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ロケット・カンパニーズ RKT

債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)13.79 ドル182 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)12.8 ドル169 億ドル差 +7.7%
10 年後から見ると 適正 価値 13.79 ドル182 億ドル · 差 +7.7% · 期待の年率 +9.9%
期待の年率リターン(10 年)+9.9%資本コスト比 +0.9 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ロケット・カンパニーズは米国で住宅ローンの組成、債権管理、住宅検索を結びつける会社である。事業の規模には価値があるが、全普通株を数えた現在の値段には安全域が乏しく、割高と考える。住宅購入者が借り、借り換え、家を売るまでの接点を握ることは、単なる融資仲介より強い。

転機は2025年である。住宅検索のレッドフィンと債権管理大手ミスター・クーパーを取得し、2026年6月には約910万件、元本約2兆ドルのローンを管理した。顧客維持率97%という継続接点から借り換えを獲得できれば、広告費を抑えて件数を増やせる。同年4~6月期のGAAP純利益は2.29億ドルで、統合後の収益力は現れ始めた。ただし調整後利益4.41億ドルを、そのまま株主の利益とは数えない。

難点は住宅ローンの利幅である。卸売りとコレスポンデントの取引は薄利であり、高金利が住宅売買を抑える状況では、取扱高が増えても儲けは比例しない。買収で生まれた巨額ののれんは売れる現金ではなく、管理債権の時価も早期返済率で動く。10年後も住宅ローンはなくならないが、高い資本効率まで約束されてはいない。

さらに株式数の資料差は結論を左右する。添付の2026年10月23日の価格と株数からは時価総額約155億ドルとなるのに、2026年6月の提出資料は約28.36億株、10月27日の公開時価総額は約335億ドルである。この分析の機械的な差は添付の155億ドル基準で「やや割安」だが、実際に全種類株を保有対象とすれば割高になる。株式数の修正なしに前者を投資判断へ転用してはならない。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主なら、最初に住宅ローンが十年後も必要かを問う。答えは必要だ。住宅の購入と借り換えには、信用審査、資金調達、権原確認、債権管理の責任が残る。AIが画面と事務作業を変えても、貸し倒れと契約の責任を消せるわけではない。

次に、他社が奪えない利益はどこかを見る。管理債権と顧客データは確かな資産で、返済期日という定期的な接点を生む。しかし次のローンを取る段階では金利比較に引き戻される。97%の顧客維持率を、将来の利益率や値上げ率へそのまま置き換えてはいけない。営業担当の生産性改善は必要だが、競合もAIを導入するため永遠の差にはならない。

オーナー利益では、2026年上期のGAAP黒字を喜びながらも、管理権の時価変動、買収無形資産の償却、株式報酬、借入の費用を差し引く。住宅ローンの貸付資金の借入は商品を仕入れるのに近いが、買収に伴う無担保の負債は株主の取り分を直接削る。自己資本を持つだけで高い価値は生まれず、資本コストを超える利益を取り戻す必要がある。

最後は払う値段である。将来の期待収益は統合が成功すれば伸びるが、強い競争と住宅取引の波を考えると確信は限られる。とりわけ発行済み株式の数え間違いは安全域を倍近く錯覚させる。会社全体の価値と全株式数をそろえることこそ、将来の株主の取り分を守る第一歩である。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの入口はロケット・モーゲージの住宅ローン組成である。顧客へ融資を実行してファニーメイ等の二次市場へ売り、融資手数料と売却益を得る。2025年は約1304億ドルを実行し、組成・売却収益は約38億ドルだった。直販は自社ブランドと営業担当が集客し、ロケット・プロは外部の住宅ローン仲介業者を通す。2026年4~6月期の販売益率は直販4.13%、ロケット・プロ0.69%、コレスポンデント0.19%で、同じ融資額でも儲け方は大きく違う。

管理業務は貸し手や投資家に代わり、毎月の返済を回収し、延滞対応や税金・保険料の預かり金を扱う。管理債権の元本が増えるほど手数料と預り金の利息が入り、顧客に次の借り換えを勧める機会も増える。管理権(MSR)は帳簿上の資産でもあり、金利や期限前返済の予想が変わると損益が揺れる。2025年末の管理件数約946万件は買収によって段差が生じた数字であり、年間平均件数とは区別した。

レッドフィンは住宅検索サイトと仲介業務を持ち、売買成立時の仲介手数料と紹介料を得る。ロケット・クローズは登記、権原保険、決済と鑑定を担う。ロケット・マネーは家計管理アプリの課金で稼ぎ、ロケット・ローンズは個人ローンを扱う。2026年から対外報告は住宅ローンを一つのセグメントとし、不動産と個人金融をその他へまとめた。この分析の数量表では経済性が異なる六つの収益源に分解した。

利用者の資料にある2025年売上68.8億ドルは財務の正本として守ったが、SECの同年度売上は66.95億ドルである。差の1.85億ドルを正体不明の高成長売上とせず、残差を明記して周辺事業の基礎額に含めた。2026年上期の売上は57.25億ドルへ拡大したものの、買収の通年化が大きく、既存事業の自然成長率とは違う。

優良さと弱いところ

最も確かな堀は管理債権の規模である。約910万件の顧客との継続的な接触と、ローンの返済履歴が、借り換え需要の発見に役立つ。2025年末の顧客維持率97%は単なるアプリの利用継続ではなく、金融の事務処理を任せられる関係の厚みを示す。2026年には旧ミスター・クーパーの管理を単一の仕組みに移し、顧客の取得費を下げる余地が生まれた。

ただし維持率が高いことと値上げできることは別だ。住宅ローンの借り手は総支払額と金利を比較する。卸売りは仲介業者が複数の貸し手を選べるため、相手を囲い込む力は弱い。ユナイテッド・ホールセール・モーゲージは2026年4~6月期に約397億ドルを実行し、ロケットの約491億ドルに迫った。銀行やペニーマックも競争相手であり、規模の優位は取り消せない値決め力にはならない。

技術投資は防御にも費用削減にも効く。AIによる営業担当の案件振り分けで、担当者一人が扱う顧客数は前年比で約4割増えた。音声AIは問い合わせを自動化した。一方、金融商品の比較もAIで容易になり、集客の優位は薄れる。管理と販売の好循環は認めるが、10年後に超過利益の全てが残る強い堀とは評価しない。

買収で自己資本が急増したため、近年のROEは比較が難しい。2025年の自己資本229億ドルには多額ののれんが含まれる。2026年上期の黒字だけで投下資本の回収を証明することはできない。規模のある貸出プラットフォームとしての優位と、普通の価格競争に晒される融資商品の弱さを同時に見るべきだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

住宅ローンの需要は人口だけで増えるわけではない。中古住宅の売買件数、住宅価格、借り換えに有利な金利差で動く。2026年10月の住宅ローン銀行協会の見通しでは、組成市場は2026年約2.1兆ドル、2027年は5%減の約2兆ドルである。住宅ローン金利が7%を超える状態では、借り換えの活況を前提にできない。中立の10年間は物価3.5%を金額単価に入れ、実質取引件数の伸びは控えめに考える。

組成では直販、独立した仲介業者、銀行、他の非銀行金融が同じ借り手を争う。ロケットの2026年4~6月期の住宅購入向けシェアは6.2%、借り換えは14.3%へ上がった。これは2025年末の5.5%、12.2%からの改善である。ただし卸売りのユナイテッド・ホールセール、消費者直販を広げるペニーマック、地場銀行との争いは激しい。楽観でも市場全体が昔のゼロ金利時代に戻るとはしない。

管理債権は別の市場である。米国の住宅関連債務は約15兆ドル規模で、ロケットの管理元本約2兆ドルは1割強を占める。ペニーマックの2026年6月末の管理元本は約7310億ドルであり、ロケットの規模は目立つ。ただし管理権は売買され、金利上昇や延滞増加でキャッシュの価値と必要資本が変わる。2026年4~6月期には530億ドルの管理権を売り、約7.95億ドルを現金化した。

住宅仲介ではレッドフィンは集客力のあるサイトを持つが、検索流入ではジローやリアルター・ドットコムが強い。レッドフィン単独の2024年の取引シェアは売買の片側件数で0.76%だった。住宅売買が成立して初めて手数料が入るため、サイト閲覧数をそのまま収入にはできない。金利・供給戸数・仲介手数料・広告の変化を、十年の数量と利益率の分かれ目にする。

資本政策と M&A

2025年6月に旧Up-C構造を解消し、7月にレッドフィン、10月にミスター・クーパーの買収を完了した。後者は成立時の対価が約142億ドルに達し、のれんと借入を大きく増やした。少数株主が問うべきは事業の大きさではなく、取得した利益が株式の払い込みや負債の費用を上回るかである。2025年末ののれんは約106億ドルで、悲観時に額面で換金できない。

経営陣は両社の統合費削減を進め、レッドフィンでは年1.4億ドルの節減を達成したと報告した。ミスター・クーパーでは当初の年4億ドルの削減目標に加え、2027年上期までにさらに1億ドルの節減余地を説明した。ただし収益の上積みは集客と融資への転換が実際に生まれて初めて価値になる。2026年6月には6.125%と6.5%の社債を計15億ドル発行し、既存債務の借り換えに使った。

2025年4月にClass A株へ約1.2億ドルの特別配当を支払ったが、これを毎年の配当と見なしてはならない。全株主に対する恒常的な増配・買戻し額の数字の約束は確認できない。今後の資金は債権管理権や事業統合、借入圧縮が先に要る。創業者は2026年春の委任状で議決権の過半を握り、一般株主は買収や還元方針を変えにくい。シナリオの還元は会社の約束ではなく、株式報酬と追加払い込みを控除した推計である。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

住宅ローン業の最大の弱点は、借り手と一度きりの関係になりやすいことだった。ロケットは約910万件の管理顧客を持ち、住宅購入と借り換えの時期を予測できる。レッドフィンの住宅検索と仲介を合わせれば、最初の住宅探しから融資、返済までをつなげられる。融資を仲介業者から買うより、既存顧客へ提案する方が獲得費を低くできる可能性が高い。

統合の効果はすでに一部見える。2026年4~6月期の購入シェアは6.2%、借り換えシェアは14.3%へ上昇した。管理債権の統合移行は済み、レッドフィンからの住宅ローン送客も増えている。人手の振り分けと音声応対のAI化が進むほど、取扱件数が増えた時の追加費用は小さくなる。費用削減が営業利益へ残れば、買収ののれん負担を超える稼ぎが生まれる。

競合のユナイテッド・ホールセールは仲介業者向けに強く、ペニーマックはコレスポンデント市場で大きい。だが住宅の検索、管理、直販、決済を同じ会社が持つ網の広さではロケットに利がある。売買件数が回復し、直販比率が高まれば、安売りの卸売りを増やさずに住宅ローン市場の取り分を高められる。資本効率が改善して利益の再投資利回りが資本コストを上回れば、成長と還元が両立する。

慎重な見方

住宅ローンの借り手はまず金利と総費用を見る。レッドフィンを通じて顧客と出会えても、融資額に応じた値引きで顧客をつなぎ留めるなら、成果は売上ではなく利幅に現れる。2026年4~6月期のロケット・プロの売却益率0.69%、コレスポンデント0.19%は、外部販路で値決め力が弱い証拠である。大型プラットフォームができても融資は結局、競争入札に近い。

買収は株主の取り分を増やしたとはまだ言えない。2025年の営業事業は持ち直しても、取得したのれんは約106億ドルに達した。管理権の時価は金利と早期返済率に左右され、売却すれば現金は入るが将来の手数料を手放す。費用削減の公表数字は、正常化したGAAP利益として十年続くか確かめる必要がある。金利7%前後でも買える住宅が少なく、借り換えの大量再開も望みにくい。

住宅検索の行動はAIに置き換わり、家計管理アプリは汎用の自動化機能と競争する。もし管理顧客への営業が思ったほど融資につながらなければ、レッドフィンの流入費用、管理システムの維持、無担保社債の利払いだけが残る。創業者の議決権の過半支配の下では、少数株主が大規模な買収や無配継続を止められない。さらに実際の時価総額は添付の計算値より大きく、価値と値段の差は市場で見えるほど広くない。

どちらに重みを置いたか

事業の規模と統合の進み方は評価できるが、値決め力が弱く、高金利下で住宅の売買件数も伸びにくい。そこで楽観側27%、中立31%、悲観側42%と慎重な側へ寄せた。これは管理権の価値、買収のれん、AIによる住宅検索・家計アプリの変化を織り込んだ判断である。添付の株数のままなら割引後価値は現在値をやや上回るが、全普通株の公開時価総額と比べると割高になる。この違いは事業の見方ではなく分母の欠落であり、修正が不可欠だ。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 24.93 ドル330 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 5.02 ドル66 億ドル)。 今の値に割り戻すと 13.79 ドル182 億ドル、今との差 +7.7%、 期待の年率 +9.9%(資本コスト 9.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 63.52 ドル840 億ドル 10.59 ドル140 億ドル +479.0% +21.8% 6.67 ドル88 億ドル
やや楽観 18% 41.59 ドル550 億ドル 7.56 ドル100 億ドル +284.0% +16.2% 8.85 ドル117 億ドル
中立 31% 26.48 ドル350 億ドル 5.67 ドル75 億ドル +151.2% +10.9% 9.97 ドル132 億ドル
やや悲観 25% 10.54 ドル139 億ドル 3.78 ドル50 億ドル +11.9% +1.3% 3.58 ドル47 億ドル
悲観 17% 5.17 ドル68 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −59.6% −8.7% 0.88 ドル12 億ドル
加重平均100% 24.93 ドル330 億ドル5.02 ドル66 億ドル +134.0% +9.9% 29.95 ドル396 億ドル

今の株価時価総額 12.80 ドル169 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 楽観:組成と管理の規模利益が高収益として定着 利益 70 億ドル · PER 12.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 63.52 ドル840 億ドル

住宅の実質売買と借り換えが復調し、顧客を競合から奪う。レッドフィンは米国の住宅取引サイド約1050万件のうち1.1%へ届き、ローンの実行は年105万件に増える。管理顧客は1250万件へ広がり、融資から管理へ循環する。直販の比重が高まれば卸売りの薄利を補える。

2026年の利益を約12億ドルとし、2027~30年平均約26億ドル、2031~35年平均約55億ドルへ伸ばす。2034年には約65億ドルに達し、最終年の増益率は1割を下回る。買収統合後の規模効果が定着し、全期間のGAAP純利益累計は約390億ドルとなる。配当と買い戻しの合計からSBCを引いた正味140億ドルを還元し、残りは融資と資本の成長へ留保する。

管理権の顧客接点と契約遵守の技術を生かし、ユナイテッド・ホールセールの低率卸売りより直販の利益を厚くする。物価が高いままでも住宅の数量が回復すれば、営業利益と顧客獲得コストの差が広がる。余った資本を強い事業へ投入し、創業者支配の資本配分が例外的にうまく機能する場合である。

  • 住宅ローンの組成・売却:数量 1,050,000(年間実行ローン件数(件))× 価格 0.00(実行1件当たりの売却益・融資手数料(億ドル))→ 売上 124 億ドル・営業利益 45 億ドル。米国実質市場約750万件×シェア14%、直販比率拡大
  • 債権管理・MSR・預り金運用:数量 12,500,000(平均管理ローン件数(件、推定))× 価格 0.00(管理1件当たり純収益(MSR評価差込み、億ドル))→ 売上 78 億ドル・営業利益 38 億ドル。継続管理で住宅ローン約4件に1件、効率化が進む
  • レッドフィン住宅仲介・紹介:数量 115,000(実際の成約サイド件数(件))× 価格 0.00(1成約サイド当たり仲介・紹介収益(億ドル))→ 売上 18 億ドル・営業利益 3 億ドル。不動産取引サイド約1050万×1.1%
  • ロケット・マネー個人家計アプリ:数量 4,583,000(期末有料加入者数(人))× 価格 0.00(加入者1人当たり年換算課金・サービス収益(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。AI代替で加入者数は2025年並みが上限
  • ロケット・クローズ決済・権原・鑑定:数量 590,000(年間決済件数(件))× 価格 0.00(決済1件当たりの手数料収益(億ドル))→ 売上 12 億ドル・営業利益 4 億ドル。組成顧客の決済付帯率上昇
  • 個人ローン・その他と照合差:数量 145,000(Rocket Loans年間成約件数を代理指標(件))× 価格 0.00(周辺収益および帳簿照合差÷ローン件数(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。周辺ローンの成約増も残差は復元しない

倍率:資本コストk=9.0%、ROE=14.6%(GAAP純利益70億ドル÷自己資本479億ドル)、長期g=2.5%。融資組成の価格競争を踏まえmoat=weak、超過利益の残存1/3、RONIC=10.9%。翌期利益型の正当化PERを10年目利益型へ1.025倍して上限約12.14倍。会計上のMSR変動と住宅取引の循環、GAAP償却・株式報酬を考え、上限の99%となるPER12.0倍を採用。

確率:管理顧客からの送客と大幅な費用削減がすべて利益に残る上振れはあり得るが、高金利の市場全体が十年続けて拡大する前提は稀で9%とした。

やや楽観 18% やや楽観:統合が定着して市場シェアを伸ばす 利益 50 億ドル · PER 11.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 41.59 ドル550 億ドル

借り換えが時おり増える一方、住宅購入の回復は緩やかである。住宅ローン実行は年90万件になり、管理債権の継続件数は1200万件となる。値引きを伴う顧客再獲得は残るが、検索から融資と決済へつなぐ仕組みが広告費を下げる。競合との価格差は縮まず、利益率は楽観ほど高くならない。

2026年の純利益約12億ドルから、中盤の平均約18億ドル、終盤の平均約41億ドルを経て、累計290億ドルを得る。老朽化する管理システムの更新投資を差し引き、SBC相当を除いた正味100億ドルを還元する。のれんの追加減損はなく、顧客への値引きが過大にならない。

2026年の管理統合と原価削減を実行した後は、事業買収ではなく既存顧客の再獲得で伸びる。高金利で米国の組成市場は小さいが、販売網を広げた分だけシェアを得る。AIは融資審査と管理事務の費用削減に寄与するが、レッドフィンと家計アプリの客足は以前ほど強くならない。

  • 住宅ローンの組成・売却:数量 900,000(年間実行ローン件数(件))× 価格 0.00(実行1件当たりの売却益・融資手数料(億ドル))→ 売上 105 億ドル・営業利益 34 億ドル。市場約700万件×シェア12.9%、直販を拡大
  • 債権管理・MSR・預り金運用:数量 12,000,000(平均管理ローン件数(件、推定))× 価格 0.00(管理1件当たり純収益(MSR評価差込み、億ドル))→ 売上 70 億ドル・営業利益 30 億ドル。管理は1200万件、離反率を低水準で維持
  • レッドフィン住宅仲介・紹介:数量 104,000(実際の成約サイド件数(件))× 価格 0.00(1成約サイド当たり仲介・紹介収益(億ドル))→ 売上 16 億ドル・営業利益 2 億ドル。米国市場約1000万サイド×1.04%
  • ロケット・マネー個人家計アプリ:数量 4,300,000(期末有料加入者数(人))× 価格 0.00(加入者1人当たり年換算課金・サービス収益(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。汎用AIに一部移るため今より少ない加入者
  • ロケット・クローズ決済・権原・鑑定:数量 520,000(年間決済件数(件))× 価格 0.00(決済1件当たりの手数料収益(億ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 3 億ドル。付帯率の上昇
  • 個人ローン・その他と照合差:数量 120,000(Rocket Loans年間成約件数を代理指標(件))× 価格 0.00(周辺収益および帳簿照合差÷ローン件数(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。ローン件数増の一方で残差消失

倍率:資本コストk=9.0%、ROE=11.9%(GAAP純利益50億ドル÷自己資本419億ドル)、長期g=2.5%。融資組成の価格競争を踏まえmoat=weak、超過利益の残存1/3、RONIC=10.0%。翌期利益型の正当化PERを10年目利益型へ1.025倍して上限約11.82倍。会計上のMSR変動と住宅取引の循環、GAAP償却・株式報酬を考え、上限の93%となるPER11.0倍を採用。

確率:買収の管理・住宅検索の結合がうまく働くが、競合との金利比較は残るため、実現可能性を18%と評価した。

中立 31% 中立:住宅ローンの競争を受けながら一部の堀を守る 利益 34 億ドル · PER 10.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 26.48 ドル350 億ドル

米国の住宅ローン組成は金利の高止まりで大きく膨らまない。しかし顧客への再融資とレッドフィン経由の住宅購入が少しずつ増え、ローンは年75万件に達する。管理は約1100万件、売買仲介は年9万件になる。住宅価格に合わせて1件当たりの売却益は名目で増えるが、融資の金利差は競争で縮み、強い値上げ力は得られない。

2026年のGAAP利益を約12億ドル、中盤の平均約14億ドル、終盤の平均約28億ドルと考える。金利による損益の谷を挟んで十年の利益累計は210億ドルとなる。株式報酬による希薄化を除いた還元は75億ドルで、取得した事業の運転資本と自己資本を維持する。年末の純利益34億ドルを継続できるほど費用削減は定着するが、競合の値引きが余力を食う。

ユナイテッド・ホールセール、ペニーマック、銀行が価格を競うため組成の利益率は大幅には拡大しない。管理業務は契約の継続と独自のデータで守られる。家計アプリは画面操作をAIに置き換えられ、有料加入者が約2割減る。市場全体の実質取引数は緩やかに増えるが、広告・仲介の勝者総取りは起きない。

  • 住宅ローンの組成・売却:数量 750,000(年間実行ローン件数(件))× 価格 0.00(実行1件当たりの売却益・融資手数料(億ドル))→ 売上 86 億ドル・営業利益 25 億ドル。市場約650万件×シェア11.5%への上積み
  • 債権管理・MSR・預り金運用:数量 11,000,000(平均管理ローン件数(件、推定))× 価格 0.00(管理1件当たり純収益(MSR評価差込み、億ドル))→ 売上 60 億ドル・営業利益 24 億ドル。2026年の管理基盤から約2割増
  • レッドフィン住宅仲介・紹介:数量 90,000(実際の成約サイド件数(件))× 価格 0.00(1成約サイド当たり仲介・紹介収益(億ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。売買片側約1000万件×シェア0.9%
  • ロケット・マネー個人家計アプリ:数量 3,800,000(期末有料加入者数(人))× 価格 0.00(加入者1人当たり年換算課金・サービス収益(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。AI代替で2025年の83%、価格は約1.09倍
  • ロケット・クローズ決済・権原・鑑定:数量 425,000(年間決済件数(件))× 価格 0.00(決済1件当たりの手数料収益(億ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。融資成約の約57%が付帯
  • 個人ローン・その他と照合差:数量 100,000(Rocket Loans年間成約件数を代理指標(件))× 価格 0.00(周辺収益および帳簿照合差÷ローン件数(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の資料差を恒久収益にしない

倍率:資本コストk=9.0%、ROE=9.3%(GAAP純利益34億ドル÷自己資本364億ドル)、長期g=2.5%。融資組成の価格競争を踏まえmoat=weak、超過利益の残存1/3、RONIC=9.1%。翌期利益型の正当化PERを10年目利益型へ1.025倍して上限約11.44倍。会計上のMSR変動と住宅取引の循環、GAAP償却・株式報酬を考え、上限の90%となるPER10.3倍を採用。

確率:融資組成は価格競争、管理は継続性という二面性がある。高金利を前提に最も起こりやすい31%とし、過度な成長を見ない。

やや悲観 25% やや悲観:金利高と薄利販売で収益の伸びが鈍る 利益 17 億ドル · PER 8.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 10.54 ドル139 億ドル

ローン金利の高さが続き、住宅購入と借り換えの回数が減る。ロケットは2026年につかんだ管理顧客の一部をMSR売却や借り換えで失い、年940万件の管理へ戻る。直販の優位は残るが、外部仲介向けの値引きで利幅を削る。レッドフィンの検索客は競合サイトやAI住宅探しへ移り、ローン送客も思ったほど増えない。

最初の数年は買収統合で利益が出るが、その後は販路の競争が強まる。2026年約12億ドル、2027~30年平均約12億ドル、2031~35年平均約17億ドルという経路で利益累計145億ドルになる。契約基盤の保守と負債返済を優先し、SBC控除後の株主還元は50億ドルに抑える。純利益は17億ドルとなり、増分投資利回りは資本コストに届かない。

ユナイテッド・ホールセールのような薄利販路が一段と伸び、管理の規模が融資の単価を守れなくなる。2025年に買ったのれんは残るが期待した超過利益は乏しい。融資の再購入や延滞対応に資金を縛られ、資本は増えるのに株主が得る利回りは小さい。

  • 住宅ローンの組成・売却:数量 590,000(年間実行ローン件数(件))× 価格 0.00(実行1件当たりの売却益・融資手数料(億ドル))→ 売上 58 億ドル・営業利益 13 億ドル。米国約580万件×シェア10.2%、利幅縮小
  • 債権管理・MSR・預り金運用:数量 9,400,000(平均管理ローン件数(件、推定))× 価格 0.00(管理1件当たり純収益(MSR評価差込み、億ドル))→ 売上 40 億ドル・営業利益 11 億ドル。管理件数は2026年近辺へ戻る
  • レッドフィン住宅仲介・紹介:数量 62,000(実際の成約サイド件数(件))× 価格 0.00(1成約サイド当たり仲介・紹介収益(億ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 0 億ドル。検索の流入減と仲介料圧力
  • ロケット・マネー個人家計アプリ:数量 2,950,000(期末有料加入者数(人))× 価格 0.00(加入者1人当たり年換算課金・サービス収益(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。会員の36%減、課金も弱い
  • ロケット・クローズ決済・権原・鑑定:数量 340,000(年間決済件数(件))× 価格 0.00(決済1件当たりの手数料収益(億ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。成約率と単価が下がる
  • 個人ローン・その他と照合差:数量 85,000(Rocket Loans年間成約件数を代理指標(件))× 価格 0.00(周辺収益および帳簿照合差÷ローン件数(億ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。顧客基盤の伸び止まり

倍率:ROEは5.2%でk=9.0%未満。ためた資本の利益率が資本コストに及ばず、1/k=11.11倍はあくまで上限。ローン販路の値引きと管理権売却を反映しPER8.2倍に割り引いた。PERは中立10.3倍より低く、PBR相当は0.43倍で中立より低い。

確率:MSRの時価、住宅取引の減少、競争の値引きは同時発生し得るため、構造的な悪化の一段手前に25%を割り当てた。

悲観 17% 悲観:販路の喪失と大型減損で再建状態 利益 7 億ドル · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 5.17 ドル68 億ドル

金利高と住宅の購入負担が続く間に、管理債権の顧客を他社へ奪われる。契約の一部は売却して資金を確保し、管理件数は700万件、組成ローンは年33万件まで縮む。融資の利幅とレッドフィンの送客力が同時に衰え、住宅検索のAI代替が加速する。2025年の大型買収で期待した相乗効果は持続せず、のれんと管理権の価値が減る。

2026年に約12億ドルを稼ぐが、2027~30年に合計約75億ドルの純損失を計上する。これは信用循環の損益だけでなく、取得した無形資産・のれんの減損を含む。その後の2031~35年は合計14億ドルほどの回復にとどまり、十年累計は約49億ドルの損失となる。資本が180億ドルへ減り、株式報酬と再建資金の差引きで正味の還元はゼロとした。

貸出は残るが大手としてのブランドの優位が崩れ、顧客を呼び戻すための大幅な値引きが常態化する。黒字には戻っても資本コストを稼げず、財務諸表ののれんをそのまま清算価値に使えない。住宅ローンの審査・管理には法的な担い手が必要なので、事業価値がゼロになるとはしない。

  • 住宅ローンの組成・売却:数量 330,000(年間実行ローン件数(件))× 価格 0.00(実行1件当たりの売却益・融資手数料(億ドル))→ 売上 26 億ドル・営業利益 4 億ドル。米国約520万件×シェア6.3%へ後退
  • 債権管理・MSR・預り金運用:数量 7,000,000(平均管理ローン件数(件、推定))× 価格 0.00(管理1件当たり純収益(MSR評価差込み、億ドル))→ 売上 20 億ドル・営業利益 5 億ドル。管理権売却と競合への移管で大幅減
  • レッドフィン住宅仲介・紹介:数量 34,000(実際の成約サイド件数(件))× 価格 0.00(1成約サイド当たり仲介・紹介収益(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。サイト送客価値と仲介料の双方が低下
  • ロケット・マネー個人家計アプリ:数量 2,290,000(期末有料加入者数(人))× 価格 0.00(加入者1人当たり年換算課金・サービス収益(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。有料利用者は半減、AIが画面を代替
  • ロケット・クローズ決済・権原・鑑定:数量 190,000(年間決済件数(件))× 価格 0.00(決済1件当たりの手数料収益(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。貸付縮小で決済も減る
  • 個人ローン・その他と照合差:数量 50,000(Rocket Loans年間成約件数を代理指標(件))× 価格 0.00(周辺収益および帳簿照合差÷ローン件数(億ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。周辺ローンの縮小

倍率:GAAP純利益6.5億ドル÷減損後自己資本180億ドルでROE3.6%、k=9%を大きく下回る。利益の上限1/k=11.11倍では時価総額約72.2億ドル。減損後自己資本にPBR0.38倍を掛けた68.4億ドルはこの稼ぐ力の上限を下回り、清算可能資産の推定床15億ドルも上回る。現在の自己資本を十年間積み上げて床を掛けた値ではない。

確率:買収のれん減損と管理契約の流出、レッドフィンへのAI代替が複合する極端な結果でも完全に排除できない。創業者支配と金融の信用循環を勘案し17%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

住宅ローンの組成・売却

住宅購入・借り換えローンを実行し二次市場へ売る。直販・仲介業者経由・コレスポンデントで粗利が違う。

数量年間実行ローン件数(件)価格実行1件当たりの売却益・融資手数料(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 460,000 0.00 38 9
10 年後 中立 750,000 0.00 86 25

取り方:2025年10-Kの組成・売却利益38.07億ドル、実行額1303.52億ドルと約46万顧客を参照。件数約46万を実行ローン数の近似とした。1件約8276ドル。2026年Q2は直販4.13%、Pro0.69%、コレスポンデント0.19%で、今後の価格は組成額・金利差と販路構成の両方で変わる。各小区分の営業利益は直接開示されないため、全社の買収統合費・MSR評価損を考慮した税前寄与額の推定。調整差は本社費等に属する。

債権管理・MSR・預り金運用

月々の返済回収を担う。管理手数料、MSRの償却・評価変動、顧客預り金利息と融資在庫利息を合算する。

数量平均管理ローン件数(件、推定)価格管理1件当たり純収益(MSR評価差込み、億ドル)売上営業利益
今 2025/12 4,400,000 0.00 15 4
10 年後 中立 11,000,000 0.00 60 24

取り方:2025年10-Kの管理手数料23.17億ドルからMSR時価変動15.30億ドルを差し引き7.87億、預り金利息6.16億、融資資金の純金利1.25億を合わせ15.28億。Mr. Cooper買収が2025年10月のため期末946万件を通期平均にせず約440万件と推定。2026年Q2は期末約910万件、管理料・純MSR・金利収入の合計10.33億ドル。各小区分の営業利益は直接開示されないため、全社の買収統合費・MSR評価損を考慮した税前寄与額の推定。調整差は本社費等に属する。

レッドフィン住宅仲介・紹介

自社の仲介員と提携事業者が住宅売買を成約させ、取引成立時に仲介料・紹介料を受け取る。

数量実際の成約サイド件数(件)価格1成約サイド当たり仲介・紹介収益(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 35,000 0.00 4 −3
10 年後 中立 90,000 0.00 13 1

取り方:買収完了は2025年7月で10-Kの下期寄与不動産収入4.04億ドル。2026年上期は成約約3.3万件、売上4.53億ドルなので2025年下期の成約約3.5万件を推定。独立時2024年のレッドフィンの取引は約6.14万件で米国市場の片側シェア0.76%。2026年6月期には売上約1.37万ドル/成約と確認。各小区分の営業利益は直接開示されないため、全社の買収統合費・MSR評価損を考慮した税前寄与額の推定。調整差は本社費等に属する。

ロケット・マネー個人家計アプリ

有料加入者の支出管理・定額契約管理・支払い代行などの定期課金を稼ぐ。

数量期末有料加入者数(人)価格加入者1人当たり年換算課金・サービス収益(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 4,583,000 0.00 4 0
10 年後 中立 3,800,000 0.00 4 1

取り方:2025年末の有料加入者458.3万人、同年売上3.90億ドル。加入者一人当たり約85ドル。年末加入者を年間平均の代用とするため誤差があり、2026年6月末は501.4万人、同年第2四半期の収益1.18億ドル。AIエージェント代替のうち画面操作の価値が大きい型で、中心シナリオの加入者数を2025年の0.83倍、価格を約1.1倍に制限。各小区分の営業利益は直接開示されないため、全社の買収統合費・MSR評価損を考慮した税前寄与額の推定。調整差は本社費等に属する。

ロケット・クローズ決済・権原・鑑定

住宅ローンや売買に付随する権原保険、決済、鑑定を件数ごとに提供する。

数量年間決済件数(件)価格決済1件当たりの手数料収益(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 294,000 0.00 4 1
10 年後 中立 425,000 0.00 8 2

取り方:2025年10-Kに決済件数29.4万件、Rocket Close売上3.91億ドルの独立開示がある。単価は約1330ドル。2026年上期の決済件数は19万件。規制上の鑑定・権原事務は残るが価格競争とAI効率化が進むと考えた。各小区分の営業利益は直接開示されないため、全社の買収統合費・MSR評価損を考慮した税前寄与額の推定。調整差は本社費等に属する。

個人ローン・その他と照合差

Rocket Loansなど周辺事業と、会社開示・添付集計との差を隔離した小区分。継続性を過大評価しない。

数量Rocket Loans年間成約件数を代理指標(件)価格周辺収益および帳簿照合差÷ローン件数(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 82,000 0.00 4 −1
10 年後 中立 100,000 0.00 2 0

取り方:2025年Rocket Loansの実行8.2万件、収益0.49億ドル、他の会社開示雑収益1.26億ドルに、添付売上68.8億ドルとSEC売上66.95億ドルの差1.85億ドルを加え3.60億ドルとした。約4390ドル/件はローン手数料そのものではなく照合用の代理単価。2035年はこの不明な差額が恒久的に増えると仮定せず、近年の個人ローン成約件数と競争で抑える。各小区分の営業利益は直接開示されないため、全社の買収統合費・MSR評価損を考慮した税前寄与額の推定。調整差は本社費等に属する。

リスクと懸念

高金利下の住宅購入・借り換え不振

住宅ローンの需要は借入金利と住宅価格によって大きく変わる。住宅ローン銀行協会は2026年10月時点で2027年の新規組成が前年比5%減ると予想した。金利が7%を超える状態が続けば、貸付件数が増えないまま広告と営業担当の費用を抱え、直販でさえ利益率が下がる。

融資の利幅と卸売り競争

ロケット・プロやコレスポンデントの販売益率は直販よりかなり低い。ユナイテッド・ホールセール、ペニーマック、銀行の攻勢に対して金利で対抗すれば、組成が増えても利益が増えない。将来のシェアを過大評価しないため、販路別の件数と売却益率を四半期ごとに追う。

MSR評価と債権管理資産の換金

管理権は将来の手数料を現在価値へ割り引いた資産であり、金利、早期返済、延滞、割引率で大きく動く。2026年6月末のMSR約189億ドルは現金と同じではない。売却で流動性を得ても将来の手数料の一部を失うため、現金化の額だけで資本配分が成功したと判断できない。

大型買収ののれんと支配株主

2025年のレッドフィンとミスター・クーパー買収に伴い、のれんが約106億ドルとなった。創業者は2026年春時点で過半数の議決権を支配し、少数株主は高値買収や配当停止を変えにくい。統合の費用削減が実際のGAAP利益に結びつかなければ、のれん減損と負債費用が株主に戻る。

AIエージェント代替と住宅検索の入口

住宅ローンの契約と審査はAIが責任主体そのものを消せないが、住宅検索・住宅紹介、家計アプリの画面操作、問い合わせ業務は置き換わる。ロケット・マネーは個人向け課金の操作画面が価値の中心なので、家計AIとの競争により中立の有料会員数を2025年比0.83倍に抑えた。レッドフィンの集客力も継続的に検証する。

負債の借り換えと市場流動性

2025年末の有利子負債338億ドルをすべて買収借入と同じに扱うのは誤りだが、資金繰りの需要は大きい。倉庫融資・MSR担保融資は金利上昇と担保評価減が重なると引出余力が縮む。2026年6月の社債発行利率は6%台であり、調達コストが同時に上がれば株主の利益は削られる。

規制・訴訟・個人情報

住宅ローンでは州免許、消費者保護、ファニーメイ等の売却・管理要件が事業の前提になる。顧客情報とAIを結びつけるほどデータ保護と公平な融資判断の責任が重くなる。2026年3月には子会社の鑑定データ訴訟で1.75億ドルの評決が出ており、確定や上訴によって追加の現金流出が起こり得る。

今後の分かれ目

2027年までに住宅ローン組成市場が年2兆ドルを割り、購入件数がさらに2年減る
中立の融資成約75万件を引き下げ、やや悲観の数量約59万件へ寄せる。金利低下だけを楽観の根拠にしない。
住宅購入向けのシェアが6%台から8%以上へ拡大し直販の売却益率が4%近辺を維持する
卸売りの安値ではなく直販の顧客獲得が機能した証拠となる。中立からやや楽観へ数量を増やし、営業利益率の改善がGAAPに残るか確かめる。
管理顧客維持率が95%を下回り、件数が900万件を割る
管理基盤が住宅ローンの再獲得へ回る堀という根拠が弱まる。MSRの売却代金を新たな価値と数えず、やや悲観・悲観の確率を増す。
ミスター・クーパーの年5億ドル規模の削減効果がGAAP利益と現金で確認できる
本社費を抑える前提を強め、成熟後のROEとRONICを引き上げる。ただし統合費の除外額や償却を二重に戻さない。
ロケット・マネーの有料加入者が2年続けて減り、レッドフィンからの送客率も低下する
AIエージェント代替が消費者向け画面と検索の入口を壊している兆候となる。個人アプリの長期gを0%以下に保ち、住宅検索の仲介件数も削る。
のれんまたはMSRで年30億ドルを超える減損・評価損が出る
自己資本の床を切り下げ、債務の担保余力と純利益の累計を点検する。支配株主が追加買収を進めるなら慎重な確率を高める。
全普通株のA株とL株を含む株数が分析の台帳へ反映される
現行155億ドルという計算上の時価総額を、約333億ドルの全社ベースへ訂正する。評価額の推計は変えず、誤った割安判定を解消する。

見ておくもの

  • 2026年10月29日発表予定の2026年7~9月期決算:GAAP純利益、調整後収益25~27億ドルの達成
  • 住宅ローン銀行協会の米国融資組成額(2027年約2兆ドル)と住宅ローン金利
  • 四半期の住宅購入・借り換え市場シェア、直販・Rocket Pro・コレスポンデントの売却益率
  • 管理債権UPB、契約件数、97%の顧客維持率、再獲得率とMSR売却金額
  • ミスター・クーパーとレッドフィンの統合節減額、GAAPへの残り方、のれんとMSRの減損
  • レッドフィン住宅仲介成約件数とローン送客率、ロケット・マネー有料会員数
  • 2026年10-Q記載のA株・L株合計約28.36億株と、添付台帳の13.22億株の差の修正
  • 創業者の議決権と無担保社債金利、融資担保枠の未使用額、HouseCanary訴訟の確定状況

倍率と資本コストの決め方

現在や過去のPER・PBRを倍率の根拠に使わなかった。住宅ローンの実行件数と1件当たりの組成売却益、管理契約数と関連収益、レッドフィン成約件数、ロケット・マネーの有料会員数、決済件数を先に組み立てた。米国の物価3.5%と金利5%の前提を守り、長期gは全社2.5%とした。資本コスト9.0%、堀は弱いと判定し、RONICで新規投資の超過利益を減衰させた正当化PERの上限より低い倍率を採用した。GAAP利益からSBCと買収償却を除外していない。

重要な留保は株式数である。添付basisの13.22億株では155.1億ドルだが、2026年6月提出資料のA株・L株を合わせた約28.36億株を使うと同じ2026年10月23日の価格で約332.7億ドルになる。2026年10月27日の公開時価総額335.3億ドルとも整合する。将来の時価総額は全社の金額で、配当・買い戻しは株式報酬と増資額を控除した正味である。155億ドルを真の時価総額と誤認した判定を独立の投資助言にしない。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。基本8.0%+quality1.0%=9.0%。近い金融業のアライ等の9.2%とほぼ同水準だが、管理顧客の厚みはわずかに有利。買収固有の不確実性をkへ二重に上乗せせず確率で反映する。

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英国の預金基盤と米英の市場業務が収益を支える。信用循環と資本規制を織り込んでも、10年価値には厚い安全域がある 本質価値との差 +76.1% · 10 年 割安(年 +16.2%) 割安 ウエスタン・ユニオンWU 現金受取の送金網には寿命があるが、手数料の堀は薄い。減配と競争を重く見込んでも、残るオーナー利益に対して割安 本質価値との差 +74.3% · 10 年 割安(年 +17.9%) 割安 SLMSLM 民間学生ローンで首位の集客力は強い。信用損失と売却益の不安定さを割り引いても、10年の株主価値は割安圏にある 本質価値との差 +70.8% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +63.9% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 NWGNWG 英国の預金と法人取引に堀があり、買収後の運用事業も伸びる。信用循環を厚く見積もっても10年価値に安全域がある割安株。 本質価値との差 +58.6% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 イタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB ブラジル最大の民間銀行として堀は厚いが、政治と金融技術の競争には注意が要る。10年の本質価値は基準時価総額を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +55.0% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 FUTUFUTU 海外展開と高い資本効率に成長余地が残る。中国規制と手数料低下は重いが、10年の期待価値は現在の時価総額を上回り、割安とみる。 本質価値との差 +48.1% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 RITMRITM 住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 KBフィナンシャル・グループKB 韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ブリッシュBLSH 規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フリーダム・ホールディングFRHC 証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高 本質価値との差 −75.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ストラテジーMSTR 世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。 本質価値との差 −95.5% · 10 年 割高(年 −5.0%)

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読んだ資料

  1. Rocket Companies Form 10-K(2025年12月期、業績・買収・管理債権・サービス内訳)
  2. Rocket Companies Form 10-Q(2026年6月末、業績・管理・A/L株式・ガバナンス)
  3. Mortgage Bankers Association 2026年10月11日予測(住宅ローン組成規模・金利)

分析日 2026-10-28