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ブリッシュ BLSH

規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)8.42 ドル13 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)23.9 ドル36 億ドル差 −64.8%
10 年後から見ると 割高 価値 8.42 ドル13 億ドル · 差 −64.8% · 期待の年率 −1.3%
期待の年率リターン(10 年)−1.3%資本コスト比 −10.8 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ブリッシュは、機関投資家向けの暗号資産取引所と流動性サービス、CoinDeskの指数・データ・メディア・イベントを束ねる金融基盤会社である。結論は割高だ。複数地域の免許、全額準備型の取引所、規制された指数、10年超の市場データは本物の資産だが、単体事業の資本収益性はまだ低く、現在の値付けは大幅なシェア上昇かエクイニティ買収後の成功を先に織り込んでいる。

2026年4〜6月期は調整後売上0.93億ドルのうち、流動性・データ・イベントなどが0.63億ドルを占めた。継続収益への移行は進む。ただし国際財務報告基準(IFRS)の純損失は2.80億ドル、上期では8.85億ドルであり、自己保有する暗号資産の再評価が利益と自己資本を大きく揺らした。9月の取引量は486億ドルまで戻ったが、世界の中央集権型現物市場に対するシェアは概算4%弱にとどまり、価格決定力はまだ弱い。

未成立のエクイニティ買収は数値に入れていない。単体の5筋書きを確率加重して割り戻すと、現在価値は今の時価総額を約7割下回る。長く持つ条件は、取引量の増加だけでなく、指数連動資産、企業向けデータ契約、流動性サービスが伸び、暗号資産の値上がりを除いてもROEが資本コストへ近づくことである。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、最初に事業の寿命を問う。暗号資産そのものの銘柄は入れ替わっても、機関投資家が規制された取引、価格の基準、監査可能なデータを必要とすることは残る。Bullishの免許、FCA認可の指数、CoinDeskの履歴は、その需要に向けた良い部品である。全額準備と顧客と競合しない姿勢も、信用を失った業界では価値がある。

次に、利益を増やすために必要な資本を見る。Bullishは取引所でありながら、自己資本を暗号資産、貸付、流動性供給に置く。したがって、売上が伸びてもROEが上がらなければ、株主の富は増えない。2025年と2026年上期の損失は会計上の再評価が大きいとはいえ、価格変動を抱える資本構造そのものは経済的なリスクである。

最後に安全域を見る。単体の中立筋書きでも、取引量、指数連動資産、流動性契約はかなり伸ばしている。それでも確率加重した現在価値は今の時価総額を約7割下回る。

エクイニティが成功すれば会社の形は変わるが、未成立の買収を先に買うのは本質価値ではなく実行力への賭けである。今は良い資産を持つ若い会社に、完成後の値段を払う局面だと見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は市場基盤と情報サービスである。Bullish Exchangeは、単一の注文板と自動マーケットメークを組み合わせ、現物、無期限先物、オプションを機関投資家に提供する。収益は取引量に対するスプレッドと手数料で決まり、2025年の総取引量は約0.80兆ドル、調整後取引収益は1.31億ドルだった。

流動性サービスでは、ステーブルコインや実物資産トークンの発行体から契約料を受け、上場、技術接続、板の厚み、CoinDeskでの露出をまとめて売る。自己資本とデジタル資産を貸付や流動性供給に使うため、資産が少なくて済む普通の取引所とは違う。

CoinDesk Indicesは、指数に連動する商品の運用資産に比例する料率と固定ライセンス料で稼ぐ。CoinDesk Dataは、300超の取引所から集める価格、板、オンチェーン情報を機関向け契約で売る。10年超、27万超の取引ペアを持ち、英国金融行為規制機構(FCA)の認可を受ける指数管理者でもある。CoinDesk Mediaは広告、一般調査、デジタル購読で稼ぎ、Consensusは入場券、協賛、展示料を得る物理イベントである。

会計は読みにくい。自動マーケットメークで売買した暗号資産を総額で売上と原価に計上するため、会社はスプレッド、手数料、継続収益をまとめた調整後売上を事業の尺度にしている。添付の2025年売上2.9億ドルはこの実態に近いが、IFRS純利益には自己保有資産の再評価が入る。顧客は機関投資家、マーケットメーカー、発行体、資産運用会社、データ利用者、広告主へ広がるものの、取引量とCoinDesk収益は少数の大口顧客に偏る。

優良さと弱いところ

強みは、規制、データ、流動性を一つの会社に集めたことだ。取引所は米国、欧州、香港、ジブラルタルで免許を持ち、顧客資産を1対1で分別する。CoinDesk IndicesはFCA認可の指数管理者で、2025年10〜12月期には世界の暗号資産ETF新規上場39本のうち15本で採用された。

データは10年超の履歴と27万超の取引ペアを持つ。取引所の顧客を指数、データ、流動性、イベントへ送れる点は、小さな専業会社にはまねしにくい。

しかし、堀はまだ狭い。2026年9月の現物取引シェアは概算4%弱で、バイナンス、コインベース、クラーケンより小さい。顧客は複数取引所へ接続でき、スプレッドが広がればすぐ移る。

デリバティブではハイパーリキッドなど分散型市場も強い。指数とデータは規制、契約移行、履歴の蓄積が乗り換えを難しくするが、メディアと調査はAI要約に弱い。

資本効率が最大の課題である。2025年末の自己資本32.2億ドルに対し、調整後純利益は0.39億ドルにすぎず、IFRSでは7.6億ドルの赤字だった。2026年上期にも大きな評価損が出た。規制と情報資産は質が高いが、自己資本を暗号資産として厚く持ち、その価格変動を株主が負う構造は、安定した取引所より資本コストを高くする。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

暗号資産取引所は、取引量が資産価格、ボラティリティ、規制、信用事件で急変する循環産業である。2026年9月の世界の中央集権型現物取引は約1.13兆ドル、デリバティブは約3.94兆ドルだった。Bullishの同月の現物は422億ドル、オプションは41億ドル、無期限先物は23億ドルで、現物シェアは概算3.7%、デリバティブは1%にも届かない。

バイナンスは現物で約3割を占め、コインベース、クラーケンに加え、デリバティブではハイパーリキッドが競争相手になる。数量は市場全体の成長だけでなく、機関投資家が規制取引所へ移る割合と同社のシェアで決まる。

情報サービスは別の競争である。指数ではCFベンチマークス、ビットワイズ、MVIS、ブルームバーグ、S&Pグローバル、MSCI、FTSEラッセルが競う。2026年10月の世界の現物担保型暗号資産ETF・上場取引商品(ETP)は約1,311億ドルで、CoinDeskの参照資産は約490億ドルだった。定義は同じではないが、採用規模は上位集団にある。

データではカイコがアンバーデータを買収し、260超の機関顧客を持つ。CoinDeskはFCA認可、10年超の履歴、顧客システムへの組み込みで対抗するが、料率は下がりうる。

発行体向け流動性の土台は、2026年10月時点で約2,947億ドルのステーブルコインと約386億ドルの分散保有型の実物資産トークン(RWA)である。同社の配置資産約20億ドルは1%未満の代理シェアで、伸びしろは大きいが、発行体の信用と担保価格を引き受ける。

メディアではコインテレグラフとザ・ブロック、イベントではトークン2049などが競う。2026年の香港とマイアミのConsensusは合計2.6万人超を集め、物理イベントのネットワークは残る。ただし検索を経由しないAI エージェントがニュースを要約すると、サイト訪問、広告、一般的な調査購読は減る。10年後の勝ち筋は、閲覧数ではなく、規制指数、一次データ、発行体との契約、機関投資家が集まる場を持つことにある。

資本政策と M&A

資本配分は攻めに偏っている。CoinDeskを2023年、CCDataを2024年に買い、指数、データ、イベントを取引所へつないだ。2025年の継続収益の伸びを見る限り、ここまでは事業の幅を広げた効果が出ている。上場会社としての履歴は短く、10年分の買収・還元判断を検証できない。

配当は2023年に5.8億ドルを支払ったが、2024年と2025年はなく、恒常的な還元方針や自社株買いの数値目標もない。会社の2026年見通しは、流動性・指数・データ・イベントなどの継続収益2.25〜2.45億ドル、調整後営業費用2.25〜2.30億ドル、金融費用0.52〜0.60億ドルである。長期の売上、ROE、配当性向には数字の約束がない。

最大の論点は、未成立のエクイニティ買収である。対価42億ドルを全て新株で払い、契約時の条件では新株は現在株数の約7割に相当する。会社は2027年1月の完了を予定する。

完成すれば約3,000社の発行体と約2,000万人の確認済み株主を得て、トークン化証券の登録から取引までを結べる。ただし売り手は大株主となり、統合、規制承認、収益化の失敗を少数株主が負う。本分析は指示どおり対象会社と新株を数値に入れていない。

ガバナンスにも割引が要る。2025年末は取締役・経営陣が約58%を保有し、関連当事者から約5.1億ドルを年7%で借りていた。経営者と株主の利害は一部そろうが、資金調達と大型取引を少数株主が止めにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

規制された暗号資産市場は、まだ伝統金融へ取り込まれ始めた段階である。Bullishは米国、欧州、香港、ジブラルタルの免許と、一つの世界注文板、全額準備の運営を持つ。2026年9月の現物取引は422億ドルまで回復し、平均スプレッドは2.41ベーシスポイントだった。

機関投資家が無規制の取引所から移るだけで、現在4%弱のシェアは大きく伸びる余地がある。オプションとトークン化証券が加われば、単なる現物取引所ではなくなる。

成長の質も改善している。2026年4〜6月期の継続収益は0.63億ドルで、前年同期から大きく増え、取引市場が弱い時期の落ち込みを埋めた。CoinDeskの指数は約490億ドルの資産に参照され、100超のパートナーを持つ。

規制ベンチマーク、10年超のデータ、Consensusの2.6万人の参加者を同時に持つ競合は少ない。取引所へ来た発行体を流動性、指数、データ、イベントへ送るほど、顧客獲得費は下がる。

自己保有する暗号資産の再評価損は大きいが、事業の現金創出力とは分けて見るべきだ。規模が増えて固定費を吸収し、データと指数の比率が上がれば、単体でも高い利益率へ届く。エクイニティの価値を一切入れなくても、トークン化の免許と既存の移転代理人登録には選択肢の価値がある。

慎重な見方

取引所のネットワーク効果は、シェアが大きくなって初めて堀になる。Bullishの現物シェアは4%弱で、デリバティブはごく小さい。機関投資家は複数の取引所へ接続し、価格と流動性を比較するため、顧客の乗り換え費用は低い。

バイナンス、コインベース、クラーケン、ハイパーリキッドが値下げすれば、取引量かスプレッドのどちらかを失う。2026年の月間取引量は2月の841億ドルから7月の307億ドルまで落ち、9月の回復だけで構造的成長とは言えない。

継続収益も完全な防波堤ではない。流動性サービスは発行体と暗号資産価格に依存し、指数料は連動資産の価格が下がれば減る。データ契約は規制と履歴で守られるが、一般的な分析はAI エージェントが代替する。

メディアは検索流入と広告が細り、イベントは景気とスポンサー予算に左右される。少数の市場メーカー、指数顧客、広告主への集中も高い。

さらに、自己資本の多くが価格変動の大きい資産で、2025年のIFRS損失は7.6億ドル、2026年上期は8.85億ドルに達した。関連当事者借入と経営陣の支配も、少数株主には不利である。エクイニティ買収は現在株数の約7割に相当する新株を伴い、成功しても旧株主の取り分は薄まる。失敗すれば、統合費用と信用低下だけが残る。

どちらに重みを置いたか

単体価値では慎重な見方が勝つ。上振れは規制取引所と指数の採用が同時に進む時に限られ、現時点では低いROE、暗号資産の評価変動、大口顧客集中、大型買収の実行リスクの方が確かである。確率は楽観側25%、中立30%、悲観側45%とした。

AI エージェント代替が当たる会社の悲観側35%以上という下限は満たすが、AIの影響自体はメディアとデータの数量、価格、g_longにだけ入れ、資本コストと確率へ重ねていない。結果は単体で約7割の割高である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 21.16 ドル32 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 −0.18 ドル0 億ドル)。 今の値に割り戻すと 8.42 ドル13 億ドル、今との差 −64.8%、 期待の年率 −1.3%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 65.83 ドル99 億ドル 3.98 ドル6 億ドル +192.1% +11.8% 5.58 ドル8 億ドル
やや楽観 17% 31.74 ドル48 億ドル 1.99 ドル3 億ドル +41.1% +3.6% 5.73 ドル9 億ドル
中立 30% 19.54 ドル29 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −18.2% −2.0% 5.86 ドル9 億ドル
やや悲観 27% 11.74 ドル18 億ドル −1.33 ドル−2 億ドル −56.4% −7.6% 2.81 ドル4 億ドル
悲観 18% 8.11 ドル12 億ドル −2.65 ドル−4 億ドル −77.1% −11.9% 0.98 ドル1 億ドル
加重平均100% 21.16 ドル32 億ドル−0.18 ドル0 億ドル −12.2% −1.3% 20.98 ドル32 億ドル

今の株価時価総額 23.90 ドル36 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 楽観:規制取引所と指数が機関投資の標準になる 利益 8 億ドル · PER 11.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 65.83 ドル99 億ドル

2035年、年間取引量は6兆ドルへ増え、複雑なオプションとトークン化資産の比率が上がるため、平均取引収益も1.9bpを保つ。流動性契約の元本は90億ドル、指数参照資産は2,500億ドルとなる。データ契約はAIで席数が増えないものの、規制対応と品質への支払いが残る。メディアの利用指数はAI要約で増えないが、Consensusは世界2都市以上で5万人換算を集める。

売上は21.69億ドル、営業利益は10.25億ドル、IFRS純利益は8.4億ドルとなる。前半の評価損を吸収した10年累計純利益は25億ドル、正味還元は6億ドルで、自己資本は51.2億ドルとなる。エクイニティは未成立のため対象会社と新株を数値に含めないが、自前の移転代理人登録と取引免許だけでも発行体向け商品が育つ。

  • Bullish Exchange:数量 6.0(年間取引量(兆ドル))× 価格 1.90(平均取引収益(ベーシスポイント))→ 売上 11 億ドル・営業利益 5 億ドル。世界市場の実質成長とシェア上昇で、年間取引量は2025年の7.5倍。
  • 流動性・発行体サービス:数量 90.0(収益を生む配置資産・契約元本(億ドル、推定))× 価格 0.06(元本に対する年率の契約料・利息・運用収益率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 3 億ドル。発行体との長期契約と貸付が増え、元本と収益率の両方が上がる。
  • CoinDesk Indices:数量 2,500(指数参照資産(億ドル、推定))× 価格 0.00(参照資産に対する指数料率)→ 売上 3 億ドル・営業利益 2 億ドル。ETF・ETPと先物の標準指数になり、参照資産が大幅に増える。
  • CoinDesk Data:数量 100(機関向け年間契約(標準契約換算・件、推定))× 価格 0.00(1契約当たり年額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIで契約数は増えないが、規制対応の正本として物価並みの値上げを通す。
  • CoinDesk Media・調査:数量 100(デジタル利用・広告・調査購読の売上指数(2025年=100、推定))× 価格 0.00(指数1点当たりの広告・購読売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI要約で利用量は増えず、専門広告と直接購読の単価だけを小幅に上げる。
  • Consensusイベント:数量 50,000(有料参加者・協賛・展示の参加者換算(人、推定))× 価格 0.00(参加者換算1人当たりのイベント売上(億ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。世界2都市以上で機関投資家と発行体が集まり、物理ネットワークが広がる。

倍率:k9.5%、事業ROE16.4%、moatはweakで超過収益の残存を3分の1とするとRONIC11.8%。g_long3.0%の来年利益基準の式は11.47倍で、10年目利益に掛ける上限は1.03倍した11.82倍となる。2035年までの高成長はnet_okuに入れ、2036年以降は3%へ落とす二段階である。AI エージェント代替の決まりに従い、楽観から中立は上限をそのまま使う。

確率:機関資金のオンチェーン化、米欧での規制明確化、現物・オプションのシェア上昇、指数採用の拡大が同時に必要である。単体でここまで届く確率は1割未満とした。

やや楽観 17% やや楽観:継続収益が主役になり、単体で規模の利益を得る 利益 4 億ドル · PER 10.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 31.74 ドル48 億ドル

2035年の年間取引量は4兆ドルとなり、平均取引収益は1.7bpを保つ。流動性契約の元本は70億ドル、指数参照資産は1,800億ドルへ増える。企業向けデータは契約数をほぼ維持し、単価は規制対応と履歴の価値で上がる。Consensusは4.2万人換算まで広がるが、メディアの利用指数は1割減り、広告はAI要約で伸びない。

売上は13.77億ドル、営業利益は5.67億ドル、IFRS純利益は4.4億ドルとなる。10年累計純利益16億ドルから正味3億ドルを返し、自己資本は45.2億ドルへ増える。エクイニティの買収効果は入れず、BullishとCoinDeskの既存資産だけで、取引収益と継続収益がほぼ半々になる。資本効率は改善するが、暗号資産を厚く持つため、成熟した取引所ほど安定はしない。

  • Bullish Exchange:数量 4.0(年間取引量(兆ドル))× 価格 1.70(平均取引収益(ベーシスポイント))→ 売上 7 億ドル・営業利益 3 億ドル。規制市場への移行でシェアを増やすが、価格競争は残る。
  • 流動性・発行体サービス:数量 70.0(収益を生む配置資産・契約元本(億ドル、推定))× 価格 0.05(元本に対する年率の契約料・利息・運用収益率)→ 売上 4 億ドル・営業利益 2 億ドル。ステーブルコインと発行体契約が増え、資本回転が改善する。
  • CoinDesk Indices:数量 1,800(指数参照資産(億ドル、推定))× 価格 0.00(参照資産に対する指数料率)→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。大手運用会社での採用が続き、参照資産が6倍になる。
  • CoinDesk Data:数量 98.0(機関向け年間契約(標準契約換算・件、推定))× 価格 0.00(1契約当たり年額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。契約数は横ばい圏、単価は物価をやや下回る伸び。
  • CoinDesk Media・調査:数量 90.0(デジタル利用・広告・調査購読の売上指数(2025年=100、推定))× 価格 0.00(指数1点当たりの広告・購読売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI要約で利用量は1割減り、専門広告と購読で売上をほぼ保つ。
  • Consensusイベント:数量 42,000(有料参加者・協賛・展示の参加者換算(人、推定))× 価格 0.00(参加者換算1人当たりのイベント売上(億ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。イベントが複数地域に定着し、メディアの縮小を補う。

倍率:k9.5%、事業ROE9.7%、moatはweakで超過収益の残存を3分の1とするとRONIC9.6%。g_long3.0%の来年利益基準の式は10.56倍で、10年目利益に掛ける上限は1.03倍した10.88倍となる。2035年までの拡大はnet_okuに入れ、2036年以降は3%へ落とす二段階である。AI エージェント代替の決まりに従い上限をそのまま使う。

確率:現物シェアは緩やかに上がり、流動性サービスと指数が伸びるが、業界首位には届かない筋書きである。規制免許と2026年の継続収益の伸びから2割弱とした。

中立 30% 中立:取引量と指数資産は伸びるが、資本効率はなお低い 利益 3 億ドル · PER 10.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 19.54 ドル29 億ドル

2035年の年間取引量は3兆ドル、平均取引収益は1.6bpとなる。現物市場の拡大と米欧の免許が数量を押し上げるが、競合の値下げで単価はほぼ横ばいである。流動性契約の元本は60億ドル、指数参照資産は1,500億ドルへ増える。

データ契約はAI エージェントで5%減り、単価の上昇は10年で20%にとどまる。メディアの利用指数は2割減る。

売上は10.38億ドル、営業利益は3.85億ドル、IFRS純利益は2.8億ドルとなる。2026年の評価損を含む10年累計純利益は8億ドルで、株式報酬と買戻しが相殺され正味還元はゼロ、自己資本は40.2億ドルとなる。規制資産は残るが、ROEは資本コストに届かず、良い製品を厚い資本で支える会社のままである。

  • Bullish Exchange:数量 3.0(年間取引量(兆ドル))× 価格 1.60(平均取引収益(ベーシスポイント))→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル。市場拡大と小幅なシェア上昇で、取引量は3.8倍。
  • 流動性・発行体サービス:数量 60.0(収益を生む配置資産・契約元本(億ドル、推定))× 価格 0.05(元本に対する年率の契約料・利息・運用収益率)→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。発行体契約は増えるが、信用と価格変動の費用を残す。
  • CoinDesk Indices:数量 1,500(指数参照資産(億ドル、推定))× 価格 0.00(参照資産に対する指数料率)→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。参照資産は5倍、料率は競争で大きく上げない。
  • CoinDesk Data:数量 95.0(機関向け年間契約(標準契約換算・件、推定))× 価格 0.00(1契約当たり年額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI代替で契約0.95倍、正本の価値で単価1.20倍。
  • CoinDesk Media・調査:数量 80.0(デジタル利用・広告・調査購読の売上指数(2025年=100、推定))× 価格 0.00(指数1点当たりの広告・購読売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI要約で利用量が2割減り、広告と一般調査は縮む。
  • Consensusイベント:数量 35,000(有料参加者・協賛・展示の参加者換算(人、推定))× 価格 0.00(参加者換算1人当たりのイベント売上(億ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。物理イベントは伸びるが、スポンサー単価は物価を下回る。

倍率:k9.5%、事業ROE7.0%はk以下なので、正当化PERの上限は1÷kの10.53倍。g_long3.0%は市場、シェア、価格から出したが、低ROEでは留保が価値を増やさない。2035年までの拡大はnet_okuに入れ、2036年以降は3%へ落とす二段階である。AI エージェント代替の決まりに従い、中立も上限をそのまま使う。

確率:規制された暗号資産市場は拡大するが、Bullishのシェア上昇は限定的で、AIが情報サービスの一部を削る落としどころである。事業の若さから中立を3割に抑えた。

やや悲観 27% やや悲観:シェア停滞と手数料低下で資産価値が中心になる 利益 0 億ドル · PBR 0.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 11.74 ドル18 億ドル

2035年の年間取引量は1.5兆ドルにとどまり、平均取引収益は1.35bpへ下がる。流動性契約は30億ドル、指数参照資産は800億ドルまでしか増えない。企業データ契約は3割減り、メディアの閲覧と広告はAI要約へ流れる。Consensusは2万人換算を保つが、全社の固定費を十分に吸収できない。

売上は4.25億ドル、営業利益は0.40億ドル、IFRS純損失は0.1億ドルとなる。10年累計では2億ドルの赤字を出し、株式報酬と小規模増資による2億ドルの正味負還元で自己資本は32.2億ドルにとどまる。エクイニティは遅延または条件変更となり、数値には入れない。価値は将来の高収益より、換金できるデジタル資産と現金の税後価値で支えられる。

  • Bullish Exchange:数量 1.5(年間取引量(兆ドル))× 価格 1.35(平均取引収益(ベーシスポイント))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場は伸びてもシェアを取れず、価格競争で単価も下がる。
  • 流動性・発行体サービス:数量 30.0(収益を生む配置資産・契約元本(億ドル、推定))× 価格 0.04(元本に対する年率の契約料・利息・運用収益率)→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。発行体の淘汰と信用費用で元本、利回りが低下する。
  • CoinDesk Indices:数量 800(指数参照資産(億ドル、推定))× 価格 0.00(参照資産に対する指数料率)→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。指数は残るが、採用と料率で大手金融情報会社に押される。
  • CoinDesk Data:数量 70.0(機関向け年間契約(標準契約換算・件、推定))× 価格 0.00(1契約当たり年額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI エージェントと競合データで契約が3割減る。
  • CoinDesk Media・調査:数量 50.0(デジタル利用・広告・調査購読の売上指数(2025年=100、推定))× 価格 0.00(指数1点当たりの広告・購読売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。サイト訪問と広告が半減し、固定編集費を賄えない。
  • Consensusイベント:数量 20,000(有料参加者・協賛・展示の参加者換算(人、推定))× 価格 0.00(参加者換算1人当たりのイベント売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。イベントは残るが、協賛と展示の単価が下がる。

倍率:赤字でPERを使えない。悲観側の決まりに従い、積み上がった将来自己資本ではなく今の自己資本32.2億ドルに0.55倍を掛けると17.71億ドルとなり、同じ筋書きの売れる資産の税後価値17.71億ドルと一致する。中立より低い倍率である。

確率:大手取引所と分散型市場に挟まれ、規制資産を持ちながらシェアと資本効率を高められない展開は十分ありうる。事業の若さ、顧客集中、エクイニティの不確実性から単体では最も重い27%とした。

悲観 18% 悲観:暗号資産の信頼低下と技術転換で構造的に負ける 利益 −1 億ドル · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 8.11 ドル12 億ドル

暗号資産市場は残るが、取引はバイナンス、コインベース、分散型市場へ集まり、Bullishの年間取引量は0.5兆ドルへ減る。スプレッドは1.1bpまで下がり、流動性契約は10億ドル、指数参照資産は350億ドルへ縮む。企業データ契約は半減し、CoinDesk メディアのニュースと調査はAI エージェントに要約される。イベントも1万人換算となる。

売上は1.30億ドル、営業損失は0.28億ドル、IFRS純損失は0.6億ドルとなる。10年累計損失10億ドルに対し、株式報酬と資本調達の正味負還元4億ドルが入り、自己資本は26.2億ドルまで減る。エクイニティは不成立か、成立しても本分析の単体数値には含めない。事業価値はほぼ失われ、デジタル資産を大幅に減価して売った後の価値だけが残る。

  • Bullish Exchange:数量 0.5(年間取引量(兆ドル))× 価格 1.10(平均取引収益(ベーシスポイント))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。シェア喪失と価格競争で、取引所は損益分岐に届かない。
  • 流動性・発行体サービス:数量 10.0(収益を生む配置資産・契約元本(億ドル、推定))× 価格 0.03(元本に対する年率の契約料・利息・運用収益率)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。発行体の破綻と信用損失で契約価値が消える。
  • CoinDesk Indices:数量 350(指数参照資産(億ドル、推定))× 価格 0.00(参照資産に対する指数料率)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。規制指数の一部だけが残る。
  • CoinDesk Data:数量 50.0(機関向け年間契約(標準契約換算・件、推定))× 価格 0.00(1契約当たり年額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。記録の正本でも契約半減、値上げなし。
  • CoinDesk Media・調査:数量 25.0(デジタル利用・広告・調査購読の売上指数(2025年=100、推定))× 価格 0.00(指数1点当たりの広告・購読売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI要約で一般ニュースと調査の価値が大きく失われる。
  • Consensusイベント:数量 10,000(有料参加者・協賛・展示の参加者換算(人、推定))× 価格 0.00(参加者換算1人当たりのイベント売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。参加者とスポンサーが減り、会場固定費で赤字になる。

倍率:赤字でPERを使えない。将来自己資本ではなく今の自己資本32.2億ドルに0.38倍を掛けると12.24億ドルとなり、純現金と売れる資産の税後価値12.24億ドルと一致する。過去の市場PBRは使わず、やや悲観より低い倍率とした。

確率:大きな信用事件、規制制約、分散型市場への流出が重なり、取引所の信用と流動性を失う筋書きである。若い事業、集中した顧客と支配株主、大型買収の不確実性を考え18%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

Bullish Exchange

機関投資家向けの現物、無期限先物、オプション取引所。取引量に対するスプレッドと手数料で稼ぐ。

数量年間取引量(兆ドル)価格平均取引収益(ベーシスポイント)売上営業利益
今 2025/12 0.8 1.64 1 0
10 年後 中立 3.0 1.60 5 2

取り方:会社の月次開示を合計すると2025年の現物・オプション・無期限先物は0.7962兆ドル。調整後取引収益1.307億ドルを割ると1.64bpになる。9月2026年の世界現物市場と比べたシェアは概算3.7%。競合はバイナンス、コインベース、クラーケン、ハイパーリキッド。AI エージェント代替の型には当たらない。営業利益0.18億ドルは、取引収益の粗利から取引基盤・保管・法令対応の共通費を配賦した推定である。

流動性・発行体サービス

発行体への上場、技術接続、流動性供給、販促を束ね、貸付・利息・DeFi収益も得る。

数量収益を生む配置資産・契約元本(億ドル、推定)価格元本に対する年率の契約料・利息・運用収益率売上営業利益
今 2025/12 20.0 0.04 1 0
10 年後 中立 60.0 0.05 3 1

取り方:2025年末の純流動資産28.6億ドルのうち、取引所運営に必要な部分を除く約20億ドルが貸付、流動性、発行体契約に使われたと推定した。継続収益1.58億ドルから指数・データ・Insightsを差し引いた0.78億ドルに合う年率3.9%。2026年10月のステーブルコイン約2,947億ドルと分散保有型RWA約386億ドルを合わせた発行体市場約3,333億ドルに対し、配置資産20億ドルは1%未満の代理シェアである。AI エージェント代替の型には当たらない。営業利益0.17億ドルは、信用損失・資本コスト・共通費を差し引く前の高い粗利を全社利益へ配賦した推定である。

CoinDesk Indices

規制された暗号資産ベンチマークをETF、ETP、先物、資産運用会社へ提供する。

数量指数参照資産(億ドル、推定)価格参照資産に対する指数料率売上営業利益
今 2025/12 300 0.00 0 0
10 年後 中立 1,500 0.00 2 1

取り方:2026年時点の会社表示は参照資産約490億ドル、世界のパートナー100超。2025年10〜12月期にETF15本を獲得した時点へ300億ドルと逆算し、固定ライセンス料を含む実効料率8.7bpで0.26億ドルとした。2026年10月の世界の現物担保型暗号資産ETF・ETPは約1,311億ドルで、会社表示の参照資産490億ドルとの単純比較は3〜4割になる。ただし先物や固定ライセンスを含む定義差があるため、これは厳密な市場シェアではない。FCA認可と契約上のベンチマークであり、AI エージェント代替の型には当たらない。営業利益0.10億ドルは、規制・算出費用を引いた高粗利事業として全社利益へ配賦した推定である。

CoinDesk Data

取引所の板、価格、オンチェーン情報、分析用履歴を企業契約で提供する。

数量機関向け年間契約(標準契約換算・件、推定)価格1契約当たり年額(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 100 0.00 0 0
10 年後 中立 95.0 0.00 0 0

取り方:会社は契約数を開示しない。10年超の履歴、27万超の取引ペア、主要取引所の板データを基に、年20万ドルの標準契約100件へ換算した。競合のカイコはアンバーデータ買収後に260超の機関顧客と200超の取引所を掲げる。Bullishは契約数を開示せず、厳密なシェアは出せない。FCA規制、長い履歴、顧客システムへの組み込みという証拠が2つ以上あるため、AI エージェント代替では「記録の正本」の型とする。中立は契約0.95倍、単価1.20倍の範囲に置いた。営業利益0.05億ドルは、データ取得・整備・販売費を引き、全社利益へ配賦した推定である。

CoinDesk Media・調査

暗号資産ニュース、一般調査、広告、デジタル購読を自社媒体で提供する。

数量デジタル利用・広告・調査購読の売上指数(2025年=100、推定)価格指数1点当たりの広告・購読売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 100 0.00 0 0
10 年後 中立 80.0 0.00 0 0

取り方:会社はメディアとイベントを別開示しないため、CoinDesk Insightsの推定売上0.35億ドルのうち広告・デジタル購読・一般調査を0.12億ドルへ割り振り、2025年を利用指数100とした。コインテレグラフとザ・ブロックが主な競合だが、閲覧数と広告市場の比較可能なシェアは開示されない。一般ニュース、調査、広告はAI エージェント代替に当たる。楽観でも数量は100を超えず、中立は数量0.8倍、単価0.92倍とする。全社営業利益0.4億ドルに合うよう、編集費と販売費を踏まえて営業損失0.06億ドルと推定した。

Consensusイベント

暗号資産業界の国際会議を開き、入場券、協賛、展示、付随サービスで稼ぐ。

数量有料参加者・協賛・展示の参加者換算(人、推定)価格参加者換算1人当たりのイベント売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 14,000 0.00 0 0
10 年後 中立 35,000 0.00 1 0

取り方:2025年の香港とトロントのConsensusを中心に、有料参加、協賛、展示を1.4万人の参加者換算へまとめた。推定売上0.23億ドルなら1人換算約1,640ドルである。2026年の香港とマイアミは合計2.6万人超へ拡大し、トークン2049と並ぶ最大級の暗号資産会議である。業界全体の入場者母数はないため厳密なシェアは出せない。物理会場での商談と人脈形成はAI エージェント代替の型に当たらないが、景気とスポンサー予算に左右される。全社営業利益に合うよう立ち上げ費用を含む営業損失0.04億ドルと推定した。

リスクと懸念

取引量とシェアの循環

暗号資産の価格、ボラティリティ、信用事件で月間取引量は数倍動く。2026年は2月841億ドルから7月307億ドルまで落ちた。取引量が増えても、バイナンス、コインベース、ハイパーリキッドにシェアを奪われれば、数量とスプレッドの両方が弱くなる。

保有暗号資産と信用リスク

自己資本の大半が暗号資産、貸付、投資に置かれ、IFRS損益と換金価値が大きく変わる。2026年上期の純損失は8.85億ドルだった。貸付先の破綻、担保不足、ステーブルコインの価格乖離が重なると、取引所の営業利益を超える損失が出る。満期と担保の構成、相手先別の集中も毎期確認が要る。

規制・サイバー・保管

免許は堀だが、違反時の代償も大きい。暗号資産が証券と判断されれば上場廃止や追加免許が必要になる。秘密鍵の流出、ブロックチェーン障害、誤送金、顧客確認の失敗は、損失だけでなくCoinDeskを含む全社の信用を壊す。免許が増えるほど、各国の資本・報告・顧客保護コストも積み上がる。

エクイニティ買収の希薄化と統合

42億ドルの全株式取引は、契約時の条件で現在株数の約7割に相当する新株を伴う。約3,000社の発行体を得ても、旧株主の取り分、売り手の影響力、統合費用、規制承認、トークン化需要が想定より悪ければ価値を壊す。本分析の数値には未成立取引を入れていない。

大口顧客への集中

少数の市場メーカーと裁定業者が取引量の大きな部分を占め、CoinDeskでも指数連動資産、広告、データ契約が一部顧客に偏る。大口顧客が別の取引所や指数へ移ると、収益だけでなく板の厚みと新規顧客の獲得力まで同時に落ちる。とくに主要マーケットメーカーの撤退は、他の参加者の約定品質まで悪化させる。

AI エージェント代替

CoinDesk Insightsのニュース、一般的な調査、広告は、AI エージェントが検索画面を飛ばして要約するほど利用者と単価が減る。DataはFCA規制、10年超の履歴、顧客システムへの組み込みがあるため記録の正本として残るが、契約席数は増えない前提で見た。

支配株主と関連当事者

2025年末は取締役・経営陣が約58%を保有し、関連当事者から約5.1億ドルを年7%で借りていた。長期志向になりうる反面、資産移転、大型買収、報酬、新株発行を少数株主が止めにくい。取締役会の独立性と取引条件を継続して監視する必要がある。エクイニティ後に新しい大株主が加われば、取締役会の力関係も変わる。

今後の分かれ目

12か月取引量が1.5兆ドルを超え、平均取引収益が1.5bp以上を保ったら
規制取引所のシェア上昇が確認できる。中立のExchange数量を引き上げ、やや楽観の確率を増やす。
継続収益が年3億ドルを超え、取引市場が弱い四半期でも営業黒字を保ったら
流動性、指数、データの防波堤が機能している。中立の利益率と正味還元を上げる。
CoinDeskの参照資産が1,000億ドルを超え、主要指数契約の更新率が95%以上なら
規制ベンチマークの堀が広がった証拠となる。Indicesの数量と長期成長率を上げる。
エクイニティ買収が完了し、発行体の移管、収益、発行新株、統合費用が開示されたら
対象会社と新株を加えて会社全体を最初から引き直す。買収価格を機械的に現在価値へ足さない。
IFRSの評価損を除いてもROEが3年連続で資本コスト9.5%を下回ったら
厚い自己資本が価値を生んでいない。中立をやや悲観へ寄せ、資産の換金価値を中心に見る。
CoinDeskの直接訪問、広告、調査購読が2年連続で減り、データ契約も10%以上減ったら
AI エージェント代替がイベント以外にも広がったと判断し、悲観側の確率と縮小幅を増やす。
関連当事者借入の条件悪化か、独立取締役の反対を押し切る大型取引が起きたら
少数株主の取り分を守る仕組みが弱い。資本配分への確信度を下げ、悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 月次の現物・オプション・無期限先物の取引量と平均取引収益
  • 世界の中央集権型取引量に対するBullishのシェア
  • 2026年11月18日発表予定の第3四半期決算で、継続収益、調整後営業費用、金融費用が会社見通しに沿うか
  • CoinDesk指数の参照資産、採用商品数、データ契約の更新率
  • IFRS純利益、デジタル資産再評価、自己資本、純流動資産
  • エクイニティの承認、発行新株、売り手の持分、統合費用と初期顧客移管
  • 関連当事者借入、株式報酬、正味の配当・自社株買い・増資

倍率と資本コストの決め方

今の株価や市場のPER・PBRを見る前に、取引所は取引量×bp、流動性は配置資産×収益率、指数は参照資産×料率、データは契約数×単価、メディアは利用指数×単価、イベントは参加者換算×単価で積み上げた。倍率はk、事業ROE、g_long、弱い堀から出した上限の範囲内であり、悲観側は今の自己資本と売れる資産の税後価値に限定した。未成立のエクイニティと新株は入れていない。

2025年と2026年上期の暗号資産再評価はIFRSの報告純利益に現れるため、将来の単年度純利益では方向性のある値上がり益をゼロとした。期間の累計損益には初期の評価損を明示し、今の時価総額へ結果を寄せていない。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k=基本8.0%+quality1.5%=9.5%。βと現在の市場評価は使わない。エクイニティの成立、規制事故、ガバナンスは資本コストに足さず、各筋書きと確率に反映した。

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+13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 RITMRITM 住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 KBフィナンシャル・グループKB 韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ロケット・カンパニーズRKT 債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 フリーダム・ホールディングFRHC 証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高 本質価値との差 −75.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ストラテジーMSTR 世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。 本質価値との差 −95.5% · 10 年 割高(年 −5.0%)

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読んだ資料

  1. ブリッシュ 2025年年次報告書(Form 20-F)
  2. ブリッシュ 2026年第2四半期決算
  3. ブリッシュ IRニュース(エクイニティ買収、月次指標、第3四半期予定)

分析日 2026-10-23