株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

トラストホールディングス 3286

九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)496 円19 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)853 円33 億円差 −41.8%
10 年後から見ると 割高 価値 496 円19 億円 · 差 −41.8% · 期待の年率 +2.6%
期待の年率リターン(10 年)+2.6%資本コスト比 −6.6 pt
推定の資本コスト9.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

トラストホールディングスは、福岡を拠点に九州と中国地方で 1,000 か所余りの駐車場を運営し、地方都市でマンションも分譲する会社だ。筆者の結論は「割高」で、一番の理由は、借金の厚さに対して自己資本が薄すぎ、地方の駐車場の薄い利益では株主に残る分が小さいことにある。

駐車場は手堅い事業だ。車室は 1 年で 1 割増え、売上の 6 割を稼ぐ。だが、その多くは借りた土地で、地代は売上が落ちても払い続ける固定の約束だ。利益率は 4% 前後しかない。

2026 年 6 月期は、医療法人への貸付金の引当と、マンションの売れ残りで 7 億円の赤字を出した。自己資本は 4.5 億円まで減り、自己資本比率は 4% 台になった。借入は 60 億円ある。金利が上がれば、薄い利益はさらに削られる。

10 年の中立で、駐車場は少しずつ増えるが、値上げは物価に届かないと筆者は見る。利益の多くは利払いに消え、本質価値は今の時価総額の半分を下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、トラストホールディングスは「事業は分かりやすいが、借金の上に乗った会社」だ。

駐車場という商売そのものは悪くない。設備は精算機と看板くらいで、毎日現金が入る。地方の土地の情報を押さえる営業の力も持っている。

だが、オーナーとして持つには、財務の脆さが大きすぎる。自己資本は借入の 13 分の 1 しかない。2026 年のように本業の外で 7 億円の損失が出れば、それだけで自己資本の大半が消える。地代は売上が落ちても払う固定の約束で、金利の上昇も利益を削る。

過去の高い ROE は、自己資本の小ささが生んだ見かけの数字だ。少しのつまずきで株主の取り分が消える事業に、安全域は無いと筆者は見る。今の値段は、薄い利益が 10 年かけて少しずつ自己資本を積み直す筋を、すでに先取りしている。

何で稼ぐ会社か

事業の柱は駐車場だ。子会社のトラストパークが、九州と中国地方の都市でコインパーキングと月極の駐車場を運営する。2026 年 6 月末で 1,010 か所・3 万 3,856 車室あり、売上 118 億円の 6 割を稼ぐ。土地の多くは持ち主から借り、精算機を置いて時間貸しする。土地を買わずに済むので少ない元手で広げられるが、毎月の地代を必ず払う。

2 つ目はマンションの分譲だ。佐賀・福岡・鹿児島など地方都市で、年に 100 戸前後を建てて売る。2026 年は建築費の高止まりと住宅ローンの金利上昇で、引き渡しは 68 戸と計画を 52 戸下回った。

3 つ目は「トラストパートナーズ」という駐車場の小口の商品だ。駐車場をまとめた不動産を小口に分けて個人の投資家に売り、運営はトラストパークが続ける。年に 3 本ほど組み、1 本で 1.5 億円前後になる。

残りは、医療機関への不動産の賃貸と貸付、キャンピングカーの製造と販売、温浴施設と警備だ。医療法人への貸付金は、2026 年に回収が危うくなり、7 億円の引当を積んだ。事業は多いが、どれも規模は小さい。

優良さと弱いところ

優良さは「駐車場は手堅いが、会社としては脆い」と見る。駐車場は、場所を押さえれば毎日小銭が入る商売だ。九州の地方都市でこれだけの数をまとめて運営している会社は多くない。土地の情報を集め、地主との契約をまとめる営業の力は本物だ。

だが、値段の主導権は弱い。地方の駐車場の料金は周りの相場で決まり、大きくは上げられない。一方で地代と人件費は上がる。2026 年の駐車場の利益率は 4% 台で、地代の値上げが少し重なれば消える厚さだ。

財務はさらに脆い。自己資本は 4.5 億円で、借入は 60 億円ある。自己資本比率は 4% 台まで落ちた。マンションの在庫と駐車場の機器を借入で賄う形で、金利が上がるたびに利益が削られる。医療法人への貸付のように、本業から離れた所での損失が自己資本をすぐに削る。過去 10 年の ROE の中央値は 22% と高く見えるが、それは自己資本が小さいからで、事業が強いからではない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

駐車場の市場は、車の数と街の人の流れで決まる。九州の地方都市は人口がゆるやかに減り、車を持つ人の数も先細る。一方で、公共の交通が弱い地方では、車が生活の足であり続ける。駐車場の需要は、10 年で大きくは変わらないと筆者は見る。

全国ではタイムズを持つパーク 24 と、三井のリパークが大きい。上位の会社は、精算の仕組みとカーシェアをまとめて規模で勝つ。トラストパークは九州の地場で、土地の持ち主との近さと情報の速さで戦う。大手が地方の小さな土地まで取りにくることは少ないが、良い場所の取り合いでは地代が上がる。

地代と人件費は上がり続ける。土地の値段が上がれば、持ち主は駐車場より高く稼げる使い道を探す。契約の更新のたびに地代を上げられ、条件が合わなければ駐車場を返すことになる。

マンションの分譲は、地方でも建築費の高騰と金利の上昇が重い。佐賀や鹿児島のような街では、値段を上げると買い手がついてこない。2026 年の売れ残りは、その壁を示している。筆者は、駐車場の車室は 10 年で 1 割強増えるが、1 車室の売上は物価を下回るペースでしか上がらないと見る。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、2026 年 6 月期は総額 0.7 億円を払った。赤字の年でも配当を続け、2027 年も同じ額の予定だ。配当性向の目安は 3 割台になる。自社株買いの余力は無い。

財務の立て直しが先だ。自己資本は 4.5 億円で、借入は 60 億円ある。現金は 20 億円あるが、短期の借入が 32 億円あり、マンションの用地と建物の仕入れに回っている。余った現金は無い。

買収や再編の動きは見当たらない。親会社は無く、TOB の話も無い。駐車場の小口の商品は、駐車場を売って資金を回す手段でもあり、財務を軽くする方向に使える。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

駐車場は伸びている。1 年で 82 か所・3,685 車室増え、売上は過去最高だ。料金の見直しや新しい紙幣に合わせた精算機の入れ替えで、1 車室の稼ぎも上がる。九州の地方都市で、これだけの数をまとめて運営できる会社は他に無い。

2026 年の赤字は一度きりだ。医療法人への貸付金の引当と、マンションの引き渡しのずれが重なった。2027 年は売上 138 億円、純利益 2 億円の黒字に戻る予想だ。マンションは在庫を積んだ分、来期の引き渡しが増える。

小さな自己資本は、裏返せば利益が戻った時の ROE の高さになる。2023 年と 2024 年は ROE が 3 割を超えた。トラストパートナーズで駐車場を小口に売れば、在庫を軽くして借入も減らせる。財務を立て直しながら、駐車場の数を積み上げる 10 年は十分描ける。

地方の駐車場は、大手が手を出しにくい小さな土地が多い。地主との近さで土地を押さえる地場の会社にこそ、伸びる余地がある。

慎重な見方

自己資本 4.5 億円に借入 60 億円は、少しのつまずきで株主の取り分が消える形だ。2026 年は医療法人への貸付という本業の外で 7 億円を失い、自己資本の 6 割を一度に削った。同じことがもう一度あれば、債務超過が見える。

駐車場の利益率は 4% 台だ。土地の多くは借りていて、地代は売上が落ちても払い続ける。地代も人件費も上がり、料金は周りの相場で決まる。利益は一度の地代の値上げで消える。

マンションは地方の建築費と金利に負けている。2026 年は計画の 6 割弱しか引き渡せず、在庫が積み上がった。売れ残れば値下げと評価損になる。金利が上がれば、60 億円の借入の利払いだけで利益の大半が消える。過去の高い ROE は、薄い自己資本の見かけの数字にすぎない。

小さな自己資本は、利益が出た年の ROE を高く見せるが、損失が出た年には株主の取り分を一気に消す。増資となれば今の株主の持ち分は大きく薄まる。

どちらに重みを置いたか

駐車場の伸びは本物だが、それを支える財務が脆い。慎重な見方の言う自己資本の薄さと地代の固定の重さは、2026 年の赤字ですでに表れた。中立は駐車場が少しずつ増え、利益は利払いに削られる形に置き、確率は中立を 38%、悲観側に 35% を置いた。強気の見方の黒字の戻りは中立に入れている。財務の脆さは k の借金の上乗せと悲観の確率の両方で見ている。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/06 期)

確率で加重した株価時価総額 936 円36 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 170 円7 億円)。 今の値に割り戻すと 496 円19 億円、今との差 −41.8%、 期待の年率 +2.6%(資本コスト 9.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 2,122 円82 億円 292 円11 億円 +183.0% +11.0% 169 円7 億円
やや楽観 20% 1,566 円61 億円 240 円9 億円 +111.7% +7.8% 361 円14 億円
中立 38% 1,156 円45 億円 201 円8 億円 +59.1% +4.8% 516 円20 億円
やや悲観 21% 153 円6 億円 103 円4 億円 −69.9% −11.3% 54 円2 億円
悲観 14% 24 円1 億円 26 円1 億円 −94.2% −24.8% 7 円0 億円
加重平均100% 936 円36 億円170 円7 億円 +29.7% +2.6% 1,107 円43 億円

今の株価時価総額 853 円33 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.3% を下回るほど割高。

楽観 7% 駐車場が 4 万車室を超え、財務も立て直す 利益 4 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 2,122 円82 億円

駐車場は九州の地方都市で数を増やし、車室は 4 万 2,000 まで 2 割強増える。料金の見直しと精算の仕組みの更新で、1 車室の稼ぎは物価並みに上がる。トラストパートナーズは年 6 本に増え、駐車場を小口に売って得た資金で借入を返す。

マンションは地方の再開発の需要を取り、引き渡しは年 110 戸に増える。医療法人への貸付のような本業の外の損失は出ない。利払いは借入の減りで抑えられ、自己資本は 25 億円まで積み上がる。地方の駐車場の会社として、財務の不安から抜け出す 10 年になる。地場の営業の力が、借金に頼らない成長の形に変わった姿だ。

  • 駐車場(トラストパーク):数量 42,000(車室数(室))× 価格 0.00(1 車室あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 116 億円・営業利益 6 億円。車室 1.24 倍 × 1 車室 1.32 倍、利益率 5.5%
  • 不動産(地方都市の新築マンション分譲・賃貸):数量 110(引き渡し戸数(戸/年))× 価格 0.51(1 戸あたりの売上(億円・名目、賃貸・仲介を含む))→ 売上 56 億円・営業利益 3 億円。戸数 1.62 倍 × 1 戸 1.37 倍、利益率 6%
  • 駐車場等小口化(トラストパートナーズ):数量 6.0(組成の本数(本/年))× 価格 2.40(1 本あたりの売上(億円・名目))→ 売上 14 億円・営業利益 1 億円。本数 2 倍 × 1 本 1.37 倍、利益率 8%
  • メディカル・RV・温浴・警備:数量 45.0(拠点・施設・契約の数(件・推定))× 価格 0.55(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。件数 1.13 倍 × 1.38 倍、利益率 4%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 51.4% が k 9.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 30.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍。全体の PER 16.53 倍、時価総額 73 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:駐車場の増え方は速いが、地代と人件費の上昇の中で利益率を 5% 台に上げ、同時に借入を減らすには、マンションと小口の商品の両方がうまく回る必要がある。重なる条件が多いので 1 割に届かない 7% にした。

やや楽観 20% 駐車場が着実に増え、黒字が定着する 利益 3 億円 · PER 16.1 倍 · 株価時価総額 1,566 円61 億円

駐車場は年に数十か所ずつ増え、車室は 4 万まで 2 割増える。料金は物価をやや下回るペースで上がる。マンションは年 100 戸ほどを安定して引き渡し、在庫は適正な水準に戻る。トラストパートナーズは年 5 本で、駐車場の開発の資金を回す。

全社の営業利益は 9 億円台に乗り、利払いを払っても純利益は 3 億円を超える。配当は利益の 3 割強を続け、自己資本は 20 億円を超える。財務の不安は和らぐが、借入の厚さは残り、金利の動きに振られる会社のままの 10 年になる。それでも、黒字が続けば株主の取り分は少しずつ厚くなる。

  • 駐車場(トラストパーク):数量 40,000(車室数(室))× 価格 0.00(1 車室あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 107 億円・営業利益 5 億円。車室 1.18 倍 × 1 車室 1.29 倍、利益率 5%
  • 不動産(地方都市の新築マンション分譲・賃貸):数量 100(引き渡し戸数(戸/年))× 価格 0.50(1 戸あたりの売上(億円・名目、賃貸・仲介を含む))→ 売上 50 億円・営業利益 3 億円。戸数 1.47 倍 × 1 戸 1.35 倍、利益率 5%
  • 駐車場等小口化(トラストパートナーズ):数量 5.0(組成の本数(本/年))× 価格 2.40(1 本あたりの売上(億円・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。本数 1.67 倍 × 1 本 1.37 倍、利益率 7%
  • メディカル・RV・温浴・警備:数量 42.0(拠点・施設・契約の数(件・推定))× 価格 0.54(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 23 億円・営業利益 1 億円。件数 1.05 倍 × 1.35 倍、利益率 3%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 42.0% が k 9.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 25.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.1 倍。全体の PER 16.08 倍、時価総額 53 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2027 年の予想は純利益 2 億円の黒字で、駐車場の車室も 1 年で 1 割増えた。赤字の主因の引当は一度きりなので、黒字が定着する筋に 2 割を置いた。

中立 38% 駐車場は少し増えるが、利益は利払いに削られる 利益 2 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 1,156 円45 億円

駐車場の車室は 10 年で 1 割強増える。良い場所の取り合いで地代は上がり、契約を更新できずに返す駐車場も出る。料金は周りの相場で抑えられ、1 車室の稼ぎは物価をやや下回るペースで上がる。駐車場の利益率は 4% 台半ばにとどまる。

マンションは年 90 戸ほどで、地方の建築費と金利に押されて利益は薄い。全社の営業利益は 7 億円ほどだが、借入の利払いが重く、純利益は 2.5 億円前後にとどまる。配当は利益の 3 割強を続け、自己資本は 19 億円まで積み直る。財務は少しずつ厚くなるが、借金の上に乗った形は変わらない 10 年になる。

  • 駐車場(トラストパーク):数量 38,000(車室数(室))× 価格 0.00(1 車室あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 99 億円・営業利益 4 億円。車室 1.12 倍 × 1 車室 1.25 倍、利益率 4.5%
  • 不動産(地方都市の新築マンション分譲・賃貸):数量 90.0(引き渡し戸数(戸/年))× 価格 0.50(1 戸あたりの売上(億円・名目、賃貸・仲介を含む))→ 売上 45 億円・営業利益 2 億円。戸数 1.32 倍 × 1 戸 1.34 倍、利益率 4%
  • 駐車場等小口化(トラストパートナーズ):数量 4.0(組成の本数(本/年))× 価格 2.35(1 本あたりの売上(億円・名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。本数 1.33 倍 × 1 本 1.34 倍、利益率 6%
  • メディカル・RV・温浴・警備:数量 40.0(拠点・施設・契約の数(件・推定))× 価格 0.54(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 21 億円・営業利益 0 億円。件数 1.0 倍 × 1.34 倍、利益率 2%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 34.1% が k 9.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 21.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.53 倍、時価総額 38 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:駐車場の伸びと、地代・人件費・金利の上昇が打ち消し合う今の延長を中心に 4 割弱を置いた。

やや悲観 21% 地代と金利に挟まれ、利益がほぼ消える 利益 0 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 153 円6 億円

地代と人件費が上がり、料金は相場で抑えられて、駐車場の利益率は 3% に下がる。採算の悪い駐車場を返し、車室は今より 1 割減る。マンションは建築費と金利の壁で年 60 戸に減り、利益は出ない。

借入の金利が上がり、営業利益の大半が利払いに消える。純利益は 0.3 億円ほどで、配当は細る。自己資本は 12 億円ほどまでしか戻らず、財務の不安は続く。会社は残るが、株主に残る利益はほとんど無く、借り手として金融機関の顔色をうかがう 10 年になる。駐車場を手放して借入を返す場面も増え、規模は少しずつ縮む。

  • 駐車場(トラストパーク):数量 34,000(車室数(室))× 価格 0.00(1 車室あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 83 億円・営業利益 3 億円。車室 1.0 倍 × 1 車室 1.18 倍、利益率 3%
  • 不動産(地方都市の新築マンション分譲・賃貸):数量 60.0(引き渡し戸数(戸/年))× 価格 0.46(1 戸あたりの売上(億円・名目、賃貸・仲介を含む))→ 売上 28 億円・営業利益 0 億円。戸数 0.88 倍 × 1 戸 1.24 倍、利益率 0%
  • 駐車場等小口化(トラストパートナーズ):数量 2.0(組成の本数(本/年))× 価格 2.20(1 本あたりの売上(億円・名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。本数 0.67 倍 × 1 本 1.26 倍、利益率 4%
  • メディカル・RV・温浴・警備:数量 35.0(拠点・施設・契約の数(件・推定))× 価格 0.50(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。件数 0.88 倍 × 1.25 倍、利益率 0%

倍率:ROE 2.5% が k 9.25% を大きく下回る。稼ぐ力(純利益 ÷ k = 3.2 億円)を上限に、9.0 倍に置いた。

確率:駐車場の利益率は 4% 台しかなく、地代と金利が少し上がるだけで消える。マンションの売れ残りも 2026 年に表れたので 2 割を置いた。

悲観 14% 損失が重なり、債務超過に陥る 利益 −4 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 24 円1 億円

マンションの売れ残りに値下げと評価損が出て、医療法人への貸付でも追加の損失が出る。地代の上昇で駐車場の利益も消え、全社は営業赤字になる。自己資本はマイナスに落ち、金融機関は融資の条件を厳しくする。

駐車場の一部を売って借入を返し、増資で穴を埋める。今の株主の取り分は大きく薄まる。価値は事業の稼ぎでも資産でもなく、再建の見込みの分しか残らない。駐車場の運営の力は残っても、その上に乗った借金の重さに株主が押しつぶされる 10 年になる。駐車場の事業は他社に引き取られ、上場の会社として残る意味も薄れる。

  • 駐車場(トラストパーク):数量 30,000(車室数(室))× 価格 0.00(1 車室あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 69 億円・営業利益 0 億円。車室 0.89 倍 × 1 車室 1.10 倍、利益率 0%
  • 不動産(地方都市の新築マンション分譲・賃貸):数量 40.0(引き渡し戸数(戸/年))× 価格 0.42(1 戸あたりの売上(億円・名目、賃貸・仲介を含む))→ 売上 17 億円・営業利益 −1 億円。戸数 0.59 倍 × 1 戸 1.13 倍、利益率 −8%(評価損)
  • 駐車場等小口化(トラストパートナーズ):数量 1.0(組成の本数(本/年))× 価格 2.00(1 本あたりの売上(億円・名目))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。本数 0.33 倍 × 1 本 1.14 倍、利益率 0%
  • メディカル・RV・温浴・警備:数量 30.0(拠点・施設・契約の数(件・推定))× 価格 0.45(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。件数 0.75 倍 × 1.13 倍、利益率 −3%

倍率:赤字で債務超過に落ちる筋なので、稼ぐ力の床も資産の床も使えない。再建の見込みの分として、今の自己資本 4.5 億円に PBR 0.2 倍を掛けた 0.9 億円にとどめた。

確率:自己資本は 4.5 億円しかなく、2026 年は一度の引当でその 6 割を失った。マンションの評価損や貸付の追加の損失が重なれば債務超過になる。財務の脆さを重く見て 14% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

駐車場(トラストパーク)

九州・中国地方の都市で、借りた土地を中心にコインパーキングと月極の駐車場を運営する。

数量車室数(室)価格1 車室あたり年の売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/06 33,856 0.00 71 3
10 年後 中立 38,000 0.00 99 4

取り方:2026/06 期末の車室数 33,856(開示)で駐車場事業の売上 70.57 億円を割った。期中に 3,685 車室増えたので、期末の数で割ると 1 車室の稼ぎは少し低めに出る。営業利益は開示のセグメント利益。

不動産(地方都市の新築マンション分譲・賃貸)

佐賀・福岡・鹿児島などの地方都市で新築マンションを建てて売る。賃貸・仲介も含む。

数量引き渡し戸数(戸/年)価格1 戸あたりの売上(億円・名目、賃貸・仲介を含む)売上営業利益
今 2026/06 68.0 0.37 25 −1
10 年後 中立 90.0 0.50 45 2

取り方:2026/06 期の引き渡し 68 戸(開示)で不動産事業の売上 25.23 億円を割った。賃貸・仲介の売上も含むので 1 戸の値段は実際の分譲価格より高めに出る。

駐車場等小口化(トラストパートナーズ)

駐車場をまとめた不動産を小口に分けて個人の投資家に売る。運営はトラストパークが続ける。

数量組成の本数(本/年)価格1 本あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/06 3.0 1.75 5 0
10 年後 中立 4.0 2.35 9 1

取り方:2026/06 期の組成 3 本(38〜40 号、販売総額 4.39 億円、開示)とセグメント売上 5.25 億円から、1 本あたり 1.75 億円とした。

メディカル・RV・温浴・警備

医療機関への不動産の賃貸と貸付、キャンピングカーの製造・販売、温浴施設 2 か所、警備。

数量拠点・施設・契約の数(件・推定)価格1 件あたり年の売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/06 40.0 0.40 16 −7
10 年後 中立 40.0 0.54 21 0

取り方:メディカル 2.60 億円・RV 3.93 億円・その他 10.47 億円の合計を、施設と契約 約 40 件(推定)で割った。営業利益はメディカルの貸倒引当金 約 7 億円を含む開示の合計。

リスクと懸念

薄い自己資本

自己資本は 4.5 億円で、借入の 13 分の 1 しかない。2026 年のような 7 億円の損失がもう一度出れば債務超過が見え、増資や資産の売却で株主の取り分が薄まる。

地代の固定の約束

駐車場の土地の多くは借りていて、地代は売上が落ちても払い続ける。地代と人件費が上がり、料金が相場で抑えられれば、4% 台の利益率はすぐに消える。

金利の上昇

借入は 60 億円で、短期の借入が多い。借り換えのたびに新しい金利になり、利払いが増える。純利益は営業利益の 3〜4 割しか残らず、利払いの増加がそのまま株主の取り分を削る。

地方のマンションの売れ残り

佐賀・福岡・鹿児島などの地方都市で分譲する。建築費の高騰と住宅ローンの金利上昇で、2026 年は計画の 6 割弱しか引き渡せなかった。在庫が残れば値下げと評価損になる。

本業の外の貸付

医療法人への貸付金は、2026 年に 7 億円の引当を積んだ。不動産の賃貸と一体の貸付で、相手の経営が悪化すれば追加の損失が出る。本業から離れた所での損失が自己資本を削る。

今後の分かれ目

2027 年 6 月期に予想どおり純利益 2 億円の黒字に戻り、自己資本比率が 1 割に向かったら
財務の立て直しが進んでいるとみて、やや楽観に重みを移す。
駐車場の利益率が 5% を超えて続いたら
料金の見直しが地代の上昇に勝っている証拠とみて、中立の利益率を上げる。
マンションの在庫で評価損や大きな値下げが出たら
地方の分譲の壁が続いているとみて、やや悲観に寄せる。
医療法人への貸付で追加の損失が出たら
自己資本がさらに削られるとみて、悲観の確率を上げる。
増資や資産の売却で財務を立て直したら
株主の取り分の薄まりと財務の改善を比べて、価値を見直す。

見ておくもの

  • 自己資本と自己資本比率の推移
  • 駐車場の車室数と駐車場事業の利益率
  • マンションの引き渡し戸数と在庫
  • 短期借入と利払いの推移
  • 医療法人への貸付金の回収

倍率と資本コストの決め方

倍率は k 9.25% と各筋書きの ROE から、正当化 PER の式(残る割合 1/2・g 4%)で出し、借金の重さと利益の薄さを見て上限の 8 割に置いた。中立の ROE 13% は過去の中央値(22%)より低く、薄い自己資本の見かけの高さを外した。今の PER や PBR(7 倍台)、過去の株価は使っていない。純利益÷営業利益は過去の中央値 0.35 を基本にした。地代は家賃と同じく営業費用に入れた今の形で置き、2028 年 6 月期からの新リース会計で負債の形が変わる点は数字の形だけの違いとみた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.66→16.53 倍・やや楽観 PER 10.24→16.08 倍・中立 PER 9.75→15.53 倍)。

資本コスト 9.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 2026年6月期 決算短信(トラストホールディングス)

分析日 2026-10-20