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ヨシコン 5280

静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,972 円206 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,119 円147 億円差 +40.2%
10 年後から見ると 割安 価値 2,972 円206 億円 · 差 +40.2% · 期待の年率 +10.8%
期待の年率リターン(10 年)+10.8%資本コスト比 +2.8 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ヨシコンは、静岡県を地盤に土地を仕入れ、造成して売る開発会社だ。売上の3分の2が不動産開発で、宅地のほか工場・物流施設の用地を誘致する。筆者の結論は、今の値段が先の価値を下回りそうだという意味で、やや割安である。

2026年3月期の売上は291億円、営業利益は39億円、純利益は27億円だった。利益はこの数年で最も高い水準にある。自己資本は294億円で、時価総額は148億円。値段は自己資本の半分、利益の5.5倍にとどまる。

ただし安さには理由がある。総資産の4分の3が、売るために持つ土地(販売用不動産)の334億円だ。引渡しが期末に偏り、2027年3月期の第1四半期は赤字だった。景気が崩れれば、この土地の値打ちが先に削られる。

筆者が見るのは、稼ぐ力の天井だ。10年後の中立は、売上421億円、営業利益44億円、純利益29億円。物価で売値は上がるが、仕入れ値も人件費も同じ速さで上がり、利益は今とほぼ変わらない。ためた利益が土地に回る分、ROEは6%に下がる。それでも自己資本の半値は、悲観を厚く見ても支えがある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、安いが、持ちたいと言い切れない会社だ。理由は、利益の質と資本の使い方にある。

良い点は、値段が自己資本の半分で、財務が堅いことだ。有利子負債は106億円、自己資本比率は67%。景気が崩れても、倒産の心配は小さい。配当も15年連続で増え、経営陣が株主を意識しているのは確かだ。

気になる点は、稼いだ利益の使い道だ。販売用不動産は334億円、総資産の76%を占める。土地は売れるまで利益を生まない。利益を土地に回すほど、ROEは下がる。10年後の中立のROEは6%で、資本コストを下回る。ためた利益は、額面より低い価値しか持たない。

安全域は、床にある。悲観で販売用不動産を3割引きで売り、負債を返しても、自己資本の半分近くが残る計算だ。ただ、この床まで下がる確率は1割ほどで、中立の価値は今の時価総額をやや上回る程度に見る。

筆者は、この会社を「地元の土地を安く握る会社」と見る。土地の仕入れ力は本物だが、その力が毎年の利益に十分変わっているかは、まだ確かめきれていない。

何で稼ぐ会社か

事業は四つある。2026年3月期の売上291億円のうち、不動産開発が195億円で67%、賃貸・管理等が64億円で22%、レジデンスが25億円で9%、マテリアルが7億円で2%だ。

中心の不動産開発は、静岡・愛知・神奈川で土地を仕入れ、造成し、区画で売る。宅地のほか、御殿場・掛川・浜松・沼津などで、工場や物流倉庫の用地を企業に誘致する。保有する用地は約24案件、合計で14万坪を超える。富士宮の3.3万坪と御殿場の4.3万坪が大きい。建物まで建てて売る案件もあり、掛川では6,100坪の物流倉庫が竣工した。

レジデンスは、静岡市・藤枝市・富士市などで分譲マンションを売る。ミサワホーム静岡やマリモと組む案件が多い。前期は一棟売りがあり80億円だったが、2026年3月期は25億円に落ちた。

賃貸・管理等は、賃貸ビルの運営、管理、設計、請負工事だ。2026年3月期は請負工事が伸び、売上が8割増えた。子会社に、東海道リートの運用会社(持分55%)がある。

マテリアルは、工場を持たないコンクリート製品の取り扱いで、小さい。

収益の形は、土地を仕入れて売る回転型だ。売上は引渡しの時に立つため、年や四半期で大きく振れる。最大の販売先は合同会社ピタゴラスで、売上の18.5%を占めた。

優良さと弱いところ

強みは、地元の土地情報と、企業誘致の実績にある。静岡は東名・新東名が走る物流の要所で、工場や倉庫に使える大きな土地は少ない。地主との付き合いが長い会社でなければ、まとまった土地は集まりにくい。ヨシコンは静岡市に本社を置き、この地の土地を長く扱ってきた。

東海道リートの存在も大きい。上場した2021年から、ヨシコンは主なスポンサーで、できあがった物流施設などを売る出口になる。資金を早く回せる点は、回転型の事業には大事な武器だ。

財務は堅い。自己資本比率は66.7%、有利子負債は106億円で、現金が24億円ある。配当は15期連続で増え、来期も増配を予定する。

弱みは三つある。第一に、利益の山と谷が大きい。過去12年の営業利益率は4%から17%の幅で振れた。第二に、売上が少数の大型案件に偏る。第三に、堀は強くない。土地は競り合いで仕入れ、売値は市場が決める。

資本の効率は並だ。ROEの10年の中央値は8.4%で、資本コストと同じくらいで推移している。稼いだ利益を土地に回すだけでは、株主の価値は増えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

静岡の産業用地は、足りない状態が続いている。新東名の開通以降、工場や物流拠点の進出が増えた。県は物流の用地取得を補助する制度を持ち、企業誘致に熱心だ。御殿場・掛川・浜松は、首都圏と中京圏の間を結ぶ立地で、倉庫の需要が続く。

一方で、買い手は限られる。大型の用地を買う企業は年に数社で、1社の出入りで売上が数十億円動く。物流施設は2020年代前半に建設が相次いだが、建築費の上昇とトラックの規制強化で、新設は選別が進んでいる。

宅地の需要は、人口が減る静岡では細る。ただ、浜松・静岡市の駅周辺や、御殿場・袋井の郊外では、価格が上がる地域も残る。マンションは建築費の上昇で価格が上がり、売れる戸数は絞られる。

金利は逆風だ。住宅ローン金利は上がり、買い手の予算を縮める。企業の設備投資も、金利が3%台に乗ると採算の線が上がる。

リーマン級の谷では、不動産の取引が止まり、土地は値引きでしか売れなかった。この会社でも2000年代に営業利益率が2%まで落ちた。10年の構造では、人口減による宅地の縮みと、物流の用地需要の底堅さが、綱引きになる。

資本政策と M&A

還元は積極的に進める方針だ。2026年3月期の配当は15期連続で増え、性向は22.5%と低い。来期も増配を予定し、16期連続となる。さらに2026年5月から、上限5億円の自己株式取得を進めている。8月末までに約2.9億円を買った。

利益の大半は、土地の仕入れに回る。2026年3月期は営業活動の現金が24.6億円の流出だった。土地の仕入れを借入で賄った形で、短期借入金が28億円増えた。

筆頭株主はワイズ株式会社で、35.8%を持つ。次いで太平洋セメントが4.6%。取引先持株会、静岡銀行、みずほ銀行が続く。持ち分が3割台後半のため、少数株主の立場は強くない。TOBの参考確率は33%あるが、筋書きには入れず、価値は事業の稼ぎで測った。

リースの約束は、賃借料が年約9億円ある。固定の支払いだが、利益は既に引いている。2028年3月期から新リース会計で数字の形は変わるが、価値は変わらない。

株主優待は、確認できなかった。減価償却は小さく、賃貸ビルの分で年に1億円台。物価では増やさない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

静岡は、東名・新東名の沿線に工場や物流の用地が足りない土地だ。ヨシコンは約14万坪の用地を握り、御殿場、掛川、浜松、沼津で誘致を進める。富士宮の3.3万坪や御殿場の4.3万坪が順に売れれば、開発の売上は今の2割増しが見える。

レジデンスは、2026年3月期が谷だった。菊川と静岡市の3棟(計約190戸)が2028年3月期までに完成し、前期の25億円は80億円の水準に戻る。

東海道リートというスポンサーの出口もある。物流倉庫を竣工させ、リートに売れば、資金は早く回り、借入は軽いままだ。自己資本比率は67%で、土地を買い増す余力が大きい。

配当は16期連続で増える見込みで、性向は22.5%と低い。株価が自己資本の半分のうちは、自社株買いも効く。経営陣は、安い値段を自覚して動いている。物流・工業用地は、大型の買い手が1社決まるだけで、利益が数億円単位で上積みされる。10年の営業利益が77億円まで伸びれば、純利益は52億円となり、時価総額は今の3倍を超える。

慎重な見方

利益は山にある。2026年3月期の営業利益率13.4%は、過去12年の平均を上回る。会社の期初予想(経常利益50億円)にも届かず、2027年3月期の第1四半期は営業赤字だった。

売上は少数の大型案件に頼る。最大の販売先1社で売上の18.5%を占める。1社が買わない年は、売上が数十億円動く。レジデンスも、前期の80億円から25億円へ1年で3分の1に縮んだ。

土地は物価で上がるが、仕入れ値も人件費も同じ速さで上がる。売値が1.34倍になっても、利益率は上がらない。本社費用だけが物価で増え、営業利益は今とほぼ同じになる。

総資産の76%が販売用の土地で、評価損が出れば自己資本が削られる。2026年3月期の営業活動の現金は24.6億円の流出で、借入が増えた。借り換え金利3.5%は、利息を押し上げる。

筆頭株主が35.8%を持ち、少数株主の立場は弱い。ROEが資本コストに届かないまま利益を土地に回すなら、自己資本の半値は適正な値段とも言える。

どちらに重みを置いたか

土地の仕入れ力と財務の堅さは確かだが、利益の山と、稼ぎが資本コストに届かない構造も同じくらい確かだ。確率は強気7%、やや強気20%、中立37%、やや悲観25%、悲観11%に置いた。

中立の純利益は29億円で、今より少し高い程度。ROEは6%にとどまる。結果は、今の時価総額をやや上回る価値に出る。強気側に寄せなかった点は、確認しておく。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,807 円334 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,095 円76 億円)。 今の値に割り戻すと 2,972 円206 億円、今との差 +40.2%、 期待の年率 +10.8%(資本コスト 8.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 9,780 円679 億円 1,511 円105 億円 +432.9% +18.2% 790 円55 億円
やや楽観 20% 7,071 円491 億円 1,396 円97 億円 +299.6% +14.9% 1,693 円118 億円
中立 37% 5,218 円363 億円 1,209 円84 億円 +203.3% +11.7% 2,378 円165 億円
やや悲観 25% 2,475 円172 億円 892 円62 億円 +58.9% +4.7% 842 円58 億円
悲観 11% 1,440 円100 億円 360 円25 億円 −15.1% −1.6% 198 円14 億円
加重平均100% 4,807 円334 億円1,095 円76 億円 +178.5% +10.8% 5,902 円410 億円

今の株価時価総額 2,119 円147 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 物流用地の誘致が続き、東海道リートも育って利益が山を超える 利益 52 億円 · PER 13.0 倍 · 株価時価総額 9,780 円679 億円

新東名沿いの産業用地は、10年を通じて足りない状態が続く。富士宮の3.3万坪や御殿場の4.3万坪が、工場・物流・商業用地として順に売れる。土地の売値は名目で1.40倍になり、売る面積も今より15%増える。

不動産証券化を強めた効果で、建物付きの案件を東海道リートなどへ売り、資金を早く回す。レジデンスは静岡市の駅前タワーが完売し、戸数は今の2倍を超える。

売上は537億円、営業利益は77億円、純利益は52億円。営業利益率は14%と、過去12年の山(17%)の下に収まる。ROEは9%で資本コストにほぼ並ぶ。

配当は性向を30%に近づけ、10年で約105億円になる。

(名目の前提)開発の売値は10年で1.40倍、面積は1.15倍。本社費用は1.37倍。減価償却は小さく(賃貸ビルの償却は年1億円台)、物価で増やさない。販売用不動産は土地の仕入れ値の上昇で膨らみ、借入の借り換え金利3.5%が利息を押し上げる。

  • 不動産開発(宅地分譲・商工業物流用地の誘致):数量 3.5(販売面積(万坪・推定))× 価格 91(1 万坪あたり売上(億円))→ 売上 313 億円・営業利益 60 億円。数量 1.15倍・単価 1.40倍・営業利益率 19.0%
  • レジデンス(マンション分譲):数量 110(引渡し戸数(戸・推定))× 価格 0.70(1戸あたり売上(億円))→ 売上 77 億円・営業利益 9 億円。数量 2.20倍・単価 1.40倍・営業利益率 12.0%
  • 賃貸・管理・請負工事:数量 180(取扱件数(件・推定))× 価格 0.75(1件あたり売上(億円))→ 売上 135 億円・営業利益 22 億円。数量 1.50倍・単価 1.40倍・営業利益率 16.0%
  • マテリアル・その他:数量 720(取扱件数(件・推定))× 価格 0.02(1件あたり売上(億円))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。数量 1.20倍・単価 1.34倍・営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 52 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.0 倍。全体の PER 12.99 倍、時価総額 679 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:静岡の産業用地が足りない状態が続き、開発の粗利が前期の20%台に戻る必要がある。レジデンスの6物件も計画どおり売れねばならず、三つが重なる確率は低い。同じ領域の強気の7〜8%に置いた。

やや楽観 20% 開発の面積が保たれ、レジデンスが戻って利益が緩やかに伸びる 利益 39 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 7,071 円491 億円

開発は、売る面積が今より5%増え、売値が1.38倍になる。物流用地の誘致が中心で、宅地分譲は豊橋・大府・磐田の大型地が順に出る。

レジデンスは、静岡市の2棟のタワーと菊川の1棟(計約190戸)で、今の2倍近い戸数になる。賃貸・管理は請負工事の受注が増え、東海道リートの運用資産も育つ。

売上は476億円、営業利益は59億円、純利益は39億円。ROEは7.5%で、資本コストに届かない。

配当は性向28%で、10年で約97億円になる。

(名目の前提)開発の売値は1.38倍、面積は1.05倍。本社費用は1.36倍。減価償却は小さく、物価で増やさない。販売用不動産は在庫の積み増しで増え、借入も増える。借り換え後の金利3.5%で純利息は今の約1.5倍になる。

  • 不動産開発(宅地分譲・商工業物流用地の誘致):数量 3.2(販売面積(万坪・推定))× 価格 90(1 万坪あたり売上(億円))→ 売上 282 億円・営業利益 48 億円。数量 1.05倍・単価 1.38倍・営業利益率 17.0%
  • レジデンス(マンション分譲):数量 95.0(引渡し戸数(戸・推定))× 価格 0.68(1戸あたり売上(億円))→ 売上 65 億円・営業利益 7 億円。数量 1.90倍・単価 1.36倍・営業利益率 10.0%
  • 賃貸・管理・請負工事:数量 162(取扱件数(件・推定))× 価格 0.73(1件あたり売上(億円))→ 売上 118 億円・営業利益 18 億円。数量 1.35倍・単価 1.36倍・営業利益率 15.0%
  • マテリアル・その他:数量 660(取扱件数(件・推定))× 価格 0.02(1件あたり売上(億円))→ 売上 11 億円・営業利益 1 億円。数量 1.10倍・単価 1.34倍・営業利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 39 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 491 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:用地の仕入れ力と、15年連続増配に見る安定した利益の積み上げから、強気側の中心に置いた。2026年3月期にレジデンスが落ち込んだ分は、6物件の計画で戻る。

中立 37% 面積は少し減り、売値は物価並み。利益は今とほぼ同じ水準にとどまる 利益 29 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 5,218 円363 億円

開発は、売る面積が5%減り、売値が物価並みの1.34倍になる。仕入れ値も同じ速さで上がるため、営業利益率は15.5%と、前期の17.8%より下がる。

レジデンスは、今が谷であることを踏まえ、戸数が今の1.8倍に戻る。賃貸・管理は件数が2割増える。マテリアルは横ばい。

売上は421億円、営業利益は44億円(利益率10%)。本社費用が物価で増える分を、開発の利益が埋めきれない。純利息が増え、純利益は29億円。

ROEは6%と、資本コストに届かない。ためた利益は在庫の土地に回り、その稼ぎは小さい。配当は10年で約84億円になる。

(名目の前提)開発の売値は1.34倍、面積は0.95倍。本社費用は1.34倍。減価償却は物価で増やさない。販売用不動産は更新・仕入れで膨らむ。借り換え金利3.5%で純利息は年約5億円(今は約2億円)。

  • 不動産開発(宅地分譲・商工業物流用地の誘致):数量 2.9(販売面積(万坪・推定))× 価格 87(1 万坪あたり売上(億円))→ 売上 248 億円・営業利益 38 億円。数量 0.95倍・単価 1.34倍・営業利益率 15.5%
  • レジデンス(マンション分譲):数量 90.0(引渡し戸数(戸・推定))× 価格 0.67(1戸あたり売上(億円))→ 売上 60 億円・営業利益 5 億円。数量 1.80倍・単価 1.34倍・営業利益率 9.0%
  • 賃貸・管理・請負工事:数量 144(取扱件数(件・推定))× 価格 0.72(1件あたり売上(億円))→ 売上 103 億円・営業利益 13 億円。数量 1.20倍・単価 1.34倍・営業利益率 13.0%
  • マテリアル・その他:数量 600(取扱件数(件・推定))× 価格 0.02(1件あたり売上(億円))→ 売上 10 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 29 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.9% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 362 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:物流・工業用地の需要は底堅いが、売れる面積は人口減で少し細る。売値は仕入れ値と一緒に上がり、利益率は今より下がる。会社予想の2027年3月期(純利益28億円)の水準が、10年後もほぼ続くという中心の筋書きに最も重く置いた。

やや悲観 25% 物流・工業用地の需要が細り、在庫の回転が遅れて利益が4割減る 利益 15 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 2,475 円172 億円

物流施設の新設が一巡し、買い手が絞られる。開発の売る面積は今の0.8倍に減り、売値は名目でも1.22倍にとどまる。土地の仕入れ値は高いまま残り、利益率は13.5%に落ちる。

レジデンスは住宅ローン金利の上昇で、戸数が今の1.2倍にしか戻らない。賃貸・管理は請負工事が頭打ちになる。

売上は327億円、営業利益は25億円、純利益は15億円。ROEは3.5%。

販売用不動産の評価損が少し出て、配当は性向を保てず10年で約62億円にとどまる。

(名目の前提)開発の売値は1.22倍、面積は0.8倍。本社費用は1.24倍。減価償却は物価で増やさない。借入は在庫が重く残るため減りにくく、借り換え金利3.5%が利益を削る。

  • 不動産開発(宅地分譲・商工業物流用地の誘致):数量 2.4(販売面積(万坪・推定))× 価格 79(1 万坪あたり売上(億円))→ 売上 190 億円・営業利益 26 億円。数量 0.80倍・単価 1.22倍・営業利益率 13.5%
  • レジデンス(マンション分譲):数量 65.0(引渡し戸数(戸・推定))× 価格 0.59(1戸あたり売上(億円))→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。数量 1.30倍・単価 1.18倍・営業利益率 6.0%
  • 賃貸・管理・請負工事:数量 126(取扱件数(件・推定))× 価格 0.65(1件あたり売上(億円))→ 売上 82 億円・営業利益 9 億円。数量 1.05倍・単価 1.22倍・営業利益率 11.0%
  • マテリアル・その他:数量 570(取扱件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり売上(億円))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。数量 0.95倍・単価 1.18倍・営業利益率 3.0%

倍率:ROE は約3.5%で k 8% を大きく下回る。PER の上限 1÷k=11.4 倍の約70%の8.0倍に置いた。利益が薄く、在庫の評価損を抱える筋書きのため。

確率:静岡の用地は大型案件に偏り、買い手が1社減るだけで年の売上が大きく欠ける。住宅ローン金利の上昇もレジデンスを押す。借入が軽い分、同業の悲観よりは浅いが、利益が細る確率は4分の1と見た。

悲観 11% 在庫の評価損が出て赤字に落ち、売れる資産の値打ちまで下がる 利益 −12 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 1,440 円100 億円

景気が崩れ、住宅ローン金利の上昇と物流投資の停止が重なる。開発の売る面積は今の半分以下になり、売値も名目で0.85倍に下がる。買い手のつかない土地は、値引きして売るしかない。

レジデンスは完成在庫が積み上がり、戸数が半分に減る。賃貸・管理は請負工事が落ち、安定した管理料だけが残る。

売上は139億円まで縮み、営業利益は8億円の赤字になる。10年に販売用不動産の評価損が約90億円出て、自己資本は約200億円に削られる。

価値の支えは稼ぐ力でなく、売れる土地と現金になる。配当は大きく減らされ、10年で約25億円にとどまる。

(名目の前提)開発の売値は0.85倍、面積は0.45倍。本社費用は1.08倍。減価償却は物価で増やさない。借入は在庫の売却で返済に回る。

  • 不動産開発(宅地分譲・商工業物流用地の誘致):数量 1.4(販売面積(万坪・推定))× 価格 55(1 万坪あたり売上(億円))→ 売上 75 億円・営業利益 2 億円。数量 0.45倍・単価 0.85倍・営業利益率 2.0%
  • レジデンス(マンション分譲):数量 25.0(引渡し戸数(戸・推定))× 価格 0.45(1戸あたり売上(億円))→ 売上 11 億円・営業利益 −1 億円。数量 0.50倍・単価 0.90倍・営業利益率 -5.0%
  • 賃貸・管理・請負工事:数量 84.0(取扱件数(件・推定))× 価格 0.59(1件あたり売上(億円))→ 売上 50 億円・営業利益 3 億円。数量 0.70倍・単価 1.10倍・営業利益率 5.0%
  • マテリアル・その他:数量 420(取扱件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり売上(億円))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。数量 0.70倍・単価 1.00倍・営業利益率 0.0%

倍率:稼ぐ力はマイナス。売れる資産の床(floor_assets_oku)をそのまま時価総額に置いた。今の自己資本294億円に対する PBR は約0.34倍。在庫の値引き売却で、帳簿の自己資本は価値の床にならない。

確率:2000年代のように、不動産の市況が崩れて販売用不動産を値引きして売る谷。過去の最悪の営業利益率は1.8%(2008年3月期)だった。自己資本比率が7割近く借入が軽いため、倒産には至らず、同業の悲観(11〜14%)より少し低い11%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産開発(宅地分譲・商工業物流用地の誘致)

静岡県を中心に土地を仕入れ、造成して宅地や工場・物流用地として売る。物流倉庫など建物付きで売る案件もある。

数量販売面積(万坪・推定)価格1 万坪あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 3.0 65 195 35
10 年後 中立 2.9 87 248 38

取り方:セグメント売上194.65億円を、年に売る土地の面積で割った推定。開示は面積・区画数を出さないため、保有する約14万坪の用地と販売実績から、年3万坪前後(建物付き案件を坪に換算)と置いた。1万坪あたり約65億円は、1坪で約65万円の水準。営業利益はセグメント利益34.71億円。

レジデンス(マンション分譲)

静岡市・藤枝・富士などで分譲マンションを企画・販売する。他社向けの一棟売りもある。

数量引渡し戸数(戸・推定)価格1戸あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 50.0 0.50 25 3
10 年後 中立 90.0 0.67 60 5

取り方:セグメント売上24.97億円を、引渡し50戸と推定して割った。2026年3月期は大型の新規引渡しが少なく、前期の80.5億円から大きく落ちた。戸数は開示がないため、販売中の3物件(57戸・83戸・83戸)の進み具合からの推定。営業利益はセグメント利益2.66億円。

賃貸・管理・請負工事

賃貸ビルの運営、管理、仲介、設計監理、請負工事。東海道リート・マネジメントの資産運用もここに入る。

数量取扱件数(件・推定)価格1件あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 120 0.54 64 12
10 年後 中立 144 0.72 103 13

取り方:セグメント売上64.28億円を、請負工事・賃貸管理の取扱件数120件(推定)で割った。2026年3月期は請負工事の売上増で前期の35.1億円から8割増えた。件数は開示がなく、1件あたり約0.54億円は工事の平均規模からの推定。営業利益はセグメント利益11.61億円。

マテリアル・その他

コンクリート二次製品・生コンの取り扱い(工場を持たないファブレス)と、保険代理店など。

数量取扱件数(件・推定)価格1件あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 600 0.01 7 0
10 年後 中立 600 0.02 10 0

取り方:マテリアル6.93億円とその他0.38億円の合計7.31億円を、取扱件数600件(推定)で割った。営業利益はマテリアル0.09億円とその他0.19億円の合計。

リスクと懸念

引渡しの波と利益の山

売上は引渡しの時に立つ。2026年3月期の営業利益39億円は過去2番目の高さで、2027年3月期の第1四半期は営業赤字だった。大型案件が1つずれるだけで、年の利益が数億円動く。2026年3月期は期初予想の経常利益50億円に届かなかった。

販売用不動産の評価損

総資産の76%が、売るために持つ土地334億円だ。不動産市況が崩れると、この土地を値引きして売るしかない。評価損は自己資本を直接削る。2008年前後の下落では、営業利益率が2%近くまで落ちた。保有土地の多くは未造成で、売れるまでに年数がかかる。

大型案件と販売先の偏り

最大の販売先は合同会社ピタゴラスで、売上の18.5%、約54億円を占めた。前期はオカムラ、一建設が大きかった。販売先が毎年入れ替わり、1社の撤退で売上が数十億円動く。工場・物流の誘致は、企業の投資計画に左右される。

金利と借入

有利子負債は106億円で、短期借入金が28億円増えた。借り換えで金利が3.5%に上がると、純利息は今の約2.5倍になる。住宅ローン金利の上昇は、宅地とマンションの買い手の予算を縮める。企業の設備投資も、金利の上昇で採算の線が上がる。

筆頭株主と再編

ワイズ株式会社が35.8%を持つ。少数株主の影響力は小さく、TOBの参考確率は33%だ。条件が少数株主に有利とは限らない。価値は事業の稼ぎで測り、再編の確率は筋書きに入れていない。持ち分が上がり続けている点も、資本政策の見通しを難しくする。

南海トラフ地震と地域の集中

事業が静岡に集中する。南海トラフ地震が起きれば、用地・建物・管理資産の価値が一度に傷む。リスクとして有報にも明記されている。人口減も長い目で効く。静岡県の宅地の需要は縮み、大型の分譲地ほど売れ残りのリスクが高い。

請負工事の施工リスク

賃貸・管理等で請負工事が伸びた。工事は人手不足と資材高の影響を受け、工期の遅れや採算の悪化が起こりうる。施工会社の破綻による瑕疵のリスクも、有報で挙げられている。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が43億円の予想を上回る
大型用地の売却が順調に進んだ合図で、やや強気の筋書きに寄る。第2四半期の累計で黒字が定着するかが分かれ目になる。
富士宮の3.3万坪や御殿場の4.3万坪が、工場・物流用地として売れる
開発の面積が増える合図だ。利益が山を超える可能性があり、強気側に寄る。
最大の販売先が変わり、売上が一度に数十億円減る
大型案件の偏りが出た合図だ。販売用不動産が積み上がり、やや悲観の筋書きに寄る。
販売用不動産の評価損が出る、または借入が自己資本の半分を超える
市況の悪化が表に出た合図で、悲観側に寄る。自己資本比率が50%を割るかを見る。
ワイズ株式会社の持ち分が4割に近づく、またはTOBの発表が出る
再編の合図だ。参考確率は33%だが、条件が少数株主に有利かは分からない。価値は事業の稼ぎで測る。
配当性向が30%を超えて引き上がる、または自社株買いが拡大する
土地への再投資より株主還元を優先する合図で、ためた利益の価値が上がる。

見ておくもの

  • 不動産開発の売る面積と大型案件(御殿場・掛川・富士宮)の進み具合
  • レジデンスの引渡し戸数(2027年2月の菊川、2028年の静岡市2棟)
  • 販売用不動産と有利子負債の残高、自己資本比率(50%を割らないか)
  • 東海道リートの物件取得(スポンサー案件の出口)
  • 配当性向と自社株買いの実行額
  • ワイズ株式会社の持ち分

倍率と資本コストの決め方

数量(販売面積・引渡し戸数・件数)と名目の単価から利益を積み、倍率は式で置いた。今の市場の評価(PBR 0.5倍・PER 5〜6倍)には寄せていない。k は基本7.5%に quality 1.25%(循環+0.5・値決め+0.25・借金+0.25・寿命+0.25)を足した8.75%で、同じ領域の住宅分譲(k 8.2〜10.0%)の中ほどより低い。借入が軽いためだ。ROEがkを下回る中立・やや悲観は、PERの上限1÷k=11.4倍の77%・70%に置いた。強気側はROEがkにほぼ並び、堀が弱い(残る割合1/3)として上限の9割前後にとどめた。減価償却は小さく、物価で増やさない。新リース会計(2028年3月期から)は、賃借料が年約9億円と小さく、影響は限られる。領域は住宅分譲から土地開発へ直した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→12.99 倍・やや楽観 PER 9.8→12.5 倍・中立 PER 8.8→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.25% = 8.75%。大株主の持ち分や用地の仕入れの失敗などの個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.00%。

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分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ヨシコン 2026年3月期 決算発表 補足資料(2026-04-30)
  2. ヨシコン 有価証券報告書(FY2026)
  3. 東海道リート投資法人 上場とスポンサー

分析日 2026-10-20