株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

エリアクエスト 8912

駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)155 円23 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)155 円23 億円差 +0.0%
10 年後から見ると 適正 価値 155 円23 億円 · 差 +0.0% · 期待の年率 +6.8%
期待の年率リターン(10 年)+6.8%資本コスト比 −1.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

エリアクエストは、駅前の店舗を中心に、ビルの空き区画へテナントを呼び込む仲介会社だ。成功報酬が稼ぎの柱で、ビル管理やサブリース(借りて貸す事業)で毎月の収入も積んでいる。

筆者の結論は「やや割高」だ。営業利益率は 11% と悪くないが、売上は 2 年ほぼ横ばいで、伸びる理由が乏しい。10 年後の中立でも、利益は物価の分しか増えない。

強みは、駅前店舗に絞った営業と、更新や管理で続く取引だ。弱みは、顧客の飲食店・小売の出店意欲に左右されることだ。サブリースの家賃は固定の約束で、空室になれば負担になる。

社長が 4 割強を持ち、自社株買いは積極的だ。資産は堅いが、成長の筋書きは薄い。堅実な会社を、安く買える水準とは言いがたい。バリュー投資家が見るのは、稼ぐ力に見合う値段かどうかだ。軽い事業で資本を食わない点は魅力だが、物価を超えて利益が伸びる材料は見当たらない。10 年後の価値は、今の時価総額を 1〜2 割下回ると見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社のオーナー利益は小さい。純利益は約 1.3 億円で、設備の更新や敷金の増加に回る資金はほとんど要らない。軽い事業で、利益の大半を株主に戻せる点は評価できる。

堀は薄い。駅前店舗の営業の蓄積は強みだが、10 年後に今より広がるとは言いがたい。成功報酬型の収入は景気で振れ、10 年先の利益を自信を持って予測できる事業ではない。確信度は下げて見る。

資本配分は積極的で、2 年続けて自社株買いを行い、総還元は純利益を上回った。ただし、社長が約 45% を持ち、少数株主の取り分は支配株主の考えに左右される。

安全域は薄い。借入は小さく、資産は厚いので、会社が傾く心配は小さい。しかし、稼ぐ力に見合う値段は今の時価総額を下回る。「堅実だが、安くはない」というのが筆者の整理だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、事業用ビルのテナント誘致だ。駅前の飲食・物販の出店先を探し、ビルのオーナーに紹介して、契約が決まると成功報酬を受け取る。開示は不動産ソリューション事業の単一セグメントである。

もう一つの柱がストック収入だ。入居後の更新・契約管理、ビル管理、そしてサブリースがある。サブリースはオーナーから借りた物件を転貸し、家賃の差益を得る事業で、2026 年 6 月期は件数が微増し、粗利益は 3% 増えた。仲介の収入は景気で振れるが、管理や更新は積み上がる。

プレミア会員のサービスも持つ。データベースで出店希望者とビルをつなぎ、パノラマ画像を使ったクリーニングなども提供する。

2026 年 6 月期の売上は約 25 億円、営業利益は約 2.8 億円。子会社は 2 社で、店舗・オフィスの仲介と管理を担う会社が売上の大半を占める。優待は QUO カードで、年の費用は 0.18 億円ほどだ。2026 年 6 月期は営業人員の採用と販促を増やし、積極策をとった。上場は東証スタンダードで、2003 年にマザーズへ上場した経緯がある。

優良さと弱いところ

堀は薄い。駅前店舗に絞った営業の蓄積と、オーナー・出店者の双方のデータベースが強みだが、仲介の仕事は大手の不動産会社も手がける。値段(手数料率)を自分で決める力は強くない。

収益の質は中程度だ。成功報酬は契約が決まらなければゼロで、景気や顧客の出店意欲で大きく振れる。更新・管理・サブリースのストック収入は安定するが、サブリースは家賃を払う側の約束が固定で、空室リスクを会社が負う。

資本効率は悪くない。自己資本利益率は 10% 前後で、営業利益率も 11% ある。ただし 2016〜2018 年の 14〜18% からは下がっている。財務は借入が小さく、投資有価証券と差入保証金が厚い。

経営は株主への還元に積極的だ。配当は性向約 5 割で、自社株買いも 2 年続けて 1 億円規模で行い、総還元は純利益を上回った。一方で、社長が 4 割強の株を持つ支配色の強い会社であり、少数株主には不透明さが残る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

店舗仲介の需要は、飲食と物販の出店意欲で決まる。出店意欲は景気、人手の確保、食材と賃料の上昇に左右される。会社自身も「顧客の売上原価と人件費の高騰を価格に移せず、出店意欲が大きく落ちれば減収減益の可能性」とリスクを明記している。

国内の店舗数は人口減で細る方向にある。一方、駅前や再開発地区の需要は強く、空室の入れ替えは続く。訪日客向けの店舗も一定の下支えになる。数量は横ばいから微減、価格(手数料と賃料)は物価並みに上がるというのが筆者の見方だ。

競争は、大手の仲介会社と地域の不動産会社が相手になる。駅前店舗に特化する会社は多くなく、会社はこの狭い領域に営業を集中している。ただし、手数料率は競争で下がりやすい。

サブリースは、家賃の上昇で差益が広がりにくい。賃料が物価で上がる局面では、会社が払う家賃と受け取る家賃がともに上がり、差益の額は伸びるが率は変わらない。空室の期間が延びれば固定の家賃が重くなる。数量の伸びは新しい出店先の掘り起こしにかかるが、人口が減る中で大きな増加は見込みにくい。

資本政策と M&A

還元は配当と自社株買いの組み合わせだ。配当は性向約 5 割で、年の配当総額は約 0.6 億円。自社株買いは 2026 年 6 月期に約 1 億円、期末後の 9 月にも約 1.2 億円(総数の 4.8%)を行った。

社長が約 45% を持ち、支配色が強い。余った現金は少数株主に戻る保証がなく、戻り方は 0.75 とみる。

投資有価証券が 6.4 億円あり、利息・配当の利回りは低い。差入保証金 8.8 億円はサブリースの敷金で、預り敷金と対になる。

10 年の還元は、配当性向 5 割と小さな自社株買い、優待を足し、中立で約 13 億円とした。利益が落ちる筋書きでは自社株買いを止め、配当も下げる。TOB の動きは確認できなかった。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

エリアクエストは、軽い事業で利益の大半を株主に戻せる会社だ。営業利益率は 11% あり、借入は小さい。純利益は小さいが、毎年のように自社株買いを行い、1 株あたりの価値を高めている。

2026 年 6 月期は、営業人員の採用と販促を増やした。この投資が実れば、仲介の件数が増え、サブリースと管理の契約も積み上がる。ストック収入が増えるほど、景気に左右されない稼ぎの土台が厚くなる。

駅前店舗に絞った営業は、大手が手を出しにくい領域だ。プレミア会員のデータベースは、出店希望者とビルをつなぐ武器になる。訪日客や再開発の需要も追い風だ。

社長が約 45% を持ち、経営と株主の利害が近い。自社株買いと配当を続ける姿勢は、少数株主にも歓迎される。時価総額が自己資本をわずかに上回る程度の会社が、利益率を 14% に戻せば、評価は見直される。人手を増やした分の固定費も、売上が伸びれば薄まって利益率を押し上げる。

慎重な見方

売上は 2 年ほぼ横ばいで、伸びる根拠が乏しい。営業利益は 2026 年 6 月期に 5% 減り、来期の予想も横ばいだ。2016〜2018 年に 14〜18% あった営業利益率は、10% 前後まで下がっている。

収益の柱は成功報酬で、契約が決まらなければゼロだ。顧客の飲食店は原価と人件費の上昇で苦しく、会社自身が出店意欲の減退を減収減益のリスクに挙げている。サブリースは、空室になれば家賃を会社が払い続ける。固定の約束は景気の悪化に弱い。

堀は薄く、手数料率は競争で下がりやすい。大手の仲介会社が同じ客を狙えば、小さな会社は勝てない。

社長が約 45% を持つ支配色の強い会社で、少数株主の取り分は不透明だ。投資有価証券 6.4 億円の運用は利回りが低く、有価証券の評価損も出ている。リーマン後には 4 期連続の赤字を出した。堅さは認めるが、成長の筋書きは見当たらない。景気が悪化したときに、サブリースの固定家賃がどこまで耐えられるかは未知数だ。

どちらに重みを置いたか

財務の堅さと還元の姿勢では強気の見方が正しい。一方、売上が伸びる根拠は慎重な見方のほうが具体的だ。中立は売上が物価並みに増え、利益率 11% を保つ形に置き、確率は中立に最も厚く、悲観側をやや厚くした。確率で重みを付けた価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高と出た。資産の厚みは下値の支えになるが、上値を買う理由にはならない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/06 期)

確率で加重した株価時価総額 220 円32 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 78 円12 億円)。 今の値に割り戻すと 155 円23 億円、今との差 +0.0%、 期待の年率 +6.8%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 415 円61 億円 97 円14 億円 +230.6% +12.7% 36 円5 億円
やや楽観 20% 324 円48 億円 94 円14 億円 +169.7% +10.4% 84 円12 億円
中立 40% 245 円36 億円 88 円13 億円 +115.2% +8.0% 133 円20 億円
やや悲観 23% 100 円15 億円 63 円9 億円 +5.5% +0.5% 38 円6 億円
悲観 10% 44 円7 億円 30 円4 億円 −52.3% −7.1% 7 円1 億円
加重平均100% 220 円32 億円78 円12 億円 +92.2% +6.8% 298 円44 億円

今の株価時価総額 155 円23 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 出店が戻り、ストック収入が積み上がる 利益 3 億円 · PER 17.9 倍 · 株価時価総額 415 円61 億円

飲食・物販の出店意欲が戻り、駅前の店舗仲介が増える。同時に、サブリースと管理の契約が積み上がり、景気に左右されないストック収入が売上の過半を占めるようになる。プレミア会員のデータベースが営業の武器になり、手数料の率も保てる。売上は 60 億円と今の 1.7 倍になり、営業利益率は 14% に乗る。過去の最良期の 18% には届かない。採用の先行投資が実り、1 人あたりの生産性が上がる。自社株買いは続き、配当と合わせて還元は厚くなる。ただし、店舗物件の賃料は物価で上がるので、サブリースの差益は広がりにくく、伸びの源泉は件数の増加にある。

  • 不動産ソリューション(単一セグメント):数量 1,150(取引単位の件数(仲介・管理・サブリース契約の相当件数。推定の便宜単位))× 価格 0.04(1 件相当あたりの売上(億円・名目))→ 売上 42 億円・営業利益 6 億円。取引単位 1150 件相当 × 1 件あたり 365.0 万円、営業利益率 14.0%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)3 億円。全体の PER 17.91 倍、時価総額 60 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:出店の回復とストック収入の拡大が同時に実現する筋書き。直近の売上は 2 年間ほぼ横ばいで、実現の確度は高くない。

やや楽観 20% 仲介が緩やかに伸び、利益率は 12%台 利益 3 億円 · PER 17.3 倍 · 株価時価総額 324 円48 億円

店舗の出店は人口減で大きくは増えないが、エリアを絞った営業と更新・管理の継続で、取引の件数はわずかに増える。サブリースは契約が積み上がり、解約も少ない。手数料は物価の上昇に沿って緩やかに上がる。売上は 38 億円で、営業利益率は 12% 台に戻る。採用と販促への投資は一巡し、費用の伸びが収入を上回らなくなる。会社は継続して自社株買いと配当を行い、総還元は純利益を上回る年もある。投資有価証券は大きく増減せず、利益のぶれの小さな年が続く。景気の山を必要以上には見込まず、堅実に稼ぐ姿だ。会社の計画する営業人員の増強が、実際に件数の伸びにつながるかが分かれ目になる。

  • 不動産ソリューション(単一セグメント):数量 1,075(取引単位の件数(仲介・管理・サブリース契約の相当件数。推定の便宜単位))× 価格 0.04(1 件相当あたりの売上(億円・名目))→ 売上 38 億円・営業利益 5 億円。取引単位 1075 件相当 × 1 件あたり 351.5 万円、営業利益率 12.5%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)3 億円。全体の PER 17.28 倍、時価総額 47 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の予想(営業利益 2.8 億円)が達成され、緩やかに伸びる筋書き。2026 年 6 月期は増益で、方向は合っている。

中立 40% 中立:件数は横ばい、手数料は物価並み 利益 2 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 245 円36 億円

取引の件数は横ばいで、手数料や管理料が物価並みに上がる。売上は 34 億円になる。営業利益率は 11% と、直近と同じ水準を保つ。人件費の上昇は価格に乗せられるが、顧客である飲食店の原価高が出店意欲を抑え、件数の伸びは期待できない。ビルの減価償却は今ある建物の分がほぼ増えないため、利益率をわずかに押し上げる。ただし建物の更新費用は新しい値段で膨らむ。サブリースは家賃を毎月払う固定の約束で、空室が出れば負担になる。会社は配当性向約 5 割を保ち、自社株買いも小さく続ける。優待は年約 0.18 億円の費用をかけ、10 年で 1.8 億円が株主に渡る。純利益は 2 億円ほどで、堅い小さな会社のままだ。

  • 不動産ソリューション(単一セグメント):数量 1,000(取引単位の件数(仲介・管理・サブリース契約の相当件数。推定の便宜単位))× 価格 0.03(1 件相当あたりの売上(億円・名目))→ 売上 34 億円・営業利益 4 億円。取引単位 1000 件相当 × 1 件あたり 337.9 万円、営業利益率 11.0%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)3 億円。全体の PER 16.46 倍、時価総額 36 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近 12 年の売上は 21〜27 億円の範囲で、利益率 10% 台前半も安定している。この実績に最も近い中心の筋書き。

やや悲観 23% やや悲観:出店意欲が冷え、件数が 1 割減る 利益 1 億円 · PER 8.8 倍 · 株価時価総額 100 円15 億円

顧客の売上原価と人件費の高騰を、価格に移せない飲食・小売が出店を絞る。会社自身がこれを減収減益のリスクとして挙げている。仲介の件数は 1 割減り、手数料の率も競争で下がる。サブリースは空室リスクが重くなり、家賃の固定費が利益を圧迫する。売上は 29 億円と伸びず、営業利益率は 8% に下がる。採用した営業人員の費用は固定で残る。配当は性向を下げざるをえず、自社株買いは止まる。投資有価証券の評価損が出る年もある。それでも赤字には落ちず、堅い財務で耐える。サブリースの解約や、更新時の賃料の引き下げ要請も増え、粗利益は伸び悩む。営業の人員を減らす判断も遅れる。

  • 不動産ソリューション(単一セグメント):数量 900(取引単位の件数(仲介・管理・サブリース契約の相当件数。推定の便宜単位))× 価格 0.03(1 件相当あたりの売上(億円・名目))→ 売上 29 億円・営業利益 2 億円。取引単位 900 件相当 × 1 件あたり 321.1 万円、営業利益率 8.0%

倍率:事業の ROE 9.3% は k 8% をわずかに超える。RONIC=k+1/2×(ROE−k)=9.0%、正当化 PER=11.7 倍。やや悲観は伸びと堀の持ちを低く見て、上限の 7.5 割の 8.8 倍に置いた。余った現金 4 億円は戻り方 0.75 を掛けて足した。

確率:顧客の原価・人件費の高騰が出店意欲を冷やす懸念を会社自身が挙げている。実現しうるため、やや悲観を厚くした。

悲観 10% 悲観:店舗の閉店が続き、赤字すれすれ 利益 0 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 44 円7 億円

コロナ禍のような外出制限、または飲食業の長期の不振で、店舗の閉店が相次ぎ、新規出店が止まる。仲介の件数は 4 分の 1 減り、手数料の競争も激しい。サブリースでは、空室になった物件の家賃を会社が払い続ける。売上は 21 億円と今を下回り、営業利益率は 3% まで落ちる。採用と管理の人員は急には減らせず、固定費が重い。配当は大きく絞られ、優待も縮む。ただし土地・建物と投資有価証券があり、債権者に対しては十分な資産が残る。少数株主にとっては、稼ぐ力ではなく資産で測る局面になる。会社は営業拠点の縮小や人員の整理に踏み込むが、効果が出るまでには時間がかかり、その間に自己資本を削る。

  • 不動産ソリューション(単一セグメント):数量 750(取引単位の件数(仲介・管理・サブリース契約の相当件数。推定の便宜単位))× 価格 0.03(1 件相当あたりの売上(億円・名目))→ 売上 22 億円・営業利益 1 億円。取引単位 750 件相当 × 1 件あたり 287.3 万円、営業利益率 3.0%

倍率:赤字すれすれで稼ぐ力は弱いので PER は使わず、今の自己資本 12.2 億円に PBR 0.50 を掛けた。床は資産(floor_assets_oku)。PBR は中立の約 1.4 倍より低い。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.486 倍・時価総額 6 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:リーマン後の 4 期連続の赤字(2008〜2012 年)の前例があり、5% 未満にはしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産ソリューション(単一セグメント)

店舗・オフィスのテナント誘致(成功報酬)、更新・契約管理、ビル管理、サブリース。開示は単一セグメント。

数量取引単位の件数(仲介・管理・サブリース契約の相当件数。推定の便宜単位)価格1 件相当あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/06 1,000 0.03 25 3
10 年後 中立 1,000 0.03 34 4

取り方:件数・契約数の開示はない。売上 25.2 億円を、仲介の成功報酬と管理・サブリースの粗利を平均した 1 件相当 252 万円で割り、1,000 件相当の取引単位とした(推定。実際の件数ではない)。数量は実質の件数、物価 3% は 1 件あたり売上に入れる。

リスクと懸念

顧客の出店意欲

仲介は飲食・物販の出店が決まって初めて収入になる。顧客の原価・人件費が上がり出店が減れば、会社自身が減収減益になりうると述べている。

サブリースの空室リスク

オーナーへの家賃は毎月払う固定の約束で、転貸先が空けば会社が負担する。景気が悪化して閉店が続くと、利益を直接削る。新リース会計基準では、この約束が貸借対照表に載る。

支配株主と少数株主の取り分

社長が約 45% を持ち、経営判断は支配株主の意向に近い。余った現金の使い道は少数株主には決められない。

投資有価証券の運用

6.4 億円の投資有価証券は自己資本の約半分にあたる。運用の損失(2025 年 6 月期に約 0.9 億円)が出ており、本業とは別の損益のぶれになる。

手数料率の低下

大手の仲介会社や不動産会社との競争で、成功報酬の率は下がりやすい。堀が薄いため、率の下落が利益率に直結する。

営業人員の固定費

採用と販促を増やした費用は固定で残る。景気が悪化しても人員は急に減らせず、利益率が下がる。

今後の分かれ目

営業利益率が 13% を超えて 2 年続いたら
ストック収入が積み上がった証拠で、やや楽観に確率を寄せる。
2027 年 6 月期の営業利益が 2.5 億円を割ったら
出店意欲の冷えが確かになり、やや悲観の確率を上げる。
サブリースの契約件数が大きく増え、空室率が低いままなら
ストック収入の厚みが増す。ただし家賃の固定の約束も増える点は割り引いて見る。
自社株買いが続き、株数が減り続けたら
1 株あたりの価値は増えるが、社長の持ち株比率が上がる点に注意。
支配株主による非公開化の話が出たら
少数株主の取り分は価格次第。条件を確かめる。

見ておくもの

  • 営業利益率(11% の維持)
  • サブリースの件数と空室の状況
  • 営業人員の採用と生産性
  • 自社株買いと配当の方針
  • 投資有価証券の評価損益

倍率と資本コストの決め方

売上は取引単位の件数(推定)と 1 件あたり売上に分け、物価 3% は後者に入れた。営業利益率は直近の 11% を中立にし、2016〜2018 年の 14〜18% には寄せていない。倍率は事業の ROE から式で出した正当化 PER の 8 割で、今の PER や PBR は根拠にしていない。余った現金は戻り方 0.75 で足した。サブリース家賃は固定の約束で、悲観で利益率に入れた。新リース会計の影響は 10 年後の数字を今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.4→17.91 倍・やや楽観 PER 12.16→17.28 倍・中立 PER 11.04→16.46 倍・悲観 PBR 0.5→0.486 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

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分析日 2026-10-22