株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

グローバル・リンク・マネジメント 3486

機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,649 円580 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,886 円300 億円差 +93.5%
10 年後から見ると 割安 価値 3,649 円580 億円 · 差 +93.5% · 期待の年率 +14.7%
期待の年率リターン(10 年)+14.7%資本コスト比 +6.7 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

グローバル・リンク・マネジメントは、東京でレジデンスを建て、1 棟ごと機関投資家に売る不動産会社だ。個人向けの区分販売から、機関投資家への 1 棟販売に軸を移して伸びた。2025/12 期の売上は 693 億円、営業利益は 74 億円で、自己資本利益率は 31% に達した。

筆者の結論は「適正」である。10 年後の価値は、今の時価総額とほぼ同じだ。収益の質は高いが、その高さは続かない。今の値段は、その両方を映している。

理由は 2 つある。1 つは、利益の山が続かないことだ。中立では、営業利益率は 9〜10% にとどまり、自己資本利益率は 12% 近くまで下がる。もう 1 つは、借入に頼る商売だということだ。純有利子負債は自己資本と同じ規模で、金利と融資姿勢が悪化すれば、リーマン後のように赤字へ沈む。

気になるのは、会社の成長目標だ。経常利益を 2040 年に 1,000 億円にする計画は、年率 25% の成長が前提になる。筆者はこれを置かず、物価並みの成長を中立に置いた。計画が部分的にでも実現すれば、上振れの余地はある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべき点は 3 つある。第 1 に、10 年後も事業が残るか。東京のレジデンス需要は残るが、開発という商売は景気の波が大きく、利益が毎年続くとは限らない。第 2 に、堀が広がるか。土地を入札で取り合う商売で、広がりにくい。第 3 に、稼いだお金の使い道だ。

株主のものになる利益は、純利益から在庫の増加に使うお金を引いたものだ。在庫を増やして成長する会社は、利益が出ても現金が残りにくい。この会社も、純有利子負債が自己資本と同じ規模にある。

筆者は、自己資本利益率が 31% から 12% 近くに下がる前提を置いた。この水準でも資本コストを上回るので、事業の価値は残る。

安全域は、価格が下がるときに借入が重くなる点で薄い。それでも、中立の姿でも資本コストを上回るので、今の値段は高収益の継続を前提にしていない。割安とまでは言えず、適正と見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、東京の土地でレジデンスを開発し、1 棟ごと売ることだ。開発事業は 2025/12 期に 1,147 戸を売った。買い手は機関投資家やファンドで、個人に 1 戸ずつ売るやり方ではない。2026/12 期の計画は 758 戸と、一度減らし、利益率の高い事業に重心を移す。

土地企画事業は、相続などで売りに出た土地を仕入れ、隣地とまとめて権利を整えて、開発業者に売る。完成まで 2 年かかる開発より、半年から 1 年で回収できる。2026/12 期は 25 件、売上 200 億円を計画する。

再生事業は、中古のオフィスビルやマンションを買い、改修して賃料を上げ、投資家に売る。2025/12 期の実績では、売却時の賃料が 3 割ほど上がった。2026/12 期は 9 棟、売上 160 億円の計画だ。

子会社には、AI を作る AtPeak、建物管理の G&G Community がある。2026 年 6 月には、投資顧問の SAGL アドバイザーズを完全子会社にした。運用報酬という安定した収益の入口で、貢献は次の中期経営計画以降だ。

優良さと弱いところ

この会社の良さは、買い手の機関投資家に近いことだ。仕入れの前に、買い手の希望を聞いて企画する。会社は、買い手の潜在需要が 3.3 兆円あると説明する。販売前に売れた戸数が多く、在庫の回転が速い。2026/12 期の計画 758 戸のうち、636 戸は期の途中で売買契約を済ませた。

弱いのは堀だ。他の開発業者が同じ土地を狙い、入札で価格が決まる。ブランドや技術で値段を決める力はなく、堀、つまり他社がまねできない強みは弱い。収益は、土地と建築費、売り値の差だけで決まる。

資本効率は高い。自己資本利益率は 31% で、全産業の平均を大きく上回る。ただ要因は、借入を使った回転の速さだ。純有利子負債は自己資本と同じ規模で、財務の余力が大きいわけではない。

経営と株主の関係にも目を向けたい。創業者の金大仲氏と資産管理会社 G2A が、合わせて約 48% を持つ。経営の方向は定まりやすいが、少数株主の意見は届きにくい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

東京の投資用レジデンスは、機関投資家の需要が強い。賃料が上がり、物件の取得競争が激しいためだ。国内の不動産投資の年間取引は 6 兆円ほどで、そのうちレジデンスが 1 兆円。会社はこの市場で、年 1,000 戸前後を売る。

向かい風は金利だ。10 年国債が 3% へ上がれば、買い手が求める利回りも上がる。同じ賃料でも、物件の値段は下がる。建築費は人手不足で毎年 2〜3% 上がり、土地の仕入れ値も上がる。この二つが重なると、利益率は縮む。

追い風は、土地の供給不足と賃料の上昇だ。東京の相続は年 8 万件を超え、その一部が売りに出る。土地企画事業はここを狙う。

競争相手は、他の開発業者やゼネコンだ。会社は「ゼネコンが土地を仕入れて開発し、完成後に買い戻す」形も使い、貸借対照表に載せない開発を増やしている。ただこの形も、買い手がつかなければ在庫を抱える。リーマン後は、多くの開発業者が赤字や破綻に追い込まれた。市場の大きさは公表の数字に頼り、シェアは筆者が戸数と単価から推定した。

金融の側から見れば、投資用の不動産は「利回り」で値付けされる。賃料が上がっても、買い手の求める利回りが上がれば、売値は伸びない。会社の利益は、この差し引きで毎年決まる。中立では、10 年で賃料が物価並みに上がる一方、利回りの上昇が値段を押さえると置いた。

資本政策と M&A

還元は配当性向 30% の累進配当だ。2026/12 期の配当は前期より約 2 割増える計画で、配当性向は 31%。自己株の取得は、経営層への株式報酬が目的で、株主への還元は主眼ではない。

財務は、2026 年 6 月末で純資産 157 億円、有利子負債 467 億円。うち約 130 億円は、土地を売った後も貸借対照表に残る仮想の負債で、実際の利払いはない。実質の自己資本比率は 35% 前後だ。

2025 年 5 月に、大株主が株式を売り出した。需要は売り出し額の約 6 倍だった。G2A が約 34%、金大仲氏が約 14% を持つ。TOB の可能性は、kabufu の試算で 10 年以内に約 26% とある。

M&A は、投資顧問の SAGL を完全子会社にした例がある。次の中期経営計画では、AM 事業の拡大と、レジデンス以外の資産(ホテル・物流)への展開が焦点になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

買い手の機関投資家の需要は強く、会社は 3.3 兆円の潜在需要を回収し終えたと説明する。2027/12 期の販売計画は 1,280 戸で、仕入れはすでに 1,362 戸を済ませた。2028/12 期の分も 1,289 戸ある。販売の見通しが 3 年先まで立っている。

土地企画と再生は、次の柱になる。相続による土地の移動は東京で年 8 万件あり、そのうち売りに出る 1 割の土地を、ビッグデータで探す。再生事業は、改修後に賃料が 3 割上がり、買い手のつく物件を選べる。

利益率は上がっている。2025/12 期は、開発事業の粗利率が計画の 13% を大きく上回った。自己資本利益率は 31% で、資本コストの 3 倍を超える。2026/12 期は経常利益 75 億円、2027/12 期は 100 億円を計画する。

配当性向は 3 割の累進配当で、増配が続く。AM 事業の SAGL を取り込み、運用報酬という安定収益を足せる。借入は、販売前の売買契約が済んだ範囲に限られ、リスクは管理されている。

慎重な見方

不動産開発は、金利と融資に依存する。10 年国債が 3% に上がれば、買い手の取得利回りも上がり、物件の売値が下がる。同じ賃料でも、利回りが 3.5% から 4.5% に上がれば、値段は 2 割下がる。建築費は毎年 2〜3% 上がり、利益を削る。

会社の純有利子負債は、自己資本と同じ規模にある。仕入れた土地や建物を売る前に、買い手が引けば、在庫と利払いだけが残る。リーマン後の 2008 年から数年間、多くの開発業者が赤字や破綻に追い込まれた。この会社の利益は、2023 年から 3 年の好環境の産物だ。

計画の信頼性も気になる。2026/12 期は、第 2 四半期までの売上が前年同期比で 20% 減、経常利益は 36% 減だった。会社は期ずれと説明するが、通期の達成は下期に偏る。

経常利益を 2040 年に 1,000 億円にする計画は、年率 25% の成長が 14 年続く前提だ。土地は限られ、買い手の資金にも限りがある。創業者と資産管理会社が約 48% を持ち、少数株主の声は届きにくい。

どちらに重みを置いたか

事業の質では強気の言い分が勝つ。ただ景気の波と借入への弱さでは、慎重な言い分が当たる。今の高収益が続く前提は置かず、自己資本利益率が下がる姿を中立にした。

確率は中立に 34% を置き、悲観の側にやや厚くした。結果は、中立なら 10 年後の時価総額と還元の合計が今の 2.5 倍ほどになる。ただ悲観の側が価値を削り、総合では今の値段が適正になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 6,475 円1,029 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 955 円152 億円)。 今の値に割り戻すと 3,649 円580 億円、今との差 +93.5%、 期待の年率 +14.7%(資本コスト 8.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 14,134 円2,246 億円 1,422 円226 億円 +724.8% +23.5% 1,245 円198 億円
やや楽観 20% 10,813 円1,718 億円 1,240 円197 億円 +539.1% +20.4% 2,411 円383 億円
中立 34% 7,941 円1,262 億円 1,070 円170 億円 +377.8% +16.9% 3,064 円487 億円
やや悲観 24% 1,821 円289 億円 749 円119 億円 +36.3% +3.1% 617 円98 億円
悲観 14% 319 円51 億円 352 円56 億円 −64.4% −9.8% 94 円15 億円
加重平均100% 6,475 円1,029 億円955 円152 億円 +293.9% +14.7% 7,430 円1,180 億円

今の株価時価総額 1,886 円300 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 機関投資家の需要が厚いまま、土地企画と再生が柱になる 利益 105 億円 · PER 19.8 倍 · 株価時価総額 14,134 円2,246 億円

首都圏のレジデンスに機関投資家の資金が入り続け、1 棟販売の値段が下がらない。会社は GLM100 の次の計画も達成し、土地企画と再生が開発に並ぶ柱になる。相続で出る土地の仕入れが仕組みとして回り、中古オフィスの買取再販は件数も 1 件あたりの額も増える。ホテルや物流など、レジデンス以外の資産にも広がる。自己資本はためた利益で厚くなり、借入に頼らず回せる。営業利益率は 11% 台に上がり、自己資本利益率は 15% 台で、資本コストを大きく上回る。レジデンスの 1 棟販売は 1,600 戸近くまで増え、会社の目標をも超える姿だ。10 年続けて金利も融資姿勢も味方になる姿で、実現するのは難しい。

  • 開発事業(新築レジデンス・ホテルの 1 棟販売):数量 1,548(販売戸数(戸))× 価格 6,246(1 戸あたり平均販売額(万円)。rev_factor は 0.0001(戸 × 万円 = 万円 → 億円))→ 売上 967 億円・営業利益 92 億円。数量 1.35 倍・値段 1.28 倍、営業利益率 9.5%
  • 土地企画事業:数量 41.8(販売件数(件))× 価格 6.29(1 件あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 263 億円・営業利益 50 億円。数量 1.90 倍・値段 1.85 倍、営業利益率 19.0%
  • 再生事業(中古ビル・マンションの買取再販):数量 14.0(販売棟数(棟))× 価格 16(1 棟あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 227 億円・営業利益 31 億円。数量 2.00 倍・値段 1.95 倍、営業利益率 13.5%

倍率:事業の純利益 105 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 30.5% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 19.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.8 倍。全体の PER 19.81 倍、時価総額 2,080 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:金利も融資も味方で、三つの事業がそろって伸びる姿。開発不動産は景気の波が大きく、10 年続くとは考えにくい。8% にとどめた。

やや楽観 20% 会社の計画に近い形で、土地企画と再生が伸びる 利益 81 億円 · PER 19.4 倍 · 株価時価総額 10,813 円1,718 億円

レジデンスの販売は年 1,200 戸台まで増え、土地企画と再生は件数が 1.6 倍ほどになる。会社は GLM100 の経常利益 100 億円を達成し、その先も年 10% を超えて伸ばす。機関投資家の需要は続くが、金利の上昇で買い手の利回りの要求は上がり、値段の伸びは物価に届かない。営業利益率は 10% 台で、直近の山と同じ水準を保つ。自己資本は配当性向 3 割を引いても積み上がり、自己資本利益率は 14% 近い。大きな失敗がなく、計画がほぼ実現する姿だ。ホテルなどレジデンス以外の資産も少しずつ広がり、運用報酬の収益も加わる。ただし金利の上昇で、売値の伸びは物価に届かない。

  • 開発事業(新築レジデンス・ホテルの 1 棟販売):数量 1,399(販売戸数(戸))× 価格 6,002(1 戸あたり平均販売額(万円)。rev_factor は 0.0001(戸 × 万円 = 万円 → 億円))→ 売上 840 億円・営業利益 71 億円。数量 1.22 倍・値段 1.23 倍、営業利益率 8.5%
  • 土地企画事業:数量 36.3(販売件数(件))× 価格 5.85(1 件あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 212 億円・営業利益 38 億円。数量 1.65 倍・値段 1.72 倍、営業利益率 18.0%
  • 再生事業(中古ビル・マンションの買取再販):数量 12.6(販売棟数(棟))× 価格 15(1 棟あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 190 億円・営業利益 24 億円。数量 1.80 倍・値段 1.82 倍、営業利益率 12.5%

倍率:事業の純利益 81 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 27.6% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 17.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.4 倍。全体の PER 19.38 倍、時価総額 1,570 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期計画に近く進む姿。売上と利益を伸ばしてきた実績はあるが、金利上昇と建設費の高止まりが重なるため、中立より薄く置いた。

中立 34% 戸数は横ばい、土地企画と再生が少しずつ育つ 利益 60 億円 · PER 18.8 倍 · 株価時価総額 7,941 円1,262 億円

開発事業は年 1,250 戸前後で横ばいになる。東京の土地は限られ、建築費も毎年 2〜3% 上がるからだ。買い手の機関投資家は、金利上昇で利回りを上げて要求する。そのため 1 戸あたりの値段は 10 年で 1.18 倍と、物価に届かない。土地企画と再生は、件数が 1.5 倍ほどに増え、大型の案件を扱う。営業利益率は 9〜10% で、2023 年から 2025 年の水準をやや下回る。自己資本は積み上がり、自己資本利益率は 12% 近くまで下がる。資本コストは上回るが、今の 31% とは別の会社になる。会社の成長目標には届かない、現実的な姿だ。

  • 開発事業(新築レジデンス・ホテルの 1 棟販売):数量 1,262(販売戸数(戸))× 価格 5,758(1 戸あたり平均販売額(万円)。rev_factor は 0.0001(戸 × 万円 = 万円 → 億円))→ 売上 727 億円・営業利益 55 億円。数量 1.10 倍・値段 1.18 倍、営業利益率 7.5%
  • 土地企画事業:数量 31.9(販売件数(件))× 価格 5.44(1 件あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 174 億円・営業利益 30 億円。数量 1.45 倍・値段 1.60 倍、営業利益率 17.0%
  • 再生事業(中古ビル・マンションの買取再販):数量 10.5(販売棟数(棟))× 価格 14(1 棟あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 148 億円・営業利益 16 億円。数量 1.50 倍・値段 1.70 倍、営業利益率 11.0%

倍率:事業の純利益 60 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 24.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.8 倍。全体の PER 18.78 倍、時価総額 1,127 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:最も確からしい姿として、最大の確率を置いた。会社の計画には届かず、直近の高収益も続かないが、事業が傾くほどでもない。

やや悲観 24% 金利上昇で買い手が引き、販売が減る 利益 24 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 1,821 円289 億円

金利が上がり、機関投資家の取得利回りの要求が上がる。1 棟ごとの販売価格は下がり、買い手がつくまでの期間も延びる。開発事業の戸数は 15% 減り、1 戸あたりの額もほとんど上がらない。土地企画と再生は、買い手を探す時間が延びて販売が遅れ、在庫が増える。銀行は融資姿勢を厳しくし、仕入れも絞る。営業利益率は 6% 台と、2020 年のコロナ禍に近い水準まで下がる。自己資本利益率は 6% 台と資本コストを下回り、配当性向 3 割は守るが、成長は止まる。リーマン後ほどの打撃ではないが、停滞が長く続く。会社は仕入れを絞り、在庫を減らして凌ぐ。ただ、買い手がつくまでの時間が延びた分、利払いが利益を削り続ける。

  • 開発事業(新築レジデンス・ホテルの 1 棟販売):数量 975(販売戸数(戸))× 価格 5,270(1 戸あたり平均販売額(万円)。rev_factor は 0.0001(戸 × 万円 = 万円 → 億円))→ 売上 514 億円・営業利益 26 億円。数量 0.85 倍・値段 1.08 倍、営業利益率 5.0%
  • 土地企画事業:数量 24.2(販売件数(件))× 価格 4.59(1 件あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 111 億円・営業利益 12 億円。数量 1.10 倍・値段 1.35 倍、営業利益率 11.0%
  • 再生事業(中古ビル・マンションの買取再販):数量 7.7(販売棟数(棟))× 価格 12(1 棟あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 90 億円・営業利益 6 億円。数量 1.10 倍・値段 1.40 倍、営業利益率 7.0%

倍率:事業の自己資本利益率 6.4% は資本コストを下回る。ためた利益は額面を下回る価値になり、PER の上限は 1÷k=10.5 倍。利益が谷に近い姿として、7.5 倍に置いた。

確率:金利上昇と融資の引き締めが重なる姿。不動産開発は金利と融資に弱く、売上が借入に依存する。中立の次に厚く置いた。

悲観 14% 融資が止まり、在庫の処分に追われる 利益 3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 319 円51 億円

金利が急に上がり、銀行が不動産向けの融資を絞る。機関投資家も買い控え、1 棟ごとの販売が半分近くまで減る。在庫は売れず、利払いが重くなる。2008 年のリーマン後と同じように、仕入れた土地や建物を値引きして売るしかなくなる。営業利益はほぼゼロまで下がり、一部は減損になる。配当は減り、自己資本は取り崩される。会社は存続するが、成長企業としての評価は消える。借入に頼る商売の限界が出る 10 年だ。土地や建物の値段が下がり、銀行が貸さなくなる局面は、過去にも起きた。投資家の取得も止まり、売ろうにも買い手がいない。

  • 開発事業(新築レジデンス・ホテルの 1 棟販売):数量 631(販売戸数(戸))× 価格 4,880(1 戸あたり平均販売額(万円)。rev_factor は 0.0001(戸 × 万円 = 万円 → 億円))→ 売上 308 億円・営業利益 5 億円。数量 0.55 倍・値段 1.00 倍、営業利益率 1.5%
  • 土地企画事業:数量 13.2(販売件数(件))× 価格 3.74(1 件あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 49 億円・営業利益 2 億円。数量 0.60 倍・値段 1.10 倍、営業利益率 3.0%
  • 再生事業(中古ビル・マンションの買取再販):数量 4.2(販売棟数(棟))× 価格 9.13(1 棟あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1)→ 売上 38 億円・営業利益 1 億円。数量 0.60 倍・値段 1.10 倍、営業利益率 3.0%

倍率:事業の自己資本利益率 1% 台で、稼ぐ力は付かない。床は、2026 年 6 月末の貸借対照表の売れる資産(税後の売却額)から負債を引いた約 50 億円。今の自己資本に 0.34 倍を掛けて置いた。EV ÷ 営業利益(時価総額+純有利子負債 151 億円)でも見たが、この筋書きは営業利益がほぼ消えており、借金の重さを織り込んだ床の資産で測るのが妥当と判断した。

確率:構造的な負け:金利と融資の急な悪化で、仕入れた在庫を損して売る。借入の多さを考えると、この深さはありうるので 14% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

開発事業(新築レジデンス・ホテルの 1 棟販売)

東京の城東・城南・城西を中心に、レジデンスを企画・建築して 1 棟ごと機関投資家などに売る。ホテルも始めた。

数量販売戸数(戸)価格1 戸あたり平均販売額(万円)。rev_factor は 0.0001(戸 × 万円 = 万円 → 億円)売上営業利益
今 2025/12 1,147 4,880 560 53
10 年後 中立 1,262 5,758 727 55

取り方:開示は 2025/12 期のレジデンス販売 1,147 戸(全戸契約済み)と、2026/12 期計画の売上 390 億円・758 戸。事業別の売上は開示を確認できず、全体 692.6 億円から土地企画・再生を引いた約 560 億円を戸数で割り、1 戸あたり約 4,900 万円と置いた推定。営業利益 52.5 億円は、全体 74.4 億円を事業別の売上総利益の見込みで配った推定(売上高営業利益率 9.4%)。10 年後の値段は物価の 3% ではなく、年 1.7% 程度(10 年で 1.18 倍)と置いた。賃料が物価並みに上がっても、金利が上がれば買い手の求める利回りが上がり、売値は賃料ほど伸びない(業種ノートも単価は名目年 1〜2%)。

土地企画事業

相続などで出る都内の土地を仕入れ、隣地とまとめて権利を整え、開発業者に売る。

数量販売件数(件)価格1 件あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1売上営業利益
今 2025/12 22.0 3.40 75 15
10 年後 中立 31.9 5.44 174 30

取り方:2025 年の販売計画は 18 件で、実績は約 22 件と置いた推定。1 件あたり約 3.4 億円で売上は約 75 億円。2026/12 期計画は 25 件・売上 200 億円で、隣地をまとめて付加価値を乗せる方針のため 1 件が大型化している。営業利益 14.5 億円は推定。

再生事業(中古ビル・マンションの買取再販)

中古のオフィスビルやマンションを買い、改修して賃料を上げ、投資家に売る。

数量販売棟数(棟)価格1 棟あたり平均販売額(億円)。rev_factor は 1売上営業利益
今 2025/12 7.0 8.30 58 7
10 年後 中立 10.5 14 148 16

取り方:2025 年は販売 7 棟の計画で、売上は約 58 億円と置いた推定(1 棟 8.3 億円)。2026/12 期計画は 9 棟・160 億円で、物件が大型化している(仕入計画も 12 棟から 10 棟に変更)。営業利益 7.4 億円は推定。

リスクと懸念

金利上昇と融資の引き締め

買い手の取得利回りが上がれば売値が下がり、銀行が不動産向けの融資を絞れば、仕入れと販売の両方が止まる。純有利子負債は自己資本と同じ規模で、影響が大きい。

利益の山が続かない

2023 年から 2025 年は、営業利益率が 9〜11% と、過去の 5〜7% を大きく上回った。この水準が続く保証はなく、中立では 9〜10% を置いた。

期ずれと販売時期

2026/12 期の第 2 四半期までの売上は前年同期比で 2 割減った。会社は期ずれと説明するが、通期の達成は下期に偏る。土地企画と再生は、買い手探しで時期がずれやすい。

建築費と人手不足

建築費は人手不足と資材高で毎年上がる。中東情勢などで納期が遅れる可能性もある。売値に転嫁できなければ、粗利が縮む。

成長目標の大きさ

2040 年に経常利益 1,000 億円という計画は、年率 25% の成長が 14 年続く前提だ。実現しなければ、期待が剥がれる。

支配株主の影響

創業者の金大仲氏と資産管理会社 G2A が約 48% を持つ。経営は安定しやすいが、少数株主の意見は届きにくく、保有株の売却や再編の動きが株価に影響する。

今後の分かれ目

10 年国債の利回りが 3% を超えて上がり、機関投資家の取得利回りが上がったら
1 戸あたりの売値の伸びを下げ、やや悲観・悲観の確率を上げる。
銀行が不動産向けの融資を絞り、仕入れの資金調達が難しくなったら
販売戸数を減らし、悲観の確率を上げる。
2027/12 期に経常利益 100 億円を達成し、その後も維持できたら
やや楽観・楽観の確率を上げる。
土地企画と再生の売上が計画どおりに積み上がり、利益率が開発事業を上回ったら
利益率の見通しを引き上げ、倍率の上限を見直す。
自己資本比率が 30% を割るか、実質の有利子負債が増えたら
借金の重さを示す。資本コストを引き上げ、悲観の確率を上げる。
G2A や創業者の保有株の売却、または TOB の話が出たら
価格はプレミアムを含みうる。本質価値は事業の稼ぐ力で測り直す。

見ておくもの

  • 販売戸数と、期末までの売買契約の進捗
  • 売上総利益率(開発・土地企画・再生別)
  • 純有利子負債と実質自己資本比率
  • 10 年国債の利回りと不動産向け融資の姿勢
  • 土地企画・再生の仕入れ棟数と販売棟数

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の自己資本利益率と資本コスト 8% から式で決めた。今の株価や同業の倍率は使っていない。中立の自己資本利益率は 11.8% で、資本コストを上回る。堀は弱く(残る割合 1/3)、g は 4% まで。式の上限 11.3 倍の約 84% の 9.5 倍を置いた。数量は実質、価格は物価の 3% より低く置き、理由は金利上昇による買い手の利回りの上昇。10 年後の数字は、今と同じ形で置いている。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→19.81 倍・やや楽観 PER 10→19.38 倍・中立 PER 9.5→18.78 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 2026/12期 第2四半期 決算説明資料(2026/08/07)
  2. 2025年12月期 決算短信(2026/02/13)
  3. 大株主 finboard

分析日 2026-10-16