株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

ストライダーズ 9816

賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)153 円14 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)234 円21 億円差 −34.4%
10 年後から見ると 割高 価値 153 円14 億円 · 差 −34.4% · 期待の年率 +3.3%
期待の年率リターン(10 年)+3.3%資本コスト比 −5.5 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ストライダーズは、賃貸管理、不動産売買、ホテル、投資を束ねる小さな持株会社だ。売上の 8 割は不動産で、中身はマンションの借上管理(約 4,150 戸)と家賃保証、中古物件の売買になる。成田のホテルが 1 割強を占める。

筆者の結論は割高だ。10 年後の中立でも、時価総額は今を下回る。最大の理由は、利益の質が低いことにある。直近の営業利益 2 億円は、売買とホテルの増益で前の期の 4 倍になったが、持株会社の費用 2.4 億円が事業別の利益の半分を超える。

事業の入れ替えも多い。2026 年に倉敷のホテルを売って加賀のホテルを買い、IT 会社を株式交換で取り込み、ムラキに 12.25% を出資した。個々の判断は理にかなっても、成果が出るまで時間がかかる。

純現金は 3 億円で薄い。20 億円の現金同等物の多くは、入居者から預かる敷金や借入に重なる。安全域は資産の側にあるが、稼ぐ力に払う値段には慎重でありたい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ストライダーズは「事業が毎年入れ替わる会社」だ。オーナーが手元に残せる利益は、持株会社の費用 2.4 億円を引いた後で、年 2 億円ほどにとどまる。

堀と呼べるのは、借上管理の安定した家賃収入と、家賃保証の審査の蓄積だけだ。ホテルと売買は、市況に利益を決められる。

経営の資本配分は読みにくい。ホテルを売って別のホテルを買い、株式交換で IT 会社を取り込み、ムラキに出資する。個々の判断は理にかなって見えても、全体の成果は 10 年の時間でしか測れない。この会社の利益の質は、買収がうまくいくかに大きく左右される。

安全域は、ホテルと不動産の資産と、預り金を除いた現金にある。ただ悲観の床は薄く、事業の稼ぐ力に払う値段には、慎重でありたい。値段が変わった局面で、経営が資本を何に回すかを、よく見たい。

何で稼ぐ会社か

ストライダーズは、東京都中央区に本社を置く持株会社で、不動産、ホテル、投資の 3 事業を持つ。2026 年 3 月期の売上は 82 億円だ。

不動産が売上の 8 割を占める。中身は 3 つある。マンションのオーナーから部屋を借り上げて転貸する賃貸管理で、借上管理は約 4,150 戸、稼働率は 99% 近い。入居者の家賃を保証する家賃保証、中古物件などの売買、2025 年 12 月に立ち上げたリフォーム・原状回復の新会社もある。

ホテルは売上の 1 割強で、成田ゲートウェイホテルが中心だ。2026 年 5 月に倉敷のホテルを手放し、石川県加賀市のホテル・アローレを 12.5 億円で取得した。熊本にも拠点を持つ構想がある。

投資は小さく、アジアを軸にしたファンドの組成と運用を進める。ファンドの運営会社はシンガポールにある。

営業利益は 2 億円で、事業別の利益の合計 4.4 億円から、持株会社の費用 2.4 億円を引いた姿だ。従業員の多くは不動産とホテルの現場にいる。売上に占める比率は、賃貸管理が約 7 割、売買が約 2 割、ホテルが約 1 割強になる。

優良さと弱いところ

優良さは低い。強みは、借上管理の稼働率が 99% 近く、入居者の家賃が毎月入る安定さだ。家賃保証は、入居審査の蓄積が価値になる。

弱みは 4 つある。第 1 に、売買とホテルの利益が大きく振れ、事業の柱が毎年入れ替わる。第 2 に、持株会社の費用が 2.4 億円と、事業別の利益の半分を超える。第 3 に、借上管理は空室が増えると、賃料を保証する側の損失になる。第 4 に、事業の入れ替えが多く、経営の資本配分の成果を測りにくい。

資本の効率は、ROE が過去 10 年の中央値で 5〜6% と低く、2012 年から 2014 年は大きな赤字も出した。新株予約権による希薄化の歴史もある。

10 年後に今より強いとは言いにくい。ただし、2014 年に買ったホテルを売り、ほかの拠点に振り向ける動きは、小さい会社なりの柔軟さでもある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

3 つの事業は、市場の動きがほぼ別だ。

賃貸管理と家賃保証は、東京と地方の賃貸住宅の需要に左右される。単身世帯の増加が下支えするが、人口の減少と空室の増加は、地方ほど強い。家賃は物価の上昇に遅れて上がる。家賃保証は、保証会社の競争が激しい。

不動産売買は、中古物件の仕入れ競争と金利が分かれ目になる。金利が上がると、買い手の資金調達が厳しくなり、件数が落ちやすい。

ホテルは、インバウンドの回復が追い風だ。成田は空港に近く、稼働率が 80% を超える。ただ客室単価は低く、人件費と資材費の上昇が利益を圧迫する。景気や為替、感染症の影響を受けやすい。

投資は、日本とアジアの中小企業への出資と、ファンドの運営だ。成果が出るまで時間がかかり、数字は小さい。競合は、各分野で資金力のある大手や専門会社になる。単身世帯向けの賃貸管理は、地方ほど人口の減少で需要が細り、東京近郊に集める戦略が要る。ホテルの競合は、空港周辺のビジネスホテルと新設の宿泊特化型だ。いずれの分野も、人口の減少と人手不足、物価の上昇という共通の逆風を受けるので、価格に転嫁できる事業とそうでない事業の差が開く。

資本政策と M&A

資本政策は、小さな会社を取り込み、事業を入れ替える型だ。2026 年 5 月には倉敷のホテルを手放し、加賀のホテルを取得した。同年 9 月には、岡山の IT 会社 block party を株式交換で完全子会社化することを決めた。9 月 15 日にはムラキ(7477)の議決権 12.25% を取得し、地域モビリティ・ハブ構想で提携した。

株式交換は現金を使わない一方、新株を出すので株数が増える。block party の株数が不明で、希薄化の量は確認できなかった。

配当は総額 0.4 億円で、純利益の 2 割ほどだ。2026 年には株主優待を再開した。費用は開示がないが、小さいと見る。

財務は、現金同等物が 20 億円、成田の借入が 9 億円。借入には 2 期連続の経常損失の禁止、純資産の維持などの条件が付く。kabufu のシミュレーションでは、10 年以内の買収の確率は約 2 割だ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ストライダーズは、賃貸管理の安定収入を土台に、不動産売買、ホテル、投資を積み上げている。借上管理の稼働率は 99% 近く、家賃保証は件数が伸びている。ホテルはインバウンドの回復で成田が増収増益になり、2026 年に取得した加賀のホテルで拠点を増やす。

倉敷のホテルを売って加賀に振り向けた動きは、資本を成長性の高い場所へ回す判断だ。熊本も視野に入れ、地方のホテルに強みを築く。ムラキへの出資で、SS や遊休地を活用する新しい事業の入口も得た。こうした入口を複数持てる点が、小さな持株会社の強みになる。

財務は自己資本比率が 51% に上がり、現金同等物は 20 億円で、純現金の状態だ。ROE は 7.8% で、中期目標は 10%。株式交換で IT の内製化を進め、外注費を減らす。時価総額が 21 億円と小さく、事業の入れ替えが当たれば、利益は大きく伸びる。投資事業も、ファンドの運用手数料が積み上がれば、持株会社の費用を賄える。

慎重な見方

利益の質が低い。2026 年 3 月期の営業利益 2 億円は、売買とホテルの増益で出たが、前の期は 0.5 億円しかなかった。持株会社の費用が 2.4 億円あり、事業別の利益の半分を超える。

事業の柱が毎年入れ替わるのが問題だ。ホテルは倉敷を売って加賀を買い、すでに圧縮損 6.6 億円と減損を出している。売却益が出ても、買った資産が稼ぐかは別の話だ。株式交換で IT 会社を取り込み、ムラキにも出資するが、本業との相乗効果は示されていない。

借入には財務制限条項が付き、2 期連続の経常損失で触れる。新株予約権の行使で株数が増えてきた歴史もあり、株式交換でさらに増える。配当は純利益の 2 割ほどで、株主への還元は薄い。借上管理は戸数が減り、稼働率も下がった。賃貸管理は、利ざやが薄く、空室が増えると損失になる構造だ。

時価総額が小さく、経営の失敗の影響が直接出る。売買もホテルも市況に利益を決められ、安定した稼ぎは賃貸管理の薄い利ざやだけだ。

どちらに重みを置いたか

利益の質と資本配分の読みにくさという点で、慎重な見方が強い。強気の見方が当たるには、買収と新ホテルが同時に成果を出す必要があり、小さな会社には重い条件だ。確率は、中立を 4 割弱に置き、やや悲観と悲観を合わせて 35% に厚くした。賃貸管理の安定収入と資産の厚みは、中立の利益の置き方と悲観の床に反映した。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 263 円23 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 61 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 153 円14 億円、今との差 −34.4%、 期待の年率 +3.3%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 563 円50 億円 112 円10 億円 +188.6% +11.2% 47 円4 億円
やや楽観 20% 376 円33 億円 83 円7 億円 +96.2% +7.0% 92 円8 億円
中立 38% 267 円24 億円 67 円6 億円 +43.0% +3.6% 127 円11 億円
やや悲観 25% 156 円14 億円 39 円4 億円 −16.6% −1.8% 49 円4 億円
悲観 10% 79 円7 億円 6 円1 億円 −64.0% −9.7% 8 円1 億円
加重平均100% 263 円23 億円61 円5 億円 +38.2% +3.3% 323 円29 億円

今の株価時価総額 234 円21 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 買収で拠点が増え、賃貸管理とホテルが育つ 利益 4 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 563 円50 億円

ストライダーズが取り込んだ会社と、成田・加賀・熊本のホテルが収益を支える。借上管理は 4,800 戸まで増え、家賃の上昇と保証事業の拡大で利益率が 4.5% に上がる。ホテルはインバウンドの回復を受けて稼働率が 85% を超え、客室単価も物価を上回って上がる。不動産売買は年 30 件を超えて安定し、投資事業はファンドの運用手数料が積み上がる。本社費は買収で増えるが、売上の伸びがそれを上回る。ムラキとの提携は、SS や遊休地を活用する新しい収益の柱に育つ。純利益は 4.6 億円と今の 2 倍になり、ROE は 9% を超える。

  • 賃貸管理・家賃保証(レジデンス):数量 4,778(借上管理戸数(戸))× 価格 0.02(1 戸あたり年間売上(億円・名目、家賃保証・管理を含む))→ 売上 89 億円・営業利益 4 億円。借上管理 4,800 戸 × 1 戸 185 万円、営業利益率 4.5%
  • 不動産売買:数量 32.5(年間の売買件数(件、推定))× 価格 0.76(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 25 億円・営業利益 2 億円。売買 32 件 × 1 件 0.76 億円、営業利益率 7%
  • ホテル(成田・倉敷・加賀):数量 15.5(年間の稼働客室数(万室・夜、推定))× 価格 1.71(稼働 1 室・夜あたり売上(万円・名目、飲食等を含む))→ 売上 27 億円・営業利益 3 億円。稼働客室 15.5 万室・夜 × 1 室 1.71 万円、営業利益率 10%
  • 投資事業:数量 12.2(運用・投資の残高(億円、推定))× 価格 0.12(残高あたりの年間収益率(名目))→ 売上 1 億円・営業利益 1 億円。運用 12 億円 × 手数料・収益率 12%、営業利益率 35%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.7% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 50 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:M&A が実を結び、ホテルが 3 拠点に育つ複合の筋書き。小さな会社が実行を重ねる難しさがあり、確率は低い。

やや楽観 20% ホテルの稼働が上がり、賃貸管理は微増 利益 3 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 376 円33 億円

成田ゲートウェイホテルは稼働率が 80% 台を保ち、加賀のホテルも 3 年ほどで黒字になる。倉敷を手放した分は、加賀と熊本でほぼ補える。借上管理は戸数が 5% 増え、家賃は物価並みに上がる。不動産売買は売りに出る物件の質次第で件数が振れるが、均せば年 27 件ほどになる。本社費は物価で増えるので、営業利益の伸びは売上の伸びより小さい。ムラキとの提携は小さな収益にとどまり、株式交換で取り込んだ IT 会社も本業の外注費の節約にとどまる。純利益は 2.9 億円まで増え、ROE は 6% 台になる。買収の成果は小さいが、失敗もなく、ゆっくりと前に進む姿だ。

  • 賃貸管理・家賃保証(レジデンス):数量 4,363(借上管理戸数(戸))× 価格 0.02(1 戸あたり年間売上(億円・名目、家賃保証・管理を含む))→ 売上 77 億円・営業利益 3 億円。借上管理 4,360 戸 × 1 戸 177 万円、営業利益率 4.2%
  • 不動産売買:数量 27.5(年間の売買件数(件、推定))× 価格 0.72(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 20 億円・営業利益 1 億円。売買 27.5 件 × 1 件 0.72 億円、営業利益率 6.5%
  • ホテル(成田・倉敷・加賀):数量 13.2(年間の稼働客室数(万室・夜、推定))× 価格 1.60(稼働 1 室・夜あたり売上(万円・名目、飲食等を含む))→ 売上 21 億円・営業利益 2 億円。稼働客室 13.2 万室・夜 × 1 室 1.60 万円、営業利益率 8.5%
  • 投資事業:数量 9.2(運用・投資の残高(億円、推定))× 価格 0.10(残高あたりの年間収益率(名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。運用 9 億円 × 収益率 10%、営業利益率 35%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.4% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 32 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:成田のインバウンド需要が続き、加賀の新ホテルが軌道に乗る。賃貸管理の戸数は横ばいから微増で、買収の成果は限られる。

中立 38% 賃貸管理は微減で家賃の物価上昇が相殺し、利益は横ばい 利益 2 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 267 円24 億円

借上管理の戸数は 10 年で 5% ほど減り、家賃は物価並みに 1.34 倍になる。賃貸管理の利益率は 4% 台を保つが、空室の増加と原状回復費の上昇が押し下げ、伸びは小さい。不動産売買は年 25 件前後と、波を均した水準だ。ホテルは成田が稼ぐものの、加賀は黒字化に時間がかかり、客室単価は物価並みに上がる。本社費は物価で 1.34 倍に増え、営業利益は 2 億円台前半にとどまる。純利益は 1.9 億円前後で、今の水準とほぼ同じだ。持株会社の費用の負担は変わらず、事業の入れ替えが当たっても、利益の質は大きくは改善しない。

  • 賃貸管理・家賃保証(レジデンス):数量 3,947(借上管理戸数(戸))× 価格 0.02(1 戸あたり年間売上(億円・名目、家賃保証・管理を含む))→ 売上 70 億円・営業利益 3 億円。借上管理 3,950 戸 × 1 戸 177 万円、営業利益率 4.0%
  • 不動産売買:数量 25.0(年間の売買件数(件、推定))× 価格 0.72(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。売買 25 件 × 1 件 0.72 億円、営業利益率 6%
  • ホテル(成田・倉敷・加賀):数量 12.1(年間の稼働客室数(万室・夜、推定))× 価格 1.53(稼働 1 室・夜あたり売上(万円・名目、飲食等を含む))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。稼働客室 12.1 万室・夜 × 1 室 1.53 万円、営業利益率 7%
  • 投資事業:数量 8.5(運用・投資の残高(億円、推定))× 価格 0.10(残高あたりの年間収益率(名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。運用 8.5 億円 × 収益率 10%、営業利益率 35%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.7% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 21 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:借上管理の戸数は小さく減ってきた。物価並みの家賃上昇、ホテルの回復、本社費の増加が打ち消し合う姿を中心に置く。

やや悲観 25% 空室と競争で賃貸管理の利益率が下がり、買収は成果が出ない 利益 1 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 156 円14 億円

借上管理は戸数が 1 割強減り、空室の増加で転貸の利ざやが薄くなる。家賃保証は競合の大手に押され、新規の件数が伸びない。不動産売買は仕入れの競争が厳しく、件数が今の 7 割に落ちる。ホテルは加賀の立ち上げが遅れ、成田も円高やインバウンドの減速で稼働が落ちる。取り込んだ IT 会社や投資の成果は小さい。経営は本社費を削って利益を守るが、営業利益は 1 億円強にとどまり、配当を維持するのがやっとになる。株主優待も、費用の負担が重く縮小の対象になる。事業の入れ替えに使う資金も細り、新しい拠点の取得は止まる。

  • 賃貸管理・家賃保証(レジデンス):数量 3,656(借上管理戸数(戸))× 価格 0.02(1 戸あたり年間売上(億円・名目、家賃保証・管理を含む))→ 売上 63 億円・営業利益 2 億円。借上管理 3,660 戸 × 1 戸 172 万円、営業利益率 3.5%
  • 不動産売買:数量 17.5(年間の売買件数(件、推定))× 価格 0.70(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。売買 17.5 件 × 1 件 0.70 億円、営業利益率 5%
  • ホテル(成田・倉敷・加賀):数量 10.4(年間の稼働客室数(万室・夜、推定))× 価格 1.48(稼働 1 室・夜あたり売上(万円・名目、飲食等を含む))→ 売上 15 億円・営業利益 1 億円。稼働客室 10.4 万室・夜 × 1 室 1.48 万円、営業利益率 5.5%
  • 投資事業:数量 6.1(運用・投資の残高(億円、推定))× 価格 0.10(残高あたりの年間収益率(名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。運用 6 億円、営業利益率 0%

倍率:ROE が k を大きく下回り、正当化 PER は 1÷k=11.8 倍が上限。稼ぐ力が薄く、利益が事業の入れ替えに左右されるので、上限の 7.2 割の 8.5 倍に置いた。

確率:借上管理は戸数が減っており、家賃保証も競争が厳しい。ホテルは新規取得の立ち上がりに失敗しうる。本社費の削減で下支えする筋書き。

悲観 10% 買収と新ホテルが失敗し、財務制限条項に触れる 利益 −3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 79 円7 億円

加賀と熊本のホテルが想定の客数に届かず、取得額に見合う収益を上げられない。株式交換で取り込んだ IT 会社と投資事業も赤字が続き、借上管理は空室が増えて利益が消える。不動産売買は仕入れ難で件数が半分に落ちる。経営は 2 期連続の経常損失の禁止という借入の条件に近づき、ホテルの売却と減損で自己資本が削られる。新株予約権による希薄化も重なる。売却と整理を経て、価値はホテルなどの資産から借入を引いた残りにとどまる。ムラキへの出資も、回収できる額は小さい。経営は、ホテルや不動産の売却で借入を返しながら、事業を絞り込むことになる。

  • 賃貸管理・家賃保証(レジデンス):数量 3,116(借上管理戸数(戸))× 価格 0.02(1 戸あたり年間売上(億円・名目、家賃保証・管理を含む))→ 売上 52 億円・営業利益 1 億円。借上管理 3,120 戸 × 1 戸 166 万円、営業利益率 1%
  • 不動産売買:数量 12.5(年間の売買件数(件、推定))× 価格 0.68(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。売買 12.5 件 × 1 件 0.68 億円、営業利益率 −2%
  • ホテル(成田・倉敷・加賀):数量 9.2(年間の稼働客室数(万室・夜、推定))× 価格 1.43(稼働 1 室・夜あたり売上(万円・名目、飲食等を含む))→ 売上 13 億円・営業利益 0 億円。稼働客室 9.2 万室・夜 × 1 室 1.43 万円、営業利益率 −2%
  • 投資事業:数量 4.9(運用・投資の残高(億円、推定))× 価格 0.10(残高あたりの年間収益率(名目))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。運用 4.9 億円、営業損失

倍率:稼ぐ力が消えるので床は売れる資産で測る。今の自己資本 28 億円に 0.25 倍(純現金の半分と、ホテルを簿価の 7 割で売って借入を返した残りの合計に近い額)を掛けた。

確率:M&A の失敗と新ホテルの不振が重なり、赤字が続く複合の筋書き。経営の実行力に疑いが出るほど小さな会社の失敗は致命的になりうるため、1 割を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

賃貸管理・家賃保証(レジデンス)

マンションの借上管理(転貸)、リーシング、建物管理、家賃保証、リフォーム・原状回復。

数量借上管理戸数(戸)価格1 戸あたり年間売上(億円・名目、家賃保証・管理を含む)売上営業利益
今 2026/03 4,155 0.01 55 2
10 年後 中立 3,947 0.02 70 3

取り方:借上管理は 2026 年 4〜6 月期の 4,155 戸(開示)。不動産売上 68.5 億円のうち、売買を 13.5 億円と推定し、残り 55 億円を賃貸管理・家賃保証・管理として戸数で割り、1 戸 132 万円とした(内訳は開示がなく推定)。不動産のセグメント利益 3.12 億円を 2.2 億円と 0.92 億円に分けたのも推定。

不動産売買

中古マンションなどの仕入れと販売。

数量年間の売買件数(件、推定)価格1 件あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 25.0 0.54 14 1
10 年後 中立 25.0 0.72 18 1

取り方:件数と売上は開示がない。不動産売上のうち売買を 13.5 億円、1 件 0.54 億円で 25 件と推定した(売買は年によって大きく振れる)。

ホテル(成田・倉敷・加賀)

成田ゲートウェイホテルと倉敷ロイヤルアートホテル(2026 年 5 月に譲渡)、加賀のホテル・アローレ(2026 年 5 月取得)。

数量年間の稼働客室数(万室・夜、推定)価格稼働 1 室・夜あたり売上(万円・名目、飲食等を含む)売上営業利益
今 2026/03 11.5 1.14 13 1
10 年後 中立 12.1 1.53 18 1

取り方:客室数・稼働の開示がない。成田の客室単価 0.76 万円・稼働率 81.5%(2026 年 4〜6 月期)と倉敷の規模から、稼働客室を約 11.5 万室・夜と推定し、売上 13.1 億円を割って 1 室 1.14 万円(飲食等を含む)とした。

投資事業

ファンドの組成・運用と、アジア・国内の出資。

数量運用・投資の残高(億円、推定)価格残高あたりの年間収益率(名目)売上営業利益
今 2026/03 6.1 0.10 1 0
10 年後 中立 8.5 0.10 1 0

取り方:残高は開示がなく、売上 0.61 億円を収益率 10% として 6.1 億円と推定した。ファンドの運用手数料と出資の収益が混ざる。

リスクと懸念

持株会社の費用と利益の質

事業別の利益の合計 4.4 億円に対し、持株会社の費用が 2.4 億円ある。売買とホテルの増益で出た営業利益は、前の期の 4 倍だが、翌年に続く保証がない。

ホテルの入れ替えと新規取得

倉敷を売って加賀を買い、圧縮損 6.6 億円と減損を出した。加賀の立ち上げが遅れれば、取得額に見合う収益が出ず、減損の対象になる。

不動産売買と金利

売買は年によって件数も利益も大きく振れる。金利が上がると、買い手の資金調達が厳しくなり、仕入れも売りも細る。

借上管理の空室と家賃保証

借上管理は、空室が増えても賃料を保証する側だ。戸数は 4,201 戸から 4,155 戸へ減り、稼働率も 99.5% から 98.8% に下がった。

株式交換による希薄化

block party を株式交換で取り込む。株数が増えるが、その量は確認できない。新株予約権による希薄化の歴史もあり、1 株あたりの価値が薄まる。

財務制限条項

成田の借入に、2 期連続の経常損失の禁止、純資産の維持、出資比率 100% の維持が付く。業績が崩れると、借入の返済を迫られる。

ムラキとの提携の成果

ムラキの議決権 12.25% を取得し、地域モビリティ・ハブ構想を進める。収益化までの道筋は示されておらず、出資額が回収できないおそれもある。

今後の分かれ目

借上管理の戸数が 4,000 戸を割り込み、稼働率が 97% を下回ったら
賃貸管理の利益率が下がり、やや悲観の確率を上げる。
加賀のホテルが 2 年以内に営業黒字になったら
ホテルの利益率の置き方を上げ、やや楽観の確率を上げてよい。
持株会社の費用が売上の 2% を割り込むほど減ったら
営業利益の置き方を上げてよい。
2 期連続で経常損失が出たら
財務制限条項に触れる。悲観に近づく。
ムラキ以外にも持分を取得し、現金を投じ続けたら
資本配分の成果を測り直す。純現金が減り、床が下がる。

見ておくもの

  • 借上管理戸数と稼働率(四半期の決算説明)
  • 成田・加賀のホテルの稼働率・客室単価・営業利益
  • 持株会社の費用と営業利益の差
  • 株式交換・新株予約権による株数の増加

倍率と資本コストの決め方

倍率は資本コスト 8.75%(基本 7.5% に、循環 +0.25%・値決め +0.25%・寿命 +0.5%)と、事業の ROE(5〜9%)から置いた。ROE が k 未満の筋書きは 1÷k の 11.8 倍が上限で、利益の質に応じて 7〜9 割に置いた。今の株価や同業の PER は見ていない。ホテル・借上管理の賃借は営業費用に入れた形で 10 年後もそろえ、新リース会計基準(2028 年 3 月期から)は価値の式に効かない。成田ゲートウェイの借入の減価償却は取得時の値段のままで、物価で増やしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→11.43 倍・やや楽観 PER 10→11.43 倍・中立 PER 9.5→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ストライダーズ 有価証券報告書 2026 年 3 月期の要約
  2. ストライダーズ 2027 年 3 月期第 1 四半期 決算説明
  3. ムラキとの資本業務提携(2026 年 9 月)

分析日 2026-10-22