株譜
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フジ日本 2114

砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)591 円303 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)622 円319 億円差 −5.0%
10 年後から見ると 適正 価値 591 円303 億円 · 差 −5.0% · 期待の年率 +6.3%
期待の年率リターン(10 年)+6.3%資本コスト比 −1.7 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

フジ日本は、砂糖づくりの老舗が、イヌリンという食物繊維の会社へ変わりつつある会社だ。売上の半分はすでに機能性素材で、糖類を上回った。筆者の結論は、ほぼ適正である。成長の芽は本物で、下値も固い。ただ、今の利益は砂糖の好調と一度きりの売却益で押し上げられており、安全域は厚くない。

糖類は、輸入した原料糖を精製して売る事業だ。国内の砂糖の消費は人口減で細り、数量は10年で1割ほど減る。2025年11月には約7年ぶりに値下げもした。国内の精製糖で占める位置は5%台と小さい。

機能性素材の中心はイヌリンだ。糖質オフや機能性表示食品に使われ、さとうきび原料の酵素法は世界で唯一とされる。タイ工場の能力は2027年7月に1.5倍へ増える。海外の大手向けが伸び、数量は10年で6割増えると見る。

ただ、砂糖の利益率は過去の山に近い。機能性素材の利益率はまだ1割ほどだ。本社費も物価で増える。10年後の営業利益は、今期の1.4倍の50億円ほどだ。物価の伸びとほぼ同じで、実質では小さな伸びにとどまる。

財務は堅く、配当は自己資本の3.5%を下限とする。それでも資本効率は資本コストと並ぶ程度で、割増しは付かない。下値は固いが、上値も限られる。今の値段は、成長を織り込んで妥当な水準にある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、持ちたいのはイヌリンだ。砂糖は、続くがもうからない事業の側にある。

砂糖は10年後も食卓にある。だが数量は細り、値段は原料相場と制度に決められる。堀、つまり他社がまねできない強みは薄い。ここで稼ぐ利益は、山のあとで平らに戻るとみる。

イヌリンは違う。原料から製法まで独自で、顧客の食品メーカーは配合を替えにくい。能力の増設は、需要を先に読んだ投資だ。ただ、売上のどれほどがイヌリンかが見えない。利益率も1割と、独占の旨みを取り切れていない。

経営は慎重で、配当の下限を決め、財務も堅い。M&Aを軸にする成長投資は、資本を壊すこともある。買う値段に規律が保たれるかが、最も気になる点だ。

安全域は厚くない。中立の筋書きで、10年後の時価総額と還元の合計は今の水準を上回るが、年率では資本コストにやや届かない。下値は固いので、傷は浅い。割安と呼ぶには、イヌリンの利益が見える形で増える必要がある。

持つなら、現金が株主に戻り始めるか、イヌリンの利益が開示されて見えた時だ。それまでは、配当を受け取りながら待つ立場になる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。砂糖と、イヌリンを中心にした機能性素材だ。2026年3月期の売上は、糖類が134億円、機能性素材が141億円、不動産が6億円だった。

糖類は、オーストラリアやタイから輸入した原料糖を精製し、グラニュー糖、上白糖、液糖、加工糖にして食品メーカーや卸へ売る。国の糖価調整制度で、輸入糖には調整金がかかる。値段は原料の相場と為替と調整金を積んだ上に、加工の取り分が乗る形で決まる。インバウンド需要で販売は堅調だが、2025年11月に値下げし、物流費も上がった。

機能性素材の看板がイヌリンだ。ごぼうやチコリにも含まれる食物繊維で、血糖値の上がり方をゆるやかにし、腸内環境を整える。フジ日本は、さとうきびの砂糖から酵素でつくる。製造は全量がタイの自社工場で、国内向けは輸入し、海外は主に東南アジアで売る。子会社のユニテックフーズは、ペクチンなど天然の添加物素材を作る。切花の延命剤「キープ・フラワー」もある。

タイの子会社が、イヌリンの製造と東南アジアの販売を担う。海外の売上比率は、2029年3月期に2割を目標とする。

不動産は小さいが、利益率が高い。東京の茅場町でビジネスホテル向けの賃貸をしている。

大株主は双日が31.8%で最大だ。中期計画「CHANGE 2028」は、2029年3月期に売上360億円、経常利益36億円、ROE9%以上を目指す。重点は東南アジアの拡大と、M&Aを軸にした成長投資だ。

優良さと弱いところ

質の面では、二つの顔を持つ会社だ。

一つは機能性素材の強みだ。さとうきびを原料に、酵素でイヌリンをつくる製法は、会社の説明では世界で唯一とされる。欧州にはチコリ由来の品を作る大手がいて、競争は楽ではない。それでも原料と製法が独自で、食品メーカーは配合を替えにくい。顧客と結びつくほど、取引は長く続く。ただし、開示が無く、売上のどれほどがイヌリンかは分からない。

もう一つは砂糖だ。製品は汎用品で、値段は原料相場と制度に縛られる。首位のDM三井製糖が約4割、ウェルネオシュガーが約3割を握り、フジ日本は5%台にとどまる。規模の力は弱いが、2025年10月に塩水港精糖と組み、共同生産で負担を軽くする道を探り始めた。

収益力は山に近い。2026年3月期の営業利益率は12.5%で、過去で最も高い。10年前は3%台だった。コスト高を価格に移せた年と、原料が安かった年が重なった成果で、構造が変わったと言い切れない。

資本効率は改善してきた。ROEは過去10年の中央値で7%台、直近は11%台に上がった。ただ、純利益には売却益が入り、実力はやや低い。

財務は堅い。自己資本比率は72%で、純現金は約23億円ある。経営は「攻めへの転換」を掲げ、東南アジアとM&Aに踏み出した。資本の使い方はこれから試される。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

砂糖の国内市場は、構造的に細っている。人口減と甘さ控えめの嗜好に加え、異性化糖(ぶどう糖と果糖の甘味料)への置き換えが効く。国産の甜菜糖と甘蔗糖が消費の約4割を占め、残る6割ほどが輸入原料糖から作る精製糖だ。

精製糖は上位への集中が進んだ。2020年に三井製糖と大日本明治製糖が、2023年に日新製糖と伊藤忠製糖が統合した。フジ日本はその外にいる。大手の下で、液糖や加工糖、特定の顧客で稼ぐ立場だ。値段が決まる仕組みは大手と同じで、原料相場の急変で利益が振れる。

機能性素材は逆に伸びている。イヌリンの用途は、糖質オフ食品、機能性表示食品、飲料、乳製品だ。国内では健康訴求の商品に採用が増え、海外ではタイや東南アジアの大手食品メーカーに採用が広がった。会社は米国とインドも狙う。東南アジア向けが落ちた年もあり、安定した伸びとは言えない。

原料糖はニューヨークの相場で決まり、円安は製造コストを押し上げる。会社は今期の減益予想の理由に、エネルギー、原料、円安をあげている。

今後の分かれ目は三つある。糖価調整制度の見直し、原料相場の方向、そしてイヌリンの海外の大手顧客が増え続けるかどうかだ。

10年の見方は、砂糖の数量が1割減り、値段は物価並みに上がる。イヌリンを含む機能性素材は、数量が6割増え、値段は物価をやや下回る。この組み合わせで、全社の営業利益は物価の分を除いて小さく伸びる。

資本政策と M&A

資本政策は、安定配当と成長投資の両立を掲げる。配当は自己資本の3.5%以上を下限とする。2027年3月期は配当性向が4割ほどになる見込みで、純利益が減っても配当は下げにくい。

大株主は双日が31.8%、和田製糖が9.6%、鈴与が7.4%、塩水港精糖が5.0%だ。双日との取引関係の中身は、確かめられていない。安定株主が厚く、浮動株は多くない。10年以内のTOBや再編の確率は、kabufuの推定で24%と高めだ。

成長投資は、東南アジアの拡大とM&Aが軸だ。酵素開発のdigzymeに出資し、2025年10月には塩水港精糖と共同生産・共同開発の契約を結んだ。タイのイヌリン工場の増設は、能力を6,500トンから約9,700トンへ増やす。投資額は公表されていない。

保有株は少しずつ売っており、2026年3月期に売却益5.2億円を計上した。この売却益は一度きりで、今期の予想には入っていない。

株主優待は、9月末に100株以上へ贈る。100株はQUOカード、200株以上は自社製品だ。株主数は2.6万人で、費用は開示が無く、年1.2億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額の10年分を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した。費用は利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

機能性素材は、砂糖に代わる柱に育った。売上は糖類を上回り、営業利益は前の期に3割近く増えた。タイ工場の能力は2027年7月に1.5倍になる。増設は需要に先回りした投資で、国内外とも販売数量が年々増えている。

イヌリンは、さとうきびから酵素でつくる世界で唯一とされる製法だ。糖質オフや機能性表示食品の追い風があり、東南アジア、米国、インドへ販路を広げている。海外比率は2029年3月期に2割、2039年3月期に4割へ上げる計画だ。海外の大手に入り込めば、伸びは長く続く。

砂糖は、上位2社への集中が進んだ業界の中で、値段を守れる。2025年10月には塩水港精糖と組み、共同生産で工場の負担を軽くする。

会社の予想は保守的だ。過去4期は、期初の予想を平均で4割ほど上回った。今期の営業利益33億円は、実際には超えやすい水準にある。

配当は自己資本の3.5%を下限とし、増配を続ける。10年後にイヌリンが3倍を超えれば、営業利益は80億円を超える。

慎重な見方

今の利益は山に近い。営業利益率12.5%は過去最高で、会社自身が今期の営業利益を33億円と、減益で見ている。エネルギーと原料のコスト、円安、前期の売却益の消えた分が重なる。

砂糖は縮む市場だ。人口減で数量は細り、2025年11月には約7年ぶりに値下げした。物流費の上昇で、営業利益はすでに減っている。上位2社が7割を握り、フジ日本は5%台にすぎない。

イヌリンは、一つの工場と一つの国に頼る。製造は全量がタイ工場で、増設の費用はまだ回収できていない。東南アジア向けが落ち込んだ年もある。需要が鈍れば、増えた能力が重荷になる。

機能性素材の利益率は1割ほどで、成長事業としては低い。能力を増やしても、値段が下がれば利益は増えない。M&Aを軸とする成長投資が、価値を壊す例も多い。

資本効率は資本コストと並ぶ程度で、割増しは付かない。今の値段は、イヌリンの成功を先に払っている。

配当の下限を自己資本の3.5%で決めている点も、利益が細る局面では重荷になる。自己資本が積み上がるほど、配当の義務も膨らむからだ。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がやや強い。イヌリンの成長は本物だが、今の利益は砂糖の山と一度きりの売却益を含む。10年かけても、資本効率は資本コストを大きく超えない。強気の見方の根拠は、会社の予想の保守性と能力増設だ。ただ、増設の効果は中立の筋書きにすでに入れてある。

結論は適正だが、割安と呼ぶ根拠は薄い。確率は中立を最大にしつつ、やや悲観と悲観に合わせて3割台半ばを置いた。下値が固いので、悲観は厚くしすぎなかった。イヌリンの売上と利益率が開示されれば、確率を組み替える。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 886 円455 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 265 円136 億円)。 今の値に割り戻すと 591 円303 億円、今との差 −5.0%、 期待の年率 +6.3%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 1,870 円959 億円 365 円187 億円 +259.2% +13.6% 179 円92 億円
やや楽観 22% 1,353 円694 億円 326 円167 億円 +169.9% +10.4% 369 円189 億円
中立 36% 970 円498 億円 283 円145 億円 +101.4% +7.3% 451 円231 億円
やや悲観 23% 339 円174 億円 209 円107 億円 −12.0% −1.3% 126 円65 億円
悲観 11% 107 円55 億円 129 円66 億円 −62.1% −9.2% 26 円13 億円
加重平均100% 886 円455 億円265 円136 億円 +85.0% +6.3% 1,151 円590 億円

今の株価時価総額 622 円319 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% イヌリンが3倍に育ち、砂糖の利益も守る 利益 65 億円 · PER 14.7 倍 · 株価時価総額 1,870 円959 億円

イヌリンが大きく育つ筋書きだ。

海外の大手顧客が増え、米国とインドにも販路が開く。イヌリンの数量は今の3.5倍になり、機能性素材の売上は3倍を超える。規模の効果で利益率は14%に上がる。

砂糖は数量が5%減にとどまり、物価を上回る値上げも通る。利益率は12.5%を保つ。

営業利益は80億円を超え、会社の長期目標である経常利益100億円に近づく。還元は純利益の3割に届かない程度だが、配当は自己資本に連動して増える。

ROEは11%に乗る。それでも倍率は上限に近い程度で、成長の鈍る10年後に高い値は付かない。優待の受け取り(年1.2億円×10年×1.0=12億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 糖類(精糖)事業:数量 5.8(販売量(万トン))× 価格 30(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 176 億円・営業利益 22 億円。数量 0.95 倍、価格 1.38 倍、営業利益率 12.5%
  • 機能性素材事業:数量 3.1(出荷量(万トン相当・推定))× 価格 146(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 445 億円・営業利益 62 億円。数量 2.35 倍、価格 1.34 倍、営業利益率 14.0%
  • 不動産・その他:数量 2.0(賃貸対象面積(万㎡相当・推定))× 価格 5.83(1万㎡あたり売上(億円))→ 売上 12 億円・営業利益 8 億円。数量 1.00 倍、価格 1.34 倍、営業利益率 68.0%

倍率:事業の純利益 65 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.7 倍。全体の PER 14.69 倍、時価総額 959 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:イヌリンの拡大、砂糖の値段の維持、本社費の抑制がそろう姿。要件が多く、1割未満の8%とした。

やや楽観 22% イヌリンが倍以上に伸び、砂糖は守る 利益 51 億円 · PER 13.7 倍 · 株価時価総額 1,353 円694 億円

イヌリンが倍を超えて伸びる筋書きだ。

タイ工場の増設で供給が増え、海外の大手向けが伸びる。イヌリンの数量は今の2.8倍、機能性素材の売上は2.5倍になる。利益率は12.5%まで上がる。

砂糖は数量が8%減り、値上げは物価並みか、やや上回る。利益率は11.5%に下がる。

営業利益は65億円ほどで、会社の目標を超える。還元は純利益の3割台で、増配を続ける。ROEは10%近い。

ただ、倍率は上限に届かない。機能性素材は伸びるが、汎用品の砂糖が全体の質を引き下げる。優待の受け取り(年1.2億円×10年×1.0=12億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 糖類(精糖)事業:数量 5.6(販売量(万トン))× 価格 30(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 168 億円・営業利益 19 億円。数量 0.92 倍、価格 1.36 倍、営業利益率 11.5%
  • 機能性素材事業:数量 2.5(出荷量(万トン相当・推定))× 価格 143(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 363 億円・営業利益 45 億円。数量 1.95 倍、価格 1.32 倍、営業利益率 12.5%
  • 不動産・その他:数量 2.0(賃貸対象面積(万㎡相当・推定))× 価格 5.83(1万㎡あたり売上(億円))→ 売上 12 億円・営業利益 8 億円。数量 1.00 倍、価格 1.34 倍、営業利益率 68.0%

倍率:事業の純利益 51 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.7 倍。全体の PER 13.72 倍、時価総額 694 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:イヌリンの増設と海外が計画どおりに進み、砂糖が現状を保つ姿。2割強を置いた。

中立 36% 砂糖の縮みをイヌリンの伸びが埋める 利益 40 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 970 円498 億円

砂糖の縮みを、イヌリンの伸びが埋める筋書きだ。

砂糖の数量は人口減で今の9割に減り、値段は物価並みに上がる。山に近い利益率は、競争と値下げで10%に戻る。

機能性素材は、イヌリンの数量が今の2.2倍になり、全体では6割増える。海外の競争で値段は物価に届かず、利益率は11.5%にとどまる。

営業利益は50億円ほどで、今期の1.4倍。物価の1.34倍とほぼ同じで、実質では横ばいに近い。本社費も物価で増える。

還元は配当が中心で、純利益の3割台半ば。ROEは8%で、資本コストに並ぶ。倍率は、資本コストに見合う水準にとどまる。優待の受け取り(年1.2億円×10年×1.0=12億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 糖類(精糖)事業:数量 5.5(販売量(万トン))× 価格 29(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 162 億円・営業利益 16 億円。数量 0.90 倍、価格 1.34 倍、営業利益率 10.0%
  • 機能性素材事業:数量 2.1(出荷量(万トン相当・推定))× 価格 141(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 297 億円・営業利益 34 億円。数量 1.62 倍、価格 1.30 倍、営業利益率 11.5%
  • 不動産・その他:数量 2.0(賃貸対象面積(万㎡相当・推定))× 価格 5.83(1万㎡あたり売上(億円))→ 売上 12 億円・営業利益 8 億円。数量 1.00 倍、価格 1.34 倍、営業利益率 68.0%

倍率:事業の純利益 40 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍。全体の PER 12.6 倍、時価総額 498 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:砂糖の縮みと、イヌリンの伸びが打ち消し合う姿。最大の確率として3割台半ばを置いた。

やや悲観 23% 砂糖の利益率が戻り、イヌリンが足踏みする 利益 21 億円 · PER 6.7 倍 · 株価時価総額 339 円174 億円

砂糖の利益率が元に戻り、イヌリンも足踏みする筋書きだ。

砂糖は数量が16%減り、原料相場の反転で値上げは物価の7割ほどしか通らない。利益率は7.5%に下がる。異性化糖への置き換えも進む。

イヌリンは競争が強まり、数量は今の1.6倍にとどまる。値段は物価の半分ほどしか上がらず、機能性素材の利益率は8.5%。

営業利益は26億円ほどで、今期の7割。本社費は物価で増え、利益を削る。

配当は自己資本の3.5%の下限を守り、純利益の5割近くに当たる。ROEは5%で、資本コストを大きく下回る。優待の受け取り(年1.2億円×10年×0.75=9億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 糖類(精糖)事業:数量 5.1(販売量(万トン))× 価格 28(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 141 億円・営業利益 11 億円。数量 0.84 倍、価格 1.25 倍、営業利益率 7.5%
  • 機能性素材事業:数量 1.6(出荷量(万トン相当・推定))× 価格 125(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 203 億円・営業利益 17 億円。数量 1.25 倍、価格 1.15 倍、営業利益率 8.5%
  • 不動産・その他:数量 2.0(賃貸対象面積(万㎡相当・推定))× 価格 5.44(1万㎡あたり売上(億円))→ 売上 11 億円・営業利益 7 億円。数量 1.00 倍、価格 1.25 倍、営業利益率 62.0%

倍率:事業の ROE 5.0% は k 8.0% を大きく下回る。RONIC は 6.5%、g 4.0% の正当化 PER は上限 9.6 倍。稼ぐ力が薄れた筋書きで、上限の 7 割に置く。(上限の約 70% の 6.7 倍)

確率:砂糖の利益率が過去の水準へ戻り、イヌリンの伸びも鈍る姿。過去の利益率の振れを考え、2割台前半とした。

悲観 11% 砂糖が崩れ、イヌリンも値崩れする 利益 6 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 107 円55 億円

構造的に負ける。砂糖の消費が置き換えで細り、数量は今の7割まで落ちる。

上位2社が値下げで需要を取りにきて、値段は物価の1割強しか上がらない。利益率は3.5%に下がる。

イヌリンは競合の参入で値崩れし、タイ工場の増設は稼働が上がらない。機能性素材の数量は今の9割、値段は据え置き。利益率は4%まで落ちる。

営業利益は6億円ほどになる。工場の減損で自己資本が減り、配当は自己資本の3.5%の下限を維持できず、減額に追い込まれる。もう優良とは呼べない。

それでも、純現金と保有株の含み益が下値を支える。優待の受け取り(年1.2億円×10年×0.5=6億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 糖類(精糖)事業:数量 4.4(販売量(万トン))× 価格 24(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 106 億円・営業利益 4 億円。数量 0.72 倍、価格 1.10 倍、営業利益率 3.5%
  • 機能性素材事業:数量 1.2(出荷量(万トン相当・推定))× 価格 109(1トンあたり平均単価(万円))→ 売上 127 億円・営業利益 5 億円。数量 0.90 倍、価格 1.00 倍、営業利益率 4.0%
  • 不動産・その他:数量 1.8(賃貸対象面積(万㎡相当・推定))× 価格 4.35(1万㎡あたり売上(億円))→ 売上 8 億円・営業利益 4 億円。数量 0.90 倍、価格 1.00 倍、営業利益率 55.0%

倍率:構造的に負けて稼ぎが細る筋書きなので PBR。稼ぐ力(純利益 6 億円 ÷ k 8.0%)は約 70 億円だが、値崩れで安定しないため、より保守的な床を採る。純現金と保有株の含み益の税引き後で約 55 億円(今の自己資本 279 億円の 0.20 倍)。

確率:砂糖の置き換えとイヌリンの値崩れが同時に来る構造的な負け。純現金と保有株が下値を支えるので、1割強とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

糖類(精糖)事業

輸入した原料糖を精製して売る砂糖・液糖・加工糖。国内の精製糖で5%台の小さな位置。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり平均単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 6.1 22 134 21
10 年後 中立 5.5 29 162 16

取り方:糖類の販売量は開示が無い。売上 134 億円を、グラニュー糖・上白糖・液糖・加工糖が混ざる平均単価 1 トン 22 万円で割り、約 6.1 万トンと推定した(推定)。国内の精製糖は輸入原料糖から作る分で約 110 万トンあり、シェアは 5% 台になる。営業利益は、2025/03 期中間の開示と前年比(-0.9%)から約 21 億円と推定した(推定)。数量は国内の砂糖消費の減少で 10 年 0.9 倍、価格は原料糖と調整金のコスト転嫁で物価並みを基本にする。

機能性素材事業

イヌリン(水溶性の食物繊維)が中心。ペクチンなど天然添加物素材(ユニテックフーズ)、切花活力剤なども含む。イヌリンはタイの自社工場で作る。

数量出荷量(万トン相当・推定)価格1トンあたり平均単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 1.3 109 141 15
10 年後 中立 2.1 141 297 34

取り方:機能性素材は数量の開示が無い。売上 141 億円のうち、イヌリンを約 55 億円(約 0.55 万トン、1 トン約 100 万円と仮定)、ペクチンなどの素材と切花の延命剤を約 86 億円(約 0.75 万トン相当、1 トン約 115 万円と仮定)とみて、合計 1.3 万トン相当、平均 1 トン 108.6 万円と置いた(推定)。タイ工場の能力は年 6,500 トンで、2027 年 7 月に約 9,700 トンへ増える。営業利益は前年比 +28.1% と半期の開示から約 14.7 億円と推定した(推定)。数量はイヌリンの能力増設と海外の伸びで動く。価格は海外の競争があり、物価並みに届かないと置く。

不動産・その他

賃貸不動産(東横INN茅場町駅の賃貸など)とその他の小さな事業。

数量賃貸対象面積(万㎡相当・推定)価格1万㎡あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 2.0 4.35 9 6
10 年後 中立 2.0 5.83 12 8

取り方:賃貸不動産は面積の開示が無い。不動産の売上 6.3 億円と、その他の小さな事業 2.4 億円を合わせた 8.7 億円を、賃料の混成単価で割り戻した推定値(推定)。営業利益は、賃貸の高い利益率(半期の開示で約 9 割)から約 5.9 億円と推定した(推定)。数量は横ばい、価格は物価並み。

リスクと懸念

砂糖の消費減と制度の変更

国内の砂糖は人口減と置き換えで細り、10年で1割ほど減るとみる。国産糖を守る糖価調整制度が見直されれば、精製糖の原価と値段の仕組みが変わる。決めるのは国で、会社は制御できない。

砂糖の利益率が山にある

営業利益率は2026年3月期に12.5%と過去最高だった。2025年11月には約7年ぶりに値下げし、物流費も上がった。原料糖の相場が反転すれば、値下げ圧力が強まり、利益率は元の1桁台へ戻りうる。

イヌリンが一つの工場に集中

イヌリンの製造は全量がタイの自社工場で、能力増設もそこで行う。災害、洪水、現地の規制や為替で止まれば、機能性素材の柱が揺らぐ。販売も少数の大口顧客と東南アジアに偏る。

イヌリン需要の振れ

糖質オフ、機能性表示食品、健康ブームが追い風だが、流行に左右される。東南アジア向けが落ち込んだ年もあった。能力を1.5倍に増やす2027年7月に需要が追いつかなければ、償却だけが残る。

M&Aと成長投資の失敗

中期計画は成長投資をM&Aで進めるとする。小さな会社が買収で価値を壊す例は多い。投資額や買収先の基準は公表されておらず、規律が保たれるかを外から確かめにくい。

原料・エネルギー・為替

2027年3月期の営業利益予想は、エネルギー、原料、円安の製造コストで7%減る見込みだ。原料糖は外貨建てで、価格転嫁には数か月のずれが出る。急な変動は一時的に利益を削る。

大株主への偏り

双日が31.8%を持ち、和田製糖、鈴与、塩水港精糖などの安定株主が厚い。少数株主の発言力は弱く、再編や持分の動きが株価に大きく響く。10年以内のTOBの確率は24%と高めの推定だ。

今後の分かれ目

原料糖の相場が急落し、砂糖の値下げ要請が強まる
砂糖の利益率が元の水準へ戻るとみて、やや悲観・悲観の確率を上げる。
イヌリンの売上と利益率が開示され、20%前後の利益率で3割増の売上が続く
機能性素材の数量と利益率の想定を上げ、やや楽観以上の確率を上げる。
タイ工場の増設が遅れる、または稼働後に需要が追いつかない
機能性素材の数量の想定を下げ、償却の重さを利益に入れる。
糖価調整制度の見直しが決まる
砂糖の原価と値段の前提が変わるため、糖類の筋書きを全面的に見直す。
大きなM&Aが決まる
買う値段と、買った事業の利益率を確かめる。資本を壊す買収なら、悲観の確率を上げる。
双日が持分を動かす、またはTOBが出る
提示された価格を筋書きに反映し、確率を組み替える。

見ておくもの

  • 機能性素材の営業利益率と、イヌリンの売上の開示
  • タイ工場の増設の進み具合(2027年7月の稼働)
  • 砂糖の営業利益率(原料相場の反転後も1割を保てるか)
  • 海外比率の推移(2029年3月期に2割の目標)
  • 中期経営計画の進捗(経常利益36億円、ROE9%以上)と、M&Aの内容

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の ROE と k 8.0%(基本 7.5% + quality +0.5%)、長期の成長率 g 4% から出る正当化 PER を土台に置いた。今の PER や株価の水準から決めていない。純現金は 23 億円で時価総額の 1 割未満なので、余った現金は分けていない。保有株の時価は、配当が利益に入っているので足していない。指示書の領域は製糖だが、売上の半分は機能性素材(イヌリン中心)なので、糖類は製糖の前提(数量 0.9 倍・価格は物価並み)、機能性素材はイヌリンの増設と海外の伸びから別に置いた。純利益÷営業利益 は過去の中央値 0.89 に対し中立で 0.79。2026/03 期の売却益は流れの起点から外した。工場は自社所有が中心でリースは小さく、新リース会計基準の影響も小さいので、家賃を営業費用に入れた今の形でそろえた。決算期は 3 月で、10 年後は 2036/03 期に置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.22→14.69 倍・やや楽観 PER 12.8→13.72 倍・中立 PER 12.5→12.6 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5% を足した。同じ領域の DM 三井製糖(+0.6%)とウェルネオシュガー(+0.5%)の間。砂糖は景気に強いが縮む市場で、イヌリンは一つの工場に頼る。借金の軽さでは k を下げない。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. フジ日本:配当3%を享受しながら利益成長による株価上昇に期待(フィスコ)
  2. フジ日本、タイのイヌリン工場を増設し製造能力を1.5倍に拡大
  3. フジ日本 株式情報(大株主・株主優待)

分析日 2026-10-16