株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

ランドビジネス 8944

都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)179 円35 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)252 円50 億円差 −29.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 179 円35 億円 · 差 −29.1% · 期待の年率 +4.6%
期待の年率リターン(10 年)+4.6%資本コスト比 −4.4 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ランドビジネスは、都心のオフィスビルやレジデンスを持って貸し、手を入れて売る不動産の会社だ。2023 年からは婦人服のフランドルを買い、飲食店も始め、三つの事業を抱える複合の会社になった。筆者の結論は、今の値段は帳簿の 3 分の 1 ほどだが、それでも割高だというものだ。

理由は稼ぐ力の弱さと借金の重さにある。不動産は年 40 億円前後の利益を生むが、服と飲食で合わせて 20 億円近い赤字を出し、本社の費用も重い。有利子負債は 339 億円あり、借り換えの金利が上がれば利払いは今の倍近くに増える。過去 10 年の ROE の中央値は 2% で、資本コストのはるか下にある。

2026/09 期は物件の売却で利益が大きく戻る。ただし売却の利益は、昔に安く買った物件の含み益を一度だけ実現するものだ。売るたびに賃料の元も減る。10 年で見ると、服と飲食を立て直せるか、たたむかが最大の分かれ目になる。上位 2 人の株主が 6 割を持ち、少数株主が資本の使い方を変える余地は小さい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、帳簿の 3 分の 1 という値段に飛びつくのは危うい。帳簿の自己資本 161 億円の多くは、借金で買った物件だ。その物件は年に 2% ほどの ROE しか生んでおらず、資本コストに遠く届かない。稼がない資産は、帳簿の値段で売れない限り株主の価値にならない。

オーナー利益で見ると、さらに薄い。不動産の利益は服と飲食の赤字と本社の費用に食われ、残りは利払いに消える。建物の修繕と建て替えの費用は建築費とともに膨らみ、減価償却を上回って現金を吸う。

経営の資本の配分が最大の弱点だ。本業で生んだ利益を、経験の無い事業に注いでいる。株主の 6 割を経営側が持つ会社で、この方針が変わる保証は無い。筆者は、物件を売って借金を返し、服と飲食をたたむ決断が見えるまで、この会社を長く持ちたいとは考えない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は都心の不動産だ。会社は「都市にヨーロッパの光と風」を掲げ、オフィスビルやレジデンスを買ってリニューアルし、貸して賃料を得る。1〜5 年持った後に売るのが基本の方針で、2025/09 期の不動産の売上は 100 億円、利益は 41 億円だった。このうち半分ほどが賃料、残りが物件を売った額だと筆者は見ている。

二つ目は服飾だ。2023 年 12 月に婦人服の会社フランドルを買い、企画から生産・販売までを抱えた。2025/09 期の売上は 72 億円まで増えたが、9 億円の赤字だった。生産の設備の更新と人の育成をやり直している最中だ。

三つ目は外食だ。子会社の TAKEWAKA が飲食店を開き、売上は 12 億円に増えたが、出店の準備の費用が重く、赤字は 10 億円を超えた。売上とほぼ同じ額の赤字で、事業として成り立つ形にはまだ遠い。

本社と連結の調整で 15 億円ほどの費用がかかり、三つの事業の利益を合わせても営業利益は 6 億円にとどまった。そこから借金の利払いを引くと、最終損益は赤字だった。2026 年 2 月には長野の会社を買い、事業はさらに広がっている。

優良さと弱いところ

不動産の部分には確かな資産がある。都心の物件は人口が減っても需要が残り、賃料は物価とともに上がりやすい。賃貸等不動産の時価は簿価を 42 億円上回ると会社は開示している。昔に安く買った物件を売れば、利益は大きく出る。

しかし会社全体の質は低い。物件を持つための借金が 339 億円あり、総資産の 6 割に達する。営業利益で利払いを 1 倍ほどしか賄えず、金利が上がれば最終利益はすぐに消える。財務制限条項の付いた借入もある。

資本の使い方にも疑問が残る。不動産で稼いだ利益を、経験の無い服飾と飲食に注ぎ、両方で大きな赤字を出している。ROE の中央値 2% は、株主の資本がほとんど増えていないことを示す。上位 2 人の株主が 6 割を持ち、経営に外の目が届きにくい構図だ。

筆者がいちばん気にしているのは、この配分の癖が 10 年で変わる兆しが見えないことだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

都心の不動産は、10 年の物差しで見れば悪い市場ではない。東京の中心部は人口が減る日本の中で例外的に人が集まり、オフィスもレジデンスも空室は少ない。物価が年 3% 上がる世界では、賃料も少しずつ上がる。

ただし金利の上昇が、不動産の値段と借金の重さの両方に効く。10 年国債が 3% になれば、投資家が物件に求める利回りも上がり、物件の値段は伸びにくくなる。借金で物件を抱える会社は、利払いが増える分だけ稼ぎが削られる。手を入れて売る商売は、買う値段と売る値段の差で稼ぐので、値上がりが鈍ると利ざやも細る。

服飾の市場は厳しい。百貨店の婦人服は長く縮んでおり、ファストファッションと海外のネット通販に客を奪われてきた。生産を国内に抱える会社は、人件費の上昇も重い。

外食は人手の不足と食材の値上がりで、どの会社も利益率を削られている。小さな会社が新しい業態で成功するには、店を増やす前に 1 店ごとの採算を固める必要がある。筆者は、この会社が服と飲食で同業より強い何かを持つ証拠を見つけられなかった。

資本政策と M&A

還元は配当だけだ。年 1 回の配当を、赤字の年も同じ額で続けている。総額は年 1.2 億円ほどで、利益に比べれば小さい。自社株買いの実績は乏しい。

資本の多くは不動産と、服飾・飲食の買収と出店に使われてきた。2023 年にフランドルを買い、2026 年にも長野の会社を買った。いずれも本業の不動産とのつながりは薄い。

上位 2 人の株主が合わせて 6 割を持つ。少数株主が還元を求めても届きにくく、物件の含み益が株主に戻る道筋も示されていない。経営者が会社を非公開にする可能性もあるが、今の時点で兆しは無い。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

今の値段は帳簿の 3 分の 1 にすぎない。会社は都心の物件を多く持ち、賃貸等不動産だけで時価が簿価を 42 億円上回る。売るための物件にも含み益があり、2026/09 期は売却で営業利益が 35 億円を超える見込みだ。物件を売れば利益が出て、借金も返せる。

服と飲食の赤字は立ち上げの費用によるところが大きい。フランドルは生産の設備を入れ替え、旗艦店を出す計画を進めている。飲食は出店の準備の費用が先に出ているだけで、店が育てば赤字は縮む。どちらかを売るか閉じるだけでも、毎年 10 億円前後の利益が戻る。

都心の不動産は物価とともに賃料が上がる。会社が売却を続けて借金を減らし、利払いを抑えられれば、ROE は今の数倍に戻る。上位の株主が会社を非公開にする場合も、帳簿に近い値段が付きうる。今の値段は、こうした道をほとんど何も見込んでいない。

株主の 6 割を持つ経営側にとっても、会社の価値を上げることは自分の利益になる。方針を改める動機は十分にある。

慎重な見方

帳簿の安さには理由がある。会社は 10 年以上、ROE 2% 前後しか稼いでこなかった。借金 339 億円で物件を抱え、利払いが利益の大半を食う。金利が 3% の世界では、借り換えのたびに利払いが増え、最終利益は消えていく。

物件の売却益は繰り返せない。昔に安く買った物件を売れば一度は大きな利益が出るが、その後に買う物件は今の高い値段で、売っても差は小さい。売るたびに賃料の元も減る。2026/09 期の好調は、含み益の前借りに近い。

服と飲食は立て直しの途中ではなく、まだ形になっていない。服飾は縮む市場で国内の生産を抱え、外食は売上とほぼ同じ額の赤字を出した。経営は不動産で稼いだ利益をここに注ぎ続けている。株主の 6 割を経営側が持ち、少数株主にはこの流れを止める手段が無い。帳簿の値段で株主に戻る道は見えない。

建物の修繕と建て替えの費用も、建築費の高騰で膨らむ。減価償却は昔の値段のままなので、会計の利益は見かけ上よく見えても、現金は細っていく。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。物件に含み益があるという強気の根拠は事実だが、それが株主に戻る道筋が無い。経営は利益を服と飲食に注ぎ、借金の利払いは金利とともに増える。確率はやや悲観と悲観に厚く置き、楽観は物件の売却と赤字事業の整理が同時に進む場合に限った。帳簿の 3 分の 1 という値段でも、稼ぐ力から見ると高い。強気の筋書きが実るかは、経営の決断ひとつにかかっている。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 344 円68 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 51 円10 億円)。 今の値に割り戻すと 179 円35 億円、今との差 −29.1%、 期待の年率 +4.6%(資本コスト 9.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,335 円265 億円 76 円15 億円 +459.7% +18.8% 99 円20 億円
やや楽観 18% 711 円141 億円 66 円13 億円 +208.1% +11.9% 140 円28 億円
中立 37% 235 円47 億円 60 円12 億円 +17.4% +1.6% 109 円22 億円
やや悲観 24% 125 円25 億円 40 円8 億円 −34.2% −4.1% 40 円8 億円
悲観 14% 40 円8 億円 15 円3 億円 −78.0% −14.1% 8 円2 億円
加重平均100% 344 円68 億円51 円10 億円 +56.9% +4.6% 395 円78 億円

今の株価時価総額 252 円50 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 物件を売って借金を返し、赤字の事業を整える 利益 23 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,335 円265 億円

会社は昔に安く買った物件を毎年売り、含み益を利益に変えて借金を返す。新しく買う物件も、手を入れて高く売る腕を発揮し、売却の利益率は 25% を保つ。賃料は物価を少し上回って上がる。服飾はフランドルの生産の立て直しが実り、旗艦店と百貨店の両方で黒字に戻る。飲食も 1 店ごとの採算を固めてから店を増やし、利益を出す。借金が減って利払いは年 9 億円に抑えられ、最終利益は 20 億円を超える。それでも ROE は資本コストにわずかに届かず、配当は小さいままだ。株主の 6 割を持つ経営側が、会社の価値を上げる方向に舵を切る筋書きだ。物件の含み益は、ここで初めて株主の価値になる。

  • 不動産の賃貸:数量 60.0(貸している床面積(千㎡、推定))× 価格 10(1 ㎡あたりの年間賃料(万円・名目))→ 売上 61 億円・営業利益 25 億円。60.0 千㎡ × 1 ㎡ 10.08 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 42%
  • 不動産の売却(再生・開発):数量 8.0(売った物件の数(件・年、推定))× 価格 15(1 件あたりの売却額(億円・名目))→ 売上 123 億円・営業利益 31 億円。8 件 × 1 件 15.4 億円(今の 1.40 倍)、営業利益率 25%
  • 服飾:数量 50.0(売った服の点数(万点・年、推定))× 価格 2.10(1 点あたりの売上(万円・名目))→ 売上 105 億円・営業利益 4 億円。50 万点 × 1 点 2.10 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 4%
  • 外食:数量 25.0(店の数(店))× 価格 1.14(1 店あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。25 店 × 1 店 1.14 億円(今の 1.40 倍)、営業利益率 5%

倍率:事業の純利益 23 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.37 倍、時価総額 265 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:物件の売却で借金を減らし、服と飲食を同時に黒字にする筋書き。経営がこれまでの資本の使い方を大きく変える必要があり、確率は低く置いた。

やや楽観 18% 不動産で稼ぎ、赤字を止める 利益 13 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 711 円141 億円

都心の物件の需要は続き、会社は年に 7 件ほどの物件を売る。売却の利益率は 22% と、含み益の厚い物件が減る分だけ下がる。賃料は物価並みに上がり、貸す床は売った分だけ少し減る。服飾は損益がほぼ均衡し、飲食も赤字が止まる。本社の費用は物価とともに膨らむが、事業の整理で一部を削る。借り換えで利払いは年 10 億円に増え、最終利益は 13 億円前後に戻る。ROE は 6〜7% で資本コストには届かない。配当は今の額を保つ。建物の修繕の費用は建築費とともに増えるが、売却で古い建物を手放すので、重さは限られる。会社は不動産の会社としての形を取り戻すが、資本の稼ぐ力はまだ弱い。

  • 不動産の賃貸:数量 58.0(貸している床面積(千㎡、推定))× 価格 9.79(1 ㎡あたりの年間賃料(万円・名目))→ 売上 57 億円・営業利益 23 億円。58.0 千㎡ × 1 ㎡ 9.79 万円(今の 1.36 倍)、営業利益率 41%
  • 不動産の売却(再生・開発):数量 7.0(売った物件の数(件・年、推定))× 価格 15(1 件あたりの売却額(億円・名目))→ 売上 105 億円・営業利益 23 億円。7 件 × 1 件 15.0 億円(今の 1.36 倍)、営業利益率 22%
  • 服飾:数量 48.0(売った服の点数(万点・年、推定))× 価格 2.04(1 点あたりの売上(万円・名目))→ 売上 98 億円・営業利益 1 億円。48 万点 × 1 点 2.04 万円(今の 1.36 倍)、営業利益率 1%
  • 外食:数量 22.0(店の数(店))× 価格 1.10(1 店あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 24 億円・営業利益 0 億円。22 店 × 1 店 1.10 億円(今の 1.36 倍)、営業利益率 0%

倍率:事業の純利益 13 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 141 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:服と飲食の赤字が止まり、不動産の売却が年に数件続く形。2026/09 期の売却の好調が、規模を落としつつ続けば届く。

中立 37% 不動産の稼ぎを利払いと赤字が食う 利益 4 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 235 円47 億円

不動産は今と同じように稼ぐ。賃料は物価並みに上がり、年に 6 件ほどの物件を売って 20% ほどの利益を得る。ただし昔に安く買った物件は減り、新しい物件の売却益は薄くなる。服飾は赤字を縮めるが黒字には届かず、飲食も小さな赤字が残る。本社の費用は物価とともに膨らむ。建物の修繕の費用は建築費とともに増え、減価償却を上回って現金を吸う。借金は物件とともに残り、借り換えで利払いは年 11 億円に増える。最終利益は 5〜6 億円にとどまり、ROE は 3% 前後のままだ。配当は年 1.2 億円を続ける。株主の資本は 10 年でほとんど増えない。

  • 不動産の賃貸:数量 55.0(貸している床面積(千㎡、推定))× 価格 9.65(1 ㎡あたりの年間賃料(万円・名目))→ 売上 53 億円・営業利益 21 億円。55.0 千㎡ × 1 ㎡ 9.65 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 40%
  • 不動産の売却(再生・開発):数量 6.0(売った物件の数(件・年、推定))× 価格 15(1 件あたりの売却額(億円・名目))→ 売上 88 億円・営業利益 18 億円。6 件 × 1 件 14.7 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 20%
  • 服飾:数量 45.0(売った服の点数(万点・年、推定))× 価格 2.01(1 点あたりの売上(万円・名目))→ 売上 91 億円・営業利益 −2 億円。45 万点 × 1 点 2.01 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 -2%
  • 外食:数量 18.0(店の数(店))× 価格 1.09(1 店あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 20 億円・営業利益 −1 億円。18 店 × 1 店 1.09 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 -5%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 2.8% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 47 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:服と飲食の赤字が縮みつつも残り、借金の利払いが金利とともに増える形。過去 10 年の ROE 2% の延長に近く、最もありそうな姿として厚く置いた。

やや悲観 24% 売れる物件が尽き、赤字が残る 利益 −13 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 125 円25 億円

金利の上昇で投資家の求める利回りが上がり、都心の物件の値段は伸びない。会社は年に数件しか物件を売れず、売却の利益率も 12% に落ちる。服飾は縮む市場で赤字を続け、飲食も店を閉じきれずに損失を出す。本社の費用は減らない。借り換えで利払いは年 12 億円に増え、最終損益は赤字になる。会社は物件を売って借金を返そうとするが、売るほど賃料の元も減り、利益の柱が細っていく。株主に残るのは、物件の含み益のうち、借金を返して残る分にとどまる。配当は続くが、資本は損失で削られ、自己資本は今の半分以下になる。財務制限条項に触れないよう、物件を安く手放す場面も出てくる。

  • 不動産の賃貸:数量 50.0(貸している床面積(千㎡、推定))× 価格 9.22(1 ㎡あたりの年間賃料(万円・名目))→ 売上 46 億円・営業利益 18 億円。50.0 千㎡ × 1 ㎡ 9.22 万円(今の 1.28 倍)、営業利益率 38%
  • 不動産の売却(再生・開発):数量 3.0(売った物件の数(件・年、推定))× 価格 13(1 件あたりの売却額(億円・名目))→ 売上 40 億円・営業利益 5 億円。3 件 × 1 件 13.2 億円(今の 1.20 倍)、営業利益率 12%
  • 服飾:数量 40.0(売った服の点数(万点・年、推定))× 価格 1.86(1 点あたりの売上(万円・名目))→ 売上 74 億円・営業利益 −4 億円。40 万点 × 1 点 1.86 万円(今の 1.24 倍)、営業利益率 -5%
  • 外食:数量 15.0(店の数(店))× 価格 0.97(1 店あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 15 億円・営業利益 −2 億円。15 店 × 1 店 0.97 億円(今の 1.20 倍)、営業利益率 -10%

倍率:最終損益が赤字なので PBR で。稼ぐ力は残らず、賃貸の物件の含み益の税後を床とし、今の自己資本に 0.155 倍を掛けた。

確率:金利の上昇で物件の値段が伸びず、売却益が細る一方、服と飲食の赤字が続く形。経営の資本の使い方を見ると、慎重な見方に厚い重みを置くべきだ。

悲観 14% 不動産の値下がりで借金だけが残る 利益 −25 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 40 円8 億円

金融の引き締めで都心の物件の値段が 3 割下がる。会社が持つ物件の値打ちは借金の額に近づき、銀行は財務制限条項を盾に返済を求める。会社は値下がりした物件を投げ売りし、売却で損を出す。服飾と飲食も赤字を広げ、最後はたたむことになる。利払いは年 13 億円に増え、自己資本は減損と損失で大きく削られる。生き残るために、上位の株主が安い値段で会社を引き取る可能性もある。少数株主に残るのは、借金を返した後のわずかな正味の資産だけだ。服と飲食に注いだ資本も、ほとんど戻らない。会社は存続しても、もう不動産で稼ぐ会社とは呼べない姿になる。

  • 不動産の賃貸:数量 42.0(貸している床面積(千㎡、推定))× 価格 8.28(1 ㎡あたりの年間賃料(万円・名目))→ 売上 35 億円・営業利益 12 億円。42.0 千㎡ × 1 ㎡ 8.28 万円(今の 1.15 倍)、営業利益率 33%
  • 不動産の売却(再生・開発):数量 1.0(売った物件の数(件・年、推定))× 価格 11(1 件あたりの売却額(億円・名目))→ 売上 11 億円・営業利益 −1 億円。1 件 × 1 件 11.0 億円(今の 1.00 倍)、営業利益率 -10%
  • 服飾:数量 30.0(売った服の点数(万点・年、推定))× 価格 1.73(1 点あたりの売上(万円・名目))→ 売上 52 億円・営業利益 −5 億円。30 万点 × 1 点 1.72 万円(今の 1.15 倍)、営業利益率 -10%
  • 外食:数量 8.0(店の数(店))× 価格 0.89(1 店あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 −1 億円。8 店 × 1 店 0.89 億円(今の 1.10 倍)、営業利益率 -20%

倍率:赤字なので PBR で。物件の値下がりで正味の資産はほぼ消え、借金を返した後に残る分(約 8 億円)を床とし、今の自己資本に 0.05 倍を掛けた。

確率:金融の引き締めや景気の深い谷で都心の物件の値段が 3 割落ちる、リーマン級の筋書き。借金が総資産の 6 割に達するので、無視できない重みを置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産の賃貸

都心のオフィスビル・レジデンスを貸して賃料を得る。売るまでの 1〜5 年に持つ物件の賃料も含む。

数量貸している床面積(千㎡、推定)価格1 ㎡あたりの年間賃料(万円・名目)売上営業利益
今 2025/09 62.5 7.20 45 18
10 年後 中立 55.0 9.65 53 21

取り方:賃料の開示が無いので推定。物件の売却が少なかった 2015〜2023 年の売上が毎年 45 億円前後なので、これを賃料とみた。都心の賃料を 1 ㎡あたり月 6 千円(年 7.2 万円)として床面積は約 6.25 万㎡。利益は不動産の利益 41.4 億円のうち約 18 億円を賃貸の分と推定した。減価償却は取得した時の値段のままで物価で増えない(固定資産の建物 19 億円の償却は年 1 億円前後で 10 年後もほぼ同じ。売るための物件は償却しない)。修繕と建て替えは建築費で膨らむので、利益率は 40% 前後に置き、物価の分だけ上げなかった。

不動産の売却(再生・開発)

買ってリニューアルした物件や開発した物件を、投資家や事業会社に売る。

数量売った物件の数(件・年、推定)価格1 件あたりの売却額(億円・名目)売上営業利益
今 2025/09 5.0 11 55 23
10 年後 中立 6.0 15 88 18

取り方:不動産の売上 100.1 億円から賃料の約 45 億円を引いた 55 億円を売却とし、5 件 × 1 件 11 億円と推定した。利益は不動産の利益 41.4 億円から賃貸の分を引いた約 23 億円で、昔に安く買った物件の含み益が利益になっている。

服飾

子会社のフランドルなどが婦人服を企画・生産し、百貨店や自社の店で売る。

数量売った服の点数(万点・年、推定)価格1 点あたりの売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/09 47.8 1.50 72 −9
10 年後 中立 45.0 2.01 91 −2

取り方:点数の開示は無いので推定。服飾の売上 71.7 億円を、百貨店向けの婦人服の 1 点あたり平均 1.5 万円とみて約 48 万点と置いた。

外食

子会社の TAKEWAKA などが飲食店を営む。

数量店の数(店)価格1 店あたりの年間売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/09 15.0 0.81 12 −10
10 年後 中立 18.0 1.09 20 −1

取り方:店の数の開示は無いので推定。外食の売上 12.2 億円を 1 店あたり年 0.81 億円とみて 15 店と置いた。出店の準備の費用が重く、損失が売上に近い。

リスクと懸念

借金と金利

有利子負債は 339 億円で総資産の 6 割に達する。営業利益で利払いを 1 倍ほどしか賄えず、借り換えで金利が上がれば利払いは倍近くに増える。財務制限条項の付いた借入もあり、業績が悪化すると返済を求められるおそれがある。

服飾と外食の赤字

2025/09 期は服飾で 9 億円、外食で 10 億円の赤字を出した。不動産の利益の半分近くを食っている。立て直しが進まなければ、毎年の利益は利払いと赤字に消え、株主の資本は増えない。

売却益の先細り

物件を売って出る利益は、昔に安く買った物件の含み益によるところが大きい。そうした物件が減れば売却益は細り、売るたびに賃料の元も減る。2026/09 期の好調が続く保証は無い。

不動産の値下がり

金利の上昇や景気の谷で都心の物件の値段が下がれば、売却益が消えるだけでなく、借金に対する資産の厚みが失われる。借金の重い会社ほど、値下がりの痛みは株主に集中する。

経営と少数株主

上位 2 人の株主が 6 割を持ち、経営の判断に外の目が届きにくい。本業と関係の薄い事業への投資が続いても、少数株主には止める手段が乏しい。会社を非公開にする時の値段も、経営側の都合で決まりうる。

今後の分かれ目

服飾か外食を売るか閉じると発表したら
毎年の赤字が止まるとみて、やや楽観の重みを上げ、中立の利益を見直す。
物件の売却で有利子負債が 250 億円を下回ったら
利払いの負担が軽くなるとみて、中立の利益と k の借金の分を見直す。
服飾と外食の赤字が 2 年続けて広がったら
資本の使い方が変わらない証拠とみて、やや悲観と悲観に重みを移す。
都心の物件の取引利回りが 1% 以上上がったら
売却益と資産の厚みが削られるとみて、悲観側の床を下げる。
上位の株主が会社の非公開化を打ち出したら
提示の値段を本質価値と比べて評価し直す。

見ておくもの

  • 不動産・服飾・外食のセグメント利益
  • 有利子負債の残高と支払利息
  • 物件の売却の件数と利益率
  • 賃貸等不動産の時価と簿価の差
  • 新しい買収や出店の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は市場の値付けから置かず、事業の ROE と資本コスト 9% から決めた。全部の筋書きで ROE が k に届かないので、PER の上限は 1÷k にした。悲観側は赤字で PBR を使い、床は帳簿でなく、物件の含み益の税後と借金を返した後に残る正味から出した。今の PBR 0.3 倍は割安の根拠にしていない。新リース会計の影響は、服飾と外食の店の賃借が BS に載る点だけで小さい。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 8.72→11.37 倍・やや楽観 PER 7.69→11.11 倍・中立 PER 8.21→11.11 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ランドビジネス 事業の概要(期待資本)
  2. ランドビジネス 有価証券報告書(2025年9月期)テキスト
  3. ランドビジネス 保有不動産と大株主(EDINET DB)

分析日 2026-10-20