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KBフィナンシャル・グループ KB

韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)153.83 ドル541 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)112.7 ドル396 億ドル差 +36.5%
10 年後から見ると 割安 価値 153.83 ドル541 億ドル · 差 +36.5% · 期待の年率 +13.1%
期待の年率リターン(10 年)+13.1%資本コスト比 +4.4 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

KBフィナンシャル・グループは、韓国の国民銀行を中核に、証券、損害保険、カード、生命保険を束ねる金融持株会社である。筆者の結論は「割安」だ。価値を支えるのは短期的な株高ではなく、分厚い預金基盤から生まれる利益と、資本の余剰を消却・配当に回す経営方針である。

2025年は純利益約40億ドルを稼ぎ、銀行がグループ利益の約6割を担った。2026年上期には証券事業が伸び、非銀行の稼ぎの厚さが際立った。国内銀行として大きな強みだが、足元の証券活況を10年間続く恒常利益とは見なさない。貸出金利と預金コストの差、企業貸出の信用費用、保険の損害率を分けて考える必要がある。

10年先の韓国では人口減少が融資の実質需要を抑え、デジタル銀行が預金を奪う。対して、預金と住宅ローンの口座を一緒に持つ顧客は簡単には移らず、法人金融・年金・資産運用への販売経路も残る。証券部門への資本移転が収益力を高めれば、利ざや以外の柱が太くなる。だから中立でも利益の名目成長は見込める。

ただし、規制資本は株主の自由になる現金ではない。2025年末の自己資本は約380億ドルだが、預金者への債務と貸倒への備えを差し引けば、帳簿がそのまま換金価値になるわけではない。韓国の家計債務、海外子会社の資産の質、ウォンをドルへ換える際の変動も怖い。悲観側には銀行の堀そのものが傷つく筋書きを残した。

5つの将来と実際の還元方針を組み合わせると、基準時点の時価総額約403億ドルに対して価値は約541億ドルになる。安全域はあるが、信用循環で何年も利益が落ちる可能性を含んだ評価である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、銀行の第一の資産は現金残高ではなく、低い費用で資金を預けてくれる顧客との関係だ。国民銀行は巨大な貸出・預金網を持ち、証券と保険を同じ顧客に届けられる。10年後に銀行口座も保険も不要になるとは考えにくい。金融の仕組みがデジタルになっても、預金を受けて信用を供給する者には許認可と資本が要る。

しかし、銀行の純利益をそのまま自由な現金とは呼べない。貸出を増やすほどリスクに備える自己資本が必要である。2025年の純利益約40億ドルに対し、配当・買い戻しの正味還元は約19億ドルだった。増分の資本が資本コストを超えて稼げるなら貸出や証券への再投資は歓迎するが、海外の低収益な買収で資本を費やすなら還元した方がよい。

帳簿のROEは過去10年の中央値で8.6%。資本コスト8.75%とほぼ同じだから、過去の利益すべてを高い質の恒久利益と見なすわけにはいかない。近年は費用効率、非金利収益、資本管理の改善によって一段上の収益が見え始めた。だが、その進歩が本物かは、証券市場が冷えた時と家計貸出が停滞した時に試される。

最も大切なのは安全域だ。規制資本を温存した後でも還元が続き、貸倒を伴わない資本配分が実現するなら、現在の時価総額には相応の余地がある。反対に、自己資本は帳簿上多くても、担保不動産の価値が傷めば短期間で薄くなる。良い銀行を安いと決めつけず、貸倒と市場業務の両方が悪化する未来に耐えるかを重視した。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心はKB国民銀行である。家計と企業から預金を集め、住宅ローン、中小企業や大企業への貸出、資金決済に使う。2025年末の国内ウォン建て貸出は約377兆ウォン、比較可能な大手5行の約23%を占める。預金と貸出の差額から生じる純金利収益が土台で、資金調達に支払う金利が上がれば利益は細る。2026年6月末の貸出は385兆ウォン、銀行の純金利マージンは1.74%である。

KB証券は株式・債券の売買仲介、企業の資金調達、富裕層向け資産管理、自己勘定の市場取引で稼ぐ。2025年の韓国株式委託売買手数料のシェアは約10.3%で、ミレアセット証券と首位水準に並ぶ。証券市場が活況なら売買数量と預り資産が増え、収益が上がる。ただし売買手数料は競争で下がるため、資産や取引額が膨らんでも同じ比率で利益は増えない。

KB損害保険は長期・自動車・一般保険を引き受け、保険料から保険金と費用を支払った残りと資産運用で稼ぐ。2025年の元受保険料は約14.35兆ウォン、保有契約は約2502万件である。保険金の支払いが想定を上回ると、新契約が伸びても利益は下がる。KB国民カードは年約151兆ウォンの利用取扱高を持ち、決済手数料とカードローン・分割払いの利息を得る。

そのほかにKB生命保険、KBキャピタル、資産運用、不動産信託や海外銀行がある。銀行の窓口、カード、保険、証券の接点を共有できるのが複合金融グループの利点だ。業績表の売上は金利・保険・売買取引の粗い会計収益を含むため、普通の事業会社の売上とは違う。事業の価値は、貸倒引当後の利益と、株主に返せる資本で判断する。

優良さと弱いところ

最大の堀、つまり競争相手が容易に奪えない強みは、国民銀行の預金と融資の顧客基盤である。大手5行のウォン建て貸出におけるKBのシェアは2023年から2025年まで約23%でほぼ動かなかった。地元企業の融資、給与口座、住宅ローン、保険を同時に使う顧客には乗り換えの手間がある。店舗とデジタルサービスを維持する固定費も、規模が大きいほど一人当たりで薄まる。

ただし、銀行商品に自由な値上げ権はない。貸出金利は競合と監督当局に制約され、預金金利はカカオバンク、トスバンク、シンハン銀行、ハナ銀行が押し上げる。2026年6月には企業貸出の競争と資金調達費の上昇で銀行の利ざやが前四半期から縮んだ。強い流通経路はあるが、値決め力の強い独占事業ではない。このため堀の分類は通常とする。

稼ぐ資本の利回りは改善している。2025年のROEは約10.4%で、2026年上期の年率換算ROEは14.09%となった。ただし後者には好調な証券市場と引当費用の落ち着きが効く。過去10年の中央値は8.6%であり、平時の資本収益力が恒久的に14%へ変わった証拠とはまだ言えない。中立の10年後は12%台を見込むが、資本を証券に振り向けて稼ぎを改善するという条件付きである。

AIは審査・顧客対応・売買発注の作業を自動化するが、銀行預金、融資債権、保険契約、規制資本そのものは人月や席課金のソフトではない。AIエージェント代替の指定型に当たる主要外部売上はない。他方、代理店や売買画面の手数料優位は崩されうる。持ち株会社の弱点は、海外の融資や保険事故の損失が良い銀行の利益を食うことだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

韓国の銀行市場は人口が伸びない。住宅ローンは家計負債の管理を受け、2025年の金融部門全体の家計貸出増加率は2.3%まで鈍った。銀行は実質の貸出数量を大きく増やすより、企業の設備投資、退職年金、富裕層資産を取り込むことで成長する局面にある。貸出の名目残高は物価とともに増えるが、それだけで資本利回りは上がらない。

競争の基準をそろえると、2025年末の大手5行のウォン建て貸出約1637兆ウォンに対し、国民銀行は377兆ウォンで23.1%だった。シンハン銀行20.4%、ハナ銀行19.4%、ウリ銀行18.4%、農協銀行18.8%が続く。別の集計で大手4行とネット銀行3行の家計・中小企業向け残高を比べると、KBは26.6%を占める。母集団が違うため両方を混ぜてシェア上昇とは言わない。

ネット銀行ではカカオバンク、ケイバンク、トスバンクが若年層の口座を獲得している。彼らは高金利預金と使いやすいアプリで銀行の価格競争を強める。一方、支店や法人取引を含む大手銀行の地位は簡単には崩れない。中立では貸出の実質市場は10年で緩やかに拡大し、KBの大手内シェアはほぼ横ばいとする。市場の名目増加分は物価相当の再評価として扱う。

非銀行は競争の顔が異なる。2025年の株式委託売買手数料でKB証券のシェアは10.3%、ミレアセット証券も10.3%、NH投資証券9.3%で拮抗する。損保の2025年秋の元受保険料シェアはKB14.1%、サムスン火災22.4%、DB損保18.1%、現代海上15.5%である。カードの主要7社の2025年取扱高ではKBの比率は約15.5%にとどまり、シンハン、現代、サムスンと競り合う。

米国の大手銀行と違い、韓国の国民銀行のNIMは2026年6月時点で1.74%と低い。金利と手数料の定義が異なるため単純比較はできず、韓国内の預金競争、融資規制、保険の損害率の方が収益を左右する。次の10年は不況を何度か挟み、信用費用と市場業務収益が同時に揺れる展開を想定する。

資本政策と M&A

資本配分では、預金と融資で得た利益を証券・保険へ移し、余った資本を株主へ返す戦略が続いている。2015年以降にLIG系損保を取り込み、2016年に現代証券を統合し、2020年にプルデンシャル生命を買収した。銀行だけに依存しない収益源を育てた点は評価できる。一方、インドネシアなど海外金融会社の立て直しには継続的な損失の危険がある。

2024年公表の企業価値向上計画はROE10%以上、普通株式等Tier1比率(CET1)13%以上を目標とする。前年度末のCET1が13%を超える部分を翌年の配当・自社株買いと消却に回し、年内に13.5%を超えて積み上がる部分も追加還元に使う。これは単なる配当性向の約束でなく、規制上の資本を先に確保する仕組みだ。

2025年の総還元は3.06兆ウォン、総還元性向は約52%だった。2026年6月末のCET1は13.74%。会社は2026年の配当と買い戻しを約3.7兆ウォンと見込んだ。上期には証券子会社へ合計1.7兆ウォンの内部増資を決めたが、これは親会社の外部株主に対する増資ではない。持ち分を希薄化させる外部調達とは区別している。

10年間の配当と消却は利益と信用費用に応じて増減すると考える。規制資本の余剰を使い続ければ買い戻しは株主の得になるが、好況時に株価が高くても機械的に買うなら価値を損なう。2026年10月29日16時(韓国時間)に第3四半期の発表予定があるが、分析基準日の情報にはまだ含まれない。合意済みの非公開化や上場廃止予定は確認できない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国民銀行の貸出シェアが大手5行内で約23%を維持している事実は、成熟した韓国でも事業の基盤が崩れていないことを示す。高金利を売り物にするネット銀行は増えたが、住宅ローン、給与口座、法人決済をまとめて移す顧客は少ない。KBは既存顧客に年金・保険・証券を提案できる。広告費を巨額に増やさなくても収益の種類を増やせる強みがある。

2026年上期のグループ純利益は前年同期より13.1%増え、ROEは14.09%に上がった。証券が利益の約21%を稼ぐようになり、銀行一本足からの転換が数字になり始めた。子会社への1.7兆ウォンの内部増資は、資本市場関連サービスの事業機会を取り込むための投資である。単なる好況の取り分ではなく、投資信託・退職年金・企業金融が継続的に広がれば、利益は融資残高より速く伸びる。

損保も約2500万の保有契約を持つ。保険料の改定と長期保険の販売を通じて、医療費や修理費の上昇を吸収できれば収益は底堅い。CET1が13.5%を超える余剰を消却に回す方針は、規制資本と株主還元の衝突を少なくした。利益の質が改善するほど、追加の自己資本を積まずに還元できる額も増える。銀行の貸出が物価並みに伸び、証券・保険が堅調なら、10年後の純利益は現在の倍に迫る。

慎重な見方

韓国の家計債務は重く、住宅ローンの実質需要を人口減少が押さえる。銀行の貸出シェアが高くても、価格を自由に引き上げられるわけではない。国民銀行の2026年第2四半期NIMは1.74%で、前四半期から3bp低下した。企業融資の価格競争が続き、デジタル銀行への預金流出で調達費用が上がれば、大量の貸出を持つ強みは薄利多売に変わる。

2026年上期の証券収益は、市場の出来高と株価が好調であったことに助けられている。売買画面の自動化とAIによる金融商品の比較が進めば、委託手数料と資産運用報酬に下げ圧力が生じる。市場の値上がりを恒常的な事業成長と取り違えると、資本を移した証券子会社が次の弱点になる。2025年の保険は長期保険や自動車保険の損害率が上がり、2026年にも保険利益が不安定だった。

最大の危険は危機が連鎖することだ。不動産担保価値が下がると銀行の貸倒が増え、同時に保険の運用資産と証券の自己勘定も傷む。インドネシア・カンボジアの金融子会社では、国内の預金網が持つ強みをそのまま持ち込めない。過去の金融危機では株価が大幅に下落した。資本が厚いように見えても、預金債務は株主のものではない。還元を止めて損失処理に回す10年間が来れば、現時点の期待には届かない。

どちらに重みを置いたか

事業の存続と預金の堀では前向きな見方が優る。2026年上期の収益改善も具体的で、資本還元方針の透明性は同業の中でも評価できる。ただし人口減少下で貸出を増やしにくく、証券市場の好況が一時的な可能性もあるため、楽観側28%に対して慎重側37%へ確率を寄せた。

中立では国内シェアをほぼ維持し、非銀行利益が厚くなる。悲観では単なる一度の不況でなく、預金競争と融資規制、海外損失、保険引当が重なって資本を傷める。確率を加味した現在価値は基準時点の時価総額を上回り、割安という結論になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 214.33 ドル753 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 93.08 ドル327 億ドル)。 今の値に割り戻すと 153.83 ドル541 億ドル、今との差 +36.5%、 期待の年率 +13.1%(資本コスト 8.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 378.41 ドル1,330 億ドル 122.34 ドル430 億ドル +344.3% +19.7% 50.08 ドル176 億ドル
やや楽観 18% 305.00 ドル1,072 億ドル 110.96 ドル390 億ドル +269.1% +17.2% 74.87 ドル263 億ドル
中立 35% 243.43 ドル856 億ドル 105.27 ドル370 億ドル +209.4% +15.0% 122.05 ドル429 億ドル
やや悲観 25% 129.31 ドル455 億ドル 81.09 ドル285 億ドル +86.7% +8.3% 52.60 ドル185 億ドル
悲観 12% 33.86 ドル119 億ドル 31.30 ドル110 億ドル −42.2% −6.8% 7.82 ドル27 億ドル
加重平均100% 214.33 ドル753 億ドル93.08 ドル327 億ドル +172.8% +13.1% 307.41 ドル1,080 億ドル

今の株価時価総額 112.70 ドル396 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 楽観:融資基盤を守り、資本市場事業が利益の第二の柱へ 利益 95 億ドル · PER 14.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 378.41 ドル1,330 億ドル

2035年末、国民銀行は住宅・企業融資で大手5行内のシェアを約24%へ広げる。実質の貸出預金量は25%増え、名目の残高増加と安定した利ざやで銀行の収益は364億ドルになる。シンハン銀行やハナ銀行が企業金融を争う中でも、給与口座と法人の決済取引を守れる。貸倒は平常で、銀行の費用率はデジタル審査と事務自動化によって下がる。

証券は資本増強が奏功し、年金・投資信託・企業金融の取引量を増やす。ミレアセットやキウムと競争しながら委託手数料シェアを11%台へ高め、取引・資産量の実質指数は約1.9倍となる。保険は契約数が増えて価格改定が損害率の上昇を吸収し、カードもシェアを維持する。成熟後の名目成長は約4%へ落ち着く。

10年の純利益累計673億ドルから正味還元430億ドルを返し、自己資本は約623億ドルへ積み上がる。年度末の純利益95億ドルは資本コストを十分超えるROEを生む。大型買収で海外に賭けず、子会社への内部投資と消却を優先する場合に成立する。

  • KB国民銀行(預金・貸出):数量 6,500(貸出残高+預金残高の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.06(実質換算残高当たり連結粗収益代理率(純金利マージンそのものではない))→ 売上 364 億ドル・営業利益 78 億ドル。預金と法人融資のシェアを獲得し損失率安定
  • KB証券:数量 1,010(証券子会社の運用・顧客取引の基礎となる総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.16(総資産当たり連結粗収益代理率(手数料率と運用・売買収益を合算))→ 売上 165 億ドル・営業利益 26 億ドル。証券市場の実質拡大とシェア上昇
  • KB損害保険:数量 130(年間元受保険料の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.65(元受保険料当たり連結粗収益代理係数(損害保険の利幅ではない))→ 売上 85 億ドル・営業利益 18 億ドル。保有契約増と損害率改善
  • KB国民カード:数量 1,350(年間カード決済・融資取扱高の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.03(取扱高当たり連結粗収益率(決済手数料とローン利息の混合))→ 売上 46 億ドル・営業利益 7 億ドル。加盟店網を維持し手数料流出を抑制
  • 生命保険・キャピタル・資産運用等:数量 550(生命保険とキャピタル子会社の総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.07(その他業務を含む総資産当たりの連結収益代理率)→ 売上 36 億ドル・営業利益 9 億ドル。生命保険とリースの資本効率改善

倍率:資本コストk8.75%、2025年末の自己資本379.6億ドルに10年の純利益累計673億ドルを足し正味還元430億ドルを引いた2035年自己資本622.6億ドル。2035年の事業ROEは15.3%。銀行・保険の有形資本が基本だが、開示比較可能性のため保守的に帳簿ROEを代用。堀は通常のため残存率1/2、RONICは12.0%。長期g4.0%は韓国の実質信用・資産形成市場の伸び、シェア上昇、物価3.5%を含む名目価格転嫁から判断。10年目利益用の正当化PER上限は(1−g/RONIC)/(k−g)×(1+g)=14.60倍。利益の景気感応度と持続性を考慮し、その約96%の14.00倍とする。市場の今・過去・同業の倍率を根拠にしない。純現金は加算しない。

確率:国内融資シェアの微増と証券の実質需要拡大、保険引受の改善、CET1余剰の還元がそろうケース。複数の追い風が必要で10%に限る。

やや楽観 18% やや楽観:融資の地盤は堅く、非銀行の伸びが続く 利益 80 億ドル · PER 13.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 305.00 ドル1,072 億ドル

2035年末、銀行の大手5行内シェアは23%台を保ち、実質貸出預金量は約15%伸びる。家計融資は規制で伸び悩むが、企業金融と決済から顧客を増やす。ウォンの物価相当の名目拡大が売上を支え、銀行の収益は約336億ドルとなる。NIMは現状から大きく改善せず、預金競争の費用を店舗効率化で吸収する。

証券は2026年上期の好況を平常利益と取り違えず、それでも年金と資産運用の定着で実質の業務量を増やす。委託手数料シェアは10〜11%を保ち、利益の振れは残る。損保は長期契約を増やして保険金の伸びに対処し、カードの決済単価にはやや下げ圧力がかかる。合意済みでない大型買収を前提とせず、グループ内再投資を続ける。

10年間に純利益約598億ドルを稼ぎ、配当と自社株買いから株式報酬等を引いた正味還元390億ドルを出す。2035年末の自己資本は約588億ドル、純利益80億ドルとなる。目標CET1を守りながら資本効率を上げられる場合だ。

  • KB国民銀行(預金・貸出):数量 6,050(貸出残高+預金残高の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.06(実質換算残高当たり連結粗収益代理率(純金利マージンそのものではない))→ 売上 336 億ドル・営業利益 67 億ドル。貸出シェア安定と企業金融増
  • KB証券:数量 840(証券子会社の運用・顧客取引の基礎となる総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.16(総資産当たり連結粗収益代理率(手数料率と運用・売買収益を合算))→ 売上 134 億ドル・営業利益 21 億ドル。富裕層・年金の流入
  • KB損害保険:数量 116(年間元受保険料の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.64(元受保険料当たり連結粗収益代理係数(損害保険の利幅ではない))→ 売上 74 億ドル・営業利益 14 億ドル。保険料改定が損害増を吸収
  • KB国民カード:数量 1,250(年間カード決済・融資取扱高の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.03(取扱高当たり連結粗収益率(決済手数料とローン利息の混合))→ 売上 42 億ドル・営業利益 6 億ドル。決済量は増えるが料率競争
  • 生命保険・キャピタル・資産運用等:数量 490(生命保険とキャピタル子会社の総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.07(その他業務を含む総資産当たりの連結収益代理率)→ 売上 32 億ドル・営業利益 7 億ドル。資産運用と生命保険がゆっくり拡大

倍率:資本コストk8.75%、2025年末の自己資本379.6億ドルに10年の純利益累計598億ドルを足し正味還元390億ドルを引いた2035年自己資本587.6億ドル。2035年の事業ROEは13.6%。有形自己資本を用いるとより高いが、ここでは保守的に帳簿ROEを代用する。堀は通常のため残存率1/2、RONICは11.2%。長期g4.0%は物価3.5%、実質の資産形成市場の拡大とシェア維持から判断。正当化PER上限は(1−g/RONIC)/(k−g)×(1+g)=14.06倍。非銀行の利益が伸びるが市況変動も残るため、その約95%の13.40倍とする。純現金は加算せず、市場の評価倍率から決めていない。

確率:国民銀行の貸出シェアを保ち、2026年の非銀行利益改善の一部が定着する見通し。信用循環はあるが大規模な資本毀損に至らない場合で18%。

中立 35% 中立:成熟した国内銀行の上に、非銀行が少しずつ太る 利益 69 億ドル · PER 12.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 243.43 ドル856 億ドル

2035年末、韓国では人口減少が続き、家計融資の実質残高は大きく伸びない。国民銀行は大手5行内の貸出シェア約23%を維持し、企業金融への組み替えで実質の貸出預金量を約8%増やす。預金獲得競争で利ざやが大幅に広がることはないが、物価相当の名目残高増加が融資・決済の収益を支える。銀行の会計粗収益は約308億ドルとなる。

証券の実質業務量は年金と投資信託の普及で約4割増えるが、ミレアセットやキウムとの手数料競争で名目収益率は物価ほど上がらない。損保は保有契約の伸びが限定的で、保険料改定が修理・医療費をおおむね吸収する。カードは支払数量が増えてもシンハンや現代にシェアを奪われずに済む程度とする。海外銀行の大型買収は織り込まない。

純利益は2035年に69億ドル、10年間の累計は543億ドルになる。利益の約7割に相当する370億ドルを正味還元し、自己資本は約553億ドルへ増える。ROEは約12.5%と過去の中央値を上回るが、2026年上期の高い水準をそのまま延長しない。

  • KB国民銀行(預金・貸出):数量 5,650(貸出残高+預金残高の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.05(実質換算残高当たり連結粗収益代理率(純金利マージンそのものではない))→ 売上 308 億ドル・営業利益 59 億ドル。大手5行内の貸出シェアほぼ横ばい
  • KB証券:数量 740(証券子会社の運用・顧客取引の基礎となる総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.16(総資産当たり連結粗収益代理率(手数料率と運用・売買収益を合算))→ 売上 115 億ドル・営業利益 17 億ドル。積立投資・年金は伸び手数料は圧縮
  • KB損害保険:数量 108(年間元受保険料の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.63(元受保険料当たり連結粗収益代理係数(損害保険の利幅ではない))→ 売上 68 億ドル・営業利益 13 億ドル。保険料の改定が損害費をおおむね吸収
  • KB国民カード:数量 1,140(年間カード決済・融資取扱高の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.03(取扱高当たり連結粗収益率(決済手数料とローン利息の混合))→ 売上 38 億ドル・営業利益 5 億ドル。取扱量は横ばい強、価格転嫁は不完全
  • 生命保険・キャピタル・資産運用等:数量 420(生命保険とキャピタル子会社の総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.07(その他業務を含む総資産当たりの連結収益代理率)→ 売上 28 億ドル・営業利益 6 億ドル。海外の低収益事業を大きく増やさない

倍率:資本コストk8.75%。2025年末自己資本379.6億ドルに10年純利益累計543億ドルを加え、正味還元370億ドルを引くと2035年自己資本552.6億ドル。2035年の事業ROEは12.5%で、保守的に帳簿自己資本を用いる。堀は通常で超過利益の残存率1/2、RONICは10.6%。長期g3.5%は、国内金融市場の実質成長が小さく、シェアが横ばいで、物価上昇の名目分だけが残る前提。正当化PER上限は(1−g/RONIC)/(k−g)×(1+g)=13.22倍。その約94%の12.40倍とした。純金利収益の安定性を認める一方、信用循環と証券市況の変動を考慮した。倍率は市場のPER・PBRに合わせていない。

確率:韓国の実質融資需要は弱くても、物価による名目残高増加と既存シェア維持、保守的な貸倒引当、資本還元が両立する本筋を35%とする。

やや悲観 25% やや悲観:預金価格競争と保険金増で収益性が鈍る 利益 45 億ドル · PER 10.1 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 129.31 ドル455 億ドル

2035年末、国民銀行はカカオバンクやトスバンクへの預金流出を止められず、大手5行内の貸出シェアが約22%へ下がる。企業融資の価格競争も長引き、銀行の実質貸出預金量は出発点を下回る。金利が高止まりしていても調達費が増え、銀行の収益性は弱くなる。銀行の利益率は14%台へ落ちる。

証券は2026年上期の市場好況が去り、委託手数料シェアが9%前後に低下する。自己勘定を大きく取れず、証券の収益は85億ドル程度にとどまる。保険は長期保険の保険金支払いが増え、価格改定が遅れる。カードでも加盟店費用と貸倒負担が増す。子会社買収は成功せずとも、大規模な外部増資を要する破綻には至らない。

10年間の純利益累計は423億ドルで、正味還元285億ドルを維持するが、2035年の純利益は45億ドルにとどまる。自己資本は約518億ドルでROEは資本コストとほぼ同じになる。利益を配当へ回しても、新たな投資で超過利潤を大きく生めない会社へ変わる。

  • KB国民銀行(預金・貸出):数量 5,150(貸出残高+預金残高の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.05(実質換算残高当たり連結粗収益代理率(純金利マージンそのものではない))→ 売上 242 億ドル・営業利益 35 億ドル。競争で預金・貸出の実質量と利ざやが低下
  • KB証券:数量 600(証券子会社の運用・顧客取引の基礎となる総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.14(総資産当たり連結粗収益代理率(手数料率と運用・売買収益を合算))→ 売上 85 億ドル・営業利益 9 億ドル。手数料と市場取引収益が鈍る
  • KB損害保険:数量 100(年間元受保険料の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.59(元受保険料当たり連結粗収益代理係数(損害保険の利幅ではない))→ 売上 59 億ドル・営業利益 8 億ドル。医療・自動車保険の損害率上昇
  • KB国民カード:数量 990(年間カード決済・融資取扱高の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.03(取扱高当たり連結粗収益率(決済手数料とローン利息の混合))→ 売上 29 億ドル・営業利益 3 億ドル。カードローン信用費用増
  • 生命保険・キャピタル・資産運用等:数量 360(生命保険とキャピタル子会社の総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.06(その他業務を含む総資産当たりの連結収益代理率)→ 売上 21 億ドル・営業利益 4 億ドル。海外・信託事業の資本効率が低下

倍率:資本コスト8.75%、2035年自己資本517.6億ドル、純利益45億ドルでROEは8.7%。通常の堀の残存率1/2を使うとRONICは約8.7%。長期g2.5%は物価3.5%に対して実質市場とシェアの縮小が年約1%押し下げる前提。10年目利益用の正当化PERは式では約11.70倍だが、ROEが資本コスト以下なので上限を1/k=11.43倍に制限する。預金の価格競争と信用費用の構造悪化を考慮して10.10倍とする。中立より低い倍率を市場の谷の値付けではなく、稼ぐ力と資本効率から正当化する。

確率:国内の融資規制、預金の高コスト化、証券手数料の低下が重なる蓋然性は小さくないため25%とする。資本を維持しつつ収益性が落ちるケース。

悲観 12% 悲観:預金の堀が傷み、信用損失が資本を束縛する 利益 14 億ドル · PER 8.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 33.86 ドル119 億ドル

2035年末、韓国の住宅担保不動産が長く低迷し、家計・中小企業の返済悪化と預金移動が重なる。国民銀行の大手5行内の融資シェアは20%程度まで低下し、実質の貸出預金量は約16%減る。利ざやを守るための高リスク貸出もできず、銀行の利益率は10%程度まで落ちる。預金を抱えていても高品質な資金調達という堀が弱くなる。

証券では委託手数料シェアを8%台まで失い、投資銀行の損失も出る。損保では保有契約の減少と医療・自動車損害率の悪化が重なり、生命保険・海外銀行でも追加引当が要る。2029〜31年の信用損失で3年間の利益が合計20億ドルに低迷し、最初の3年の約105億ドル、後半4年の約75億ドルと合わせた10年の純利益累計は200億ドルにとどまる。大規模な買収は失敗し、経営は縮小と資本維持を優先する。

配当と自社株買いは危機時に止め、10年の正味還元は110億ドルに減る。累計利益から還元を引いた自己資本は約470億ドルでも、2035年の純利益は14億ドル、ROEは約3%で、帳簿の資本が十分な価値を生まない。預金と債券保有者への支払いを先に済ませた売却可能資産の税後価値を約110億ドルと慎重に見積もる。

  • KB国民銀行(預金・貸出):数量 4,420(貸出残高+預金残高の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.04(実質換算残高当たり連結粗収益代理率(純金利マージンそのものではない))→ 売上 187 億ドル・営業利益 20 億ドル。預金の堀と担保価値が同時に低下
  • KB証券:数量 450(証券子会社の運用・顧客取引の基礎となる総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.13(総資産当たり連結粗収益代理率(手数料率と運用・売買収益を合算))→ 売上 59 億ドル・営業利益 4 億ドル。委託手数料と市場取引が収縮
  • KB損害保険:数量 85.0(年間元受保険料の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.53(元受保険料当たり連結粗収益代理係数(損害保険の利幅ではない))→ 売上 45 億ドル・営業利益 3 億ドル。保険金支払い増と契約流出
  • KB国民カード:数量 825(年間カード決済・融資取扱高の2025年購買力換算額(億ドル))× 価格 0.03(取扱高当たり連結粗収益率(決済手数料とローン利息の混合))→ 売上 22 億ドル・営業利益 1 億ドル。決済シェア下落と貸倒
  • 生命保険・キャピタル・資産運用等:数量 300(生命保険とキャピタル子会社の総資産の2025年実質換算額(億ドル))× 価格 0.05(その他業務を含む総資産当たりの連結収益代理率)→ 売上 16 億ドル・営業利益 1 億ドル。生命保険・海外子会社の損失で縮小

倍率:2025年末自己資本379.6億ドルを起点に利益累計200億ドル、正味還元110億ドルで2035年自己資本469.6億ドル。2035年ROEは3.0%で資本コスト8.75%を下回るため、利益の再投資では超過利潤を生まない。上限は1/k=11.43倍。長期gは実質市場縮小と低い価格転嫁が打ち消し合い名目0%とする。構造的な信用損失と契約流出を考慮してPER8.5倍とする。余剰現金はなく、株主価値は14億ドル×8.5=119億ドル。床は預金返済と税・清算費用控除後の資産であり、将来積み上げた帳簿純資産にPBRを掛けていない。

確率:住宅信用と海外金融子会社の損失、証券の逆風、保険引当が連鎖する構造劣化を12%とする。過去の危機では大幅下落が起きており、単なる景気後退として軽視しない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

KB国民銀行(預金・貸出)

韓国の住宅・企業向け貸出と預金・決済。市場シェアは大手5行のウォン建て貸出で23.1%(2025年末)。

数量貸出残高+預金残高の2025年実質換算額(億ドル)価格実質換算残高当たり連結粗収益代理率(純金利マージンそのものではない)売上営業利益
今 2025/12 5,250 0.04 205 36
10 年後 中立 5,650 0.05 308 59

取り方:韓国の大手5行・インターネット銀行の比較資料で国民銀行の2025年末貸出377.5兆ウォン、預金381.7兆ウォンを確認。2025年末の20-F換算レート1ドル=1,444.6ウォンで合計約5,255億ドル。内部取引の相殺と有価証券・手数料を含む連結粗収益の実効係数3.905%を用いるため、銀行が公表するNIM約1.7%と同じ率ではない。銀行子会社の連結前総収益との違いは内部相殺で、部門別連結純収益は未開示につき205億ドルは構成推定。主要5行の貸出市場1,636.9兆ウォンでKB23.06%、シンハン20.42%、ハナ19.38%。https://kind.krx.co.kr/external/2026/06/12/000076/20260612000091/10601.htm

KB証券

委託売買・資産管理・投資銀行・証券自己勘定。2025年の国内委託売買手数料シェアは10.3%。

数量証券子会社の運用・顧客取引の基礎となる総資産の2025年実質換算額(億ドル)価格総資産当たり連結粗収益代理率(手数料率と運用・売買収益を合算)売上営業利益
今 2025/12 530 0.12 66 8
10 年後 中立 740 0.16 115 17

取り方:20-FのKB証券2025年末総資産76.46兆ウォンを同じ換算レートで約529億ドルとする。売買益・引受・手数料を含むため証券事業の代理収益率は12.45%であり委託手数料率ではない。公表セグメント収益の内部相殺額は未分離なので66億ドルは連結代理推定。2025年の全証券会社株式委託手数料約5.17兆ウォン中KB証券約5,318億ウォンで10.3%、ミレアセット証券10.3%、NH投資証券9.3%。https://kind.krx.co.kr/external/2026/06/16/000072/20260616000083/10601.htm

KB損害保険

長期・自動車・一般損害保険の契約を引き受ける。2025年の保有契約は約2,502万件、元受保険料約14.35兆ウォン。

数量年間元受保険料の2025年購買力換算額(億ドル)価格元受保険料当たり連結粗収益代理係数(損害保険の利幅ではない)売上営業利益
今 2025/12 99.3 0.46 46 9
10 年後 中立 108 0.63 68 13

取り方:20-Fによる2025年元受保険料14.348兆ウォン=約99.3億ドル、契約2,502.3万件。保険負債の再測定・再保険・運用収益の連結表示を調整した代理係数46.3%を用いた。実際の保険料単価や損害率とは異なり、連結部門売上は推定である。2025年9月の国内損保保険料シェアはKB14.1%、サムスン火災22.4%、DB損保18.1%、現代海上15.5%。https://kind.krx.co.kr/external/2026/03/03/001014/20260303002856/00591.htm

KB国民カード

カード決済・分割払い・カードローン。2025年の主要カード7社取扱高の約15.5%。

数量年間カード決済・融資取扱高の2025年購買力換算額(億ドル)価格取扱高当たり連結粗収益率(決済手数料とローン利息の混合)売上営業利益
今 2025/12 1,050 0.02 26 3
10 年後 中立 1,140 0.03 38 5

取り方:金融監督院データを引用した韓国取引所開示の2025年KB国民カード信用販売利用実績151.44兆ウォンから、約1,048億ドルに換算。カード7社合計977.4兆ウォン中15.5%、シンハン19.9%、現代19.4%、サムスン18.3%。手数料とカードローンの総合代理単価2.476%で26億ドル、発行体内の利益と連結相殺の差を含む推定。https://kind.krx.co.kr/external/2026/05/15/002334/20260515005239/11013.htm

生命保険・キャピタル・資産運用等

KB生命保険、KBキャピタル、資産運用・信託、海外金融など。生命保険・リース資産と契約管理報酬で稼ぐ。

数量生命保険とキャピタル子会社の総資産の2025年実質換算額(億ドル)価格その他業務を含む総資産当たりの連結収益代理率売上営業利益
今 2025/12 370 0.05 19 4
10 年後 中立 420 0.07 28 6

取り方:20-F掲載のKB生命保険資産35.59兆ウォンとKBキャピタル資産18.16兆ウォンの合計53.75兆ウォン=約372億ドルを数量代理とした。資産運用の報酬や海外子会社の利ざやもこの区分に含み、連結売上の詳細な内訳は未開示。単価5.05%は複合収益の代理率で、実際の契約料率ではない。額は他の4部門と2025年の連結売上361.7億ドルを照合した推定。

リスクと懸念

韓国の家計債務と不動産担保

韓国の家計債務の対GDP比率はなお高く、住宅の取引量と担保価値が同時に下がれば大手銀行でも貸倒引当が増える。融資総額を減らす政策が長期化すると実質数量も伸びない。中立の貸出を実質で小幅増とする前提が崩れるため、銀行の利益率と還元額を一緒に下げる必要がある。

預金の獲得競争と利ざや低下

カカオバンク、ケイバンク、トスバンクの高金利預金と簡便な操作画面は、給与口座の粘着性を徐々に弱める。国民銀行のNIMは2026年第2四半期に1.74%まで縮んだ。仮に市場金利が高止まりしても預金への支払いが先に上がれば利ざやは減る。貸出と預金の量を増やすほど利益が増えるとは限らない。

証券市況と手数料の恒常性

2026年上期の証券の利益寄与は約21%に達したが、売買代金と株価上昇が強い時期の利益をそのまま10年目に置けない。ミレアセット、NH投資、キウムとの価格競争で手数料率が低下し、自己勘定の損失も起きうる。KB証券に内部増資した資本の利回りが落ちれば、資本配分の良さが弱点に変わる。

損保の損害率と契約負債

長期医療保険の保険金請求や自動車修理費の上昇は、契約数が増えても利益を削る。2025年のKB損保の損害率は82.8%で、2026年上期も保険利益に不安定さがあった。保険負債の見積り変更や契約サービスマージンの減損が重なれば、純利益と規制資本の双方が痛む。

海外子会社と不良債権

インドネシアのKBバンクやカンボジアの事業には、韓国内の預金基盤や監督制度が持つ強みを同じようには期待できない。現地の貸出品質、通貨、政策変更によって資本注入や信用損失が発生する余地がある。親会社のグループ管理能力が改善しなければ、国内で稼ぐ利益を海外に再投資しても株主利益に結びつかない。

規制資本と株主還元の停止

CET1の超過分を配当と消却に回す方針は良いが、13%の基準を割るほど融資資産が傷めば還元の原資は消える。銀行の自己資本は預金者の債権に先立つ自由資金ではなく、貸倒への緩衝材である。金融当局の配当規制、与信規制、消費者保護に関わる賠償で余剰資本の戻る速度が下がる危険がある。

為替とAI・金融仲介の再編

本分析は売上・利益をドルへ換算する際に韓国ウォンの換算水準を固定している。ウォン安が長期化するとADR保有者のドル価値は下がる。AIエージェントによって金融商品の検索や売買注文が自動化すると、手数料は下がりうる。ただし預金債務や保険引受は席課金ソフトではないため、主要売上を直接消失させる型の代替には該当しない。

今後の分かれ目

CET1が2四半期続けて13%を下回ったら
消却と追加配当の見通しを削り、海外・不動産の信用損失が原因なら悲観側の確率を厚くする。
国民銀行の大手5行内貸出シェアが23%付近から21%を下回ったら
給与口座・法人融資の堀が削れた証拠として、銀行の実質数量と長期の利益増加を下げる。
銀行NIMが1.50%を下回る状態が4四半期続いたら
預金調達力の低下を疑い、数量が横ばいでも銀行の実効収益率と営業利益率を引き下げる。
2026年以降も証券の委託手数料シェアが11%超を保ち、自己勘定を除く利益が増えたら
証券の成長を単なる株高でなく事業の堀の拡大と認め、やや楽観・楽観の確率を上げる。
KB損保の損害率が85%を超え、改善せずに1年続いたら
長期保険の値付けと引当を見直し、損保の利益率とグループの資本還元余力を減らす。
韓国の家計融資延滞と不動産PF損失が同時に増えたら
銀行の貸倒引当を増やし、通常の景気後退でなく10年の構造的な悲観が現実化する可能性を再評価する。
証券子会社への増資後に資本収益率がグループの資本コストを下回ったら
非銀行への追加資本投入を抑え、配当・消却の方が株主の得になると判断する。

見ておくもの

  • 国民銀行のウォン建て貸出・預金残高、大手5行内の貸出シェアとネット銀行の預金流入
  • 銀行NIM(2026年6月1.74%)、預金金利の上昇幅、法人融資の利回り
  • 国内家計ローン・不動産PFの延滞、貸倒引当、グループ信用コスト
  • KB証券の委託売買手数料シェアと自己勘定を除く利益・内部増資の成果
  • KB損保の損害率・保有契約件数・契約サービスマージンとK-ICS
  • グループCET1(2026年6月13.74%)と消却額、配当・自社株買いの正味還元
  • 2026年10月29日の第3四半期決算発表と韓国金融当局の家計融資・配当規制

倍率と資本コストの決め方

基準時価総額約403億ドルから逆算せず、2025年の金融資産・貸出預金・保険料・カード取扱額を数量の原点にした。物価による名目残高の増加を価格側で表し、銀行の実際のNIMとモデル上の連結粗収益率を混同しない。2025年の粗収益は銀行・証券・保険の内部相殺が大きく、各部門は説明可能な代理指標から推定したもので、公式セグメント収益の断定ではない。

倍率は市場の現在値や過去の底値に依存しない。k=8.75%、通常の堀の持続率1/2を使い、伸びを支えるROEからRONICを求める。中立は2035年ROE12.5%、事業成長g3.5%、RONIC10.6%で、当年利益に対する正当化PERの上限は約13.2倍。その約94%とした。銀行の信用費用を個別の資本コスト上乗せに二重計上せず、悲観の価値と確率に反映した。

期末純現金は分けない。金融機関の現預金は預金・市場調達と対応する流動性資産であり、1083億ドルの有利子負債は貸出等の調達源だから、一般事業の純負債を営業利益から一括控除しない。非銀行ソフトの席課金売上は中心でなく、AI代替の指定型の対象外である。ドル円は150円固定。ウォンからドルへの換算も将来の為替益を見込まず、基準年の換算水準を維持した。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。基本8.0%+事業品質0.75%=8.75%。韓国の家計信用循環と預金競争を反映。個別の海外投資失敗や為替ショックは確率・利益に織り込み、追加割引はしない。

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割安 ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズBMNR ETH約605万枚の保有は大きいが、値上げ力のある事業とは違う。旧株数による割安判定は無効で、実勢株価には安全域が乏しい 本質価値との差 +284.4% · 10 年 割安(年 +18.9%) 割安 QFINQFIN 中国の与信仲介で規制と信用悪化が利益を直撃し、堀は薄い。それでも長期価値は現在の時価総額を大きく上回り、割安と見る。 本質価値との差 +227.8% · 10 年 割安(年 +26.4%) 割安 フィンボリューション・グループFINV 中国の融資規制で収益力は傷んだが、海外展開と厚い資本が再生を支える。VIEと信用損失を厳しく見ても、長期価値には大きな安全域がある 本質価値との差 +213.6% · 10 年 割安(年 +27.2%) 割安 XファイナンシャルXYF 中国の貸出規制で成長は崩れたが、資産と残る収益力に対して市場評価は極端に低い。10年価値は割安。ただし回収できる株主価値には大きな不確実性がある 本質価値との差 +148.7% · 10 年 割安(年 +23.5%) 割安 ブラデスコ銀行BBD ブラジル有数の銀行と保険の二重の強みは残るが、信用損失とデジタル競争は重い。10年の本質価値は基準時価総額を約52%上回り、割安と判断する。 本質価値との差 +141.9% · 10 年 割安(年 +21.7%) 割安 ユーロネット・ワールドワイドEEFT ATM・送金・デジタル決済を束ねる希少な基盤。直近の減速を織り込んだ値段は割安で、10年の価値に大きな安全域がある 本質価値との差 +110.0% · 10 年 割安(年 +18.8%) 割安 ルーファックス・ホールディング(Lufax)LU 帳簿上の資産に対して株価は極端に低い。利益回復なら大幅な割安だが、貸倒れと親会社支配が安全域を脅かす 本質価値との差 +82.9% · 10 年 割安(年 +17.4%) 割安 BSBRBSBR ブラジルの銀行基盤は長く残る。独立価値では割安だが、親会社による残余株の株式交換がADR保有の行方を左右する。 本質価値との差 +79.2% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 バークレイズBCS 英国の預金基盤と米英の市場業務が収益を支える。信用循環と資本規制を織り込んでも、10年価値には厚い安全域がある 本質価値との差 +76.1% · 10 年 割安(年 +16.2%) 割安 ウエスタン・ユニオンWU 現金受取の送金網には寿命があるが、手数料の堀は薄い。減配と競争を重く見込んでも、残るオーナー利益に対して割安 本質価値との差 +74.3% · 10 年 割安(年 +17.9%) 割安 SLMSLM 民間学生ローンで首位の集客力は強い。信用損失と売却益の不安定さを割り引いても、10年の株主価値は割安圏にある 本質価値との差 +70.8% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +63.9% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 NWGNWG 英国の預金と法人取引に堀があり、買収後の運用事業も伸びる。信用循環を厚く見積もっても10年価値に安全域がある割安株。 本質価値との差 +58.6% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 イタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB ブラジル最大の民間銀行として堀は厚いが、政治と金融技術の競争には注意が要る。10年の本質価値は基準時価総額を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +55.0% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 FUTUFUTU 海外展開と高い資本効率に成長余地が残る。中国規制と手数料低下は重いが、10年の期待価値は現在の時価総額を上回り、割安とみる。 本質価値との差 +48.1% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 RITMRITM 住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ロケット・カンパニーズRKT 債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ブリッシュBLSH 規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フリーダム・ホールディングFRHC 証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高 本質価値との差 −75.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ストラテジーMSTR 世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。 本質価値との差 −95.5% · 10 年 割高(年 −5.0%)

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読んだ資料

  1. KB Financial Group 2025 Form 20-F(事業・ADR比率・融資、証券、保険、カードの開示)
  2. KB Financial Group 2026年上期決算説明会・英語全文(利ざや・純利益・資本・証券再投資)
  3. 韓国取引所・金融監督院資料(大手5行の2025年末貸出シェア)

分析日 2026-10-23