株譜
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GLC GROUP 2970

九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,404 円233 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,144 円190 億円差 +22.7%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,404 円233 億円 · 差 +22.7% · 期待の年率 +10.1%
期待の年率リターン(10 年)+10.1%資本コスト比 +2.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

GLC GROUPは、福岡を地盤に、投資家向けの新築一棟賃貸マンションを企画・施工し、完成後に売る不動産開発会社だ。2025年12月期の売上は245億円と前の期の1.4倍、営業利益は26億円と6割以上増えた。自己資本利益率は29%だった。筆者の結論は、本質価値は今の値段を大きく下回る、というものだ。

稼ぎ方は、用地の仕入れから設計、建築、賃貸の仲介、管理、売却までを一社で担うことにある。ブランドは「LIBTH」で、累計194棟、管理は7,700戸を超える。入居率は96%台と高い。2024年には東京の用地会社を買い、2026年から東京に本格進出する。

弱点は、資金と事業の振れ幅だ。物件は借入で仕込み、完成して売れるまで資金が寝る。純負債は39億円、自己資本比率は30%だ。年間の引渡しは20棟台で、数棟のずれが業績を大きく振る。2026年12月期の会社予想は、営業利益が22億円と減益だ。

創業者が6割強を持ち、配当は創業以来出していない。2026年に年4万円分の株主優待を始めたが、これは株主に渡る還元の一部にすぎない。利益は、ほとんど会社に残り、次の開発に使われる。

2026年12月期の会社予想は、売上が275億円、営業利益が22億円、純利益が14億円だ。上期の売上は14%増えたが、経常利益は36%減っており、通期の進捗は5割に届かない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「成長は本物だが、オーナーに残るお金は少ない」会社だ。仕入れから管理までを内製する仕組みは評価できる。ただ、利益は用地と建築に使われ、手元に積み上がらない。純負債は39億円で、売上の伸びに合わせて借入も増える。

安全域は、見かけほど厚くない。自己資本利益率は29%と高いが、これは自己資本が小さいからだ。この比率が、10年続くとは考えにくい。利益率は10%前後で、融資が絞られる局面では、在庫の資金が一気に重くなる。

経営の資本配分は、成長への投資が先で、株主への配当は後回しだ。優待は始まったが、年1.6億円と推計され、利益のおよそ1割にあたる。

値段が今より大きく下がらなければ、安全域を語れない。利益が3倍に育つ道筋があっても、10年待つ間の資本のコストが重い。創業者が6割強を持つ構造では、買収による上乗せも期待しにくい。

堀は、今のところ仕入れと建築の内製で作る途上にあり、強い堀とはいえない。

何で稼ぐ会社か

GLC GROUPは、投資家向けの新築一棟賃貸マンションを作って売る会社だ。ブランドは「LIBTH」である。福岡、熊本、沖縄の3エリアが中心で、用地の仕入れ、設計、建築、賃貸の仲介、管理、売却までを一社で担う。同社はこの形を「不動産SPA」と呼ぶ。

売上の99%は不動産投資マネジメント事業だ。2025年12月期は24,178百万円の売上と27億円の利益を上げた。主な収入は、完成した一棟マンションを投資家に引き渡す時の売却代金である。引渡しは26物件、竣工は27物件で、1棟あたりの売上は約9億円になる。管理は7,708戸、入居率は96.5%だ。エネルギー事業は、プロパンガスを172棟に供給する小さな事業で、売上は3億円台、利益は黒字化したばかりだ。

特徴は、自社で建てる力を強めている点だ。施工の有資格者を2028年までに40人から80人に増やし、他社の工事の受託を全体の2〜3割にする計画だ。九州の3エリアでは、年間の着工を45件まで増やす。

新しい領域は二つある。一つは東京で、23区の用地3件の仕入れ契約を結んだ。もう一つはホテルで、那覇に42室、福岡に78室を作り、運営してから投資家へ売る。M&Aに最大50億円を見込む。

収益のしくみは、売って終わりでない点にある。引き渡した後も賃貸の管理を受け持つので、入居率を保つことが次の物件の売れ行きに響く。主要な買い手は福岡地所などの法人や個人投資家で、福岡地所向けの売上は前の期の12.9%から、2025年12月期は2.4%に下がり、特定の買い手への依存は薄れた。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、仕入れから管理までを内製し、売る相手も自社で持つ点だ。用地を仕入れる力があり、建築を自社で管理し、完成後は自社の賃貸管理で入居率を保つ。入居率が高いほど、投資家は物件を高く評価する。自己資本利益率は2025年に29%と高い。1棟を回す期間が短いほど、資本の回転が速くなるからだ。

成長の速さも際立つ。売上は2020年12月期の47億円から2025年には245億円に増えた。ただ、これは今のところ九州の需要に頼った伸びだ。

弱点は三つある。第一に、年間の引渡しが20棟台と少なく、1棟のずれで半期の業績が大きく動く。2026年12月期の第1四半期は、前年の大型竣工の反動で営業利益が8割減った。第二に、物件を借入で仕込むので、金利と銀行の融資姿勢に弱い。第三に、創業者への依存が大きい。

利益率は10%台で、2018年の17%には届かない。筆者は、事業の成長力は高いが、資金の借り方と引渡しのばらつきで、質は中位と評価する。

経営の資本の使い方は、成長を優先する。利益を配当に回さず、用地の仕入れに使い、自己資本を1年で3割以上増やした。創業からの積み上げは堅実で、2018年に株式を公開してからも大きな増資は少ない。ただし、公開直後の2018年12月期に希薄化があった。売上の拡大に合わせて、借入の規模も増えている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

投資用マンションは、金利と銀行の融資姿勢で売れ行きが大きく変わる市場だ。買い手は、賃料収入と借入の金利の差を見る。金利が上がれば、買い手の利回りが薄くなり、物件の値段は下がる。リーマン後には多くの会社が赤字に沈んだ。

一方で追い風もある。建築費は2021年以降に2〜4割上がった水準が定着し、新築の供給が絞られている。既存の賃貸の価値は相対的に高まり、東京と地方都市への人口集中が続く。業界の見通しは、実質の販売戸数が10年で横ばい、単価が名目で年1〜2%の上昇だ。

同業は、フェイスネットワークやグローバル・リンク・マネジメント、FJネクストホールディングスなど、東京の会社が多い。GLC GROUPは、福岡・熊本・沖縄という、東京の大手が手がけにくい地方都市に根を張る点が違う。九州は賃料も用地も東京より安く、利回りが高い。

ただし、その分だけ市場が小さい。九州の3エリアで着工を2025年の2.6倍にする計画は、供給の増える中で用地を確保できるかにかかる。東京は競合が多く、同社の初期の進出は小さな規模から始まる。東京の支社を2020年に開き、2022年に閉じた過去もある。

東京の大手デベロッパーが手がけにくいのは、延べ床の小さな賃貸マンションの用地だ。大きな土地ではないため大手の採算に合わず、中堅が競う領域になる。GLC GROUPはここで、用地を仕入れてから建築、管理までを自社で完結させ、値段の交渉力と工期の管理を握る。九州の人口は福岡市に集まる傾向が強く、賃貸の需要は当面堅い。

資本政策と M&A

配当は、創業以来出していない。方針は、業績と成長戦略を見て決める、というもので、時期も未定だ。利益は、ほとんどが次の用地の仕入れに回る。自己資本は2025年末で57億円、1年で34%増えた。

資金は借入で賄う。有利子負債は98億円、現預金は59億円で、差し引きの純負債は39億円だ。自己資本比率は30%。物件を仕込む時に借りて、売れた時に返す。2025年は短期借入を減らし、長期借入を増やした。

大株主は創業者で、議決権の63.6%を持つ。2位以下は、証券会社の名義や個人で、持ち分は1桁にとどまる。株主は858名だった。ストックオプションの潜在株は7.5%ある。M&Aには最大50億円を見込む。

2026年2月に、株主優待を新設した。400株以上を6か月以上持つ株主に、額面2万円分のデジタルギフトを年2回贈る。年間にして額面4万円分だ。受け取る株主数の開示は無いので、筆者は400名ほどと見て、年の費用を1.6億円と推計した。10年で16億円が株主に渡る計算だ。創業者の持株が大きく、少数株主への還元はこれが中心になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

東京進出とゼネコン化がうまくいく。これが上振れの核心だ。中期計画の目標は、2028年に売上360億〜400億円、営業利益45億円。今の約1.8倍の利益だ。九州で着工を2.6倍に増やし、東京の23区で3件の仕入れ契約を結んだ。デベロップデザインの用地仕入れ力が、東京の供給を支える。

自社で建てる力が強まれば、利益率が上がる。施工の受託が2〜3割を占めれば、外注に払っていた利益を取り込める。有資格者を80人に倍増させる準備も進む。ホテルは、運営してから売る形で、新しい収益源になる。

入居率は96%台と高く、投資家の評価も高い。賃貸管理の戸数は7,708戸で、管理収入が積み上がる。

この道筋では、10年後の引渡しは今の2倍近くまで増え、営業利益は75億円を超える。借入が増えても、金利の上昇を上回る利益が出る。今の値段は、この成長の一部しか織り込んでいない。

株主優待が始まったことで個人の買いも増え、資本市場での評価は上がりやすい。実績の伸びが続けば、中計の2028年に営業利益45億円という目標が現実味を帯びる。九州での2.6倍の着工計画を、仕入れの実績が支える。2024年の買収は、東京の用地を取る力をすでに同社に与えている。

慎重な見方

融資の引き締めと、引渡しのずれが重なる。これが慎重な見方の核心だ。投資用マンションは、金利が上がり、銀行の融資姿勢が変わると、売れ行きが一気に変わる。リーマン後には多くの会社が赤字に沈んだ。同社は借入で物件を仕込むので、売れない物件は借金のまま残る。

業績の振れも大きい。年間の引渡しは20棟台で、1棟のずれが業績を動かす。2026年12月期は営業利益が22億円と減益の予想で、第1四半期は8割減った。上期の経常利益も3割以上減っている。

東京は競合が多く、2020年に開いた支社を2022年に閉じた過去がある。ゼネコン化には人材確保が要り、建築費の上昇は利益を削る。

創業者が6割強を持つため、買収で上乗せされる可能性は低い。配当は創業以来なく、利益は事業に使われ続ける。10年待っても、株主の取り分は優待が中心になる。自己資本利益率が下がれば、今の値段を正当化しにくくなる。

足元の弱さも見逃せない。2026年12月期の予想は営業利益が22億円と減益で、第1四半期は営業利益が8割減った。中計の2028年45億円は、その後の急回復を前提にしており、達成に疑問が残る。さらに、ストックオプションの潜在株が7.5%あり、将来の1株あたりの価値を薄める。

どちらに重みを置いたか

どちらの言い分にも根拠があるが、慎重な指摘がやや強い。九州での成長と東京進出の実行力は本物だ。ただ、借入で仕込む商売は、融資が絞られた時に脆い。確率は、中立に3割台半ば、やや悲観に2割台半ばを置いた。悲観は、融資の引き締めで販売が半分になり、固定費が利益を食う姿として14%を置いた。楽観とやや楽観は合わせて3割弱とした。同業の中では、東京の会社より地方に根を張る点を評価した。 筆者は、成長の実力を認めつつ、借入と引渡しのばらつきを重く割り引いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 2,908 円482 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 84 円14 億円)。 今の値に割り戻すと 1,404 円233 億円、今との差 +22.7%、 期待の年率 +10.1%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 6,096 円1,011 億円 96 円16 億円 +441.3% +18.4% 495 円82 億円
やや楽観 20% 4,781 円793 億円 96 円16 億円 +326.3% +15.6% 975 円162 億円
中立 34% 3,578 円593 億円 96 円16 億円 +221.2% +12.4% 1,249 円207 億円
やや悲観 24% 928 円154 億円 72 円12 億円 −12.6% −1.3% 240 円40 億円
悲観 14% 181 円30 億円 48 円8 億円 −80.0% −14.9% 32 円5 億円
加重平均100% 2,908 円482 億円84 円14 億円 +161.6% +10.1% 2,992 円496 億円

今の株価時価総額 1,144 円190 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 東京進出とゼネコン化が実り、引渡しが2倍近くに増える 利益 47 億円 · PER 19.4 倍 · 株価時価総額 6,096 円1,011 億円

引渡しは今の26棟から50棟に近づき、売上は10年で2.7倍の650億円ほどになる。単価は名目で4割上がる。東京の物件が加わって大型化し、ホテルの売却も収入に入る。

営業利益率は12%台になる。自社で建てる力が強まり、他社の施工受託が利益を押し上げる。営業利益は77億円ほど、純利益は48億円ほどになる。借入が増えて利払いは増えるが、利益の伸びが上回る。

還元は優待だけで、10年で16億円。利益は次の開発に回り、自己資本は360億円まで増える。

建築費の上昇は、自社で建てる力が吸収し、価格にも載せられる。入居率が高く、投資家の需要が厚いままなら、販売の単価は名目で4割上がる。

東京の大型物件とホテルの売却が加わり、1棟あたりの売上が上がる。

  • 不動産投資マネジメント(LIBTH の開発・販売・管理):数量 49.0(年間の引渡し棟数(棟))× 価格 1.40(1棟あたり売上の指数(販売単価。建築費と地価の上昇で上がる。今を1))→ 売上 638 億円・営業利益 80 億円。数量 1.90 倍・価格 1.40 倍、営業利益率 12.5%
  • エネルギー(プロパンガス):数量 0.0(ガス供給量(今の売上基準の取扱量・兆円))× 価格 1.34(ガス売価の指数(今を1))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。数量 2.00 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 47 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 27.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 17.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.4 倍。全体の PER 19.4 倍、時価総額 916 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:東京進出とゼネコン化が計画どおりに実り、引渡しが2倍近くになる姿として、1割弱を置いた。

やや楽観 20% 九州の着工が増え、東京も立ち上がる 利益 38 億円 · PER 18.9 倍 · 株価時価総額 4,781 円793 億円

引渡しは今の1.7倍の44棟ほどになり、売上は570億円ほどに増える。単価は物価より少し高く、4割近く上がる。東京は小さく立ち上がり、九州の着工も計画に近づく。

営業利益率は11%台になる。施工の内製が少し効き、外注の利益を一部取り込める。営業利益は62億円ほど、純利益は38億円ほどになる。

還元は優待の16億円。自己資本は310億円ほどになり、借入も増えるが、利益で賄える水準にとどまる。

金利が高止まりしても、地方の高い利回りが買い手を引き付ける。自己株式の取得や配当は始まらず、利益は開発に回る。優待の費用も続く。

管理戸数が積み上がり、入居率の高さが次の物件の販売を支える。ただし東京の利益率は九州より低いままで、全体の押し上げは限られる。

  • 不動産投資マネジメント(LIBTH の開発・販売・管理):数量 44.0(年間の引渡し棟数(棟))× 価格 1.37(1棟あたり売上の指数(販売単価。建築費と地価の上昇で上がる。今を1))→ 売上 561 億円・営業利益 65 億円。数量 1.70 倍・価格 1.37 倍、営業利益率 11.5%
  • エネルギー(プロパンガス):数量 0.0(ガス供給量(今の売上基準の取扱量・兆円))× 価格 1.34(ガス売価の指数(今を1))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。数量 1.80 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 5.5%

倍率:事業の純利益 38 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 25.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.9 倍。全体の PER 18.94 倍、時価総額 710 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:九州の着工が増え、東京が小さく立ち上がる姿として、2割を置いた。

中立 34% 引渡しは5割増え、利益率は今の水準を保つ 利益 29 億円 · PER 18.3 倍 · 株価時価総額 3,578 円593 億円

引渡しは今の26棟から39棟に増え、売上は490億円ほどになる。数量は5割増、価格は物価の分だけ3割強上がる。九州の着工が増え、東京は小さな規模にとどまる。

営業利益率は10%台前半と、足元の10.5%を保つ。建築費の上昇を販売価格に載せられ、利幅は大きくは変わらない。営業利益は48億円ほど、純利益は28億円ほどになる。借入が増え、利払いが今の3倍近くなる分が純利益を削る。

還元は優待の16億円で、利益は次の開発に回る。自己資本は270億円ほどに増える。

金利は高止まりするが、地方都市の利回りの高さが買い手を保つ。優待は続くが、費用は利益のおよそ1割にとどまる。

東京は小さな規模にとどまり、ホテルは数件を売るだけだ。

  • 不動産投資マネジメント(LIBTH の開発・販売・管理):数量 39.0(年間の引渡し棟数(棟))× 価格 1.34(1棟あたり売上の指数(販売単価。建築費と地価の上昇で上がる。今を1))→ 売上 486 億円・営業利益 51 億円。数量 1.50 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 10.5%
  • エネルギー(プロパンガス):数量 0.0(ガス供給量(今の売上基準の取扱量・兆円))× 価格 1.34(ガス売価の指数(今を1))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。数量 1.50 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 21.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.3 倍。全体の PER 18.31 倍、時価総額 522 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:引渡しが5割増え、利益率が今の水準を保つ最も確からしい姿として、3割台半ばを置いた。

やや悲観 24% 金利の重さで販売が伸びず、利幅も薄くなる 利益 13 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 928 円154 億円

引渡しは今の1.1倍の29棟ほどで、売上は340億円ほどにとどまる。金利が高止まりして買い手が減り、単価の上昇は物価を下回る。

営業利益率は7%台に下がる。融資が絞られて値引きが増え、建築費の上昇を載せきれない。営業利益は24億円ほど、純利益は13億円ほどになる。

還元の優待は縮み、10年で12億円。自己資本は190億円ほどにとどまる。

用地の仕入れは続くが、売れ行きの鈍さから在庫の回転が遅れる。東京の立ち上がりは遅く、ホテルの売却も計画より遅れる。

借入の利払いが今の3倍近くに増え、純利益の伸びを抑える。

  • 不動産投資マネジメント(LIBTH の開発・販売・管理):数量 29.0(年間の引渡し棟数(棟))× 価格 1.25(1棟あたり売上の指数(販売単価。建築費と地価の上昇で上がる。今を1))→ 売上 337 億円・営業利益 27 億円。数量 1.10 倍・価格 1.25 倍、営業利益率 8.0%
  • エネルギー(プロパンガス):数量 0.0(ガス供給量(今の売上基準の取扱量・兆円))× 価格 1.20(ガス売価の指数(今を1))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 1.10 倍・価格 1.20 倍、営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益13.3億円・事業 ROE 6.9% は k 8% 以下なので、上限は 1÷k=10.5倍。稼ぎが資本コストに届かない姿で、上限の約7.1割の7.5倍に置いた。

確率:金利の重さで販売が伸びず、利幅が薄くなる姿として、2割台半ばを置いた。

悲観 14% 融資が絞られて販売が半減し、固定費が利益を食う 利益 1 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 181 円30 億円

融資が引き締められ、売れ行きが半減する。借入で仕込んだ物件は売れ残り、在庫と借金が重くなる。リーマン後の会社のように、値引きで在庫を処分するしかない。

売上は140億円ほどに減り、営業利益率は3%台まで下がる。営業利益は3億円に届かず、純利益は1億円ほどになる。優待は半分に縮み、10年で8億円。

自己資本は取り崩されて140億円ほどだが、在庫を割り引いて売れば、手元に残る価値は今の自己資本の半分ほどに細る。

優待は縮み、創業者の支配のもとで、配当はいつまでも出ない。

借入の返済が先に来て、新しい用地の仕入れは止まる。創業者は持分を保ち、少数株主に選べる手はほとんど残らない。

  • 不動産投資マネジメント(LIBTH の開発・販売・管理):数量 13.0(年間の引渡し棟数(棟))× 価格 1.10(1棟あたり売上の指数(販売単価。建築費と地価の上昇で上がる。今を1))→ 売上 133 億円・営業利益 5 億円。数量 0.50 倍・価格 1.10 倍、営業利益率 3.5%
  • エネルギー(プロパンガス):数量 0.0(ガス供給量(今の売上基準の取扱量・兆円))× 価格 1.10(ガス売価の指数(今を1))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。数量 0.80 倍・価格 1.10 倍、営業利益率 3.0%

倍率:稼ぐ力(事業の純利益÷k)は小さく、価値は売れる資産の床で決まる。床は今の自己資本57億円に掛けた。在庫を2割ほど割り引いて処分した後の自己資本が約30億円で、今の自己資本の約0.5倍。EV でも見た。純負債39億円を足した約69億円は営業利益の25倍にあたる。営業利益が潰れた局面なので、倍率ではなく売れる資産の床から置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.524 倍・時価総額 30 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:10年の悲観は、融資の引き締めで販売が半減し、借入で仕込んだ在庫が重くなる姿。リーマン後に多くの会社が赤字に沈んだ前例があるので、1割台半ばを置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産投資マネジメント(LIBTH の開発・販売・管理)

福岡・熊本・沖縄で投資家向けの新築一棟賃貸マンション「LIBTH」を企画・施工して売り、売った後の賃貸管理も担う。東京は子会社のデベロップデザインが用地を扱う。売上の99%。

数量年間の引渡し棟数(棟)価格1棟あたり売上の指数(販売単価。建築費と地価の上昇で上がる。今を1)売上営業利益
今 2025/12 26.0 1.00 242 27
10 年後 中立 39.0 1.34 486 51

取り方:2025年12月期の引渡しは26物件で、不動産投資マネジメント事業の売上241.78億円を割ると1棟あたり約9.3億円。数量は引渡し棟数、価格は1棟あたり売上の指数で今を1。セグメント利益27.35億円(利益率11.3%)。連結の営業利益25.73億円との差(約−1.7億円)は全社の費用で、各筋書きの調整に入れた。

エネルギー(プロパンガス)

自社の賃貸物件などへプロパンガスを供給する。172棟、那覇でも供給を始めた。

数量ガス供給量(今の売上基準の取扱量・兆円)価格ガス売価の指数(今を1)売上営業利益
今 2025/12 0.0 1.00 3 0
10 年後 中立 0.0 1.34 6 0

取り方:2025年12月期のエネルギー事業の売上は3.19億円、セグメント利益は0.05億円。開示に供給量が無いので、取扱量は今の売上3.19億円分(0.000319兆円)を基準にした推計とする。

リスクと懸念

金利上昇と融資の引き締め

投資用マンションの買い手は、借入の金利と賃料の差で物件を買う。金利が上がれば買い手の利回りが薄くなり、銀行の融資姿勢も変わる。同社は物件を借入で仕込むため、売れ残りは借金のまま残る。10年国債が3%で長く続けば、販売の戸数と単価の両方が下がりうる。2026年の上期にも、引渡しの時期のずれが経常利益を3割以上押し下げた。

引渡しの時期のずれ

年間の竣工は直近3期の平均で22棟と少ない。1棟の遅れで、半期の業績が大きく動く。2026年12月期の第1四半期は、前年の大型竣工の反動で営業利益が8割減った。通期の予想も営業利益22億円と、2025年を下回る。受注の積み上がりより、引渡しの時期が数字を決める。

創業者への依存と支配

代表取締役社長の依存リスクは有報にも書かれている。創業者が議決権の63.6%を持つため、経営の意思決定は一人に集中する。買収や増資の判断が少数株主の利益と食い違う場面もありうる。流通する株も少ない。社長の突然の不在が、仕入れと資金調達に影響するリスクも有報は挙げる。

東京進出の実行

2020年に開いた東京支社を、コロナ後の2022年に閉じた。今回はデベロップデザインの買収を足がかりに、23区で3件の仕入れ契約を結んだ。地価が高く競合が多い東京で、九州ほどの利益率が出る保証は無い。用地の仕入れ値が上がれば、粗利が削られる。東京の仕入れ価格が高止まりすれば、粗利が削られる。

建築費の上昇と人材

建築費は2021年以降に2〜4割上がり、物価と同じペースで上がり続ける見通しだ。施工の有資格者を40人から80人に倍増させる計画は、人材の確保が前提になる。外注先の経営破綻や品質問題も、有報が挙げるリスクだ。ガスの事故も、小さな事業ながら評判に響く。

優待の費用と希薄化

2026年2月に始まった優待は、400株以上を持つ株主に額面で年4万円分を贈る。受け取る株主が増えれば、費用は推計の年1.6億円を上回る。ストックオプションの潜在株は7.5%あり、行使されれば1株あたりの価値が薄まる。費用の開示が無い点も、判断を難しくしている。

今後の分かれ目

年間の引渡しが30棟を超え、営業利益率が12%台に乗った
中計の道筋が実現に近づいたと判断し、楽観とやや楽観の確率を上げる。
銀行が投資用マンション向けの融資を絞り、利回りの高い物件が売れ残り始めた
在庫が重くなると判断し、やや悲観と悲観の確率を厚くする。
東京の3件の物件が計画どおり着工し、1棟あたりの利益率が九州並みと確認できた
東京進出が機能したと見て、引渡しの伸びを上方に直す。
ゼネコン化で他社の施工受託が売上の2割に届いた
利益率の上昇が裏づけられたとして、中立の営業利益率を上方に直す。
配当の開始や、創業者の持分の売却が発表された
還元と支配の構造が変わるので、還元の合計と買収の確率を見直す。
有利子負債が自己資本の2倍を超えて膨らんだ
財務の脆さが増したとして、資本コストの借金の分を上げ、悲観の確率を厚くする。

見ておくもの

  • 年間の引渡し棟数と竣工棟数(2025年12月期は26棟・27棟)
  • 営業利益率(2025年12月期は10.5%、2026年12月期の会社予想は8.0%)
  • 有利子負債と純負債(2025年末は98億円と39億円)
  • 東京の仕入れ・着工の進み方
  • 優待を受ける株主数と、費用の開示
  • 創業者の持分(63.6%)の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価に寄せず、式と事業の経済性から置いた。資本コストは8%(基本7.5%、quality +2.0%)。中立の事業 ROE は k を1ポイントほど上回るので、正当化 PER の約9.5割の10.5倍に置いた。余った現金は立てていない。現金59億円は物件の仕込みと建築の支払いに回るもので、純負債が39億円ある。配当は無く、還元は優待の受け取り分だけ。優待の費用は、受け取る株主を400名と推計した年1.6億円の原価ベースで、10年分の16億円を還元に足した。含み益の資産は無い。賃借料は小さい。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.7→19.4 倍・やや楽観 PER 10.6→18.94 倍・中立 PER 10.5→18.31 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality を足した(決まり v2)。個別の事業リスクは筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.50% → 8.00%。

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割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 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明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. GLC GROUP 有価証券報告書 FY2025(EDINET DB)
  2. GLC GROUP 中期経営計画 2026-2028(EDINET DB)
  3. GLCが東京市場へ本格進出(データ・マックス)

分析日 2026-10-19