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フジ住宅 8860

賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,013 円362 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)695 円249 億円差 +45.8%
10 年後から見ると 割安 価値 1,013 円362 億円 · 差 +45.8% · 期待の年率 +11.3%
期待の年率リターン(10 年)+11.3%資本コスト比 +3.0 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

フジ住宅は、関西で分譲住宅、中古住宅の再生販売、賃貸アパートの建築、賃貸の管理とサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の運営を手がける住宅会社だ。筆者の結論は「やや割安」。いちばんの理由は、毎年お金が入る賃貸・管理が、売上の4分の1で、事業別利益の4割強を稼いでいることにある。

2026年3月期の売上高は1,383億円、営業利益は83億円で、ともに過去最高圏に乗った。だが純利益は48億円で、ほぼ横ばいだ。純有利子負債が931億円と時価総額の3.7倍あり、金利が上がるほど利払いが利益を削るからだ。10年国債3%の世界では、借り換えのたびに負担が増える。

筆者は、営業利益は10年で4割ほど増えるが、増えた分は利払いに吸われ、純利益は50億円前後で動かないと見る。自己資本は積み上がっても、稼ぐ力は資本コストの9.0%に届かない。それでも価値が今の時価総額を上回るのは、賃貸・管理という安定した柱があり、還元も続くからだ。

一方で、分譲・流通・土地活用の3事業は景気で振れ、借金が重いぶん、悪い年の傷が深い。関西への集中、財務制限条項、会長を巡る判決の余波も残る。これらは資本コストに足さず、悪い筋書きの確率で表した。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、この会社の本質は「毎年入る賃貸・管理の収益」と「景気で振れる売り物の事業」の抱き合わせだ。前者は長く持ちたい種類の利益だが、後者と重い借金が、全体の質を下げている。

持ち続けて嬉しい利益、つまりオーナー利益は、見た目の純利益より薄い。中古物件やサ高住を増やし続ける投資が要り、稼いだお金の多くが再投資に消える。ROEが資本コストを下回るなら、ためた利益は額面より低くしか評価できない。

経営の資本配分は、堅実だが冒険はしない。減配せず、借入で資産を積み増す姿勢は、金利が低い間に有利に働いた。金利が上がる局面では、その向きが逆になる。

安全域は薄い。純有利子負債が時価総額の3.7倍あり、悪い年は自己資本が削られる。一方で、賃貸・管理の利益が土台になるので、悲観でも事業が消えることはない。確信度は、将来の利益がある程度読める賃貸・管理で高く、分譲・流通・土地活用で低い。筆者は、価値を計算より少し控えめに見ておきたい。

何で稼ぐ会社か

収益の柱は4つある。

分譲住宅は、戸建(自由設計住宅を含む)とマンションを企画して売る事業だ。売上は367億円。大型マンションの引渡しの有無で年ごとの振れが大きい。住宅流通は、中古の戸建・マンションを買って再生し売る事業と仲介で、売上は351億円。前期は仕入れを強め、3割増えた。買った中古を貸し出す中古住宅アセット事業も育て、中計では賃料収入を13億円まで増やす計画だ。

土地有効活用は、地主に賃貸アパートを建てる請負と、建てた一棟を投資家に売る事業だ。建設子会社の売上を含めて約348億円。中計では3年で一棟売約420棟、請負約180棟を引き渡す。売った一棟の管理を受けることで、次の賃貸・管理の入り口にもなる。

賃貸及び管理が利益の柱だ。子会社のフジ・アメニティサービスが約3.5万戸を管理し、一部はサブリース(借り上げて貸す形)で、自社保有の賃貸やサ高住も運営する。売上339億円で、セグメント利益は45億円。事業別利益の合計の4割強を、この事業が出している。

全体を貫く発想は、売って稼ぐ「フロー型」と、持ち続けて稼ぐ「ストック型」を組み合わせることだ。フローで現金と管理の入り口を作り、ストックで毎年の収益を厚くする。ただし、中古物件や自社保有の賃貸を増やすほど借金も増える。2026年3月期の設備投資は124億円で、うち中古住宅アセットが102億円だった。

優良さと弱いところ

堀は賃貸・管理にある。アパートを建て、一棟を売り、管理を受ける。この流れでオーナーとの接点が増え、管理戸数が積み上がる。中計は管理戸数の10年倍増と稼働率97%前後を掲げる。ただし大東建託や大和ハウス工業、積水ハウスのような全国大手と戦うため、堀は強くない。関西の地場の顔の広さが、せいぜいの武器だ。

サ高住は関西だけの運営だが、証券会社のレポートによれば運営棟数は全国で上位とされる。介護と住まいを組み合わせるため、一度入居すると動きにくい。需要は高齢化で底堅い。

一方、分譲と流通は優良とは言いにくい。分譲の売値は市場が決め、土地の仕入れは入札で競る。セグメント利益率は分譲4%、流通3%台に過ぎない。

資本の効率も物足りない。ROEは過去10年の中央値が8.7%、直近は8.2%で、資本コスト8.25%に届かない。自己資本比率は30%で、純有利子負債は自己資本の1.6倍だ。営業利益は支払利息の5倍にとどまる。借入には純資産や経常損益に関する財務制限条項がついており、悪化すれば資金調達を縛られうる。

経営は創業家色の濃い体制で、社長は宮脇宣綱氏。累進配当(減配しない方針)を掲げ、15期連続で減配していない。堅実な半面、資本を倍にして伸ばす野心は見えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

住宅分譲の世界は縮む。分譲一戸建ての着工は2025年に全国で11.6万戸と、人口減少と資材高で細っている。1戸の値段は上がるが、買える人は減る構図だ。筆者は、関西の分譲戸建も10年でおよそ2割は減ると見る。

競争相手は、全国で郊外型の量産を進める飯田グループホールディングスや、関西でも攻勢をかけるオープンハウスグループ、地場の工務店だ。値段の決定力は弱く、土地の仕入れ力と建築費の圧縮力が勝負を決める。中古再生ではカチタスなどが先行する。フジ住宅は、分譲では関西の中堅にとどまる。

一方、賃貸は動きが違う。人口が減っても世帯数の減りは遅く、新築の高騰が中古・賃貸の需要を支える。建築費は2021年以降の2〜4割の上昇が定着し、今後も年2〜3%ずつ上がると見る。新築アパートは割高になり、投資家の利回りは下がる。ここが土地活用の逆風だ。

フジ住宅の管理約3.5万戸は、近畿の民営借家(筆者の推定で200万戸超)の1〜2%にあたる。市場が大きいのでシェアは伸びしろだが、競う全国大手の旗は強い。うまくいけば管理戸数は6万戸台に乗り、賃貸・管理の利益が100億円を超える。それが楽観の姿だ。

金利の上昇は、住宅ローンを重くして分譲を冷やし、アパート投資の利回りも圧迫する。業界全体の分かれ目は、住宅ローン金利と、東京や大阪への人口集中がどこまで続くかだ。

資本政策と M&A

還元の方針は、2024年3月期に導入した累進配当だ。減配せず、維持か増配を続ける。2026年3月期の配当性向は24%と低めだ。自社株買いは株価や財務を見て機動的に行い、前期は約5億円だった。配当と自社株買いを合わせた還元性向は3割台半ばになる。

借金を増やして資産を積む会社なので、還元を増やす余地は大きくない。筆者は、利益が伸びない中では還元も横ばいに近いと見る。2026年3月に株主優待を拡充し、3,000株以上を3年以上持つ株主向けの長期優待も新設した。費用の開示はないが、年1億円には届かないと推定している。10年の還元に1億円弱を毎年足した。

M&Aは目立たない。保有する他社株式も、主に取引金融機関の株で小さい。TOBや再編の話は確認できない。過去に希薄化を伴う増資をした期(2007年3月期、2011年3月期)があり、今後も大きな投資が重なれば、資金の出し手が株主になる可能性は残る。

最大の論点は借金の置き方だ。中古住宅アセットや自社保有のサ高住に、年100億円規模の投資をしている。投資の稼ぎが借入コスト3.5%を十分に上回るかで、資本配分の評価が決まる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

賃貸・管理は、人口が減る中でも、新築の高騰で中古や賃貸に需要が流れる追い風を受ける。中計は管理戸数の10年倍増と稼働率97%前後を掲げ、賃貸及び管理の売上は339億円から2028年3月期に360億円、セグメント利益は50億円超を目指す。前期は売上が9%増、利益が13%増と、計画に沿って伸びている。サ高住は関西で運営棟数が上位で、高齢化が進む10年は需要が増える一方だ。

分譲と流通も流れが良い。前期は住宅流通が売上で3割、利益で4割伸びた。中古の仕入れが利き、大阪の再開発や万博後の需要も追い風になる。受注残は678億円と期末で過去最高になっており、今期の落ち込みは大型マンションの引渡しの反動にすぎない。

土地活用は、地主の相続対策のアパート需要が根強い。建てて売る流れで、管理戸数の入り口を増やせる。

株主還元の面でも、15期連続で減配せず、優待も拡充した。営業利益は10年で2倍近くに増え、純利益も利払いを吸収して100億円近くに届く。この姿なら、資本コストを上回る利益を生む会社として評価されるはずだ。時価総額は今の4倍にもなる。

慎重な見方

純有利子負債は931億円と時価総額の3.7倍で、金利が上がるほど利益は消える。10年国債が3%になれば借り換えのたびに利払いが増え、営業利益が4割増えても純利益はほとんど増えない。ROEは資本コスト8.25%に届かず、ためた利益は額面より低い価値しか持たない。

売り物の事業は、金利と景気に弱い。分譲と流通の利益率は3〜4%台しかなく、仕入れた土地や中古物件の値が下がれば、一度の評価損で1年分の利益が消える。関西の人口は減り、住宅ローン金利は上がる。需要が細る局面で、在庫を抱える会社が最も傷む。

土地活用は、建築費の高騰でアパートの利回りが下がり、投資家が離れる危険がある。サブリースは、空室が増えると家賃保証の約束が重荷になる。管理戸数を倍にする計画も、新築アパートが売れなければ実現しにくい。

ガバナンスにも心配が残る。従業員向けの文書を巡る裁判で、会社と会長に賠償が命じられ、高裁でも会社が敗れた。採用や取引、ESG投資の資金に静かに効く恐れがある。借入には財務制限条項があり、悪化すれば資金繰りが縛られる。悪い年の傷が深い会社だ。

どちらに重みを置いたか

賃貸・管理の安定性と、前期の勢いを裏づける受注残については、強気の見方に分がある。金利が利払いを食う点と、売り物の事業が景気で振れる点では、慎重な見方が正しい。強気の見方が描く管理戸数の倍増と営業利益の倍増は、条件がそろう必要があるので、楽観の確率は7%にとどめた。悪い側は、やや悲観25%、悲観12%と厚めに置き、借金の重さを確率で表した。純利益が伸びない前提でも、賃貸・管理の土台と還元で、10年の価値は今の時価総額をやや上回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,587 円568 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 438 円157 億円)。 今の値に割り戻すと 1,013 円362 億円、今との差 +45.8%、 期待の年率 +11.3%(資本コスト 8.3%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,425 円1,225 億円 733 円262 億円 +498.2% +19.6% 291 円104 億円
やや楽観 21% 2,328 円833 億円 593 円212 億円 +320.2% +15.4% 613 円219 億円
中立 35% 1,696 円606 億円 517 円185 億円 +218.4% +12.3% 775 円277 億円
やや悲観 25% 824 円295 億円 280 円100 億円 +58.8% +4.7% 276 円99 億円
悲観 12% 489 円175 億円 98 円35 億円 −15.6% −1.7% 70 円25 億円
加重平均100% 1,587 円568 億円438 円157 億円 +191.4% +11.3% 2,025 円724 億円

今の株価時価総額 695 円249 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 7% 関西で賃貸・管理が倍増し、利払いを利益の伸びが上回る 利益 97 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 3,425 円1,225 億円

関西への人口と企業の集中が続き、新築の高騰で中古と賃貸に需要が流れる。管理戸数は6万戸台まで増え、稼働率は97%前後を保つ。サ高住は高齢化とともに運営棟数を増やし、賃貸及び管理のセグメント利益は100億円を超える。住宅流通は中古の仕入れが利き、件数を3割以上増やす。分譲は大型マンションを定期的に出し、戸数を保つ。土地活用は相続対策のアパート需要を取り込み、一棟売りから管理受託へつなげる。借入は増えるが、稼ぐ力の伸びが利払いの増加を上回り、純利益は100億円近くに乗る。創業家の体制は安定し、還元も増える。会社は資本コストを上回る利益を生む、関西の住まいの総合企業になる。

  • 分譲住宅:数量 760(年間引渡戸数(戸、推定))× 価格 0.68(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 514 億円・営業利益 33 億円。戸数±0%・単価+40%
  • 住宅流通:数量 1,755(年間販売件数(件、推定))× 価格 0.38(1件当たり平均価格(億円))→ 売上 664 億円・営業利益 30 億円。件数+35%・単価+40%
  • 土地有効活用(建設関連・その他を含む):数量 226(年間引渡棟数(棟、請負と一棟売の合計の推定))× 価格 2.27(1棟当たり平均価格(億円))→ 売上 511 億円・営業利益 54 億円。棟数+5%・単価+40%
  • 賃貸及び管理:数量 63,000(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸当たり年間収入(億円))→ 売上 817 億円・営業利益 112 億円。管理戸数+80%・賃料+34%

倍率:事業の純利益 97 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.3% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍。全体の PER 12.59 倍、時価総額 1,225 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:管理戸数の倍増と売り物の事業の好調が同時に続く必要があり、条件が重いので確率は低く置く。

やや楽観 21% 賃貸・管理が計画どおり伸び、売り物の事業も踏みとどまる 利益 69 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 2,328 円833 億円

中計の計画線上で、賃貸・管理が着実に伸びる。管理戸数は5万戸台に乗り、セグメント利益は80億円台になる。住宅流通は中古の仕入れが奏功して件数を2割伸ばし、アセット事業の賃料も積み上がる。分譲は住宅ローン金利の上昇で戸数が1割弱減るが、自由設計住宅が補う。土地活用はやや減るが、一棟売りの管理受託が賃貸・管理の入り口になる。借入が増えるぶん利払いも増え、営業利益の伸びの大半を吸うが、純利益は70億円近くまで増える。優待と累進配当は維持され、自社株買いも続く。サ高住や中古アセットへの投資は続くが、投資の稼ぎが借入のコストをわずかに上回る程度で、資本効率は大きくは上がらない。会社は、安定した賃貸・管理を軸にしながら、売り物の事業を景気に合わせて調整する、堅実な関西の住宅会社として続く。

  • 分譲住宅:数量 699(年間引渡戸数(戸、推定))× 価格 0.66(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 463 億円・営業利益 27 億円。戸数-8%・単価+37%
  • 住宅流通:数量 1,560(年間販売件数(件、推定))× 価格 0.37(1件当たり平均価格(億円))→ 売上 577 億円・営業利益 23 億円。件数+20%・単価+37%
  • 土地有効活用(建設関連・その他を含む):数量 211(年間引渡棟数(棟、請負と一棟売の合計の推定))× 価格 2.22(1棟当たり平均価格(億円))→ 売上 467 億円・営業利益 46 億円。棟数-2%・単価+37%
  • 賃貸及び管理:数量 50,750(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸当たり年間収入(億円))→ 売上 648 億円・営業利益 85 億円。管理戸数+45%・賃料+32%

倍率:事業の純利益 69 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 833 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の延長線上で、賃貸・管理が計画どおり伸びる姿。前期の実績が追い風になるので相応に置く。

中立 35% 賃貸・管理は伸びるが、増えた営業利益を利払いが吸う 利益 50 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,696 円606 億円

賃貸・管理は管理戸数が25%ほど増え、賃料は物価より遅れて上がる。サ高住と中古アセットの減価償却は新しい分だけ増え、営業利益の伸びを一部抑える。分譲は関西の人口減と金利上昇で戸数が2割弱減り、単価は物価並みに上がる。住宅流通は件数が1割増える。土地活用は建築費の高騰でアパートの利回りが下がり、棟数が1割減る。営業利益は119億円と今の4割増だが、借入が増えて金利も上がるため、利払いは45億円になる。純利益は50億円前後と今とほぼ変わらず、ROEは6%に届かない。累進配当は続くが、増配は小さい。優待は維持される。管理戸数の増加は新築アパートの供給に頼る部分が大きく、計画の倍増には届かない。中古住宅アセットの賃料は増えるが、投資額が重く、借入の増加につながる。創業家中心の体制は変わらず、会社は、安定はしているが伸びない、関西の中堅住宅会社として落ち着く。

  • 分譲住宅:数量 623(年間引渡戸数(戸、推定))× 価格 0.65(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 404 億円・営業利益 20 億円。戸数-18%・単価+34%
  • 住宅流通:数量 1,430(年間販売件数(件、推定))× 価格 0.36(1件当たり平均価格(億円))→ 売上 518 億円・営業利益 21 億円。件数+10%・単価+34%
  • 土地有効活用(建設関連・その他を含む):数量 194(年間引渡棟数(棟、請負と一棟売の合計の推定))× 価格 2.17(1棟当たり平均価格(億円))→ 売上 420 億円・営業利益 38 億円。棟数-10%・単価+34%
  • 賃貸及び管理:数量 43,995(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸当たり年間収入(億円))→ 売上 553 億円・営業利益 70 億円。管理戸数+26%・賃料+30%(賃料は物価より遅れる)

倍率:事業の純利益 50 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 606 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:賃貸・管理は伸びるが、金利と人口減で他の3事業は伸びない姿が最もありうるので中心に置く。

やや悲観 25% 金利上昇と人口減で売り物の事業が縮み、利払いが重く残る 利益 26 億円 · PER 7.8 倍 · 株価時価総額 824 円295 億円

住宅ローン金利が上がり、関西の分譲戸建と中古の需要が細る。分譲の戸数は3割、土地活用の棟数は4分の1減り、仕入れ競争で利益率も下がる。賃貸・管理は新築の減少で管理戸数の伸びが鈍り、サブリースの空室が増えて利益率も落ちる。営業利益は73億円まで下がるが、借入は1,100億円までしか圧縮できず、利払いは35億円残る。純利益は26億円で、配当性向が上がり、累進配当は維持できても増配はなくなる。優待は縮小する。財務制限条項への抵触は避けるが、新規投資は止まる。サ高住や中古アセットの積み増しは見送られ、賃貸・管理の利益だけが全体を支える。会社は、財務の安全を優先し、借入の圧縮に力を入れる、守りの住宅会社になる。創業家中心の体制は続くが、採用や取引で評判の影響も出る。

  • 分譲住宅:数量 547(年間引渡戸数(戸、推定))× 価格 0.60(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 331 億円・営業利益 13 億円。戸数-30%・単価+25%
  • 住宅流通:数量 1,196(年間販売件数(件、推定))× 価格 0.34(1件当たり平均価格(億円))→ 売上 404 億円・営業利益 12 億円。件数-10%・単価+25%
  • 土地有効活用(建設関連・その他を含む):数量 168(年間引渡棟数(棟、請負と一棟売の合計の推定))× 価格 2.02(1棟当たり平均価格(億円))→ 売上 339 億円・営業利益 25 億円。棟数-25%・単価+25%
  • 賃貸及び管理:数量 39,200(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸当たり年間収入(億円))→ 売上 463 億円・営業利益 53 億円。管理戸数+10%・賃料+22%(空室で利益率低下)

倍率:事業の ROE 3.1% は資本コスト 8.25% を大きく下回る。稼ぐ力(純利益÷k)で測り、PER は 1÷k=11.1 倍の 7 割、7.8 倍。

確率:借金が重く、売り物の事業が3〜4割縮む姿は現実味があるので、やや厚めに置く。

悲観 12% 在庫評価損と空室が重なり、財務制限条項に触れる 利益 −31 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 489 円175 億円

金利上昇と人口減で住宅の売れ行きが半分に落ち、在庫を急いで値下げして売る。分譲は戸数が半減して赤字、住宅流通は中古の評価損で赤字、土地活用は投資家が離れて棟数が半分以下になる。賃貸・管理は空室が増え、サブリースの家賃保証が重荷になり、利益率が落ちる。営業利益はほぼ0になり、利払い34億円で赤字が続く。財務制限条項に触れ、金融機関から借入の条件を締められ、配当は大きく減り、優待もなくなる。会社は資産を売って借入を返すことに専念する。賃貸・管理の事業そのものは残り、サ高住や管理受託の一部は売却や統合の対象になる。株主には、配当も優待もほとんど戻らない。それでも会社は破綻せず、小さくなって立て直しに入る。

  • 分譲住宅:数量 365(年間引渡戸数(戸、推定))× 価格 0.49(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 180 億円・営業利益 0 億円。戸数-52%・単価+2%(赤字)
  • 住宅流通:数量 845(年間販売件数(件、推定))× 価格 0.28(1件当たり平均価格(億円))→ 売上 240 億円・営業利益 −2 億円。件数-35%・単価+5%(評価損)
  • 土地有効活用(建設関連・その他を含む):数量 96.8(年間引渡棟数(棟、請負と一棟売の合計の推定))× 価格 1.75(1棟当たり平均価格(億円))→ 売上 169 億円・営業利益 3 億円。棟数-55%・単価+8%
  • 賃貸及び管理:数量 32,200(管理戸数(戸))× 価格 0.01(1戸当たり年間収入(億円))→ 売上 337 億円・営業利益 28 億円。管理戸数-8%・賃料+8%(空室と保証の重み)

倍率:赤字で稼ぐ力は 0 とみる。株主に残るのは、販売用不動産や賃貸の土地建物を急いで売り、借入を返したあとの分。今の自己資本 583 億円に掛ける PBR 0.30 倍で約 175 億円(床の内訳は floor_assets_why)。EV でも見たが、営業利益がほぼ 0 で EV÷営業利益は 380 倍を超え、意味を持たない。

確率:借金の重さ、財務制限条項、在庫評価損が重なる最悪の姿。ガバナンスの心配もあり、悪い側を12%まで厚くする。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

分譲住宅

戸建(自由設計住宅を含む)とマンションを企画・建築して売る。大型マンションの引渡しで年ごとの振れが大きい。

数量年間引渡戸数(戸、推定)価格1戸当たり平均価格(億円)売上営業利益
今 2026/03 760 0.48 367 16
10 年後 中立 623 0.65 404 20

取り方:売上367億円を、1戸平均0.48億円(戸建約0.4億円とマンション約0.55億円の混合の推定)で割った760戸。引渡戸数は開示がなく、中計の「3年で9プロジェクト約850〜900戸」は分譲プロジェクト分だけなので、自由設計住宅を加えた推定。セグメント利益16億円で利益率4.3%。単価は中立で物価並み(10年1.34倍)。

住宅流通

中古の戸建・マンションを買い取って再生し売る。仲介と、買った中古を賃貸に回す中古住宅アセット事業を含む。

数量年間販売件数(件、推定)価格1件当たり平均価格(億円)売上営業利益
今 2026/03 1,300 0.27 351 12
10 年後 中立 1,430 0.36 518 21

取り方:売上351億円を、中古再生物件の平均0.27億円(2,700万円前後の推定)で割った1,300件。件数の開示はなく推定。前期は仕入れ強化で売上が3割増えた。セグメント利益12億円で利益率3.5%。単価は中立で物価並み(10年1.34倍)。

土地有効活用(建設関連・その他を含む)

地主に賃貸アパートを建てる請負と、建てた一棟を投資家に売る事業。建設子会社の売上も含める。

数量年間引渡棟数(棟、請負と一棟売の合計の推定)価格1棟当たり平均価格(億円)売上営業利益
今 2026/03 215 1.62 348 33
10 年後 中立 194 2.17 420 38

取り方:土地有効活用320億円と建設関連・その他の売上28億円の合計348億円を、1棟平均1.6億円で割った215棟。中計は3年で一棟売約420棟・請負約180棟(年平均200棟)なので、おおむね整合する。セグメント利益は31億円に建設関連・その他の2億円を足した33億円で、利益率9.4%。単価は中立で物価並み(10年1.34倍)。

賃貸及び管理

賃貸住宅の管理受託とサブリース、自社保有の賃貸、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の運営。毎年入る収益で、利益の柱。

数量管理戸数(戸)価格1戸当たり年間収入(億円)売上営業利益
今 2026/03 35,000 0.01 339 45
10 年後 中立 43,995 0.01 553 70

取り方:管理戸数は子会社フジ・アメニティサービスの約3.5万戸(開示)。売上339億円を3.5万戸で割ると1戸約97万円で、サブリースの総賃料、サ高住の運営収入、管理料の合計の姿。セグメント利益45億円で利益率13.1%。このうち減価償却は約20億円(推定)で、物価で増やさない。賃料は物価より遅れて上がるので、中立は10年1.30倍。

リスクと懸念

金利上昇と借金の重さ

純有利子負債は931億円で、時価総額の3.7倍、自己資本の1.6倍。10年国債3%の世界で借り換えが進めば、利払いは前期の約13億円から10年後に40億円台へ増える。営業利益が伸びても純利益が伸びない主因で、悪い年は自己資本が削られる。

財務制限条項

借入には純資産の維持、経常損益、有利子負債と売上高の比に関する条項がついている。業績が悪化すれば、条項に触れて借入条件の見直しや返済の前倒しを求められうる。借入の厚い会社の最大の急所で、悲観の筋書きの中心に置いた。

在庫の評価損

分譲用地、中古物件、中古住宅アセットなど、売るために持つ資産が多い。市況が悪化し、販売価格が下がれば、簿価を切り下げる損が出る。前期は設備投資の102億円が中古住宅アセットに向いており、積み上がった在庫の質が問われる。

関西への集中と人口減

事業は関西が中心で、人口の減りと高齢化が長く効く。分譲戸建の全国の着工は2025年に11.6万戸まで細った。管理戸数を倍にする計画は、新築アパートが売れ続けることが前提で、建築費の高騰と利回りの低下がその前提を揺らす。

サブリースの空室リスク

借り上げて貸す形は、空室が増えても家賃の支払いを約束している。管理戸数が積み上がるほど約束も積み上がり、稼働率97%前後の維持が崩れれば利益率が急に落ちる。賃料が物価ほど上がらない局面では、さらに重い。

会長を巡る判決とガバナンス

従業員向けに配った文書を巡り、大阪地裁堺支部は2020年7月、会社と代表取締役会長に計110万円の支払いを命じた。2021年11月の大阪高裁も会社側の敗訴を維持し、会社は上告したと報じられている。賠償額は小さいが、採用や取引、ESG投資の資金に静かに効く恐れがある。

建築費と人手の不足

施工は協力業者に任せる部分が大きく、人手不足や職人の確保難は工期の遅れや原価の上昇につながる。建築費は年2〜3%の上昇を想定しているが、売値に転嫁できなければ、分譲と土地活用の利益率が落ちる。

今後の分かれ目

2027年3月期通期の営業利益が80億円台後半まで戻る
前期の勢いが続いていることを示し、本質価値は中立から楽観寄りに近づく。
10年国債が3%を大きく超えて上がる
利払いの増加が営業利益の伸びを上回り、純利益が減る。やや悲観・悲観の確率を引き上げる必要が出る。
賃貸及び管理のセグメント利益が50億円を超え、管理戸数が4万戸台に乗る
ストック型の柱が計画どおり育っていることを示し、価値の土台が厚くなる。
財務制限条項の対象借入が増え、純資産や経常損益の余裕が薄くなる
悲観の筋書きが近づき、本質価値は大きく下がる。
新築アパートの利回りが下がり、土地有効活用の棟数が計画を下回る
管理戸数の入り口が細り、賃貸・管理の伸びが鈍る。中立は慎重側に近づく。
従業員向け文書を巡る裁判が最終的に会社側の敗訴で確定し、取引や採用に影響が出る
会社の評判と資金調達の費用が重くなり、慎重な筋書きの確率を上げる。

見ておくもの

  • 賃貸及び管理のセグメント利益と管理戸数、稼働率(会社開示)
  • 純有利子負債と利払い、財務制限条項への余裕
  • 分譲の受注残・引渡戸数と、中古住宅の在庫
  • 住宅ローン金利と近畿の新築住宅着工
  • 新築アパートの利回りと建築費

倍率と資本コストの決め方

今の株価や PER から筋書きを作らず、セグメントごとに戸数・件数・棟数(実質)× 価格(物価3%込みの名目)で積んだ。賃貸・管理の賃料は物価より遅れて上がるとみて10年1.30倍とし、減価償却は今ある分を増やさず新しく足す分だけ新価格にした。借入の利払いは借り換えで増やして純利益に入れた。倍率は資本コスト 8.25%(基本 7.5% + 循環0.25・値決め0.25・借金1.0)と弱い堀から出し、ROE が k を下回るため PER は 1÷k まで、中立は上限の 8.5 割に置いた。悲観は稼ぐ力と売れる資産の税後で測り、過去の PBR の底は使っていない。今の時価総額は最後に比べただけだ。新リース会計基準は2028年3月期から数字の形を変えるが、10年後の数字は今と同じ形(家賃を費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→12.59 倍・やや楽観 PER 10→12.12 倍・中立 PER 9.4→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% に quality +1.5%(循環+0.25・値決め+0.25・借金+1.0)を足した 9.0%。会長を巡る判決・関西への集中・財務制限条項は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.25%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. フジ住宅 中期経営計画(2026年3月期〜2028年3月期)要旨
  2. フジ住宅 有価証券報告書(2026年3月期)テキスト
  3. フジ住宅 株主優待制度の拡充(野村證券の銘柄情報)

分析日 2026-10-16