株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

香陵住販 3495

茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,776 円77 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,200 円61 億円差 +26.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,776 円77 億円 · 差 +26.2% · 期待の年率 +9.4%
期待の年率リターン(10 年)+9.4%資本コスト比 +1.9 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

香陵住販は、茨城県の水戸とひたちなかを地盤に、賃貸の管理・仲介と、自社企画の投資用アパートの販売で稼ぐ地方の不動産会社だ。筆者の結論は「ほぼ適正」だ。2.4 万戸の管理の契約という堅い稼ぎの土台はあるが、利益の 7 割を社内に残す資本の使い方と、借入で抱える販売の在庫が、その良さを打ち消している。

直近の純利益は 10 億円だが、太陽光の施設の売却益が含まれる。これを除くと 7 億円ほどで、今の時価総額はその 8 倍強だ。管理の契約は一度取れば長く続き、家賃とともに手数料も上がる。販売で建てたアパートも、売った後は管理に加わる。この積み上げの仕組みが、この会社の本質だと筆者は見る。

弱みは 2 つある。茨城の人口が減ることと、販売用の在庫を借入で抱えることだ。金利が上がれば利払いが増え、建築費が上がれば投資用アパートの利幅が薄くなる。

10 年の中ほどの姿は、管理戸数が 1.25 倍になり、純利益が 8 億円台に増えるというものだ。利益の 7 割を社内に残すので、自己資本に対する稼ぎは下がっていく。今の値段は、この良い面と悪い面をおおむね映している。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「地味だが、持ち続けたくなる稼ぎの仕組みを持つ」と筆者は見る。

オーナーの目で見ると、管理の契約は毎月の家賃から手数料が入る、年金のような稼ぎだ。家主が離れにくく、物価とともに手数料も上がる。販売で建てたアパートも管理に加わるので、売上の一部は将来の稼ぎの種まきでもある。

資本の使い方も悪くない。過去 10 年の ROE は資本コストを上回り、買収も地元の管理会社を買う筋の良いものだった。ただ利益の 7 割を社内に残すので、これからは自己資本が膨らみ、稼ぎの率は下がっていく。販売用の在庫を借入で抱える形は、不動産の値下がりの局面で弱い。

管理の稼ぎだけで今の時価総額の多くを説明できるのは心強い。だが売却益を除いた利益で見ると、払う値段は稼ぐ力とほぼ釣り合う。茨城の人口減という逆風はあるが、その中で戸数を集める側にいる。ただ利益の 7 割を残す資本の使い方を考えると、安全域はほとんど無い。筆者は今の値段をほぼ適正と見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎは 3 つに分かれる。いちばんの柱は不動産管理だ。茨城を中心に 2.4 万戸の賃貸住宅と 9,700 台の駐車場を家主から預かり、家賃の集金、入居者の対応、修繕の手配をする。手数料は家賃に比例して入る。2025/09 期の部門の利益は 9.7 億円で、全社のどの部門より厚い。自社で持つ賃貸住宅とコインパーキングの家賃もここに入る。

2 つ目は仲介だ。県内 18 店と柏・台東の店で、部屋を探す人と家主、家を売りたい人と買いたい人をつなぐ。仲介で知り合った家主に管理を任せてもらうのが、この会社の勝ちパターンだ。

3 つ目は不動産の販売だ。土地や中古住宅を買って手を入れて売るほか、自社企画の投資用アパート「レーガベーネ」を建てて投資家に売る。2025/09 期は 12 棟を売り、販売の売上は 68 億円あった。売った後も管理を任されるので、販売は管理戸数を増やす入口にもなっている。

販売用の土地と建物は借入で仕入れており、有利子負債は 75 億円ある。太陽光の施設も持っていたが、ここ数年で売却し、その売却益が特別利益になっている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、水戸とひたちなかでの密度にある。店を集中して出し、賃貸の仲介で家主と知り合い、管理を任される。管理する部屋が多いほど、空室を埋める力が強くなり、家主はさらに集まる。地方の小さな管理会社には、この循環は作りにくい。

管理の契約は解約が少ない。家主が管理会社を替えるのは、空室が埋まらない時か、担当者の対応が悪い時くらいだ。手数料は家賃に連動するので、物価が上がれば自然に増える。

弱いのは販売の部分だ。投資用アパートの利幅は建築費と金利で決まり、会社の力では動かせない。販売用の在庫を借入で抱えるので、不動産の値下がりの局面では評価損が出やすい。

資本の効率は高い。ROE は 10 年で 11〜16% と、資本コストを上回ってきた。創業者の会長が 3 分の 1 を持ち、経営は堅実だ。ただ配当の性向は 15% と低く、利益の多くを社内に残してきた。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

茨城県の人口は減っている。年に 0.5〜1% ずつ減り、賃貸住宅の需要も長い目では細る。ただ水戸の中心部、つくば、守谷のような通勤の便の良い地域は人が集まり、空室は少ない。県全体の数字より、店のある地域の需要の方が底堅い。

賃貸の管理は、地方では小さな会社が多い。家主の高齢化と後継ぎの不足で、管理を大きな会社にまとめる動きが続く。全国の大手も地方の管理会社を買っており、地域で上位の会社が戸数を集める流れだ。香陵住販はこの流れの受け手の側にいる。

仲介はネットで部屋を探す人が増え、店の役割は内見と契約に絞られている。AI の案内で手続きがさらに簡単になれば、仲介の手数料には下げ圧力がかかる。管理の仕事は建物と入居者という体の仕事なので、置き換わりにくい。

投資用アパートは金利と建築費に左右される。物価 3% の世界では家賃も上がるが、建築費の上昇はそれより速い。金利が上がれば投資家の借入の費用も増え、買える値段が下がる。販売の量と利幅は、10 年で横ばいがよいところだと筆者は見る。

まとめると、伸びるのは管理、横ばいが仲介、振れるのが販売という業界の姿だ。

資本政策と M&A

配当の方針は、株主資本に対して 2.8% 以上の配当を出し、減らさずに増やし続ける累進配当だ。2025/09 期の配当性向は 15% と低いが、今期も 2 割近く増やす。10 年の還元は、自己資本の増え方に合わせて増える配当と、ときどきの自社株買いで、利益の 3 割とみる。2026 年 5 月に買った自社株は、自己資本の起点から外して 10 年の還元に入れていない。

借入は販売用の在庫の仕入れに使っている。会社は自己資本比率 30% 以上を守り、40% を目指すとしている。新株予約権があり、全部が行使されると株数は 2% ほど増える。

買収は 2019 年につくばの不動産会社を完全子会社にした。地方の管理会社を買って戸数を増やすのは、筋の良い資本の使い方だ。一方で、創業者が 3 分の 1 を持つ小さな会社なので、大手の管理会社に買われる可能性もある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

管理戸数という積み上げの稼ぎがある。2.4 万戸の管理の契約は、毎月の家賃から手数料が入り、家主はめったに離れない。手数料は家賃に連動するので、物価が上がれば勝手に増える。管理の部門の利益は 9.7 億円で、全社の利益の土台になっている。

地方の管理は、大きな会社に集まる流れにある。家主の高齢化と、小さな管理会社の後継ぎの不足で、管理を任せる先が地域の上位の会社に寄る。香陵住販は水戸とひたちなかで密度を作り、つくば・守谷・柏へ同じ形で広げている。管理戸数は毎年 600 戸前後ずつ増えてきた。

自社企画のアパートは、売った後も管理に残る。販売は一度きりの利益ではなく、管理の稼ぎの種まきだ。

値段も安い。売却益を除いた利益で見ても、時価総額は 8 倍強で、ROE は 10 年で 11〜16% と資本コストを上回ってきた。中計の利益目標も前倒しで届いている。配当は累進に変わり、還元も厚くなっていく。

慎重な見方

地盤の茨城は人口が減っている。賃貸住宅の需要は長い目では細り、空室が増えれば家主は手数料の値下げを求める。管理戸数を増やせても、1 戸あたりの稼ぎは物価ほど上がらないかもしれない。

販売の部分は金利と建築費の板挟みだ。投資用アパートは、金利が上がれば投資家が買えなくなり、建築費が上がれば利幅が消える。会社自身が、用地の確保と建築費の影響を課題に挙げている。販売用の在庫は借入で抱えており、有利子負債は 75 億円ある。不動産の値段が下がる局面では、在庫の評価損と利払いが同時に効く。

直近の利益は、太陽光の施設の売却益でかさ上げされている。売れる施設はいずれ尽きる。

配当の性向は 15% と低く、利益の多くを社内に残してきた。残した利益が販売の在庫に回るなら、稼ぎの率は下がり、借入も減らない。創業者が 3 分の 1 を持つ経営は、少数株主への還元を急がない。安く見えるのは、こうした弱さの裏返しでもある。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや強いと筆者は判断した。管理の積み上げは数字で確かめられる事実で、手数料が家賃に連動する点も強い。慎重な見方の言う販売の弱さと人口減も本物なので、中立は管理戸数 1.25 倍・純利益 8 億円台の控えめな姿に置いた。確率は楽観側(37%)を悲観側(30%)より少し厚くした。販売の在庫が積み上がる兆しが出たら、見方を改める。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 4,602 円127 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 780 円22 億円)。 今の値に割り戻すと 2,776 円77 億円、今との差 +26.2%、 期待の年率 +9.4%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 15% 8,684 円240 億円 1,110 円31 億円 +345.2% +16.1% 1,469 円41 億円
やや楽観 22% 6,617 円183 億円 961 円27 億円 +244.5% +13.2% 1,667 円46 億円
中立 33% 4,581 円127 億円 809 円22 億円 +145.0% +9.4% 1,779 円49 億円
やや悲観 18% 1,363 円38 億円 514 円14 億円 −14.7% −1.6% 338 円9 億円
悲観 12% 720 円20 億円 355 円10 億円 −51.1% −6.9% 129 円4 億円
加重平均100% 4,602 円127 億円780 円22 億円 +144.6% +9.4% 5,382 円149 億円

今の株価時価総額 2,200 円61 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 15% 茨城の管理を握り、つくばと柏へ広げる 利益 14 億円 · PER 16.9 倍 · 株価時価総額 8,684 円240 億円

水戸とひたちなかで固めた地盤の作り方を、つくば・守谷・柏で繰り返す筋書きだ。店を出し、賃貸の仲介で家主と知り合い、管理を任され、やがて建て替えや売却の相談も受ける。この流れが回り、管理戸数は 10 年で 1.45 倍の 3.5 万戸になる。

自社企画の投資用アパート「レーガベーネ」は、建てて売った後も管理が残る。売るたびに管理戸数が増える仕組みで、販売の量も 2 割増える。家主の高齢化で、相続や売却の相談が増えることも追い風だ。

管理の手数料は家賃に比例するので、家賃の上昇とともに上がる。営業利益は 20 億円を超え、自己資本に対する稼ぎは資本コストを上回る。創業者が 3 分の 1 を持つ経営は、急がず地盤を広げる。

  • 不動産管理(賃貸管理・駐車場・自社賃貸):数量 35,497(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年の売上(億円。駐車場・自社賃貸を含む))→ 売上 57 億円・営業利益 19 億円。管理 35,500 戸 × 1 戸あたり売上(今の 1.30 倍)、33%
  • 仲介(賃貸・売買):数量 11,550(仲介件数(件・推定))× 価格 0.00(1 件あたりの手数料(億円))→ 売上 24 億円・営業利益 4 億円。仲介 11,550 件 × 1 件あたり手数料(今の 1.30 倍)、18%
  • 不動産の販売(投資用アパート・土地・中古住宅):数量 240(販売件数(件・推定))× 価格 0.46(1 件あたりの価格(億円))→ 売上 110 億円・営業利益 9 億円。販売 240 件 × 1 件あたり価格(今の 1.34 倍)、8%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.9 倍。全体の PER 16.94 倍、時価総額 232 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:管理戸数は毎年 600 戸前後ずつ増えており、店を増やせば伸びは速まる。茨城の外での実績はまだ小さいので 15% にとどめた。

やや楽観 22% 管理戸数が年 3% 増え、販売も保つ 利益 11 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 6,617 円183 億円

管理戸数は年 3% ほど増え、10 年で 3.3 万戸になる。茨城の人口は減るが、小さな管理会社の廃業や、家主の乗り換えで香陵住販に集まる。管理の手数料は家賃に比例し、家賃は物価を少し下回って上がる。

販売は 1 割増える。建築費の上昇でレーガベーネの利幅は少し薄くなるが、家賃の上昇で投資家が買える値段も上がる。仲介は人口の減少と相殺され、件数は横ばいだ。

営業利益は 17 億円台で、中計の 13 億円を超える。借入の金利は上がるが、管理の安定した稼ぎで吸収できる。配当は累進で増え、利益の 3 割を戻す。

  • 不動産管理(賃貸管理・駐車場・自社賃貸):数量 33,049(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年の売上(億円。駐車場・自社賃貸を含む))→ 売上 53 億円・営業利益 17 億円。管理 33,000 戸 × 1 戸あたり売上(今の 1.28 倍)、32%
  • 仲介(賃貸・売買):数量 11,000(仲介件数(件・推定))× 価格 0.00(1 件あたりの手数料(億円))→ 売上 22 億円・営業利益 4 億円。仲介 11,000 件、17%
  • 不動産の販売(投資用アパート・土地・中古住宅):数量 220(販売件数(件・推定))× 価格 0.46(1 件あたりの価格(億円))→ 売上 101 億円・営業利益 8 億円。販売 220 件、7.5%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.91 倍、時価総額 173 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:管理戸数の伸びはここ数年の実績どおりで、中計の利益目標も前倒しで届いている。今の流れが続く道として 22% を置いた。

中立 33% 管理の積み上げで、人口減を少し上回る 利益 8 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 4,581 円127 億円

管理戸数は年 2% あまり増え、10 年で 1.25 倍の 3 万戸になる。店を出す新しい地域ほど伸びは遅く、水戸のような高い占有率は簡単には作れない。管理の手数料は家賃に比例し、茨城の家賃は物価を少し下回って上がる。

仲介は人口の減少で件数が少し減る。ネットで部屋を探す人が増え、店の役割は内見と契約に絞られる。販売は件数が横ばいで、建築費の上昇で利幅は 7% ほどに薄くなる。

本社の費用は物価で増える。借入は販売用の在庫を抱えるために残り、金利の上昇で利払いが年 2 億円近くになる。純利益は 8 億円台で、今のならした水準から少し増える。配当は累進で、利益の 3 割を戻す。

  • 不動産管理(賃貸管理・駐車場・自社賃貸):数量 30,601(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年の売上(億円。駐車場・自社賃貸を含む))→ 売上 46 億円・営業利益 14 億円。管理 30,600 戸 × 1 戸あたり売上(今の 1.25 倍)、31%
  • 仲介(賃貸・売買):数量 10,450(仲介件数(件・推定))× 価格 0.00(1 件あたりの手数料(億円))→ 売上 21 億円・営業利益 3 億円。仲介 10,450 件 × 手数料(今の 1.25 倍)、16%
  • 不動産の販売(投資用アパート・土地・中古住宅):数量 200(販売件数(件・推定))× 価格 0.46(1 件あたりの価格(億円))→ 売上 91 億円・営業利益 6 億円。販売 200 件 × 価格(今の 1.34 倍)、7%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍。全体の PER 14.37 倍、時価総額 115 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:茨城の人口減と金利の上昇を、管理戸数の積み上げがどこまで上回るかが分かれ目だ。上回るが大きくは伸びない形を真ん中に置いた。

やや悲観 18% 金利と建築費で販売が細る 利益 3 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,363 円38 億円

金利が上がり、投資用アパートを買う人の借入の費用が膨らむ。建築費も上がり、レーガベーネは利回りが出なくなる。販売の件数は 3 割減り、利幅は 5% に縮む。売れ残った土地と建物の在庫は借入で抱えたままになり、利払いが重くなる。

仲介は茨城の人口減で 2 割減る。管理戸数は増え続けるが、伸びは年 1% にとどまり、家賃も物価ほど上がらない。管理の稼ぎが全社を支えるが、販売の落ち込みと本社の費用、利払いを埋めきれない。

純利益は 3 億円を割り、自己資本に対する稼ぎは資本コストの半分以下になる。配当は累進の方針で守るが、増やす余地は小さい。

  • 不動産管理(賃貸管理・駐車場・自社賃貸):数量 26,929(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年の売上(億円。駐車場・自社賃貸を含む))→ 売上 38 億円・営業利益 11 億円。管理 26,900 戸 × 1 戸あたり売上(今の 1.15 倍)、29%
  • 仲介(賃貸・売買):数量 8,800(仲介件数(件・推定))× 価格 0.00(1 件あたりの手数料(億円))→ 売上 16 億円・営業利益 2 億円。仲介 8,800 件、12%
  • 不動産の販売(投資用アパート・土地・中古住宅):数量 140(販売件数(件・推定))× 価格 0.43(1 件あたりの価格(億円))→ 売上 60 億円・営業利益 3 億円。販売 140 件 × 価格(今の 1.25 倍)、5%

倍率:ROE 2.6% が k 7.5% 以下なので、ためた利益は額面未満の価値しか生まず、PER の上限は 1÷k=11.8 倍。やや悲観は販売の稼ぎが細り、上限の 7.7 割の 9.0 倍に置いた。

確率:住宅ローンの金利の先高感と建築費の上昇は、会社自身が課題に挙げている。投資用アパートの採算が崩れる道は現実的なので 18%。

悲観 12% 在庫の評価損と人口減が重なる 利益 −6 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 720 円20 億円

金利の上昇で地方の不動産の値段が下がり、抱えていた土地と建物の在庫に評価損が出る。投資用アパートは売れず、販売の部門は赤字になる。借入の返済のために在庫を安く売り、自己資本が削られる。

茨城の人口減は速まり、空室が増える。家主は管理の手数料の値下げを求め、管理の利益率は下がる。仲介の件数も 3 分の 1 減る。全社では赤字が数年続き、配当は累進の方針を守れなくなる。

残る価値は、2 万戸を超える管理の契約の稼ぎだ。それを今の自己資本の 3 分の 1 ほどで評価する。管理の契約は他社に売ることもでき、価値がゼロになることはない。

  • 不動産管理(賃貸管理・駐車場・自社賃貸):数量 23,257(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年の売上(億円。駐車場・自社賃貸を含む))→ 売上 30 億円・営業利益 8 億円。管理 23,300 戸 × 1 戸あたり売上(今の 1.10 倍)、26%
  • 仲介(賃貸・売買):数量 7,150(仲介件数(件・推定))× 価格 0.00(1 件あたりの手数料(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。仲介 7,150 件、5%
  • 不動産の販売(投資用アパート・土地・中古住宅):数量 80.0(販売件数(件・推定))× 価格 0.39(1 件あたりの価格(億円))→ 売上 31 億円・営業利益 −3 億円。販売 80 件、在庫の評価損で赤字

倍率:赤字なので今の自己資本 61 億円に PBR 0.33 倍を掛けた。管理の部門の利益 8 億円の税後から本社費の分を引いた残りを k で割った額に近い。ためた利益には掛けていない。

確率:販売用の在庫を借入で抱える形は、不動産の値下がりの局面で一気に崩れる。管理の稼ぎが残るので確率は 12% にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産管理(賃貸管理・駐車場・自社賃貸)

家主から賃貸住宅と駐車場を預かり、家賃の集金・入居者の対応・修繕の手配をする。自社の賃貸とコインパーキングの家賃も含む。

数量管理戸数(戸)価格1 戸あたりの年の売上(億円。駐車場・自社賃貸を含む)売上営業利益
今 2025/09 24,481 0.00 30 10
10 年後 中立 30,601 0.00 46 14

取り方:不動産管理事業の売上 29.79 億・利益 9.71 億、管理戸数 24,481 戸(有報 2025/09)。1 戸あたり年 12.2 万円(駐車場と自社賃貸の家賃を含む)。管理戸数は直近の年 600 戸前後の増加(年 2.5%)から、中立は年 2% あまりで 10 年 1.25 倍。単価は家賃に連動し、茨城の家賃は物価を少し下回って 1.25 倍。

仲介(賃貸・売買)

県内 18 店と柏・台東の店での賃貸と売買の仲介。

数量仲介件数(件・推定)価格1 件あたりの手数料(億円)売上営業利益
今 2025/09 11,000 0.00 18 3
10 年後 中立 10,450 0.00 21 3

取り方:不動産流通事業 85.78 億から不動産の販売 68.19 億を引いた約 17.6 億を仲介とみた。件数は開示が無く、1 件あたり平均 16 万円(賃貸の仲介が多く、売買は少ないが高い)として約 1.1 万件と推定。流通事業の利益 8.71 億を、仲介 3.2 億・販売 5.5 億に推定で分けた。

不動産の販売(投資用アパート・土地・中古住宅)

自社企画の投資用アパート「レーガベーネ」と、土地・中古住宅を仕入れて手を入れて売る。

数量販売件数(件・推定)価格1 件あたりの価格(億円)売上営業利益
今 2025/09 200 0.34 68 6
10 年後 中立 200 0.46 91 6

取り方:不動産売上 68.19 億(レーガベーネ 12 棟と大型の土地を含む)。件数は開示が無く、1 棟 2〜3 億のアパートと 2,000 万円前後の土地・中古住宅を合わせて約 200 件・平均 3,400 万円と推定。価格は物価並みの 1.34 倍、利幅は建築費と金利で 7% に薄くなるとみた。

リスクと懸念

茨城の人口減

地盤の茨城は人口が年 0.5〜1% 減る。賃貸の需要が細れば空室が増え、家主は管理の手数料の値下げを求める。管理戸数を増やしても、1 戸あたりの稼ぎが伸びない恐れがある。

金利と建築費

投資用アパートの販売は、金利と建築費に左右される。金利が上がれば投資家が買えず、建築費が上がれば利幅が消える。会社自身が用地の確保と建築費の影響を課題に挙げている。

在庫と借入

販売用の土地と建物を借入で抱え、有利子負債は 75 億円ある。不動産の値段が下がる局面では、在庫の評価損と利払いの増加が同時に効き、自己資本が削られる。

売却益への頼り

直近の純利益は、太陽光の施設の売却益で 4 億円ほどかさ上げされている。2026 年も売却益を見込むが、売れる施設はいずれ尽きる。ならした利益は 7 億円ほどだ。

仲介の手数料の下げ圧力

部屋探しはネットに移り、AI の案内で手続きがさらに簡単になれば、仲介の手数料には下げ圧力がかかる。管理は体の仕事で置き換わりにくいが、仲介は影響を受ける。

今後の分かれ目

管理戸数の増え方が年 3% を超え、つくば・守谷・柏で店が増えたら
地盤の作り方が県の外でも効く証拠になる。やや楽観の確率を上げる。
レーガベーネの販売棟数が 2 年続けて減り、在庫が積み上がったら
金利と建築費で販売が細る筋書きが近いと見て、やや悲観に重みを移す。
地方の管理会社を買って管理戸数を大きく増やしたら
買った値段が管理の稼ぎに見合うかを見る。見合えば中立の戸数を上げる。
配当の性向を 3 割以上に引き上げたり、自社株買いを増やしたら
社内に残る利益が減り、稼ぎの率が保たれる。還元の割合を見直す。
大手の管理会社から買収の提案が出たら
本質価値の見方は変えず、提案の値段と比べる。

見ておくもの

  • 管理戸数と駐車場の台数
  • レーガベーネの販売棟数と利幅
  • 販売用不動産の残高と有利子負債
  • 特別利益(施設の売却益)を除いた純利益
  • 配当の性向と自社株買い

倍率と資本コストの決め方

倍率は今や過去の株価から置いていない。k 7.5%(基本 7.5% に循環 +0.5%・借金 +0.5%)。利益の 7 割を社内に残すので 10 年の ROE は中立で k を下回り、PER の上限は 1÷k の 11.8 倍として、その 8.5〜9 割に置いた。楽観だけは ROE が k を上回り、正当化 PER の式で置いた。純利益の起点は太陽光の売却益を除いた 7.2 億円(net_start)。新株予約権の 2% の希薄化は holder_share で掛けた。利払いは借り換えの 3.5% で純利益から引いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.43→16.94 倍・やや楽観 PER 10.72→15.91 倍・中立 PER 10→14.37 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 香陵住販 2025年9月期 決算短信
  2. 香陵住販 有価証券報告書 FY2025(EDINET DB)
  3. 香陵住販 2026年9月期 第3四半期 決算短信

分析日 2026-10-20