株譜
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コーセーアールイー 3246

福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)466 円47 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)693 円70 億円差 −32.7%
10 年後から見ると 割高 価値 466 円47 億円 · 差 −32.7% · 期待の年率 +2.6%
期待の年率リターン(10 年)+2.6%資本コスト比 −5.4 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

コーセーアールイーは、福岡市を地盤に家族向けと投資用の分譲マンションを建てて売る会社だ。熊本や鹿児島など九州の主要都市にも広げている。売上は約 100 億円で、9 割をマンションの販売が占める。筆者の結論は、今の値段は割高というものだ。

一見すると安く見える。時価総額は約 70 億円で、自己資本 107 億円の 0.65 倍しかない。だが、その自己資本の中身は販売用の土地と建物で、約 78 億円の借入で支えている。稼ぐ力は細っている。2026 年 1 月期の純利益は約 7 億円だったが、会社の中期計画は今後 3 年の純利益を 4.4〜5.0 億円と置いた。自己資本利益率は 4〜5% で、資本コストの 9% に届かない。

資本コストに届かない会社が利益をためても、その利益は額面ほどの価値を持たない。土地と建築費が上がる中で、値段を上げても取り分は薄い。借入の金利が上がれば、さらに削られる。帳簿より安い株価は、この稼ぐ力の弱さを映したものだと筆者は見る。割安と言えるのは、自己資本利益率を資本コストの近くまで戻す道筋が見えた時だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、PBR の低さに飛びつかないことが大事だ。帳簿の自己資本は、借入で建てた在庫の土地と建物が中心で、すぐ現金になる資産ではない。景気が悪い時には、この在庫は値下げで売らねばならず、自己資本は目減りする。

もう一つは、自己資本利益率と資本コストの差だ。資本コストを 8% と置くと、4〜5% しか稼がない会社がためた利益は、株主にとって額面ほどの価値を持たない。だから、ためた分だけ自己資本が増えても、株価がそれに比例して上がるとは限らない。

買いの理由になるのは、自己資本利益率を 8% 以上に戻す道筋だ。たとえば、管理の手数料の比率を上げる、在庫を絞って借入を減らす、余った資本を自社株買いで返す、といった動きがあれば評価は変わる。それが見えるまでは、帳簿より安くても安全域は乏しいと筆者は見る。

今の値段は、中立の筋書きの値を上回っている。安全域を求めるなら、待つ方がよい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は三つある。最も大きいのが家族向けの分譲マンション「グランフォーレ」で、2026 年 1 月期は 128 戸を引き渡し、売上 63 億円、利益 7.1 億円を出した。1 戸あたりの値段は約 4,900 万円だ。福岡市の中心部に近い場所が多く、近年は熊本と鹿児島でも建てている。

二つめが資産運用型のマンションだ。福岡市の中心部に単身者向けのワンルームを建て、個人の投資家に 1 戸ずつ売る。2026 年 1 月期は 151 戸、売上 30 億円、利益 2.4 億円だった。1 戸は約 2,000 万円で、買い手はローンを組む会社員や医師が多い。

三つめが、売った後に続く手数料の稼ぎだ。投資家に売ったワンルームの賃貸管理を請け負い、管理の戸数は 3,352 戸ある。ほかにマンションの建物の管理と仲介があり、3 事業で売上 7.4 億円、利益 1.7 億円になる。額は小さいが、毎年積み上がり景気に強い。

マンションは土地を買ってから引き渡すまで 2〜3 年かかる。その間の土地代と建築費は借入でまかなうので、在庫と借入が一緒に膨らむ。引き渡しは完成の時期に偏り、四半期ごとの利益は大きく振れる。2026 年 7 月までの半期は営業赤字だったが、これは引き渡しが下期に集まるためだ。

優良さと弱いところ

優良さは普通より下と筆者は見る。分譲マンションは、土地を仕入れて建てて売る商売で、作り方に他社と大きな差は付きにくい。強みは福岡で 30 年以上続けてきた土地の情報と、地元での名前の通りだ。だが福岡市には大手の財閥系や全国の中堅の開発会社も集まり、良い土地は値段の競争で決まる。

利益率は景気と土地の値段に強く左右される。過去 10 年の自己資本利益率の中央値は 11% 台と高かったが、これは福岡の地価の上昇と低い金利が重なった時期の数字だ。会社自身が中期計画で今後 3 年の純利益を 4.4〜5.0 億円に置いたことは、土地と建築費の上昇で取り分が薄くなったことを示す。

よい点は、売った後に管理の手数料が残る仕組みだ。ワンルームを売るほど管理の戸数が増え、景気が悪い年にも利益の下支えになる。ただ、その額は営業利益の 2 割ほどで、全体の振れを抑えるほどではない。

在庫と借入を膨らませて伸ばす形なので、資本の使い方の巧さが問われる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

福岡市は、日本の大都市の中で人口が増え続ける数少ない街だ。若い人が九州の各地から集まり、単身と共働きの世帯が増えている。天神と博多駅のまわりでは再開発が進み、熊本には半導体の大きな工場ができた。マンションの需要は、地方の都市の中では底堅い部類に入る。

一方で、作る側の費用は上がり続けている。福岡市の中心部の地価はこの 10 年で大きく上がり、職人の不足で建築費も上がった。分譲の値段は上がったが、買い手の所得はそれほど速く伸びない。新築の値段が会社員の手に届く範囲を超え始め、供給の戸数は細っている。

金利も向かい風だ。日本の金利が上がれば、買い手の住宅ローンと、投資用の物件を買う人のローンが重くなる。開発会社自身の借入の利息も増える。10 年で見れば、福岡のマンションの市場は戸数が少し細り、値段が物価並みに上がる市場だと筆者は見る。伸びるのは、立地の良い土地を早く押さえられる会社と、売った後の管理で稼げる会社だ。

九州の他の街では、熊本が半導体の工場で活気づく一方、鹿児島や地方の中小都市は人口が減る。会社が九州に広げるほど、街ごとの需要の差を見極める目が問われる。

資本政策と M&A

配当は 1 株の額を据え置いており、総額は年約 2.4 億円だ。以前は配当性向 30% の方針だったが、利益が減る中期計画の 3 年間は額を保つと決め、性向は 5 割前後に上がる。自社株買いは目立った実績が無い。社長の資産管理会社である TMI トラストが約 21% を持つその他の関係会社で、賃貸マンションの管理を請け負う以外の取引は無い。純負債の会社なので余った現金は無く、ためた利益は次の土地と在庫に回る。借入は約 78 億円で、現金を引いた純負債は約 55 億円ある。

在庫を絞って借入を返すか、自社株買いで資本を返さない限り、自己資本利益率は上がりにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

福岡は人口が増え続ける数少ない大都市で、マンションの需要は地方の中で最も底堅い。天神と博多駅の再開発が進み、熊本の半導体の工場も九州の所得を押し上げる。会社は福岡で 30 年以上の実績があり、土地の情報と地元での名前の通りを持つ。熊本と鹿児島にも広げ、2026 年 7 月には鹿児島の天文館の物件も完成した。

しかも、株価は帳簿の 0.65 倍しかない。自己資本 107 億円のうち、在庫の土地と建物は値段が上がってきたもので、帳簿より高く売れる物件も多い。2026 年 1 月期は純利益 7 億円を出しており、中期計画の 4.4 億円は控えめな置き方とも読める。

ワンルームを売るたびに賃貸管理の戸数が増え、手数料の稼ぎは 10 年で 1.5 倍近くに積み上がる。利益率が過去の平均に戻るだけで、今の値段は割安になる。

さらに、会社は九州の主要都市に広げることで、福岡だけに頼らない形を作りつつある。熊本は半導体の工場で人が集まり、家族向けの需要が伸びている。土地の情報を持つ地元の会社は、大手が入りにくい中規模の土地で強みを出せる。

慎重な見方

株価が帳簿を割るのには理由がある。自己資本利益率は 4〜5% で、資本コストに届かない。会社自身が中期計画で、純利益を 2026 年 1 月期の 7 億円から 4.4〜5.0 億円に下げて置いた。土地と建築費の上昇を値段に乗せきれていない証拠だ。

借入は約 78 億円あり、金利が上がるほど利息が増える。2026 年 7 月までの半期の支払利息は前の年の 1.4 倍になった。買い手のローンも重くなり、投資用のワンルームは利回りが下がって売りにくくなる。

帳簿の自己資本の中身は、販売用の土地と建物だ。市況が崩れれば値下げで売るしかなく、自己資本はすぐに目減りする。福岡には大手の開発会社も集まり、良い土地ほど高く競り上がる。利益をためても資本コストを稼げない会社に、帳簿の値段を払う理由は無い。

さらに、PBR が低いまま放っておかれてきたのにも理由がある。会社は利益を在庫に回すだけで、自社株買いはしてこなかった。株主に返す道筋が無い限り、帳簿の値段に近づく力は弱い。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がやや強い。福岡の需要は本物でも、土地と建築費の上昇と金利が取り分を削る形は変わりにくく、会社の中期計画の減益がそれを示す。PBR の低さは割安の根拠にならないと筆者は見る。

確率は中立と悲観の側に厚く置いた。在庫を絞り借入を減らし、資本を返す動きが出るまで、今の値段に払う理由は伸びの前提にしか無い。PBR の低さだけでは、その前提の代わりにならない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/01 期)

確率で加重した株価時価総額 658 円67 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 237 円24 億円)。 今の値に割り戻すと 466 円47 億円、今との差 −32.7%、 期待の年率 +2.6%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 1,241 円126 億円 325 円33 億円 +125.9% +8.5% 157 円16 億円
やや楽観 22% 954 円97 億円 276 円28 億円 +77.5% +5.9% 271 円27 億円
中立 34% 710 円72 億円 236 円24 億円 +36.5% +3.2% 322 円33 億円
やや悲観 22% 257 円26 億円 236 円24 億円 −28.8% −3.3% 109 円11 億円
悲観 12% 217 円22 億円 98 円10 億円 −54.5% −7.6% 38 円4 億円
加重平均100% 658 円67 億円237 円24 億円 +29.2% +2.6% 895 円91 億円

今の株価時価総額 693 円70 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 九州の半導体と福岡の再開発に乗り、戸数と値段が伸びる 利益 10 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,241 円126 億円

天神と博多駅の再開発が実り、福岡市の人口は増え続ける。熊本の半導体の工場が九州の所得を押し上げ、家族向けのマンションは 10 年後に年 150 戸を引き渡す。1 戸の値段は 1.47 倍になり、利益率は 11% を保つ。ワンルームも年 175 戸を売り、賃貸管理の戸数は 5,500 戸に増える。純利益は約 10 億円になり、配当も増える。それでも自己資本利益率は 7% 弱で、資本コストに少し届かない。

九州の各地の物件も育ち、管理の手数料も厚くなり、景気の振れに少し強い会社になる。それでも今の値段の上を行くのは、この筋書きだけだ。

  • ファミリーマンション:数量 150(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 72(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 108 億円・営業利益 12 億円。戸数1.17倍・1戸1.47倍・利益率11%
  • 資産運用型マンション:数量 175(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 29(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 5 億円。戸数1.16倍・1戸1.45倍・利益率9%
  • 賃貸管理・ビルメンテナンス・仲介:数量 5,500(賃貸管理の戸数(戸・期末))× 価格 30(管理 1 戸あたりの 3 事業の売上(万円・年・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 4 億円。管理戸数1.64倍・1戸1.36倍・利益率24%

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 126 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:福岡の再開発と熊本の半導体で九州の住まいの需要が強まり、値上げも通る形。土地と建築費と金利の三つの向かい風が同時に和らぐ必要があるので1割にとどめた。

やや楽観 22% 値上げが通り、戸数は今の水準を保つ 利益 8 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 954 円97 億円

土地と建築費の上昇は続くが、福岡の需要が底堅く値段に乗せられる。家族向けは年 135 戸、1 戸の値段は 1.41 倍になる。ワンルームも年 160 戸を保ち、賃貸管理の戸数は 5,000 戸に増える。営業利益は 11 億円台になり、純利益は 7.6 億円と 2026 年 1 月期の水準を超える。ただ、自己資本も積み上がるので、自己資本利益率は 5% 台にとどまる。

九州の他の街への広がりも少しずつ実り、熊本の家族向けが柱の一つになる。株価は帳簿の値段に近づくが、それを上回るほどの稼ぐ力は付かない。今の値段をわずかに上回る値にとどまる。

  • ファミリーマンション:数量 135(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 69(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 93 億円・営業利益 10 億円。戸数1.05倍・1戸1.41倍・利益率10.5%
  • 資産運用型マンション:数量 160(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 28(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 45 億円・営業利益 4 億円。戸数1.06倍・1戸1.40倍・利益率8%
  • 賃貸管理・ビルメンテナンス・仲介:数量 5,000(賃貸管理の戸数(戸・期末))× 価格 29(管理 1 戸あたりの 3 事業の売上(万円・年・名目))→ 売上 15 億円・営業利益 3 億円。管理戸数1.49倍・1戸1.33倍・利益率23%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.5% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 97 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが土地と建築費の上昇に追いつき、戸数は今の水準を保つ形。2026年1月期の利益率に近い姿で、過去の実績から見て2割強。

中立 34% 戸数は細り、値段と管理の積み上げで横ばい 利益 6 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 710 円72 億円

福岡の需要は底堅いが、土地と建築費の上昇で新築の値段は会社員の手に届きにくくなる。家族向けは年 125 戸とほぼ横ばいで、1 戸の値段は 1.34 倍になる。利益率は 9.5% と過去の平均より少し低い。ワンルームは年 145 戸を売り、賃貸管理の戸数は 4,600 戸に積み上がる。借入の金利は上がり、利息が稼ぎを少し削る。純利益は 5.7 億円ほどで、配当は今の額を保つ。自己資本利益率は 4% 台にとどまる。

賃貸管理の手数料は増えるが、全体を変えるほどではない。帳簿の自己資本は少しずつ増えるが、それを上回る値は付かない。PBR は 0.4 倍前後に落ち着く。

  • ファミリーマンション:数量 125(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 66(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 83 億円・営業利益 8 億円。戸数0.98倍・1戸1.34倍・利益率9.5%
  • 資産運用型マンション:数量 145(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 27(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 39 億円・営業利益 3 億円。戸数0.96倍・1戸1.35倍・利益率7.5%
  • 賃貸管理・ビルメンテナンス・仲介:数量 4,600(賃貸管理の戸数(戸・期末))× 価格 29(管理 1 戸あたりの 3 事業の売上(万円・年・名目))→ 売上 13 億円・営業利益 3 億円。管理戸数1.37倍・1戸1.29倍・利益率22%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.3% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 72 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:戸数は少し細り、値段の上昇と管理の積み上げで利益を保つが、金利と費用の上昇で取り分は薄いままという、中期計画の延長の姿。最も起こりやすいとみて34%。

やや悲観 22% 金利の上昇で買い手が細り、中期計画の水準で止まる 利益 3 億円 · PER 8.3 倍 · 株価時価総額 257 円26 億円

日本の金利が上がり、住宅ローンと投資用のローンが重くなる。家族向けは年 110 戸に減り、ワンルームも年 130 戸に細る。値段は上げたいが、売れ残りを避けるために値上げは物価より遅れる。利益率は家族向けで 8% に下がる。借入の利息は増え、純利益は 3 億円ほどに落ちる。配当の額は保つが、性向は 8 割近くになり、自己資本はほとんど増えない。

賃貸管理の手数料だけが、細る利益の下支えになる。株価は利益の細りを映して下がり、帳簿の値段の 2 割ほどで値が付く。資本を返す動きも無いまま、在庫と借入だけが残る形になる。

  • ファミリーマンション:数量 110(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 63(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 69 億円・営業利益 6 億円。戸数0.86倍・1戸1.28倍・利益率8%
  • 資産運用型マンション:数量 130(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 26(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 33 億円・営業利益 2 億円。戸数0.86倍・1戸1.28倍・利益率6.5%
  • 賃貸管理・ビルメンテナンス・仲介:数量 4,300(賃貸管理の戸数(戸・期末))× 価格 27(管理 1 戸あたりの 3 事業の売上(万円・年・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 2 億円。管理戸数1.28倍・1戸1.22倍・利益率21%

倍率:事業の ROE 2.6% が k 8% 以下なので、ためた利益は額面未満の価値で PER の上限は 1÷k=11.1 倍。やや悲観は戸数が細り利息が稼ぎを食うので、上限の 8 割の 8.3 倍。

確率:金利の上昇で買い手が細り、中期計画の水準で利益が伸びない形。2027年1月期の計画がすでに減益なので2割強。

悲観 12% 福岡のマンションが余り、在庫の値下げで傷む 利益 −2 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 217 円22 億円

金利の急な上昇と供給の重なりで、福岡のマンションが売れ残る。会社は在庫の値下げに追い込まれ、評価の損で赤字になる。家族向けは年 80 戸に細り、ワンルームも年 100 戸に減る。借入の返済のために土地の仕入れを止め、配当も減らす。残る価値は賃貸管理の手数料と、賃貸用の土地建物くらいになる。上場の開発会社としての伸びの物語はここで終わる。

賃貸管理の戸数はまだ 4,000 戸あり、手数料は細々と残る。だが借入の返済が先で、株主に回る分は少ない。株主に残るのは、ためた利益ではなく、売れる資産の手取りだけだ。

  • ファミリーマンション:数量 80.0(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 58(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 46 億円・営業利益 1 億円。戸数0.63倍・1戸1.18倍・利益率2%
  • 資産運用型マンション:数量 100(引き渡す戸数(戸・年))× 価格 24(1 戸あたりの売上(百万円・名目))→ 売上 24 億円・営業利益 1 億円。戸数0.66倍・1戸1.20倍・利益率3%
  • 賃貸管理・ビルメンテナンス・仲介:数量 4,000(賃貸管理の戸数(戸・期末))× 価格 26(管理 1 戸あたりの 3 事業の売上(万円・年・名目))→ 売上 10 億円・営業利益 2 億円。管理戸数1.19倍・1戸1.15倍・利益率18%

倍率:悲観は在庫の値下げで赤字になり、稼ぐ力に値が付かない。値は今の自己資本107億円ではなく床の資産(賃貸用の土地建物を売った税後の手取り約22億円)で付け、PBR 0.206 倍とした。

確率:福岡のマンションが供給過多になり、在庫の値下げで赤字になる形。福岡の需要は地方の中で強いので、そこまで崩れる見込みは12%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ファミリーマンション

福岡市を中心に、熊本・鹿児島など九州の主要都市で家族向けの分譲マンション「グランフォーレ」を企画し販売する。

数量引き渡す戸数(戸・年)価格1 戸あたりの売上(百万円・名目)売上営業利益
今 2026/01 128 49 63 7
10 年後 中立 125 66 83 8

取り方:2026年1月期の短信の実績。売上62.9億円・128戸の引き渡しで1戸あたり約4,910万円。セグメント利益7.12億円(利益率11.3%)。

資産運用型マンション

福岡市の中心部で単身者向けのワンルームを建て、個人の投資家に1戸ずつ売る。販売後の賃貸管理につながる。

数量引き渡す戸数(戸・年)価格1 戸あたりの売上(百万円・名目)売上営業利益
今 2026/01 151 20 30 2
10 年後 中立 145 27 39 3

取り方:2026年1月期の短信の実績。売上30.2億円・151戸で1戸あたり約2,000万円。セグメント利益2.39億円(利益率7.9%)。

賃貸管理・ビルメンテナンス・仲介

売った資産運用型マンションの賃貸管理、マンションの建物の管理、不動産の仲介。毎年積み上がる手数料の稼ぎ。

数量賃貸管理の戸数(戸・期末)価格管理 1 戸あたりの 3 事業の売上(万円・年・名目)売上営業利益
今 2026/01 3,352 22 7 2
10 年後 中立 4,600 29 13 3

取り方:2026年1月期の短信の実績。賃貸管理3.16億円・ビルメンテナンス3.55億円・仲介など0.69億円の計7.4億円を、賃貸管理の戸数3,352戸で割り1戸あたり約22万円。利益は3事業の計1.74億円。

リスクと懸念

金利の上昇

借入は約 78 億円あり、金利が 1% 上がると利息は年 0.8 億円近く増える。買い手の住宅ローンと投資用のローンも重くなり、売れ行きと値段の両方に響く。

在庫の値下げ

販売用の土地と建物は 140 億円を超える。市況が崩れると値下げで売るしかなく、評価の損で自己資本が目減りする。

土地と建築費の上昇

福岡の中心部の地価と建築費は上がり続けている。値段に乗せきれなければ、利益率は過去の平均を下回ったままになる。

大手との土地の取り合い

福岡には大手の財閥系や全国の中堅の開発会社が集まる。良い土地ほど高く競り上がり、仕入れが細れば戸数が減る。

引き渡しの偏り

利益は完成と引き渡しの時期で決まり、年ごとに大きく振れる。工事の遅れ一つで、その年の利益が半分になることもある。

今後の分かれ目

家族向けの引き渡しが年 140 戸を超え、利益率 11% を保つ
やや楽観の筋書きに近づく。評価を上げる。
中期計画の純利益 4.4〜5.0 億円を下回る年が続く
やや悲観の筋書きに寄る。評価を下げる。
在庫を絞って借入を減らし、自社株買いを始める
自己資本利益率が上がる道筋が見える。評価を上げる。
支払利息が営業利益の 3 割を超える
金利の重さが稼ぎを食っている。評価を下げる。
販売用不動産の評価損を計上する
悲観の筋書きの入口とみて、床の資産を見直す。

見ておくもの

  • 家族向けと資産運用型の引き渡しの戸数と 1 戸の値段
  • セグメントの利益率(家族向け 2026年1月期 11.3%)
  • 借入の残高と支払利息
  • 賃貸管理の戸数(2026年1月期 3,352 戸)
  • 配当の額と自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価を見ずに決めた。資本コスト8%に対し、10年後の自己資本利益率は中立で4%台と届かないので、PERは1÷kの11.1倍を上限にその8.5割とした。PBRの低さや過去の倍率は使っていない。悲観は今の自己資本ではなく、賃貸用の土地建物を売った税後の手取りを床に置いた。結果として今の値段は中立の値を上回り、割高と出た。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.56→12.5 倍・やや楽観 PER 10→12.5 倍・中立 PER 9.44→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityの+1.5%を足した(決まりv2)。個別のリスクは筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.00%。

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割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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  3. コーセーアールイー 2027年1月期 第2四半期決算短信
  4. コーセーアールイー 支配株主等に関する事項について

分析日 2026-10-20