株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

アグレ都市デザイン 3467

東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,973 円171 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,719 円156 億円差 +9.3%
10 年後から見ると 適正 価値 2,973 円171 億円 · 差 +9.3% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コストと同じ
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アグレ都市デザインは、東京都心から多摩エリアで戸建を分譲し、収益マンションや宿泊施設も扱う成長企業だ。16 期連続で増収を続け、2026/03 期は売上 370 億円、営業利益 33 億円と過去最高を更新した。筆者の結論は、今の値段はやや割高というものだ。

理由は借入の重さにある。用地の仕入れが先行し、在庫は 293 億円。有利子負債は 260 億円で、時価総額を上回る。自己資本比率は 22% しかない。

金利が上がれば、この借入の利払いが利益を直接削る。今の利払いは 6 億円弱だが、借り換えが進めば 10 年で 3 倍近くに膨らむ。利益は名目で伸びても、株主に残る利益はそれほど増えない。

事業の実力は高い。仕入力と自社一貫の体制で、粗利率は 17.8% まで上がった。それでも、住宅は景気と金利に左右される。筆者は成長を認めつつ、谷の深さを重く見る。

中計の売上 500 億円は多摩建設の買収で前倒しで届く。ただ、買収の資金は借入で、規模が伸びるほど借入も増える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、持ち続けたい会社かを問う。答えは、成長は評価できるが、借入の重さが気になる。

事業の質は悪くない。仕入力は本物で、粗利率も上がっている。ただ、住宅は景気と金利に振れる産業で、堀は薄い。10 年先も今の利益率が続くとは言い切れない。

資本の使い方は、借入を使って規模を伸ばす型だ。うまくいけば ROE は高いが、金利が上がる世界では、借入の費用が利益を削る。物価が 3% 上がる世界でも、土地の値段が下がる年は必ずある。その時に自己資本が薄いと、傷が深い。

払う値段に安全域があるかを考えると、10 年後の価値を今に直すと、中立の筋書きでも今の値段に届かない。悲観では売れる資産から負債を引くと、ほぼ何も残らない。成長を買う会社であり、安全域で買う会社ではない。

経営者が資本をどう配分するかも見る。利益の 6 割を事業に回し、成長を優先する姿勢は、借入が増える局面では危うさも伴う。

何で稼ぐ会社か

アグレ都市デザインは、東京・吉祥寺を創業の地とする不動産開発会社だ。2026/03 期の売上は 370 億円。事業は戸建の分譲を中心に、収益物件・宿泊と広がり、2026 年 4 月からマンションが加わって 4 本立てになる。

中心はハウジング事業で、売上は 304 億円、引渡は 394 棟。都心から環状 8 号線の周辺、多摩エリアで用地を仕入れ、自社で設計から販売まで一貫して手がける。

アセットソリューション事業は、収益マンションや木造アパート、事業用地を投資家に売る。売上は 62 億円で、前期の 1.7 倍に増えた。宿泊事業は、空き家を活用した旅館・宿泊施設の開業支援と分譲で、売上は 4 億円とまだ小さい。

2026 年 4 月には、マンションデベロッパーのホーユーコーポレーションを約 39 億円で買収した。傘下の多摩建設が「ベルジュール」の名で、小規模な低層ファミリーマンションを分譲する。売上は年 60 億円強。2028/03 期の売上 500 億円の目標を、2 年前倒しで達成する見込みだ。

優良さと弱いところ

強みは、用地を仕入れる力と自社一貫の体制だ。4 つの事業が土地の情報を融通し合い、一つの用地を戸建・アパート・マンションのどれにするかを選べる。以前なら見送った用地も事業化でき、2026/03 期は粗利率が 17.8% に上がった。

ただ、堀は強くない。住宅分譲は、土地を仕入れる力で勝負する産業で、他社が真似しにくい仕組みは少ない。価格を自分で決められず、同業の大手が同じ用地を取り合う。

資本効率は高い。ROE は 22% で、過去 10 年の中央値は 21%。ただ高い ROE の裏には、自己資本比率 22% という借入の重さがある。在庫の回転が落ちると、資金繰りが急に苦しくなる。

経営は成長を優先している。配当性向は 35% を目途とし、利益の 6 割を事業に回す。この点は、成長が続く間は妥当だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

住宅分譲は、人口が減る日本で、縮む市場に属する。分譲戸建の着工は 2025 年に 11.6 万戸と、減少の流れにある。価格は建築費の上昇で 5 年で 4 割近く上がり、買える人の範囲が狭まっている。

都心回帰で、郊外から都心近くへ需要が移っている。アグレは環状 8 号線の周辺と多摩エリアに集中し、この流れに乗る。大手のオープンハウスや飯田グループは規模が大きいが、ニッチな用地や小規模な物件では中堅が戦える。

収益物件は、投資家の資金が流れ込み、取引が活発だ。ただ金利が上がると、利回りが上がって物件価格が下がる。事業用地の売却は市況に左右される。木造アパートは参入が増え、競争が強まりつつある。

住宅ローン金利が上がれば、買い手の月々の返済が増え、需要が冷える。人手不足で施工の職人も足りず、建築費の上昇が供給を絞っている。この影響を直接受けるのが分譲会社で、金利は最大の外部要因になる。

宿泊事業は、空き家を旅館に作り替えて分譲する新しい分野だ。地方創生の流れに乗るが、売上は 4 億円とまだ小さく、全体への影響は限られる。

資本政策と M&A

資本政策は、成長への再投資が優先だ。配当性向は当期純利益の 35% を目途とし、2026/03 期は増配、2027/03 期も増配を予定している。自社株買いは目立たない。

財務は借入に頼る。現金 79 億円に対し、有利子負債は 260 億円。在庫の 293 億円を資金で支える構造だ。買収にも約 39 億円を使い、借入はさらに増える。金利が 3.5〜4% に上がると、利払いの負担が重い。

株主優待として QUO カードを出している。保有期間と株数に応じて額が変わり、費用は年 1 億円未満。数字には入れない。

筆者は、買収で売上は伸びるが、借入と金利の重さが同時に増える点を気にしている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

アグレは、縮む市場で伸びる会社だ。16 期連続の増収、2016 年から年平均 15.6% の成長がその証拠になる。仕入準備高は 895 億円と、売上の 2 年分を超える。多摩建設が加わり、中期目標の売上 500 億円は 2 年前倒しで達成する。1,000 億円も視野に入る。

4 つの事業が土地情報を融通し合う仕組みが効いている。粗利率は 17.8% に上がり、販管費率も下がった。広告費と人件費を増やしながら、率を下げている。シナジーで、同じ用地から利益を最大にできる。

ROE は 22% で、借入を使った成長が株主に高いリターンをもたらしている。今の PER が 8 倍台と低く、成長が続けば値段の見直しが入る。収益物件の需要は旺盛で、事業用地の販売も増えている。従業員も 158 人に増え、一人当たりの売上は 2 億円を超えた。配当は増え、35% の性向で株主にも返している。株主優待も出し、個人株主を増やす姿勢が見える。

慎重な見方

住宅分譲は、金利と景気に最も弱い産業の一つだ。リーマン後の 2009 年には、住宅着工が 3 割落ち、中堅の住宅会社が相次いで破綻した。在庫の評価損と資金繰りの悪化が原因だ。

アグレの自己資本比率は 22%、有利子負債は時価総額を上回る。在庫 293 億円を借入で支えている。用地の値段が 2 割下がれば、自己資本の 6 割が消える。金利が 4% に上がれば、利払いは今の 3 倍の 17 億円に増える。

業界全体では分譲戸建の着工が縮む。価格は建築費で上がり続け、買える人が減る。会社は小さいから伸びる余地はあるが、大手が同じ用地を取りに来る。用地の仕入値が上がれば、利益率はすぐ下がる。

買収にも約 39 億円を使い、借入は増える。買収後の統合に失敗すれば、重荷になる。買収価格は純資産の 1.1 倍で、割安とは言えない。成長を続けるには、借入を増やし続けるしかない。株主優待を拡充して個人株主を増やしても、事業の借入の重さは変わらない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がやや強い。成長は本物だが、借入が重く、金利の上昇と住宅の谷が利益と自己資本を同時に削る。強気の見方の増収は、中立の筋書きに織り込んだ。ただ、金利が 4% に上がる世界の純利益は、増収ほどは伸びない。確率は、中立に 38% を置き、強気側に 3 割、慎重側に 3 割を置いた。悲観は、リーマン級の前例があり借入が重いので、1 割を置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,245 円302 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,166 円67 億円)。 今の値に割り戻すと 2,973 円171 億円、今との差 +9.3%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 9.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 11,368 円654 億円 2,086 円120 億円 +394.8% +17.3% 1,076 円62 億円
やや楽観 22% 8,376 円482 億円 1,616 円93 億円 +267.5% +13.9% 2,198 円126 億円
中立 38% 5,776 円332 億円 1,269 円73 億円 +159.1% +10.0% 2,677 円154 億円
やや悲観 22% 1,252 円72 億円 660 円38 億円 −29.7% −3.5% 421 円24 億円
悲観 10% 226 円13 億円 156 円9 億円 −85.9% −17.8% 38 円2 億円
加重平均100% 5,245 円302 億円1,166 円67 億円 +135.8% +9.0% 6,410 円369 億円

今の株価時価総額 2,719 円156 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 戸建と収益物件が伸び続け、売上が 900 億円に近づく 利益 42 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 11,368 円654 億円

仕入準備高 895 億円を足がかりに、戸建の引渡は 10 年で 1.5 倍の 590 棟前後になる。都心回帰の流れと多摩エリアの強みで、住宅価格は年 2.7% 上がる。収益マンション・木造アパート・事業用地の販売も 2 倍近くに増える。

多摩建設のマンションも棟数を増やし、4 つの事業が土地情報を融通し合うシナジーが効く。売上は 880 億円、営業利益は 84 億円(利益率 9.6%)になる。

借入は売上の 7 割にあたる 610 億円まで膨らみ、金利が 4% に上がって利払いが 25 億円かかる。それでも純利益は 42 億円。ここまで伸びても、倍率は 14.57 倍が上限で、成長株のような値は付かない。

  • ハウジング(戸建):数量 591(引渡棟数(棟))× 価格 1.00(1 棟あたりの売上(億円、名目))→ 売上 592 億円・営業利益 47 億円。数量 1.50 倍・価格 1.30 倍(名目)・営業利益率 8.0%
  • アセットソリューション(収益物件・事業用地):数量 52.2(引渡件数(件))× 価格 2.87(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 150 億円・営業利益 24 億円。数量 1.80 倍・価格 1.34 倍(名目)・営業利益率 16.0%
  • 宿泊:数量 56.0(引渡件数(件))× 価格 0.37(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 21 億円・営業利益 3 億円。数量 4.00 倍・価格 1.34 倍(名目)・営業利益率 12.0%
  • マンション(多摩建設、2026/04 から連結):数量 140(売上の数量指数(直近 1 年 =100))× 価格 0.81(指数 1 あたりの売上(億円、名目))→ 売上 113 億円・営業利益 10 億円。数量 1.40 倍・価格 1.30 倍(名目)・営業利益率 9.0%

倍率:事業の純利益 42 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.5% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.57 倍、時価総額 608 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:仕入が順調に積み上がり、住宅ローン金利も大きく上がらず、さらに収益物件の需要が続く必要がある。重なる条件が多く、8% にとどめた。

やや楽観 22% 戸建は着実に伸び、収益物件も堅調で売上が 740 億円に届く 利益 31 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 8,376 円482 億円

戸建の引渡は 1.35 倍の 530 棟になる。シェアは小さく、全国の分譲戸建の 0.4% に届く程度なので、棟数を増やす余地はある。価格は年 2.3% の上昇にとどまる。

収益物件の販売は 1.5 倍に増える。ただ、事業用地の販売は市況に左右される。営業利益率は 8.7% で、直近の 8.9% から少し下がる。

売上は 740 億円、営業利益は 65 億円。借入は 520 億円で、利払いが 21 億円かかる。純利益は 31 億円になる。配当性向 35% の方針を保ち、還元は 10 年で約 90 億円になる。

  • ハウジング(戸建):数量 532(引渡棟数(棟))× 価格 0.96(1 棟あたりの売上(億円、名目))→ 売上 513 億円・営業利益 38 億円。数量 1.35 倍・価格 1.25 倍(名目)・営業利益率 7.5%
  • アセットソリューション(収益物件・事業用地):数量 43.5(引渡件数(件))× 価格 2.79(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 121 億円・営業利益 17 億円。数量 1.50 倍・価格 1.30 倍(名目)・営業利益率 14.0%
  • 宿泊:数量 42.0(引渡件数(件))× 価格 0.36(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 15 億円・営業利益 2 億円。数量 3.00 倍・価格 1.30 倍(名目)・営業利益率 10.0%
  • マンション(多摩建設、2026/04 から連結):数量 120(売上の数量指数(直近 1 年 =100))× 価格 0.78(指数 1 あたりの売上(億円、名目))→ 売上 93 億円・営業利益 8 億円。数量 1.20 倍・価格 1.25 倍(名目)・営業利益率 8.5%

倍率:事業の純利益 31 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.0% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍。全体の PER 14.07 倍、時価総額 433 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近 10 年の増収ペース(年平均 15%)より遅い年 7% 台の成長を置く。業界全体が縮む中でシェアを取り続けられるかが分かれ目で、強気の中では最も起こりやすい。

中立 38% シェアを取りながら伸びるが、金利と利益率の低下が重い 利益 21 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 5,776 円332 億円

戸建の引渡は 1.2 倍の 470 棟になる。業界の着工は縮むが、都心回帰の需要を取る。住宅価格は年 2% の上昇で、建築費の上昇を転嫁しきれない。利益率は 6.8% に下がる。

収益物件は 1.2 倍、多摩建設のマンションは横ばい。売上は 620 億円、営業利益は 48 億円で、利益率は 7.7%。直近の 8.9% は過去最高に近く、10 年の標準とは置かない。

借入が増え、金利が 3 年で 3.5%、10 年で 4% の水準に上がる。利払いは 17 億円と今の 3 倍。純利益は 21 億円で、今の 19 億円から 1 割増にとどまる。

  • ハウジング(戸建):数量 473(引渡棟数(棟))× 価格 0.94(1 棟あたりの売上(億円、名目))→ 売上 445 億円・営業利益 30 億円。数量 1.20 倍・価格 1.22 倍(名目)・営業利益率 6.8%
  • アセットソリューション(収益物件・事業用地):数量 34.8(引渡件数(件))× 価格 2.68(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 93 億円・営業利益 11 億円。数量 1.20 倍・価格 1.25 倍(名目)・営業利益率 12.0%
  • 宿泊:数量 28.0(引渡件数(件))× 価格 0.35(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。数量 2.00 倍・価格 1.25 倍(名目)・営業利益率 8.0%
  • マンション(多摩建設、2026/04 から連結):数量 100(売上の数量指数(直近 1 年 =100))× 価格 0.76(指数 1 あたりの売上(億円、名目))→ 売上 76 億円・営業利益 6 億円。数量 1.00 倍・価格 1.22 倍(名目)・営業利益率 7.5%

倍率:事業の純利益 21 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.9% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.3 倍、時価総額 283 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界全体の戸建需要は細る。その中で会社は仕入力で伸びるが、金利の上昇で利払いが重くなる。最も無理のない落としどころで、確率が最大になる。

やや悲観 22% 住宅ローン金利が上がり、戸建の需要が細る 利益 5 億円 · PER 5.8 倍 · 株価時価総額 1,252 円72 億円

住宅ローン金利が上がり、戸建の引渡は 5% 減る。価格は年 1.1% しか上がらず、仕入れた用地の値下がりを引き受ける年も出る。利益率は 4.5% に下がる。

収益物件は需要が弱まり、2 割減る。借入は売上の 7 割、金利が 4.5% に上がる。利払いが 14 億円かかり、営業利益 21 億円から差し引くと、純利益は 5 億円にとどまる。

配当性向 30% では 10 年の還元が 38 億円。ROE は 3% 台に下がる。在庫の回転が落ち、資金繰りに余裕がなくなる。用地を高く仕入れた年の在庫が重荷になり、値引き販売を迫られる。

  • ハウジング(戸建):数量 374(引渡棟数(棟))× 価格 0.86(1 棟あたりの売上(億円、名目))→ 売上 323 億円・営業利益 15 億円。数量 0.95 倍・価格 1.12 倍(名目)・営業利益率 4.5%
  • アセットソリューション(収益物件・事業用地):数量 23.2(引渡件数(件))× 価格 2.36(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 55 億円・営業利益 4 億円。数量 0.80 倍・価格 1.10 倍(名目)・営業利益率 7.0%
  • 宿泊:数量 14.0(引渡件数(件))× 価格 0.31(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00 倍・価格 1.10 倍(名目)・営業利益率 3.0%
  • マンション(多摩建設、2026/04 から連結):数量 80.0(売上の数量指数(直近 1 年 =100))× 価格 0.68(指数 1 あたりの売上(億円、名目))→ 売上 55 億円・営業利益 3 億円。数量 0.80 倍・価格 1.10 倍(名目)・営業利益率 5.0%

倍率:事業の ROE は約 3.4%、RONIC は約 6.4%、正当化 PER は約 6.8 倍。上限の 85% の 5.8 倍に置いた。ためた利益は額面未満の価値にとどまる。

確率:金利上昇と住宅価格の上昇が重なり、住宅需要が縮む。仕入れた土地の在庫の回転が落ちる。住宅分譲は 10 年に 1 度は需要の谷がある。

悲観 10% 用地の値下がりと資金の枯渇で、リーマン級の谷に落ちる 利益 −7 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 226 円13 億円

金利の急上昇と景気の後退で、戸建の販売が 3 割落ちる。用地を高く仕入れていた分は、値下げして売るしかなく、価格は今の 95% に下がる。粗利が消え、営業損益は赤字になる。

借入が売上の 7 割あり、金利は 5% に上がる。利払い 9 億円が重く、最終赤字は 7 億円。在庫の評価損で、積み上げた自己資本は今の 86 億円まで戻る。

銀行が借り換えに慎重になれば、在庫を投げ売りして資金を作る。利益で測れば会社の値打ちは小さい。売れる資産から負債を引くと、残りは約 13 億円しかない。買い手がつかない用地は、さらに安く手放すことになる。

  • ハウジング(戸建):数量 276(引渡棟数(棟))× 価格 0.73(1 棟あたりの売上(億円、名目))→ 売上 202 億円・営業利益 0 億円。数量 0.70 倍・価格 0.95 倍(名目)・営業利益率 0.0%
  • アセットソリューション(収益物件・事業用地):数量 14.5(引渡件数(件))× 価格 2.04(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 30 億円・営業利益 0 億円。数量 0.50 倍・価格 0.95 倍(名目)・営業利益率 0.0%
  • 宿泊:数量 7.0(引渡件数(件))× 価格 0.28(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。数量 0.50 倍・価格 1.00 倍(名目)・営業利益率 -10.0%
  • マンション(多摩建設、2026/04 から連結):数量 55.0(売上の数量指数(直近 1 年 =100))× 価格 0.59(指数 1 あたりの売上(億円、名目))→ 売上 32 億円・営業利益 0 億円。数量 0.55 倍・価格 0.95 倍(名目)・営業利益率 0.0%

倍率:赤字で稼ぐ力は無い。値の下支えは売れる資産から負債を引いた約 13 億円。今の自己資本 86 億円に対して 0.151 倍として置いた。

確率:リーマン級の谷(2008〜09 年は住宅着工が 3 割減り、中堅の住宅会社が破綻した)が来る。借入が売上の 7 割で、在庫の評価損が自己資本を削るため、10% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ハウジング(戸建)

東京都心から多摩エリアで用地を仕入れ、戸建住宅を建てて分譲する。戸建用地の分譲も含む。

数量引渡棟数(棟)価格1 棟あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 394 0.77 304 23
10 年後 中立 473 0.94 445 30

取り方:売上 303.7 億・394 棟(決算補足説明資料)。営業利益はセグメント別の開示が無く、全社 32.8 億を売上・粗利の比で 23.2 億に推定配分。

アセットソリューション(収益物件・事業用地)

収益マンション・木造アパート・事業用地を仕入れ、投資家や事業者に売る。

数量引渡件数(件)価格1 件あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 29.0 2.14 62 9
10 年後 中立 34.8 2.68 93 11

取り方:売上 62.2 億・29 件(収益マンション 7・木造アパート 6・事業用地 15・請負 1)。営業利益は推定配分 9.2 億。

宿泊

空き家などを活用した宿泊施設の開業・運営支援と分譲。

数量引渡件数(件)価格1 件あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 14.0 0.28 4 0
10 年後 中立 28.0 0.35 10 1

取り方:売上 3.9 億・14 件。営業利益は推定 0.4 億。

マンション(多摩建設、2026/04 から連結)

多摩・練馬を中心に、小規模な低層ファミリーマンション「ベルジュール」を分譲する。

数量売上の数量指数(直近 1 年 =100)価格指数 1 あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 100 0.62 62 5
10 年後 中立 100 0.76 76 6

取り方:2026/04 に子会社化した多摩建設。2025/11 期の売上 62 億円(会社資料)を 2026/03 期の連結に入れていないが、今の稼ぐ力として参考値で置く。営業利益は経常利益 5.3 億円から推定 5.0 億。

リスクと懸念

借入と金利の上昇

有利子負債は 260 億円で、時価総額を上回る。金利が 4% に上がれば利払いは 17 億円近くに膨らみ、純利益の伸びを抑える。

住宅市場の谷

リーマン後の 2009 年は着工が 3 割減り、中堅の住宅会社が破綻した。在庫の評価損と資金繰りが同時に悪化する。

在庫の評価損

販売用・仕掛の不動産は 293 億円で、総資産の 76%。用地の値段が 2 割下がれば、自己資本の 6 割が消える。

買収の統合

2026 年 4 月に約 39 億円でホーユーコーポレーション(多摩建設)を買収した。統合が進まなければ、借入だけが残る。

人手と建築費

従業員は 158 人。建築費と人件費は物価を超えて上がりやすい。売値に転嫁できなければ粗利率が落ちる。

大手との用地競争

同じ用地を飯田グループやオープンハウスが取りに来る。仕入値が上がれば利益率が下がる。

今後の分かれ目

住宅ローンの変動金利が 1 ポイント以上上がり、戸建の受注棟数が 2 期続けて減る
やや悲観の確率を上げる。在庫の回転が落ちるかを見る。
粗利率が 17.8% の水準を保ったまま売上が 500 億円に届く
強気の筋書きの確率を上げる。多摩建設の統合がうまくいった証拠になる。
有利子負債が売上の 7 割を超え、銀行の借り換えが厳しくなる
悲観の確率を上げる。在庫の投げ売りの可能性が出る。
収益物件の引渡が減り、事業用地の売却が止まる
アセットソリューションの利益率の前提を下げる。
配当性向を引き上げ、自社株買いを始める
成長の再投資から還元へ方針が移る。倍率の見方を見直す。

見ておくもの

  • 戸建の引渡棟数と受注残
  • 粗利率(17.8% の維持)
  • 有利子負債と自己資本比率
  • 仕入準備高の推移
  • 住宅ローン金利
  • 多摩建設の統合と売上への寄与

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コストを上回る事業の式(RONIC を k と ROE の中間に置く)から、上限の 85〜90% で置いた。今の株価や PER は見ていない。今の PER が 8 倍台と低いことは根拠にしていない。金利が 4% に上がる前提で、純利益を組み直した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11→14.57 倍・やや楽観 PER 10.2→14.07 倍・中立 PER 9.5→13.3 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. アグレ都市デザイン 2026年3月期 決算補足説明資料
  2. アグレ都市デザイン 有価証券報告書(第17期)
  3. アグレ都市デザイン ホーユーコーポレーション子会社化(M&A Online)

分析日 2026-10-20