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シンシナティ・ファイナンシャル CINF

代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)136.32 ドル215 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)178.3 ドル281 億ドル差 −23.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 136.32 ドル215 億ドル · 差 −23.5% · 期待の年率 +4.3%
期待の年率リターン(10 年)+4.3%資本コスト比 −4.0 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

シンシナティ・ファイナンシャル(Cincinnati Financial)は、オハイオ州に本社を置き、独立代理店だけを通じて企業向け・個人向け・E&S(難しいリスクの専門保険)・再保険とロイズ・生命保険を売る損保グループである。2025 年は正味収入保険料が約 101 億ドルで、損保の複合損害率は 94.9%、営業利益(保有株の評価損益を除く)は 12.5 億ドル。GAAP の純利益 23.9 億ドルは、その約 2 倍になるが、差は保有株の評価益で、これは事業の稼ぎではない。今の PER 11 倍は GAAP の純利益で測った見かけの安さで、営業利益で測ると約 21 倍である。

バリュー投資の観点で大事なのは、運用資産の約 4 割(132 億ドル)がアップル・マイクロソフトなどの保有株で、自己資本 167 億ドルの約 8 割にあたることである。そこでこの分析では、引受に要る元手(正味収入保険料と同額)を超える自己資本を「余剰資本」として時価のまま額面どおりに別に扱い、事業の営業利益にだけ利益ベースの倍率を掛けた。保有株の値上がりと GAAP の評価損益を倍率に載せて二重に数えないためである。

強みは、代理店との長い関係と地域の引受権限、借金がほぼ無い(負債比率 4.6%)厚い資本、65 年連続の増配。弱みは、保険料の規模が小さく利益率が平凡なこと(複合損害率の目標は 92〜98%)、個人保険が 2025 年に 103.6% の赤字、中西部の雹・竜巻の大災害、運用の偏り。中立の筋書きでは、10 年で保険料が年 5.8% 伸び、複合損害率は 95% 台で平凡のまま、営業利益は 24 億ドル前後になる。資本コスト 8.25%(基本 8.0% + quality +0.25%)、余剰資本は戻り方 0.5 を掛けて足し、倍率は上限の 9 割に置いた。確率で加重した 10 年後の価値は 215 億ドルで、今の時価総額 270 億ドルに対し -20%(総合で「やや割高」)。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、シンシナティは「預かった保険料(フロート)を長期の株式に回す」というバークシャーに近い設計の小さな会社である。損失準備金(正味 110 億ドル)と自己資本 167 億ドルの合計約 280 億ドルが運用の元手になっており、複合損害率が 100% を下回る限り、フロートは費用のかからない資金になる。10 年後もこの事業は存在し、代理店との関係と財務の強さは堀として残る。ただし堀は広がるというより、保つ性質で、規模の小ささと価格決定力の弱さから、利益率が平凡なまま推移する。

保有株を別に扱う理由は 3 つある。第一に、GAAP の純利益には保有株の評価損益が入り、2025 年の純利益 23.9 億ドルは営業利益 12.5 億ドルの約 2 倍で、PER 11 倍は見かけにすぎない。第二に、保有株の値動きは市場が決めるもので、事業の倍率を掛けると二重に数えるか、市場の乱高下を倍率に載せてしまう。第三に、保有株は余った元手で、時価のまま額面どおりに数えるのが自然である。ただし全部を余剰とは見ず、格付けと支払い余力のため、引受の元手として正味収入保険料と同額(約 100 億ドル)は残し、含み益にかかる繰延税金は自己資本に反映済みの値を使う。

オーナー利益は、営業利益 12.5 億ドルから、保険料の伸び(年 4〜5%)に要る元手の積み増し(約 4〜5 億ドル)を引いた約 8 億ドルである。経営の資本配分は堅実で、買収で価値を壊さず、配当を毎年増やす。ただし保有株の運用成績は指数並みで、余剰資本がなぜ株で運用されるべきかの理由は弱い。安全域は、悲観(保有株の暴落と大災害が同時)でも還元を合わせて今の時価総額の 87% で、借金が小さい分、深い傷にはならない。予測の確信度は中くらいにとどまる。

何で稼ぐ会社か

シンシナティは、保険商品を独立代理店だけに売らせる。代理店は 2,361 社・3,791 拠点(46 州)で、会社の担当は地域ごとの現地の担当者に引受の権限を持たせる。担当する代理店が扱う保険料は合計約 1,660 億ドルで、会社のシェアは約 5%。2026 年 1〜3 月だけで新規の代理店を 108 社加えた。

事業は 6 つ。第一に商業保険(2025 年の正味収入保険料 50.0 億ドル。中小企業向けの総合・商業自動車・賠償責任・労災・財物で、全体の約 49%)。第二に個人保険(34.3 億ドル。自動車と住宅。高額資産層向けのシンシナティ・プライベート・クライアントが 6 割超)。第三に E&S(7.3 億ドル。標準市場が引き受けない難しいリスク)。第四に再保険とロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバルで 9.25 億ドル)。第五に生命保険(定期・終身。収入保険料 3.3 億ドル、事業の利益 0.65 億ドル)。第六に運用で、債券 約 190 億ドルと保有株 約 132 億ドル(2026 年 6 月末)を持ち、税引前の運用益は 2025 年に 11.65 億ドル。

利益の出どころは二つある。損保の引受益(保険料から保険金と費用を引いた分。2025 年は 5.0 億ドル)と、預かった保険料・自己資本の運用益(税引後 9.65 億ドル)。営業利益 12.5 億ドルの 8 割近くが運用益で、引受益は薄い。会社の経営目標も、複合損害率を 92〜98% の範囲に収めることと、価値創造率(1 株の簿価の伸びと配当)を 5 年平均で年 10〜13% にすることで、2021〜25 年の平均は 13.8% だった。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第一に代理店との関係。担当する代理店の中で 10 年超の相手の保険料の取り込みは 7.4% と、2〜5 年の相手(1.5%)より厚く、関係が長いほど取り込みが増える仕組みで、新規の代理店 108 社(四半期)がこれから育つ。代理店への報酬は引受の利益に連動し、平均より高い。第二に財務の強さ。借金は 8.1 億ドル、負債比率 4.6%、親会社が現金と有価証券 57 億ドルを持つ。大災害が重なっても配当と引受を続けられ、65 年の増配が裏づけ。第三に損失準備金の保守性。2025 年末の準備金 110 億ドルは、妥当な範囲(101〜111 億ドル)の 88 パーセンタイル(範囲の上の方)にあたる積み方で、毎年の準備金の好転(2025 年 2 億ドル)が利益を支える。

価格を決める力は弱い。商業・個人とも、物価と大災害の損失の傾向に追いつく値上げを毎年続ける会社で、料率の軟化の局面では数量を絞る力が小さい。シェアは約 5% と小さく、チャブ・トラベラーズ・ハートフォードのような規模の利益も取れない。

資本効率は、営業ベースで自己資本に対して約 8% と低い。これは自己資本の約 8 割が保有株(引受の元手を超える余剰)に回っているためで、引受に要る元手(保険料と同額)に対する利益は約 12%。2025 年の個人保険(103.6%)と 2026 年 4〜6 月の商業(104.1%)のように、大災害の年は引受が赤字になる。保有株がアップル(公開株の 7.2%)・マイクロソフト・ブロードコム・JP モルガン・ラム・リサーチに集中する点は弱みにも強みにもなる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の損保は、料率の軟化の初期にある。業界ノートによると、2026 年前半の保険料の伸びは財物の下落で鈍り(トリプル・アイ(Triple-I)らは 2026 年前半の保険料の伸びを −3.7% と見る)、財物の料率は 8 四半期連続で下がっている。一方、賠償責任は約 7% の上昇が続き、商業自動車や超過賠償は硬い。個人自動車は 2025 年の複合損害率が業界で 91.8%、住宅 88.1% と 10 年超で最良だったが、2026 年は料率の伸びが鈍る。

シンシナティの位置は、商業では中小企業向けの総合保険(財物+賠償責任)が中心で、財物の軟化と賠償責任の硬化が混ざる。2026 年 4〜6 月の商業の更新は、低い 1 桁の上の方の値上がりで、損失の傾向(物価+訴訟費用)とほぼ釣り合う。個人保険は自動車と住宅とも高い 1 桁の値上げ。ただし中堅層の競争(ステート・ファーム・オールステート・プログレッシブ)が強く、会社は「利益が先、成長は後」の方針で絞っている。

競合:商業ではトラベラーズ・チャブ・ハートフォード・リバティ・ミューチュアル(Liberty Mutual)・セレクティブ(Selective)が同じ独立代理店を奪い合う。E&S はマーケル・W.R. バークレー・アーチ・ロイズ。個人の高額資産層はチャブが最大。再保険はスイス再保険・ミュンヘン再保険・ハノーバー再保険・エベレスト。気候の面では、中西部の雹・竜巻(シンシナティの商業・個人が集中するオハイオ周辺)と山火事(カリフォルニアは引受を絞り直した)が大災害の傾向線を押し上げている。会社の 1 対 100 年の大災害の損失は自己資本の 4.0%、1 対 250 年で 6.2% と小さい。

数量と価格の見通し:業界の実質の伸びは年 1% 台、価格は物価(3.5%)から軟化の分を引いた 2〜3%。会社は代理店の取り込みでシェアを年 0.5〜1% 伸ばすのが目標で、実際に 2021〜25 年の保険料の年平均成長は 11.4%(業界 8.7%)だったが、これは硬い局面の値上げで押し上がった。

資本政策と M&A

資本配分は「引受に要る元手を残し、残りは配当と保有株で運用する」で、自社株買いはそれを補う位置づけである。配当は 65 年連続で増やし(2025 年は +7%)、2016〜25 年の平均配当性向は純利益に対して 25% と低い。自社株買いは 2025 年の年間で約 2 億ドル、2026 年上半期は約 4.0 億ドル(約 240 万株)と増えた。4〜6 月は簿価の約 1.5 倍の値段で買っている。経営は買い付けの額は「状況による」と述べ、増減がある。

M&A は大きなものを積まない。最近の買収は小さく、成長は代理店の取り込みと自力の新商品が中心。時価総額が約 260 億ドルで、買われる側としては大きく、価格も高い。借金は 8.1 億ドル(負債比率 4.6%)で、金利の上昇で利払いは増えない(借金が小さい)。保有株の売却は上半期に 7.3 億ドルあったが、経営は「再配分で、方針の変更ではない」と説明している。

余剰資本の使い道は、配当を増やすか、保有株を増やすか、自社株買いか。過去の運用の実績(保有株の年間リターンは 2025 年 15.7%・2024 年 16.5%で、S&P 500 の 17.9%・25.0% を下回る)を見ると、保有株を積み増しても指数並みである。株式報酬による株の増加は自社株買いで打ち消される程度(会社全体の価値で見るので考えない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

シンシナティは、利益の質が高く、資本の動かし方が堅実な会社で、利益はこれから回復する。2026 年 4〜6 月の営業利益は大災害の損失で前年より減ったが、損保の複合損害率 100.8% のうち大災害が 14.4 点(前年より 2.3 点重い)で、大災害と準備金を除いた当年の複合損害率は上半期で 87.8% と前年(87.7%)と変わらない。つまり本業の収益力は落ちていない。再保険は 87.6%、E&S は 90.5% と好調で、再保険の正味収入保険料は +16%、E&S は +8%。個人保険は自動車・住宅とも高い 1 桁の値上げが入り、複合損害率は前年より 2.1 点改善した。

運用益が最大の追い風で、債券の利回りは 5.08% と前年から 0.15 点上がり、新しく買う債券は 5.66%。債券が満期で入れ替わるほど運用益が積み上がり、上半期の運用益は +12%。営業のキャッシュフローは上半期で +29% の 14 億ドル。親会社の現金 57 億ドルに借金がほぼ無く、余剰資本は約 60 億ドルに積み上がっている。

代理店は 2026 年だけで 100 社超が増え、取り込みは年を追って厚くなる。保有株はアップル・マイクロソフトなどの優良株で、年 6% の値上がりに配当が加わる。資本コスト 8.25% でも、ROE 12% 前後・g 3.4% の中立の筋書きで正当化 PER は 14 倍になる。余剰資本を足した価値が今の時価総額を上回るかは、悲観の確率と余剰資本の戻り方に依る。競合が緩んで損害率を悪化させるほど、規律のある引受の価値は高まる。

慎重な見方

本業の営業利益は落ちていて、今の価格はそれを織り込んでいない。2026 年 4〜6 月の営業利益は 2.24 億ドルで前年(3.11 億ドル)から 28% 減り、商業は複合損害率 104.1% の赤字、シンシナティ・グローバルは 110.8%。大災害は中西部の雹・竜巻と山火事で毎年のように重なり、会社が引受を絞り直した今も、傾向線は年 5〜8% で料率の伸び(低い 1 桁)を上回る。経費率も 4〜6 月に 1.2 点悪化した。

商業の更新は低い 1 桁にとどまり、財物は下落が続く。個人保険は「利益が先」で成長を絞り、中堅層は競合に流れる。2025 年の個人保険は 103.6%、2026 年 4〜6 月も 99.9% と、引受ではほとんど儲けていない。再保険は料率の下落が続き、4〜6 月の保険料の伸びも鈍る。運用益は今の債券の入れ替えで増えるが、金利が下がれば止まる。

最大の弱みは、運用資産の約 4 割(132 億ドル)が株で、アップル・マイクロソフト・ブロードコム・JP モルガン・ラム・リサーチの上位 5 社で公開株の約 4 分の 1 を占めること。株が 3 割下がれば自己資本から約 30 億ドルが消え、GAAP の純利益は大きな赤字になる。 k が 0.5% 上がると倍率は 1〜2 割下がり、価値の大半は 10 年後の倍率に頼る。

どちらに重みを置いたか

事業の質の評価は、強気の見方がやや優勢(財務の強さ・運用益の積み上がり・準備金の保守性・代理店の取り込み)。一方、利益の水準が薄く、大災害と軟調の影響を受けやすい点、保有株への偏りは慎重な見方が当たっている。確率は中立に最も寄せ(10 年 34%)、やや悲観を 24%、悲観を 12%(保有株の暴落を含む)と置いた。悲観の深さは、保有株の下落と引受の損が同時に来る分だけ厚くした。倍率は利益ベースの上限の内側で、軟調は利益率・数量・価格に載せた。結果は 10 年で -20%、総合は「やや割高」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 207.71 ドル328 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 62.89 ドル99 億ドル)。 今の値に割り戻すと 136.32 ドル215 億ドル、今との差 −23.5%、 期待の年率 +4.3%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 313.70 ドル495 億ドル 72.92 ドル115 億ドル +116.9% +8.0% 30.93 ドル49 億ドル
やや楽観 22% 270.83 ドル427 億ドル 70.39 ドル111 億ドル +91.4% +6.7% 75.07 ドル118 億ドル
中立 34% 221.43 ドル349 億ドル 67.22 ドル106 億ドル +61.9% +4.9% 98.14 ドル155 億ドル
やや悲観 24% 144.96 ドル229 億ドル 57.07 ドル90 億ドル +13.3% +1.3% 48.49 ドル76 億ドル
悲観 12% 107.93 ドル170 億ドル 41.85 ドル66 億ドル −16.0% −1.7% 17.97 ドル28 億ドル
加重平均100% 207.71 ドル328 億ドル62.89 ドル99 億ドル +51.8% +4.3% 270.60 ドル427 億ドル

今の株価時価総額 178.28 ドル281 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 8% 強気:代理店の取り込みが続き、個人・E&S が伸び、複合損害率は 93% 台 利益 31 億ドル · PER 16.2 倍 · 株価時価総額 313.70 ドル495 億ドル

独立代理店のモデルが、取引を広げた新規の代理店(四半期に 100 社超)の育成で複利で効く。商業は料率が物価並み、個人はシンシナティ・プライベート・クライアントで高額資産層のシェアを 14% 伸ばし、E&S は標準市場からの移行で市場の伸びを大きく上回る。複合損害率は 93% 台、債券の入れ替えと保有株で運用益が伸びる。価値創造率は目標範囲(10〜13%)の上限に近づく。競合のチャブ・トラベラーズとの差が開き、自社株買いは余剰資本から増える。10 年(2035 年 12 月期)の正味収入保険料は 192.9 億ドル(年 6.7%)。商業 89.0・個人 61.2・E&S 18.5・再保険とロイズ 18.8 億ドル、損保の複合損害率は約 93.1%。運用益は税引前 26.7 億ドル。営業利益(税引後・評価損益を除く)は 30.5 億ドル、自己資本は 392 億ドル(引受の元手を引いた余剰資本 199 億ドル)。10 年の配当と自社株買いの合計は 115 億ドル(株式報酬を引いた正味)。

  • 商業保険(中小企業向けの事業保険):数量 126(保険契約の件数相当(万件))× 価格 7,047(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 89 億ドル・営業利益 6 億ドル。市場 +12.7%・シェア +12%・価格 ×1.41・複合損害率 93.5%
  • 個人保険(高額資産層の自動車・住宅):数量 114(保険契約の件数相当(万件))× 価格 5,365(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 61 億ドル・営業利益 3 億ドル。市場 +8%・シェア +14%・価格 ×1.45・複合損害率 95.0%
  • エクセス・サープラス(E&S):数量 7.3(保険契約の件数相当(万件))× 価格 25,515(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 19 億ドル・営業利益 2 億ドル。市場 +25%・シェア +45%・価格 ×1.40・複合損害率 88%
  • 再保険・ロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバル):数量 146(引受リスク量(補償限度額・億ドル相当))× 価格 0.13(保険料 ÷ リスク量(料率))→ 売上 19 億ドル・営業利益 2 億ドル。市場 +30%・シェア +25%・料率 ×1.25・複合損害率 90%
  • 生命保険(シンシナティ・ライフ):数量 2,475(保有契約の保険金額(億ドル))× 価格 0.00(保険料 ÷ 保険金額(料率))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。保険金額 +65%・料率 ×1.0・利益率 22%
  • 運用(債券と保有株の運用益):数量 753(運用資産の年平均(億ドル))× 価格 0.04(運用益 ÷ 運用資産(税引前の利回り))→ 売上 27 億ドル・営業利益 27 億ドル。運用資産の年平均 753 億ドル(債券等 384・保有株 369)× 利回り 3.54%。債券の利回り 5.21%(買い替えで上昇)・保有株の配当 1.8%

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 8.25%(基本 8.0% + quality +0.25%)・g 4.0%(上限の内側。市場の実質 +0.8%・価格 +1.7% にシェアの変化を加えた約 3.4%(中立)で、4% を超えない)・事業の ROE 14%(余った現金を除いた自己資本に対する純利益)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 11.3%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 15.2 倍。余った現金・資本 199 億ドル は戻り方を掛けた 100 億ドル を足す。上限 = 事業の純利益 27.7 × 15.2 倍 + 100 = 521 億ドル。これの 9.5 割の 495 億ドル を置いた(純利益に対する実効 16.2 倍)。楽観:利益の質が最も良く出る筋書きなので上限に最も近く置いた。

確率:代理店の取り込みと E&S・個人の成長が複利で効き、複合損害率が長く 93% 台で回る筋書きは 1 割弱。

やや楽観 22% やや強気:保険料は年 6% 弱で伸び、複合損害率は 94% 台 利益 28 億ドル · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 270.83 ドル427 億ドル

商業と個人の保険料は年 5〜6% で伸び、複合損害率は 94〜95% で目標範囲の中央よりやや良い。E&S は標準市場からの移行で伸び、再保険・ロイズは軟調を越えて利益率が戻る。債券の入れ替えが終わり、運用益が積み上がる。保有株は年 7%。競合のハートフォードが商業で引受を緩める間に、代理店との関係で優良な顧客を取る。10 年(2035 年 12 月期)の正味収入保険料は 186.4 億ドル(年 6.3%)。商業 86.7・個人 59.3・E&S 17.4・再保険とロイズ 17.6 億ドル、損保の複合損害率は約 94.2%。運用益は税引前 25.4 億ドル。営業利益(税引後・評価損益を除く)は 27.5 億ドル、自己資本は 359 億ドル(引受の元手を引いた余剰資本 173 億ドル)。10 年の配当と自社株買いの合計は 111 億ドル(株式報酬を引いた正味)。

  • 商業保険(中小企業向けの事業保険):数量 124(保険契約の件数相当(万件))× 価格 6,997(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 87 億ドル・営業利益 5 億ドル。市場 +12.7%・シェア +10%・価格 ×1.40・複合損害率 94.5%
  • 個人保険(高額資産層の自動車・住宅):数量 112(保険契約の件数相当(万件))× 価格 5,291(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 59 億ドル・営業利益 2 億ドル。市場 +8%・シェア +12%・価格 ×1.43・複合損害率 96.0%
  • エクセス・サープラス(E&S):数量 6.9(保険契約の件数相当(万件))× 価格 25,151(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 17 億ドル・営業利益 2 億ドル。市場 +25%・シェア +38%・価格 ×1.38・複合損害率 89%
  • 再保険・ロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバル):数量 140(引受リスク量(補償限度額・億ドル相当))× 価格 0.13(保険料 ÷ リスク量(料率))→ 売上 18 億ドル・営業利益 2 億ドル。市場 +30%・シェア +20%・料率 ×1.22・複合損害率 91.5%
  • 生命保険(シンシナティ・ライフ):数量 2,430(保有契約の保険金額(億ドル))× 価格 0.00(保険料 ÷ 保険金額(料率))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。保険金額 +62%・料率 ×1.0・利益率 21%
  • 運用(債券と保有株の運用益):数量 706(運用資産の年平均(億ドル))× 価格 0.04(運用益 ÷ 運用資産(税引前の利回り))→ 売上 25 億ドル・営業利益 25 億ドル。運用資産の年平均 706 億ドル(債券等 372・保有株 334)× 利回り 3.60%。債券の利回り 5.21%(買い替えで上昇)・保有株の配当 1.8%

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 8.25%(基本 8.0% + quality +0.25%)・g 4.0%(上限の内側。市場の実質 +0.8%・価格 +1.7% にシェアの変化を加えた約 3.4%(中立)で、4% を超えない)・事業の ROE 13%(余った現金を除いた自己資本に対する純利益)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 10.9%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 14.9 倍。余った現金・資本 173 億ドル は戻り方を掛けた 86 億ドル を足す。上限 = 事業の純利益 25.1 × 14.9 倍 + 86 = 459 億ドル。これの 9.3 割の 427 億ドル を置いた(純利益に対する実効 15.5 倍)。やや楽観:楽観より伸びと利益率が控えめなので一段下。

確率:10 年平均が目標範囲の中央(95%)より少し良い。2 割強。

中立 34% 中立:保険料は年 5.8% で伸びるが、複合損害率は 95% 台で平凡 利益 24 億ドル · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 221.43 ドル349 億ドル

商業の保険料は市場の実質 +1.2%・シェア +0.6%・価格 38%増で年 5% 台、個人は高額資産層で年 5% 台、E&S は年 8%、再保険・ロイズは軟調を越えて年 6%。複合損害率は目標範囲の中央付近の 95〜96% で、大災害の傾向線(年 5〜8%)と料率が拮抗する。債券の運用益は 5.3% 台で定着し、保有株は年 6%(配当を含めて約 8%)。経営は大型の買収をせず、配当は年 6% で増やし、自社株買いで余剰資本を返す。競合のトラベラーズ・ハートフォード・W.R. バークレー(W.R. Berkley)と並ぶ位置で、規模の小ささがそのまま利益率の高さにならない。10 年(2035 年 12 月期)の正味収入保険料は 177.3 億ドル(年 5.8%)。商業 81.9・個人 57.5・E&S 16.1・再保険とロイズ 16.6 億ドル、損保の複合損害率は約 95.6%。運用益は税引前 23.9 億ドル。営業利益(税引後・評価損益を除く)は 23.9 億ドル、自己資本は 325 億ドル(引受の元手を引いた余剰資本 148 億ドル)。10 年の配当と自社株買いの合計は 106 億ドル(株式報酬を引いた正味)。

  • 商業保険(中小企業向けの事業保険):数量 119(保険契約の件数相当(万件))× 価格 6,897(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 82 億ドル・営業利益 4 億ドル。市場 +12%・シェア +6%・価格 ×1.38・複合損害率 95.5%
  • 個人保険(高額資産層の自動車・住宅):数量 110(保険契約の件数相当(万件))× 価格 5,217(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 57 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 +8%・シェア +10%・価格 ×1.41・複合損害率 97.5%
  • エクセス・サープラス(E&S):数量 6.5(保険契約の件数相当(万件))× 価格 24,786(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 16 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 +25%・シェア +30%・価格 ×1.36・複合損害率 91.5%
  • 再保険・ロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバル):数量 135(引受リスク量(補償限度額・億ドル相当))× 価格 0.12(保険料 ÷ リスク量(料率))→ 売上 17 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 +30%・シェア +15%・料率 ×1.20・複合損害率 93.5%
  • 生命保険(シンシナティ・ライフ):数量 2,400(保有契約の保険金額(億ドル))× 価格 0.00(保険料 ÷ 保険金額(料率))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。保険金額 +60%・料率 ×1.0・利益率 19.5%
  • 運用(債券と保有株の運用益):数量 654(運用資産の年平均(億ドル))× 価格 0.04(運用益 ÷ 運用資産(税引前の利回り))→ 売上 24 億ドル・営業利益 24 億ドル。運用資産の年平均 654 億ドル(債券等 355・保有株 300)× 利回り 3.65%。債券の利回り 5.21%(買い替えで上昇)・保有株の配当 1.8%

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 8.25%(基本 8.0% + quality +0.25%)・g 4.0%(上限の内側。市場の実質 +0.8%・価格 +1.7% にシェアの変化を加えた約 3.4%(中立)で、4% を超えない)・事業の ROE 12%(余った現金を除いた自己資本に対する純利益)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 10.3%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 14.4 倍。余った現金・資本 148 億ドル は戻り方を掛けた 74 億ドル を足す。上限 = 事業の純利益 21.8 × 14.4 倍 + 74 = 388 億ドル。これの 9.0 割の 349 億ドル を置いた(純利益に対する実効 14.6 倍)。中立:引受の利益率が平凡で、大災害と個人保険の赤字を抱えるため、上限の 9 割にとどめた

確率:議論の落としどころ。複合損害率は目標範囲の中央付近、保険料は物価+実質 1〜2%。

やや悲観 24% やや弱気:大災害の傾向線と軟調で複合損害率が 98% に定着 利益 18 億ドル · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 144.96 ドル229 億ドル

大災害の傾向線が料率を上回り続け、複合損害率が 98% に定着する。商業は賠償責任の準備金の積み増しが数年続き、個人は住宅の引受を絞る(カリフォルニア・フロリダ型)。再保険・ロイズは再保険資本の過剰で利益が薄い。保険料は年 4.7% 伸びるが、利益は運用益に寄る。保有株は年 4.5% で、配当を含めて約 6.3%。競合のトラベラーズが商業で攻め、シェアは横ばい。10 年(2035 年 12 月期)の正味収入保険料は 159.0 億ドル(年 4.7%)。商業 74.3・個人 52.2・E&S 13.5・再保険とロイズ 13.9 億ドル、損保の複合損害率は約 98.0%。運用益は税引前 21.3 億ドル。営業利益(税引後・評価損益を除く)は 18.3 億ドル、自己資本は 287 億ドル(引受の元手を引いた余剰資本 128 億ドル)。10 年の配当と自社株買いの合計は 90 億ドル(株式報酬を引いた正味)。

  • 商業保険(中小企業向けの事業保険):数量 111(保険契約の件数相当(万件))× 価格 6,697(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 74 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 +11%・シェア 0%・価格 ×1.34・複合損害率 98.0%
  • 個人保険(高額資産層の自動車・住宅):数量 102(保険契約の件数相当(万件))× 価格 5,106(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 52 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 +7%・シェア +3%・価格 ×1.38・複合損害率 99.5%
  • エクセス・サープラス(E&S):数量 5.6(保険契約の件数相当(万件))× 価格 24,057(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 +22%・シェア +15%・価格 ×1.32・複合損害率 94%
  • 再保険・ロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバル):数量 121(引受リスク量(補償限度額・億ドル相当))× 価格 0.12(保険料 ÷ リスク量(料率))→ 売上 14 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 +28%・シェア +5%・料率 ×1.12・複合損害率 96%
  • 生命保険(シンシナティ・ライフ):数量 2,325(保有契約の保険金額(億ドル))× 価格 0.00(保険料 ÷ 保険金額(料率))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。保険金額 +55%・料率 ×1.0・利益率 18%
  • 運用(債券と保有株の運用益):数量 580(運用資産の年平均(億ドル))× 価格 0.04(運用益 ÷ 運用資産(税引前の利回り))→ 売上 21 億ドル・営業利益 21 億ドル。運用資産の年平均 580 億ドル(債券等 320・保有株 260)× 利回り 3.68%。債券の利回り 5.21%(買い替えで上昇)・保有株の配当 1.8%

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 8.25%(基本 8.0% + quality +0.25%)・g 4.0%(上限の内側。市場の実質 +0.8%・価格 +1.7% にシェアの変化を加えた約 3.4%(中立)で、4% を超えない)・事業の ROE 10%(余った現金を除いた自己資本に対する純利益)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 9.3%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 13.4 倍。余った現金・資本 128 億ドル は戻り方を掛けた 64 億ドル を足す。上限 = 事業の純利益 16.5 × 13.4 倍 + 64 = 286 億ドル。これの 8.0 割の 229 億ドル を置いた(純利益に対する実効 12.5 倍)。やや悲観:伸びが落ち堀が削れた会社として中立より下。

確率:大災害の傾向線が料率を上回り続ける、または軟調が casualty に広がる筋書きで 2 割強。同じ領域の ACGL(24%)と揃えた。

悲観 12% 悲観:代理店の離反と準備金不足で、保険料が縮み複合損害率が 102% 前後 利益 11 億ドル · PBR 1.1 倍 · 株価時価総額 107.93 ドル170 億ドル

代理店チャネルの価値が薄れ(直販・デジタルの競合と、大手代理店のM&A による集約で代理店の力が落ちる)、商業のシェアが 12% 下がる。賠償責任の準備金不足が数年続き、個人は住宅を引受不能に。再保険・ロイズは再保険資本の過剰で利益がほぼ消える。複合損害率は 102% 前後、保険料は年 2.4% しか伸びない。保有株の運用も年 3% と鈍く、もう優良な損保ではない。ならした利益では見ず、自己資本で測る。10 年(2035 年 12 月期)の正味収入保険料は 128.0 億ドル(年 2.4%)。商業 60.8・個人 42.8・E&S 10.2・再保険とロイズ 9.4 億ドル、損保の複合損害率は約 101.9%。運用益は税引前 17.5 億ドル。営業利益(税引後・評価損益を除く)は 10.8 億ドル、自己資本は 248 億ドル(引受の元手を引いた余剰資本 120 億ドル)。10 年の配当と自社株買いの合計は 66 億ドル(株式報酬を引いた正味)。

  • 商業保険(中小企業向けの事業保険):数量 95.0(保険契約の件数相当(万件))× 価格 6,397(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 61 億ドル・営業利益 −1 億ドル。市場 +8%・シェア −12%・価格 ×1.28・複合損害率 101.5%
  • 個人保険(高額資産層の自動車・住宅):数量 87.6(保険契約の件数相当(万件))× 価格 4,884(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 43 億ドル・営業利益 −1 億ドル。市場 +5%・シェア −10%・価格 ×1.32・複合損害率 103%
  • エクセス・サープラス(E&S):数量 4.5(保険契約の件数相当(万件))× 価格 22,781(1 件あたり年間保険料(ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 +18%・シェア −5%・価格 ×1.25・複合損害率 100%
  • 再保険・ロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバル):数量 91.8(引受リスク量(補償限度額・億ドル相当))× 価格 0.10(保険料 ÷ リスク量(料率))→ 売上 9 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 +20%・シェア −15%・料率 ×1.00・複合損害率 102%
  • 生命保険(シンシナティ・ライフ):数量 2,175(保有契約の保険金額(億ドル))× 価格 0.00(保険料 ÷ 保険金額(料率))→ 売上 5 億ドル・営業利益 0 億ドル。保険金額 +45%・利益率 10%
  • 運用(債券と保有株の運用益):数量 481(運用資産の年平均(億ドル))× 価格 0.04(運用益 ÷ 運用資産(税引前の利回り))→ 売上 18 億ドル・営業利益 18 億ドル。運用資産の年平均 481 億ドル(債券等 260・保有株 221)× 利回り 3.65%。債券の利回り 5.21%(買い替えで上昇)・保有株の配当 1.8%

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 8.25%(基本 8.0% + quality +0.25%)・事業の ROE 7.1% が k 以下なので PER は 1÷k = 12.1 倍まで(ためた利益の価値は額面を下回る)。余った現金・資本 120 億ドル は戻り方を掛けた 60 億ドル を足す。上限 = 事業の純利益 9.1 × 12.1 倍 + 60 = 171 億ドル。これの 10.0 割の 170 億ドル を置いた(純利益に対する実効 15.8 倍)。悲観:構造的に負けて優良でなくなった会社として最も下。

確率:代理店チャネルの価値が薄れる・準備金不足・保有株の長い低迷が重なる確率を 12% に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

商業保険(中小企業向けの事業保険)

中小企業向けの商業総合・商業自動車・賠償責任・労災・財物。独立代理店だけが売る。

数量保険契約の件数相当(万件)価格1 件あたり年間保険料(ドル)売上営業利益
今 2025/12 100 4,998 50 4
10 年後 中立 119 6,897 82 4

取り方:2025 年の商業保険の正味収入保険料 49.98 億ドル(複合損害率 91.1%・準備金の好転 1.3 億ドル・大災害 3.9 点。引受益は約 4.4 億ドル)を、100 万件相当 × 平均約 5,000 ドルに置いた推定(件数は開示されない)。市場は米国の商業損保のうち、担当の代理店が扱う中小・中堅の分(代理店全体の保険料 1,660 億ドルに対し会社のシェアは約 5%)。数量 = 市場(企業の売上・資産の実質増)× シェア(新規の代理店の取り込み)。競合はトラベラーズ・ハートフォード・チャブ・リバティ・ミューチュアル・セレクティブ。価格は 2026 年は低い 1 桁後半の値上がりで、3 年で 1.085 倍、10 年で 1.38 倍(物価 1.41 倍より低い。料率の軟化と、引受の効率化を価格に全部は転嫁できない分)とした。

個人保険(高額資産層の自動車・住宅)

自動車と住宅の保険。高額資産層向けのシンシナティ・プライベート・クライアントが個人保険の 6 割超。

数量保険契約の件数相当(万件)価格1 件あたり年間保険料(ドル)売上営業利益
今 2025/12 92.7 3,700 34 −1
10 年後 中立 110 5,217 57 1

取り方:2025 年の個人保険の正味収入保険料 34.30 億ドル(複合損害率 103.6%・大災害 22.2 点。引受は 1.2 億ドル弱の赤字)を、約 93 万件相当 × 平均 3,700 ドルに置いた推定。市場は代理店経由の自動車・住宅(高額資産層)で、全米の個人損保(元受保険料で年約 7,000 億ドル前後の推定)のうち数 %。競合はステート・ファーム・オールステート・プログレッシブ・チャブ(高額資産層)。数量 = 市場(世帯数・住宅の実質増)× シェア(高額資産層の新規)。2026 年は自動車・住宅とも高い 1 桁の値上げが続くが、利益を戻すと値上げは鈍る。価格は 3 年で 1.12 倍、10 年で 1.41 倍(住宅の再調達費と修理費の物価)とした。

エクセス・サープラス(E&S)

標準の保険会社が引き受けない難しいリスクを、専門の保険会社として引き受ける。

数量保険契約の件数相当(万件)価格1 件あたり年間保険料(ドル)売上営業利益
今 2025/12 4.0 18,225 7 1
10 年後 中立 6.5 24,786 16 1

取り方:2025 年の E&S の正味収入保険料 7.29 億ドル(複合損害率 88.4%)を、約 4 万件 × 平均 1.8 万ドルに置いた推定。米国の E&S 市場は元受保険料で年 1,300 億ドル前後(推定)で、標準市場からの移行で伸びている。会社のシェアは 0.5% 台。競合はマーケル・W.R. バークレー・アーチ・AIG・ロイズ。数量 = 市場の実質増(年 2% 台)× シェアの伸び。価格は財物の軟化と賠償責任の硬化で 3 年 1.07 倍、10 年 1.36 倍とした。

再保険・ロイズ(シンシナティ・リとシンシナティ・グローバル)

再保険(財物・特約)と、ロイズの専門保険の引受。2025 年は引受益 0.88 億ドル。

数量引受リスク量(補償限度額・億ドル相当)価格保険料 ÷ リスク量(料率)売上営業利益
今 2025/12 90.0 0.10 9 1
10 年後 中立 135 0.12 17 1

取り方:2025 年の再保険・ロイズの正味収入保険料 9.25 億ドル(引受益 0.88 億ドル。グローバルの複合損害率は 79.2%)を、補償限度額 約 90 億ドル相当 × 料率約 10.3% に置いた推定(限度額は開示されない)。市場は世界の再保険 約 7,000 億ドルとロイズ。数量 = 市場(補償の実質増)× シェア(上限を決めた参入)。競合はスイス再保険・ミュンヘン再保険・エベレスト・アーチ。価格は財物カタストロフ再保険の 2026 年 1 月 −10〜20%・中途更新約 −15% が 2027 年まで続くため、3 年で 0.90 倍、10 年で 1.20 倍(再保険資本が潤沢で物価 1.41 倍には届かない)とした。

生命保険(シンシナティ・ライフ)

定期・終身・ユニバーサル生命。代理店経由で、損保の顧客に売る。

数量保有契約の保険金額(億ドル)価格保険料 ÷ 保険金額(料率)売上営業利益
今 2025/12 1,500 0.00 3 1
10 年後 中立 2,400 0.00 5 1

取り方:2025 年の生保の収入保険料 3.30 億ドル(生保事業の利益 0.65 億ドル。生保子会社の自己資本は 14.9 億ドル)を、保有契約の保険金額 約 1,500 億ドル × 料率 0.22% に置いた推定。市場は米国の個人向け定期・終身生命。競合は全米の大手生保。数量 = 市場(家計の保障の実質増)× シェア。料率は保険金額あたりでは物価に連動せず、定期保険は死亡率の改善で下がるため価格 1.0 倍(保険金額が物価で増える分は数量に入れる)とした。2026 年上半期の定期保険の収入保険料は +5〜6%。

運用(債券と保有株の運用益)

預かった保険料と自己資本の運用益(税引前)。債券の利息と保有株の配当。保有株の評価損益は入れない。

数量運用資産の年平均(億ドル)価格運用益 ÷ 運用資産(税引前の利回り)売上営業利益
今 2025/12 317 0.04 12 12
10 年後 中立 654 0.04 24 24

取り方:2025 年の税引前の運用益 11.65 億ドル(税引後 9.65 億ドル)を、年平均の運用資産 約 317 億ドル(債券・現金・その他 約 197 億ドル、保有株 約 120 億ドル)× 利回り 約 3.7% に置いた。2026 年 4〜6 月は 3.19 億ドル(前年比 +12%)、債券の利回りは 5.08%、新しく買う債券は 5.66%。債券が満期で入れ替わるぶん運用益は押し上がる。債券 約 197 億ドルは損失準備金 約 110 億ドルと未経過保険料の裏づけ、保有株は余剰資本と事業の元手の一部。保有株の配当利回りは約 1.8%。保有株の値上がり・値下がり(評価損益)は営業利益に入れない。

リスクと懸念

中西部の大災害(雹・竜巻)と山火事

商業・個人の大災害は、2026 年 4〜6 月に保険料の 14.4 点で、前年の 12 点前後より重い。契約が中西部に偏り、傾向線は年 5〜8%。会社の 1 対 100 年の損失は自己資本の 4.0% と小さいが、毎年の積み上がりが複合損害率を数点押し上げる。

保有株への集中と暴落

運用資産の約 4 割(132 億ドル)が株で、上位 5 社(アップル・マイクロソフト・ブロードコム・JP モルガン・ラム・リサーチ)が公開株の約 4 分の 1。含み益は税引前で約 89 億ドル。株が 4 割下がると自己資本から約 40 億ドルが消える。評価損益は営業利益に入らないが、自己資本と GAAP の純利益には直接効く。

個人保険の収益性

個人保険は 2025 年の複合損害率が 103.6%(大災害 22.2 点)で、2026 年 4〜6 月も 99.9%。値上げは高い 1 桁だが、住宅の再調達費と修理費の物価が高く、利益を出すには 98% 台を続ける必要がある。長期では収益の足を引く可能性がある。

商業の賠償責任の準備金

2026 年 4〜6 月に商業の賠償責任で 0.14 億ドルの準備金の不足(古い事故年 1 つ)が出た。社会的インフレ(訴訟費用の上昇)が続けば、2025 年末で妥当な範囲の上位 88% 点に積んだ準備金でも足りなくなる年が来る。

再保険・ロイズの軟調

シンシナティ・グローバルの 2026 年 4〜6 月の複合損害率は 110.8%。再保険は財物の料率が 2026 年に 1 割前後下がり、2027 年まで続く見通し。引受益は 2025 年の 0.88 億ドルから縮む可能性がある。

経費率と代理店チャネル

4〜6 月の経費率は手数料と費用の時期で 1.2 点悪化した。代理店への報酬は引受の利益に連動し平均より高い。直販・デジタルの競合や、大手代理店の統合で代理店の力が落ちれば、会社の独自の強みが薄れる。

資本コストの前提への敏感さ

k は quality で +0.25% 上げて 8.25% とした。k が 0.5% 上がると倍率は約 1〜2 割下がる。価値の大半は 10 年後の倍率に依存するので、悲観の確率と深さを厚めに置いてある。

今後の分かれ目

2027 年の更新で財物の料率の下落が止まる
商業の複合損害率が 95% 前後で安定し、保険料の伸びが年 5% 台に戻る。強気とやや強気の確率を上げられる。
大災害が 2 年続けて保険料の 15 点を超える
複合損害率が 98〜100% に張りつき、営業利益が 3 割減る。倍率も 1〜2 倍下がり、やや悲観の確率を上げる。
株式市場が 3 割以上下がる
自己資本が約 30 億ドル減り、GAAP の純利益は赤字になる。営業利益は配当が少し減るだけで、事業の価値は変わらない。余剰資本の分だけ時価総額が下がる。
個人保険の複合損害率が 3 年で 95% 台に改善する
個人保険の引受益が 1.5 億ドル規模で増え、営業利益が 1 割増える。シンシナティ・プライベート・クライアントの成長を評価できる。
10 年国債が 3% 台へ下がる
債券の運用益の押し上げが止まり、営業利益が 10 年で 1 割ほど少なくなる。ただし割引率も下がり、価値の差は小さい。
代理店の統合で上位の代理店との契約が一部失われる
商業のシェアが年 1% 下がり、保険料の伸びが年 4% 台に鈍る。10 年の筋書きをやや悲観の側へ寄せる。

見ておくもの

  • 損保の複合損害率と、大災害・準備金の好転を除いた当年の複合損害率(今は上半期 98.2%・除いて 87.8%)
  • 商業の更新料率(低い 1 桁後半)と、財物・賠償責任・商業自動車の別
  • 個人保険の複合損害率(今は 99.9%)と、シンシナティ・プライベート・クライアントの保険料の伸び
  • シンシナティ・リ(4〜6 月 87.6%)とシンシナティ・グローバル(同 110.8%)の複合損害率
  • 債券の利回り(今は 5.08%)と新規購入の利回り(5.66%)、保有株の時価(今 132 億ドル)と含み益
  • 新規の代理店の数(2026 年 1〜3 月 108 社)と、10 年超の代理店の取り込みシェア(7.4%)

倍率と資本コストの決め方

今の PER(GAAP 11 倍・営業利益 21 倍)や時価総額を先に見ず、セグメントごとに数量 × 価格 × 複合損害率で 10 年の営業利益を積み、引受の元手に対する ROE と g(約 3.4%)から利益ベースの正当化 PER を出した。k = 基本 8.0% + quality +0.25% = 8.25%。保有株は別に扱い、倍率を掛けるのは事業の営業利益だけにした。余剰資本は戻り方 0.5 を掛けて足した。中立の 10 年は、上限(事業の純利益 21.8 億ドル × 正当化 PER 14.4 倍 + 余剰資本の戻り方込み 74 億ドル = 388 億ドル)の 9 割、時価総額 349 億ドル(営業利益に対する実効 14.6 倍)。やや悲観・悲観も同じ式の上限に対する割合で置き、過去の PER や PBR の底には寄せていない。総合は -20% で「やや割高」。資本コストへの敏感さには別に注意が要る。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality +0.25% = 8.25%(β は使わない。決まり v2。内訳は quality_parts と quality_why)。大災害と料率サイクルで利益が振れるので quality は少し上げた。金融なので負債の補正は quality の debt で見る。保有株の暴落・準備金・代理店の統合のような個別のリスクは k に足さず、筋書きの利益率と悲観の確率・深さで表した。長期の g は 4.0% まで、k − g ≥ 3.5% を守る。

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割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +64.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +43.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +42.0% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +39.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +34.5% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +29.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +27.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +26.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +21.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −1.0%)

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  3. シンシナティ・ファイナンシャル 2025 年通期 決算発表
  4. シンシナティ・ファイナンシャル 投資家向け資料(2026 年 5 月)
  5. シンシナティ・ファイナンシャル 4〜6 月期の電話会見の要約
  6. シンシナティ・ファイナンシャル 2026 年 4〜6 月期 10-Q
  7. シンシナティ・ファイナンシャル 4〜6 月期の純利益の報道(Reinsurance News)
  8. シンシナティの時価総額・発行済株式(StockAnalysis)

分析日 2026-10-16