株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

紀文食品 2933

練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)796 円182 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,079 円246 億円差 −26.2%
10 年後から見ると やや割高 価値 796 円182 億円 · 差 −26.2% · 期待の年率 +4.5%
期待の年率リターン(10 年)+4.5%資本コスト比 −4.0 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

紀文食品は、かまぼこ・竹輪・はんぺん・カニカマといった練り物の国内最大手だ。国内市場は約3,000億円。自前の冷蔵物流で、全国のスーパーとコンビニに毎日届ける仕組みが他社との差になっている。

筆者の結論は「やや割高」だ。会社が悪いのではない。薄利の事業で、10年後の中立でも利益は今の約3倍にとどまり、ROEが資本コストに届かない。物価が年3%上がる世界では、利益の伸びが物価についていけない。

足元の傷は深い。2026年3月期の営業利益は前期から約3割減り、純利益は6割近く落ちた。冷凍すり身、卵、包装資材が同時に上がったためだ。2027年3月期の4〜6月も営業利益はほぼゼロだった。会社は通期で営業利益52億円を掲げるが、おでんと正月の冬に懸ける形だ。

光る部分もある。物流事業は外部の荷主が売上の8割を占め、利益率は国内食品の4倍に近い。ブランド品は値上げしても数量が増えた。一方、安さで選ばれるさつま揚げや惣菜は数量を落とした。筆者は、この二面性が10年の幅を決めると見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「良い商売だが、儲けの薄い商売」だ。

守りの強さは本物だ。練り物は日常の食品で、全国のスーパーとコンビニに首位の座で並ぶ。冷蔵物流は他社に使われるほど磨かれ、景気の波にも強い。10年後も事業は残る。

だが、株主の取り分になる利益は薄い。売上の3〜4%しか営業利益に残らない。原料が上がるたび、値上げが追いつくかで利益が半分に動く。工場と物流網の更新にも毎年お金が要る。

資本の使い方は堅実だが、攻めてはいない。大型買収はなく、配当性向は2割。ROEが資本コストを下回るなら、利益を溜めるより、借金の返済と株主への還元に回すほうが株主には良い。

安全域は、今の値段で薄い。割り引いた価値は、今の時価総額を2割強下回る。筆者が見たいのは、値上げの浸透と利益率の戻りが数字で確認できるかだ。

何で稼ぐ会社か

収益は3本柱だ。2026年3月期の売上は、国内食品が約780億円、物流などの食品関連が約210億円、海外食品が約115億円。

国内食品は、スリミ(練り製品)、中華惣菜、正月商品、農水産品の商事から成る。スリミは魚のすり身を練って加熱したもので、蒲鉾、竹輪、はんぺん、さつま揚げ、カニカマなどを指す。主力は自社ブランドの「チーちく」「魚河岸あげ」「SURIMI BAR」。工場は恵庭、東京、船橋、横浜、静岡、岡山総社にある。売上は年末年始に偏る。おでんと正月で稼ぐ会社だ。

食品関連は、冷蔵(チルド)物流が中心だ。1972年に日本初の低温物流センターを開き、全国22拠点の網を築いた。外部の荷主は約500社で、売上の約8割が外部向け。同業の練り物メーカーも使う。景気に左右されにくく、本業を支える安定収入になっている。

海外食品は、タイ工場でカニカマや麺状商品を作り、アジア、北米、欧州へ出す。米国子会社はアラスカでスケトウダラのすり身を調達し、日本とアジアの工場へ送る。海外比率は約1割で、会社は中計で13%以上を掲げた。

利益の分布は意外だ。2026年3月期のセグメント利益は、物流が約15億円、国内食品が約12億円、海外が約5億円。売上の7割を占める国内食品は、利益では4割に届かない。

優良さと弱いところ

堀はある。ただし幅は狭い。

最大の強みは、フルラインの商品群と全国の冷蔵物流だ。地方ごとに違う練り物を一通りそろえ、スーパーやコンビニ(販売先の約7割)に売り場の提案ごと納める。この物流網は設備投資が重く、60年の運用の蓄積がある。まねるのは簡単でない。

弱いのは値段を決める力だ。ブランド品のカニカマ、竹輪、はんぺんは、2025年9月に約6割の製品で5〜15%上げても数量が増えた。ところが、さつま揚げや中華惣菜は数量が落ちた。紀文ブランドが効くのは、一部の商品までだ。

原料も他人任せだ。主原料のすり身は国際相場で動く。紀文は2024年にマルハニチロ(現 Umios)と資本業務提携し、すり身の半分以上を同社から買う。調達は安定したが、価格を握れるわけではない。

資本効率は並だ。営業利益率は過去8年で2〜4%台、ROEは15%から4%まで振れた。純有利子負債は自己資本の0.65倍で、営業利益は支払利息の4倍強。筆者は、財務に大きな傷はないが、余裕があるとも言えないと見る。

経営は、2026年6月に営業畑の國松浩氏が社長に就いた。中計の最終年度を新体制で迎える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のスリミ市場は約3,000億円。生産量はピークの100万トン強から縮み、2010年代以降は40万トン台で下げ止まった(会社の説明)。手軽に取れる良質なたんぱく源として見直され、数量はほぼ横ばいで推移した。

筆者は、今後10年の国内数量を年0.5%ほどの減少とみる。人口減が主因だ。若い層がプロテインバーやカニカマを選ぶ動きは追い風だが、おでんやおせちといった行事の需要は細る。

競合は、上場の一正蒲鉾のほか、スギヨ、鈴廣かまぼこ、ニッスイなどがいる。紀文は全国フルラインで首位だが、地域ごとに強い地場メーカーが多く、価格で攻められやすい。小売のプライベートブランドも脅威だ。

今の最大の課題は原料高だ。日本かまぼこ協会は2025年12月、製造コストの高騰が続くと訴えた。米国産のスケトウダラすり身は、2025年のA期に前期比で10%以上上がり、3期連続の上昇となった。卵、包装資材、物流費も上がる。業界は値上げを重ねるが、節約志向が強く、安い品は数量が落ちた。

海外は、健康志向でスリミが伸びる成長市場だ。ただし、現地のカニカマメーカーとの価格競争が激しい。タイ工場はバーツ高で輸出競争力が落ちた。

物流は別の市場だ。運転手不足を背景に、メーカーは配送を外に出したがる。全国網と冷蔵の運用力を持つ会社には、新規の荷主と料金改定の追い風が続く。

資本政策と M&A

還元は控えめだ。中計の期間は連結配当性向20%を目標とし、2026年3月期の配当は前期と同額。利益が落ちたため性向は約3割に上がった。自社株買いはない。

優待は、9月末の300株以上に商品詰め合わせ、1,000株以上にその倍ほどの詰め合わせを贈る。対象の株主数は開示がなく、費用は年1億円に届かない水準と見る。還元の額に加えても10年の差は1ポイント未満で、payout には足していない。

資金の優先順位は、成長投資と自己資本比率の改善だ。中計は比率30%以上を掲げ、今は32%。借金の圧縮が先で、還元の拡大は後に回る。

M&Aは、大型の買収歴がない。2025年に子会社の北食と紀文西日本を吸収合併し、小売向けの事業を再編した。中計は新規領域でのM&Aの可能性に触れるが、規模は小さいはずだ。

注目はUmios(旧マルハニチロ)との関係だ。2024年3月に資本業務提携を結び、すり身の調達や共同開発商品でつながる。創業者の名を冠した公益財団法人も大株主に名を連ねる。

工場の再編検討が始まっている。統廃合や減損の費用が出れば、純利益を一時的に押し下げる。10年の中立では、純利益が営業利益の約5割になるよう、その分を織り込んだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

最悪期は過ぎつつある。2026年3月期は、すり身、卵、資材が同時に上がる最悪の組み合わせだった。それでも物流は増益で、ブランド品は値上げ後も数量を伸ばした。2025年9月に約6割の製品で価格を上げた効果は、2027年3月期に通年で出る。

営業利益52億円の計画は、無茶ではない。2024年3月期も2025年3月期も、45億円前後を稼いだ。コストが落ち着けば、そこへ戻る。

成長の芽は複数ある。SURIMI BARのように、片手でたんぱく質が取れる商品が若い層をつかみ始めた。長持ちするレトルト商品は、冬への偏りを和らげる。海外は、米国で回復の兆しがあり、中国は地方の卸との直接取引で大幅な増収になった。

物流は静かな成長株だ。運転手不足でメーカーは配送を外に出したがり、大手メーカーの新規物量が入った。外部売上の比率は年々上がり、利益率は7%前後。国内食品の薄さを補い続ける。

Umiosとの提携で、すり身を安定して確保できる。長期目標は2038年度に売上2,500億円、営業利益175億円。遠い目標だが、物流と海外で稼ぎ、利益率を5%台に乗せる道筋は描ける。

慎重な見方

コスト高は一時的ではなく、構造だ。すり身は3期連続で上がった。会社は価格改定で埋めようとするが、さつま揚げや惣菜は数量が落ちた。値上げするほど客が離れ、薄利の事業がさらに薄くなる。

今期もすでにつまずいている。2027年3月期の4〜6月は、営業利益が約0.2億円。前年同期の3.6億円から9割以上減った。会社は通期で52億円を掲げるが、2026年3月期も期初の計画を下方修正した。計画を信じにくい。

需要の土台も細る。練り物はおせちやおでんといった行事に結びつく。国内の人口は年々減り、量はいずれ落ちる。値段が上がれば、安い競合品や小売のプライベートブランドに客が流れる。

海外は主力のカニカマで現地メーカーと価格で戦うことになり、バーツ高で輸出が苦しい。物流は好調だが、運転手の賃金が上がれば利益が削られる。

資本の面も重い。純有利子負債は時価総額の7割近くあり、利息だけで営業利益の4分の1弱が消える。借り換えのたびに金利が上がる世界では、利益の薄い会社ほど苦しい。配当を増やす余裕は小さい。

どちらに重みを置いたか

物流と海外の一部に確かな強みがあるのは、強気の言うとおりだ。だが、営業利益率が4%を超えたのは直近8年で2期だけで、原料高を価格に写し切れない年が繰り返される。慎重な見方の指摘が重い。中立の利益率は過去の最高に近い4%に置いたが、それでも10年後のROEは資本コストに届かない。確率は、回復の中立を最大にしつつ、やや悲観と悲観に合わせて36%を置き、悲観側に寄せた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,443 円329 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 237 円54 億円)。 今の値に割り戻すと 796 円182 億円、今との差 −26.2%、 期待の年率 +4.5%(資本コスト 8.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,911 円665 億円 350 円80 億円 +202.3% +11.7% 261 円60 億円
やや楽観 20% 2,062 円471 億円 285 円65 億円 +117.5% +8.1% 469 円107 億円
中立 36% 1,602 円366 億円 241 円55 億円 +70.8% +5.5% 663 円151 億円
やや悲観 26% 746 円170 億円 201 円46 億円 −12.2% −1.3% 246 円56 億円
悲観 10% 272 円62 億円 131 円30 億円 −62.6% −9.4% 40 円9 億円
加重平均100% 1,443 円329 億円237 円54 億円 +55.7% +4.5% 1,680 円384 億円

今の株価時価総額 1,079 円246 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 値上げが定着し、物流と海外が利益を厚くする 利益 52 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 2,911 円665 億円

2025年に打った価格改定が定着し、すり身の高騰も落ち着く。国内食品は、SURIMI BARのような手軽に食べられる商品とロングライフ商品が育ち、冬への偏りが和らぐ。数量は横ばいを保ち、価格は物価を少し上回る。国内の営業利益率は4.6%まで戻る。

物流は、外部の荷主が650社へ増え、利益率は8.5%に届く。メーカーが配送を外に出す流れが続く。海外は、米国と中国の販路が広がり、タイ工場の自動化も効く。海外の売上は230億円規模になる。

Umiosとの共同開発が軌道に乗り、すり身の安定確保が利益を支える。全体の営業利益は約97億円、利益率は5.7%で、中計の5%台に届く。純利益は約52億円、ROEは約10%。長期目標の2038年度(営業利益175億円)には届かないが、道筋は見える。

  • 国内食品事業:数量 97.7(販売量(千トン換算・推定))× 価格 11(1 千トンあたり売上(億円・名目)=平均売価 1kg あたり 0.8 千円相当)→ 売上 1,094 億円・営業利益 50 億円。数量 1.00 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 4.6%
  • 食品関連事業(チルド物流ほか):数量 650(外部の荷主企業数(社・約 500 社が開示))× 価格 0.60(1 社あたり売上(億円・名目、グループ内向けと他の事業を含む))→ 売上 389 億円・営業利益 33 億円。数量 1.30 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 8.5%
  • 海外食品事業:数量 23.8(出荷量(千トン換算・推定))× 価格 9.52(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.7 千円相当))→ 売上 227 億円・営業利益 16 億円。数量 1.45 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 7.0%

倍率:事業の純利益 52 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.88 倍、時価総額 665 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げの定着、すり身の落ち着き、物流と海外の拡大が同時にそろう必要がある。直近3年は一度も計画に届いていないので、8%にとどめた。

やや楽観 20% 利益率はゆっくり戻り、中計は数年遅れで達成 利益 39 億円 · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 2,062 円471 億円

値上げは定着するが、すり身の高止まりで利益率の戻りは緩やかだ。国内食品は3.6%まで、物流は7.8%に上がる。ブランド品の数量が伸び、安さ勝負のさつま揚げや惣菜は、品目の整理で採算を戻す。海外は、アジアと中国が伸び、米国は品質で回復する。

工場の再編が効き、生産の無駄が減る。全体の営業利益は約76億円、利益率は4.7%。中計の60億円は数年遅れで達成され、その先も伸びる。

純利益は約39億円、ROEは約9%で、資本コストをわずかに上回る。ただ堀が強くなったわけではなく、原料が上がれば利益がまた崩れる構造は残る。

  • 国内食品事業:数量 95.7(販売量(千トン換算・推定))× 価格 11(1 千トンあたり売上(億円・名目)=平均売価 1kg あたり 0.8 千円相当)→ 売上 1,049 億円・営業利益 38 億円。数量 0.98 倍・価格 1.37 倍・営業利益率 3.6%
  • 食品関連事業(チルド物流ほか):数量 600(外部の荷主企業数(社・約 500 社が開示))× 価格 0.58(1 社あたり売上(億円・名目、グループ内向けと他の事業を含む))→ 売上 349 億円・営業利益 27 億円。数量 1.20 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 7.8%
  • 海外食品事業:数量 21.3(出荷量(千トン換算・推定))× 価格 9.45(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.7 千円相当))→ 売上 201 億円・営業利益 12 億円。数量 1.30 倍・価格 1.35 倍・営業利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 39 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.0 倍。全体の PER 11.98 倍、時価総額 471 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:物流の成長とブランド品の値上げ定着は実績がある。ただ利益率が4%台後半まで戻るには、原料高の収束が要る。20%を置いた。

中立 36% 数量は微減、価格は物価並み。薄利のまま続く 利益 31 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 1,602 円366 億円

原料高は続くが、値上げで追いつく。数量は人口減で10年に5%ほど減り、価格は物価並みに上がる。国内食品の営業利益率は3.0%で、原料高が来る前の水準に戻る程度だ。物流は荷主が560社へ増え、利益率は7%。海外は数量が1.15倍に増え、利益率は5.5%。バーツ高は落ち着く。

Umiosとの提携で調達は安定するが、価格を決める力までは得られない。工場の再編費用が出て、純利益は営業利益の約5割にとどまる。

営業利益は約61億円、純利益は約31億円、売上は1,500億円弱。中計の売上目標(1,203億円)は超えるが、長期目標の2,500億円には遠い。ROEは7%台と資本コストに届かず、「普通の食品会社」に収まる10年になる。

  • 国内食品事業:数量 92.8(販売量(千トン換算・推定))× 価格 11(1 千トンあたり売上(億円・名目)=平均売価 1kg あたり 0.8 千円相当)→ 売上 995 億円・営業利益 30 億円。数量 0.95 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 3.0%
  • 食品関連事業(チルド物流ほか):数量 560(外部の荷主企業数(社・約 500 社が開示))× 価格 0.57(1 社あたり売上(億円・名目、グループ内向けと他の事業を含む))→ 売上 321 億円・営業利益 23 億円。数量 1.12 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 7.0%
  • 海外食品事業:数量 18.9(出荷量(千トン換算・推定))× 価格 9.38(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.7 千円相当))→ 売上 177 億円・営業利益 10 億円。数量 1.15 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 5.5%

倍率:事業の純利益 31 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 366 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率が過去の高い年に近い4%で続く筋書き。過去の実績の範囲に収まるので最大の36%を置いたが、足元の弱さを考え、中心を高くしすぎなかった。

やや悲観 26% すり身高が居座り、利益率は今の水準に張り付く 利益 19 億円 · PER 9.2 倍 · 株価時価総額 746 円170 億円

すり身高が居座り、値上げのたびに数量を落とす。さつま揚げや惣菜は、小売のプライベートブランドに押され、国内食品の利益率は2026年3月期並みの1.7%に張り付く。ブランド品にも対抗商品が増え、数量が1割減る。

物流は堅調だが、運転手の賃金上昇で利益率は6%台に下がる。海外は、バーツ高とカニカマの価格競争で足踏みし、利益率は4%。

営業利益は約39億円、利益率は2.8%。純利益は約19億円、ROEは5%台。配当は今の水準を守るのが精いっぱいで、借金の返済ペースも遅い。工場の再編費用を出しても、効果は小さい。

中計の最終年度の目標は、次の中計でも先送りが続く。経営は借金の圧縮を優先し、成長投資を絞らざるを得ない。ただし事業の土台は崩れず、物流と主力ブランドが下支えする。

  • 国内食品事業:数量 87.9(販売量(千トン換算・推定))× 価格 10(1 千トンあたり売上(億円・名目)=平均売価 1kg あたり 0.8 千円相当)→ 売上 914 億円・営業利益 16 億円。数量 0.90 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 1.7%
  • 食品関連事業(チルド物流ほか):数量 525(外部の荷主企業数(社・約 500 社が開示))× 価格 0.56(1 社あたり売上(億円・名目、グループ内向けと他の事業を含む))→ 売上 292 億円・営業利益 18 億円。数量 1.05 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 6.2%
  • 海外食品事業:数量 16.4(出荷量(千トン換算・推定))× 価格 8.96(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.7 千円相当))→ 売上 147 億円・営業利益 6 億円。数量 1.00 倍・価格 1.28 倍・営業利益率 4.0%

倍率:ROE 5.2%(事業の純利益÷自己資本)が k 8.5% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER の上限は 1÷k=12.1 倍。伸びと堀の持ちを低く見て、上限の 7.6 割の 9.2 倍に置いた。

確率:すり身高の3期連続上昇と、安い品の数量減が示す通り、値上げが原価に追いつかない年が続く確率は高い。26%を置いた。

悲観 10% コスト高と数量減が重なり、利益が細る 利益 7 億円 · PER 8.4 倍 · 株価時価総額 272 円62 億円

コスト高と数量減が同時に続く。国内の練り物は10年で数量が2割減り、価格の転嫁も1.24倍にとどまる。さつま揚げと惣菜は赤字になり、工場の閉鎖と減損が出る。国内食品の利益率は0.4%まで落ちる。

物流は、大手荷主の内製化と賃金上昇で利益率が5%に縮む。海外は、カニカマの競争で数量が2割減り、タイ工場の稼働率が下がる。

営業利益は約17億円、純利益は約8億円で、ROEは2%台。利息の負担が重く、配当は半分に減り、優待も縮小か廃止になる。それでも物流網と紀文ブランドは残るため、事業の価値がゼロにはならない。資本提携先や他の食品会社が出資を強める余地も出てくる。

  • 国内食品事業:数量 78.2(販売量(千トン換算・推定))× 価格 9.92(1 千トンあたり売上(億円・名目)=平均売価 1kg あたり 0.8 千円相当)→ 売上 776 億円・営業利益 3 億円。数量 0.80 倍・価格 1.24 倍・営業利益率 0.4%
  • 食品関連事業(チルド物流ほか):数量 475(外部の荷主企業数(社・約 500 社が開示))× 価格 0.54(1 社あたり売上(億円・名目、グループ内向けと他の事業を含む))→ 売上 256 億円・営業利益 13 億円。数量 0.95 倍・価格 1.26 倍・営業利益率 5.0%
  • 海外食品事業:数量 13.1(出荷量(千トン換算・推定))× 価格 8.40(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.7 千円相当))→ 売上 110 億円・営業利益 2 億円。数量 0.80 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 1.5%

倍率:ROE 2.3%(事業の純利益÷自己資本)が k 8.5% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER の上限は 1÷k=12.1 倍。稼ぐ力が細り、優位が崩れた筋書きで、自己資本の0.2倍と低いが、約150億円の純有利子負債を足した企業価値は営業利益の約13倍で極端には安くないので、上限の 6.9 割の 8.4 倍に置いた。

確率:数量の構造的な減少、物流の賃金上昇、借り換えの利払い増が重なる筋書き。当期の4〜6月の弱さもあり、10%を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内食品事業

練り製品(蒲鉾・竹輪・はんぺん・カニカマ)、中華惣菜、正月商品、農水産品の商事。

数量販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目)=平均売価 1kg あたり 0.8 千円相当売上営業利益
今 2026/03 97.7 8.00 782 12
10 年後 中立 92.8 11 995 30

取り方:2026年3月期の国内食品の売上782億円を、平均売価を 1kg あたり約 0.8 千円として約9.8万トン(97.7 千トン)と推定した。国内のスリミ市場は約3,000億円・40万トン台で、その約2割強に商事の取扱いを足した規模にあたる。数量は実質(物の量)、物価3%と値上げは価格の側に入れた。セグメント利益は12億円。

食品関連事業(チルド物流ほか)

全国 22 拠点のチルド物流、情報システムの外販、リース・保険代理・品質検査など。

数量外部の荷主企業数(社・約 500 社が開示)価格1 社あたり売上(億円・名目、グループ内向けと他の事業を含む)売上営業利益
今 2026/03 500 0.43 214 15
10 年後 中立 560 0.57 321 23

取り方:外部の荷主約500社(会社の開示)を数量とし、食品関連の売上214億円を1社あたり約0.43億円とした(グループ内向け・リース・保険など他の事業を含む)。数量は荷主の数、料金改定や賃金の上昇は価格に入れた。セグメント利益は15億円。

海外食品事業

タイ工場で作るカニカマ・麺状商品の販売と、すり身・農産物の輸出入。

数量出荷量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.7 千円相当)売上営業利益
今 2026/03 16.4 7.00 115 5
10 年後 中立 18.9 9.38 177 10

取り方:海外食品の売上115億円を、平均売価を 1kg あたり約 0.7 千円として約1.6万トン(16.4 千トン)と推定した。売上にはすり身・農産物の輸出入の取引が含まれるため、製品の出荷量は推定である。数量は実質、物価と値上げは価格に入れた。セグメント利益は5億円。

リスクと懸念

原料高が値上げを上回る

冷凍すり身は3期連続で上がり、卵や包装資材も高い。値上げは数量減を伴い、安い品ほど客が離れる。薄利の事業では、数%の原価の動きが利益の半分を消す。2026年3月期の営業利益が約3割減ったのがその例だ。

国内の数量が人口とともに縮む

練り物は行事(おでん、おせち)と結びつく食品だ。人口減と食生活の変化で、数量は年0.5%ほど減るとみる。ブランド品とプロテイン系の新商品で相殺できるかが分かれ目になる。

季節性が強い

利益の多くは冬に集中する。おでんの需要が気温に左右され、正月の商戦で外すと一年の利益が決まってしまう。2027年3月期の4〜6月はほぼゼロの利益で、通期の52億円は後半に懸かる。

海外の価格競争とバーツ高

海外食品の主力はタイ工場のカニカマだ。バーツ高で輸出競争力が落ち、現地メーカーとの価格競争も激しい。2026年3月期は、海外食品のセグメント利益が前期から半分近く落ちた。

借金と金利の上昇

純有利子負債は時価総額の約7割、営業利益は支払利息の4倍強。借り換えのたびに金利が上がる世界では、薄利の会社ほど利益が削られる。配当と自己資本比率の改善が競合する。

工場再編と人件費

工場の再編検討が始まり、統廃合や減損の費用が出る可能性がある。物流の運転手と製造の人件費も上がる。値上げで吸収できなければ、利益率は戻らない。

今後の分かれ目

2027年3月期の通期で営業利益が52億円に届き、冬の商戦でも数量が伸びたら
やや楽観以上の確率を上げてよい。値上げが定着した証拠になる。
冷凍すり身の価格がさらに上がり、次の値上げでも数量が戻らなかったら
やや悲観の確率を上げる。ブランド品でも値上げが通らなくなった合図になる。
物流事業の外部荷主が増え、利益率が8%を超えて定着したら
物流の価値を見直す余地が出る。国内食品の薄さを補う力が強まる。
タイ工場の自動化とバーツ安で海外の利益率が回復したら
海外の成長ペースを上方修正する。逆なら、海外の撤退や縮小も視野に入る。
Umiosが出資を積み増す、または提携を深める発表があったら
調達の安定と事業再編の可能性が高まり、筋書きの幅が変わる。支配権が動くなら別の評価が必要になる。
冬の気温が高く、おでんの需要が落ちたら
通期の利益が計画を下回る。単年の変動か、構造的な需要減かを見分ける。

見ておくもの

  • 四半期ごとの国内食品のセグメント利益率と数量(ブランド品と、さつま揚げ・惣菜の差)
  • 米国産スケトウダラすり身の価格改定(A期・B期)と、会社の価格改定の発表
  • 物流事業の外部売上比率とセグメント利益率
  • 海外食品の売上と、タイ工場の稼働率・バーツの水準
  • 中計(2026)の最終年度の実績と、次の中計(第2次)の目標値

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から置いた。資本コストは基本7.5%に品質の合計+0.75%を足した8.25%で、PERは中立でROE約7%がkを下回るため上限1÷k(12.1倍)の約9割弱に置いた。今のPER(直近の利益が落ちているため見かけは高い)や過去の倍率には寄せていない。今の時価総額が倍でも半分でも、10年の数字は動かない作りにした。営業利益率は過去8年の最高(約4.3%)を超えない範囲に置いた。純利益÷営業利益は過去5期の中央値に近い0.5前後で、工場再編の費用を含めた。新リース会計基準(2028年3月期から)で営業利益と純有利子負債の形が変わるが、10年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)で置いた。物流の拠点や工場の賃借の約束は、悲観で固定費として残る前提にした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.8→12.88 倍・やや楽観 PER 12.2→11.98 倍・中立 PER 10.5→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. フィスコ 企業調査レポート 紀文食品(2026-03-12)
  2. EDINET DB 紀文食品 2026年3月期 セグメント別業績
  3. 日本食糧新聞 紀文食品・國松浩社長(2026-09)

分析日 2026-10-16