業利益 216 億円。国内利益率 10.8%
  • 国際(トマト一次加工・二次加工):数量 40.2(販売数量(万トン、トマト製品の推定))× 価格 536(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 2,154 億円・営業利益 198 億円。国際利益率 9.2%
  • その他:数量 4.9(取扱量(万トン相当、推定))× 価格 590(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 287 億円・営業利益 10 億円。利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 265 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.47 倍、時価総額 4,100 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国際の伸びと国内の値上げ定着はどちらも自然な姿で、会社の中計が大筋で達成される。中立よりやや軽い 2 割に置いた。

中立 38% 中立:普通の優良会社として 10 年が過ぎる 利益 226 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 3,646 円3,302 億円

国内は人口減とPBシフトで数量が 7% ほど減り、野菜飲料の健康需要がそれを一部補う。値上げは物価並みに通り、売上は 2,000 億円弱。利益率は計画どおり 10% 前後で落ち着く。

国際は、米国と新興国の需要で数量が 25% 伸びる。ペーストは相場商品なので波があるが、ならせば物価並みに上がる。利益率は一次加工と二次加工の混合で 8.5% 前後になる。

全社の事業利益は 330 億円前後で、2025 年の約 1.5 倍。会社の 2028 年の目標は達成するが、2035 年の目標 500 億円には届かない。ROE は 8% 前後と、資本コストをわずかに上回る水準にとどまる。還元は総還元性向 5 割で、配当が累進的に増える。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年10億円×10年×1.0=100億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内加工食品:数量 48.8(販売数量(万トン、飲料・食品・業務用の合計の推定))× 価格 402(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,960 億円・営業利益 196 億円。国内利益率 10%
  • 国際(トマト一次加工・二次加工):数量 35.9(販売数量(万トン、トマト製品の推定))× 価格 536(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,923 億円・営業利益 163 億円。国際利益率 8.5%
  • その他:数量 4.8(取扱量(万トン相当、推定))× 価格 590(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 281 億円・営業利益 8 億円。利益率 3%

倍率:事業の純利益 226 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.61 倍、時価総額 3,302 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内は微減・国際は伸びるが相場に振れる、という構造の中心値。強気の言い分も慎重な言い分も認めたうえで、わずかに慎重側へ寄せた。

やや悲観 25% やや悲観:国内が細り、トマト相場が長く軟調 利益 139 億円 · PER 9.9 倍 · 株価時価総額 1,559 円1,412 億円

国内は値上げ疲れで数量が 15% 減る。PB が棚を広げ、価格は物価に届かず 10 年 1.30 倍にとどまり、利益率は 8% に下がる。

国際は、世界のトマト供給が回復して相場が長く軟調になる。一次加工の利益率は 3% 台に落ち、全体で 6.5% 前後、価格も 10 年 1.25 倍と物価に届かない。

全社の事業利益は 210 億円と、今の 2025 年をわずかに下回る。ROE は 5% 台で資本コストを割る。配当は累進を守るが、戦略投資は絞られ、還元は 700 億円にとどまる。ブランド品の棚の縮みと相場の軟調が 10 年続くという、今の 2026 年の延長線上の姿だ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年10億円×10年×0.8=75億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内加工食品:数量 44.6(販売数量(万トン、飲料・食品・業務用の合計の推定))× 価格 390(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,738 億円・営業利益 139 億円。国内利益率 8%
  • 国際(トマト一次加工・二次加工):数量 31.6(販売数量(万トン、トマト製品の推定))× 価格 500(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,578 億円・営業利益 103 億円。国際利益率 6.5%
  • その他:数量 4.5(取扱量(万トン相当、推定))× 価格 572(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 259 億円・営業利益 3 億円。利益率 1%

倍率:ROE 5.5%が k 7.25%以下。RONIC 6.5%で正当化 PER は約 11.0 倍が上限。稼ぐ力は純利益 139 億円(÷ k で約 1,850 億円)、その約 9 割の 9.9 倍を採用。今の自己資本には掛けない。

確率:国内の人口減と PB、国際一次加工の相場軟調が重なる姿は、今の 2026 年の延長にもあたり、起こりやすい。2 割台半ばに置いた。

悲観 10% 悲観:ブランドの棚が縮み、買収も重荷になる 利益 67 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 740 円670 億円

国内は流通大手の PB と値上げ疲れで棚が縮み、数量は 25% 落ちる。価格も物価に届かず、利益率は 6.5% に下がる。

国際は、中国・イタリアの供給増でペースト相場が崩れ、一次加工は薄利に落ちる。さらに戦略投資の買収が裏目に出て、のれんの減損が約 400 億円出る。

全社の事業利益は 110 億円と、今の半分になる。ROE は 3% 台に落ち、ブランド会社としての評価は外れる。配当は累進を守れず、10 年の還元は 400 億円ほどにとどまる。会社は縮んだ食品会社として、稼ぐ力だけで評価される。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年10億円×10年×0.5=50億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内加工食品:数量 39.3(販売数量(万トン、飲料・食品・業務用の合計の推定))× 価格 360(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,416 億円・営業利益 92 億円。国内利益率 6.5%
  • 国際(トマト一次加工・二次加工):数量 28.7(販売数量(万トン、トマト製品の推定))× 価格 440(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 1,263 億円・営業利益 51 億円。国際利益率 4%
  • その他:数量 4.0(取扱量(万トン相当、推定))× 価格 528(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 212 億円・営業利益 0 億円。利益率 0%

倍率:ROE 3.5%が k 7.25%以下。上限は 1÷k の 13.3 倍。稼ぐ力は純利益 67 億円(÷ k で約 900 億円)、その約 7 割強の 10 倍に置いた。自己資本は減損 400 億円を引いたあとの額で、今の自己資本に掛ける形にしない。

確率:国内の PB 化、国際の相場崩れ、戦略投資の失敗が同時に起きる複合の姿。一次加工の相場の下振れを考えれば無視できないが、全部そろうのは稀なので 1 割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内加工食品

野菜飲料(野菜生活100・トマトジュース)、ケチャップ・ソースなどの食品、外食向けの業務用。国内の家庭の定番ブランド。

数量販売数量(万トン、飲料・食品・業務用の合計の推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2025/12 52.4 300 1,573 155
10 年後 中立 48.8 402 1,960 196

取り方:売上 1,573 億円を、平均で三百円前後の品が年 52 万トン売れていると置いて分けた(推定)。飲料は 1 リットル二百円台、食品はケチャップ・ソースで四百円台を混ぜた値。数量は人口減と PB で中立 10 年 0.93 倍(野菜飲料の健康需要が減少の一部を埋める)。価格は物価並みの 10 年 1.34 倍。市場の大きさ:国内の野菜飲料は 3,000 億円規模、ケチャップは 500 億円規模と見て、カゴメは野菜飲料で 3 割強、トマト調味料で 4 割台の首位級(推定)。競合は伊藤園、キッコーマン(デルモンテ)、PB。

国際(トマト一次加工・二次加工)

米インゴマー社のトマトペースト・ダイスの一次加工と、米豪欧でのケチャップ・ソースなどの二次加工。

数量販売数量(万トン、トマト製品の推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2025/12 28.7 400 1,148 93
10 年後 中立 35.9 536 1,923 163

取り方:売上 1,148 億円を、平均で四百円前後の品が年 29 万トン売れていると置いて分けた(推定)。一次加工のペースト・ダイスは 1kg 二〜三百円、二次加工は五百円以上で混ぜた値。インゴマー社は年 155 万トンの生トマトを処理し、歩留まりから製品は 25 万トン前後。数量は米国と新興国の需要増と、シェアの引き上げで 10 年 1.25 倍。価格は物価並みの 10 年 1.34 倍(ペーストは相場商品なので、悲観では下げる)。市場の大きさ:世界の加工用トマトは年 4,000 万トン台、カゴメ(インゴマー分)は世界 4 位で 3〜4% のシェアと見る。競合はモーニングスター、中国新疆の輸出、イタリア勢。

その他

農園事業、通販、機能性素材など。

数量取扱量(万トン相当、推定)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2025/12 5.0 440 221 5
10 年後 中立 4.8 590 281 8

取り方:売上 221 億円を、平均で四百四十円前後の品が年 5 万トン相当と置いた(推定)。農産物・通販・素材の混合で、実体の数量は開示がない。数量は中立 10 年 0.95 倍、価格は物価並み。利益は薄く、全社の動きにほとんど効かない。

リスクと懸念

トマトペースト相場の下落

国際の一次加工は、世界のトマトペースト相場に利益が左右される。2023 年の供給不足で潤った分が、在庫の回復で削られ、2026 年の予想でも国際の減益要因になっている。中国新疆やイタリアで供給が増えれば、利益率は 3% 台まで落ちうる。

国内の数量減と PB

国内の人口減に加え、値上げを重ねたことで消費者の値ごろ感が厳しくなり、PB へ流れやすい。2026 年の予想でも、価格改定後の飲料の数量が戻っていない。ブランドの棚が縮めば、国内の利益率 10% の目標は遠のく。

買収と戦略投資の失敗

インゴマー社の連結で借金とのれんが増えた。中計は戦略投資に最大 500 億円の枠を置くが、次の買収が裏目に出ればのれんの減損と ROE の低下につながる。M&A で規模を得ても、利益率が上がらない事例はこの業界に多い。

カリフォルニアの原料と気候

インゴマー社の原料は、カリフォルニアの契約農家のトマトだ。水不足・干ばつ・契約面積の減少が続けば、処理量と原価に直接響く。2026 年の契約面積は 30 年超で最少で、供給が絞られている。

包材・エネルギーと為替

中東情勢の悪化で包材・エネルギーの費用が想定以上に増えるおそれがあると会社は説明している。ドル円は 150 円固定の前提だが、輸入原料の円建て原価は実際には為替で動く。値上げで転嫁できるまでの時間差で利益が削られる。

一時益の見かけ

2024 年の事業利益と ROE は、インゴマー社の連結に伴う 93 億円の差益で膨らんでいた。過去の利益の水準をそのまま先に延ばすと、稼ぐ力を過大に見る危険がある。本稿では差益を除いた 2025 年の実力から積み上げた。

今後の分かれ目

トマトペーストの世界相場が長く低迷したら
国際一次加工の利益率の前提を下げ、やや悲観と悲観の確率を上げる。
国内の飲料で価格改定後の数量が戻り、販促費が下がったら
国内利益率 10% の前提が確かになり、やや楽観の確率を上げてよい。
インゴマー社に続く大型の買収が発表されたら
価格と利益率の見込みを確かめ、買収後の ROE が資本コストを上回るかで楽観と悲観のどちらへ寄せるかを決める。
国際の二次加工が利益率 9% 台へ上がったら
構成の変化が定着したかを見て、国際の利益率の前提を上げる。
総還元性向 50% に自社株買いが加わったら
還元の額が増え、ROE の見通しも上がる。ただし本質価値は利益で決まるので、倍率の前提は変えない。
カリフォルニアの契約面積の減少が続き原料が不足したら
一時的に相場は上がるが、処理量の減少で数量の前提を下げる。

見ておくもの

  • 国内加工食品の事業利益率(10% の計画に近づいているか)と飲料の販売数量
  • 国際一次加工のトマトペースト相場と、インゴマー社の処理量
  • 国際二次加工の利益率(9% の計画)
  • 総還元性向(50%)と累進配当の実行
  • 戦略投資 500 億円の使い道とのれんの動き

倍率と資本コストの決め方

国内・国際・その他の 3 事業を、販売数量(万トン、推定)× 1kg の単価(推定)で積み上げ、価格は物価並みに 10 年 1.34 倍とした(悲観・やや悲観の国際・国内の価格だけ物価に届かない)。倍率は式が決めた。ROE が k を上回る中立とやや楽観・楽観は、1÷k の 13.3 倍が下限、上限は正当化 PER の 9 割前後で、今の PER や過去の PER から置いていない。中立で今の時価総額の約 1.2 倍にとどまり、今の値段の方が高いと出た。悲観側は稼ぐ力(純利益÷k)の 7〜9 割に置いた。2024 年の差益 93 億円を除いて、2025 年の事業利益 226 億円から積み上げた。リースは店舗を借りる事業でなく小さいので、数字の形は変えていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.3→16.49 倍・やや楽観 PER 13.3→15.47 倍・中立 PER 13.3→14.61 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality 0 を足した。事業が傾いているわけではないので上乗せは置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.25%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. カゴメ 中期経営計画(Kagome Group Plan 2028)の要約
  2. カゴメ、Ingomar 社の連結子会社化(2024/01)
  3. カゴメ 2026/12 期 中間決算短信(2026/07/30)

分析日 2026-10-16