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テーオーシー 8841

五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)816 円720 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)945 円834 億円差 −13.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 816 円720 億円 · 差 −13.7% · 期待の年率 +6.0%
期待の年率リターン(10 年)+6.0%資本コスト比 −2.1 pt
推定の資本コスト8.1%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.1% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

テーオーシーは、東京・五反田の巨大ビル「TOCビル」を持つ、ニュー・オータニ系の賃貸ビル会社だ。筆者の結論は「割高」である。資産は厚いが、その資産が稼ぐ力は資本コストに届かない。

財布は強い。自己資本比率は85%で、借金より現金のほうが300億円ほど多い。時価総額の約3分の1が現金だ。TOCビルの土地は約2万2千㎡ある。帳簿の価額は古く、含み益は大きい可能性がある。ただ額は確かめられず、価値には入れていない。

問題は稼ぐ力だ。TOCビルは2024年にいったん閉館し、いまの入居率は66%にとどまる。会社全体では82%まで戻り、営業利益は前の期の1.7倍になった。それでも自己資本利益率は2%台だ。10年後の中立でも5%前後と見る。

建て替えは2036年以降へ延びた。それまでの11年は、耐震補強をした築50年超のビルを貸し続ける。物価が年3%で上がる世界では賃料も1.34倍になる。だが稼働を9割に戻せるかが勝負で、そこが崩れると利益は半分以下になる。

オーナー側の事情もある。2007年にダヴィンチの対抗TOBを退けた会社で、現金も戻りにくい。買収で価値が表に出る余地はあるが、数字には入れていない。確率で重みを付けた本質価値は、今の時価総額を5割弱下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべき点は2つある。10年後も続く稼ぎがいくらか。そして、その稼ぎのどれだけが株主の手に残るかだ。

TOCビルの再生がうまくいけば、営業利益は今の2倍以上になる。稼ぎの質は悪くない。借金がなく、受取配当と利息が上乗せされる。景気の波にも比較的強い。ただ、築50年超のビルの稼働を9割に戻せるかは、まだ証明されていない。

気になるのは資本の置き場所だ。現金と上場株式で自己資本の4割以上が眠っている。事業に使わず、株主にも十分に戻していない。この金をどう使うかで、10年後の価値は大きく変わる。

安全域は、一部は資産が確保している。借金がなく、土地の含み益もある。しかし安全域があることと、割安であることは違う。稼ぐ力が資本コストに届かない会社に、帳簿の厚みを満額で払う理由はない。筆者は、含み益が利益に変わる道筋、つまり売却・再開発・還元のどれかが見えるまでは、割高と見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、東京の12棟のビルを貸す事業だ。連結売上の約75%、営業利益のほとんどがここから出る。

看板は品川区西五反田のTOCビルだ。1970年に開業した流通・卸売のための大型ビルで、延べ床面積は17万㎡を超える。いまは卸売の拠点から、オフィス、物販、催事場へと使い方を広げている。2024年3月にいったん閉館し、耐震補強を済ませて同年9月に順次再開した。会社はテナント集めと催事の誘致を最優先にしている。

ほかに、江東区のTOC有明(2006年開業)、品川区の大崎ニューシティと第5TOCビル、港区の赤坂インターシティAIRなどを持つ。子会社が持つ浅草ROXのビルもある。全物件が東京都内に集まっている。

不動産以外に、小さな事業が3つある。寝具やタオルの洗濯・貸出をするリネンサプライ(持株比率55%)、スポーツクラブと温浴施設、製薬の星製薬だ。売上は合わせて約40億円。利益はごくわずかで、本業を支える柱というより、ビルの周りの小事業と見るのが実態に近い。本業の賃貸が崩れた時に、これらが穴を埋める力はない。

優良さと弱いところ

最大の強みは、広い土地を持っていることだ。TOCビルの土地は約2万2千㎡あり、再開発の余地が大きい。帳簿の価額は古く、含み益は大きい可能性がある。ただし額は開示から確かめられなかった。

堀、つまり他社がまねできない強みは広くない。賃貸ビルの賃料は周辺の相場で決まり、値決め力は弱い。築50年を超えるTOCビルは、新しい大型ビルとの競争で見劣りする。流通・卸売という元の役割も細っている。

資本の使い方には疑問が残る。自己資本利益率は過去10年の中央値で5%に届かず、直近は2%台だ。自己資本比率85%という厚みを、事業で生かしきれていない。配当性向は38%。自社株買いは2024〜25年に合計36億円ほどを実施した。上場の政策保有株は15銘柄、約170億円で、自己資本の16%にあたる。

筆者は、この会社を「資産は一流、稼ぐ力は二流」と見る。建て替えを急がず、数値目標も出さない姿勢は、安全ではある。しかし株主の取り分を増やす意志は強くない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

東京のオフィス賃貸は、貸し手に有利な市場が続いている。都心5区の空室率は2%を切り、賃料も上がっている(三鬼商事)。TOCビルのある五反田は、その都心5区のすぐ外にある。需要は強いが、新築の大型ビルとの競争は避けられない。

TOCビルが属するのは、都心にビルを持って貸す領域だ。同じ領域のヒューリックは、銀座・日本橋を中心に金融と組んで規模を伸ばす。平和不動産は兜町の再開発を進める。サンフロンティア不動産とトーセイは、中小型ビルを買って直して売る。テーオーシーはこのどれとも違い、借金がほとんどなく、一つの大型ビルに資産が集まっている。

物価が年3%で上がる世界では、賃料も名目で伸びる。ただ修繕費・人件費・固定資産税も同じように上がるので、利益率が自然に増えるわけではない。金利が上がれば、ビルの売買の目安になる期待利回りも上がる。借金のない会社は利払いの打撃を受けないが、ビルの評価は下がりうる。

この会社にとっての分かれ目は2つある。1つは、TOCビルの稼働をいまの66%からどこまで戻せるか。もう1つは、建て替え(2036年以降)に踏み切るのか、貸し続けるのか、売るのかだ。

資本政策と M&A

還元は配当と自社株買いの両方がある。配当は中間と期末の年2回で、2026年3月期の配当性向は38%。自社株買いは2024年8月と2025年2月に合計約36億円を実施した。直近の2026年3月期は実施がない。

純現金が約300億円、上場株式が約170億円(鹿島建設・ヒューリック・東映など)ある。この資産をどう使うかが最大の論点だ。会社は「キャッシュ・フローの拡大と資本効率の向上」と述べるだけで、数値目標は示していない。

株主はオーナー色が濃い。ニュー・オータニが議決権の約24%、大谷興産が約17%、オオタニ・ファンドが約8%を持つ。2007年のダヴィンチの対抗TOBは、これらの買い増しと取引先の協力で阻まれた。外部からの買収は難しい。一方、オーナー側が資産売却や非公開化を選べば、価値が表に出る余地はある。

2025年12月にはサイバー攻撃を受けた。情報管理の強化が急務だ。

減価償却は物価で増やさない。今ある設備の償却は取得した時の値段のままで、増えるのは更新と新規の分だけだ。償却は今の13億円が10年後に約 15億円。更新投資は価格の上昇で膨らみ、足りない分は借入になって利払い(3.5%)が増える。会計の利益と現金の動きは同じ向きに動かない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

TOCビルは五反田の一等の土地に立つ。耐震補強を終え、2024年9月の再開から稼働が戻り始めた。会社全体の入居率は1年で68%から82%へ上がり、営業利益は1.7倍になった。TOCビルの稼働が9割近くまで戻れば、営業利益は今の2倍以上になる。

土地の価値も見落とせない。帳簿は古く、含み益は大きい。借金がほとんどなく、現金は約300億円ある。景気が悪くなっても倒れない。

物価が年3%で上がる世界では、賃料も名目で上がり、土地の価値も名目で上がる。建て替えが2036年以降に延びたことで、先の大型投資の負担も今は考えなくてよい。

資本効率の低さは、オーナー側にとっても宿題だ。2024〜25年の自社株買いは、その意識の表れといえる。大型の自社株買いや資産売却に踏み切れば、資産の厚さがそのまま株主の価値になる。2007年にダヴィンチが仕掛けたように、この会社の資産は外から見ても魅力がある。10年のうちに、もう一度同じことが起きても不思議ではない。しかも今は、会社の側にも防戦だけでなく、価値を自分で引き出す選択肢がある。

慎重な見方

TOCビルは築50年を超える。耐震補強をしても、新築の大型ビルとの競争には勝ちにくい。再開から1年半たった2026年3月末でも、TOCビルの入居率は66%だ。流通・卸売という元の役割が細る中、催事や臨時の使用に頼る部分が多く、収入が安定しない。

稼ぐ力は資本コストに届かない。自己資本利益率は直近で2%台、10年後の中立でも5%前後だ。現金と上場株式で自己資本の4割以上が眠っているのに、動かす気配がない。数値目標も示さない。経営計画の中身が見えないので、外から評価のしようがない。

建て替えは、2023年春の着工予定から2033年頃へ、さらに2036年以降へと2度延びた。この先も延びないとは言い切れない。

営業利益の伸びは、閉館で落ちた利益が戻る分が大きい。物価の上昇で、修繕費・人件費・固定資産税も上がる。含み益は、売らなければ株主の手に入らない。しかもオーナーが握る会社で、売る動機は見えない。

どちらに重みを置いたか

稼ぐ力に着目すると、慎重な見方が強い。借金がなく資産が厚いので、悲観は1割ほどに抑えた。一方、中立の10年でも自己資本利益率は5%前後で、資本コストに届かない。確率は中立をもっとも厚くし、やや悲観を楽観側と同じ程度に置いた。含み益は2019年の鑑定時価を土台にした推定の税後7割で、悲観の床にだけ入れ、中立以上には足していない。買収の可能性は、額と時期が確かめられないので、数字には入れていない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,489 円1,314 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 196 円173 億円)。 今の値に割り戻すと 816 円720 億円、今との差 −13.7%、 期待の年率 +6.0%(資本コスト 8.1%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 2,123 円1,873 億円 386 円341 億円 +165.6% +10.3% 251 円221 億円
やや楽観 22% 1,994 円1,759 億円 255 円225 億円 +138.0% +9.1% 495 円437 億円
中立 34% 1,845 円1,628 億円 184 円162 億円 +114.7% +7.9% 690 円609 億円
やや悲観 22% 672 円593 億円 134 円118 億円 −14.7% −1.6% 177 円156 億円
悲観 12% 523 円462 億円 76 円67 億円 −36.6% −4.5% 72 円63 億円
加重平均100% 1,489 円1,314 億円196 円173 億円 +78.3% +6.0% 1,685 円1,486 億円

今の株価時価総額 945 円834 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.1% を下回るほど割高。

楽観 10% TOCビルが満室近くに戻り、現金も株主へ返る 利益 74 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 2,123 円1,873 億円

TOCビルの稼働が9割台に戻る。築年の弱みを、賃料の見直しと催事の定着で埋める。五反田・大崎周辺の企業需要も追い風になる。稼働面積は今より2割近く増え、賃料は物価を上回って上がる。営業利益は10年後に約86億円と、今の3.5倍に届く。

資本の使い方も変わる。オーナー側が、現金と上場株式を事業で使いきれないと判断する。大型の自社株買いや特別配当で株主に返し、10年の還元は合計330億円ほどになる。建て替えは先送りのまま、現ビルを貸し続ける。

条件は重い。稼働・賃料・還元が同時にそろう必要があり、起こりにくい。減価償却は物価で増やさず、今ある設備は取得原価のまま、更新と新規の投資だけ新しい値段で35年に按分した。償却は今の13億円が10年後に約 15億円(物価で一律に増やすと約 11億円)。営業利益は +4億円。投資は内部の資金で賄え、借入は増えない。

  • 賃貸(不動産事業):数量 24.0(稼働している賃貸面積(万㎡)=賃貸可能面積 約25万㎡(推定)× 入居率)× 価格 8.31(1㎡あたり年間の売上(万円・共益費や催事収入を含む平均。物価で上がる名目))→ 売上 199 億円・営業利益 88 億円。稼働+18%・賃料+12%(実質)・償却は物価で増やさず按分(10年後 15億円)
  • リネンサプライ・ランドリー:数量 9.5(年間の処理量(千トン))× 価格 27(1トンあたりの売上(万円・名目))→ 売上 26 億円・営業利益 1 億円。量+5%・価格は物価並み
  • 製薬・スポーツ温浴・ビル管理:数量 60.0(利用・取扱の件数換算(万件))× 価格 0.50(1件あたりの売上(万円・名目))→ 売上 30 億円・営業利益 1 億円。件数は据え置き

倍率:事業の純利益 69 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.5% が k 8.10% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)380 億円。全体の PER 11.76 倍、時価総額 1,250 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:稼働・賃料・還元の3つが同時にうまくいく必要があり、1割に抑える。

やや楽観 22% 稼働は9割前後まで戻り、現金も少しずつ還元される 利益 62 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 1,994 円1,759 億円

TOCビルの稼働が9割前後まで戻る。会社全体の稼働面積は今より1割台半ば増える。賃料は物価をわずかに上回る程度で、築古の割安さが借り手を呼ぶ。営業利益は10年後に約72億円と、今の3倍近くになる。増えた利益で、配当は着実に積み上がる。

現金は事業に回らないが、配当性向を上げ、自社株買いも続く。10年の還元は合計220億円ほど。建て替えの判断は2036年以降のままだが、ビルの稼ぎが戻ったことで、オーナー側の発言力は強まる。周辺の再開発が進めば、土地を使う選択肢も広がる。

資産の厚さと稼ぎの回復が同時に評価される、望ましいが特別ではない姿だ。減価償却は物価で増やさず、今ある設備は取得原価のまま、更新と新規の投資だけ新しい値段で35年に按分した。償却は今の13億円が10年後に約 15億円(物価で一律に増やすと約 12億円)。営業利益は +3億円。投資は内部の資金で賄え、借入は増えない。

  • 賃貸(不動産事業):数量 23.2(稼働している賃貸面積(万㎡)=賃貸可能面積 約25万㎡(推定)× 入居率)× 価格 7.79(1㎡あたり年間の売上(万円・共益費や催事収入を含む平均。物価で上がる名目))→ 売上 181 億円・営業利益 74 億円。稼働+14%・賃料+5%(実質)・償却は物価で増やさず按分(10年後 15億円)
  • リネンサプライ・ランドリー:数量 9.1(年間の処理量(千トン))× 価格 27(1トンあたりの売上(万円・名目))→ 売上 24 億円・営業利益 1 億円。量横ばい
  • 製薬・スポーツ温浴・ビル管理:数量 57.0(利用・取扱の件数換算(万件))× 価格 0.50(1件あたりの売上(万円・名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。件数ほぼ横ばい

倍率:事業の純利益 56 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 8.10% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)430 億円。全体の PER 11.1 倍、時価総額 1,118 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:稼働が戻る道筋は見えているが、賃料と還元は慎重にみる。

中立 34% 稼働は9割に届き、賃料は物価並み、還元は今の延長 利益 53 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 1,845 円1,628 億円

TOCビルの稼働は9割ほどまで戻る。賃料は物価並みに上がるだけで、周辺相場との差は縮まない。稼働面積は今より1割増える。営業利益は10年後に約61億円と、今の2.5倍になる。ただ増える分の大半は、閉館で落ちた利益が戻るものだ。

資本の使い方は今の延長にとどまる。配当性向は4割前後、自社株買いは時々。現金と上場株式は積み上がり、10年の還元は合計160億円ほどだ。建て替えは2036年以降に判断される。

築50年超のビルの収益を維持しつつ、土地の含み益を表に出さないまま10年が過ぎる。もっとも起こりやすい姿である。減価償却は物価で増やさず、今ある設備は取得原価のまま、更新と新規の投資だけ新しい値段で35年に按分した。償却は今の13億円が10年後に約 15億円(物価で一律に増やすと約 13億円)。営業利益は +2億円。投資は内部の資金で賄え、借入は増えない。

  • 賃貸(不動産事業):数量 22.5(稼働している賃貸面積(万㎡)=賃貸可能面積 約25万㎡(推定)× 入居率)× 価格 7.42(1㎡あたり年間の売上(万円・共益費や催事収入を含む平均。物価で上がる名目))→ 売上 167 億円・営業利益 62 億円。稼働+10%・賃料は物価並み・償却は物価で増やさず按分(10年後 15億円)
  • リネンサプライ・ランドリー:数量 9.1(年間の処理量(千トン))× 価格 27(1トンあたりの売上(万円・名目))→ 売上 24 億円・営業利益 1 億円。量横ばい
  • 製薬・スポーツ温浴・ビル管理:数量 55.0(利用・取扱の件数換算(万件))× 価格 0.50(1件あたりの売上(万円・名目))→ 売上 27 億円・営業利益 0 億円。件数ほぼ横ばい

倍率:事業の純利益 47 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.5% が k 8.10% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)400 億円。全体の PER 11.04 倍、時価総額 985 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:閉館から戻る道筋はほぼ見えているが、稼働の戻りの速さと築古の弱みが半々。いちばん厚く置く。

やや悲観 22% 稼働は8割台で止まり、賃料は物価に負ける 利益 34 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 672 円593 億円

TOCビルの稼働は8割台で止まる。新築の大型ビルに借り手を取られ、催事や臨時の使用に頼る場面が多い。賃料は物価に追いつかず、実質で1割近く目減りする。営業利益は10年後に約41億円で、今の1.6倍にとどまる。

人件費・修繕費・固定資産税が物価で上がるため、利益率は戻りきらない。リネンなどの小事業は薄利のままだ。

現金は積み上がるが、使い道も還元も決まらない。10年の還元は合計120億円ほど。建て替えは再び延び、築古のビルを貸し続けることになる。賃貸ビルの一部に減損が出て、自己資本はわずかに減る。財務は傷まないが、稼ぎは資本コストを大きく下回る。減価償却は物価で増やさず、今ある設備は取得原価のまま、更新と新規の投資だけ新しい値段で35年に按分した。償却は今の13億円が10年後に約 15億円(物価で一律に増やすと約 14億円)。営業利益は +1億円。建築費の上昇で膨らむ更新・再開発の投資を借入で賄うため、新しい借入の利払い年 2億円(3.5%)を純利益から引いた。

  • 賃貸(不動産事業):数量 21.0(稼働している賃貸面積(万㎡)=賃貸可能面積 約25万㎡(推定)× 入居率)× 価格 6.83(1㎡あたり年間の売上(万円・共益費や催事収入を含む平均。物価で上がる名目))→ 売上 143 億円・営業利益 41 億円。稼働+3%・賃料-8%(実質)・償却は物価で増やさず按分(10年後 15億円)
  • リネンサプライ・ランドリー:数量 8.6(年間の処理量(千トン))× 価格 26(1トンあたりの売上(万円・名目))→ 売上 22 億円・営業利益 0 億円。量-5%・値上げ遅れ
  • 製薬・スポーツ温浴・ビル管理:数量 50.0(利用・取扱の件数換算(万件))× 価格 0.48(1件あたりの売上(万円・名目))→ 売上 24 億円・営業利益 0 億円。件数-9%

倍率:事業の ROE は 3% 前後で資本コスト 8.1% を大きく下回る。稼ぐ力(事業の純利益÷k)は約 400 億円、これに余った現金(谷で食われて 0.75 倍)の戻り分約 95 億円を足して約 490 億円。売れる資産の税後は約 560 億円。床は今の自己資本ではなく稼ぐ力と売れる資産の間に置き、自己資本 1041 億円に 0.57 倍を掛けた。

確率:築古の弱みと催事への依存は現実的で、楽観側と同じ程度の確率を置く。

悲観 12% 築古のTOCビルが競争に敗れ、稼働・賃料とも下がる 利益 9 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 523 円462 億円

築50年超のTOCビルが、新築の大型ビルとの競争に敗れる。流通・卸売の需要は細り、催事に頼る収入も安定しない。稼働は7割台に下がり、賃料は物価に追いつかず実質で2割下がる。営業利益は10年後に約16億円まで落ちる。

建て替えか売却かの判断が遅れ、追加の耐震・改修費がかさむ。ビルの評価を引き下げる減損が出て、自己資本は今を下回る。現金の一部は、見込みの外れた新規事業と修繕に消える。

借金がないので倒れはしない。しかし成長企業としての評価はなくなり、資産を持つだけの会社と見られる。10年の還元は合計80億円にとどまる。減価償却は物価で増やさず、今ある設備は取得原価のまま、更新と新規の投資だけ新しい値段で35年に按分した。償却は今の13億円が10年後に約 15億円(物価で一律に増やすと約 16億円)。営業利益は −1億円。建築費の上昇で膨らむ更新・再開発の投資を借入で賄うため、新しい借入の利払い年 7億円(3.5%)を純利益から引いた。

  • 賃貸(不動産事業):数量 18.8(稼働している賃貸面積(万㎡)=賃貸可能面積 約25万㎡(推定)× 入居率)× 価格 5.93(1㎡あたり年間の売上(万円・共益費や催事収入を含む平均。物価で上がる名目))→ 売上 111 億円・営業利益 16 億円。稼働-8%・賃料-20%(実質)・償却は物価で増やさず按分(10年後 15億円)
  • リネンサプライ・ランドリー:数量 8.2(年間の処理量(千トン))× 価格 25(1トンあたりの売上(万円・名目))→ 売上 20 億円・営業利益 0 億円。量-10%・値下げ
  • 製薬・スポーツ温浴・ビル管理:数量 45.0(利用・取扱の件数換算(万件))× 価格 0.46(1件あたりの売上(万円・名目))→ 売上 21 億円・営業利益 0 億円。件数-18%・赤字

倍率:ROE は 1% 台で稼ぐ力はほとんどない(事業の純利益÷k は約 160 億円)。余った現金は半分に食われる。売れる資産の税後は約 450 億円だが、売却に時間がかかり値引きもある。減損後の自己資本 900 億円に 0.523 倍を掛け、稼ぐ力と床の間に置いた。

確率:財務は傷みにくいが、築古ビル一つに資産が集中しており、構造的に負ける筋書きの確率は1割ほど。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

賃貸(不動産事業)

東京都内12棟のビル(TOCビル・TOC有明・大崎ニューシティなど)を貸す中核事業。

数量稼働している賃貸面積(万㎡)=賃貸可能面積 約25万㎡(推定)× 入居率価格1㎡あたり年間の売上(万円・共益費や催事収入を含む平均。物価で上がる名目)売上営業利益
今 2026/03 20.4 5.54 113 24
10 年後 中立 22.5 7.42 167 62

取り方:賃貸可能面積は開示がなく、TOCビルの延べ床17万㎡超、TOC有明・大崎ほかを足して約25万㎡と推定した。期末の入居率81.7%を掛けて稼働面積20.4万㎡。売上113億円を割ると1㎡あたり年5.5万円。物価の分は価格に入れ、面積は実質。

リネンサプライ・ランドリー

寝具・タオル類の洗濯と貸出を行う子会社(持株比率55%)の事業。

数量年間の処理量(千トン)価格1トンあたりの売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 9.1 20 18 1
10 年後 中立 9.1 27 24 1

取り方:処理量は開示がない。売上18億円を、洗濯1kgあたりの単価を仮置きして割った推定値。

製薬・スポーツ温浴・ビル管理

星製薬の製薬、スポーツクラブ・温浴施設、ビル管理の小規模な事業の集まり。

数量利用・取扱の件数換算(万件)価格1件あたりの売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 55.0 0.37 20 0
10 年後 中立 55.0 0.50 27 0

取り方:件数は開示がない。売上20億円を、1件あたりの平均単価を仮置きして割った推定値。

リスクと懸念

TOCビルの稼働が戻らない

2024年に閉館した後、TOCビルの入居率は66%にとどまる。築50年超で、新築の大型ビルと競う弱みがある。催事や臨時の使用に頼る収入は安定しにくく、稼働が戻らなければ営業利益の回復が止まる。この会社の利益の回復は、ほぼこの一点にかかっている。

建て替えの再延期と費用の高騰

新TOCビルの着工は、2023年春の予定から2033年頃、さらに2036年以降へ延びた。建築費の高騰とビル賃貸市況が理由だ。今後も延びる可能性があり、そのたびに現ビルの改修費がかさむ。土地の価値が利益に変わる時期が遠のく。

金利上昇でビルの評価が下がる

10年国債3%への金利上昇が進むと、ビルの売買の目安になる期待利回りが切り上がる。借金がなく利払いは増えないが、含み益は縮み、売却で価値を出す道が細る。上場株式の評価も下がりうる。

東京一極集中と災害

保有物件はすべて東京都内で、しかも品川区に偏っている。大地震や水害で一度に被害を受ける可能性がある。TOCビルは耐震補強を済ませたが、築50年超のビルでは補修費が膨らみやすい。

現金と有価証券が使われない

純現金約300億円と上場株式約170億円で、自己資本の4割を超える。オーナー色の濃い会社で、大型の還元や投資に動く保証はない。資本が眠ったままだと、10年たっても自己資本利益率が5%前後にとどまる。

情報セキュリティ

2025年12月にサイバー攻撃を受けた。ビルの入退館・テナント管理・決済の仕組みが止まれば、営業の停止や信用の低下につながる。会社も情報管理の強化を急ぐ課題に挙げている。

政策保有株の値動き

鹿島建設・ヒューリック・東映など上場15銘柄を約170億円持つ。株価が下がれば自己資本が減り、売れば税金がかかる。これまでも売却益を利益に入れてきたので、利益の質を見る時は一時の益を外す必要がある。

今後の分かれ目

TOCビルの稼働が2年以内に8割台後半まで戻る
営業利益の回復が確かになり、中立から楽観の側へ寄る。賃料の改定が進めば、築古の弱みは薄まる。
TOCビルの稼働が7割台で止まる
利益の回復は会社全体の稼働の戻り分で終わり、やや悲観の筋書きに近づく。催事への依存を見直す必要が出る。
現金と上場株式を使った大型の自社株買いや特別配当が出る
眠っていた資産が株主の価値に変わり、現金の戻り方を0.5から1.0へ上げて見直せる。本質価値は大きく上がる。
オーナー側による非公開化や資産売却が出る
含み益が表に出て、いまの数字に入っていない価値が加わる。価格と時期を確かめたうえで見直す。
新TOCビルの着工がさらに先へ延びる
現ビルの改修費が増え、土地の価値が利益に変わる時期が遠のく。悲観の確率を少し上げる。
10年国債の金利が3%を大きく超えて上がる
ビルの期待利回りが上がり、含み益が縮む。借金がないので利払いの影響は小さいが、売却で価値を出す道は細る。

見ておくもの

  • TOCビルの入居率(決算ごと)と催事・臨時使用の比重
  • 新TOCビル計画(着工時期・分譲を含む設計変更)の発表
  • 自社株買い・配当方針の変更と数値目標の有無
  • 上場株式(鹿島建設・ヒューリック・東映)の売却と保有の縮減
  • ニュー・オータニなど大株主の持株比率の変動
  • 五反田・大崎のオフィス空室率と賃料、期待利回り

倍率と資本コストの決め方

今の株価や PER から筋書きを作らず、稼働面積(推定・実質)と賃料(物価 3% 込みの名目)を積んだ。倍率は資本コスト 8.1%(基本 7.5% に quality +0.6%)と、ROE が資本コスト以下であることから 1÷k を上限とし、利益の質に応じて 8.5〜9 割に置いた。余った現金は戻り方 0.5 で足した。賃貸ビルの含み益は、2019年3月期の鑑定時価(約1,581億円)を土台に、金利上昇で2割下がったとみた推定の税後7割(約500億円)で、悲観側の床にだけ入れた。賃料が純利益に残るので、中立以上には足していない。リースは借地料が小さく影響は軽微。最近の時価は確かめられていない。結論は「割高」。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.2→11.76 倍・中立 PER 10.5→11.04 倍・やや悲観 PBR 0.48→0.57 倍・悲観 PBR 0.444→0.523 倍)。

資本コスト 8.1% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.6% を足した 8.1%。事業は傾いていないので extra は置かない。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. テーオーシー 有価証券報告書テキスト(FY2026・2026年3月期)
  2. 五反田TOC、建築費高騰で建替延期 9月に営業再開(Impress Watch)
  3. MONEX 含み益の目立つ不動産会社としてのテーオーシー

分析日 2026-10-16