株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

グッドコムアセット 3475

投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,798 円516 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,435 円412 億円差 +25.3%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,798 円516 億円 · 差 +25.3% · 期待の年率 +10.0%
期待の年率リターン(10 年)+10.0%資本コスト比 +1.7 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

グッドコムアセットは、首都圏の投資用マンションを企画・仕入れし、個人の投資家と不動産ファンドに売る会社だ。販売の半分以上はファンド向けで、売ったあとの賃貸管理も手がける。2024 年には戸建会社のリブナップ・グループを子会社にした。

筆者の結論は「適正」だ。一番の理由は、上と下の差が大きいこと。中立の筋書きなら 10 年後の時価総額は今の約 1.8 倍になるが、融資が絞られる筋書きでは大きく割れる。確率で重みを付けた本質価値は、今の時価総額を 7% ほど下回る程度で、ほぼ釣り合う。2026 年 10 月期は営業利益 77 億円の計画で、前期の 2.7 倍になる。

怖いのは、利益がファンドへの一括販売という「大きな売り」に偏ることだ。前期は第 3・4 号ファンド向けで粗利が薄くなり、営業利益が半分近くに減った。今期の計画も、最後の四半期に売上と利益の半分以上が集中する。

筆者は、堀(他社がまねできない強み)が弱い会社として、倍率を低めに置いている。販売戸数の伸びとファンド組成の実績は評価できるが、借入が自己資本の 1.3 倍あり、金利と融資の姿勢が悪化したときの傷は深い。値段に安全域があるとは言えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家はまず、商売の形を問う。この会社は、仕入れて売る回転型だ。利益は売却のたびに計上され、毎年自動的に積み上がる種類のものではない。10 年後の利益を見通しにくい。

オーナー利益の面では、利益のほとんどを次の仕入れに回すため、株主が自由に使える額は小さい。ただし手付金方式と複数の出口で、資本の回転は速い。

堀は弱い。投資用マンションは競争が激しく、仕入れ価格と買い手の融資姿勢という外部要因が利益を決める。値段を決める力は小さい。

経営者の資本配分には、挑戦の色が濃い。ファンド組成、戸建の M&A、REIT の構想と、手を広げている。中計の 6,000 億円という数字も大きい。実行に失敗して価値を壊す危険は、見ておくべきだ。

安全域は、値段の低さから少し生まれている。純利益の 9 倍前後で売られている会社が、10 年後の中立で今の約 1.8 倍の時価総額になる。ただし借入が重く、谷の傷が深い。その点を悲観に反映すると、安全域は消える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、物件を仕入れて売る回転にある。東京 23 区の駅に近い土地を仕入れ、投資用のマンションを企画し、完成後に売る。買い手は 3 種類ある。個人の投資家(リテールセールス)、不動産ファンド(ホールセール)、そして戸建を買う個人だ。

ファンドへの販売は、会社が手がける新しい柱になっている。第 1 号から第 5 号まで累計で 600 億円超を組成し、運用はグループの投資顧問会社が担う。今期はさらに約 400 億円を組成する計画だ。一括で売れるため、資金の回収が早く、再び仕入れに回せる。ただし外部への売却より粗利率は低くなる。

個人向けは、公務員や会社員が中心だった。物件価格の上昇で買い手が減り、前期は約 12 億円の赤字になった。会社は富裕層向けのウェルス部門を新設し、リテールの人員を 4 割削る。

売ったあとは賃貸管理が残る。東京 23 区を中心に 235 棟、12,848 戸を管理し、入居率はコロナ禍でもほぼ 100% を保った。管理の収入は小さいが、安定している。

仕入れは手付金だけで押さえる方式だ。契約の総額は約 770 億円に上るが、貸借対照表には前渡金しか載らない。売れる前提でなければ重い約束になる。

優良さと弱いところ

強みは、仕入れの量と出口の多さだ。2025 年は 34 棟 2,105 戸を仕入れ、前期の約 2 倍になった。パイプラインは 66 棟 4,832 戸。ファンド、個人、戸建と出口が複数あり、一つの買い手が離れても別へ回せる。

資本の使い方も機敏だ。手付金で押さえ、完成後に売るので、土地の取得資金を長く寝かせない。売ったあとの賃貸管理で、入居者の質も把握できる。

弱点は 3 つある。第一に、利益が売却のタイミングに左右される。前期は営業利益が 46% 減り、今期は 2.7 倍になる計画だ。第二に、堀が弱い。投資用マンションはFJネクストホールディングスや GA technologies など競合が多く、物件の仕入れ価格が上がれば利ざやは細る。第三に、借入だ。純有利子負債は 183 億円で、自己資本の 1.3 倍。営業利益が支払利息の 7 倍あり、金利の上昇で利益が削られる。

資本政策では、自己資本比率 30% 以上を保つと明言している。社長の長嶋義和氏は大株主の一人で(2021 年時点で筆頭、約 27%)、経営と株主の距離が近い。ROE は過去 10 年の中央値が 20% と高いが、前期は 10.7% に落ちた。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

投資用マンションの市場は、融資の姿勢と金利で一気に変わる。2008 年のリーマン後には、販売が止まって赤字に沈む会社が相次いだ。2020 年代は、低金利と不動産の値上がりに支えられて拡大してきたが、物価 3%、10 年国債 3% の世界では、買い手の利回り要求が上がる。

首都圏の新築ワンルームは、供給が年 4,000 戸前後で、建築費の高騰もあり減りやすい。競合は、FJネクストホールディングス(供給戸数で首位)や GA technologies(中古の再販)、系列の大手デベロッパーなどがいる。同じ価格帯で個人に売る競争は激しい。

ファンド向けは別の市場だ。私募ファンドや REIT は、機関投資家のお金を不動産に向ける。賃貸住宅は入居率が安定し、運用しやすい資産として、年金や海外勢が買う。ただし金利が上がれば、ファンドの利回り要求も上がる。

2026 年の個人投資家は、物件価格の上昇で買い控えが目立つ。会社が公務員向けの販売減を認めている通り、新築ワンルームのブームは一段落した。次の成長は、ファンドと戸建、富裕層向けの大型物件になる。

資本政策と M&A

配当性向は 35% 以上が目標で、実際の総還元は前期に 65% だった。配当は 9 期連続で増える見込みで、2026 年 10 月期も増配の予想だ。上場 10 周年を記念した 1,000 株以上への年 10 万円相当のデジタルギフトは、一時的な記念で、還元の恒常的な部分とは見ない。

自己株式は当面 M&A に使う方針だ。建設会社、ホテル、REIT、金融商品取引業、海外などを対象に、株式交換も視野に入れる。2024 年にリブナップ・グループを子会社にし、2026 年には売上約 90 億円が加わる。

中計は、2030 年 10 月期に売上 6,000 億円、営業利益 770 億円を目指す。今の売上の 11 倍で、M&A を含む野心的な数字だ。筆者は、この達成を中立にはおかず、楽観の一部にしか入れない。

借入には余裕を持たせる方針で、自己資本比率 30% 以上を守りながら、大型案件では有利子負債や増資も検討する。増資の可能性は、既存の株主にとって薄まりの危険がある。

10 年の還元は、配当性向 35% を保つ形で置いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ファンドという大口の出口を確立したことで、販売は個人の買い控えに左右されにくくなった。第 5 号の約 180 億円を含め、今期は約 600 億円を組成する。運用はグループの投資顧問が担い、運用資産が積み上がれば手数料が入る。

仕入れは前期の約 2 倍の 2,105 戸。パイプラインは 4,832 戸あり、成長の原料は揃っている。手付金方式は資本の回転を速め、借入は増えても在庫は積み上がらない。2026 年の 3 四半期累計の営業利益は前年の 2.4 倍で、通期の計画に向かって進んでいる。

戸建会社のリブナップ・グループが加わり、売上は約 90 億円増える。賃貸管理は入居率がほぼ 100% で、売った後の安定した収入になる。

配当は 9 期連続で増え、PER は 9 倍前後と低い。10 年国債が 3% でも、都心の賃貸住宅の需要は人口の集中で支えられる。ファンドの買い手は年金や海外勢まで広がっており、持続しやすい。

慎重な見方

売上の半分以上がファンド向けで、買い手は少数の私募ファンドに偏る。この出口が一つ閉じれば、仕入れ済みの物件が在庫に滞る。手付金で押さえた契約の総額は約 770 億円で、売れなければ違約金や没収の約束になる。

前期は営業利益が 46% 減った。今期の計画は、最後の四半期に売上の 56%、営業利益の 66% を集中させなければ届かない。ファンドの組成が一つ遅れれば、計画は崩れる。

個人向けは、物件価格の上昇で主力の公務員が買えなくなった。リテールは約 12 億円の赤字で、人員を 4 割削ることになった。成長の看板はファンドに移ったが、粗利率が低い。

純有利子負債は自己資本の 1.3 倍で、金利が上がるたびに利益が削られる。中計の売上 6,000 億円、営業利益 770 億円は、M&A に頼る大風呂敷だ。買収で価値を壊した不動産会社は多い。さらに、粗利率の低いファンド向けが販売の半分を占める構造では、売上が増えても利益が付いてこない年が続く危険がある。2025 年がその例だった。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや優勢と見る。理由は、ファンドの実績が複数あり、仕入れとパイプラインが数字で確認できるからだ。慎重な見方の言う出口の偏りと利益の振れは本物で、堀が弱いことは倍率に反映した。

確率は中立を厚くし、やや悲観を 23%、悲観を 12% と置いた。融資の姿勢が変わると会社の形が変わる点を重く見たが、10 年の間に一度は必ず来る谷として織り込むと、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/10 期)

確率で加重した株価時価総額 3,187 円915 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 528 円152 億円)。 今の値に割り戻すと 1,798 円516 億円、今との差 +25.3%、 期待の年率 +10.0%(資本コスト 8.3%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,075 円2,031 億円 892 円256 億円 +455.2% +18.7% 797 円229 億円
やや楽観 22% 4,980 円1,429 億円 721 円207 億円 +297.3% +14.8% 1,254 円360 億円
中立 33% 3,571 円1,025 億円 585 円168 億円 +189.6% +11.2% 1,372 円394 億円
やや悲観 23% 768 円221 億円 314 円90 億円 −24.6% −2.8% 249 円71 億円
悲観 12% 244 円70 億円 125 円36 億円 −74.3% −12.7% 44 円13 億円
加重平均100% 3,187 円915 億円528 円152 億円 +158.9% +10.0% 3,716 円1,067 億円

今の株価時価総額 1,435 円412 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% ファンド・REIT 組成が軌道に乗り、規模が一段上がる 利益 128 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 7,075 円2,031 億円

ファンドの運用資産は 3,000 億円を超え、上場または私募の REIT を組成して物件を売却する。投資用マンションの仕入れは関西・九州にも広がり、M&A で建設会社を取り込み、仕入れから施工まで内製する。戸建は都心・城南で定着する。販売は年 5,000 戸を超え、物価の上昇分も価格に乗る。営業利益率は過去最高圏の 9% 台を保つ。管理戸数も 4 万戸まで増え、賃貸管理が安定した収入になる。運用会社のグッドコムアセット投資顧問が預かる資産は 3,000 億円を超え、ファンドの運用手数料が自己資金を使わない収入として定着する。リテール部門は富裕層向けに集約され、人員の削減で固定費が下がる。新ブランド「G-classt」は好立地の大型物件で受け入れられ、ファミリー向けにも客層が広がる。

  • 不動産販売(投資用マンション・ファンド向け・戸建):数量 5,200(年間の販売戸数(戸・戸建と土地を含む))× 価格 0.44(1 戸あたりの売上(億円・名目))→ 売上 2,275 億円・営業利益 216 億円。5,200 戸 × 1 戸 0.438 億円(今の 1.40 倍)、営業利益率 9.5%
  • 賃貸管理・その他:数量 40,000(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年間収入(億円・名目))→ 売上 75 億円・営業利益 24 億円。管理 40,000 戸 × 1 戸 年 18.7 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 32%

倍率:事業の純利益 128 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.6% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 12.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.93 倍、時価総額 2,031 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の拡大(REIT 組成・M&A・関西と九州への展開)が実現し、運用の手数料も育つ。ただし 10 年の間に金利や融資姿勢の逆風が一度も来ない前提で、確率は 1 割にとどめる。

やや楽観 22% ファンド向けが柱に育ち、中計の半分を達成 利益 92 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 4,980 円1,429 億円

ファンド向けの販売が年 500〜600 億円で続き、戸建とあわせて販売は年 4,000 戸台になる。リテールは富裕層向けに絞られ、赤字が解消する。M&A は小粒で、事業の幅は広がるが主役にならない。営業利益率は 8.5% 前後。借入は増えるが、自己資本比率 30% 以上は保つ。配当は増え、配当性向は 35% を超える。ファンドの買い手は、年金や機関投資家を含めて広がる。上場 REIT の組成には至らないが、私募 REIT が 1〜2 本育つ。仕入れ契約の総額は、売上の拡大に合わせて手付金で積み上がる。賃貸管理の収入も、管理戸数の増加で安定して増える。

  • 不動産販売(投資用マンション・ファンド向け・戸建):数量 4,200(年間の販売戸数(戸・戸建と土地を含む))× 価格 0.43(1 戸あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1,798 億円・営業利益 156 億円。4,200 戸 × 1 戸 0.428 億円(今の 1.37 倍)、営業利益率 8.7%
  • 賃貸管理・その他:数量 30,000(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年間収入(億円・名目))→ 売上 55 億円・営業利益 17 億円。管理 30,000 戸 × 1 戸 年 18.3 万円(今の 1.37 倍)、営業利益率 30%

倍率:事業の純利益 92 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.2% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 11.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.4 倍、時価総額 1,417 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:FY2026 の予想が通れば、ファンド組成の実績は 5 本以上になる。販売の過半を占めるファンド向けは、運用会社との関係が深く、確率を厚めにおく。

中立 33% 販売は倍増するが、利益率は過去の平均へ 利益 66 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 3,571 円1,025 億円

販売戸数は今の約 2 倍の 3,300 戸に増え、価格は物価並みに上がる。ファンド向けの粗利率は外部売却より低く、営業利益率は FY2026 の計画(約 10%)を下回る 7〜8% 台に落ち着く。仕入れ価格の高騰で個人向けは伸びにくく、会社は富裕層向けの販売に切り替える。借入は利益の範囲で増え、金利負担が営業利益を削る。M&A は限定的で、中計の売上 6,000 億円には遠く届かない。手付金だけで仕入れる方式は、買い手が見つかる限り資金の回転が速い。仕入れ契約の総額は売上と同じペースで増える。ファンドの買い手が離れない限り、在庫は積み上がらない。ただし利益が出るのは販売のタイミングに限られ、四半期ごとの振れは大きいままだ。ROE は 15% 前後で、資本コストは上回る。

  • 不動産販売(投資用マンション・ファンド向け・戸建):数量 3,300(年間の販売戸数(戸・戸建と土地を含む))× 価格 0.42(1 戸あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1,382 億円・営業利益 111 億円。3,300 戸 × 1 戸 0.419 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 8.0%
  • 賃貸管理・その他:数量 22,000(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年間収入(億円・名目))→ 売上 40 億円・営業利益 12 億円。管理 22,000 戸 × 1 戸 年 17.9 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 30%

倍率:事業の純利益 66 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.8% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 11.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍。全体の PER 15.06 倍、時価総額 988 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:実績(販売戸数の増加、ファンド 4 本の組成)と、金利上昇や仕入れ価格の高騰が重なる局面を合わせた中心の見立て。FY2026 の計画は 4Q に偏り、達成に不確実性がある。

やや悲観 23% 金利上昇でファンドの買い手が離れ、販売が細る 利益 22 億円 · PER 7.8 倍 · 株価時価総額 768 円221 億円

ファンドの組成が年 1〜2 本に鈍り、戸建も思うように売れない。物件価格の高止まりで個人向けも回復しない。販売は年 2,000 戸にとどまり、値引きで在庫を減らす。営業利益率は 5% 台に下がる。仕入れ契約の解除や手付金の没収の負担も出る。それでも賃貸管理が黒字を保ち、配当は利益に連動して維持される。物件価格が高止まりしたまま、買い手の利回り要求が上がる。ファンドは第 5 号以降の組成に慎重になり、仕入れ済みの物件が在庫に残る。会社は仕入れを絞り、借入を減らす。人員の整理も進み、利益は伸びない。ROE は 7% 台まで落ちる。

  • 不動産販売(投資用マンション・ファンド向け・戸建):数量 2,000(年間の販売戸数(戸・戸建と土地を含む))× 価格 0.38(1 戸あたりの売上(億円・名目))→ 売上 750 億円・営業利益 41 億円。2,000 戸 × 1 戸 0.375 億円(今の 1.20 倍)、営業利益率 5.5%
  • 賃貸管理・その他:数量 16,000(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年間収入(億円・名目))→ 売上 26 億円・営業利益 7 億円。管理 16,000 戸 × 1 戸 年 16.1 万円(今の 1.20 倍)、営業利益率 28%

倍率:ROE 7.1% が k 8.25% 近辺、またはそれ以下なので、ためた利益は額面未満。正当化 PER の上限は 1÷k=11.1 倍で、売却益が細り回転も落ちる局面を見て約 7 割の 7.8 倍に置いた。

確率:10 年国債 3% の世界では、不動産ファンドの資金調達コストが上がり、買い手の利回り要求が高まる。投資用マンションは過去に融資の引き締めで販売が半減した。

悲観 12% 融資が止まり、在庫を安く売らされる 利益 3 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 244 円70 億円

金利が上がり、銀行が投資用の融資を絞る。ファンドの買い手も消え、仕入れ済みの物件を安値で売る。手付金の没収や契約解除で損が出る。販売は年 1,000 戸に落ち、営業利益率は 1 桁前半に沈む。戸建も売れず、M&A で取り込んだ会社の減損も出る。配当は大きく削られ、自己資本は薄くなる。賃貸管理の収益だけが残る。過去にも、投資用マンションの会社は融資の引き締め一つで赤字に転落した。手付金で押さえた契約を履行できず、没収と違約金が出る。販売用不動産は簿価を割り、自己資本が削られる。新しい買収で取り込んだ戸建会社や、拡大した人員も重荷になる。株主の取り分は借入の返済の後で、大きく減る。

  • 不動産販売(投資用マンション・ファンド向け・戸建):数量 1,000(年間の販売戸数(戸・戸建と土地を含む))× 価格 0.33(1 戸あたりの売上(億円・名目))→ 売上 328 億円・営業利益 13 億円。1,000 戸 × 1 戸 0.328 億円(今の 1.05 倍)、営業利益率 4.0%
  • 賃貸管理・その他:数量 12,000(管理戸数(戸))× 価格 0.00(1 戸あたりの年間収入(億円・名目))→ 売上 16 億円・営業利益 3 億円。管理 12,000 戸 × 1 戸 年 13.4 万円(今の 1.00 倍)、営業利益率 20%

倍率:悲観は稼ぐ力でなく売れる資産で置く。今の自己資本 142 億円に PBR 0.49 倍(保有不動産を 2 割引きで売って借入を返した後の額)を掛けた。EV ÷ 営業利益(時価総額+純有利子負債)は高く見えるが、悲観の営業利益は谷の薄い値で、価値は売れる資産で測るため利益の倍率は根拠にしない。

確率:手付金で仕入れる方式は、買い手が離れると契約総額(約 770 億円)が重荷になる。リーマン後に投資用マンション会社が倒れた構造と同じ。1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産販売(投資用マンション・ファンド向け・戸建)

投資用マンション・戸建の企画と、個人投資家・不動産ファンドへの販売。

数量年間の販売戸数(戸・戸建と土地を含む)価格1 戸あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/10 1,692 0.31 529 32
10 年後 中立 3,300 0.42 1,382 111

取り方:2025 年 10 月期の販売実績 39 棟 1,692 戸に、売上 528.8 億円(全体 545.8 億円から管理等 17.2 億円を除く)を割って 1 戸 0.3125 億円(3,125 万円)とした。セグメント別の開示はなく推定。数量は実質の戸数、物価の分は 1 戸あたりの売上に入れる。営業利益は本社費 -8 億円を別に引く前の値で、利益率は 6.05%。

賃貸管理・その他

売却後の賃貸管理、賃料収入、その他の手数料。

数量管理戸数(戸)価格1 戸あたりの年間収入(億円・名目)売上営業利益
今 2025/10 12,848 0.00 17 5
10 年後 中立 22,000 0.00 40 12

取り方:管理戸数 12,848 戸(2026 年 6 月時点)に、1 戸あたり年約 13.4 万円(推定)を掛けて売上 17.2 億円。開示はなく推定。物価の分は 1 戸あたりの収入に入れる。

リスクと懸念

ファンドという出口の偏り

販売の半分以上が少数の私募ファンド向けで、買い手が離れると在庫に滞る。外部への売却より粗利率が低く、組成の時期で利益が大きく振れる。

手付金で押さえた仕入れ契約

契約総額は約 770 億円で、貸借対照表には前渡金だけが載る。売れる前提を欠くと、違約金や手付金の没収が現れる。リーマン後の投資用マンション会社の破綻と同じ形だ。

金利と融資姿勢

10 年国債 3% の世界では、買い手の利回り要求と借入の金利が上がる。純有利子負債は自己資本の 1.3 倍で、営業利益は支払利息の 7 倍にとどまる。

計画の偏りと下方修正

2026 年 10 月期の計画は、最後の四半期に利益の約 3 分の 2 が集中する。ファンド組成が一つ遅れれば下方修正になる。

リテールの縮小と M&A の実行

公務員向けの個人販売が停滞し、リテールの人員を 4 割削る。中計の売上 6,000 億円は M&A に頼る。買収した会社の減損や株式交換による薄まりの危険がある。

規制と東京都心の供給

東京の特別区には投資用ワンルームの規制が広がっている。許認可の更新や住民対策のコストも増える。

今後の分かれ目

第5〜7号ファンドの組成が計画どおり 600 億円に届き、営業利益 77 億円を達成したら
ファンドという出口が確立したと見て、楽観・やや楽観の確率を引き上げる。
ファンドの組成が遅れ、通期計画が下方修正されたら
出口の偏りが現実になったと見て、やや悲観の確率を引き上げる。
10 年国債が 3% を超え、銀行の投資用融資が絞られ始めたら
悲観の確率を大きく引き上げる。手付金契約の重さが最初に出る。
運用資産が 1,000 億円を超え、運用の手数料が営業利益の 1 割を超えたら
利益の質が上がったと見て、倍率を上限寄りに置く。
リテールの赤字が解消し、富裕層向けの販売が戸数の 3 割を超えたら
個人向けの再建が進んだと見て、販売戸数の伸びを引き上げる。
株式交換による大型 M&A が発表されたら
買収額と薄まりを確かめ、価値を壊す危険を悲観側に加味する。

見ておくもの

  • 四半期ごとの営業利益と、ファンド向け販売の時期(直近 3 四半期累計は営業利益 26.3 億円)
  • 販売用不動産と前渡金、有利子負債の残高
  • 10 年国債の金利と、投資用ローンの融資姿勢
  • ファンドの運用資産残高(2025 年 10 月末の約 430 億円から 2026 年に約 1,000 億円の計画)

倍率と資本コストの決め方

数量は年間の販売戸数、価格は 1 戸あたり売上(名目)で積み、物価はその価格に入れた。倍率は k 8.25%(基本 7.5% に循環 +0.75%・値決め力 +0.25%・借金 +0.5%)、g 4%、堀が弱く残る割合を 1/3 とする式から出し、中立は ROE が k を上回るため 1÷k の 11.1 倍を下限にした。今の PER(9 倍前後)や同業の倍率には寄せていない。FY2025 の純利益 15 億円は一時的に低いので net_start を 31 億円とし、今の低い利益に引きずられないようにした。純利益は(営業利益 − 純有利子負債 × 3.6%)に過去の比 0.66 を掛けて出した。悲観は稼ぐ力でなく売れる資産で置き、今の自己資本に PBR を掛けた。2026 年 10 月期は会計方針の変更で FY2025 が遡及されており、過去の値の連続性に注意が必要。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.7→15.93 倍・やや楽観 PER 11.2→15.4 倍・中立 PER 11.2→15.06 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 三菱地所8802 丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. グッドコムアセット 中期経営計画(EDINET DB)
  2. グッドコムアセット 2026年10月期 2Q決算説明(logmi Finance)
  3. グッドコムアセット 2025年10月期 決算説明(logmi Finance)

分析日 2026-10-16