株譜
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太陽化学 2902

健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,457 円747 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,769 円464 億円差 +61.0%
10 年後から見ると 割安 価値 4,457 円747 億円 · 差 +61.0% · 期待の年率 +11.7%
期待の年率リターン(10 年)+11.7%資本コスト比 +4.4 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

太陽化学は、三重県四日市に本社を置く食品素材の会社だ。緑茶のカテキンやテアニンなどの健康素材と、食品用の乳化剤が稼ぎの柱になっている。筆者の結論は「割安」。事業の地力に比べて、今の値段は安すぎる。

利益の半分以上を生むのは、健康素材を扱うニュートリション事業だ。売上は全体の3分の1だが、直近は売上が1割以上伸び、営業利益率は20%を超える。残りは乳化剤と、鶏卵加工品や即席食品の素材だ。こちらは量が伸びない代わりに、値上げが比較的通りやすい。

財務は堅い。自己資本比率は約8割で、借金よりも現金が多い。配当は利益の35%を目安にし、2026年2月には自社株買いも実施した。

懸念は2つある。1つは、健康素材に大手資本が入ってくること。もう1つは、原料の高騰を価格に移せるかどうかだ。会社の今期予想も減益で、足元は逆風が吹いている。

それでも10年で見れば、物価並みの値上げと健康素材の数量の伸びで、利益は少しずつ積み上がる。中立の筋書きで、10年後の時価総額は今の2倍を超える。慎重な見方を厚く織り込んでも、今の値段は事業の価値に届かない。

唯一の不満は、資本の使い方だ。現金を抱えたまま、ROEは9%台で足踏みしている。この点が改まれば、評価はさらに上がる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず事業が10年後も存在するかを問う。食品添加物と健康素材は、10年後も需要が続く。この点は合格だ。

次に、堀の幅を見る。広いのはサンテアニンなど一部の素材だけで、乳化剤は顧客に根づくものの、値上げは原料高の転嫁が精一杯だ。鶏卵加工品は薄利の量産品である。会社全体では「普通の堀」にとどまると、筆者は見る。だから、永続性を高く見積もる式は使わなかった。

株主に残る利益はどうか。設備投資は年20億円前後で、利益の4割ほどだ。研究費14億円は費用として利益から引かれている。残りは配当と現金の積み上げに回る。現金が積み上がるほどROEは薄まる。資本の使い方は保守的で、ここは直してほしい点だ。

安全域はある。自己資本比率は約8割で、純現金は時価総額の4分の1ある。悲観の筋書きでも、現金と売れる資産の価値を大きく割り込むことは考えにくい。確信度は中程度だ。事業は読みやすいが、健康素材は参入が相次ぐ分野で、10年後の利益率には幅が出る。

最後に、オーナーとして持ち続けたいかを自問する。経営は堅実で、不祥事や無理な拡大は見当たらない。持ち続けたい会社だが、現金の扱いが変わらない限り、価値が株価に反映される道筋は、配当と自社株買いに頼ることになる。

何で稼ぐ会社か

事業は3つに分かれる。

ニュートリション(売上171億円、営業利益38億円)は、緑茶抽出物のカテキン、アミノ酸のテアニン、水溶性食物繊維、ミネラルとビタミンの製剤を作る。顧客は医療・健康食品・飲料のメーカーだ。茶の抽出物は、中国・無錫の合弁子会社が作る。テアニンは「サンテアニン」の名で売り、国立の研究機関と臨床試験を重ねてきた。効能の裏づけを持つことが、値段を守る武器になる。

インターフェイスソリューション(売上141億円、営業利益20億円)は、乳化剤を中心とする品質改良剤だ。乳化剤とは、水と油を混ぜ合わせる添加物のこと。乳製品、飲料、菓子、パン、加工油脂に使われ、化粧品やトイレタリーにも使う。

ナチュラルイングリディエント(売上211億円、営業利益12億円)は、鶏卵加工品、たん白素材、即席食品の素材、農産加工品、安定剤を作る。量は多いが利益率は6%ほどと薄い。

連結の売上は525億円。海外は約3割で、米国・中国・韓国・インド・ドイツに子会社を置く。直接の販売先は約1,300社に分かれ、特定の大口客に頼らない。

利益の出どころには偏りがある。ニュートリションが営業利益の53%を占め、売上で最大のナチュラルイングリディエントは18%にとどまる。会社の価値は、この3分の1の売上が握っている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、事業ごとに濃さが違う。筆者は、ニュートリションの一部にだけ堀があると見る。

サンテアニンのように、臨床試験と安全性のデータを積んだ素材は、買い手が簡単には替えられない。健康食品の表示は証拠が命だからだ。ここは営業利益率が20%を超える。ただし、カテキンや食物繊維は他社も作れる。堀が太いのは、ニュートリションの中でも限られた品目だ。

乳化剤は、客の配合に合わせて細かく納める。替えるには試作と品質確認の手間がかかるので、顧客は粘り強い。利益率は14%台で安定している。一方で花王や理研ビタミンなどの競合も多く、値上げは原料高の転嫁が精一杯だ。

鶏卵加工品などは量の商売で、利益率は6%と低い。ここは堀とは呼べない。

資本の面は優秀だ。自己資本比率は約8割で、無駄な借金がない。研究開発に年14億円、設備に年21億円を充てる。ただしROEは9%台にとどまる。現金と政策保有株が厚く、資本を持て余している。上場株式の保有は34銘柄、51億円ある。

経営の姿勢には好感が持てる。2026年3月期から、配当を利益の35%と明示した。工場の改善活動で原価率も下げてきた。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

健康素材の市場は、世界で伸びている。高齢化と健康志向で、サプリメントや機能性表示食品の素材需要が増えるからだ。直近1年でニュートリションの売上が1割以上伸びたのは、その表れである。ただし、この市場は大手が入りやすい。有価証券報告書も、機能性素材への大手資本の参入を事業のリスクに挙げている。参入が増えれば、カテキンのような汎用の素材から値段が崩れる。

食品添加物は、国内では人口減で量が伸びない。乳化剤の顧客である乳製品・パン・菓子の量は、10年で緩やかに減るだろう。その分を、化粧品向けや海外、機能の高い新品種で補う。値段は物価並みに上げられるが、原料高に苦しむ会社が増えるほど、転嫁の交渉は厳しくなる。

足元は逆風の年だ。2027年3月期の会社予想は、中東情勢による原料と包装資材の高騰で減益になる。原料は天候や産地で動く天然物が多い。ここは弱みである。

競合は領域ごとに違う。乳化剤は花王、理研ビタミン、阪本薬品などが並ぶ。鶏卵加工品はキユーピーなどの食品大手が相手になる(推定)。健康素材は、中国を含む素材メーカーが、化学合成や発酵、茶の抽出と、作り方を変えて競う。

この会社は、国内食品の穏やかな守りと、海外向け健康素材の攻めを併せ持つ。海外の現地生産で伸びる味の素やキッコーマンのような調味料の会社とは、稼ぎ方がまるで違う。業界ノートの見通しのうち、国内の量が減り値段は物価並みに上がるという部分だけを借りた。

資本政策と M&A

還元の方針は明快だ。2026年3月期から、配当性向35%を目安にし、基準配当も定めた。2026年3月期の配当は年約18億円だった。自社株買いは2026年2月に上限5億2千万円で実施し、約4億2千万円で終えた。規模は小さいが、割安なうちに買う姿勢は評価できる。

現金は厚い。純現金は約114億円で、時価総額の4分の1にあたる。運転資金や設備の更新に要る分を除いて、60億円ほどは使い道の決まっていない余剰とみる。ただし、純現金は10年間でむしろ増えた。戻る確率は半分とみる。ほかに上場株式の保有が51億円あるが、配当が利益に入っているので、価値は別に足さない。

筆頭株主は長陽物産(13.6%)、次いで向陽興産(6.1%)で、取引先持株会、従業員持株会も上位にいる。安定株主が厚く、敵対的な買収は起きにくい。両社と経営陣の関係は、公開資料では確かめられなかったので触れない。

M&Aは、公開資料から大型の買収の実績は見当たらない。海外子会社は自前で作ってきた。買われる側になる可能性は、kabufuの推定で10年以内に27%とされる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ニュートリションはまだ伸びる。高齢化と健康志向で、世界の機能性素材の需要は10年で1.5倍を超える。サンテアニンは臨床の裏づけを持ち、用途を広げる余地がある。海外の売上比率は今の3割から4割へ上がり、利益率は20%台前半を守れる。

乳化剤は、化粧品と海外で数量を足す。国内の食品が縮んでも、機能の高い品種に切り替えれば、物価以上の値上げもできる。鶏卵加工品は、利益率が6%から7%台へ戻れば、全社の利益は大きく動く。

財務の余力が大きいのも強みだ。純現金は時価総額の4分の1あり、研究や設備、小さな買収に使える。株主還元は方針で35%と決まり、割安なうちは自社株買いも打てる。

売上が10年で6割増え、営業利益率が14%台に乗れば、利益は今の1.7倍になる。今の値段は、この成長をほとんど織り込んでいない。

足元の逆風も一時的だ。会社の予想する減益は原料と包装資材の高騰によるもので、需要の減少ではない。値上げの交渉が一巡すれば、利益率は戻る。ニュートリションは直近の1年で営業利益が3割近く伸びており、勢いは本物である。

慎重な見方

健康素材は、参入の壁が低い。カテキンや食物繊維は、大手や海外メーカーが同じ品質を安く出せる。有価証券報告書も、大手資本の参入を事業のリスクに挙げている。参入が進めば、利益率の高い品目から値段が崩れる。ニュートリションの営業利益率は直近で21.9%と過去最高の水準にあり、ここから上は期待しにくい。

サプリメントは流行に左右される。成分が脚光を浴びれば売れるが、規制や研究結果ひとつで需要が止まる。

食品の国内は人口減で、乳化剤も鶏卵加工品も数量が増えない。値上げは原料高を移すのがやっとで、今期の会社予想も減益だ。

資本の使い方にも疑問が残る。現金と政策保有株が厚く、ROEは10%に届かない。戻ってこない現金は、額面どおりの価値を持たない。

中立の筋書きでも、売上は10年で5割ほどしか増えない。利益率が落ちれば、利益は今の水準にとどまる。

加えて、直近の好業績は、原料が安かった時期の利益を含んでいる。今期の予想が減益なのは、その反動の始まりかもしれない。10年という長さで見れば、利益率が過去の最高水準に張りついたままでいる方がまれだ。

どちらに重みを置いたか

争点は、ニュートリションの利益率がどこまで保てるかだ。慎重な見方は参入と原料高という具体的なリスクを挙げ、強気の見方は成長の速さに頼っている。筆者は、中立を中心に置きつつ、悲観側に少し厚く確率を寄せた。強気の筋書きは8%、悲観は10%とした。

数量は成熟し、値上げは物価並みという前提を崩しても、本質価値は今の値段を上回る。慎重な見方が勝つのは、ニュートリションの利益率が16%まで下がる場合で、確率は4分の1ほどとみた。それでも今の値段には、この下振れが十分に織り込まれていない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,897 円1,155 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,465 円245 億円)。 今の値に割り戻すと 4,457 円747 億円、今との差 +61.0%、 期待の年率 +11.7%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 11,485 円1,924 億円 2,006 円336 億円 +387.2% +17.2% 1,079 円181 億円
やや楽観 20% 9,510 円1,593 億円 1,755 円294 億円 +306.8% +15.1% 2,253 円377 億円
中立 38% 7,908 円1,325 億円 1,504 円252 億円 +239.9% +13.0% 3,577 円599 億円
やや悲観 24% 3,958 円663 億円 1,218 円204 億円 +86.9% +6.5% 1,242 円208 億円
悲観 10% 1,210 円203 億円 895 円150 億円 −24.0% −2.7% 211 円35 億円
加重平均100% 6,897 円1,155 億円1,465 円245 億円 +202.0% +11.7% 8,362 円1,401 億円

今の株価時価総額 2,769 円464 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 8% 健康素材が10年伸び続ける 利益 110 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 11,485 円1,924 億円

高齢化と健康志向が10年続き、世界の機能性素材の市場は実質で1.6倍に育つ。サンテアニンなど臨床の裏づけを持つ品目が用途を広げ、ニュートリションの売上は430億円規模に達する。利益率は22%台を保つ。乳化剤は化粧品と海外で数量を足し、機能の高い品種で物価を上回る値上げも通す。鶏卵加工品も付加価値の高い品に寄り、利益率が7%台に乗る。会社全体の売上は900億円台、営業利益率は16%に届く。余った現金は研究や小さな買収に回り、還元も増える。

10年後のROEは10%台後半に乗り、資本の効率も改善する。大手の参入は起きるが、サンテアニンのように証拠を積んだ品は価格を守り、参入者は汎用品のカテキンだけを奪うにとどまる。

  • ニュートリション:数量 8,000(対象市場の規模(億円、2026年の値段で測った実質。茶抽出物・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材売上の推定合計))× 価格 5.4%(太陽化学のシェア × 物価の指数(2026年 = シェア 0.0343 × 1.0))→ 売上 429 億円・営業利益 97 億円。営業利益率22.5%
  • インターフェイスソリューション:数量 2.2(販売数量(万トン、乳化剤・品質改良剤の推定合計))× 価格 960(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 213 億円・営業利益 32 億円。営業利益率15%
  • ナチュラルイングリディエント(その他を含む):数量 5.3(販売数量(万トン、鶏卵加工品・たん白素材・即席食品素材などの推定合計))× 価格 560(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 297 億円・営業利益 22 億円。営業利益率7.5%

倍率:事業の純利益 109 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.4% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 17.09 倍、時価総額 1,924 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市場が実質1.6倍に伸び、シェアも上げ、利益率も保つという好条件が重なる必要がある。大手資本の参入が増えるなか、すべてがそろう確率は高くないので8%とした。

やや楽観 20% 健康素材が堅く伸びて利益率も維持 利益 92 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 9,510 円1,593 億円

世界の機能性素材の市場は実質で1.5倍弱に伸びる。太陽化学はシェアをわずかに上げ、ニュートリションの売上は370億円近くに育ち、利益率は21%台を保つ。乳化剤は数量を保って物価並みに値上げでき、利益率は14%台にとどまる。鶏卵加工品は量がやや減るが、原料高の転嫁が進み、利益率は6%台に改善する。売上は840億円台、営業利益率は15%近くになる。現金は一部が買収に回り、還元は方針どおり利益の4割ほどを続ける。

10年後のROEは9%台後半になり、資本コストを少し上回る。大手の参入は起きるが、サンテアニンなどの主力は守り、汎用品の値下がりを、新しい用途の開発で補う。

  • ニュートリション:数量 7,400(対象市場の規模(億円、2026年の値段で測った実質。茶抽出物・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材売上の推定合計))× 価格 5.0%(太陽化学のシェア × 物価の指数(2026年 = シェア 0.0343 × 1.0))→ 売上 367 億円・営業利益 79 億円。営業利益率21.5%
  • インターフェイスソリューション:数量 2.1(販売数量(万トン、乳化剤・品質改良剤の推定合計))× 価格 938(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 199 億円・営業利益 29 億円。営業利益率14.5%
  • ナチュラルイングリディエント(その他を含む):数量 5.2(販売数量(万トン、鶏卵加工品・たん白素材・即席食品素材などの推定合計))× 価格 536(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 278 億円・営業利益 18 億円。営業利益率6.3%

倍率:事業の純利益 91 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 16.53 倍、時価総額 1,559 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:健康素材の需要が世界で伸びる見通しは多くの調査に共通しており、その上位のレンジに当たる。強気ほどの条件はそろわないが、20%の確率で見込める。

中立 38% 物価並みの値上げと健康素材の堅調 利益 76 億円 · PER 15.8 倍 · 株価時価総額 7,908 円1,325 億円

世界の機能性素材の市場は実質で1.35倍になり、太陽化学はシェアをほぼ維持する。ニュートリションの売上は320億円近くに達するが、競合の参入で利益率は19%台へ少し下がる。乳化剤は数量がほぼ横ばいで、値段は物価並みに上がる。鶏卵加工品は国内の人口減で数量が緩やかに減り、値上げで補う程度にとどまる。会社全体の売上は780億円弱、営業利益率は13.4%で、過去の最高を超えない。利益の伸びは年4%ほどで、地味だが着実な10年になる。還元は利益の4割ほどを続け、現金は引き続き積み上がる。

10年後のROEは8%台前半で、資本コストをわずかに上回る水準にとどまる。会社は優良な食品素材メーカーのまま、地味に成長を続ける。

  • ニュートリション:数量 6,750(対象市場の規模(億円、2026年の値段で測った実質。茶抽出物・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材売上の推定合計))× 価格 4.7%(太陽化学のシェア × 物価の指数(2026年 = シェア 0.0343 × 1.0))→ 売上 317 億円・営業利益 62 億円。営業利益率19.5%
  • インターフェイスソリューション:数量 2.0(販売数量(万トン、乳化剤・品質改良剤の推定合計))× 価格 938(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 189 億円・営業利益 27 億円。営業利益率14%
  • ナチュラルイングリディエント(その他を含む):数量 5.0(販売数量(万トン、鶏卵加工品・たん白素材・即席食品素材などの推定合計))× 価格 536(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 270 億円・営業利益 16 億円。営業利益率5.8%

倍率:事業の純利益 75 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 15.81 倍、時価総額 1,251 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の数量は減り、値段は物価並みに上がるという業界ノートの見通しに、健康素材の中程度の伸びを重ねた中心の筋書き。慎重な見方の争点(利益率の維持)をやや重く見て、38%とした。

やや悲観 24% 参入で健康素材の値段が崩れる 利益 49 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 3,958 円663 億円

健康素材に大手と海外メーカーが入り、カテキンや食物繊維の値段が下がる。ニュートリションの売上は230億円規模に伸びが鈍り、利益率は16%まで下がる。サンテアニンなど一部の品は守るが、全体を支えきれない。乳化剤は顧客の値下げ圧力で値上げが物価に届かず、国内の数量も縮む。鶏卵加工品は原料高を転嫁しきれず、利益率は4%台になる。会社全体の売上は640億円ほど、営業利益率は10%台になる。余った現金は一部が失敗した投資に回る。

10年後のROEは5%台で、資本コストを下回る。それでも事業は黒字を保ち、配当も続く。会社が優良ではなくなった形で10年を終える。

  • ニュートリション:数量 5,750(対象市場の規模(億円、2026年の値段で測った実質。茶抽出物・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材売上の推定合計))× 価格 4.0%(太陽化学のシェア × 物価の指数(2026年 = シェア 0.0343 × 1.0))→ 売上 231 億円・営業利益 37 億円。営業利益率16%
  • インターフェイスソリューション:数量 1.9(販売数量(万トン、乳化剤・品質改良剤の推定合計))× 価格 910(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 169 億円・営業利益 20 億円。営業利益率12%
  • ナチュラルイングリディエント(その他を含む):数量 4.7(販売数量(万トン、鶏卵加工品・たん白素材・即席食品素材などの推定合計))× 価格 509(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 237 億円・営業利益 11 億円。営業利益率4.5%

倍率:ROE 5.7% が k 以下なので上限は 1÷k の 13.3 倍。参入で利益率が下がる筋書きなので、その約 8 割の 10.5 倍に置いた。余った現金は 0.75 倍。

確率:大手の参入、原料高、サプリの需要鈍化のうち、複数が中程度に起きる筋書き。有価証券報告書がリスクに挙げている点を踏まえ、24%と厚めに置いた。

悲観 10% 健康素材を失い、薄利の食品素材会社へ 利益 19 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 1,210 円203 億円

安価な茶抽出物や合成品が市場に出回り、ニュートリションの値段は物価どころか下がる。市場は実質で伸びず、シェアも2%まで落ち、売上は120億円と今の7割にとどまる。利益率は8%まで落ちる。乳化剤は顧客の値下げで数量も値段も後退し、利益率は8%になる。鶏卵加工品は原料高を転嫁できず、利益率は2%に沈む。会社全体の売上は470億円、営業利益率は5%になる。余った現金の半分は、失敗した投資で消える。配当は基準配当を維持する。

10年後のROEは2%台にとどまる。それでも純現金と売れる資産が残るため、破綻には至らず、薄利の食品素材の会社として評価される。

  • ニュートリション:数量 5,000(対象市場の規模(億円、2026年の値段で測った実質。茶抽出物・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材売上の推定合計))× 価格 2.4%(太陽化学のシェア × 物価の指数(2026年 = シェア 0.0343 × 1.0))→ 売上 120 億円・営業利益 10 億円。営業利益率8%
  • インターフェイスソリューション:数量 1.7(販売数量(万トン、乳化剤・品質改良剤の推定合計))× 価格 844(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 145 億円・営業利益 12 億円。営業利益率8%
  • ナチュラルイングリディエント(その他を含む):数量 4.2(販売数量(万トン、鶏卵加工品・たん白素材・即席食品素材などの推定合計))× 価格 482(1kg あたりの平均単価(円、推定。名目))→ 売上 204 億円・営業利益 4 億円。営業利益率2%

倍率:ROE 2.6% が k 以下なので上限は 1÷k の 13.3 倍。構造的に負ける筋書きなので、やや悲観より低い 9.5 倍に置いた。余った現金は 0.5 倍。

確率:大手の参入で主力品の値段が崩れ、同時に原料高と国内の縮小が重なる筋書き。主力のサンテアニンを守れる限り起きにくいので10%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ニュートリション

緑茶抽出物(カテキン)、テアニン(サンテアニン)、水溶性食物繊維、ミネラル・ビタミン製剤。サプリメント・健康食品・飲料向けの機能性素材。

数量対象市場の規模(億円、2026年の値段で測った実質。茶抽出物・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材売上の推定合計)価格太陽化学のシェア × 物価の指数(2026年 = シェア 0.0343 × 1.0)売上営業利益
今 2026/03 5,000 3.4% 171 38
10 年後 中立 6,750 4.7% 317 62

取り方:ニュートリションの売上171.5億円を、実質の対象市場5,000億円(推定)× シェアと物価の指数0.0343に分けた。市場の数量は、高齢化と健康志向で世界の機能性素材が伸びるため、中立で10年1.35倍とした。価格はシェアと物価の指数で、物価並みに上がる。市場の大きさは、開示がないので推定で、カテキン・テアニン・食物繊維・ミネラル・ビタミン製剤の素材だけを合わせた。競合は茶抽出物・アミノ酸・食物繊維を扱う国内外の素材メーカーで、大手資本の参入が増えている。

インターフェイスソリューション

食品用乳化剤などの品質改良剤。乳製品・飲料・菓子・パン・加工油脂、化粧品・トイレタリー向け。

数量販売数量(万トン、乳化剤・品質改良剤の推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 2.0 700 141 20
10 年後 中立 2.0 938 189 27

取り方:インターフェイスソリューションの売上141億円を、1kgあたり七百円前後の品が年2.0万トン売れていると置いた推定。国内の食品向けは人口減で縮み、化粧品と海外の伸びがそれを打ち消すので、数量は中立で10年1.0倍。価格は物価並みの1.34倍。市場の大きさは、国内の食品用乳化剤を花王・理研ビタミン・阪本薬品などと分け合う規模で、太陽化学は上位の一角(推定)。

ナチュラルイングリディエント(その他を含む)

鶏卵加工品、たん白素材、即席食品の素材、農産加工品、安定剤。その他の事業(売上1.5億円)を含む。

数量販売数量(万トン、鶏卵加工品・たん白素材・即席食品素材などの推定合計)価格1kg あたりの平均単価(円、推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 5.3 400 212 13
10 年後 中立 5.0 536 270 16

取り方:ナチュラルイングリディエントとその他の売上212億円を、1kgあたり四百円前後の品が年5.3万トン売れていると置いた推定。国内の即席食品・加工食品向けが中心で、人口減により数量は中立で10年0.95倍。価格は物価並みの1.34倍。競合は鶏卵加工品の食品大手(キユーピーなど、推定)と、中小の加工業者。

リスクと懸念

健康素材への大手資本の参入

有価証券報告書も事業のリスクに挙げている。カテキンや食物繊維は他社も作れるため、参入が進めば値段が崩れる。ニュートリションの営業利益率は直近で21.9%と高く、利益率の高さが参入を呼ぶ。サンテアニンなど臨床の裏づけを持つ品目が主力で居続けられるかが分かれ目だ。

天然原料と包装資材の高騰

原料は天候や産地の事情で動く天然物が多い。2027年3月期の会社予想は、中東情勢による原料・包装資材の高騰で減益になる。転嫁が遅れれば利益率が削られ、取引先の食品メーカーとの交渉も厳しくなる。

サプリメントの流行と規制

健康素材は、成分が脚光を浴びれば売れるが、規制や研究結果ひとつで需要が止まる。機能性表示の制度が変わったり、安全性への疑いが出たりすれば、主力の品目でも数量が急に落ちる。

国内食品の数量減と顧客の値下げ圧力

乳化剤や鶏卵加工品の顧客は、乳製品・パン・菓子・即席麺の会社だ。国内の人口減で、顧客の生産量そのものが緩やかに減る。顧客も原料高に苦しむので、値上げの受け入れは年々きつくなる。

余った資本の使い方

純現金と政策保有株が厚く、ROEが10%に届かない。これを大型の買収に使って失敗すれば、価値を壊す。逆に積み上げ続ければ、戻ってこない現金として評価が割り引かれる。資本政策の転換が遅いこと自体が、株主にとってのリスクだ。

品質事故

食品素材の会社にとって、製品の回収や損害賠償は避けられないリスクだ。有価証券報告書も品質保証を事業のリスクに挙げている。顧客の最終製品に使われるため、事故が起きれば取引先を通じて影響が広がる。

今後の分かれ目

ニュートリションの売上の伸びが2年続けて1割を超え、営業利益率も20%を保ったら
強気の筋書きに確率を移し、やや楽観の比重を上げる。
大手や海外メーカーが、カテキンやテアニンで安い品を出し、値下げが始まったら
ニュートリションの利益率が16%台へ下がる前提に移し、やや悲観・悲観の確率を上げる。
原料高が来期以降も続き、営業利益率が10%を割ったら
乳化剤と鶏卵加工品の転嫁力が弱いとみて、中立の営業利益率を下げる。
会社が現金の使い道(大型の自社株買いや増配)を示したら
余った現金の戻り方を0.5から1.0へ上げ、価値を引き上げる。
大型の買収を発表し、投じる額が現金の半分を超えたら
買収先の稼ぐ力と価格を点検し、失敗の場合は悲観側に確率を移す。

見ておくもの

  • ニュートリションの売上・営業利益率の四半期ごとの推移
  • 原料・包装資材の価格と、価格転嫁の進み具合(乳化剤・鶏卵加工品の利益率)
  • 海外の売上比率(現在は約3割)の推移
  • 配当性向と自社株買いの規模、現金の使い道に関する会社の説明

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに数量と価格を置き、10年後の利益を積み上げた。倍率は式から出し、市場の PER・PBR は使っていない。今の株価が倍になっても半分になっても、価値の数字は動かない作りにした。中立の PER は、ROE が k をわずかに上回るので、下限の 1÷k に近い値にした。中立の営業利益率は13.4%で、過去12年の最高13.5%を超えない。新リース会計基準で数字の形が変わる点は、家賃を営業費用に入れた今の形でそろえた。この会社は店舗を借りて営む業態ではないので影響は小さい。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.2→17.09 倍・やや楽観 PER 14.2→16.53 倍・中立 PER 13.5→15.81 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality 0 を足した。事業は傾いておらず、上乗せはない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.25%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 太陽化学 有価証券報告書(2026年3月期)
  2. 日本経済新聞 太陽化学の27年3月期 純利益8%減
  3. キタイシホン 太陽化学の事業内容

分析日 2026-10-16