株譜
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株式会社J-オイルミルズ 2613

食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,723 円571 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,267 円751 億円差 −24.0%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,723 円571 億円 · 差 −24.0% · 期待の年率 +3.7%
期待の年率リターン(10 年)+3.7%資本コスト比 −4.3 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

J-オイルミルズは、国内で食用油を作る大手2社の一角だ。大豆や菜種を搾り、外食や食品メーカー向けの業務用の油と、家庭用の油を売っている。味の素が27%を持つ筆頭株主で、三井物産が13%近くを持つ。

筆者の結論は、今の値段は割高ということだ。理由は単純で、稼ぐ力が資本コストに届かない。直近の営業利益率は2%、ROEは4%台で、会社が掲げるROE8%は目標年度が延ばされてきた。

油は輸入の大豆・菜種に頼る汎用品で、原料が上がっても価格に通すのに時間がかかる。2024年度は営業利益が過去最高の86億円まで伸びたのに、2025年度は半分に落ちた。ミールという搾りかすの値下がりも響いた。

10年後を考えると、国内の需要は人口減でゆるやかに減る。会社は高付加価値の油と素材、海外で補う計画だが、中立の見立てでも営業利益率は3%強、ROEは5%程度にとどまる。ここから導く本質価値は、今の時価総額を大きく下回る。

救いは財務が堅いことと、味の素という後ろ盾があることだ。ただ、堅さは安全域にはなるが、稼ぐ力そのものを上げるわけではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず事業の持続性を見る。食用油は10年後も必要な商品だが、人口とともに量が減る汎用品で、値段を自分で決められない。持ち続けたい事業の条件である、他社がまねできない堀と、価格を決める力のどちらも弱い。

次に、オーナーに残る利益を見る。営業利益は2024年度の86億円から2025年度に44億円へ落ちた。これだけ振れる利益は、予測しにくい。設備や在庫に投じるお金は毎年かかるので、株主が自由に使える利益はもっと小さい。

経営の資本配分は、慎重で守りだ。借金は小さく、配当も増やしている。ただ、第六次中計の目標年度を延ばしてきた事実は、収益力を高める手腕に疑問を残す。

安全域の点では、自己資本が時価総額を上回る点は心強い。しかし、ROEが資本コストに届かない会社では、ためた利益は帳簿の額より小さい価値でしかない。帳簿が厚いから安全とは言えない。筆者は、いまの値段は事業の実力以上に評価されていると考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの9割は油脂事業だ。大豆と菜種を工場で搾り、油と、搾りかすのミールに分ける。油は外食・中食・食品メーカー向けの業務用と、スーパーに並ぶ家庭用に売る。ミールは飼料として畜産に売る。

業務用の油が中心で、フライ油やショートニングなど用途に合わせた商品を持つ。ここでは国内の首位級とされ、大口の顧客を抱える。家庭用は「味の素」「JOYL」ブランドで売る。家庭用マーガリンは赤字が続き、2024年3月末に撤退した。

搾油は、日清オイリオグループと工場の統合を進めている。2023年に西日本の搾油を共同会社に移した。油とミールの値の差で採算が決まる商売なので、工場の稼働率を上げて固定費を薄めるのが狙いだ。

もう一つの柱がスペシャリティフードで、売上は190億円ほどと小さい。大豆シートやテクスチャー素材、ビタミンK2などを作り、北米と東南アジアで売る。利益率が油より高く、会社が育てたい分野だ。植物性食品では、Upfield社と組んで参入している。どちらも、油の薄利を補う新しい稼ぎの芽として会社が位置づけている。

優良さと弱いところ

油の堀(他社がまねできない強み)は浅い。国内は日清オイリオとの2社で6割ほどを分け合う寡占(古い業界資料による)で、業務用では顧客との長い関係と開発力がある。ただし、製品は原料で決まる汎用品に近く、値段は市場が決める。2025年度は価格改定が想定ほど通らず、営業利益が半減した。

利益率は薄く、過去10年の営業利益率は0〜4%台。最良は2006年3月期の4.7%だ。ROEも過去10年の中央値は5%台にとどまる。

財務は堅い。自己資本比率は66%、利払いに困らない。だから借り換えの金利が上がっても痛みは小さい。ただ、堅い財務は事業が稼ぐ力を示すものではない。

素材事業は利益率が高いが、まだ売上の1割に満たない。経営は収益改善を掲げてきたが、第六次中計の目標(営業利益110億円)は目標年度が延ばされた。計画と実績のずれが大きい点が、筆者はいちばん気になる。味の素のブランドと販路は強みで、これが堀の代わりに働いている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の食用油の需要は、人口減とともにゆるやかに減る。日清オイリオとの提携を検討した2019年にも、両社は油と粕の需要が長期に減ると認めている。外食や中食の需要は底堅いが、家庭用は世帯が減り、節約志向もあって量が落ちる。

原料の大豆と菜種は輸入だ。世界ではバイオ燃料向けに油の需要が強く、油の値は上がりやすい。一方、ミールは値が上がらない。油が高くミールが安い状態が続くと、搾油の採算は悪化する。2025年度はまさにこの形だった。

価格に転嫁する力は、会社の努力だけでは決まらない。2026年1月に家庭用で9〜14%の値上げを実施し、6月にも追加で改定した。それでも2025年度は、コストの上昇に価格改定が追いつかなかった。

構造が変わる材料は搾油の統合だ。日清オイリオとの統合で工場の無駄を減らせば、固定費は下がる。もう一つは高付加価値品の比率で、会社は93対7から64対36へ変える計画を立てている。ただし、この業界は大手が少なく価格競争が限定的な反面、需要の縮小が続くので、利益率が大きく改善する余地は小さい。

資本政策と M&A

還元は拡大の方向にある。配当は2026年度に増やす予定で、2025年度の配当性向は5割弱だった。配当の目安はDOE(純資産に対する配当の割合)3%程度だ。第六次中計では配当性向40%を掲げてきた。

自己資本は1,100億円で、時価総額を上回っている。財務は堅く、有利子負債は小さい。M&Aは最大300億円を想定しているが、実績は小さく、インドの健康食品事業やケミカル事業の撤退・譲渡のように、手放す動きが目立つ。

搾油の再編が最大の資本政策だ。日清オイリオと2023年に西日本の搾油を共同会社に移し、全国統合へ進める構えだ。政策保有株は減らす方針だが、額は開示されていない。

買われる側の可能性も頭に置く。筆頭株主の味の素は27%を持つが、子会社にする水準ではなく、味の素の持分法適用の関連会社という位置づけだ。味の素は油脂製品の大口の販売先でもあり、家庭用の「味の素」ブランドの油は同社を通して売る。親子上場のような割引は置かない。三井物産も13%近くを持つ。kabufuのモデルが出す、10年以内に買収される確率は約2割だ。ただし、買収の値段が本質価値に届くかは別の話になる。

株主優待は、200株以上で3千円相当、600株以上で5千円相当の自社製品・クーポン。会社は優待の費用を開示していないため、200株以上の約1.2万人(自社商品の原価と送料)から年3億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

収益力はまだ底にある。2025年度の営業利益44億円は、原料高と価格改定の遅れが重なった谷の数字で、2024年度は86億円を稼いだ。価格改定は2026年1月と6月に続けて入り、通れば家庭用で1割前後、業務用でも高い伸びになる。

搾油の統合は、固定費を確実に削る。日清オイリオと工場の稼働率を上げれば、ミールが安い局面でも採算を保てる。2社の寡占なので、価格競争は限定的だ。

成長の芽もある。スペシャリティフードは売上こそ小さいが、前年に営業利益が7倍に増え、利益率は高い。北米の大豆シート、東南アジアの素材が伸びれば、全社利益の厚みが変わる。植物性食品への参入も、新しい柱になりうる。

財務は堅く、配当も増えた。自己資本が時価総額を上回り、ROEが戻れば、評価は大きく見直される。味の素と三井物産が安定株主として控え、会社は最大300億円のM&Aの余力も持つ。今の値段は、利益が戻る前の底値を織り込んでおり、10年後にはROEが7%台に戻りうる。

慎重な見方

利益率が薄い会社が、物価分の値上げを毎回遅れて通すという構造は変わらない。過去10年の営業利益率は0〜4%台で、最良でも4.7%(2006年)。会社の目標である2030年度の営業利益240億円は、過去最高の約3倍だ。第六次中計の目標年度は延ばされ、2024年度の最高益のあとにはすぐ半減した。

搾油の採算は、油が高くミールが安い状態が続くと悪化し続ける。ミールは飼料の需要が弱く値上がりしにくく、油はバイオ燃料の需要で原料が高い。搾油の統合は固定費を下げるが、この値の差は消せない。

国内の需要は人口減で細る。家庭用はマーガリンから撤退し、世帯の減少も重なって量を落とす。外食は大口顧客の値下げ要求が強く、業務用の単価は伸びにくい。素材事業は小さく、全社の穴は埋まらない。

ROEは過去10年の中央値で5%台。資本コストは会社も7%と認めており、この水準では自己資本を増やしても価値は増えない。利益を内部にため込んでも、帳簿の額より小さい価値でしかない。配当を増やす余地も小さい。

どちらに重みを置いたか

強気の言い分は、2025年度が谷だという点に根拠がある。ただ、谷から戻っても、過去の最良の水準までだ。2024年度の86億円は原料が下がった年の追い風を受けた数字で、構造的な力ではない。

慎重な見方は、薄利と価格転嫁の遅れという5年間の事実に立つ。10年の中立では営業利益率3%強、ROE5%程度にとどまり、資本コストに届かない。この場合、ROEが資本コストを下回る分だけ倍率は目減りし、中立でも7倍台にとどまる。悲観ほどROEが落ちて倍率はさらに低く、悲観は稼ぐ力でなく手持ちの資産(上場株と遊休化しうる土地から借金を引いた額)で値が付く。

確率は、中立に36%を置き、やや悲観と悲観に合わせて4割弱を置いた。2022〜23年と2025年の2回、価格転嫁のずれで利益が崩れた実績を重く見たためだ。総合の評価は割高になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,266 円750 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 989 円328 億円)。 今の値に割り戻すと 1,723 円571 億円、今との差 −24.0%、 期待の年率 +3.7%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,924 円1,631 億円 1,558 円516 億円 +186.0% +11.1% 454 円150 億円
やや楽観 19% 3,699 円1,225 億円 1,256 円416 億円 +118.6% +8.1% 942 円312 億円
中立 36% 2,756 円913 億円 1,018 円337 億円 +66.4% +5.2% 1,358 円450 億円
やや悲観 25% 795 円263 億円 762 円253 億円 −31.3% −3.7% 389 円129 億円
悲観 13% 214 円71 億円 649 円215 億円 −61.9% −9.2% 112 円37 億円
加重平均100% 2,266 円750 億円989 円328 億円 +43.6% +3.7% 3,255 円1,078 億円

今の株価時価総額 2,267 円751 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 製油の再編と高付加価値化が両方当たる10年 利益 127 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 4,924 円1,631 億円

会社の描く収益改善が、ほぼ筋書きどおりに進む。汎用油は価格改定が定着して赤字体質を抜け、機能性の高い業務用油と大豆シートなどの素材が稼ぎの厚みを増す。日清オイリオとの搾油統合は西日本にとどまらず工場の稼働率を押し上げ、ミールの値下がりにも耐えられる体質になる。海外は北米の大豆シートと東南アジアが伸び、素材事業が全社利益の2割を超える。味の素のブランドと販路が効き、家庭用の油も値上げが通りやすくなる。営業利益率は5%近くまで戻り、配当は純利益の半分を超えて続く。ただし、これは過去の最良の利益率を超える水準で、油と穀物の相場、為替、価格改定の遅れという三つの壁を越えた時にだけ届く。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 業務用・加工用の油:数量 39.2(販売量(万トン))× 価格 42(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,642 億円・営業利益 74 億円。数量はほぼ保ち、単価は物価並み
  • 家庭用の油:数量 14.7(販売量(万トン))× 価格 42(1トンあたり単価(万円))→ 売上 618 億円・営業利益 22 億円。世帯減で量が減る
  • ミール(搾油の副産物):数量 59.9(販売量(万トン))× 価格 9.25(1トンあたり単価(万円))→ 売上 553 億円・営業利益 14 億円。値が低位で利益は薄い
  • スペシャリティフード:数量 4.7(販売量(万トン))× 価格 104(1トンあたり単価(万円))→ 売上 485 億円・営業利益 41 億円。海外で数量が伸びる

倍率:事業の純利益 127 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.84 倍、時価総額 1,631 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去の最良の営業利益率(4%台)を超える水準が10年続く必要があり、会社の目標も延期されてきた。実現すれば強いが、連続して当てるのは難しい。

やや楽観 19% 価格改定が定着し、素材が育つ10年 利益 98 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 3,699 円1,225 億円

2025年度に届かなかった価格改定が、数年かけて通る。業務用の油は、機能を付けた高単価品の比率が上がり、利益率が3%台後半まで戻る。家庭用は値上げ疲れで量を失うが、単価で補う。ミールの値は低位で落ち着き、搾油の統合効果で赤字は出ない。スペシャリティフードは北米と東南アジアで需要を広げ、全社売上の1割強を占める。営業利益は10年後に120億円前後になり、過去最高の86億円を超えるが、会社の目標には届かない。配当は純利益の半分前後を維持する。ROEは7%近くまで戻るが、資本コストには届かない。配当は純利益の半分前後を維持し、財務の堅さは変わらない。味の素の販路と、日清オイリオとの搾油の統合が、利益の底上げを支える。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 業務用・加工用の油:数量 38.0(販売量(万トン))× 価格 41(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,548 億円・営業利益 59 億円。数量はほぼ保ち、単価は物価並み
  • 家庭用の油:数量 14.4(販売量(万トン))× 価格 41(1トンあたり単価(万円))→ 売上 588 億円・営業利益 18 億円。世帯減で量が減る
  • ミール(搾油の副産物):数量 59.2(販売量(万トン))× 価格 9.25(1トンあたり単価(万円))→ 売上 548 億円・営業利益 11 億円。値が低位で利益は薄い
  • スペシャリティフード:数量 4.2(販売量(万トン))× 価格 101(1トンあたり単価(万円))→ 売上 419 億円・営業利益 30 億円。海外で数量が伸びる

倍率:事業の純利益 98 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.7% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 1,225 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:価格改定の定着と素材の成長は、会社がいま取り組んでいる方向の延長で起きやすい。ただし2025年度の未達が示すとおり、時間がかかる。

中立 36% 原料高を転嫁しきれない成熟事業のまま、収益だけ少し戻る10年 利益 73 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,756 円913 億円

国内の油の需要は人口減でゆるやかに減る。業務用の油は外食・中食に支えられて量をほぼ保つが、家庭用は世帯の減少で量を落とす。価格改定は遅れながらも物価並みに通り、営業利益率は3%強まで戻る。これは過去10年の最良に近い水準だが、搾油の採算とミールの値が不安定で、それ以上は伸びない。スペシャリティフードは海外で伸び、全社利益の1/4弱を担うようになる。日清オイリオとの搾油統合は固定費を下げるが、油と粕の値の差には勝てない。配当は純利益の半分で続き、ROEは5%前後の低い水準にとどまる。外食の需要に支えられて業務用は崩れないが、家庭用の量は戻らない。10年を通して見ると、会社が自力で稼ぐ力は少しずつ戻るが、資本コストには届かない成熟事業のまま終わる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 業務用・加工用の油:数量 37.2(販売量(万トン))× 価格 40(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,472 億円・営業利益 44 億円。数量はほぼ保ち、単価は物価並み
  • 家庭用の油:数量 14.1(販売量(万トン))× 価格 40(1トンあたり単価(万円))→ 売上 566 億円・営業利益 14 億円。世帯減で量が減る
  • ミール(搾油の副産物):数量 58.6(販売量(万トン))× 価格 9.25(1トンあたり単価(万円))→ 売上 542 億円・営業利益 8 億円。値が低位で利益は薄い
  • スペシャリティフード:数量 3.6(販売量(万トン))× 価格 98(1トンあたり単価(万円))→ 売上 356 億円・営業利益 21 億円。海外で数量が伸びる

倍率:事業の純利益 73 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.2% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 912 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界の前提(国内需要の緩やかな縮小・原料高の転嫁の遅れ)と、2024年度の最高益から2025年度の半減までの振れを踏まえた中心の筋書き。

やや悲観 25% 競争と原料高で利益が薄いまま沈む10年 利益 42 億円 · PER 5.9 倍 · 株価時価総額 795 円263 億円

価格改定が毎回遅れ、物価分も転嫁しきれない。大豆・菜種の相場がバイオ燃料の需要で高止まりする一方、ミールは飼料の需要減で安いままで、搾油は薄利が続く。業務用の油は外食の淘汰と大口顧客の値下げ要求で単価が伸びず、家庭用はPBや輸入油に押されて量を落とす。スペシャリティフードは伸びるが、全社の穴埋めには足りない。営業利益率は2%にとどまり、2022〜23年のような赤字寸前の期が数回混じる。配当は純利益の半分を保つので、自己資本はほとんど増えない。財務は堅いので経営危機にはならないが、稼ぐ力は低いまま、10年が過ぎる。味の素などの大株主の動きが、再編の呼び水になる可能性もある。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.8=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 業務用・加工用の油:数量 35.3(販売量(万トン))× 価格 38(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,353 億円・営業利益 27 億円。数量はほぼ保ち、単価は物価並み
  • 家庭用の油:数量 13.1(販売量(万トン))× 価格 39(1トンあたり単価(万円))→ 売上 512 億円・営業利益 8 億円。世帯減で量が減る
  • ミール(搾油の副産物):数量 56.7(販売量(万トン))× 価格 8.97(1トンあたり単価(万円))→ 売上 509 億円・営業利益 4 億円。値が低位で利益は薄い
  • スペシャリティフード:数量 3.0(販売量(万トン))× 価格 95(1トンあたり単価(万円))→ 売上 284 億円・営業利益 13 億円。海外で数量が伸びる

倍率:ROE3.1%はk8%を大きく下回り、RONIC=5.8%。正当化PERは約6.9倍。上限の約85%(5.9倍)。倍率は中立の7.8倍より低く、ROEが落ちるほど目減りする(ROE÷kは中立0.61、やや悲観0.37)。同じ物差しで悲観まで通した。

確率:原料相場と価格転嫁のずれは、ここ5年で2回(2022〜23年、2025年)起きている。再び起きる確度が高く、確率を中立に近く置いた。

悲観 13% 搾油の統合が裏目に出て、構造的に稼げなくなる10年 利益 18 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 214 円71 億円

国内の油の需要が想定より早く縮み、搾油の再編で稼働率を上げても追いつかない。輸入の食用油や大手同士の価格競争で、汎用油の値段は物価に追いつかず、ミールはほぼ原価割れが続く。業務用の油は大口顧客に利益を吸われ、家庭用は撤退を迫られる。スペシャリティフードも海外で価格競争に巻き込まれる。営業利益率は1%前後に沈み、2022〜23年のような赤字寸前の期が常態化する。政策保有株や遊休地の売却が進むが、買い手が付く事業は限られる。配当は維持が難しくなり、減配が重なる。自己資本は積み上がらず、財務の堅さだけが残る。味の素などの大株主が持分の整理を考えても、買い手が付きにくい水準だ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 業務用・加工用の油:数量 33.3(販売量(万トン))× 価格 37(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,229 億円・営業利益 15 億円。数量はほぼ保ち、単価は物価並み
  • 家庭用の油:数量 12.0(販売量(万トン))× 価格 38(1トンあたり単価(万円))→ 売上 450 億円・営業利益 2 億円。世帯減で量が減る
  • ミール(搾油の副産物):数量 53.6(販売量(万トン))× 価格 8.63(1トンあたり単価(万円))→ 売上 462 億円・営業利益 0 億円。値が低位で利益は薄い
  • スペシャリティフード:数量 2.3(販売量(万トン))× 価格 91(1トンあたり単価(万円))→ 売上 214 億円・営業利益 6 億円。海外で数量が伸びる

倍率:ROE1.4%はk8%を大きく下回り、同じ式(RONIC=5.0%)の正当化PERは約4.3倍、上限の85%で3.7倍、事業の純利益18億円で約66億円。純現金+売れる資産の税後(71億円)がこれを上回るので、床の資産で値が付く。今の自己資本1,106億円に0.064倍を掛けた形で、帳簿の自己資本は床にしない。

確率:搾油の再編が裏目に出て構造的に稼げなくなる筋書き。過去20年で大きな赤字は2003年だけだが、需要の縮小と大手同士の競争は止まらないので、確率は軽くしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

業務用・加工用の油

外食・中食・食品メーカー向けのフライ油、ショートニングなど。同社の稼ぎの中心で、国内の業務用では首位級とされる。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 39.2 30 1,156 22
10 年後 中立 37.2 40 1,472 44

取り方:油脂セグメントの売上 2,069 億円(開示)を、業務用・家庭用・ミールに推定で割った。業務用は国内の外食・食品向けの量を約 39 万トン、単価を 1 トン約 30 万円と置いて 1,156 億円。内訳の公式開示は資料ごとに食い違うため推定。営業利益は油脂セグメントの 34 億円を、販売額の大きさと利益の薄さを踏まえて配分した。単価は名目で、中立は物価並みの 10 年 1.34 倍。数量は実質で、外食・中食の需要は人口減を映して中立 10 年 0.95 倍(日本の食用油の需要は人口とともにゆるやかに減ると業界は見ている)。 数量の突き合わせ:搾油量はおよそ100万トンで(倉敷だけで年37万トン、6工場)、ここから出る油は30万トン前後、ミールは60万トン台。油の販売量55万トンがそれを上回るのは、購入した油やパーム系の加工油脂を含むため。ミール63万トンとは整合。油の単価は大豆・菜種の相場と為替に連動して動き、中立では原料も物価並みに上がるので転嫁は遅れて物価並みに通すと置いた。

家庭用の油

スーパーで売る家庭用の食用油。「味の素」「JOYL」ブランドが中心。値上げの通りやすさが利益を左右する。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 16.0 30 480 8
10 年後 中立 14.1 40 566 14

取り方:家庭用は売上を約 480 億円と推定(販売量約 16 万トン、単価 1 トン約 30 万円)。2024 年 3 月末に家庭用マーガリン(ラーマ)から撤退した後の油が中心。営業利益は 8 億円と推定。単価は名目で中立 10 年 1.34 倍。数量は実質で、世帯の減少と消費の節約志向、マーガリン撤退の後遺症を映して中立 10 年 0.88 倍。

ミール(搾油の副産物)

大豆・菜種から油を搾った後に残る粕(ミール)。飼料向けに売る。油とミールの値の差が搾油の採算を決める。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 63.0 6.90 435 4
10 年後 中立 58.6 9.25 542 8

取り方:ミールの売上を約 435 億円と推定(販売量約 63 万トン、単価 1 トン約 7 万円)。2025 年度はミールの値下がりが営業利益を約 10 億円押し下げたと会社は説明している。営業利益は 3.8 億円と推定。単価は名目で中立 10 年 1.34 倍(飼料の穀物価格も物価で上がる)。数量は実質で、国内の畜産の縮小と搾油の統合を映して中立 10 年 0.93 倍。

スペシャリティフード

大豆シート、テクスチャー素材(食感を変える素材)、ビタミン K2 など。北米と東南アジアへ広げている。

数量販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 2.6 73 190 8
10 年後 中立 3.6 98 356 21

取り方:スペシャリティフードの売上 190 億円・営業利益 8.3 億円(開示。2025 年度は価格改定と数量増で増益)。単価を 1 トン約 73 万円と置いて数量約 2.6 万トンを逆算した。単価は名目で中立 10 年 1.34 倍。数量は実質で、北米の大豆シート、東南アジアの需要、植物性食品への展開を映して中立 10 年 1.4 倍(伸ばす理由:海外の販路)。

リスクと懸念

原料相場と価格転嫁のずれ

大豆・菜種の相場、為替、物流費が上がっても、価格改定には数か月以上かかる。2025年度はこのずれで営業利益が約半分になった。改定の幅(家庭用9〜14%など)が顧客に受け入れられるかも、毎回の試練になる。

ミールの値下がりと搾油の採算

油が高く、ミールが安い状態が続くと、搾油の採算が悪くなる。2025年度はミールの販売が営業利益を約10億円押し下げた。飼料の需要が弱く、輸入ミールとの競争もあるので、この傾向は続く可能性がある。

国内需要の縮小

人口減と世帯の減少で、食用油の量は長期に減る。家庭用は特に、節約志向と調理の簡素化で量を落としやすい。マーガリン撤退のあとに残る家庭用の油で、固定費を薄める難しさもある。

日清オイリオとの統合の実行

搾油の統合は固定費を下げる狙いだが、工場の再編には費用と時間がかかる。統合で期待した効果が出ないか、相手の都合で進まなければ、会社が描く収益改善の前提が崩れる。顧客の離反も論点になる。

収益計画の信頼性

第六次中計の営業利益110億円・ROE8%は、目標年度が延ばされた。長期の目標(2030年度に営業利益240億円超)も過去最高の約3倍と大きい。計画が現実と離れていると、配当や投資の判断が後手になる。

大株主の動き

味の素が27%、三井物産が13%近くを持つ。両社の戦略次第で、持分の売却や再編の話が出る可能性がある。買収の話が出れば値段が動くが、買収価格が本質価値を超えるとは限らない。

今後の分かれ目

価格改定が2回続けて想定どおり通ったら
業務用・家庭用の利益率の前提を上げ、やや楽観側に確率を寄せる。
ミールの値が戻り、搾油の採算が改善したら
油脂の営業利益の前提を上げ、中立の利益率を3%台後半へ見直す。
日清オイリオとの搾油統合が全国に広がったら
固定費の削減を織り込み、やや楽観側の確率を厚くする。
原料相場が急騰し、価格改定が遅れたら
2022〜23年のような低採算の局面になるとみて、やや悲観・悲観側に確率を寄せる。
スペシャリティフードの営業利益が全社の3割を超えたら
利益の質が上がるとみて、倍率の前提を上げる。
味の素などの大株主が持分の売却や統合を表明したら
買収の確率を見直す。ただし、買収価格が本質価値に届くかは別に検討する。

見ておくもの

  • 価格改定の浸透度(家庭用・業務用)
  • 油とミールの値の差(搾油の採算)
  • 日清オイリオとの搾油統合の進み方
  • スペシャリティフードの売上と利益率
  • 次期中期経営計画の数値目標
  • 味の素・三井物産の持分の動き

倍率と資本コストの決め方

油脂の3つ(業務用・家庭用・ミール)とスペシャリティフードの4つに分け、量(万トン、実質)と1トンあたりの単価(名目、物価並み1.34倍を基本)を推定で置いて積み上げた。倍率は5つの筋書きとも同じ式で置いた:正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)、RONIC=k+0.5×(ROE−k)、g=4%、k=8%(基本7.5%に quality +1.0%)。楽観は上限の9割、それ以下は85%。ROEが落ちるほど上限が下がり、楽観10.5倍、やや楽観8.9倍、中立7.8倍、やや悲観5.9倍の順に低い。悲観はROE1.4%で同じ式なら3.7倍(約66億円)にしかならず、純現金+売れる資産の税後71億円(floor_assets_oku)がそれを上回るので床の資産で値を付けた。今の株価や過去のPER・PBRは見ていない。今の利益は2025年度の谷で、ならして中立の純利益は73億円、ROE5.2%(過去中央値5.2%と同程度)とした。純有利子負債は154億円で、余った現金は無いので分けていない。リースは大きくなく、新会計基準による数字の形の変化は小さい。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +1.0% を足した。事業が傾いているわけではないので上乗せは置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.00%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. J-オイルミルズ 中期経営計画(edinetdb 要約)
  2. J-オイルミルズ 2026年3月期 決算説明資料(edinetdb 要約)
  3. J-オイルミルズ 大株主(finboard)

分析日 2026-10-16