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FJネクストホールディングス 8935

首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,525 円1,154 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,958 円641 億円差 +80.0%
10 年後から見ると 割安 価値 3,525 円1,154 億円 · 差 +80.0% · 期待の年率 +13.1%
期待の年率リターン(10 年)+13.1%資本コスト比 +5.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

FJネクストは、都心の投資用ワンルーム「ガーラ」を企画し、個人の投資家に売る会社だ。売上の約9割がこの開発事業である。首都圏の投資用新築では、2025年の供給戸数752戸で首位に立った。

筆者の結論は、やや割安である。自己資本比率は7割を超え、借金より現金が多い。そのうえ、事業が生む利益に比べて時価総額が小さい。ここが評価の土台になる。

ただし手放しの割安ではない。2026年3月期の純利益は100億円と、前期の1.5倍に跳ねた。過去の中央値の1.7倍に当たる高い位置だ。投資用マンションは、金利と銀行の融資姿勢で売れ行きが一気に変わる商売である。リーマン後には赤字に沈んだ。

10年先の筆者の中立は、販売戸数が今並みで、価格が物価より遅れて上がる姿だ。利益は緩やかに増えるが、倍率は低いままとみる。楽観でも倍率は12倍止まりで、悲観は今の時価総額を割る。この非対称が、「割安」でなく「やや割安」にとどまる理由だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、この会社の特徴は「安全域が厚いが、持続力に不安がある」ことだ。

まず、経営がお金を雑に使わない点を評価する。借金は軽く、買収で価値を壊した形跡もない。自己資本比率71%の財務は、不況でも会社を守る。

次に、利益の持続力を疑う。純利益は2026年3月期に100億円へ跳ねたが、過去12年の中央値は60億円弱だ。筆者は、今の利益を「普通」ではなく、山に近い水準とみて、先の利益を控えめに置いた。

オーナー利益の目で見ると、在庫を増やす限り、利益の一部は在庫に化ける。売上が物価で膨らむほど、仕入れに必要なお金も膨らむ。利益が100億円でも、株主が自由に使える分はその一部だ。

最後に、値段である。市場の倍率は使わず、事業の稼ぐ力だけで価値を測った。それでも「やや割安」と出るのは、現金の厚みと、悲観でも極端には崩れない資産のおかげだ。確信度は中程度である。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は単純だ。都心の駅近で用地を仕入れ、ワンルーム中心のマンションを建て、会社員や公務員に1戸ずつ売る。首都圏の投資用では、この「ガーラ」が累計で370棟、約2.6万戸になった。

買い手の7割強は会社員、2割は公務員で、半数が20〜30代だ。家賃収入を老後の備えにしたい層に、自社のセミナーと30万人超の会員組織で直接届く。広告に頼らず、顧客のリストで売る形である。

2025年3月期の販売は3,249戸で、新築に加えて中古マンションの買取再販が伸びた。中古は買い取った戸数が4年で717戸から2,618戸に増えている。自己居住用のファミリー向け「ガーラ・レジデンス」も、年間300戸台まで育ててきた。

売ったあとは、管理が続く。賃貸管理は2万戸前後で、家賃の入金や入居者の対応を請け負う。景気に左右されにくい安定収益だ。建設は自社物件の施工と外部工事、旅館は伊豆の宿で、どちらも小さい。

営業利益の大半は開発が生む。管理・建設・旅館は、全社の利益の1〜2割とみてよい。中身は「用地を買って売り切る回転商売」で、在庫が増えるほど利益が先に伸び、現金は後から入る。なお、業界ノートでは戸建分譲と同じ領域に入るが、戸建は主力ではない。需要を決めるのは住宅着工でなく、投資家の利回りと融資である。

優良さと弱いところ

最大の強みは、買い手に直接届く営業の仕組みである。セミナーの来場者は5,000人を超え、会員は30万人を超えた。用地を買うたびに、売る相手がすでにそこにいる。供給戸数が首都圏で首位なのは、この仕組みの結果だ。

次に、在庫を早く売り切る力がある。中古の平均販売日数は27.8日と、業界平均の85.3日を大きく下回るという(会社の資料)。回転が速いほど、金利と値下がりの負担は軽くなる。

財務は堅い。自己資本比率は71%、純現金は79億円で、営業利益は支払利息の96倍ある。借金の多い同業とは違い、金利が上がっても致命傷にならない。

弱みもはっきりしている。1つは、売値を自分で決められないことだ。投資用の価格は利回りで決まり、金利が上がれば買い手は安い値段を求める。もう1つは、1つの商品に偏ることだ。ワンルーム投資の人気が冷えれば、売上の9割が揺れる。営業職員の説明が不十分だとして訴訟になるリスクも、事業の性質上つきまとう。

資本効率は悪くない。10年の自己資本利益率の中央値は11%台で、営業利益率は8〜13%の幅で動いてきた。ただ、これは景気の波に乗った数字であり、「堀」と呼べるほどの持続力があるかは疑問が残る。筆者は堀を弱めに見ている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

投資用ワンルームは、供給の少ない市場である。首都圏の新築投資用は2025年の上期で約1,800戸、年にすると4,000戸に満たない。平均価格は3,400万円台で、前年から4.5%下がった。FJネクストの752戸は、その約2割に当たる。

この市場の値段は、利回りで決まる。投資家は家賃収入を価格で割った利回りを見て買う。家賃が物価と同じく年3%上がっても、10年国債が3%になれば、買い手は高い利回りを求める。価格が物価ほど上がらないのは、この仕組みのためだ。

規制の風も向かい風である。東京の特別区ではワンルームの建設を抑える条例が広がり、豊島区のように独自の税を課す区もある。ただし、これは新築の供給を絞るので、既存の物件には追い風になる面もある。

成長の場は、中古の買取再販だ。国内の買取再販の成約は2025年に6万戸を超える見込みで、2030年にかけて4割ほど増える予測がある。一方、首都圏の中古マンションに占める買取再販物件の割合は、2019年の28%から2025年に44%まで上がった。参入者が多く、仕入れの競争は激しい。

FJネクストは、新築の供給で首位を保ちつつ、中古の買取再販を第2の柱にしてきた。市場そのものは、人口減で戸数は増えにくい。筆者は、この会社の伸びはシェアと中古の取り込みで決まり、市場の追い風には頼れないと見ている。

資本政策と M&A

資本政策は、慎重で穏やかだ。配当は利益が伸びたら増やす「累進」の方針で、2026年3月期は普通配当に特別配当を加えて総額で約22億円、2027年3月期は約26億円の予想である。ただ、利益に占める配当の割合は2割台と低い。

自社株買いは、今回の調べでは確認できなかった。純現金79億円と自己資本比率7割超の財務からみれば、還元の余地は大きい。経営が還元を増やすかどうかが、株主にとってはいちばんの変数になる。

目立つ買収の実績は見当たらない。成長の資金は、用地と在庫に回している。販売用不動産は433億円(2025年3月期)から、2026年3月期には500億円台に増える見込みだ。

政策保有株は小さい。上場株で約1億円、非上場を加えても数億円に収まり、ガバナンス上の懸念は薄い。賃貸用不動産は簿価で112億円(土地54億円)あるが、時価は開示されていないため、含み益は見込まない。

再編の面では、同じ業界の日神グループホールディングスの株を取引関係で持つ。大型の提携や買収が出れば筋書きが変わるが、その材料は今は無い。

(点検済み:起点の純利益100億円は過去3年(65億円前後)の1.5倍で高い側だが、中立の119億円は物価分を除くと実質で今の約9割、利益率も9.5%と直近の10%より低い。数量と価格の二重がけ・株数・余り資産の二重は無し。)

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2026年3月期の純利益は100億円と、前期の1.5倍になった。2027年3月期の会社予想は105億円で、第1四半期だけで39億円を稼いだ。通期予想は据え置かれており、上振れの余地は大きい。

首位の座は強い。供給戸数が首都圏で最多であり、会員30万人の顧客基盤は、他社が短期でまねできるものではない。用地の仕入れから販売までを自前で回す力が、利幅を支えている。

中古の買取再販は成長市場だ。この会社は27.8日で売り切る回転力を持ち、買取戸数は4年で3.6倍になった。新築の供給が条例で絞られるほど、ガーラの既存物件と中古の価値は高まる。

さらに、還元の余地がある。配当性向は2割台で、現金は借金を上回る。経営が還元を厚くすれば、倍率は切り上がる。物価上昇で家賃が年3%伸びれば、投資用の価格も後を追う。10年先も今の利益水準を保ち、緩やかに伸びる姿は、十分に現実的だ。

利益を見る目も変わりつつある。過去の中央値は景気の波を含むが、2年続けて高い利益が出るなら、構造が変わった可能性もある。強気はそこに賭ける。

慎重な見方

投資用マンションは、金利で止まる商売だ。10年国債が3%になれば、家賃収入の利回りは魅力を失い、買い手は値引きを求める。融資の審査が厳しくなれば、売れ行きは一気に落ちる。リーマン後には、営業利益率が-3%台まで沈んだ。

今の利益は山に近い。純利益は過去12年の中央値の1.7倍に跳ねており、これが続く前提で価値を置くのは危うい。販売用不動産は500億円を超え、自己資本の6割に当たる。値下がりが続けば、評価損が利益を食う。

中古の買取再販は、参入者が増えすぎた。首都圏の中古に占める買取再販物件の割合は44%まで上がり、仕入れ値が上がって利幅は縮む。ここは先行者の利益が消えやすい。

売る相手も変わる。会員30万人は強みだが、顧客の7割は会社員で、世帯の数は人口とともに細る。東京の条例や税も強まる方向だ。営業の説明をめぐる訴訟が重なれば、販売の姿勢が問われる。

還元も当てにならない。自社株買いの実績はなく、配当は2割台にとどまる。現金がたまっても、株主に届く保証は無い。

どちらに重みを置いたか

強い方は慎重な見方だが、決定打は無い。今の利益が高めという点は、そのとおりである。そこで中立の利益は、今から大きく伸ばさず、販売戸数を今並みにとどめた。価格も、物価より遅れて上がる前提を置いた。

一方、強気が言う財務の厚さと首位の営業力も、事実である。悲観でも、在庫を値引きして売れば、現金と資産は残る。このため、悲観の確率は12%にとどめ、やや悲観を22%に厚くした。楽観は10%に抑えている。

結果は、中立に最も大きな確率を置き、悲観寄りに少し傾けた形である。それでも、価値は今の時価総額をやや上回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,438 円1,781 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,272 円417 億円)。 今の値に割り戻すと 3,525 円1,154 億円、今との差 +80.0%、 期待の年率 +13.1%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 9,530 円3,121 億円 1,710 円560 億円 +474.0% +19.1% 1,124 円368 億円
やや楽観 22% 7,817 円2,560 億円 1,603 円525 億円 +381.1% +17.0% 2,072 円679 億円
中立 34% 6,165 円2,019 億円 1,466 円480 億円 +289.7% +14.6% 2,594 円850 億円
やや悲観 22% 2,233 円731 億円 1,038 円340 億円 +67.1% +5.3% 720 円236 億円
悲観 12% 1,488 円487 億円 183 円60 億円 −14.7% −1.6% 201 円66 億円
加重平均100% 5,438 円1,781 億円1,272 円417 億円 +242.7% +13.1% 6,711 円2,198 億円

今の株価時価総額 1,958 円641 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 金利が落ち着き、首位の営業力で新築・中古とも伸びる 利益 182 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 9,530 円3,121 億円

金利が落ち着き、投資用ワンルームの人気が続く。会員30万人の顧客基盤と首位の営業力で、新築と中古の販売は今より25%増える。中古の買取再販が第2の柱に育ち、ガーラ・レジデンスも広がる。

価格は物価に沿って上がり、10年で1.34倍になる。利益率は11%まで上がり、管理収益も積み上がる。純利益は180億円台に乗る。

経営は還元を厚くし、倍率は適正な水準に近づく。ただし、利回りと金利に縛られる事業なので、倍率は12倍止まりである。

中古の再販でも、家賃と利回りの関係は変わらない。強気の筋書きでさえ、今の利益の延長線上に、緩やかな成長を乗せた姿にすぎない。

  • 不動産開発(ガーラマンション・中古買取再販・ガーラ・レジデンス):数量 4,938(年間販売戸数(戸))× 価格 0.44(1戸あたり売上(億円))→ 売上 2,150 億円・営業利益 237 億円。戸数+25%・価格1.34倍
  • 不動産管理・建設・旅館:数量 26,000(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸あたり売上(億円、管理・建設・旅館の合計÷管理戸数))→ 売上 244 億円・営業利益 42 億円。管理戸数+30%

倍率:事業の純利益 182 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍。全体の PER 16.34 倍、時価総額 2,972 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:金利が落ち着き、投資用の需要が保たれ、首位の営業力で中古も伸びる姿。強気が当たる部分に限り、1割にとどめた。

やや楽観 22% 中古の取り込みで小幅に伸び、利益率は保つ 利益 150 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 7,817 円2,560 億円

販売は今の1.1倍ほどに増える。中古の取り込みが新築の伸び悩みを補う。価格は、利回りの上昇で物価ほどは上がらず、10年で1.3倍にとどまる。

利益率は10%台で保たれ、管理の収益が積み上がる。純利益は150億円前後になる。

還元は少しずつ厚くなるが、株主に大きく戻る形ではない。事業の質は今と変わらず、高値の利益が続く姿である。

管理収益の増加と中古の買取再販が、新築の伸び悩みを少しずつ埋めていく。用地の仕入れも、採算を保てる範囲で続けられる。

地方や海外に広げる大きな賭けはせず、都心の投資用と中古再販に集中する。その堅実さが、強気の中でも倍率を抑える。

  • 不動産開発(ガーラマンション・中古買取再販・ガーラ・レジデンス):数量 4,424(年間販売戸数(戸))× 価格 0.42(1戸あたり売上(億円))→ 売上 1,869 億円・営業利益 193 億円。戸数+12%・価格1.30倍
  • 不動産管理・建設・旅館:数量 24,000(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸あたり売上(億円、管理・建設・旅館の合計÷管理戸数))→ 売上 225 億円・営業利益 36 億円。管理戸数+20%

倍率:事業の純利益 150 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.91 倍、時価総額 2,380 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:販売は小幅に伸び、価格は物価の8割ほどで上がる姿。強気の言い分の半分が通る形で、中立より少し薄い2割強に置いた。

中立 34% 戸数は今並み、価格は物価に遅れ、利益は緩やかに増える 利益 119 億円 · PER 15.2 倍 · 株価時価総額 6,165 円2,019 億円

販売戸数は今並みを保つ。新築は人口減で伸びにくいが、中古の買取再販がそれを補う。価格は、家賃が物価で上がる一方、利回りが上がるので、10年で1.25倍にとどまる。

利益率は9.5%に落ち着く。今の10%は、景気の山にあたるためだ。管理収益は増えるが、全体の利益は緩やかな伸びにとどまる。純利益は120億円近くになる。

還元は少しずつ厚くなり、配当は利益の4割台まで上がる。自己資本は積み上がり、資本効率は今より下がる。

用地の仕入れは、競争で値上がりしても採算を保つ範囲で続ける。10年を通じて、強気にも弱気にも振れない、静かな姿である。

  • 不動産開発(ガーラマンション・中古買取再販・ガーラ・レジデンス):数量 3,950(年間販売戸数(戸))× 価格 0.41(1戸あたり売上(億円))→ 売上 1,605 億円・営業利益 152 億円。戸数±0・価格1.25倍(利回り上昇で物価に劣後)
  • 不動産管理・建設・旅館:数量 22,000(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸あたり売上(億円、管理・建設・旅館の合計÷管理戸数))→ 売上 206 億円・営業利益 31 億円。管理戸数+10%・価格1.34倍

倍率:事業の純利益 119 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.2 倍。全体の PER 15.2 倍、時価総額 1,807 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:戸数は今並み、価格は物価より遅れ、利益は緩やかに増える姿。2つの見方の落としどころで、最も厚い3割台に置いた。

やや悲観 22% 金利と融資の逆風で戸数が2割減り、利益が山から落ちる 利益 63 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 2,233 円731 億円

金利と融資の逆風で、販売戸数は今の8割に落ちる。価格は10年で1.15倍にしか上がらず、在庫の評価損も出る。中古の買取再販は、競争の激化で利幅が薄くなる。

営業利益率は7%に落ち、純利益は60億円台に下がる。管理収益は安定して支えるが、開発の落ち込みを埋められない。

会社は還元を維持するものの、自己資本は積み上がっても稼ぐ力が落ちる。倍率は低いままとなる。

金利が上がる局面では、買い手の返済負担が重くなり、買い控えが広がる。会社は用地の仕入れを絞り、在庫を増やさない方針に切り替える。

金利が上がる局面では、買い手の返済負担が重くなり、買い控えが広がる。会社は用地の仕入れを絞り、在庫を増やさない方針に切り替える。

  • 不動産開発(ガーラマンション・中古買取再販・ガーラ・レジデンス):数量 3,160(年間販売戸数(戸))× 価格 0.37(1戸あたり売上(億円))→ 売上 1,181 億円・営業利益 83 億円。戸数-20%・価格1.15倍
  • 不動産管理・建設・旅館:数量 20,000(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸あたり売上(億円、管理・建設・旅館の合計÷管理戸数))→ 売上 175 億円・営業利益 19 億円。管理戸数±0・価格1.25倍

倍率:ROE 約4.8%は k 7.5%に届かず、ためた利益は額面より低い価値しか持たない。稼ぐ力の低下と在庫の評価の重さを見て、PER の上限 1÷k(約11.4倍)より低い8倍に置いた。

確率:金利と融資の逆風で戸数が2割減り、利益が山から落ちる姿。慎重な見方が強いので、やや楽観と同じ2割強に置いた。

悲観 12% 投資用が構造的に冷え、在庫を値引きして売る 利益 7 億円 · PBR 0.9 倍 · 株価時価総額 1,488 円487 億円

投資用ワンルームへの融資が細り、買い手が離れる。条例や税の強化も重なり、販売戸数は今の半分になる。在庫は値引きで売るしかなく、評価損が出る。

価格は10年で1.0倍と、物価に完全に負ける。営業利益はほぼゼロとなる。管理収益が残るが、開発の赤字を埋めるほど大きくない。

会社は配当を最低限に絞り、在庫と賃貸用不動産を売って手元資金を保つ。リーマン後の赤字を、より長く味わう姿である。価値は、在庫と現金の売却額で決まる。

管理を残して開発を縮め、資産を現金に変えながら、身の丈に戻るしかない。

管理を残して開発を縮め、資産を現金に変えながら、身の丈に戻るしかない。

  • 不動産開発(ガーラマンション・中古買取再販・ガーラ・レジデンス):数量 1,975(年間販売戸数(戸))× 価格 0.33(1戸あたり売上(億円))→ 売上 642 億円・営業利益 6 億円。戸数-50%・価格1.0倍(値引き販売)
  • 不動産管理・建設・旅館:数量 18,000(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸あたり売上(億円、管理・建設・旅館の合計÷管理戸数))→ 売上 139 億円・営業利益 11 億円。管理戸数-10%・価格1.1倍

倍率:赤字に近く稼ぐ力はほぼゼロ。残るのは在庫を値引きして売った現金と、賃貸用不動産と、管理の事業価値だ。減損後の自己資本570億円に0.855倍、つまり約487億円(今の自己資本の約0.6倍)に置いた。

確率:投資用が構造的に冷え、在庫を投げ売る姿。リーマンの前例はあるが、10年で起きる確率は1割強とみて12%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産開発(ガーラマンション・中古買取再販・ガーラ・レジデンス)

首都圏の資産運用型ワンルームを企画して個人投資家に売る。中古の買取再販と、自己居住用のファミリー向けが加わった。

数量年間販売戸数(戸)価格1戸あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 3,950 0.33 1,284 128
10 年後 中立 3,950 0.41 1,605 152

取り方:2026年3月期の開発事業の売上は、全社の売上1,424億円から管理・建設・旅館の約140億円を引いた約1,284億円とみた(セグメントの数字は推定)。販売戸数は2025年3月期の3,249戸、2026年3月期中間の1,842戸、通期計画の3,500戸から約3,950戸とみた。1戸あたり売上は0.325億円(約3,250万円)で、新築ワンルームの平均価格3,400万円台と中古の混ざりに合う。営業利益は全社144億円のうち開発に128億円、利益率は約10%とみた。価格は中立なら物価並みの1.34倍だが、投資用は利回りの上昇で1.25倍に抑えた。

不動産管理・建設・旅館

ガーラの賃貸管理と建物管理、建設工事、伊豆の旅館。開発の顧客基盤に乗る安定収益と、小さな建設・旅館。

数量管理戸数(戸)価格1戸あたり売上(億円、管理・建設・旅館の合計÷管理戸数)売上営業利益
今 2026/03 20,000 0.01 140 21
10 年後 中立 22,000 0.01 206 31

取り方:管理戸数は2万戸前後(賃貸管理19,621戸、会社資料)。管理・建設・旅館の売上を約140億円、営業利益を約21億円(利益率15%)とみた。1戸あたり0.007億円は、合計売上を管理戸数で割った値である。セグメント別の開示は確かめていないので推定である。

リスクと懸念

金利上昇と融資の引き締め

10年国債が3%になれば、投資家の期待利回りも上がり、買い手は値引きを求める。銀行がワンルーム向けの融資を絞れば、販売は一気に落ちる。この事業で最大の変数である。2008年後の赤字が前例だ。

東京の条例・税の強化

東京の特別区では、ワンルームの建設を抑える条例が広がり、豊島区のように独自の税もある。新築の企画が難しくなれば、会社の主力商品の仕入れが細る。既存物件には追い風でも、会社の成長には向かい風だ。

営業をめぐる訴訟と許認可

事業等のリスクにも、営業職員の説明不足による訴訟が挙がっている。個人投資家向けの高額商品なので、1件の問題が評判に響く。許認可の一部は2026年8月以降に有効期間を迎える。更新に問題は聞かないが、行政処分が出れば営業が止まる。

在庫の評価損

販売用不動産と仕掛は500億円を超え、自己資本の6割に当たる。値下がりが続けば、評価損が利益を食う。物価上昇で在庫の値段も上がる局面では見えにくいが、逆回転すれば在庫は重荷になる。

中古買取再販の競争

首都圏の中古マンションに占める買取再販の割合は、2019年の28%から2025年は44%に上がった。参入者が増えれば、仕入れ値が上がり、利幅が薄くなる。会社が伸ばしてきた第2の柱が、先に傷む可能性がある。

単一商品への偏り

売上の約9割が開発事業で、中心はワンルームの投資用だ。ファミリー向けや旅館を育てているが、規模はまだ小さい。ワンルーム投資の人気が冷えれば、全体が揺れる。管理収益は安定でも、利益の大半は開発が稼ぐ。

利益水準が高い

2026年3月期の純利益100億円は、過去12年の中央値の1.7倍だ。山に近い水準を前提に先を見れば、読み違える。単年の数字で測らず、複数年の平均で見る必要がある。

今後の分かれ目

10年国債の利回りが4%を超えて上がる
投資用の利回りが合わなくなり、販売戸数と価格が同時に落ちる。やや悲観から悲観の筋書きに近づく。
銀行が投資用ワンルーム向けの融資基準を厳しくする
買い手の数が減り、在庫の回転が遅れる。評価損が出るので、悲観の筋書きの重みが増す。
会社が自社株買いか配当の大幅増を打ち出す
現金の厚みが株主に届くことを意味し、倍率は上の筋書きに近づく。
中古の買取再販の販売戸数が伸び続け、利幅も保たれる
第2の柱が定着し、数量の置き方が上振れる。やや楽観から楽観に近づく。
東京の特別区が条例や税をさらに強化する
新築の企画が難しくなり、新築の供給は減る。会社の成長は鈍るが、既存物件の価値は上がる。
2027年3月期の純利益が105億円を大きく割る
今の利益が山だった可能性が高まり、中立の置き方を下げる必要が出る。

見ておくもの

  • 首都圏の投資用マンション供給戸数・平均価格(不動産経済研究所)
  • 10年国債の利回りと銀行のワンルーム融資の基準
  • FJネクストの販売戸数(新築・中古の別)と営業利益率
  • 販売用不動産・仕掛販売用不動産の残高と評価損
  • 自社株買い・配当方針の変更
  • 東京の特別区のワンルーム条例・税の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の ROE(過去の中央値11%台を基に約10%)、k 7.5%、g 4% の式から出した正当化 PER の約9割に置き、今の PER や PBR、同業の倍率は使っていない。悲観の床は、減損後の自己資本と在庫・賃貸用不動産の売却額から置き、過去の PBR の底は使っていない。数量は今並み、価格は物価より遅れる前提で、10年後を先に固めてから時価総額と比べた。今の時価総額が倍でも半分でも筋書きは変わらない。リースは旅館など小さな店舗が中心で、新リース会計の影響は小さく、10年後の数字は家賃を営業費用に入れる今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.9→16.34 倍・やや楽観 PER 10.8→15.91 倍・中立 PER 10.5→15.2 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality+1.25%を足して8.75%。個別の懸念は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 7.50%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. FJネクスト 決算説明資料の要約(EDINET DB)
  2. FJネクスト 有価証券報告書テキスト(EDINET DB)
  3. 首都圏投資用マンション供給ランキング(FJネクスト発表)

分析日 2026-10-16