株譜
AI 銘柄分析 · 不動産業 · 試作

三菱地所 8802

丸の内の賃料は物価で上がり含み益が下値を支えるが、借り換えの利払いでROEは8%前後にとどまる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,872 円4.64 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,774 円4.52 兆円差 +2.6%
10 年後から見ると 適正 価値 3,872 円4.64 兆円 · 差 +2.6% · 期待の年率 +6.8%
期待の年率リターン(10 年)+6.8%資本コスト比 −0.4 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

三菱地所は丸の内・大手町・八重洲に約30棟のビルを持つ国内最大の総合デベロッパーで、丸の内等の空室率は0.55%とほぼ空室がない状態が続き、賃料も32カ月連続で上昇している。この逼迫した賃貸収益が収益の土台で、住宅分譲(ザ・パークハウス)が業績の振れ幅を作り、海外事業(米国・ロンドン中心)と投資マネジメント・データセンター・物流という新領域が次の成長を担おうとしている。中期経営計画では「資産を持ち続けるモデル」から「資産を回転させ資本効率を上げるモデル」への転換を掲げ、政策保有株の削減と自社株買いも進めている。丸の内の逼迫継続と新領域の立ち上がりで増益が続くが、10年後は東京一極集中が続くか、人口減少で住宅需要の裾野が細るかが本質的な分かれ目になる。物価3%の世界では丸の内の賃料が10年で約1.34倍に上がるが、3.3兆円の純有利子負債の借り換えで利払いが税後で年580億円ほど増え、増益の一部を食う。中立のROEは10年で8%にとどまる。資本コストは7.25%(基本7.5%に、値決め力−0.5%・借金+0.5%・寿命−0.25%)。これを超える稼ぎの半分が先まで残るとみて、中立は上限の9割の約12倍に置いた。純有利子負債3.3兆円を足したEV÷営業利益でも10年の中立は約16倍で、無理のない置き方。筆者の結論は「やや割高」だ。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額を2割ほど下回る。ただし保有不動産の含み益(税後で約3.5兆円、自己資本の1.2倍規模)が、悲観の筋書きの下値の厚みになる(ただし悲観の値段は含み益でなく稼ぐ力で測った)。

バリュー投資の観点から

丸の内という街そのものの支配力は10年後も揺らぎにくい堀で、空室率0.55%・賃料連続上昇という実績がそれを裏付けており、バリュー投資の観点では評価しやすい資産である。一方で、稼いだ利益のうちどれだけが本当に株主のものになるか(オーナー利益)を見ると、丸の内の再開発(TOKYO TORCHなど)や海外・データセンターへの大型投資は今後も再投資負担が重く、見た目の純利益より保守的に見積もるべきだとバリュー投資家は考えるだろう。経営の資本配分については、政策保有株の削減と自社株買い、アセットマネジメント事業による資産回転という組み合わせは合理的で、割高な買収で価値を壊す動きは目立たない。安全域の面では、丸の内等の保有不動産の含み益が厚く、悲観の筋書きでも自己資本の実質的な下支えになる点は評価できるが、海外事業とデータセンター・物流という新領域は実績が浅く、確信度を下げて評価すべき部分である。

何で稼ぐ会社か

収益の土台は丸の内・大手町・八重洲など都心一等地のオフィスビル賃貸で、約30棟の自社ビルを保有・運営し、賃料収入とTOKYO TORCH(Torch Tower、2028年3月完成予定)のような大規模再開発による新規フロアの創出で稼ぐ。住宅分譲は「ザ・パークハウス」ブランドで首都圏・全国にマンション・戸建を分譲し、建設費高騰を価格に乗せつつ、業績の振れ幅を作る事業。海外事業は米国(総資産の51%)・英国ロンドン(22%)・東南アジア(27%)でオフィス開発・賃貸住宅・物流施設を展開する。投資マネジメント事業は私募REIT・私募ファンドの運用で手数料を得るアセットマネジメントで、2001年に日本初のJ-REITを上場させた実績を持ち、近年はデータセンター・物流施設の開発をこの枠組みに取り込みつつある。商業施設(丸の内仲通り等)・ホテルも保有するが、規模としては賃貸・住宅・海外・投資マネジメントの4本柱がより大きい。これら複数の事業を自社で開発から運営・資金調達まで一貫して手がける総合力が、単一事業の専業会社との違いになっている。

優良さと弱いところ

最大の堀は丸の内という街そのものの支配力で、約30棟のビルを連続して保有・運営することで街区全体の価値を自社でコントロールできる位置にあり、三井不動産(日本橋・八重洲)、住友不動産(新宿)と街区ごとに縄張りが分かれる準寡占構造のため、価格決定力は都心一等地ほど強く働く。空室率0.55%・賃料32カ月連続上昇という実績がこれを裏付ける。資本効率の面では、自らアセットマネジメント事業を持ち資産を私募ファンド等に回転させる戦略が、外部資本に資産の解体・切り売りを主導される前の防衛策にもなっている。弱点は、海外事業・データセンター・物流という新領域がまだ発展途上で、丸の内ほどの価格決定力を持たない点。住宅分譲は回転型のビジネスで建設費・市況の影響を受けやすく、利益率も相対的に低い。ROEは8%程度で、住友不動産(26%台の利益率)と比べると資本効率はまだ改善の余地がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

東証33業種の総合デベロッパー(大手複合型)は、都心一等地のオフィス賃貸を土台に、分譲・商業・ホテル・アセットマネジメントを組み合わせる構造。丸の内等都心5区の空室率は1.85%・平均賃料は坪2.36万円で32カ月連続上昇中と逼迫しており、首都圏新築マンションの発売戸数は2025年に2万1962戸と1973年以降最少、平均価格9182万円は過去最高という「数は減るが単価は上がる」構図が続いている。金利上昇はこの業種全体に効く変数で、10年国債3%が定着すればキャップレートが上がり資産価値の伸びが止まりやすい。三菱地所はこの中で丸の内という最良の資産を持ちながら、海外(米国・ロンドン)とデータセンター・物流という新しい需要(AIデータセンターは総事業費1.5兆円規模・2036年ごろまでに受電容量2500MW、米国では2030年目途に14棟・約2兆3000億円計画)に経営資源を配分する戦略を取っている。競合の三井不動産は「産業化」(回転・手数料収益)、住友不動産は資産を売らず積み上げる戦略で、同じ業種でも資本配分の考え方が分かれている。

資本政策と M&A

政策保有株(持ち合い株)を2027年度までに50%削減する目標を掲げ、売却益を自社株買い・成長投資の原資に充てている。自社株買いは上限1000億円・最大6000万株(発行済み株式の4.82%相当)を実施し、ROEを足元8%程度から2031年3月期までに10%へ引き上げる目標。配当は連結配当性向30%程度を目処に、2030年まで毎期の増配(累進配当)を原則とする方針。M&Aでは2025年6月に英国の不動産ファンド運用会社Patron Capital Partnersを買収(買収後グループAUMは約6.8兆円)し、データセンターでは東京センチュリーや米国TA Realtyと提携するなど、自社開発に加えて提携・買収でアセットマネジメント基盤を広げる動きが目立つ。大手同士の合併・TOBは想定しにくいが、政策保有株の削減が進むほど、三菱地所自身が他社の政策保有先として保有されている株式の持ち合い解消も進む見込み。

点検済み:走査上の超えは分母の違い。事業別の売上の合計は会社の売上の約55%しかなく、会社の売上に直すと中立の営業利益率は約20%で、過去の山(21.5%)以下。営業利益の伸びも10年で1.7倍と物価10年分に実質3.5%ほどを足した程度。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

丸の内等の空室率は0.55%とほぼ空室がない状態で、賃料交渉はほぼ全社が5〜20%の増額に応じている。この需給の逼迫はTorch Tower完成後もしばらく続き、丸の内という街そのものの価値をさらに引き上げる。海外事業は米国・ロンドンで総事業費2,480億円規模の大規模開発を進めており、総資産1.6兆円は今後も拡大が続く。投資マネジメント事業はAUM10兆円という2030年度目標を掲げ、2025年のPatron Capital Partners買収でグループAUMは約6.8兆円まで積み上がった。データセンターは国内で1.5兆円、米国で2030年目途に14棟・約2兆3,000億円という規模の計画が進んでおり、AI投資の拡大が続く限りこの新領域は丸の内に次ぐ収益源に育つ。政策保有株の削減と自社株買いという資本政策も、ROEを8%から10%へ押し上げる明確な道筋を示している。今の高い評価は、この複数の成長エンジンが同時に立ち上がる姿を前提にすれば正当化できる。

慎重な見方

丸の内の賃料上昇は既に32カ月連続という長い上昇の末にあり、10年国債3%への金利上昇が進めばキャップレートが切り上がり、資産価値の伸びは止まりやすい。海外事業は総資産の51%を米国に置いており、米国の商業用不動産市況や金利、政治環境の変化に業績が左右される構造的な脆さを抱える。データセンターへの1.5兆円規模の投資は、電力確保という外部要因に強く依存し、AI投資サイクルが減速すれば稼働率の低い資産が残るリスクがある。投資マネジメント事業のAUM10兆円目標も、私募ファンド市場への資金流入が止まれば達成が遅れる。住宅分譲は人口減少という長期の構造要因に加え、建設費高騰で既に平均価格が過去最高を更新しており、これ以上の値上げには限界がある。今の時価総額は、丸の内の逼迫継続・海外拡大・データセンター成功という複数の前提が同時に満たされることを求めており、ひとつでも崩れれば本質価値との差は大きくなる。

どちらに重みを置いたか

丸の内の堀の強さ(街区支配・価格決定力)については強気の見方が優勢で、空室率0.55%という実績と、物価3%の世界で賃料を上げられる力がそれを裏付ける。一方で、海外・データセンター・投資マネジメントという新領域の成否と、借り換えで利払いが増える点については慎重な見方の指摘の方が的を射ている。確率は中立をもっとも厚く、楽観側より慎重側をやや厚めにした今の配分を保った。中立のROEが8%前後にとどまり、新領域の成功を織り込む値段は高い。賃貸の堅さを見て資本コストを7.25%まで下げても、計算の結論は「やや割高」。含み益が下値を支える分だけ下振れの痛みは小さい。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,109 円7.32 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,189 円1.43 兆円)。 今の値に割り戻すと 3,872 円4.64 兆円、今との差 +2.6%、 期待の年率 +6.8%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 15% 9,649 円11.56 兆円 1,806 円2.16 兆円 +203.5% +11.7% 1,718 円2.06 兆円
やや楽観 27% 7,099 円8.51 兆円 1,402 円1.68 兆円 +125.3% +8.5% 2,295 円2.75 兆円
中立 32% 5,515 円6.61 兆円 1,146 円1.37 兆円 +76.5% +5.8% 2,132 円2.55 兆円
やや悲観 18% 4,336 円5.20 兆円 781 円9,357 億円 +35.6% +3.1% 921 円1.10 兆円
悲観 8% 2,492 円2.99 兆円 407 円4,882 億円 −23.2% −2.6% 232 円2,779 億円
加重平均100% 6,109 円7.32 兆円1,189 円1.43 兆円 +93.4% +6.8% 7,298 円8.74 兆円

今の株価時価総額 3,774 円4.52 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 15% グローバルAM・データ拠点が新たな丸の内に 利益 5,643 億円 · PER 17.7 倍 · 株価時価総額 9,649 円11.56 兆円

Torch Tower完成後も虎ノ門・常盤橋などの大規模再開発が続き、丸の内等の賃貸面積は10年で3割強拡大する。東京一極集中は金融・IT・グローバル企業の集積で続き、賃料も高水準を維持する。海外事業は米国・ロンドンでの開発に加えアジアにも拠点を広げ、総資産は2倍超に拡大する。投資マネジメント事業はAUMが2030年度目標の10兆円を大きく超え、データセンター・物流施設が丸の内に次ぐ収益の柱に育つ。政策保有株はほぼ解消され、資産回転モデルが完成し、ROEは10%を超える水準に定着する。堀は丸の内という街そのものの価値向上とグローバルAM事業の拡大で広がる。

  • オフィスビル賃貸(丸の内等):数量 174(丸の内等所有オフィスビルの賃貸可能面積(万坪))× 価格 38,811(平均賃料(円/坪・月))→ 売上 8,111 億円・営業利益 2,390 億円。賃料+35%・面積+35%
  • 住宅分譲:数量 3,100(年間引渡し戸数(戸))× 価格 1.90(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 5,893 億円・営業利益 752 億円。価格+30%・戸数横ばい
  • 海外事業:数量 3.7(海外事業の総資産(兆円。今の値段で測った実質))× 価格 13.6%(総資産に対する売上の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 5,020 億円・営業利益 1,712 億円。資産+130%
  • 投資マネジメント・新領域(物流・データセンター):数量 30.6(グループ運用資産残高AUM(兆円。今の値段に直した実質))× 価格 1.6%(AUMに対する手数料等収益の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 4,839 億円・営業利益 1,139 億円。AUM+350%

倍率:事業の純利益 5,643 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.7 倍。全体の PER 17.74 倍、時価総額 100,107 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AUMが2030年度目標の10兆円を大きく超え、データセンター・物流が丸の内に次ぐ収益源に育つ姿は、電力制約や競合参入を考えると条件が重なる必要がある。

やや楽観 27% 海外・新領域が収益の柱に育つ 利益 4,209 億円 · PER 16.1 倍 · 株価時価総額 7,099 円8.51 兆円

丸の内の賃貸面積は大規模再開発の進展で緩やかに拡大し、賃料も高水準を維持する。海外事業・投資マネジメント事業は中期経営計画の先、2030年度AUM10兆円目標に近い水準まで拡大し、データセンター・物流が収益源として育つ。住宅分譲は人口減少の影響を受けつつも高価格帯ブランドで戸数の減少を緩やかに留める。政策保有株の削減も進み、ROEは9%程度に改善する。三井不動産・住友不動産との街区ごとの縄張りは維持され、丸の内の価格決定力は10年を通じて大きくは揺らがない。米国・ロンドンでの開発案件も概ね計画線で進み、大きな失敗は目立たない。

  • オフィスビル賃貸(丸の内等):数量 161(丸の内等所有オフィスビルの賃貸可能面積(万坪))× 価格 34,499(平均賃料(円/坪・月))→ 売上 6,676 億円・営業利益 1,877 億円。賃料+20%・面積+25%
  • 住宅分譲:数量 2,790(年間引渡し戸数(戸))× 価格 1.75(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 4,896 億円・営業利益 596 億円。価格+20%・戸数-10%
  • 海外事業:数量 3.0(海外事業の総資産(兆円。今の値段で測った実質))× 価格 12.4%(総資産に対する売上の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 3,768 億円・営業利益 1,227 億円。資産+90%
  • 投資マネジメント・新領域(物流・データセンター):数量 23.8(グループ運用資産残高AUM(兆円。今の値段に直した実質))× 価格 1.4%(AUMに対する手数料等収益の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 3,444 億円・営業利益 774 億円。AUM+250%

倍率:事業の純利益 4,209 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.1 倍。全体の PER 16.08 倍、時価総額 67,681 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外・投資マネジメント事業の拡大が中計の目標に沿って進む姿で、やや楽観として相応の厚みを置く。

中立 32% 丸の内一等地を軸に緩やかな成長 利益 3,238 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 5,515 円6.61 兆円

東京一極集中は金融・IT企業の集積で底堅く続くが、人口減少の影響で住宅需要の裾野は徐々に細り、住宅分譲の戸数は10年で2割強減る。丸の内等の賃貸面積は大規模再開発の進展で緩やかに拡大し、賃料も底堅い。海外事業・投資マネジメント事業は中期経営計画の目標線をやや下回るペースで拡大し、データセンター・物流は収益源として育ちつつあるが2030年度AUM10兆円目標には届かない。資産の質(丸の内の含み益)は本質価値を支える土台として機能する。三井不動産・住友不動産との競争関係は街区ごとの縄張りを保ちながら、各社とも海外・ノンアセット事業への配分を増やす方向で緩やかに重なっていく。

  • オフィスビル賃貸(丸の内等):数量 155(丸の内等所有オフィスビルの賃貸可能面積(万坪))× 価格 31,624(平均賃料(円/坪・月))→ 売上 5,875 億円・営業利益 1,573 億円。賃料+10%・面積+20%
  • 住宅分譲:数量 2,325(年間引渡し戸数(戸))× 価格 1.68(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 3,910 億円・営業利益 454 億円。価格+15%・戸数-25%
  • 海外事業:数量 2.6(海外事業の総資産(兆円。今の値段で測った実質))× 価格 11.8%(総資産に対する売上の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 3,015 億円・営業利益 935 億円。資産+60%
  • 投資マネジメント・新領域(物流・データセンター):数量 19.0(グループ運用資産残高AUM(兆円。今の値段に直した実質))× 価格 1.3%(AUMに対する手数料等収益の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 2,500 億円・営業利益 535 億円。AUM+180%

倍率:事業の純利益 3,238 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.49 倍、時価総額 46,919 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:東京一極集中が続きつつ海外・新領域が緩やかに育つ姿を中心シナリオとする。

やや悲観 18% 東京一極集中の鈍化と金利高止まり 利益 1,929 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 4,336 円5.20 兆円

東京一極集中が止まり、企業の地方分散やリモートワークの定着でオフィス需要の伸びが頭打ちになる。賃料は実質で伸びず、丸の内の賃貸面積の拡大も鈍る。人口減少で住宅需要の裾野はさらに細り、住宅分譲の戸数は半減近くまで減る。海外事業・投資マネジメント事業は拡大が続くもののペースは鈍く、データセンター・物流も電力制約で足踏みする。政策保有株の削減余地も小さくなり、株主還元の原資が純粋な事業収益に依存するようになる。丸の内という場所の価値自体は失われないが、成長の速度そのものが長期に鈍化する展開になる。それでも丸の内という場所の価値自体は失われず、賃貸収益の底割れにはつながらない。

  • オフィスビル賃貸(丸の内等):数量 139(丸の内等所有オフィスビルの賃貸可能面積(万坪))× 価格 27,312(平均賃料(円/坪・月))→ 売上 4,566 億円・営業利益 1,076 億円。賃料-5%・面積+8%
  • 住宅分譲:数量 1,705(年間引渡し戸数(戸))× 価格 1.46(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 2,493 億円・営業利益 255 億円。価格横ばい・戸数-45%
  • 海外事業:数量 1.9(海外事業の総資産(兆円。今の値段で測った実質))× 価格 9.9%(総資産に対する売上の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 1,904 億円・営業利益 519 億円。資産+20%
  • 投資マネジメント・新領域(物流・データセンター):数量 12.2(グループ運用資産残高AUM(兆円。今の値段に直した実質))× 価格 1.1%(AUMに対する手数料等収益の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 1,345 億円・営業利益 253 億円。AUM+80%

倍率:事業の ROE 5.0% は資本コスト 7.2% 以下。新しく投じるお金が価値を増やさないので、PER は 1÷k=13.8 倍まで。この筋書きは稼ぐ力(純利益 1,929 億円÷k)で測る。上限の 9.5 割、13.1 倍に置いた。 余り資産は立てていない(賃貸の含み益は賃料・売却益が純利益に入って倍率で数え済みなので足さない。悲観の床にだけ使う)。

確率:人口減少とリモートワークの定着でオフィス需要の伸びが止まる構造変化は、10年という期間では現実味のあるリスクとして相応の確率を置く。

悲観 8% 一極集中の終わりと構造的な縮小 利益 697 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 2,492 円2.99 兆円

東京一極集中が完全に止まり、オフィス需要の成長が構造的に止まる。人口減少で住宅需要の裾野が大きく細り、住宅分譲の戸数は現在の3分の1程度まで落ち込む。海外事業(米国・ロンドン)での拡大戦略が失敗し資産を圧縮、投資マネジメント事業もデータセンター・物流の供給過剰とキャップレート上昇で開発利益が構造的に薄くなる。それでも丸の内等の保有不動産は国内有数の資産の質を持ち、含み益が自己資本の実質的な下支えとなり、それでも株価は稼ぐ力の水準まで下がる。三菱地所自身の経営基盤は揺らがないが、成長企業としての評価は大きく後退する展開になる。利益が細る年も、配当は政策保有株と一部の保有物件の売却で維持する。

  • オフィスビル賃貸(丸の内等):数量 116(丸の内等所有オフィスビルの賃貸可能面積(万坪))× 価格 21,562(平均賃料(円/坪・月))→ 売上 3,004 億円・営業利益 604 億円。賃料-25%・面積-10%
  • 住宅分譲:数量 1,085(年間引渡し戸数(戸))× 価格 1.17(1戸当たり平均価格(億円))→ 売上 1,269 億円・営業利益 111 億円。価格-20%・戸数-65%
  • 海外事業:数量 1.3(海外事業の総資産(兆円。今の値段で測った実質))× 価格 6.8%(総資産に対する売上の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 873 億円・営業利益 203 億円。資産-20%
  • 投資マネジメント・新領域(物流・データセンター):数量 6.8(グループ運用資産残高AUM(兆円。今の値段に直した実質))× 価格 0.8%(AUMに対する手数料等収益の比率(%)× 物価の指数(今=1))→ 売上 519 億円・営業利益 83 億円。AUM横ばい

倍率:事業の ROE 1.9% は資本コスト 7.2% 以下。新しく投じるお金が価値を増やさないので、PER は 1÷k=13.8 倍まで。この筋書きは稼ぐ力(純利益 697 億円÷k)で測る。資産の床は、含み益の額を開示で確認できていないので置かない。上限の 9.5 割、13.1 倍に置いた。

確率:10年で東京一極集中が完全に止まり海外事業も失敗する構造的な負け筋は起こりうるが、丸の内の資産の質を考えると最も確率は低く置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

オフィスビル賃貸(丸の内等)

丸の内・大手町・八重洲など都心一等地で約30棟の自社ビルを保有・運営し、賃料収入を得る中核事業。TOKYO TORCHなど大規模再開発も含む。

数量丸の内等所有オフィスビルの賃貸可能面積(万坪)価格平均賃料(円/坪・月)売上営業利益
今 2026/03 129 23,600 3,653 979
10 年後 中立 155 31,624 5,875 1,573

取り方:丸の内等の自社ビルの賃貸可能面積を坪換算で約129万坪とし、三鬼商事調査の丸の内等平均賃料(坪2.36万円・月、32カ月連続上昇)を適用。売上・営業利益は丸の内事業の2026/3期第3四半期実績(営業利益733億円・利益率26.8%)を年率換算。2026-10-18 の見直しで、賃料は中立で物価並み(3 年 1.09 倍・10 年 1.34 倍)。面積は新しいビルの竣工の分だけ増える(実質)

住宅分譲

「ザ・パークハウス」ブランドで首都圏・全国にマンション・戸建を分譲する事業。業績の振れ幅を作る。

数量年間引渡し戸数(戸)価格1戸当たり平均価格(億円)売上営業利益
今 2026/03 3,100 1.26 3,891 451
10 年後 中立 2,325 1.68 3,910 454

取り方:年間引渡し戸数を約3,100戸、1戸当たり平均価格を1.255億円(都心のザ・パークハウス等高価格帯を含む全国平均。不動産経済研究所の首都圏新築マンション平均9,182万円より高め)とし、住宅事業の2026/3期第3四半期実績(利益率11.6%)を年率換算。価格は中立で物価並み(3 年 1.09 倍・10 年 1.34 倍)

海外事業

米国・英国(ロンドン)・東南アジアでオフィス開発・賃貸住宅・物流施設を展開する事業。

数量海外事業の総資産(兆円。今の値段で測った実質)価格総資産に対する売上の比率(%)× 物価の指数(今=1)売上営業利益
今 2026/03 1.6 9.3% 1,480 459
10 年後 中立 2.6 11.8% 3,015 935

取り方:海外事業の総資産を約1.6兆円(米国51%・欧州22%・アジア27%)とし、総資産に対する売上の比率9.25%(2026/3期実績から逆算)を適用。海外事業の営業利益率は同期実績の約31%。2026-10-18 の見直しで、物価 3% の上昇は価格の側(比率 × 物価の指数)に入れた

投資マネジメント・新領域(物流・データセンター)

私募REIT・私募ファンドの運用で手数料を得るアセットマネジメント事業と、物流施設・データセンターの開発事業。

数量グループ運用資産残高AUM(兆円。今の値段に直した実質)価格AUMに対する手数料等収益の比率(%)× 物価の指数(今=1)売上営業利益
今 2026/03 6.8 1.0% 700 150
10 年後 中立 19.0 1.3% 2,500 535

取り方:グループの運用資産残高(AUM)を約6.8兆円(2025年6月のPatron Capital Partners買収後)とし、AUMに対する手数料等収益の比率1.03%を適用。物流・データセンターなど新領域の先行投資段階の収益も含む。2026-10-18 の見直しで、物価 3% の上昇は価格の側(比率 × 物価の指数)に入れた

リスクと懸念

金利上昇とキャップレートの切り上がり

10年国債3%への金利上昇が進むと、賃貸用不動産の期待利回り(キャップレート)が切り上がり、丸の内等の保有資産の価値の伸びが止まる、あるいは下押しされる。すでに「金利上昇なのに株価が最高値圏」という逆行現象が市場で話題になっており、金利が想定以上に上がった場合の反動が大きくなりやすい。

海外事業(米国・ロンドン)の市況リスク

海外事業の総資産の51%は米国に集中しており、米国の商業用不動産市況・金利・政治環境の変化が業績に直結する。ロンドンでも総事業費2,480億円規模の大規模開発を進めており、英国の景気・金利動向次第で開発採算が悪化するリスクがある。

データセンター投資の電力・需要リスク

国内1.5兆円・米国約2兆3,000億円規模のデータセンター投資は、電力の新規接続可否という外部要因に強く依存する。AI投資サイクルが減速した場合、稼働率の低い大型資産が残り、投資回収が遅れる可能性がある。

投資マネジメント事業のAUM拡大の遅れ

2030年度AUM10兆円という目標は、私募REIT・私募ファンド市場への資金流入が続くことを前提にしている。資金調達環境が悪化すれば、ファンド組成が止まり手数料収益の拡大が計画より遅れる。買収で積み上げたAUMの中には海外の金利・景気に左右されやすい資産も含まれ、評価損が出れば目標達成がさらに遠のく。

住宅分譲の構造的な需要縮小

人口減少により国内の住宅需要の裾野は長期的に細っていく。建設費高騰で平均価格は既に過去最高を更新しており、これ以上の値上げによる増収には限界があり、戸数の減少がカバーしきれなくなる可能性がある。都心の高価格帯需要が続く間は持ちこたえるが、その需要も無限ではない。

政策保有株削減後の収益構成の変化

政策保有株の売却益は近年の純利益を押し上げてきたが、2027年度までの50%削減が進むほど、この一時的な押し上げ効果は剥落していく。事業そのものの収益力への依存度が高まる。事業そのものの収益力への依存度が高まり、賃貸・分譲・海外・投資マネジメントの地力がそのまま純利益の伸びとして表に出やすくなる。

大規模再開発の工期・コストの膨張

TOKYO TORCHのような10年超の大規模プロジェクトは、建設コストの高騰や工期の遅延が採算を圧迫するリスクを常に抱える。Torch Towerの2028年3月完成予定が遅れれば、新規収益の立ち上がりも遅れる。

今後の分かれ目

10年国債が想定の3%を大きく超えて上昇する
キャップレートの切り上がりで丸の内等の資産価値の伸びが止まり、本質価値は中立よりやや慎重な筋書きに近づく。
AI投資サイクルが2027年ごろから明確に減速する
データセンター投資の稼働率が上がらず、投資マネジメント・新領域セグメントの成長が計画より遅れ、海外事業も含めた新領域全体の評価を下げる必要が出る。
Torch Tower・TOKYO TORCHの主要テナントが計画通り埋まる
丸の内の賃貸面積と賃料の両方が押し上げられ、本質価値は楽観に近い筋書きに近づく。
東京一極集中が止まり企業の地方分散・リモートワークが定着する
丸の内の賃料上昇ペースが頭打ちになり、10年後の構造的な負け筋(やや悲観・悲観)の確率を引き上げる必要が出る。
投資マネジメント事業のAUMが2030年度目標の10兆円を前倒しで達成する
手数料収益が収益の柱として定着し、海外事業と合わせて丸の内に次ぐ成長エンジンとして本質価値を押し上げる。
首都圏の新築マンション発売戸数・平均価格が頭打ちになる
住宅分譲の増収余地が小さくなり、業績の振れ幅を作る事業としての上振れ期待を下げる必要が出る。

見ておくもの

  • 都心5区・丸の内等オフィスの空室率・賃料(三鬼商事月次)
  • 首都圏新築マンションの発売戸数・平均価格(不動産経済研究所)
  • 投資マネジメント事業のAUM・データセンター・物流施設の進捗(会社開示)
  • 政策保有株式の削減進捗・自社株買いの実施状況
  • 10年国債利回り・政策金利の水準

倍率と資本コストの決め方

今の株価や PER から筋書きを作らず、セグメントごとに数量(丸の内の賃貸面積・引渡し戸数・海外の総資産・AUM=実質)と価格(物価 3% 込みの名目)を積み、借り換えの利払いの増加(税後で 10 年に約 580 億円)を純利益から引いた。倍率は資本コスト 7.25%(基本 7.5% に、値決め力−0.5%・借金+0.5%・寿命−0.25%)と正当化 PER から出し、楽観〜中立は上限の 85〜90% に置いた。悲観側は稼ぐ力(純利益÷k)で測った。賃貸等不動産の含み益(時価−簿価 約5兆円。報道の概数で、年度は未確認)の税後7割は、戻り方0.5で中立以上の価値に余り資産として足した。悲観側の床には置かない。過去の PBR の底は使っていない。結論は「やや割高」。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.97→17.74 倍・やや楽観 PER 14.15→16.08 倍・中立 PER 14→14.49 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β 0.83 × 5%。k は基本 7.5% に quality −0.25%(値決め−0.5・借金+0.5・寿命−0.25)を足した 7.25%。事業は傾いていないので extra は置かない。

同じ業種(不動産業)の AI 分析

割安 ロードスターキャピタル3482 都心の中規模オフィスを買って直し、売る達人。稼ぐ力は高いが、借入の重さが安全域を削る 本質価値との差 +170.9% · 10 年 割安(年 +19.1%) 割安 ランドネット2991 中古マンションを直接買い取って売る会社。利益は伸びたが借金で在庫を抱え、値段はやや割安だが安全域は薄い 本質価値との差 +98.1% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グローバル・リンク・マネジメント3486 機関投資家向けの開発で高収益だが、借入と金利に弱い。今の値段は両面を織り込んで適正 本質価値との差 +93.5% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 毎日コムネット8908 学生マンションの借り上げ運営で安定して稼ぐ小型株。運営の積み上げと現金で、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +92.5% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 FJネクストホールディングス8935 首都圏の投資用ワンルームで首位。今の利益は高めだが、低い倍率と厚い自己資本に支えられ、筆者はやや割安と見る 本質価値との差 +80.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 フェイスネットワーク3489 世田谷・目黒・渋谷に絞った一棟RCの開発会社。今の利益は過去最高で、借入が重く、相続税の見直しが重なる 本質価値との差 +72.7% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 イノベーションホールディングス3484 東京の飲食店舗を又貸しして稼ぐ。ROE は高いが、固定の家賃の約束が借金に近い。利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +72.2% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 スターツコーポレーション株式会社8850 管理料という積み上げの利益が屋台骨。10年で測ると、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +69.9% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 株式会社アズーム3496 月極駐車場を借りて貸す軽い会社。堀は浅いが、台数の伸びと手元の現金の厚みが、今の値段を上回る 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 GA technologies3491 資本の回りが速い投資用不動産の販売と賃貸ソフトで稼ぐ会社。10 年の価値は今の時価総額を2割あまり上回る 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 エリッツホールディングス5533 京都・滋賀の賃貸仲介と管理で地域一番の網を持つ。仲介が管理を呼び、管理が仲介を呼ぶ循環で利益は伸び、今の値段は 10 年の価値を 3 割ほど下回る 本質価値との差 +66.2% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 サンフロンティア不動産8934 ビル再生の売却益に、管理・ホテルの安定収入が重なる。借金は増えるが、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 コスモスイニシア8844 マンションとホテルを手がける回転型。直近の利益に売却益が混じるが、値段はなお低い 本質価値との差 +62.1% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 霞ヶ関キャピタル3498 用地を仕込み、自社のファンドに載せて開発し、売る会社。腕は本物だが利益は期末に偏り、10年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +59.1% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 ウィル3241 中古住宅の仲介を入口に改修と分譲を束ねる阪神間の住宅会社。仲介の稼ぎは本物だが、分譲の在庫と借金が重く、値段はほぼ適正 本質価値との差 +58.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 パーク二四4666 駐車場の網は強く、利益を貯めず戻す方針も追い風。カーシェアの稼働と情報漏えいの傷を引いても、値段には余裕がある 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ディア・ライフ3245 仕入を急拡大した成長期。高い ROE の実績は、増資と在庫の増加で薄まる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +51.5% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 エリアリンク8914 トランクルーム国内最大手。出店の勢いと収益性は本物で、成長の割に値段は低い 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 フジ住宅8860 賃貸・管理の積み上げ収益は堅いが、借金が重く金利上昇が利益を食う。10年の価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 明和地所8869 分譲・買取再販・管理を持つ首都圏のマンション会社。2026年3月期は利益が山で、引渡しの谷と借入の重さが続く。稼ぐ力は資本コストにやや届かず、今の値段はやや割安に出る 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 オープンハウスグループ3288 都心狭小地の回転型モデルは成長が速いが堀は弱く、資本コスト9.0%を前提にすると今の値段はほぼ適正。承継・在庫評価損・金利上昇は確率と棟数で織り込んだ 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 パルマ3461 トランクルームの裏方として業界の過半に入り込む。積み上がる保証の稼ぎに比べ、今の値段はやや安い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 東急不動産ホールディングス3289 賃貸と管理が土台、利益の約4割は売買市場しだいの売却益。仲介の利益561億円には売却の性格の稼ぎが混ざる。薄い自己資本と重い借金を踏まえると、本質価値は今の時価総額を1割強上回るやや割安 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 ヨシコン5280 静岡で土地を仕入れ、工場・物流用地や宅地として売る開発会社。自己資本の半分の値段だが、利益は引渡しの波で揺れ、先の稼ぎも物価に食われる 本質価値との差 +40.2% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 日本システムバンク5530 福井発のコインパーキング運営と機器・保守の会社。土地を借りて貸す薄利の商売で、稼ぎは車室数の増え方と機器の更新に左右される 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 AMGホールディングス8891 地方の住宅会社を安く買い集めてきた中堅の分譲会社。帳簿より大幅に安く見えるが、借金と縮む市場を差し引くと今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 robot home1435 在庫を持たない軽い商売で現金が厚い。ただ融資頼みの成長で、利益の質を割り引くと今の値段は適正 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 プロパスト3236 首都圏で賃貸マンションを開発して売る会社。小川建設の買収で請負が加わったが、利益は薄く在庫と金利に弱く、やや割高 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 野村不動産ホールディングス3231 プラウドは堅調だが、物件を売り続ける宿命で業績はブレる。利払い増でROEは6%前後に沈み、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 香陵住販3495 茨城で 2.4 万戸の管理を積む堅い稼ぎ。売却益を除くと、今の値段はほぼ適正だ 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 グッドコムアセット3475 投資用マンションを不動産ファンドへ売る回転型。利益は大きく振れるが、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 地主3252 底地を買って貸し、安定した借地料の形で売る高回転の事業。借金は重いが、売り先が広がり、稼ぐ力で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 明豊エンタープライズ8927 東京の城南・城西で投資用マンションを建てて売る開発会社。利益は山にあり、借入が重く、景気と融資の波に弱い。価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 GLC GROUP2970 九州で投資用の賃貸マンションを作って売る急成長の開発会社。伸びは本物だが、借金と創業者支配が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 三井不動産8801 日本橋・八重洲の賃料が物価で上がり含み益が下値を支えるが、4.5兆円の借金の利払い増で利益は伸びにくい。稼ぐ力から測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ムゲンエステート3299 海外マネーに乗った投資用の買取再販が、2026年は急ブレーキ。利益は谷を挟み、10年の期待は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 東京建物8804 八重洲・日本橋・京橋の再開発で稼ぐが、純負債は自己資本の2倍と重く、借り換えの利払いが利益を削る。計算の結論は「やや割高」 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 穴吹興産8928 分譲マンションの契約残は厚いが、借金の重さで純利益は伸びにくい。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ビーロット3452 傷んだ不動産を買って直し、ファンドや富裕層に売る再生屋。利益は過去最高だが、借金が在庫と一緒にふくらみ、金利と市況に弱い 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 センチュリー21・ジャパン8898 不動産仲介の看板を貸して稼ぐ身軽な会社。現金は厚いが、加盟店が減るなかで今の値段は少し高い 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 パラカ4809 土地を買って持つ駐車場会社。成長は堅いが、借金と金利が重く、今の値段は妥当な水準 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 日本空港ビルデング9706 羽田ターミナルの独占運営と免税店が土台。旅客の伸びは容量で鈍く、使用料は物価に遅れるが、稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 日本駐車場開発2353 駐車場の安定にスキー場の成長が乗る良い会社。ただ成長は値段に入り、子会社の少数株主への漏れと雪の振れが重い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 シーラホールディングス8887 都心でマンションを建てて売る会社。借金で膨らんだ利益は薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回ると見る 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイアイスター不動産3465 低価格の建売で急拡大した高回転の会社。借金が自己資本の 2 倍を超え、景気の谷に弱い分、今の値段は先の利益に見合わない 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 株式会社ゴールドクレスト8871 稼ぐ力は同業で別格だが、1,000億円規模の南青山と借金が回収時期を重くした。資本コストを高く置くと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 アグレ都市デザイン3467 東京の戸建と収益物件を回す高成長の分譲会社。増収は続くが、借入が重く金利上昇に弱い。10 年の価値はやや割高。 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 AVANTIA8904 戸建分譲の中堅が在庫を絞って利益を戻した。今の株価は重みづけた価値を下回る 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社レオパレス218848 立て直しは終わったが、薄い差益で重い固定の約束を背負う会社。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ファンドクリエーショングループ3266 小さなファンド運用会社の積み上げは着実だが、売却益と借入に頼る利益に対して、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 MIRARTHホールディングス8897 分譲マンション一本足から、戸建・再販と流動化へ舵を切る途上。借入の重さと利払いの増加が効き、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 和田興産8931 神戸のマンション分譲が主力。利益は金利と建築費に削られ、10年の中立では今の値段と釣り合う。借金の重さを見ると安く見えるだけだ 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エストラスト3280 山口・九州の地方都市で分譲マンションを建てて売る西部ガス系の会社。足元の利益は山にあり、戸数の先細りと利払いの増加を見込むと、今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 三重交通グループホールディングス3232 賃貸ビルとホテルで稼ぐ力は上がるが、借り換えで利払いが膨らみ、10年後のROEは6%前後に落ちる。稼ぐ力で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社エスコン8892 開発と売却の腕は確かだが、借金が金利上昇で利益を削る。親会社の信用が盾で、今の値段はやや高い 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日神グループホールディングス8881 マンションを建て・売り・管理する三本立て。建設が稼ぎ頭になり利益は最高水準だが、在庫と借金が膨らみ、今の値段は割高 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 住友不動産8830 仲介を使わぬ直販体制で業界最高益を稼ぎ、含み益も厚いが、借り換えの利払いでROEは資本コストに届かない。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段は割高 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤマイチエステート2984 関西の土地を造成して売り、商業施設を貸し、マンションを分譲する開発会社。来期は過去最高の計画だが、借金が自己資本の2.7倍と重く、値段はやや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 長栄2993 京都の賃貸の管理と自社物件の家賃で稼ぐが、借金は自己資本の3.5倍。金利の上昇が家賃の伸びを食い、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アズマハウス3293 和歌山の家と賃貸を一手に握る地元の雄。賃貸が利益を支えるが、縮む地方で資本の効率は上がらない 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 ヒューリック3003 借り換えの利払いでROEは8%台に下がり、純負債は自己資本の2倍強と重い。含み益は賃料が利益に入っているので足さず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 飯田グループホールディングス3291 分譲戸建の国内最大手。利益率は戻ったが、稼ぐ力は資本コストに届かない。PER9倍台の低さは理由があり、今の値段は本質価値を2割ほど上回る 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 JPMC3276 賃貸管理の効率の高さは本物だが、成長が乏しいのに値段が高い 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 エスリード8877 近畿の分譲マンション大手。親会社の後ろ盾はあるが、借金で抱える在庫と金利上昇を織り込むと今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 エリアクエスト8912 駅前店舗の仲介とサブリースで稼ぐ小さな会社。堅いが、10年後の価値は今にやや届かない 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 サンネクスタグループ8945 社宅管理の代行で堅く稼ぐが、AIが人の手間を安くする。厚い現金を除くと、10年の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 エムティジェネックス9820 森トラストのビルの内装と駐車場を担う子会社。親の仕事で堅く稼ぐが、現金は親に貸され、値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ファースト住建8917 低価格の建売で在庫を回す戸建分譲。PBR 0.37 倍で純現金も厚いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーセイ8923 稼ぐ力は本物だが、借り換えの利払いで ROE は 14% 台から 10% 近くへ下がる。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 京阪神ビルディング8818 データセンター貸しで稼ぐ大阪の家主。借り換えで利払いが膨らみ、資産に比べて安く見えても稼ぐ力では割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 空港施設8864 羽田の固定賃料が土台の堅い会社。ただ資本の稼ぎは6%台で資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 カチタス8919 空き家の買取再販という手堅い商売は今が追い風の頂点に近く、資本コスト8.25%で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 アーバネットコーポレーション3242 都心の賃貸マンションをファンドへ一棟売りする開発会社。稼ぎは戻ったが、借金の利払いが10年で重くなり、筆者は適正の範囲と見る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ADワークスグループ2982 都心の収益ビルを仕入れ、直して売る回転型の会社。直近は利益が山で、借入も重い。10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 フージャースホールディングス3284 地方の分譲と収益不動産で稼ぐ高レバレッジの会社。借金の利払いが利益の伸びを削り、10 年先の値段は今に届かない 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 テーオーシー8841 五反田のTOCビルを持つ資産の厚い会社。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、含み益は足さず賃料を残して測ると今の値段は割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マリオン3494 都内の単身者向け賃貸を借金と小口投資で抱える会社。金利が上がる10年では稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 平和不動産8803 取引所ビルと含み益の厚い資産は強い。だが借り換えの利払いで利益が伸びず、稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大英産業2974 九州のマンション・戸建の分譲会社。借金が重く、金利上昇で利益が削られる。10 年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ファーストブラザーズ3454 中小型の賃貸不動産を借入で持って売買する会社。金利が上がる局面で利払いが重く、10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アズ企画設計3490 古い収益ビルを直して売る小さな再生業者。売上は伸びるが借金と新株予約権が重く、株主の取り分は見た目ほど増えない 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ランドビジネス8944 都心の不動産を抱える会社が服と飲食で赤字を出し、重い借金の利払いが稼ぎを食う。帳簿の安さは価値にならない 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ホームポジション2999 関東・東海の小さな建売会社。V 字回復は本物だが、借入で在庫を回す商売で ROE は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) 割高 And Doホールディングス3457 住宅フランチャイズと中古住宅の買取再販。借金は時価総額の2倍超、利益は細り、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 SREホールディングス2980 AIの会社と不動産の会社の二刀流だが、利益の柱のAI部門はAIエージェントに食われる側でもある。今の値段は成長の先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 コーセーアールイー3246 福岡の分譲マンション会社。PBR は 0.7 倍を割るが、自己資本利益率が資本コストに届かず値段は高め 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 株式会社TKP3479 貸会議室の最大手だが、買収した低採算の2事業と借金が稼ぎを薄める。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ストライダーズ9816 賃貸管理の安定収入はあるが、事業が毎年入れ替わり、利益の質が低い。割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 セントラル総合開発3238 地方都市のマンション分譲で伸びる会社。だが借金は自己資本の3倍に膨らみ、金利の上昇が利益の大半を食う。今の値段は割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ミガロホールディングス5535 投資用マンションを売る会社に顔認証の新事業が付く。借入は重く、金利が上がる 10 年の価値は割高とみる 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アールエイジ3248 東京都心の賃貸マンションの運営と物件を持つ小さな会社。含み益は厚いが借入が重く、利払いの増加で、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ASIAN STAR8946 横浜・川崎の投資用マンションと賃貸管理の小さな会社。利益は薄く、赤字の中間期と新規事業の迷いが重い 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トラストホールディングス3286 九州の駐車場運営は手堅いが、借金に比べて自己資本が薄すぎ、今の値段は稼ぐ力に対して高い 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェルス・マネジメント3772 京都のラグジュアリーホテルを開発・運営し、リキャップで先に利益を出す。借入が自己資本の 3 倍で、利益は期ずれに左右される。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 東京テアトル9633 含み益の厚い資産会社だが、稼ぎは薄く、株主に戻る道筋が見えない。10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 デュアルタップ3469 東京 23 区の駅近の投資用マンション「XEBEC」を開発して売る会社。管理の戸数は増えるが、稼ぎは薄く振れが大きい。今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 LAホールディングス2986 開発の腕は本物だが、利益は下期の引き渡しに偏り借金も重い。今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 JALCOホールディングス6625 賃貸の稼ぎは利払いに消える。売買益とM&A報酬に頼る利益に、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −62.8% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ランド8918 用地開発と再エネ出資で稼ぐ超小型の不動産会社。財務は堅いが利益は年ごとに大きく振れ、今の値段は 10 年の価値を大きく上回る。 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 fantasista1783 仙台のデータセンター構想で株価は跳ねたが、稼ぐ力はまだ小さく、新株予約権による希薄化も重い 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 宮越ホールディングス6620 深圳の大型開発は着工前で、当たれば大きいが確率は低い。今の値段は期待をかなり先取りしている 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 三菱地所、営業利益・純利益が過去最高 丸の内エリアに次ぐ、次の成長エンジンは?(ITmedia)
  2. 三菱地所社長「丸の内賃料まだ上がる」(日本経済新聞)
  3. 三菱地所、東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH」街区「Torch Tower」の新築工事に着工(日本経済新聞)
  4. 三菱地所、ロンドンで2件の大規模オフィス開発 総事業費2480億円(日本経済新聞)
  5. グローバル不動産投資 2030年度にAuM10兆円に拡大 三菱地所
  6. 三菱地所、英国不動産ファンド運用会社Patron Capital Partnersを買収
  7. 三菱地所、国内のAIデータ拠点に1.5兆円 再開発の知見活用(日本経済新聞)
  8. 三菱地所が米国でデータセンター建設 総事業費2.3兆円、テック大手誘致(日本経済新聞)
  9. 【完全比較|不動産】三菱地所・三井不動産・住友不動産(note)
  10. 三菱地所の将来性|丸の内の稼ぎと海外投資41.7%の賭けとリスク

分析日 2026-10-16