株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

robot home 1435

在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)217 円193 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)162 円144 億円差 +33.8%
10 年後から見ると 割安 価値 217 円193 億円 · 差 +33.8% · 期待の年率 +11.5%
期待の年率リターン(10 年)+11.5%資本コスト比 +2.7 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

robot home(旧 TATERU)は、個人投資家に土地付きの新築アパートを供給し、建てたあとの賃貸管理でも稼ぐ会社だ。在庫を抱えず、先に投資家が土地を買う仕組みなので、資本が軽い。2025/12 期の売上は 241 億円、営業利益は 18 億円だった。

筆者の結論は「適正」である。事業は良くなったが、見かけの利益は実力より大きい。2025/12 期の純利益 20 億円には、税金の戻りが 3 億円ほど混じる。ならすと 12 億円前後で、今の時価総額に対する倍率は 11 倍強になる。

一番の強みは管理事業だ。2.8 万戸を超える部屋を預かり、会社の説明では営業利益率が 5 割を超える。ここが厚くなるほど、利益は景気の波に左右されにくくなる。

一番の弱みは、売り先の個人投資家が銀行の融資で買うことだ。融資が絞られれば、棟数は一気に落ちる。2018 年には融資資料の改ざん問題で、この商売が一度止まった。創業者の持株比率が 45% 前後で、余った現金が株主に戻るとは限らない点も、割り引いて見ている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべきは 3 点だ。1 つ目は、事業が 10 年後も同じ形で残るか。2 つ目は、稼いだお金が株主に戻るか。3 つ目は、払う値段に安全域があるか。

1 つ目は、半分は「はい」である。管理事業は粘りがあり、AI・IoT は小さいが利益率が高い。一方、供給事業は個人投資家の融資に頼る。ここは景気と銀行の姿勢で、数量が大きくぶれる。堀は弱いとみる。

2 つ目は「あまり期待できない」だ。創業者が 45% を持ち、配当性向は 9% である。現金が積み上がっても、株主に戻る額は割り引いて数える。

3 つ目は、純現金と軽い資産が安全域になる。現金 75 億円に対し、時価総額は 145 億円だ。ただし預り金が 14 億円あり、成長のための前払いも要る。余った現金は 30 億円に絞って数えた。

利益の質は割り引く必要がある。見かけの純利益は 20 億円だが、ならすと 12 億円ほどだ。10 年の筋書きは、棟数を 2 倍近く、賃料と建築費は物価並みに上げて置いた。それでも倍率は 9 倍台にとどめた。資本コストは 8.75% と、財務の強さを評価せず、融資頼みの循環を重く見ている。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は 2 つに分かれる。1 つは新築アパートの供給で、もう 1 つは建てたあとの賃貸管理だ。

供給の流れはこうだ。会社が土地の情報を仕入れ、投資家に紹介する。投資家が土地を買い、会社が建築を請け負って引き渡す。会社が土地を在庫として抱える形ではなく、2025/12 期末の販売用不動産は 15 億円しかない。投資家は 1 億〜3 億円のアパートを、ほぼ全額の融資で買う。表面利回りは 6% 前後と説明されている。

引き渡し棟数は 2024/12 期の 65 棟から 2025/12 期の 116 棟に増え、中期経営計画では 2028/12 期に 310 棟を目指す。1 棟あたりの売上は約 2 億円で、棟数がそのまま売上を決める。

管理事業は、引き渡した物件の賃貸管理を受け持つ。管理戸数は 2.8 万戸を超える。会社は管理事業の営業利益率を 54% と説明し、売買側の 5% 台より桁違いに高い。ストックの収益だ。

AI・IoT 事業は、同社が作った賃貸管理のアプリと部屋の IoT 機器を、他の不動産会社や他業種に提供する。2025/12 期の売上は 9 億円、利益は 4 億円と利益率が高い。ただし規模はまだ小さい。

全社の費用 20 億円は、営業と採用、本社の人件費が中心だ。供給が伸びる局面では、この費用も増える。

優良さと弱いところ

この会社の良さは、資本の軽さと速さだ。土地を先に投資家が買うので、会社は在庫を持たず、自己資本比率は 70% ある。2025/12 期の営業キャッシュフローは 18 億円の黒字で、現金は 75 億円ある。借入は 13 億円にとどまる。

情報の速さも武器になっている。土地の情報を得てから最短 5 時間で金額を示すと、会社は説明する。個人投資家向けの土地付きアパートは、他社との競り合いになりやすい。速さで勝てる間は、仕入れで有利だ。

堀、つまり他社がまねできない強みは、強くない。新築アパートの供給は、土地の仕入れと融資の通りやすさで決まる。値段を自分で決める力は弱い。管理事業は解約が起きにくく、粘りがある。ただ入居者が入れ替わる時や、建物が古くなる時の改装費は、今後の負担になる。

弱点ははっきりしている。買い手の個人投資家は、銀行の融資姿勢に左右される。取引のある 80 行余りのうち 40 行以上と提携していると会社は言うが、融資が細れば棟数は落ちる。2018 年の改ざん問題は、まさにこの経路で起きた。

経営と株主の関係にも目を向けたい。創業者で社長の古木大咲氏が約 45% を持つ。方向は定まりやすいが、配当性向は 9% と低く、少数株主への還元は薄い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

投資用の新築アパートは、金利と融資の姿勢で売れ行きが変わる市場だ。東京の賃料は直近 1 年で 6% 台上がり、新築の供給は建築費の高止まりで細っている。表面利回りが 6% 台なら、金利が 4% になっても 2 ポイントほどの差は残る、と会社は説明する。

競合は、一棟アパートを個人に売る同業と、都心のワンルームを売るFJネクストホールディングスやGA technologiesのような投資用マンション会社だ。区分マンションは利回りが 2〜3% まで下がり、金利が上がると逆ざやになる。アパートのほうが利回りに余裕がある分、金利上昇には強い。

過去の谷も忘れてはいけない。2018 年のスルガ銀行の問題で、アパート向け融資は急に絞られた。TATERU の営業利益は 2017 年の 59 億円から翌年に 7 億円、2019 年には 97 億円の赤字へ沈んだ。融資が止まれば、この業界の売上は半分以下になりうる。

一方で、東京への人口集中と新築の細りは、既存の賃貸物件を持つ会社に追い風になる。管理戸数が増えるほど、景気の波の影響を受けにくい収益が積み上がる。

会社の計画は強気だ。2028/12 期に 310 棟、売上 600 億円、営業利益 41 億円を掲げる。2024/12 期と 2025/12 期は、どちらも目標の棟数を上回った。それでも、融資が前提の成長は、外部要因ひとつで止まる。

資本政策と M&A

還元は薄い。2025/12 期の配当性向は 9% で、2026/12 期も同水準の予想だ。自社株買いはほぼない。

余った現金は、現金 75 億円から借入 13 億円と預り金 14 億円を引いた 48 億円が目安になる。成長期は建築の前払いなどで運転資金が増える。事業に要る分をみて、余りは 30 億円と置いた。

創業者の持株比率が約 45% で、親会社のような資本関係の相手はいない。M&A は目立った実績がない。2018 年以降の立て直しは、アパート仲介の停止と再開、社名変更、管理事業の積み上げで進んだ。

過去 5 年の純利益は、繰延税金資産の計上で押し上げられた。過去の赤字で積んだ税の繰り越しが残っている間は、税負担が軽い。ただ、これは数年で使い切る性格のもので、10 年先は通常の税率で見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

計画どおりに行かなくても、会社は 2 倍の棟数に届く。2024/12 期、2025/12 期と、目標を超えて引き渡している。東京の賃料は上がり、新築の供給は建築費の高止まりで細る。アパートの利回りは 6% 台あり、金利が 4% に上がっても、投資家の手残りは残る。

管理事業は 2.8 万戸まで積み上がり、営業利益率が 5 割を超える。引き渡す棟が増えるたびに、管理戸数は増える。供給の波が弱い年も、管理が下支えする。会社の費用 20 億円を、管理の利益が埋めていく形だ。

AI・IoT は、他社の管理会社にも提供できる。利益率が 46% と高く、2026 年の第 1 四半期は売上が前年同期の 2 倍を超えた。小さな事業が、10 年後には賃貸管理の標準的な仕組みに育つかもしれない。

現金は 75 億円あり、時価総額の半分に当たる。納税の繰り越しも使えるため、手元に残る利益は増える。10 年後、棟数が 300 を超え、管理戸数が 5 万戸に近づけば、利益は今の 3 倍に届く。

慎重な見方

この会社の成長は、銀行の融資姿勢に全部乗っている。個人投資家は 1 億〜3 億円のアパートを、自己資金 1,000 万円台のほぼ全額融資で買う。金利が上がり、銀行が絞れば、買い手は消える。2018 年のスルガ銀行の問題では、まさにそうなった。

TATERU は融資資料の改ざんで、一度この商売を止められた。営業利益は 2017 年の 59 億円から 2019 年の 97 億円の赤字へ落ちた。今は管理を厚くしたが、利益の大半は今も供給から来る。会社の計画する 310 棟は、融資が緩い前提でしか届かない。

見かけの利益も割り引くべきだ。2025/12 期の純利益には、税金の戻りが混じる。ならした純利益は 12 億円で、これに今の時価総額 145 億円は 11 倍強の値段を払っている。10 年後も、全社費用 20 億円は物価と人員で増え続ける。

創業者が約 45% を持ち、配当性向は 9% だ。現金 75 億円のうち、預り金と運転資金を除くと、株主に戻る額は限られる。現金を理由に割安とは言い切れない。

どちらに重みを置いたか

強気の主張は、棟数の伸びと管理事業の積み上げの確かさをついている。慎重な主張は、融資頼みという急所と、利益の質をついている。筆者は後者の指摘が重いとみて、確率を中立と悲観寄りに置いた。やや悲観と悲観を合わせて 38% とし、楽観は 8% にとどめた。管理事業の強さは中立の利益率に反映し、現金は戻り方 0.5 で割り引いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 437 円389 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 42 円37 億円)。 今の値に割り戻すと 217 円193 億円、今との差 +33.8%、 期待の年率 +11.5%(資本コスト 8.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 1,116 円991 億円 90 円80 億円 +644.2% +22.2% 96 円86 億円
やや楽観 20% 755 円671 億円 70 円62 億円 +409.1% +17.7% 165 円147 億円
中立 34% 484 円430 億円 51 円45 億円 +230.2% +12.7% 182 円162 億円
やや悲観 24% 104 円92 億円 14 円12 億円 −27.4% −3.2% 28 円25 億円
悲観 14% 53 円48 億円 3 円3 億円 −64.9% −9.9% 8 円7 億円
加重平均100% 437 円389 億円42 円37 億円 +195.9% +11.5% 479 円426 億円

今の株価時価総額 162 円144 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 融資が緩いまま、棟数が計画に近づく 利益 68 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 1,116 円991 億円

銀行のアパート融資が緩いまま続き、東京と地方の中核都市で賃料が上がり続ける。会社は 2028 年の 310 棟の目標を達成し、その後も 350 棟前後まで引き渡しを増やす。1 棟の売上は建築費と地価の上昇で物価並みに上がる。

管理戸数は 5.8 万戸まで増え、管理事業の利益が全社費用の大半を埋める。AI・IoT も他の管理会社に広がり、売上は 17 億円に届く。

営業利益は 97 億円、純利益は 68 億円になる。創業者は還元をやや厚くするが、現金は成長に使われ、積み上がった分の半分ほどしか株主に戻らない。

  • 新築アパートの供給(土地付き・引き渡し):数量 350(引き渡し棟数(棟))× 価格 2.39(1 棟あたりの売上(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 835 億円・営業利益 92 億円。数量 3.02 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 11.0%
  • 賃貸管理(ストック):数量 58.0(管理戸数(千戸))× 価格 13(1 戸あたりの年間収入(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 78 億円・営業利益 43 億円。数量 2.23 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 55.0%
  • AI・IoT 事業:数量 41.0(利用戸数(千戸))× 価格 4.19(1 戸あたりの年間売上(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 17 億円・営業利益 8 億円。数量 1.58 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 45.0%

倍率:事業の純利益 67 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.6% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)22 億円。全体の PER 14.42 倍、時価総額 991 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の計画は 2028 年の 310 棟だが、融資の姿勢に依存する商売で、10 年続けて好環境が続く確率は小さい。8% にとどめた。

やや楽観 20% 計画の 8 割、棟数が 280 棟まで伸びる 利益 47 億円 · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 755 円671 億円

引き渡しは 280 棟まで伸びるが、2028 年の 310 棟には届かない。融資の姿勢は途中で数回締まり、棟数は波を打つ。1 棟の売上は物価並みに上がり、利益率は 10% に保たれる。

管理戸数は 5 万戸に達し、管理事業の利益が 30 億円を超える。全社費用は人員増で 2 倍になる。AI・IoT は管理物件への導入で 15 億円規模になる。

営業利益は 68 億円、純利益は 47 億円。配当性向は 10% 台に上がるが、現金の積み上がりは続く。計画の達成率が 8 割でも、過去の山の営業利益率には届かない。融資の波で、利益は年によって 3 割ほど上下する。

  • 新築アパートの供給(土地付き・引き渡し):数量 280(引き渡し棟数(棟))× 価格 2.39(1 棟あたりの売上(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 668 億円・営業利益 67 億円。数量 2.41 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 10.0%
  • 賃貸管理(ストック):数量 50.0(管理戸数(千戸))× 価格 13(1 戸あたりの年間収入(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 65 億円・営業利益 34 億円。数量 1.92 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 52.0%
  • AI・IoT 事業:数量 39.0(利用戸数(千戸))× 価格 4.01(1 戸あたりの年間売上(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 16 億円・営業利益 7 億円。数量 1.50 倍・価格 1.15 倍・営業利益率 42.0%

倍率:事業の純利益 47 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.7% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)22 億円。全体の PER 13.86 倍、時価総額 671 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去 2 年は目標を超えており、計画の 8 割に届く展開はありうる。ただし金利と融資の姿勢が毎年同じではなく、20% とした。

中立 34% 棟数は 2 倍に届かず、管理が利益を支える 利益 31 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 484 円430 億円

引き渡しは 220 棟前後で落ち着く。会社の計画 310 棟には届かないが、今の 2 倍に近い。1 棟の売上は物価並みに上がり、利益率は 9% 前後だ。

管理戸数は 4.3 万戸になり、管理事業の利益が 28 億円ほどに増える。賃料と手数料は物価並みに上がる。AI・IoT は管理物件への導入が進むが、AI エージェントが画面の仕事を飛ばし、アプリの利用料の値上げは物価を下回る(10 年で 1.10 倍)。

全社費用は物価と人員で 1.8 倍の 36 億円になる。営業利益は 45 億円、純利益は 31 億円で、税の繰り越しは使い切り、通常の税率に戻る。配当性向は 15% 前後に上がる。

  • 新築アパートの供給(土地付き・引き渡し):数量 220(引き渡し棟数(棟))× 価格 2.39(1 棟あたりの売上(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 525 億円・営業利益 47 億円。数量 1.90 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 9.0%
  • 賃貸管理(ストック):数量 43.0(管理戸数(千戸))× 価格 13(1 戸あたりの年間収入(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 55 億円・営業利益 28 億円。数量 1.65 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 50.0%
  • AI・IoT 事業:数量 37.0(利用戸数(千戸))× 価格 3.84(1 戸あたりの年間売上(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 14 億円・営業利益 6 億円。数量 1.42 倍・価格 1.10 倍・営業利益率 40.0%

倍率:事業の純利益 31 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.4% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)22 億円。全体の PER 13.09 倍、時価総額 425 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:管理事業の積み上げと東京の賃料上昇が下支えになる。一方、融資の波と全社費用の増加が重い。落としどころとして最大の確率を置いた。

やや悲観 24% 金利上昇で融資が細り、棟数が伸びない 利益 8 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 104 円92 億円

10 年国債の 3% と借入金利 4% 前後で、投資家の手残りが縮む。購入者の層が細り、引き渡しは 135 棟前後で頭打ちになる。値引き競争もあり、1 棟の売上は物価を下回る。

管理事業は 3.2 万戸まで伸びるが、賃料の上昇が鈍り、利益率は 45% に下がる。全社費用は人員を絞って物価並みの増加に抑える。

営業利益は 11 億円、純利益は 7 億円。配当は減らさないが、現金の積み上がりは遅い。管理事業の利益は残るものの、供給の薄い年が続くと、全社費用の重さが目立つ。創業者の判断で成長投資に回す現金も増え、株主に戻る額は限られる。

  • 新築アパートの供給(土地付き・引き渡し):数量 135(引き渡し棟数(棟))× 価格 2.21(1 棟あたりの売上(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 298 億円・営業利益 16 億円。数量 1.16 倍・価格 1.24 倍・営業利益率 5.5%
  • 賃貸管理(ストック):数量 32.0(管理戸数(千戸))× 価格 12(1 戸あたりの年間収入(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 38 億円・営業利益 17 億円。数量 1.23 倍・価格 1.25 倍・営業利益率 45.0%
  • AI・IoT 事業:数量 30.0(利用戸数(千戸))× 価格 3.49(1 戸あたりの年間売上(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 11 億円・営業利益 4 億円。数量 1.15 倍・価格 1.00 倍・営業利益率 35.0%

倍率:利益は 7 億円と薄く、資本コストを下回る水準。PER の上限は 1÷k の 10.5 倍。利益の質が落ちたと見て、約 76% の 8.0 倍に置いた。

確率:金利が 3% 台後半へ上がる前提では、アパートの購入余力が縮み、融資も慎重になる。2018 年のような急変は避けつつ、20% 台前半に置いた。

悲観 14% 融資が止まり、供給が崩れる 利益 −12 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 53 円48 億円

地銀の不正融資問題のような事態が再び起き、アパート向け融資が一斉に絞られる。引き渡しは 35 棟に落ち、供給事業は赤字になる。全社費用は人員整理をしても物価並みに増え、営業赤字が続く。

管理事業は残るが、管理戸数は 2.6 万戸で止まり、利益率も下がる。AI・IoT の外部売上は縮む。

10 年のうちに自己資本は減損と赤字で減る。現金と管理事業が残るため、倒産はしないが、株主に戻る価値は今の自己資本の半分以下になる。この筋書きでは、純現金のうち預り金と借入を除いた分と、管理事業の収益権が値段の支えになる。創業者は事業の立て直しに現金を使い、株主への還元は止まる。

  • 新築アパートの供給(土地付き・引き渡し):数量 35.0(引き渡し棟数(棟))× 価格 1.99(1 棟あたりの売上(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 70 億円・営業利益 −1 億円。数量 0.30 倍・価格 1.12 倍・営業利益率 -2.0%
  • 賃貸管理(ストック):数量 26.0(管理戸数(千戸))× 価格 10(1 戸あたりの年間収入(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 26 億円・営業利益 9 億円。数量 1.00 倍・価格 1.05 倍・営業利益率 35.0%
  • AI・IoT 事業:数量 22.0(利用戸数(千戸))× 価格 3.14(1 戸あたりの年間売上(万円)。rev_factor は 0.1)→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。数量 0.85 倍・価格 0.90 倍・営業利益率 20.0%

倍率:赤字で、稼ぐ力では値が付かない。純現金 48 億円(預り金・借入を除く)と管理事業の価値を床とし、自己資本の約 0.5 倍に置いた。

確率:アパート融資の凍結は過去に実際に起きた(2018 年)。10 年に 1 度程度の頻度で、構造的な負けとして 14% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

新築アパートの供給(土地付き・引き渡し)

個人投資家に土地付きの新築アパートを仲介し、建築を請け負って引き渡す。会社は在庫をほとんど持たない。

数量引き渡し棟数(棟)価格1 棟あたりの売上(億円)。rev_factor は 1売上営業利益
今 2025/12 116 1.78 207 20
10 年後 中立 220 2.39 525 47

取り方:2025/12 期の引き渡しは 116 棟。robot home 事業の売上 231.6 億円から管理収益の推定 25 億円を引いた約 206 億円を棟数で割り、1 棟 1.78 億円とした(管理収益は推定)。セグメント利益 33.25 億円から管理の利益 13.5 億円を引いた 19.75 億円を供給の利益とし、全社費用 19.93 億円は調整で別に置く。

賃貸管理(ストック)

引き渡した物件を中心に賃貸管理を受託し、管理手数料・家賃保証・メンテナンスで稼ぐ。会社は管理事業の営業利益率を 54% と説明する。

数量管理戸数(千戸)価格1 戸あたりの年間収入(万円)。rev_factor は 0.1売上営業利益
今 2025/12 26.0 9.60 25 14
10 年後 中立 43.0 13 55 28

取り方:管理戸数は 2026 年半ばで 2.8 万戸超と会社が説明、2025/12 期は約 2.6 万戸と推定。開示のない管理収益は 25 億円と推定し、1 戸 9.6 万円(年)とした。利益は会社の説明する営業利益率 54% を使った推定。

AI・IoT 事業

賃貸管理のアプリと部屋の IoT 機器、DX 支援を、自社の管理物件と他の不動産会社・他業種に提供する。

数量利用戸数(千戸)価格1 戸あたりの年間売上(万円)。rev_factor は 0.1売上営業利益
今 2025/12 26.0 3.49 9 4
10 年後 中立 37.0 3.84 14 6

取り方:2025/12 期の外部売上 9.07 億円、セグメント利益 4.36 億円(開示)。定額課金は 3.6 億円。他社向けの DX 支援は人月の受託に近い。利用戸数は管理戸数と同じ 2.6 万戸と置いた推定で、1 戸あたり売上はそこから逆算した。

リスクと懸念

融資の引き締め

買い手の個人投資家はほぼ全額を銀行融資で買う。銀行が絞れば棟数は急に落ちる。2018 年のアパート向け融資の急減では、同業の売上が半分以下になった。

過去の不正と信頼

2018 年に営業担当者が顧客の融資資料を改ざんした。再発すれば、アパート供給は止まる。社名変更や統制の見直しを進めたが、棟数が増えるほど現場の管理が難しくなる。

金利の上昇

金利が上がれば、投資家の手残りが減り、買える価格が下がる。10 年国債 3% の前提では、利回りの余裕は 2 ポイント程度に縮む。販売価格の伸びが物価に届かなくなる。

利益の質

2025/12 期の純利益には繰延税金資産の計上による税金の戻りが入る。ならした純利益は 12 億円前後で、通常の税率に戻れば見かけの利益は減る。

株主への還元の薄さ

創業者が約 45% を持ち、配当性向は 9% だ。現金が積み上がっても、少数株主に戻るとは限らない。成長投資で使われる余地も大きい。

AI エージェント代替

管理会社向けのアプリと IoT は、画面を使う業務を前提にしている。AI エージェントが仲介や管理の事務を直接こなすと、利用料の値上げは難しくなる。売上の規模が小さく影響は限られる。

人材と費用の増加

棟数を 2.7 倍に増やすには、営業と施工管理の人員が要る。全社費用は物価と人数の両方で増え、営業利益率を圧迫する。

今後の分かれ目

銀行のアパート向け融資が全体で絞られる
棟数は半分以下になり、利益は赤字に近づく。管理事業が下支えするが、全社費用を埋めきれない。
310 棟の目標が 2028 年までに達成される
棟数と管理戸数の伸びが想定を上回り、楽観の筋書きに近づく。中立の倍率は据え置きで、利益の水準が上がる。
管理戸数が 5 万戸を超え、管理事業の利益が全社費用を上回る
利益の安定度が増し、資本コストの循環の分を下げる余地が出る。
創業者が配当性向を大きく引き上げる、または自社株買いを始める
余った現金の戻り方が上がり、値打ちが増える。
金利が 4% を超えて上昇し、利回りの余裕が 1 ポイントを切る
投資家の購入意欲が冷え、販売価格の伸びが止まる。

見ておくもの

  • 年間の引き渡し棟数と中期経営計画の進み
  • 管理戸数と管理事業の利益
  • 金融機関の融資姿勢(アパートローンの新規実行額)
  • 全社費用と営業利益率
  • 税負担率と繰延税金資産
  • 配当性向と自己株式取得の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の自己資本利益率と資本コスト 8.75%、物価並みの成長から式で決めた。上限の 85〜90% に置き、今の株価や同業の倍率は使っていない。純現金が厚いが、預り金・前払い・成長の運転資金を除いて余りを 30 億円とし、創業者支配を理由に戻り方は 0.5 とした。中立の営業利益率は 2025/12 期の水準(7%)にそろえ、過去の山(12%)は超えていない。利益の水準は、税の戻りを除いたならした値で置いた。新リース会計基準でも、営業所の賃借の規模は小さく、数字の形は大きく変わらない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→14.42 倍・やや楽観 PER 10→13.86 倍・中立 PER 9.5→13.09 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 2025年12月期 決算短信(2026/02/11・TDnet)
  2. 福岡含めアパート開発加速 新中計「28年に310棟、売上高600億円」
  3. robot home 代表 古木大咲氏へのインタビュー(会社提供のPR記事)

分析日 2026-10-20