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明和地所 8869

分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,137 円267 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)786 円184 億円差 +44.7%
10 年後から見ると 割安 価値 1,137 円267 億円 · 差 +44.7% · 期待の年率 +12.0%
期待の年率リターン(10 年)+12.0%資本コスト比 +3.0 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

明和地所は、神奈川・東京を地盤に「クリオ」ブランドのマンションを分譲し、中古の買取再販、売買仲介、管理までを一貫して持つ会社だ。筆者の結論は、やや割安である。利益は直近が山で、中立の10年後はそれを少し上回る程度に見る。

2026年3月期の売上は901億円、営業利益は78億円、純利益は38億円。分譲マンションの引渡しは825戸で、粗利率は21%に上がった。完成在庫は2戸まで減り、販売は順調だ。一方、2027年3月期は引渡しが480戸に減り、営業利益は70億円の予想になる。引渡しの波が大きい商売である。

重い点は借入だ。有利子負債は867億円、純有利子負債は約660億円で、自己資本の1.8倍にあたる。土地と建築中のマンションを持つため、事業が伸びるほど借入も増える。借り換えで金利が3.5%まで上がる前提では、利払いが利益を大きく削る。

10年後の中立は、売上が1165億円、営業利益が91億円、純利益が42億円。ROEは8%で、資本コスト9%に届かない。ためた利益は額面より低く見る。強気の筋書きは8%、悲観は12%に置いた。管理と仲介の高い収益性が下を支えるため、価値は今の時価総額をやや上回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、持ちたい会社と言い切れない。理由は、利益が景気で振れ、借入が重く、資本コストを超える稼ぎが安定しないことだ。直近の利益は山で、同じ水準を続けられるとは限らない。

良い点もある。管理と仲介は、資本を食わず、毎年同じ顧客から収入が入る。2026年3月期は管理戸数が6%増え、他社からの乗り換えが続く。こうした事業が大きくなるほど、利益の振れは和らぐ。会社もそれを目標に置く。

安全域の材料は、在庫が貸借対照表の大半を占め、完成在庫は2戸しか残っていない点だ。売れ残りの山が小さい分、谷の傷は浅い。ただ、土地の仕入れ値が高い時期に買った分は、将来の利益率を下げる。仕掛の不動産867億円は、その押し引きに揺れる。

わからない点は、次の中期計画だ。2027年3月期までの計画は超過達成したが、2028年3月期は端境期となる。その先の目標が数字で示されるまで、筆者は利益の持続性に確信を置けない。同業の中で見ると、資本の軽い事業の比率を高めようとする方向は評価できる。ただ、利益の大半が分譲と再販に残る限り、景気の波は避けられず、安全域は大きくない。

何で稼ぐ会社か

事業は五つに分かれる。分譲、流通、管理、賃貸、その他だ。2026年3月期の売上901億円のうち、分譲が61%、流通が30%、管理が7%を占める。

分譲は、首都圏の世帯年収1,000万円以上の共働き世帯と富裕層に、立地を厳選したマンションを売る。2026年3月期の引渡しは825戸、1戸あたりの売上は約6,400万円。1億円を超える住戸の比率が、金額ベースで3割近くに上がった。用地は競争が激しく、会社は不動産M&Aやマンション建替えで多様化している。

流通は三つの顔を持つ。中古マンションを買って改装して売る買取再販が178億円、売買仲介が14億円、投資家向けに賃貸マンションを一棟で売るウェルスソリューション(WS)が56億円と土地建物22億円。管理は管理戸数55,040戸で、他社の管理物件の取り込みで伸ばす。

エリアは神奈川県を中心に、東京23区、札幌、福岡へ広がる。累計の供給は2023年時点で約4.8万戸、神奈川県の供給棟数は500棟を超えた。管理を持つため、売った後も居住者との接点が続き、買い替えや仲介の紹介が生まれる。

賃貸は保有物件の入れ替えで売上7億円、利益2億円と小さい。調整額(本社費用)は9億円で、事業ごとの利益から差し引く。売上の大半は分譲と買取再販で、物件を持つ時間が長いほど借入が増える。管理と仲介は、物件を持たないため資本が軽い。

優良さと弱いところ

強みは、製・販・管の全部を持つ点だ。自分でマンションを開発し、売り、引渡し後の管理も受ける。管理では他社物件の乗り換えを3,700戸ほど取り、満足度が高い。2026年3月期の管理と仲介の投下資本利益率は、34%と57%ある。

分譲の価格帯は上がっている。1億〜5億円台の物件が増え、粗利率は2025年3月期の19%から21%へ上がった。デザインと環境性能(ZEH-M)で選ばれる点は評価できる。ただ、土地の仕入れは入札で、住宅ローンの金利と景気で買い手の姿勢が揺れる。堀は強くない。

分譲の購入者を管理で長く囲い込み、中古の再販・仲介へ送る循環が、資本の軽い事業を育てる。ただ、2026年3月期の管理と仲介を合わせた利益は約9億円(推定)と、営業利益の1割強にとどまる。

資本の効率は低い。2026年3月期のROICは4.5%で、会社自身が管理・仲介・買取再販など資本の軽い事業を伸ばして上げようとしている。過去10年のROEの中央値は9%台で、稼ぐ力が安定して資本コストを超える会社ではない。

競合は、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産などの大手と、日神グループ・エスリード・ゴールドクレストなど中堅だ。明和地所は神奈川の供給実績(500棟)が強みで、都心の大型案件では大手に競り負ける面がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

首都圏の新築マンションは、建築費の高騰で価格が上がり、供給戸数が減っている。建築費指数は2015年から3割近く上がり、新築の平均価格は6,000万円を超えた。会社の分譲価格も上がっているが、買える世帯は限られ、戸数は伸びにくい。

首都圏の新築マンションの発売戸数は、ピークの4万戸台から2万戸台へ減った。供給が減る一方で価格が上がり、売れ行きは好立地に集中する。会社は戸数を追わず、単価の大きい高価格帯へ寄せる戦略をとる。

需要は底堅い。共働きの高所得世帯が増え、都心・近郊の好立地は完売が早い。2026年3月期の契約高は508億円で、完成在庫は2戸まで減った。ただ、住宅ローン金利の上昇は、中長期の逆風になる。会社は足もとの販売への影響を限定的とみる。

マンション管理の市場は、ストックの増加と管理費の上昇で安定して伸びる。ただ、管理員と清掃員の人手不足が、人件費を押し上げる。

中古マンションの市場は、新築を大きく超える規模に育った。新築の価格が上がるほど、中古の再販や仲介が受け皿になる。買取再販は2026年3月期に売上が39%増えた。マンションの老朽化では、建替えや敷地売却の事業も用地の新しい入口になる。

リーマン級の谷では、新築の供給が3〜4割減り、売れ残りの値引きで赤字になる。2009年3月期に営業利益率が-52%まで落ちた実績が、この会社にもある。分譲は在庫を抱える商売で、金利と景気の両方に弱い。

資本政策と M&A

還元は配当性向30%を目処とする。2026年3月期は記念配当を含めて性向28%、2027年3月期は利益の減少に合わせて減配を予想する。株主優待は、優待ポイントを1,000株から贈る形で、費用は開示がなく、年1億円に届かないとみて還元に数えない。

事業の元手は、販売用と仕掛の不動産で1,190億円と、総資産の8割に近い。営業CFは2026年3月期で6億円と小さく、売上の伸びは借入が支える。2026年3月期は仕入高が902億円と前期の2倍になり、2027年3月期以降の供給が増える。分譲の売上材料は、2029年3月期以降に600億円超を確保した。

大株主は英興発が37.3%、信託銀行が5.7%と続き、筆頭株主が3割台後半を持つ。支配に近い比率で、少数株主に有利な再編が起きる保証はない。TOB(株式公開買い付け)の確率は参考値で33%だが、筋書きには入れず、価値は事業の稼ぎで測った。

減価償却は小さい。賃貸等の不動産73億円と自社ビル分の償却は年2億円ほどで、物価で増やさない。在庫の土地と建物は償却せず、売れた時に原価として落ちる。仕入れ値の上昇は、売値に転嫁できるかで利益が決まる。借入が増えれば、借り換えの金利3.5%が現金を細らせる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

分譲の仕入れが2026年3月期に2倍へ増え、2029年3月期以降の売上材料は600億円を超える。1億円超の高価格帯の比率が上がり、1戸あたりの売上と粗利率がともに上がる。大型の用地はM&Aと建替えで確保し、大手と争わない領域を広げる。

建替えと敷地売却は、公的な枠組みで進む事業で、用地の競争から外れた案件を取れる。渋谷神泉や本牧元町の事業が収益に乗れば、仕入れ価格の高騰を避けられる。

買取再販は人員を増やし、売上が毎年3割ほど伸びる。WSは竣工した物件を貸して高く売り、分譲の谷を埋める。管理は他社物件の乗り換えで管理戸数が年3,000戸ずつ増え、売買仲介は店舗を増やさずに収益性を上げる。

この道を行けば、10年後の売上は1507億円、営業利益は145億円、純利益は72億円まで伸びる。ROEは13%に上がり、資本コストを超える。資本の軽い事業が増え、会社の利益の質が上がる。

物価が上がる世界では、マンションの価格と管理費が名目で伸びる。借入は膨らむが、稼ぎの増え方が追い越す。配当性向30%を保ち、10年の配当は180億円近い。

慎重な見方

利益が山にあることが最大の懸念だ。2027年3月期は引渡しが480戸に減り、2028年3月期は工期の遅れで端境期となる。広告費が先に増え、売上が追いつくまで利益が薄い。引渡しの波は、会社が小さいほど年ごとの利益を大きく揺らす。

借入が重い。有利子負債は867億円、純有利子負債は自己資本の1.8倍で、事業が伸びるほど増える。借り換えで金利が3.5%へ上がれば、純利益が1割以上削られる。住宅ローン金利の上昇は、買い手の予算を直接縮める。

新築の価格は上がり続けられない。世帯年収の伸びが物価に追いつかなければ、高価格帯の販売が止まり、完成在庫が積み上がる。2009年3月期には営業利益率が-52%まで落ち、増資に追い込まれた。再び大幅な評価損を出せば、自己資本比率24%の会社には重い。

最後に、筆頭株主が3割台後半を持つ。少数株主の影響力は小さく、経営の判断は筆頭株主の意向に左右されやすい。この会社は、利益の山にある期の数字で、高く見られやすい。会社が資本の軽い事業を伸ばしても、利益の大半は今も分譲と再販に残る。管理と仲介の利益は、営業利益の1割強にとどまる。波の大きい事業が土台にある限り、利益の山を長く続けるのは難しい。

どちらに重みを置いたか

管理と仲介の収益性、高価格帯への移行、分譲の売上材料の確保は事実だ。ただ、利益の山と重い借入は、同じくらい確かな現実である。確率は強気8%、やや強気21%、中立34%、やや悲観25%、悲観12%に置いた。同じ領域の他社と同じ物差しで、悲観をやや厚めにした。

中立の純利益は42億円、ROEは8%で資本コストに届かない。価値は今の時価総額をやや上回る。結果はやや割安だが、利益の山の期の数字で置いた強気に寄せなかった点を、確認しておく。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,981 円464 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 462 円108 億円)。 今の値に割り戻すと 1,137 円267 億円、今との差 +44.7%、 期待の年率 +12.0%(資本コスト 9.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 3,613 円847 億円 755 円177 億円 +455.7% +18.7% 349 円82 億円
やや楽観 21% 2,868 円672 億円 606 円142 億円 +341.9% +16.0% 729 円171 億円
中立 34% 2,303 円540 億円 512 円120 億円 +258.1% +13.6% 957 円224 億円
やや悲観 25% 969 円227 億円 363 円85 億円 +69.4% +5.4% 333 円78 億円
悲観 12% 533 円125 億円 85 円20 億円 −21.3% −2.4% 74 円17 億円
加重平均100% 1,981 円464 億円462 円108 億円 +210.8% +12.0% 2,443 円573 億円

今の株価時価総額 786 円184 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 高価格帯と資本の軽い事業が育ち、ROEが資本コストを超える 利益 73 億円 · PER 11.5 倍 · 株価時価総額 3,613 円847 億円

分譲は、高価格帯の比率が上がり、1戸あたりの売上が名目で1.38倍に伸びる。戸数は0.95倍と、ほぼ今の水準を保つ。買取再販は人員の増強で1.8倍の戸数になり、WSは物件数が1.5倍、管理は管理戸数が1.4倍になる。

売上は1507億円、営業利益は145億円(利益率10%)、純利益は72億円。ROEは13%に上がり、資本コストを超える。資本の軽い事業の利益が、分譲の波を和らげる。

借入は事業の拡大とともに増えるが、稼ぎが追い越す。配当は性向32%で、10年に約177億円になる。

(名目の前提)分譲の単価は10年で1.38倍、戸数は0.95倍、管理の単価は1.38倍と置いた。本社費用は1.60倍。減価償却は賃貸等の不動産分で年2億円ほどと小さく、物価で増やさない。在庫の土地と建物は償却せず、売れた時に原価で落ちる。在庫は10年で約1862億円(今は1,191億円)。純有利子負債は約952億円で、借り換え後の金利3.5%により純利息は年33.3億円(今は年約19億円)。

  • 分譲マンション(クリオ):数量 784(年間の分譲マンション引渡し戸数(戸))× 価格 0.92(1戸あたりの分譲売上(億円。土地建物売却を含めて割った実効単価))→ 売上 724 億円・営業利益 83 億円。数量 0.95倍・単価 1.38倍・営業利益率 11.5%
  • 買取再販(中古マンションの改装販売):数量 324(年間の引渡し戸数(戸))× 価格 1.36(1戸あたり売上(億円))→ 売上 442 億円・営業利益 33 億円。数量 1.80倍・単価 1.38倍・営業利益率 7.5%
  • ウェルスソリューション(投資用一棟販売)・土地建物:数量 15.0(年間の売却物件数(物件。土地建物の売却を含む推定))× 価格 11(1物件あたりの売上(億円))→ 売上 171 億円・営業利益 19 億円。数量 1.50倍・単価 1.38倍・営業利益率 11.0%
  • 売買仲介(明和地所の仲介):数量 1,167(年間の取扱件数(件))× 価格 0.02(1件あたりの仲介手数料(億円))→ 売上 29 億円・営業利益 6 億円。数量 1.50倍・単価 1.38倍・営業利益率 22.0%
  • 管理(マンション管理):数量 7.7(管理戸数(万戸))× 価格 17(1万戸あたりの年間売上(億円。管理委託料・工事関連等を含む))→ 売上 129 億円・営業利益 14 億円。数量 1.40倍・単価 1.38倍・営業利益率 11.0%
  • 賃貸・その他:数量 720(賃貸等の戸数(戸。推定))× 価格 0.02(1戸あたりの年間売上(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 4 億円。数量 1.20倍・単価 1.34倍・営業利益率 30.0%

倍率:事業の純利益 72 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.45 倍、時価総額 830 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:高価格帯への移行、再販・管理の拡大、用地の多様化が三つとも成功し、ROEが資本コストを超える必要がある。分譲は波があり、同業の強気と同じ8%に置いた。

やや楽観 21% 分譲の谷を再販・管理が埋め、利益が緩やかに伸びる 利益 57 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 2,868 円672 億円

2027年3月期の谷のあと、分譲は戸数を0.92倍に保ち、単価が1.32倍に上がる。買取再販・WSは年2〜3割で拡大し、管理は管理戸数が1.34倍になる。住宅ローン金利は上がるが、買い手の底堅さが勝つ。

売上は1353億円、営業利益は118億円、純利益は57億円。ROEは11%で、資本コストをわずかに超える。

借入は約887億円。配当は10年で約142億円になる。

(名目の前提)分譲の単価は10年で1.32倍、戸数は0.92倍、管理の単価は1.34倍と置いた。本社費用は1.50倍。減価償却は賃貸等の不動産分で年2億円ほどと小さく、物価で増やさない。在庫の土地と建物は償却せず、売れた時に原価で落ちる。在庫は10年で約1753億円(今は1,191億円)。純有利子負債は約887億円で、借り換え後の金利3.5%により純利息は年31.1億円(今は年約19億円)。

  • 分譲マンション(クリオ):数量 759(年間の分譲マンション引渡し戸数(戸))× 価格 0.88(1戸あたりの分譲売上(億円。土地建物売却を含めて割った実効単価))→ 売上 670 億円・営業利益 70 億円。数量 0.92倍・単価 1.32倍・営業利益率 10.5%
  • 買取再販(中古マンションの改装販売):数量 288(年間の引渡し戸数(戸))× 価格 1.32(1戸あたり売上(億円))→ 売上 381 億円・営業利益 27 億円。数量 1.60倍・単価 1.34倍・営業利益率 7.0%
  • ウェルスソリューション(投資用一棟販売)・土地建物:数量 13.0(年間の売却物件数(物件。土地建物の売却を含む推定))× 価格 11(1物件あたりの売上(億円))→ 売上 144 億円・営業利益 14 億円。数量 1.30倍・単価 1.34倍・営業利益率 10.0%
  • 売買仲介(明和地所の仲介):数量 1,089(年間の取扱件数(件))× 価格 0.02(1件あたりの仲介手数料(億円))→ 売上 26 億円・営業利益 5 億円。数量 1.40倍・単価 1.34倍・営業利益率 20.0%
  • 管理(マンション管理):数量 7.4(管理戸数(万戸))× 価格 16(1万戸あたりの年間売上(億円。管理委託料・工事関連等を含む))→ 売上 120 億円・営業利益 12 億円。数量 1.34倍・単価 1.34倍・営業利益率 10.0%
  • 賃貸・その他:数量 660(賃貸等の戸数(戸。推定))× 価格 0.02(1戸あたりの年間売上(億円))→ 売上 11 億円・営業利益 3 億円。数量 1.10倍・単価 1.30倍・営業利益率 30.0%

倍率:ROE 10.6% は k 9% を上回る。堀が弱く(売値は市場が決め、用地は入札)残る割合は1/3:RONIC=k+1/3×(ROE−k)=9.9%、g 3.5% から式の値は 10.8 倍。下限は 1÷k=11.08 倍。借入が重く、分譲の利益に波があるため、11.08 倍に置いた。借金を今の値で足したEVは営業利益に対して 12.5 倍。

確率:2027年3月期の谷を乗り越え、再販・管理・WSが分譲の山を埋める筋書き。売上材料と中計の超過達成があり、強気側の中心に置いた。

中立 34% 利益は山の水準を少し超え、借入と利払いが増える 利益 42 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 2,303 円540 億円

分譲の戸数は0.85倍に減り、単価が1.25倍に上がる。建築費の上昇を売値に転嫁できるが、買い手の予算が上限になる。買取再販は戸数が1.4倍に増え、管理は1.28倍になる。賃金は先に上がり、本社費用は1.45倍になる。

売上は1165億円、営業利益は91億円(利益率7.8%)。営業利益は今の78億円を少し超えるが、純利息が年26.6億円と増え、純利益は42億円にとどまる。

ROEは8%で、資本コスト9%に届かない。借入は約760億円に増え、配当は10年で約120億円になる。

(名目の前提)分譲の単価は10年で1.25倍、戸数は0.85倍、管理の単価は1.30倍と置いた。本社費用は1.45倍。減価償却は賃貸等の不動産分で年2億円ほどと小さく、物価で増やさない。在庫の土地と建物は償却せず、売れた時に原価で落ちる。在庫は10年で約1573億円(今は1,191億円)。純有利子負債は約760億円で、借り換え後の金利3.5%により純利息は年26.6億円(今は年約19億円)。

  • 分譲マンション(クリオ):数量 701(年間の分譲マンション引渡し戸数(戸))× 価格 0.84(1戸あたりの分譲売上(億円。土地建物売却を含めて割った実効単価))→ 売上 586 億円・営業利益 56 億円。数量 0.85倍・単価 1.25倍・営業利益率 9.5%
  • 買取再販(中古マンションの改装販売):数量 252(年間の引渡し戸数(戸))× 価格 1.26(1戸あたり売上(億円))→ 売上 319 億円・営業利益 21 億円。数量 1.40倍・単価 1.28倍・営業利益率 6.5%
  • ウェルスソリューション(投資用一棟販売)・土地建物:数量 11.0(年間の売却物件数(物件。土地建物の売却を含む推定))× 価格 11(1物件あたりの売上(億円))→ 売上 116 億円・営業利益 10 億円。数量 1.10倍・単価 1.28倍・営業利益率 8.5%
  • 売買仲介(明和地所の仲介):数量 973(年間の取扱件数(件))× 価格 0.02(1件あたりの仲介手数料(億円))→ 売上 23 億円・営業利益 4 億円。数量 1.25倍・単価 1.28倍・営業利益率 18.0%
  • 管理(マンション管理):数量 7.0(管理戸数(万戸))× 価格 16(1万戸あたりの年間売上(億円。管理委託料・工事関連等を含む))→ 売上 111 億円・営業利益 11 億円。数量 1.28倍・単価 1.30倍・営業利益率 9.7%
  • 賃貸・その他:数量 600(賃貸等の戸数(戸。推定))× 価格 0.02(1戸あたりの年間売上(億円))→ 売上 10 億円・営業利益 3 億円。数量 1.00倍・単価 1.25倍・営業利益率 30.0%

倍率:事業の純利益 42 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.7% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 463 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:分譲の戸数が減り、価格が名目で伸び、資本の軽い事業が伸びる中心の筋書き。借入の増加と金利で、利益は山の水準を少し超える程度になる。

やや悲観 25% 住宅ローン金利と価格が重く、分譲の利益が細る 利益 18 億円 · PER 8.4 倍 · 株価時価総額 969 円227 億円

住宅ローン金利が上がり、分譲の戸数は0.70倍に減る。単価は1.12倍と、建築費の上昇に届かない。買取再販・WSも戸数が頭打ちで、在庫の回転が遅くなる。値引きと評価損で、10年に約40億円の損失が出る。

売上は838億円、営業利益は46億円(利益率5.5%)、純利益は18億円。ROEは4%と、資本コストを大きく下回る。

借入は約512億円。配当は性向30%を保てず、10年で約85億円にとどまる。管理だけが、変わらず安定して稼ぐ。

(名目の前提)分譲の単価は10年で1.12倍、戸数は0.70倍、管理の単価は1.25倍と置いた。本社費用は1.35倍。減価償却は賃貸等の不動産分で年2億円ほどと小さく、物価で増やさない。在庫の土地と建物は償却せず、売れた時に原価で落ちる。在庫は10年で約1203億円(今は1,191億円)。純有利子負債は約512億円で、借り換え後の金利3.5%により純利息は年17.9億円(今は年約19億円)。

  • 分譲マンション(クリオ):数量 578(年間の分譲マンション引渡し戸数(戸))× 価格 0.75(1戸あたりの分譲売上(億円。土地建物売却を含めて割った実効単価))→ 売上 433 億円・営業利益 30 億円。数量 0.70倍・単価 1.12倍・営業利益率 7.0%
  • 買取再販(中古マンションの改装販売):数量 180(年間の引渡し戸数(戸))× 価格 1.14(1戸あたり売上(億円))→ 売上 205 億円・営業利益 10 億円。数量 1.00倍・単価 1.15倍・営業利益率 5.0%
  • ウェルスソリューション(投資用一棟販売)・土地建物:数量 8.0(年間の売却物件数(物件。土地建物の売却を含む推定))× 価格 9.50(1物件あたりの売上(億円))→ 売上 76 億円・営業利益 5 億円。数量 0.80倍・単価 1.15倍・営業利益率 6.0%
  • 売買仲介(明和地所の仲介):数量 778(年間の取扱件数(件))× 価格 0.02(1件あたりの仲介手数料(億円))→ 売上 16 億円・営業利益 2 億円。数量 1.00倍・単価 1.15倍・営業利益率 12.0%
  • 管理(マンション管理):数量 6.6(管理戸数(万戸))× 価格 15(1万戸あたりの年間売上(億円。管理委託料・工事関連等を含む))→ 売上 100 億円・営業利益 9 億円。数量 1.20倍・単価 1.25倍・営業利益率 9.0%
  • 賃貸・その他:数量 540(賃貸等の戸数(戸。推定))× 価格 0.02(1戸あたりの年間売上(億円))→ 売上 8 億円・営業利益 2 億円。数量 0.90倍・単価 1.15倍・営業利益率 28.0%

倍率:ROE 4.1% は k 9% を大きく下回る。PER の上限は 1÷k=10.5 倍で、その8割の 8.4 倍に置いた。利益が薄く、在庫の評価損が残る筋書きのため。EVは営業利益に対し 14.5 倍だが、利益が薄い年のため参考にとどめる。

確率:住宅ローン金利の上昇と価格の頭打ちで戸数が3割減り、利益が細る。借入が重い会社に起こりやすく、強気側より高く置いた。

悲観 12% 在庫の評価損が出て、赤字と借入の増加に沈む 利益 −15 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 533 円125 億円

景気が崩れ、住宅ローン金利の上昇も重なって、分譲の戸数は半分以下になる。値引きの販売が増え、単価は名目で0.95倍に下がる。完成在庫が積み上がり、評価損と赤字が出る。10年に約160億円の損失が出る。

売上は464億円まで縮み、営業利益は11億円の赤字になる。純利益は15億円の赤字で、自己資本は304億円まで削られる。借入は約234億円。

事業の縮小と、保有する在庫の売却を迫られる。価値の支えは、稼ぐ力ではなく、売れる在庫と管理の安定した収入になる。

(名目の前提)分譲の単価は10年で0.95倍、戸数は0.45倍、管理の単価は1.15倍と置いた。本社費用は1.15倍。減価償却は賃貸等の不動産分で年2億円ほどと小さく、物価で増やさない。在庫の土地と建物は償却せず、売れた時に原価で落ちる。在庫は10年で約703億円(今は1,191億円)。純有利子負債は約234億円で、借り換え後の金利3.5%により純利息は年8.2億円(今は年約19億円)。

  • 分譲マンション(クリオ):数量 371(年間の分譲マンション引渡し戸数(戸))× 価格 0.64(1戸あたりの分譲売上(億円。土地建物売却を含めて割った実効単価))→ 売上 236 億円・営業利益 −5 億円。数量 0.45倍・単価 0.95倍・営業利益率 -2.0%
  • 買取再販(中古マンションの改装販売):数量 108(年間の引渡し戸数(戸))× 価格 0.94(1戸あたり売上(億円))→ 売上 101 億円・営業利益 −2 億円。数量 0.60倍・単価 0.95倍・営業利益率 -2.0%
  • ウェルスソリューション(投資用一棟販売)・土地建物:数量 4.0(年間の売却物件数(物件。土地建物の売却を含む推定))× 価格 7.85(1物件あたりの売上(億円))→ 売上 31 億円・営業利益 −1 億円。数量 0.40倍・単価 0.95倍・営業利益率 -4.0%
  • 売買仲介(明和地所の仲介):数量 467(年間の取扱件数(件))× 価格 0.02(1件あたりの仲介手数料(億円))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。数量 0.60倍・単価 0.95倍・営業利益率 5.0%
  • 管理(マンション管理):数量 5.8(管理戸数(万戸))× 価格 14(1万戸あたりの年間売上(億円。管理委託料・工事関連等を含む))→ 売上 80 億円・営業利益 6 億円。数量 1.05倍・単価 1.15倍・営業利益率 7.0%
  • 賃貸・その他:数量 480(賃貸等の戸数(戸。推定))× 価格 0.01(1戸あたりの年間売上(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 2 億円。数量 0.80倍・単価 1.05倍・営業利益率 25.0%

倍率:稼ぐ力はマイナス。売れる資産の床(floor_assets_oku)125億円をそのまま時価総額に置いた。今の自己資本369億円に対する PBR は 0.34 倍。在庫の評価損と処分値引きで、帳簿の自己資本は価値の床にならない。

確率:市況の悪化で在庫の評価損が出て、赤字に落ちる。2009年3月期の営業利益率-52%の実績があり、同業の悲観(11〜14%)と同じ12%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

分譲マンション(クリオ)

首都圏(神奈川・東京)での新築分譲マンション。世帯年収1,000万円以上の共働き世帯と富裕層が対象。土地建物の売却等も含む。

数量年間の分譲マンション引渡し戸数(戸)価格1戸あたりの分譲売上(億円。土地建物売却を含めて割った実効単価)売上営業利益
今 2026/03 825 0.67 552 56
10 年後 中立 701 0.84 586 56

取り方:分譲セグメント売上552.0億円を、引渡し825戸で割った実効単価(1戸あたり約0.67億円)。マンションだけなら528.5億円で1戸0.64億円。土地建物売却22.2億円とその他1.3億円も分子に入る。営業損益は分譲セグメント利益55.8億円。

買取再販(中古マンションの改装販売)

中古マンションを買い取り、リノベーションして売る。パワーファミリー・富裕層向けの上質な改装が特徴。

数量年間の引渡し戸数(戸)価格1戸あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 180 0.99 178 12
10 年後 中立 252 1.26 319 21

取り方:買取再販の売上177.9億円を、引渡し180戸で割った値(1戸あたり約0.99億円)。営業損益は流通セグメント利益21.5億円のうち、再販・WS・仲介の按分で推定した値(開示は流通合計のみ。粗利率15.4%・販管費の配分から推定)。

ウェルスソリューション(投資用一棟販売)・土地建物

富裕層・投資家向けに賃貸マンションを開発して一棟で売る事業と、土地建物の売却。

数量年間の売却物件数(物件。土地建物の売却を含む推定)価格1物件あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 10.0 8.26 83 7
10 年後 中立 11.0 11 116 10

取り方:WS売上56.3億円と土地建物22.2億円、流通のその他4.1億円の合計82.6億円を、WSの10物件で割った推定(1物件あたり約8.3億円)。営業損益は流通セグメント利益から再販・仲介の推定分を引いた残り。

売買仲介(明和地所の仲介)

東京・神奈川・札幌・福岡の10店舗での中古マンション等の売買仲介。

数量年間の取扱件数(件)価格1件あたりの仲介手数料(億円)売上営業利益
今 2026/03 778 0.02 14 3
10 年後 中立 973 0.02 23 4

取り方:仲介手数料14.1億円を、取扱件数778件で割った値(1件あたり約0.018億円)。営業損益は流通セグメント利益の按分による推定。

管理(マンション管理)

分譲マンションの総合管理、管理員・清掃、リフォーム。自社供給と他社物件のリプレイスで管理戸数が伸びる。

数量管理戸数(万戸)価格1万戸あたりの年間売上(億円。管理委託料・工事関連等を含む)売上営業利益
今 2026/03 5.5 12 67 6
10 年後 中立 7.0 16 111 11

取り方:管理売上66.56億円を、期末の管理戸数55,040戸(5.504万戸)で割った値。営業損益は管理セグメント利益6.44億円。

賃貸・その他

保有するマンション等の賃貸、賃貸管理、インテリア販売・住宅ローン・広告代理。

数量賃貸等の戸数(戸。推定)価格1戸あたりの年間売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 600 0.01 8 3
10 年後 中立 600 0.02 10 3

取り方:賃貸6.6億円とその他1.3億円の合計7.9億円を、賃貸等の戸数を約600戸と推定して割った値。戸数は開示がない。営業損益は賃貸2.30億円とその他0.67億円の合計。

リスクと懸念

引渡しの波と利益の山

2026年3月期の営業利益78億円は、引渡し825戸と粗利率の上昇が重なった山だ。2027年3月期は480戸で70億円に減り、2028年3月期は端境期になる。分譲は売上計上が引渡し時に集まるため、年ごとの利益が大きく振れる。会社は売上材料を開示しており、先行きの見える化は進んだが、工期の遅れは読みにくい。

借入の重さと金利の上昇

有利子負債867億円は、自己資本の2倍を超える。仕入れた用地と建築中の在庫を、借入で持つ。借り換えで金利が3.5%へ上がれば、純利益が1割以上削られる。住宅ローン金利の上昇は、買い手の予算も縮める。借入は在庫と同じ速さで増えるため、売れ残ると利払いが先に重くなる。

用地の仕入れと在庫の評価

用地は入札で、大手や海外資金と競る。高い時期に仕入れた土地は、将来の粗利率を下げる。仕掛の不動産867億円と販売用324億円は、市況が悪化すれば評価損の対象になる。完成在庫は2戸と少ないが、仕掛は残る。評価損は、竣工と販売の遅れが重なる時期に表に出やすい。

建築費・人手不足と工期

建築費の高騰と工期の延びは、竣工と引渡しを後ろへずらし、広告費と利払いだけを先に増やす。2028年3月期の端境期は、まさにこの影響だ。ここが悪化すれば、売上計上の遅れが続き、資金繰りも重くなる。工事を請け負う建設会社の人手不足は、会社の努力では解けない外部の要因である。

筆頭株主の影響

筆頭株主の英興発が37.3%を持つ。少数株主の立場は弱く、再編・TOBの可能性は参考値で33%ある。条件は少数株主に有利とは限らない。価値は事業の稼ぎで測り、再編の確率は筋書きに入れていない。支配に近い持ち分が、配当や資本政策の判断にどう効くかも、外からは読みにくい。

WSと買取再販の在庫回転

WSは物件の仕入れが増えて資本回転が悪化している。賃貸中の物件を高値で売る前提で、買い手の投資家資金が細れば、在庫が滞る。買取再販は人員を増やして拡大中で、中古の仕入れ価格の上昇が粗利率を削る恐れがある。買取再販は戸数が増えるほど仕入れ人員も要り、販管費が先に膨らむ。

住宅政策・税制の変更

住宅ローン減税や、外国人の不動産取得、金融機関の融資姿勢の変更は、分譲の需要を左右する。首都圏のマンションは海外からの買い手も多く、為替や規制の変化が、価格に直接響く。会社の力で動かせない外部の要因だ。政策が変わった年には、契約高が急に鈍ることがある。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が70億円を超える
端境期の前に利益の厚みが出る合図で、やや強気の筋書きに寄る。分譲の粗利率が21%を保てるかが分かれ目になる。
分譲の粗利率が18%を割る
用地の高値仕入れと値引きが利益に出た合図だ。営業利益率は大きく下がり、やや悲観の筋書きに寄る。
次の中期計画で、資本の軽い事業(管理・仲介・再販)の利益比率が示される
利益の質が上がる材料だ。管理と仲介の利益が増え、分譲の山を埋める形になれば、強気側に寄る。
住宅ローン金利が1%以上上がり、契約高が前年を2割下回る
買い手の予算が縮む合図だ。完成在庫が積み上がり、値引きと借入の増加が重なり、悲観側に寄る。
筆頭株主の持ち分や再編の動きが表に出る
TOBの参考確率は33%。条件が少数株主に有利かは分からない。価値は事業の稼ぎで測っており、筋書きには入れていない。
有利子負債が900億円を超え、純有利子負債が自己資本の2倍を超える
事業の伸びを借入が追い越す合図だ。借り換えの金利3.5%が利益を削り、やや悲観の筋書きへ寄る。

見ておくもの

  • 分譲の引渡し戸数・粗利率と、売上材料(2027年3月期の480戸と、2029年3月期以降の600億円超が確保できているか)
  • 契約高と完成在庫の戸数(完成在庫が2戸から積み上がらないか)
  • 有利子負債と純有利子負債の自己資本倍率、平均金利
  • 管理戸数の純増(年3,000戸)と、売買仲介・買取再販の収益性
  • 次の中期経営計画の数字(2028年3月期以降の目標)と、資本の軽い事業の比率
  • 筆頭株主の持ち分と配当性向(30%目処)

倍率と資本コストの決め方

数量(引渡し戸数・管理戸数など)と名目の単価から利益を積み、倍率は式で置いた。今の市場の評価(PBR 0.5倍・PER 5倍前後)には寄せていない。k は基本7.5%に quality 2.0%(循環+0.75・値決め力+0.5・借金+0.75・寿命0)を足した9.5%。同じ領域の住宅分譲(k 8.2〜10.0%)の中ほどに置いた。借金は純有利子負債の自己資本倍率が1.8倍で、完成在庫が少ない点で0.75にとどめた。ROEがkを下回る中立・やや悲観は、PERの上限1÷k=10.5倍の8.5割・8割に置いた。ROEがkを超える強気側は、堀が弱く(残る割合1/3)、RONIC=k+1/3×(ROE−k)から出した式の値の範囲内にある。新リース会計基準(2028年3月期から)は、借りて営む資産がほぼ無く、影響は小さい。減価償却は小さく物価で増やさない。同業のゴールドクレスト・エスリード・MIRARTHと同じ物差し(悲観の確率11〜14%)で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11→11.45 倍・やや楽観 PER 10.5→11.08 倍・中立 PER 8.9→11.11 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 2.0% = 9.5%。用地の仕入れ・新築価格・建替え案件の遅れなどの個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.50% → 9.00%。

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オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 明和地所 2026年3月期 決算説明資料(2026-05-14)
  2. 明和地所 中期経営計画2027
  3. 明和地所 2026年3月期 決算説明会 書き起こし

分析日 2026-10-19