株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

ロードスターキャピタル 3482

都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)6,716 円1,363 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,479 円503 億円差 +170.9%
10 年後から見ると 割安 価値 6,716 円1,363 億円 · 差 +170.9% · 期待の年率 +19.1%
期待の年率リターン(10 年)+19.1%資本コスト比 +10.9 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ロードスターキャピタルは、東京の中規模オフィスビルを買い、手を入れて貸し、タイミングを見て売る会社だ。売上の約 8 割がこの不動産投資で、残りは運用の受託とクラウドファンディング、ホテル運営になる。社長の岩野達志氏は不動産鑑定士で、持株は約 2 割ある。

筆者の結論は「割安」だ。一番の理由は、稼ぐ力に対して値段が低いこと。純利益は毎年のように増え、自己資本利益率(ROE)は 25% 前後を保つ。ところが時価総額は純利益の約 6 倍にとどまる。確率で重みを付けた本質価値は、今の時価総額を大きく上回る。

怖いのは借入だ。純有利子負債は 551 億円と、時価総額を上回る。自己資本比率は 26%。金利が上がって買い手の利回り要求が上がれば、売値が下がり、貸し手が引く。リーマン後に不動産会社が次々と倒れた記憶は、この業界の誰にも残っている。

筆者は、この借入の重さを割り引いて、ふつうの会社より低い安全域で見ている。それでも、割安の差が大きい理由は、利益が売却益に偏っていても、毎年積み上がる賃料が土台にあるからだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家はまず「理解できる商売か」を問う。この会社の商売は、買う、直す、貸す、売るの繰り返しだ。わかりやすいが、10 年後の利益を予測しにくい。売却益は市場の状況で大きく動く。

次に、オーナーが手にできる利益を考える。稼いだ利益の大半を次の物件に回す会社で、株主が自由に使える利益は、見かけの純利益より少ない。

堀は並だ。情報網と判断の速さは武器だが、他人にまねされやすい。人に依存する部分が大きい。

経営者の資本配分は、攻めの色が濃い。借入で物件を買い、売って増やしてきた。ここ数年の結果は優れているが、リーマン級の谷で試されていない。

安全域は、値段の低さで確保できている。筆者が見る本質価値は、今の時価総額を大きく上回る。ただし、借入が時価総額を上回る会社は、谷で株主の取り分が真っ先に削られる。その分を悲観の確率に反映した。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は 3 つある。柱は不動産投資で、売上の約 8 割を占める。オフィスビルを 10 億〜50 億円の価格帯で買い、共用部や水回りを直し、安かった賃料を契約更新のたびに引き上げて、貸しながら売り時を待つ。売れば売却益が入り、貸している間は賃料が入る。ホテルも持ち、運営の収益も取り込む。

2 つ目は運用の受託(アセットマネジメント)だ。投資家のお金を預かって物件を買い、運用の手数料を受け取る。預かり資産は 1,100 億円を超えた。中計では 2027 年に 3,000 億円を目指す。

3 つ目はクラウドファンディング「OwnersBook」だ。個人から資金を集め、不動産の事業に貸し付ける。手数料が入り、借入に頼らず物件を買う手段にもなる。

狙いはすき間にある。10 億円を超えると個人の富裕層は手が出ない。50 億円未満だと大手の不動産投資信託(REIT)は採算が合わない。この帯は競争が緩く、意思決定の速い会社が勝つ。社長が不動産鑑定士で、早ければ 1 日で買う判断ができる。

都内の物件では、築 20〜30 年で賃料が相場より安いものを選ぶ。直して引き上げる余地を買う発想だ。

優良さと弱いところ

強みは「速さ」と「目利き」にある。仕入れの判断が早く、賃料が上げられる物件を見つける眼がある。仕入れは累計で約 1,000 億円(2022 年末時点)。売却で損を出したことがないと、会社は説明している。

売る力だけでなく、持つ力も増えている。中計は短期の転売ではなく、賃料やホテルの収益を得ながら持つ方針を打ち出した。利益の質を上げる動きだ。

弱点はまず借入の厚さだ。純有利子負債は自己資本の 1.7 倍。借入は原則 10 年超の固定で、財務制限条項(返済を急がされる約束)を付けない設計にしているが、買い手が減れば売るに売れない。

次に、利益が売却益に偏る点だ。2026 年上期は売上が 36% 増えたのに、営業利益は 4.5% しか増えなかった。4〜6 月の営業利益率は 17.7% と、前年の 20.5% から下がっている。仕入れ価格が上がり、売却益が薄まりつつある兆候だ。

財務は営業利益が支払利息の 10 倍あり、問題はない。ただし利払いは 12.9 億円と、2 年で倍近くになった。

堀(他社がまねできない強み)は並だと見る。人と情報のネットワークは武器だが、同じ物件をトーセイやサンフロンティア不動産も狙い、制度や技術の壁はない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

舞台は東京都心のオフィス市場だ。コロナ後も都心の空室率は低く、賃料は上がっている。新しく建つ大型ビルは大手が押さえ、中規模ビルは新規の供給が少ない。需要が落ちにくい構造がある。

ただし、金利の存在が大きい。物価 3%、10 年国債 3% の世界では、不動産を買う側が求める利回りが上がる。売値は下がりやすい。これが続けば、安く買って高く売る商売の利ざやは細る。

買い手は多い。J-REIT、私募ファンド、外資ファンド、富裕層、事業会社が競い合っている。中規模ビルの売買は、国内の投資家が主役だ。同じ価格帯で戦うのが、トーセイ、サンフロンティア不動産、各社の私募ファンドだ。意思決定が早ければ先に買える。

運用受託の市場は伸びている。日本の不動産に資金を向ける海外の年金や機関投資家が増え、独立系の運用会社に資金が流れている。ロードスターは運用資産を 2027 年に 3,000 億円へ増やす計画だ。

循環のどこにいるか、といえば、売却益を取りやすい時期の後半に差しかかっている。2026 年上期の営業利益が売上ほど伸びなかったのは、その初期の兆しと筆者は見る。

資本政策と M&A

配当性向は 18% 以上が目安で、実際は 2 割前後だ。2026 年 12 月期の配当予想は大きく増えた。上場以来、増配が続いている。自社株買いは機動的に行うとしており、過去に実施した例もある。

2026 年 6 月、自己株式を使った株式の無償割当(1 株につき 0.2 株)を実施した。保有していた自己株式を株主に配り、流通する株式を増やす目的だ。新しい株式は増えず、実質の増配になった。

事業で稼いだお金の大半は、不動産への投資に回す。自己資本比率の目標は 25〜30% だ。借入は多いが、貸し手は金融機関で、返済期限は長い。

M&A は積極的ではない。外部の成長は、業務提携とクラウドファンディング、運用会社としての事業拡大で補う考えだ。

筆者が注目するのは、岩野社長が約 2 割を持つ点だ。経営者が大株主なので、株主の利益と経営の利益が重なりやすい。一方、少数株主の側から見ると、配当に回すお金が少なく、成長に回す額が大きいという選択も、経営者の意思に沿って決まる。

10 年の還元は、配当性向 21% を保つ形で置いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ROE は 25% 前後で、純利益は長く伸び続けている。中計は 2027 年に売上 600 億円、税前利益 167 億円を掲げ、ストックの拡大を着実に進めてきた実績がある。東京の中規模オフィスは新規供給が少なく、更新のたびに賃料を引き上げられるため、保有しているだけで利益が増える。

仕入れの強みは速さだ。社長が不動産鑑定士で、1〜5 営業日で買う判断を下せる。10 億〜50 億円の価格帯は、個人富裕層にも大手 REIT にも手が出にくいため、競争が緩い。売却で損を出したことがなく、実績も裏づけている。

運用受託は自己資本を使わずに手数料が入る。AUM が 3,000 億円まで育てば、利益の質は一段上がる。ホテルの運営を取り込み、賃料と運営収益が加わる。

借入は原則 10 年超の固定で、財務制限条項も付けない。金融機関から長い期間の借入を確保しており、谷で返済を迫られにくい設計だ。PER は 6 倍前後で、これだけ稼ぐ会社には低すぎる。

慎重な見方

借入が時価総額を上回る会社に、安全域はない。純有利子負債は自己資本の 1.7 倍で、自己資本比率は 26%。2008 年のリーマン後には、同じように借入で物件を増やした会社が、貸し手の態度が変わっただけで破綻した。10 年国債が 3% の世界は、不動産の買い手の利回りを押し上げ、売値を下げる。

利益は売却益に偏る。2026 年の上期は売上が 36% 増えたのに営業利益は 4.5% 増にとどまり、4〜6 月は純利益が減った。売却益が取りやすい時期は過ぎつつあるように見える。仕入れ価格は上がり、買い手の利回り要求も上がる。

運用の受託は伸びても、手数料率が低い。数字の見かけは増えるが、利益への貢献は小さい。クラウドファンディングも規制と信用の変化に弱い。

利払いはすでに 12.9 億円と、2 年で倍近くになった。借り換えのたびに金利は上がる。中計の目標を達成するには、さらに借入を増やさざるを得ず、収益は金利の上昇に食われる。社長が 2 割を持つ構造も、少数株主の意向とは別に資本配分が決まる危険がある。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや強いと見る。理由は、毎年の増益の実績に裏づけがあり、賃料という土台があるからだ。慎重な見方の借入の指摘は正しく、谷での傷は深い。

確率は、中立を最も厚くし、やや悲観を25%と厚めに置いた。悲観は 13% と、会社の優良さに比べて高めにした。借入が重い会社は、悪い局面の確率を上げても、なお割安という結果が出る。それが、値段の低さの意味だ。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 13,139 円2,666 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,144 円232 億円)。 今の値に割り戻すと 6,716 円1,363 億円、今との差 +170.9%、 期待の年率 +19.1%(資本コスト 8.3%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 27,040 円5,487 億円 1,828 円371 億円 +1,064.5% +27.8% 2,887 円586 億円
やや楽観 22% 21,096 円4,281 億円 1,552 円315 億円 +813.6% +24.8% 4,983 円1,011 億円
中立 30% 15,964 円3,240 億円 1,291 円262 億円 +596.0% +21.4% 5,176 円1,050 億円
やや悲観 25% 3,635 円738 億円 759 円154 億円 +77.2% +5.9% 1,098 円223 億円
悲観 13% 739 円150 億円 325 円66 億円 −57.1% −8.1% 138 円28 億円
加重平均100% 13,139 円2,666 億円1,144 円232 億円 +476.2% +19.1% 14,283 円2,898 億円

今の株価時価総額 2,479 円503 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 都心オフィスの買い時が続き、AUM も育つ 利益 297 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 27,040 円5,487 億円

中計の 2027 年を通過した後も、ストックは緩やかに積み上がる。東京の中規模オフィスは新規供給が少なく、賃料の引き上げが続く。10 億〜50 億円の物件は大手の REIT も個人富裕層も手を出しにくく、先に決める速さで仕入れ続けられる。借入は原則 10 年超の固定で、金利上昇の傷が浅い。AUM は 3,000 億円の中計をさらに超え、運用受託が自己資金を使わない利益の柱になる。営業利益率は過去最高圏の 29% 台を保つ。岩野社長のもとで仕入れの判断力が組織に根づき、後継の幹部も育つ。運用受託には海外の年金や機関投資家の資金が流れ込み、独立系の運用会社として確固たる地位を得る。借入は自己資本の拡大とともに相対的に軽くなり、自己資本比率は 30% を超える。ホテルや物流、商業ビルにも投資を広げ、都心オフィスの循環に左右されにくい形になる。配当は毎年増え、自社株買いも加わる。

  • 不動産投資(賃料・売却・ホテル):数量 2,300(年平均の保有ストック(億円・今の値段で測った実質))× 価格 0.68(売上÷ストック(賃料の利回りと売却の回転が含まれる・名目))→ 売上 1,558 億円・営業利益 468 億円。平均ストック 2300 億円(今の値段)× 売上÷ストック 0.677(今の 1.40 倍)、営業利益率 30%
  • 運用受託・クラウドファンディング等:数量 4,200(運用資産残高(億円・今の値段で測った実質・推定))× 価格 0.03(手数料率(名目の指数))→ 売上 105 億円・営業利益 53 億円。AUM 4200 億円 × 手数料率 2.50%(今の 1.40 倍)、営業利益率 50%

倍率:事業の純利益 297 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 23.7% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍。全体の PER 17.63 倍、時価総額 5,240 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:金利が安定し、都心の中規模オフィスの需給が締まり続け、かつ運用受託も育つという好条件が 10 年続く必要がある。会社の実績は強いが、その連続は多くないため 1 割に置いた。

やや楽観 22% 中計をほぼ達成し、緩やかに伸び続ける 利益 231 億円 · PER 17.4 倍 · 株価時価総額 21,096 円4,281 億円

ストックは 2027 年に 1,500 億円へ届き、その後は年に 1 割弱のペースで積み上がる。平均では 2035 年に今の 2 倍強になる。売却益と賃料が半々で入り、ホテル運営も加わる。AUM は 3,000 億円を超え、運用の手数料が安定した収入になる。営業利益率は今より少し下がる程度で、借入が増える分だけ金利の負担も重い。それでも配当は増え続け、ROE は 10% 台半ばに落ち着く。トーセイやサンフロンティア不動産との競争は続くが、10 億〜50 億円の帯での判断の速さは引き続き強みになる。物価の上昇で賃料は上がり、築 20〜30 年の物件の賃料引き上げも通る。クラウドファンディングは貸付型を中心に拡大し、借入に頼らない資金源として育つ。社長の持株は約 2 割のまま、株主との距離も近い。

  • 不動産投資(賃料・売却・ホテル):数量 1,900(年平均の保有ストック(億円・今の値段で測った実質))× 価格 0.66(売上÷ストック(賃料の利回りと売却の回転が含まれる・名目))→ 売上 1,260 億円・営業利益 365 億円。平均ストック 1900 億円(今の値段)× 売上÷ストック 0.663(今の 1.37 倍)、営業利益率 29%
  • 運用受託・クラウドファンディング等:数量 3,300(運用資産残高(億円・今の値段で測った実質・推定))× 価格 0.02(手数料率(名目の指数))→ 売上 81 億円・営業利益 40 億円。AUM 3300 億円 × 手数料率 2.45%(今の 1.37 倍)、営業利益率 49%

倍率:事業の純利益 230 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.6% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.4 倍。全体の PER 17.43 倍、時価総額 4,018 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2027 年の中計(ストック 1,500 億円)は直近の仕入れ実績から届く範囲にある。その先も都心オフィスは堅いとみて、確率は厚めに置く。

中立 30% ストックは倍に、利益率は少しずつ薄れる 利益 172 億円 · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 15,964 円3,240 億円

ストックは 2027 年の 1,500 億円を通過点に、平均で 1,500 億円(今の値段)まで増える。売却益の取りやすさは 2020 年代前半よりは薄まり、営業利益率は 28% 台へ下がる。物価の上昇で賃料と売却価格は上がるが、借入の金利も上がる。金利負担が増えるぶん、純利益の伸びは営業利益よりやや遅い。AUM は 2,600 億円まで増え、手数料が安定した柱になる。配当は利益の 2 割強で増え続ける。更新のたびに賃料を引き上げる地道な作業は続き、保有物件の賃料収入が土台として積み上がる。一方、買い手の利回り要求が上がる年は取引が止まり、売却益が出にくい年もある。借入は自己資本の拡大に比べ緩やかにしか増えず、自己資本比率は 25〜30% の目標に近づく。ROE は 25% から 13% 前後へ薄れるが、資本コストは上回る。

  • 不動産投資(賃料・売却・ホテル):数量 1,500(年平均の保有ストック(億円・今の値段で測った実質))× 価格 0.65(売上÷ストック(賃料の利回りと売却の回転が含まれる・名目))→ 売上 973 億円・営業利益 272 億円。平均ストック 1500 億円(今の値段)× 売上÷ストック 0.648(今の 1.34 倍)、営業利益率 28%
  • 運用受託・クラウドファンディング等:数量 2,600(運用資産残高(億円・今の値段で測った実質・推定))× 価格 0.02(手数料率(名目の指数))→ 売上 62 億円・営業利益 30 億円。AUM 2600 億円 × 手数料率 2.39%(今の 1.34 倍)、営業利益率 48%

倍率:事業の純利益 172 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 21.6% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.2 倍。全体の PER 17.22 倍、時価総額 2,960 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の勢いは続くとみるが、10 年の長さでは、金利上昇で買い手の利回りが上がる局面や、取引の空白期が少なくとも一度は来る。実績と構造を合わせた中心の見立て。

やや悲観 25% 金利上昇で買い手が離れ、ストックが伸びない 利益 68 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 3,635 円738 億円

ストックは中計の途中で伸びが止まり、平均では今の 1.15 倍程度にとどまる。買い手の利回り要求が上がり、売却益は物価ほど伸びない。オフィスの空室も目立ち、賃料の引き上げが効かない。営業利益率は 2 割程度まで下がり、借入の利払いが利益を削る。AUM も集まらない。それでも保有物件の賃料で黒字は保ち、配当は利益に連動して続く。オフィスの賃料は上がらず、築古の物件は空室が増える。トーセイやサンフロンティア不動産など競合も在庫を抱え、売却が長引く。クラウドファンディングの貸付も慎重になり、手元資金が細る。会社は借入を減らす方向に転じるが、利益は伸びない。ROE は一桁台に落ちる。

  • 不動産投資(賃料・売却・ホテル):数量 1,000(年平均の保有ストック(億円・今の値段で測った実質))× 価格 0.56(売上÷ストック(賃料の利回りと売却の回転が含まれる・名目))→ 売上 557 億円・営業利益 117 億円。平均ストック 1000 億円(今の値段)× 売上÷ストック 0.556(今の 1.15 倍)、営業利益率 21%
  • 運用受託・クラウドファンディング等:数量 1,500(運用資産残高(億円・今の値段で測った実質・推定))× 価格 0.02(手数料率(名目の指数))→ 売上 32 億円・営業利益 14 億円。AUM 1500 億円 × 手数料率 2.14%(今の 1.20 倍)、営業利益率 42%

倍率:ROE 7.5% が k 8.25% を下回るので、ためた利益は額面未満。正当化 PER の上限は 1÷k=10.5 倍で、成長が止まり売却益が薄い局面を見て、約 7 割の 7.5 倍に置いた。

確率:10 年国債 3% の世界では、買い手の求める利回りが上がり、売却価格が物価ほど伸びない。会社は借入が厚いため、仕入れを絞らざるを得ない局面が一度は来る。

悲観 13% 借入が重荷になり、物件を安く売らされる 利益 11 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 739 円150 億円

金利が上がり、買い手の利回りも上がる。都心のオフィスにも空室が出て、物件を売っても簿価を割る。貸し手が新規の融資を絞り、仕入れが止まる。ストックは 600 億円台まで縮み、売却損と減損で自己資本が削られる。ホテルの運営も不採算になる。運用受託の手数料も、顧客の資金が引いて細る。営業利益率は 1 割まで落ち、残るのは保有物件の賃料と整理後の資産だけになる。金融機関は新規の融資を絞り、既存の借入の借り換えにも担保を求める。2008 年のリーマン後に起きたことが繰り返され、ミニバブル期に膨らんだ不動産会社が整理される。ロードスターも例外ではなく、売却と減損で規模が大きく縮む。社長の持株比率は変わらないが、配当は大きく削られる。

  • 不動産投資(賃料・売却・ホテル):数量 600(年平均の保有ストック(億円・今の値段で測った実質))× 価格 0.46(売上÷ストック(賃料の利回りと売却の回転が含まれる・名目))→ 売上 276 億円・営業利益 28 億円。平均ストック 600 億円(今の値段)× 売上÷ストック 0.460(今の 0.95 倍)、営業利益率 10%
  • 運用受託・クラウドファンディング等:数量 700(運用資産残高(億円・今の値段で測った実質・推定))× 価格 0.02(手数料率(名目の指数))→ 売上 13 億円・営業利益 4 億円。AUM 700 億円 × 手数料率 1.79%(今の 1.00 倍)、営業利益率 30%

倍率:悲観は稼ぐ力でなく売れる資産で置く。今の自己資本 324 億円に PBR 0.46 倍(保有不動産を 2 割引きで売って借入を返した後の額)を掛けた。ためた利益には掛けない。EV ÷ 営業利益(時価総額+純有利子負債)は高く見えるが、悲観の営業利益は谷の薄い値で、価値は売れる資産で測るため利益の倍率は根拠にしない。

確率:自己資本比率が 26% と薄く、借入が時価総額を上回る。リーマン後のように貸し手が引けば、売却を急がされて損が出る。10 年に一度は起こりうる構造的な傷として 1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産投資(賃料・売却・ホテル)

都心の中規模オフィスなどを買い、直して貸し、売る。賃料・売却・ホテル運営の収益。

数量年平均の保有ストック(億円・今の値段で測った実質)価格売上÷ストック(賃料の利回りと売却の回転が含まれる・名目)売上営業利益
今 2025/12 870 0.48 421 132
10 年後 中立 1,500 0.65 973 272

取り方:中計の起点のストック 815 億円(2024 年末)から 2025 年末を約 925 億円と推定し、年平均を 870 億円とした。売上 421 億円(全体 446 億円から運用手数料 25 億円を除く)を割った 0.484 が売上÷ストック。数量は実質のストック、物価の分は売上÷ストックに入れる。セグメント別は開示がなく推定。

運用受託・クラウドファンディング等

アセットマネジメントの運用手数料、OwnersBook、仲介・コンサルの手数料。

数量運用資産残高(億円・今の値段で測った実質・推定)価格手数料率(名目の指数)売上営業利益
今 2025/12 1,400 0.02 25 13
10 年後 中立 2,600 0.02 62 30

取り方:中計の起点の AUM 1,400 億円に、手数料率 1.79% を掛けて売上 25 億円とした(クラウドファンディングの貸付と仲介も含む推定)。開示は単一セグメントで、数字は推定。

リスクと懸念

借入の重さ

純有利子負債は 551 億円で、時価総額を上回り、自己資本比率は 26%。貸し手の態度が変われば、売却を急がされて損が出る。リーマン後の不動産会社の破綻は、同じ構造だった。

金利上昇と売値の低下

10 年国債 3% の世界では、買い手の求める利回りが上がり、売値が下がりやすい。安く買って高く売る利ざやが細り、借り換えの金利も上がる。利払いは 2 年で倍近くになった。

売却益への偏り

利益の多くが売却益で、売れる時期と値段に左右される。2026 年上期は売上が 36% 増えたのに、営業利益は 4.5% 増だった。取引が止まれば利益は一気に落ちる。

仕入れ競争の激化

10 億〜50 億円の中規模ビルは、トーセイ、サンフロンティア不動産、各社の私募ファンドも狙う。仕入れ価格が上がれば、直して売る余地は縮む。

経営者への依存

判断の速さは社長が不動産鑑定士であることに支えられる。社員は連結で約 85 名と少なく、人に頼る部分が大きい。社長の持株は約 2 割で、資本配分は経営者の意思に左右される。

運用受託と貸付の信用

AUM を 3,000 億円へ増やす計画は、投資家の資金に依存する。クラウドファンディングは貸付先の信用と規制の変化に弱い。市況が悪化すれば、資金が集まらなくなる。

今後の分かれ目

10 年国債の金利が 3% を超えて上がり、都心オフィスの売買利回りも上がったら
やや悲観・悲観の確率を引き上げる。売値が下がり、借入の負担が増す。
営業利益率が 3 四半期続けて 17% を割ったら
売却益を取りやすい時期が終わったとみて、中立の利益率前提を下げる。
2027 年にストック 1,500 億円・売上 600 億円の中計を達成し、借入の増え方が利益の伸びを下回ったら
楽観・やや楽観の確率を引き上げる。借入の負担が軽くなる。
AUM が 2,000 億円を超え、運用の手数料が営業利益の 2 割を超えたら
利益の質が上がったと見て、倍率を上限寄りに置く。
貸し手が新規融資を絞る、または財務制限条項を付ける動きが出たら
悲観の確率を大きく引き上げる。最も早い兆候になる。
社長の持株がさらに増え、非上場化や TOB の話が出たら
買収の可能性として楽観側を厚くする。ただし条件次第で少数株主に不利にもなる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの営業利益率(直近の 2026 年 4〜6 月は 17.7%)
  • 販売用不動産の残高と純有利子負債の推移
  • AUM と運用手数料の伸び(中計は 2027 年に 3,000 億円)
  • 10 年国債の金利と、都心オフィスの売買利回り

倍率と資本コストの決め方

数量は年平均の保有ストック(今の値段)、価格は売上÷ストック(名目)で積み、物価はその価格に入れた。倍率は k 8.25%(基本 7.5% に循環 +0.75%・値決め力 +0.25%・借金 +1.0%)と g 4% の式で出し、中立は ROE が k を上回るため 1÷k の 10.5 倍を下限にした。今の PER(6 倍前後)や同業の倍率には寄せていない。悲観は稼ぐ力でなく売れる資産で置き、今の自己資本に PBR を掛けた。純利益は(営業利益 − 純有利子負債 × 3.6%)に過去の比 0.66 を掛けて出し、金利の上昇を織り込んだ。株数は brief の 16.9M ではなく、2026 年 6 月の自己株式の無償割当(1 株につき 0.2 株)後の 20.29M 株で時価総額を出した(brief の値は割当前で、時価総額が約 2 割小さく出る)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.8→17.63 倍・やや楽観 PER 10.6→17.43 倍・中立 PER 10.6→17.22 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ロードスターキャピタル 中期経営計画 2025〜2027(EDINET DB)
  2. ロードスターキャピタル 決算説明(logmi Finance)
  3. ロードスターキャピタル 2026年12月期 中間決算(株探)

分析日 2026-10-16