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ストラテジー MSTR

世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5.81 ドル20 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)130.5 ドル460 億ドル差 −95.5%
10 年後から見ると 割高 価値 5.81 ドル20 億ドル · 差 −95.5% · 期待の年率 −5.0%
期待の年率リターン(10 年)−5.0%資本コスト比 −15.5 pt
推定の資本コスト10.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 10.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ストラテジーは、企業分析ソフトを売りながら、世界最大規模のビットコインを保有する金融資産会社に変わった。筆者の結論は割高である。事業利益の蓄積ではなく、ビットコインの相場と資本市場からの調達に普通株主の取り分が左右されるためだ。2026年10月25日時点の保有量は84万8517枚で、発行上限の約4%に達している。

強みは、これだけの現物を保有する上場企業としての認知度と、普通株・転換社債・優先株を使い分ける資金調達力である。会社はドル建ての準備金を積み、優先株の買い戻しも始めた。ただしビットコイン自体は利息も営業収入も生まず、株主は直接保有や現物ETFでも相場上昇を享受できる。差別化できるのは割安な資金を調達して、既存株主の持ち分に見合うだけのビットコインを増やせる場合に限られる。

2025年の添付データでは売上は約4.8億ドル、純損失は38.5億ドルだった。2026年7〜9月期には一転して、ビットコインの値上がりによる約209億ドルの評価益を会社が暫定開示した。これは顧客から受け取った現金ではなく、翌期に反転しうる。2035年末の中立ではビットコイン95万枚と相場12万ドルを想定するが、優先株・負債・税と新規株式発行の対価を引くと、現在の市場価値に十分な安全域は生まれない。

10年後の五つの道を資本コスト10.5%で現在価値に戻すと、添付の株数による時価総額に対する差は約マイナス96%となる。最新の会社公表株数で比較すれば割高さはさらに大きい。この数値はビットコインに客観的な永久価値を見いだした結果ではなく、価格の不確実性と、普通株より先に支払いを受ける資金の重さを正面から織り込んだ試算である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず現金がどこから生まれるかを問う。ビットコインの値上がりは保有者を豊かにしうるが、事業の競争力によって繰り返し稼ぐ利益ではない。会社は保有を続けるだけでは優先株の配当を払えず、新株発行かビットコイン売却が必要になる。価格の上昇が長く続くと決めてしまえば高い値段も正当化できるが、それは安定したオーナー利益を持つ事業を買う判断とは違う。

普通株主が手にする価値は、まずビットコインの売れる額から負債と優先株の請求権を引き、さらに税と売却費用を差し引いた残りである。保有枚数が増えても、資金を出した新しい投資家の取り分まで旧株主の利益にしてはいけない。ソフト事業はこの大きな貸借対照表を支えるほどの利益を生んでおらず、AIエージェントによる代替を考えると高い成長価値は認めにくい。

一方で、早期からビットコインを財務の中心に据え、資金調達の市場を切り開いた経営の一貫性は評価できる。相場が高騰し、低い費用で新株を発行できれば、既存株主に利益が残る可能性はある。だが先の読めない資産価格に事業の永久倍率を掛けることはできない。優先株という先順位の資金が厚くなった現在、十分な安全域を求めるなら、保有資産に対して高い値段を払う理由は薄い。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ方は、ビットコインを保有する財務事業と、企業分析ソフトの二層に分かれる。前者に顧客売上はない。会社が普通株や優先株、転換社債を発行して現金を集め、ビットコインを買う。相場が上がれば保有資産の評価額は上がるが、現金を得るには売却や追加調達が必要になる。2025年末の保有量は67万2500枚、2026年10月には84万8517枚となった。2026年からは必要に応じて一部を売り、優先株の配当にも充てている。

2025年の会計上のソフト売上は4.77億ドルで、4本の収益源がある。クラウド契約から得るサブスクリプションは約1.76億ドル、既存の導入企業への保守は2.04億ドルで、両者が中心だ。従来型ライセンスは0.40億ドル、導入支援や教育などは0.58億ドルだった。クラウド移行で定期収入は増えるが、従来型の保守やライセンスは減る。2026年4〜6月期には総売上が前年同期比6.9%増となり、クラウドへの移行が収益を押し上げた。

ソフトの単価と有償契約社数は細かく公表されないため、外部の導入企業検出数を数量の近似に用いる。これは実際の契約数ではない。2025年の各収益を同じ基準社数で割り、平均的な年間収入を計算することで、数量減少と料金変化を分けた。AIエージェントが画面を介さずデータを扱うようになれば、契約人数と操作画面の価値が減る。導入支援の工数も減るとみる。

ビットコインの時価評価損益は2025年から損益計算書に入るが、ソフトの売上とは決して混ぜない。仮に相場が年間で大幅に上がり、会計利益が急増しても、その分だけ配当可能な現金が生まれるわけではない。経済価値は保有枚数と売却可能価格から、そこに掛かる借入金・優先株の請求権・税を控除して初めて普通株に届く。

優良さと弱いところ

ビットコインを84万枚超保有する規模には、資本市場での知名度という利点がある。大口の取得実績と資産保管の仕組みを持ち、優先株の複数の設計を通じて異なる投資家から資金を集められる。しかし、保有枚数そのものは競合に対する価格決定権ではない。ビットコインの交換価格は世界市場が決め、現物ETFや直接保有という代替手段には契約上の乗り換え費用もない。堀、すなわち競合に模倣されにくい超過利益の源は弱い。

良い資本配分だったかを測る物差しは、単なる総保有枚数の伸びではない。普通株一単位の経済的請求権に帰属する純ビットコイン量が、資金調達の費用を超えて増えたかが大切だ。会社のいうBTC Yieldは通常の運用利回りでも株主収益率でもない。株価が保有資産に対して十分高ければ新株発行は旧株主に有利になりうるが、その条件が崩れると逆に薄まる。2025年の添付資料でも株数は大きく増え、2026年にも発行が続いた。

2026年の新たな制度は前進である。ドル準備金を確保し、配当と利息に備え、割安になった優先株を買い戻す仕組みを整えた。だが、その原資も相場が悪ければビットコインの売却か追加発行になる。2025年末の会計上の自己資本510.4億ドルには、普通株に先立つ中間資本の優先株約69億ドルが含まれる。普通株の安全性を、この帳簿上の厚みだけから判断してはいけない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ビットコインは供給上限が2100万枚と定められ、2026年10月のストラテジーの保有量は上限の約4.04%に相当する。企業保有者では抜きん出ており、日本のメタプラネットや米国のトゥエンティワン・キャピタルはそれぞれ約4万枚台である。ただし、規模が大きいからその分の収益が自動的に増えるわけではない。価値は、現物の希少性を投資家が今後も高く評価するかに依存する。

最大の競合は同業の保有会社だけではない。ブラックロックの現物ビットコインETF、その他の上場投信や取引所での直接保有は、借金や優先配当の層を経ずに価格に連動できる。ストラテジーの普通株は、より強い上昇への賭けと、資本市場にアクセスする会社への評価が一体になった商品である。現物への需要が増えても、企業の株式に資産価値を超える対価を払い続ける必要はない。

従来の資産運用会社では、顧客から預かる資産残高に手数料率を掛けて売上を得る。しかしストラテジーは他人の資産を運用して報酬を得る会社ではない。したがって、世界の運用資産市場が拡大するという業界ノートの前提を売上にそのまま使うのは誤りだ。ここでは保有ビットコインの枚数を世界供給量と会社シェアから考え、時価は別の価格仮説として示す。

ソフト部門ではマイクロソフトのパワーBIやセールスフォースのタブロー、クリックなどが競う。外部調査の導入企業ベースではパワーBIとタブローが大きく、旧マイクロストラテジーの比率は数%以下にとどまる。ただし利用企業の検出比率は正式な売上シェアではない。10年後はAIエージェントが分析画面や定型レポートを代替し、データと権限管理の一部だけが残る可能性が高い。

資本政策と M&A

2020年以降の最大の資本政策は、ソフトの自社株買い中心の会社から、株式と転換社債でビットコインを買う会社への転換である。2024年と2025年には株数が急増した。2026年7月までに、市場で随時発行する仕組みから年初来170.6億ドルを調達したと会社は開示している。その全額が普通株による調達ではなく、STRCなど優先株の発行も含む。

2026年6月には、優先株の買い戻し枠10億ドルと普通株の買い戻し枠10億ドルを設定した。2026年10月19〜25日の週にはSTRCを約2.05億ドル買い戻したが、普通株の買い戻し枠は未使用のままだ。優先株の利払いにあたる配当と借入利息を支えるため、10月25日時点ではドル準備金48.3億ドルと別枠の現金2.42億ドルを保有する。普通株への配当額や長期の還元率は約束していない。

これまでの買収より重要なのは、普通株・優先株・転換社債のどれで資金を調達するかである。資本市場が好調な時には保有枚数を増やせるが、低迷時には償還と配当のために売却を迫られる。普通株主への正味還元は自社株買いと配当から株式報酬および新株発行の払い込みを引いて扱う。優先株の配当を普通株主への還元として加算しない。合意済みの買収や上場廃止の計画、継続企業への重大な疑義の注記は確認した資料では見当たらない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ビットコインが国際的な価値保存資産として定着するなら、約85万枚もの現物を集めた先行者には大きな価値がある。供給上限は増えない。年金や企業の保有比率がまだ低い段階なら、資金流入が少し増えただけで現物価格が大きく動く可能性がある。2035年に世界全体の価格が大幅に上がるなか、会社は保有シェアも広げられる。

もう一つの強みは資本市場へのアクセスだ。2026年には複数種類の優先株を発行し、ドル建ての配当準備金と買い戻し制度まで整えた。STRCの市場価格が割れる時に安く買い戻し、支払うべき配当を減らす判断は既存株主の価値を改善する。直接のビットコイン保有では提供しにくい、異なる優先順位の投資商品を生み出す技術もある。

値上がりが長く続けば、保有現物を一部換金して利息と配当を賄える。相場上昇で生まれる利益をすべて再投資せず、優先株の整理に回せば普通株の請求権は厚くなる。ソフトもクラウドへの移行を終え、少数の大企業向けの信頼できるデータ基盤として残る。楽観では保有枚数が130万枚になり、ビットコインの世界的な需要拡大が資本構成の重さを凌駕する。

慎重な見方

ビットコインを持つだけで独占的な収入は生まれない。現物の価格を上げられるのは市場参加者全体であり、会社の経営力ではない。ブラックロックなどの現物ETFや直接保有が普及するほど、同じ現物を手に入れるために上場会社の普通株を買う必要はなくなる。保有規模が世界一でも、企業の株式に上乗せして支払うべき価値は限られる。

会社はビットコインの相場が低迷しても、優先株への配当と借入金利を払い続ける。2026年10月時点の先順位請求権は合計でおよそ200億ドルあり、普通株の持ち分を先に吸収する。ドル準備金は役立つが、恒久的な収益源ではない。現金が尽きれば保有ビットコインを売るか、新株を安い価格で発行するしかない。上昇局面では調達が有利でも、下落局面では自己増殖的な希薄化と売却が起きうる。

ソフトは競争が厳しい。マイクロソフトやセールスフォースは販売網と製品群で優位にあり、AIエージェントがレポート作成を代替すれば、座席と利用画面に結びついた売上が細る。会社が唱えるBTC Yieldは営業利益の利回りではない。現物の評価益が会計上の利益を大きくしても、現金が入らず、配当を約束できない以上、利益の倍率で高く評価するべきではない。

どちらに重みを置いたか

資本市場への先行者利益は認めるが、10年の予測可能性では慎重な見方が勝る。上側二つの確率を24%、下側二つを42%とした。株価の荒さそのものを資本コストに二重に上乗せせず、相場低迷と資金調達の悪循環を悲観の価値と確率に反映した。中立でもビットコインの名目価格は上がるが、発行された新株と優先株の請求権を差し引くと、現在の普通株の市場価値を十分に裏付けられない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 133.91 ドル472 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 −71.71 ドル−253 億ドル)。 今の値に割り戻すと 5.81 ドル20 億ドル、今との差 −95.5%、 期待の年率 −5.0%(資本コスト 10.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 525.48 ドル1,853 億ドル −170.20 ドル−600 億ドル +172.2% +7.8% 28.42 ドル100 億ドル
やや楽観 16% 256.00 ドル903 億ドル −113.46 ドル−400 億ドル +9.2% +0.6% 22.81 ドル80 億ドル
中立 34% 97.01 ドル342 億ドル −79.42 ドル−280 億ドル −86.5% −9.4% 5.98 ドル21 億ドル
やや悲観 26% 45.39 ドル160 億ドル −34.04 ドル−120 億ドル −91.3% −13.9% 2.95 ドル10 億ドル
悲観 16% 38.29 ドル135 億ドル −25.53 ドル−90 億ドル −90.2% −14.7% 2.04 ドル7 億ドル
加重平均100% 133.91 ドル472 億ドル−71.71 ドル−253 億ドル −52.3% −5.0% 62.20 ドル219 億ドル

今の株価時価総額 130.51 ドル460 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 楽観:世界のデジタル金需要が膨らみ130万BTCまで増加 利益 195 億ドル · PER 9.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 525.48 ドル1,853 億ドル

2035年末、ビットコインは主要な価値保存資産の一角に入り、世界全体の供給上限の約6.2%に当たる130万枚を会社が保有する。価格は28万ドルとなり、現物の時価は3640億ドルに達する。保有量は2026年秋から約45万枚増えるが、新株発行だけでなく優先株と資産売却益も使い、経済的な保有率を高める。現物ETFとの競争は続くものの、資金調達商品を組成する会社の役割が残る。

優先株の請求権は500億ドルに増えるが、準備金100億ドル、借入金180億ドル、評価益に伴う税の見積り350億ドルを控除しても、普通株には大きな残余がある。ソフトはAIによる画面操作需要の縮小を受けるが、既存顧客の移行を支える契約が残る。会計上の最終年利益には、現物価格が前年から上がったことによる評価益が中心として入る。10年間のGAAP損益累計は約2100億ドルで、新株等による正味の資本受け入れは600億ドルと想定する。

  • ビットコイン財務・デジタル資本:数量 1,300,000(保有BTCの枚数(世界の供給上限2100万枚×自社保有シェア))× 価格 0.00(BTC当たり顧客売上はゼロ(相場はhow・storyに別掲))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。保有枚数1,300,000 BTC×2035年末想定相場280,000ドル(資産時価3640億ドル)。顧客売上と営業利益はゼロ。相場変動の会計評価損益はadjust_okuへ。世界上限2100万枚のうち約6.2%。
  • クラウド・サブスクリプション:数量 9,227(外部観測の導入企業数を契約数代理(社、実契約数非開示))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サブスク売上(億ドル/社))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量1.00倍・年収入単価1.15倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 既存製品の保守・更新:数量 8,489(外部観測の導入企業数を保守対象の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間保守売上(億ドル/社))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.92倍・年収入単価1.15倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 従来型製品ライセンス:数量 8,304(外部観測の導入企業数をライセンス利用代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間ライセンス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.90倍・年収入単価1.05倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 導入コンサル・研修等:数量 7,197(外部観測の導入企業数をサービス受注先の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サービス売上(億ドル/社))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.78倍・年収入単価1.30倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。

倍率:資本コストkは10.5%。10年後のGAAP純利益195億ドルに対して自己資本3210億ドルなのでROEは6.1%であり、kを下回る。この場合は超過収益力を評価できず、SCHEMA §1-1の正当化PERの上限は1÷k=9.5238倍となる。上限以下の9.5倍を適用した。ビットコインの評価益は実現性と反復性に限界があり、現物の保有規模だけを理由として倍率を上乗せしない。優先株と負債の負担を別の純現金として加算することもせず、余った現金はゼロとする。現在や過去の市場PER・PBRから倍率を決めていない。

確率:ビットコインの制度的採用に加え、巨額の追加保有と割安な資本調達が10年続く必要がある。実現の条件は多く、確率は低くする。

やや楽観 16% やや楽観:19万ドルのBTCと多様な資金調達が両立 利益 95 億ドル · PER 9.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 256.00 ドル903 億ドル

ビットコインは制度的な保有先として広がり、2035年末の価格は19万ドルとなる。会社の保有は110万枚まで増え、現物時価は2090億ドルとなる。新株と優先株の販売が続くが、2026年のような急速な枚数増加は長続きしない。現物ETFや他の企業保有会社も伸び、会社固有の取引上の優位は縮まる。

ドル準備金90億ドルを持つ一方、借入金140億ドルと優先株300億ドルの先順位請求権が残る。含み益への税を200億ドルと想定しても普通株の残余は大きい。ソフトはクラウド売上を維持するが、AIエージェントが従来型の保守とコンサルの数量を削る。2026年の大きな評価損益を含む10年累計のGAAP利益は約930億ドル、正味の株主資金流入は400億ドルと想定する。

  • ビットコイン財務・デジタル資本:数量 1,100,000(保有BTCの枚数(世界の供給上限2100万枚×自社保有シェア))× 価格 0.00(BTC当たり顧客売上はゼロ(相場はhow・storyに別掲))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。保有枚数1,100,000 BTC×2035年末想定相場190,000ドル(資産時価2090億ドル)。顧客売上と営業利益はゼロ。相場変動の会計評価損益はadjust_okuへ。世界上限2100万枚のうち約5.2%。
  • クラウド・サブスクリプション:数量 8,304(外部観測の導入企業数を契約数代理(社、実契約数非開示))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サブスク売上(億ドル/社))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.90倍・年収入単価1.12倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 既存製品の保守・更新:数量 7,843(外部観測の導入企業数を保守対象の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間保守売上(億ドル/社))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.85倍・年収入単価1.12倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 従来型製品ライセンス:数量 7,382(外部観測の導入企業数をライセンス利用代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間ライセンス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.80倍・年収入単価1.08倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 導入コンサル・研修等:数量 6,459(外部観測の導入企業数をサービス受注先の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サービス売上(億ドル/社))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.70倍・年収入単価1.25倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。

倍率:資本コストkは10.5%。2035年末のGAAP純利益95億ドルを自己資本1840億ドルで割ったROEは約5.2%であり、kに届かない。利益を再投資しても資本コストを超える価値創造は認められないため、正当化PERの上限は1÷k=9.5238倍となる。上限以下の9.5倍を適用する。現物の値上がりが続いても、評価益は顧客への継続的な販売利益ではなく、これを根拠に永久成長の倍率を高めない。余った現金の上乗せはゼロである。現在や過去の市場倍率を参照せず、利益と資本効率に基づいて評価する。

確率:機関投資家の保有拡大はありうるが、直接保有と現物ETFの普及が会社株の割高な発行を難しくするため、上振れを限定する。

中立 34% 中立:現物は値上がりするが優先株と希薄化が残る 利益 36 億ドル · PER 9.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 97.01 ドル342 億ドル

2035年末、ビットコイン価格は12万ドルとなり、2026年秋から名目で緩やかに上昇する。会社は現物ETFと直接保有に押されて持分を大きく増やせず、保有枚数は95万枚にとどまる。世界供給量の約4.5%という地位は守るが、保有の大きさだけで資金調達の優位を永久には維持できない。長期的には新株を高く発行できる局面と、優先株の配当を優先せざるをえない局面が交互に来る。

保有現物の時価1140億ドルに対し、準備金65億ドル、借入金80億ドル、優先株180億ドルを見込む。税の見積り75億ドルも控除すると、普通株の持分は870億ドル程度である。ソフトはAIエージェント代替によって操作画面の席数と保守契約が減る。2025年の売上には届かず、企業の本業からの現金が財務事業の固定負担を支える構図にはならない。10年間のGAAP損益累計は約260億ドルと見込み、正味の増資等による普通株主への還元はマイナス280億ドルである。

  • ビットコイン財務・デジタル資本:数量 950,000(保有BTCの枚数(世界の供給上限2100万枚×自社保有シェア))× 価格 0.00(BTC当たり顧客売上はゼロ(相場はhow・storyに別掲))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。保有枚数950,000 BTC×2035年末想定相場120,000ドル(資産時価1140億ドル)。顧客売上と営業利益はゼロ。相場変動の会計評価損益はadjust_okuへ。世界上限2100万枚のうち約4.5%。
  • クラウド・サブスクリプション:数量 7,843(外部観測の導入企業数を契約数代理(社、実契約数非開示))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サブスク売上(億ドル/社))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.85倍・年収入単価1.10倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 既存製品の保守・更新:数量 6,920(外部観測の導入企業数を保守対象の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間保守売上(億ドル/社))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.75倍・年収入単価1.10倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 従来型製品ライセンス:数量 6,920(外部観測の導入企業数をライセンス利用代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間ライセンス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.75倍・年収入単価1.05倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 導入コンサル・研修等:数量 5,998(外部観測の導入企業数をサービス受注先の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サービス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.65倍・年収入単価1.20倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。

倍率:資本コストkは10.5%。2035年末のGAAP純利益36億ドルに対して自己資本1050億ドルなのでROEは約3.4%であり、kを大幅に下回る。したがって、正当化PERの上限は1÷k=9.5238倍である。事業の追加投資による超過利益を期待できず、保有ビットコインの公正価値評価益も再現性のある事業利益とは区別する。上限以下の9.5倍を適用し、余った現金を追加しない。現物保有の帳簿価値を別途加算すると二重計上になるため行わない。現在や過去の市場PER・PBRを基準とせず、利益と資本コストだけで倍率を制限する。

確率:現物の名目値上がりと保有枚数の緩やかな増加は可能だが、ソフトの縮小と優先配当負担が続く落としどころ。

やや悲観 26% やや悲観:調達鈍化と保有BTCの縮小 利益 −19 億ドル · PBR 0.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 45.39 ドル160 億ドル

現物ETFの普及によって会社株式に保有資産以上の価値を払う理由が薄れ、ビットコイン価格は2035年末に7万ドルへ下がる。会社は調達した資金を新規取得よりも優先株の配当と借金の管理へ振り向け、保有量は80万枚になる。価格が下がるだけでなく、現物の量も2026年秋より少なくなる。ソフトではAIによる定型分析の自動化と、マイクロソフトやタブローへの移行が同時に進む。

現物時価560億ドルに対して、準備金40億ドル、借金70億ドル、優先株140億ドルを見込む。資金調達が閉ざされた局面で保有現物の大規模な売却を迫られ、市場への影響による40%の換金価値低下と処理費用6億ドルを見込むと、普通株へ届く税後の売却可能価値は160億ドルにとどまる。2035年のGAAP純利益は相場下落による評価損で赤字となる。期間のGAAP損益累計は評価損とソフトの縮小、資産処分に伴う追加損失を含んでマイナス120億ドルとする。資金調達が難しくなるまでの増資による正味還元はマイナス120億ドルであり、自己資本は現在とほぼ同じ水準にとどまる。

  • ビットコイン財務・デジタル資本:数量 800,000(保有BTCの枚数(世界の供給上限2100万枚×自社保有シェア))× 価格 0.00(BTC当たり顧客売上はゼロ(相場はhow・storyに別掲))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。保有枚数800,000 BTC×2035年末想定相場70,000ドル(資産時価560億ドル)。顧客売上と営業利益はゼロ。相場変動の会計評価損益はadjust_okuへ。世界上限2100万枚のうち約3.8%。
  • クラウド・サブスクリプション:数量 6,459(外部観測の導入企業数を契約数代理(社、実契約数非開示))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サブスク売上(億ドル/社))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.70倍・年収入単価1.05倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 既存製品の保守・更新:数量 5,536(外部観測の導入企業数を保守対象の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間保守売上(億ドル/社))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.60倍・年収入単価1.07倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 従来型製品ライセンス:数量 4,614(外部観測の導入企業数をライセンス利用代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間ライセンス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.50倍・年収入単価1.02倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 導入コンサル・研修等:数量 5,075(外部観測の導入企業数をサービス受注先の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サービス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.55倍・年収入単価1.10倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。

倍率:構造的な負けの筋書きなので、正の利益にPERを掛ける方式ではなく、売却可能な資産を基準とする。2035年末のBTC80万枚×7万ドル=560億ドルに現金40億ドルを加え、借金70億ドルと優先株140億ドルを控除する。さらに危機時の大量売却に伴う40%の価値低下224億ドルと処理費用6億ドルを差し引くと、普通株に帰属する税後の売却可能価値は160億ドルとなる。PBRの基準は積み上げた将来の自己資本ではなく、2025年末の自己資本510.4億ドルである。160÷510.4=0.31347962倍となり、中立の実効PBR342÷1050=0.325714倍を下回る。10年間のGAAP損益累計マイナス120億ドルと正味還元マイナス120億ドルにより、2035年末の自己資本も510.4億ドルとなる。過去の谷のPBRを根拠にしておらず、稼ぐ力ではなく処分可能資産の残額で評価した。

確率:ビットコインの長期停滞と、株式・優先株の調達条件悪化は個別に起こりうる。2026年の相場急変と固定負担を踏まえ、厚く見る。

悲観 16% 悲観:価格の長期停滞と資産売却で普通株の残余が痩せる 利益 −60 億ドル · PBR 0.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 38.29 ドル135 億ドル

ビットコインは世界的な価値保存資産としての信頼を一部失い、2035年末の価格は5万ドルとなる。安値が長く続くため優先株の調達市場が細り、現物を売って配当や償還資金を捻出する。保有は60万枚まで減り、世界の供給上限に対する持分も約2.9%へ落ちる。競合は会社の資金調達構造を模倣するより、直接の現物保有手段を売ることで顧客を集める。

現物時価300億ドルと現金30億ドルに対して、借入金60億ドルと優先株120億ドルが先に支払われる。残額は150億ドルだが、危機時の売却値引き5%を考えると普通株に残るのは135億ドル程度である。ソフトの売上もAIエージェントによる画面と工数の代替で約半分に縮む。2025年末からの累計GAAP損失は約330億ドル、資金調達が閉じる前の正味増資は90億ドルとし、普通株は大幅な損失を負う。

  • ビットコイン財務・デジタル資本:数量 600,000(保有BTCの枚数(世界の供給上限2100万枚×自社保有シェア))× 価格 0.00(BTC当たり顧客売上はゼロ(相場はhow・storyに別掲))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。保有枚数600,000 BTC×2035年末想定相場50,000ドル(資産時価300億ドル)。顧客売上と営業利益はゼロ。相場変動の会計評価損益はadjust_okuへ。世界上限2100万枚のうち約2.9%。
  • クラウド・サブスクリプション:数量 4,614(外部観測の導入企業数を契約数代理(社、実契約数非開示))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サブスク売上(億ドル/社))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.50倍・年収入単価0.98倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 既存製品の保守・更新:数量 3,691(外部観測の導入企業数を保守対象の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間保守売上(億ドル/社))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.40倍・年収入単価1.00倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 従来型製品ライセンス:数量 2,307(外部観測の導入企業数をライセンス利用代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間ライセンス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.25倍・年収入単価0.90倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。
  • 導入コンサル・研修等:数量 3,691(外部観測の導入企業数をサービス受注先の代理(社))× 価格 0.00(観測導入企業1社当たり年間サービス売上(億ドル/社))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。2025年の導入企業代理9,227社に対し数量0.40倍・年収入単価1.00倍。AIエージェント代替と競争・契約移行を織り込む。実契約件数は未開示。

倍率:金融資産保有会社の例外としてPBRを使う。2035年末のBTC 600,000枚×50,000ドル=300.0億ドル、ドル準備金等30、有利子負債60、優先株の先順位請求権120、含み益税0を差し引いた普通株の試算純資産は150.0億ドル。添付factsの2025年末自己資本510.4億ドルは優先株を含むため、2035年の包括的な自己資本270億ドルに対する見かけのPBR0.500000倍は、普通株残余の倍率とは異なる。ビットコイン価格変動によるGAAP利益は反復する顧客利益ではなく、正当化PERを当てるのは不適切。過去のPBRや現在の株価から倍率を決めていない。営業利益から測る継続的な稼ぐ力が乏しいため、過去の谷のPBRを援用せず、現物と現金の税後換金価値135億ドルで測る。生き残りの期待を加えていない。

確率:現物価格の下落と保有BTCの売却が重なり、劣後する普通株の残余が大幅に減る事態は否定できない。ただし準備金と一部資産が残る。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

ビットコイン財務・デジタル資本

自社保有の現物ビットコイン。顧客から運用報酬を受け取る事業ではなく、評価差額は会計上の損益に計上される。

数量保有BTCの枚数(世界の供給上限2100万枚×自社保有シェア)価格BTC当たり顧客売上はゼロ(相場はhow・storyに別掲)売上営業利益
今 2025/12 672,500 0.00 0 0
10 年後 中立 950,000 0.00 0 0

取り方:2025年末672,500 BTCは会社10-Kの現物保有量。平均取得原価ではなく年末価格約87,515ドル×枚数=評価資産588.54億ドルで、顧客への販売量・売上はゼロ。2025年の公正価値損失54.03億ドルは売上ではないためセグメント売上と混ぜず、全社損益と評価差額の調整で扱う。2026年10月25日848,517BTCへの増加は10年の数量シナリオの出発点。

クラウド・サブスクリプション

Strategy Oneなどのクラウド分析を契約期間で提供。利用画面に依存する席型業務ソフトで、AIエージェント代替の対象。

数量外部観測の導入企業数を契約数代理(社、実契約数非開示)価格観測導入企業1社当たり年間サブスク売上(億ドル/社)売上営業利益
今 2025/12 9,227 0.00 2 0
10 年後 中立 7,843 0.00 2 0

取り方:2025年会社10-Kのサブスク収益1.75657億ドル。6senseの旧MicroStrategy導入検出数9,227社(2026年時点)を契約数量の粗い代理に採用し、総売上÷代理社数で単価を逆算。課金席数・契約数と検出社数は一致しないため、この単価は正規の顧客ARPUではない。2026年Q2は移行で前年同期比54%増。2035年中立はAIエージェント代替で数量0.85倍、価格1.10倍。

既存製品の保守・更新

導入済みのソフトへの技術支援と更新。契約期間はおおむね1年で、クラウド移行とAIによる自動運用で縮む。

数量外部観測の導入企業数を保守対象の代理(社)価格観測導入企業1社当たり年間保守売上(億ドル/社)売上営業利益
今 2025/12 9,227 0.00 2 0
10 年後 中立 6,920 0.00 2 0

取り方:2025年10-Kの保守収益2.04225億ドルを6sense検出数9,227社で割った有効単価。実際の保守契約者数や単価が開示されないため市場×シェアの代理値である。2025年は前年比16.2%減、2026年上期もクラウド移行で減少。AIエージェント代替で中立数量0.75倍、価格1.10倍。保守が記録の正本という定量的証拠2点はない。

従来型製品ライセンス

オンプレミスおよび顧客管理環境向けライセンス。旧型製品のサポート終了が収益減少を早める。

数量外部観測の導入企業数をライセンス利用代理(社)価格観測導入企業1社当たり年間ライセンス売上(億ドル/社)売上営業利益
今 2025/12 9,227 0.00 0 0
10 年後 中立 6,920 0.00 0 0

取り方:2025年10-Kのライセンス収益0.39674億ドルを導入検出企業9,227社で割った有効単価。導入企業が全社で同時に有償ライセンスを購入するという意味ではない。既存オンプレミスのフルサポートは2026年末で終了予定。中立ではAIエージェント代替とクラウド移行を背景に数量0.75倍、価格1.05倍を予想。

導入コンサル・研修等

導入支援、コンサルティング、教育。人月・工数で売る部分がAIエージェント代替の直撃を受ける。

数量外部観測の導入企業数をサービス受注先の代理(社)価格観測導入企業1社当たり年間サービス売上(億ドル/社)売上営業利益
今 2025/12 9,227 0.00 1 0
10 年後 中立 5,998 0.00 0 0

取り方:2025年10-Kのその他サービス0.57677億ドルを導入検出企業9,227社で割った代理値。実件数・人月・請求単価は非公表で、同一顧客がサービスを買わない年もあるため誤差が大きい。AIエージェント代替の人月型として中立数量0.65倍、価格1.20倍(物価1.41倍を下回る)とする。

リスクと懸念

ビットコインの価格と財務諸表の変動

会社が保有する現物は、投資家の需要で値段が決まり、経営者が販売価格を決められる商品ではない。2025年の純損失38.5億ドルは保有現物の会計評価損を大きく含み、2026年7〜9月期には評価益約209億ドルが暫定計上された。値上がりは現金流入ではない。2026年の反転を永続利益と見誤ると、本質価値を大幅に過大評価する。

優先株と転換社債の先順位請求権

STRCなどの優先株は普通株より先に分配を受ける。2026年10月時点で借入金は約67億ドル、優先株の名目請求権は約133億ドルとなり、優先株の一部は年10〜12%の高い現金配当を要する。ビットコインが値下がりしても支払いの約束は消えない。普通株の取り分は、現物価値の減少率より深く傷むことがある。

新株発行とBTC Yieldの読み違い

発行株数は添付データの2026年中頃の3.53億株から、2026年10月末には会社開示で約4.22億株へ増えた。普通株に帰属する現物枚数を見ずに総保有量だけを見ると、増資が価値を生んだか判断できない。会社が公表するBTC Yieldは会社自身も伝統的な投資利回りではないと断っている。将来の調達では新しい投資家の払い込みを正味還元から控除する必要がある。

ドル準備金が減り、現物売却を迫られる危険

2026年10月25日時点のドル準備金は48.3億ドルであり、配当と借入金利の支払いに充てる目的を持つ。別枠の現金は約2.42億ドルにすぎない。ソフト事業が巨額の優先配当を継続的に賄うわけではなく、資本市場が閉じれば現物売却が必要になる。安値での売却が続くと、長期保有という資本配分の柱自体が揺らぐ。

現物ETFと直接保有による会社独自の価値の低下

ブラックロックなどの現物ETFや取引所での直接保有は、同じ相場への経済的なエクスポージャーを比較的単純に提供する。会社の普通株を選ぶ意義は、希薄化を超えて現物持分を増やす資本配分の技術に限られる。株価が純資産に近づくと、新株を高く発行する循環が止まり、他の保有会社との規模の差も株式のプレミアムを保証しない。

AIエージェント代替とソフト部門の縮小

分析画面の操作や定例報告をAIエージェントが代行すると、クラウドの席数、ライセンス、保守契約と人手の導入支援が減る。Strategy Oneには統合されたデータ定義や権限管理の価値があるが、解約率5%未満などの定量的な堀の証拠は確認できない。中立ではクラウドの契約数量を0.85倍、導入支援の数量を0.65倍として、過去のクラウド移行による伸びをそのまま延長しない。

支配構造・税・カストディの尾部リスク

議決権の異なるクラスB株と、創業時から続く資本配分への強い方針が、少数の普通株主に対する意思決定の変更を難しくする。保有するビットコインには私鍵の管理、サイバー攻撃、保管業者への依存、税制変更、規制による流動性悪化という特有の危険もある。評価益の繰延税金負債は価格に連動し、流動性の薄い局面で売却すれば帳簿の時価をそのまま受け取れない。

今後の分かれ目

ビットコインの名目価格が10年後に20万ドルを継続的に超え、保有量も110万枚以上へ増えたら
やや楽観以上の筋書きに近づく。新株・優先株の請求権を控除した普通株の現物残余が増えているかで評価を上げる。
現物価格が7万ドルを長期間割り込み、会社のBTC保有枚数が80万枚以下に減ったら
現物の売却が資本維持を優先している兆候であり、やや悲観・悲観の確率を引き上げる。
普通株に帰属する純BTC持分が新株発行後にも3年間増え続け、先順位の負担が横ばいなら
資本配分の超過価値を確認できる。BTC総保有量だけが増えた場合は評価を変えない。
STRCなどの配当と借入金利の合計がドル準備金の4分の1を超えて、準備金の補充も止まったら
資産の安値売却・追加増資の危険が高まり、普通株の資産価値により大きな処分割引を求める。
ソフトの有償契約・保守更新がAIエージェント導入後も維持され、解約率の低さが定量開示されたら
残存する記録の正本・権限管理部分に限って堀を見直す。会社全体のBTC価格仮説まで同時に上げない。
会社の公表する普通株数が添付の台帳との差をさらに拡大させたら
時価総額の分母を公式のA種・B種の全数で再照合する。株数が古いことを価値上昇と取り違えない。
2026年10月29日公表予定の正式な第3四半期決算で、暫定の評価益や税負担が大きく修正されたら
当期のGAAP利益と自己資本の橋渡しを更新する。ただし未実現評価益を継続的な事業キャッシュフローには置き換えない。

見ておくもの

  • 会社公式開示のBTC総保有枚数、発行上限に対する保有率、純BTC持分の変化
  • BTC現物価格と会社公表のNet Reserve、普通株時価総額に対する比率
  • STRC・STRF・STRK・STRD等の発行残高、各配当率、総年間配当と借入金利
  • ドル準備金と自由に使える現金を分けた残高、支払いに対する準備金の月数
  • 普通株クラスA・クラスBの発行済み株式数と新株発行による払い込み額
  • ソフトのクラウド売上と保守更新売上の入れ替わり、AI導入後の解約率と契約数
  • 2026年7〜9月期の確報、デジタル資産の評価益・損、繰延税額とGAAP純利益
  • 普通株買い戻し枠10億ドルの実際の執行と優先株買い戻しによる配当削減額

倍率と資本コストの決め方

時価総額を先に目標とせず、保有枚数×仮定相場から現物の価値を計算し、ドル準備金を足し、借入金・優先株・評価益への税を先に差し引いた。ソフト部門だけは導入企業の数量代理と契約単価に分け、AIエージェント代替による数量・価格の縮小を積み上げた。会計上の評価益を売上に混ぜたり、恒久的な事業利益として正当化PERを掛けたりしていない。MSTRは顧客から運用報酬を得る資産運用会社と異なり、BTCを持つ資産保有会社なので金融資産の例外としてPBRを使い、優先株を含む帳簿自己資本と普通株の残余資産を区別した。悲観の床は過去の安値PBRでなく、現物を売った時の税後残額から算定した。

資本コストは基本8%と品質調整2.5%から10.5%で、BTCの株価変動をβから加算していない。2035年後のソフト成長率gは0%とし、ビットコイン価格には永久成長率を与えていない。2025年末の添付自己資本510.4億ドルは優先株約69億ドルを含み、2026年会社開示の普通株数422.355百万株は添付352.534百万株を19.8%上回る。したがって台帳による時価総額514.7億ドルと、公表株数での同日換算616.68億ドルは一致しない。比較の分母は指示どおり添付の基準値を使用し、実際の安全域ではより新しい株数も重視した。2026年7〜9月期の評価益209.1億ドルと繰延税18.8億ドルは10月5日の8-Kの監査前推定であり、10月29日の確報では変わりうる。

資本コスト 10.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%に事業品質+2.5%を加えた10.5%。通常の運用会社であるブラックロックの8.2%付近やオルタナティブ運用会社の9%前後より高いが、保有資産が収益を生まず、優先株・借金の固定負担を負うためである。個々の規制・価格下落・支配構造の不確実性は別途確率で扱う。

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割安 ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズBMNR ETH約605万枚の保有は大きいが、値上げ力のある事業とは違う。旧株数による割安判定は無効で、実勢株価には安全域が乏しい 本質価値との差 +284.4% · 10 年 割安(年 +18.9%) 割安 QFINQFIN 中国の与信仲介で規制と信用悪化が利益を直撃し、堀は薄い。それでも長期価値は現在の時価総額を大きく上回り、割安と見る。 本質価値との差 +227.8% · 10 年 割安(年 +26.4%) 割安 フィンボリューション・グループFINV 中国の融資規制で収益力は傷んだが、海外展開と厚い資本が再生を支える。VIEと信用損失を厳しく見ても、長期価値には大きな安全域がある 本質価値との差 +213.6% · 10 年 割安(年 +27.2%) 割安 XファイナンシャルXYF 中国の貸出規制で成長は崩れたが、資産と残る収益力に対して市場評価は極端に低い。10年価値は割安。ただし回収できる株主価値には大きな不確実性がある 本質価値との差 +148.7% · 10 年 割安(年 +23.5%) 割安 ブラデスコ銀行BBD ブラジル有数の銀行と保険の二重の強みは残るが、信用損失とデジタル競争は重い。10年の本質価値は基準時価総額を約52%上回り、割安と判断する。 本質価値との差 +141.9% · 10 年 割安(年 +21.7%) 割安 ユーロネット・ワールドワイドEEFT ATM・送金・デジタル決済を束ねる希少な基盤。直近の減速を織り込んだ値段は割安で、10年の価値に大きな安全域がある 本質価値との差 +110.0% · 10 年 割安(年 +18.8%) 割安 ルーファックス・ホールディング(Lufax)LU 帳簿上の資産に対して株価は極端に低い。利益回復なら大幅な割安だが、貸倒れと親会社支配が安全域を脅かす 本質価値との差 +82.9% · 10 年 割安(年 +17.4%) 割安 BSBRBSBR ブラジルの銀行基盤は長く残る。独立価値では割安だが、親会社による残余株の株式交換がADR保有の行方を左右する。 本質価値との差 +79.2% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 バークレイズBCS 英国の預金基盤と米英の市場業務が収益を支える。信用循環と資本規制を織り込んでも、10年価値には厚い安全域がある 本質価値との差 +76.1% · 10 年 割安(年 +16.2%) 割安 ウエスタン・ユニオンWU 現金受取の送金網には寿命があるが、手数料の堀は薄い。減配と競争を重く見込んでも、残るオーナー利益に対して割安 本質価値との差 +74.3% · 10 年 割安(年 +17.9%) 割安 SLMSLM 民間学生ローンで首位の集客力は強い。信用損失と売却益の不安定さを割り引いても、10年の株主価値は割安圏にある 本質価値との差 +70.8% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +63.9% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 NWGNWG 英国の預金と法人取引に堀があり、買収後の運用事業も伸びる。信用循環を厚く見積もっても10年価値に安全域がある割安株。 本質価値との差 +58.6% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 イタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB ブラジル最大の民間銀行として堀は厚いが、政治と金融技術の競争には注意が要る。10年の本質価値は基準時価総額を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +55.0% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 FUTUFUTU 海外展開と高い資本効率に成長余地が残る。中国規制と手数料低下は重いが、10年の期待価値は現在の時価総額を上回り、割安とみる。 本質価値との差 +48.1% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 RITMRITM 住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 KBフィナンシャル・グループKB 韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ロケット・カンパニーズRKT 債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ブリッシュBLSH 規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フリーダム・ホールディングFRHC 証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高 本質価値との差 −75.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%)

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読んだ資料

  1. ストラテジー 2025年Form 10-K:BTC保有、ソフト売上内訳、会計と優先株
  2. ストラテジー 2026年第2四半期決算発表(2026年7月30日):財務と資本政策
  3. ストラテジー 2026年10月26日Form 8-K:最新BTC保有量と優先株買い戻し

分析日 2026-10-28