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エリー・インデムニティ ERIE

相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)201.47 ドル105 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)256.8 ドル134 億ドル差 −21.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 201.47 ドル105 億ドル · 差 −21.5% · 期待の年率 +4.2%
期待の年率リターン(10 年)+4.2%資本コスト比 −3.3 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

エリー・インデムニティ(ERIE)は、エリー・インシュアランス・エクスチェンジ(契約者が所有する相互の保険会社。以下エクスチェンジ)から、保険の販売・引受・保険金支払いの事務を請け負う管理会社で、稼ぎの源はエクスチェンジの保険料の最大 25% の管理手数料である。2025 年のエクスチェンジの対象保険料は 129.6 億ドル(前年比 +8.9%)、手数料収入は約 32.1 億ドル、営業利益は約 7.2 億ドルで、保険の引受損失はエクスチェンジが負う。有利子負債はなく、純利益は 2025 年に 5.6 億ドル(財団への一回限りの寄付 1 億ドルを除くと約 6.4 億ドル)。

足もとの材料は 3 つ。(1)エクスチェンジの契約数が 2026 年 6 月に前年比 −2.0%、継続率が 2024 年末の 90.4% から 87.5% へ下がり、保険料の伸びは +3.3% まで鈍った(前年は +9.2%)。(2)値上げの効果は一巡し、自動車保険は競争が強い(会社も市場は競争的と説明)。(3)手数料率は上限の 25% で、率を上げて伸ばすことはできない。

バリュー投資の観点では、資本をほとんど食わず、売上が保険料に連動し、10 年後も残る事業だと見る。ただし伸びは「市場の契約数 × シェア × 保険料の物価連動」でしか出ず、シェアは落ちている。ROE の高さは伸びの根拠にしない。資本コスト 7.5%(基本 8.0% + quality −0.5%)、倍率は利益ベースの正当化 PER の 9 割に置き、余った現金は還元の実績が弱いので額面の半分で足した。確率で加重した 10 年後の価値は 105 億ドルで、今の時価総額 127 億ドルに対し -17%(総合で「やや割高」)。k − g が 4% 台と小さく、悲観側の確率を厚く置いているので、結論は幅をもって読む。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、10 年後もこの事業は残り、堀は広く深いと見る。契約者が所有するエクスチェンジとの管理契約は 100 年続き、手数料率の上限 25% は契約で決まる。資本をほとんど使わず、利益の大半を株主に返せる。引受の損失・巨大災害・運用の損益はエクスチェンジが受け、エリー・インデムニティは保険料の「額」に連動した手数料を受け取る。これは優れた構造である。

オーナー利益で見ると、純利益 6〜7 億ドルのほぼ全てが株主のものになる(伸びに要る元手は小さい)。ただし、いまは分け前を 4 割しか配らず、余った現金(約 17 億ドル)を積み上げている。資本配分は、買収で価値を壊さない点は良いが、取締役を選べるのが B 株だけという構造で、少数株主への還元を急がせる力が弱い。

伸びの質は弱い。成長は「市場の契約数 × シェア × 保険料の物価連動」でしか出ず、契約数は 2 期連続で減り、継続率は落ちた。手数料率を上げられないので、物価並みの値上げ(保険料の上昇)に頼る事業になる。高い ROE は資本効率の良さを示すだけで、伸びの根拠にしない。

安全域は、有利子負債がなく、現金が時価総額の約 15% あり、悲観の筋書きでも事業の利益が残る点にある。予測しにくいのは、エクスチェンジの収益性(合算比率)と手数料率が将来も 25% で保たれるかで、確信度は中程度である。

何で稼ぐ会社か

エリー・インデムニティは 1925 年の創業以来、契約者が出資する相互保険会社のエクスチェンジの「代理人(attorney-in-fact)」として、保険の販売、引受の事務、保険金の支払い、投資の事務までを担い、エクスチェンジの直接および関連会社からの引受保険料の 25% を上限とする管理手数料を受け取る。25% は契約上の上限で、2025 年は発行・更新の事務の手数料が 24.37%、管理サービスが 0.63%。2025 年の対象保険料は 129.6 億ドルで、手数料は 32.1 億ドル(発行・更新 31.3 億ドル)。保険料の 71% が個人向け(自動車・住宅)、29% が商業向け(商業総合・商業自動車・労災)。12 州とワシントン DC で、独立代理店を通じて売る。

費用の中心は代理店へのコミッション(保険料連動)と、成功報酬(代理店の引受成績に連動する報酬)で、2026 年上半期はコミッションが +0.7 億ドル、非コミッション費用は技術の外注減で −5%。手数料収入の約 8 割が事務の費用に消え、営業利益率は 22% 前後。保険の引受損失、巨大災害の損害、運用の損益は、エクスチェンジの剰余金(2026 年 6 月に約 107 億ドル)が受ける。エリー・インデムニティの利益は手数料と、自社の投資(現金・債券・株式 約 19 億ドル)の収益(2026 年上半期 0.46 億ドル)からなる。

売上の源泉は結局エクスチェンジの保険料(契約数 × 平均保険料)なので、契約数が減ると手数料が減り、保険料が上がると増える。保険料の「率」ではなく「額」に連動するので、エクスチェンジの収益性ではなく規模が効く点が、引受を持つ保険会社と違う。

優良さと弱いところ

堀は、契約者が所有する相互会社との 100 年の管理契約そのもの。手数料率の上限 25% は契約で決まっており、エリー・インデムニティが勝手に上げることも、競合が割り込むこともできない。エクスチェンジが別の管理会社に切り替えることは、100 年の関係と支配家族の持ち分から見て考えにくい。独立代理店網、顧客満足度(J.D. パワー 2026 年の大手自動車保険で 3 年連続 1 位)、継続率(2024 年末 90.4%、業界平均を上回る水準)が支える。資本をほとんど使わず(有利子負債なし、設備は小さい)、2025 年の ROE は帳簿で 24.5%、現金を除く事業では 100% に近い。

弱い所は 4 つ。第 1 に、売上の源泉(契約数)が減り始めている。2025 年の契約数は −1.1%、2026 年 6 月は −2.0%、継続率は 87.5% に下がった。第 2 に、手数料率が上限の 25% に張り付いており、伸びは保険料の額(契約数 × 平均保険料)だけ。第 3 に、エクスチェンジの収益性が悪く(合算比率は 2024 年 110.4%、2025 年 104.9%)、剰余金が減れば保険の売りが難しくなる。第 4 に、取締役を選べるのは B 株(2,542 株)だけで、A 株の株主は議決権がない。ガバナンスと資本配分(余った現金を積み上げる)は少数株主の意見が届きにくい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の損害保険は、個人向け自動車・住宅でステート・ファーム(State Farm)、プログレッシブ(Progressive)、ガイコ(GEICO)、オールステート(Allstate)が大きなシェアを持ち、エクスチェンジは住宅で全米 10 位、自動車で 11 位、商業向けで 9 位(AM Best、直接保険料ベース)に位置する。2022〜2024 年は損害の増加(修理費・医療費・巨大災害)に合わせて各社が大幅な値上げを行い、エリーも 2025 年に平均保険料が +9.6%、2026 年 6 月も +6.8% で上がった。値上げで業界の収益性が戻ると、大手が値下げや広告で顧客を取り返す局面に入るとみられる。エリーの契約数が 2026 年 6 月に −2.0%、継続率が 87.5% に下がったのは、この循環の中にいるため。会社は、市場は 2026 年後半も競争的で、広く料率を下げて伸ばすことはせず、利益の伴う成長を優先すると説明している。

構造の変化は 3 つ。(1)自動車保険の直販・テレマティクス(走行データによる料率の細分化):大手の直販が若い顧客から広がる。エリーは新しい自動車保険(エリー・セキュア・オート。10 州で展開、2026 年 5 月にペンシルベニアで開始)とオンライン見積もりの刷新(成約率は旧システムの約 2 倍と会社は説明)で対抗する。(2)人工知能の活用:引受・保険金の事務の効率化(2026 年に保険金の求償と商業引受の支援ツールを導入)が費用を下げる一方、直販の競争力も高める。(3)巨大災害:雹・暴風が増え(2025 年の合算比率に災害が 10.6 ポイント)、エクスチェンジの収益を揺らす。

商業向け(中小事業者)は競争が個人向けより緩いとみられ、エクスチェンジの保険料は 2026 年上半期に商業・住宅が牽引して伸び、自動車が減った。ブローカー(保険の仲介会社。マーシュ・エーオンなど)の収益は料率の循環に連動するが、エリー・インデムニティは契約数と個人向けの値上げ・値下げに連動する。

資本政策と M&A

資本政策は「手数料の約 4 割を配当、残りは積み上げ」。四半期配当は 2025 年 12 月に 7.1% 引き上げ、年間の配当総額は約 2.7 億ドルで純利益の約 4 割。自社株買いは 2026 年上半期の純買い付けがほぼゼロ(自己株は 2,211 万株)。現金・投資は 2026 年 6 月に約 19 億ドル、有利子負債はゼロで、自己資本 24.7 億ドルのうち約 7 割が金融資産。この余った現金は額面どおりに数える。買収・大型投資はない。

B 株(2,542 株)は取締役の選任権を持ち、A 株への転換は 1 株につき 2,400 株、配当は A 株の 150 倍。B 株の大半は H.O. ハート信託が持つ(過去の開示で約 92%)ため、第三者による買収は事実上困難。2026 年 12 月末には CEO のティム・ネカストロが退任予定で(2026 年 2 月発表)、後任は未定。この分析は、まだ起きていない買収・再編を入れず、配当は年 5〜8% 増で続けて残りは現金として積む前提で書いた(特別配当・自社株買いは現金を額面どおりに数えているので価値は変わらない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

エクスチェンジは 2024 年の合算比率 110.4% から 2025 年 104.9%、2026 年 4〜6 月 103.9%(前年 116.9%)へ収益性が戻り、料率の不足は解消へ向かっている。2025 年の値上げ(平均保険料 +9.6%)が効いて収益性が改善した今、継続率の低下は一時的で、会社は広く料率を下げずに商品(エリー・セキュア・オート)と見積もりの刷新で取り戻す。オンライン見積もりの成約率が旧システムの約 2 倍になり、J.D. パワーの顧客満足度で 3 年連続 1 位という質の高さがあるので、契約数は 2027 年に下げ止まり、増加に戻る。商業向け(保険料の 29%)は小規模事業者向けで年 +3% 伸びる。

費用は技術の外注費が減り(2026 年上半期の非コミッション費用 −5%)、人工知能で事務が軽くなり、利益率が 22.5% から 26% へ上がる余地がある。手数料率は 25% のまま、保険料が物価で伸びれば、手数料収入は 10 年で約 1.7 倍、純利益は投資収益も合わせて約 2 倍になる。有利子負債がなく、余った現金も多いので、特別配当や自社株買いの余地もある。

慎重な見方

契約数は 2025 年 −1.1%、2026 年 6 月 −2.0% と悪化し、継続率は 90.4% から 87.5% へ 3 ポイント近く落ちた。2025 年の保険料の伸び(+8.9%)は値上げが作った数字で、値上げの効果が一巡した 2026 年は +3.3% に落ち、契約数の減少が表に出てきた。値上げで顧客を失ったあとの回復は遅い。

自動車保険は大手の直販とテレマティクスが広がり、若い顧客が入ってこない。エクスチェンジの合算比率は 2024 年 110.4%・2025 年 104.9% と 2 年続けて 100% を超え、2026 年 4〜6 月も 103.9% で、本業の引受で赤字が続く。剰余金が減れば保険の売りが難しくなり、競争力を戻すために手数料率を下げる圧力がかかる。手数料率は取締役会が決めるが、上限の 25% から下げれば売上が直接減る。

利益は保険料の伸びと費用の両方に左右される。コミッションの成功報酬が上がり(2026 年 4〜6 月に +9.6%)、技術費の削減は一巡した。B 株が取締役を選ぶ構造のため、余った現金は積み上がる一方で、A 株への還元を急がせる力が弱く、CEO は 2026 年末に交代する。物価が下がらない限り、契約数の減少を値上げで補う構図は長く続かない。

どちらに重みを置いたか

事業の構造(引受リスクがなく資本が要らない、契約で守られた手数料)は強気の見方が正しい。一方、伸びの源泉である契約数が減り、継続率が下がり、エクスチェンジの収益性が 2 年続けて 100% を超える点は慎重な見方が正しい。そこで確率は、10 年は楽観・やや楽観 20%、やや悲観・悲観 46% と悲観側に寄せ、g は個人向けのシェア低下を入れて中立 3.0%、やや悲観 2.0% に下げた。倍率は利益ベースの正当化 PER の 9 割に置き、結果は 10 年で -17%、総合は「やや割高」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 319.81 ドル167 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 66.48 ドル35 億ドル)。 今の値に割り戻すと 201.47 ドル105 億ドル、今との差 −21.5%、 期待の年率 +4.2%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 5% 515.97 ドル270 億ドル 75.35 ドル39 億ドル +130.3% +8.7% 29.57 ドル15 億ドル
やや楽観 15% 450.37 ドル236 億ドル 72.48 ドル38 億ドル +103.6% +7.4% 78.43 ドル41 億ドル
中立 34% 370.63 ドル194 億ドル 69.80 ドル37 億ドル +71.5% +5.5% 149.75 ドル78 億ドル
やや悲観 30% 262.38 ドル137 億ドル 63.49 ドル33 億ドル +26.9% +2.4% 97.76 ドル51 億ドル
悲観 16% 135.78 ドル71 億ドル 56.61 ドル30 億ドル −25.1% −2.8% 30.78 ドル16 億ドル
加重平均100% 319.81 ドル167 億ドル66.48 ドル35 億ドル +50.4% +4.2% 386.29 ドル202 億ドル

今の株価時価総額 256.80 ドル134 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 5% 楽観:契約数が増加に戻り、利益率 26% 利益 14 億ドル · PER 19.6 倍 · 株価時価総額 515.97 ドル270 億ドル

2035 年に手数料収入 54.8 億ドル(2025 年比 1.71 倍、年 +5.5%)。エリー・セキュア・オートの全州展開と商業向けの小規模事業者向けの拡大で契約数が増加に戻り(個人向け年 +1.5%、商業向け年 +3%)、保険料は物価より少し速く上がって 1 契約の手数料は年 +3.8〜4.0%。人工知能による事務と引受の自動化、外注の技術費の減少で営業利益率は 26.0% まで上がる(2025 年 22.5%)。営業利益 14.2 億ドル、投資収益を含む純利益 13.8 億ドル、10 年の還元は 39.4 億ドル。手数料率は 25% のまま。エクスチェンジは合算比率 100% 前後で剰余金を厚くし、格付け A を保つ。g は市場の契約数の実質 +0.9%・シェア +0.5%・保険料の物価連動 +3.9%・手数料率 0% の積(3.5%、k − g ≥ 3.5% の範囲に収める)。余った現金・投資は 69.9 億ドルになり、特別配当や自社株買いに回る余地が大きい。

  • 個人向け(自動車保険・住宅保険)の管理手数料:数量 700(契約数(万件)= 12 州の個人向け損保の契約数 × シェア)× 価格 5.2%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 36 億ドル・営業利益 9 億ドル
  • 商業向け(中小事業者の損害保険・労災)の管理手数料:数量 86.1(契約数(万件)= 12 州の中小事業者向け損保の契約数 × シェア)× 価格 21.4%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 18 億ドル・営業利益 5 億ドル

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)・g 4.0%(上限の内側。市場の契約数の実質 +0.7%・シェア −1.2%・保険料の物価連動 +3.5% の積で約 3.0%(中立)。上限 3.5% に頭打ちされる楽観側でも 4% を超えない)・事業の ROE 21%(帳簿の自己資本 ROE:純利益 13.8 ÷ 自己資本 82.3 億ドル)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 14.4%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 20.6 倍(上限 = 純利益 13.5 億ドル × これ = 298 億ドル)。これの 1.0 割(19.6 倍)に置いた。楽観:利益の質が最も良く出る筋書きなので上限に最も近く置いた。

確率:契約数が増加に戻り、利益率が 26% まで上がる筋書きは、競争環境の好転と効率化の両方が 10 年続く必要がある。現状の契約数の減少を考え、確率は 5% と低く置いた(倍率は式の上限の内側に置くので、上振れの幅は限られる)。

やや楽観 15% やや楽観:個人向けが年 +1%・利益率 24.5% 利益 12 億ドル · PER 19.0 倍 · 株価時価総額 450.37 ドル236 億ドル

2035 年に手数料収入 51.5 億ドル(2025 年比 1.60 倍、年 +4.8%)。個人向けの契約数は 2029 年から年 +1.0%、商業向けは年 +2.5%、1 契約の手数料は年 +3.6〜3.8%。営業利益率は費用の効率化で 24.5% まで上がる。営業利益 12.6 億ドル、投資収益を含む純利益 12.4 億ドル、10 年の還元は 37.9 億ドル。手数料率は 25% のまま。g は市場の契約数の実質 +0.8%・シェア +0.0%・保険料の物価連動 +3.7%・手数料率 0% の積(3.5%、k − g ≥ 3.5% の範囲に収める)。継続率は 89〜90% に戻り、エクスチェンジの合算比率は 100% 以下に定着する。余った現金・投資は 66.7 億ドル。

  • 個人向け(自動車保険・住宅保険)の管理手数料:数量 666(契約数(万件)= 12 州の個人向け損保の契約数 × シェア)× 価格 5.1%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 34 億ドル・営業利益 8 億ドル
  • 商業向け(中小事業者の損害保険・労災)の管理手数料:数量 82.4(契約数(万件)= 12 州の中小事業者向け損保の契約数 × シェア)× 価格 21.1%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 17 億ドル・営業利益 4 億ドル

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)・g 4.0%(上限の内側。市場の契約数の実質 +0.7%・シェア −1.2%・保険料の物価連動 +3.5% の積で約 3.0%(中立)。上限 3.5% に頭打ちされる楽観側でも 4% を超えない)・事業の ROE 21%(帳簿の自己資本 ROE:純利益 12.4 ÷ 自己資本 77.7 億ドル)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 14.1%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 20.4 倍(上限 = 純利益 12.1 億ドル × これ = 267 億ドル)。これの 0.9 割(19.0 倍)に置いた。やや楽観:楽観より伸びと利益率が控えめなので一段下。

確率:値上げの一巡後も契約数が緩やかに増える筋書き。J.D. パワーの顧客満足度で 3 年連続 1 位という強みが契約の維持に効く想定で、確率は 15%。

中立 34% 中立:個人向けは年 −0.5%・商業向けは年 +2%・利益率 23% 利益 11 億ドル · PER 18.2 倍 · 株価時価総額 370.63 ドル194 億ドル

2035 年に手数料収入 46.1 億ドル(2025 年比 1.43 倍、年 +3.7%)。個人向けの契約数は市場の伸び(世帯・自動車の増加)を、プログレッシブなど大手との競争で毎年 1% 前後取られ、年 −0.5% で緩やかに減る。商業向けは年 +2%。1 契約の手数料は物価並みの年 +3.5%。営業利益率は 23.0%(2025 年 22.5%)。営業利益 10.6 億ドル、投資収益を含む純利益 10.7 億ドル、10 年の還元は 36.5 億ドル。手数料率は 25% のまま。g は市場の契約数の実質 +0.7%・シェア −1.2%・保険料の物価連動 +3.5%・手数料率 0% の積(3.0%)。商業向けの比率が 29% から約 36% に上がるため、全体の伸びは個人向けより少し高い。余った現金・投資は 62.5 億ドル。

  • 個人向け(自動車保険・住宅保険)の管理手数料:数量 589(契約数(万件)= 12 州の個人向け損保の契約数 × シェア)× 価格 5.1%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 30 億ドル・営業利益 7 億ドル
  • 商業向け(中小事業者の損害保険・労災)の管理手数料:数量 78.8(契約数(万件)= 12 州の中小事業者向け損保の契約数 × シェア)× 価格 20.5%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 16 億ドル・営業利益 4 億ドル

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)・g 4.0%(上限の内側。市場の契約数の実質 +0.7%・シェア −1.2%・保険料の物価連動 +3.5% の積で約 3.0%(中立)。上限 3.5% に頭打ちされる楽観側でも 4% を超えない)・事業の ROE 20%(帳簿の自己資本 ROE:純利益 10.7 ÷ 自己資本 71.7 億ドル)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 13.6%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 20.2 倍(上限 = 純利益 10.4 億ドル × これ = 229 億ドル)。これの 0.9 割(18.2 倍)に置いた。中立:手数料率が契約で守られた安定した利益で、資本もほとんど要らない。ただし契約数とシェアが減り、伸びは物価連動頼みなので、上限の 9 割にとどめた

確率:個人向けのシェアの低下を商業向けの伸びが一部補う姿。現状の延長で、確率は 34% で中心に置いた。

やや悲観 30% やや悲観:直販・テレマティクスに取られ、利益率 21% 利益 9 億ドル · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 262.38 ドル137 億ドル

2035 年に手数料収入 40.8 億ドル(2025 年比 1.27 倍、年 +2.4%)。自動車保険で直販とテレマティクス(走行データによる料率)を持つ大手に若い顧客を取られ、個人向けの契約数は年 −1.5%、商業向けも年 +1.0% に鈍る。値上げは物価を下回り 1 契約の手数料は年 +3.1〜3.2%。営業利益率は代理店への成功報酬と技術投資の再増加で 21.0% に下がる。営業利益 8.6 億ドル、投資収益を含む純利益 8.9 億ドル、10 年の還元は 33.2 億ドル。g は市場の契約数の実質 +0.6%・シェア −1.7%・保険料の物価連動 +3.2%・手数料率 0% の積(2.0%)。余った現金・投資は 58.8 億ドル。

  • 個人向け(自動車保険・住宅保険)の管理手数料:数量 539(契約数(万件)= 12 州の個人向け損保の契約数 × シェア)× 価格 4.9%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 26 億ドル・営業利益 6 億ドル
  • 商業向け(中小事業者の損害保険・労災)の管理手数料:数量 72.2(契約数(万件)= 12 州の中小事業者向け損保の契約数 × シェア)× 価格 20.0%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 14 億ドル・営業利益 3 億ドル

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)・g 4.0%(上限の内側。市場の契約数の実質 +0.7%・シェア −1.2%・保険料の物価連動 +3.5% の積で約 3.0%(中立)。上限 3.5% に頭打ちされる楽観側でも 4% を超えない)・事業の ROE 17%(帳簿の自己資本 ROE:純利益 8.9 ÷ 自己資本 66.1 億ドル)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 12.2%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 19.2 倍(上限 = 純利益 8.7 億ドル × これ = 182 億ドル)。これの 0.8 割(15.3 倍)に置いた。やや悲観:伸びが落ち堀が削れた会社として中立より下。

確率:契約数の減少・継続率の低下が続き、個人向けの自動車でシェアを失い続ける筋書き。現状(契約数 −2.0%・継続率 87.5%・合算比率 100% 超)の延長線上で、確率は 30% と厚く置いた。

悲観 16% 悲観:エクスチェンジの格付けが下がり、契約数が縮み、手数料率が 22% へ 利益 6 億ドル · PER 12.3 倍 · 株価時価総額 135.78 ドル71 億ドル

2035 年に手数料収入 28.3 億ドル(2025 年比 0.88 倍、年 −1.3%)。2028 年の不況のあと、エクスチェンジの合算比率が 105% 前後の赤字が続いて剰余金が削られ、格付けが下がり、個人向けの契約数は年 −3%・商業向けも年 −1% で縮む。エクスチェンジの競争力を戻すため、2031 年に手数料率を 25% から 22% へ下げる(上限は 25% だが、実際の率は取締役会が決める)。営業利益率は 18.0% まで下がる。営業利益 5.1 億ドル、投資収益を含む純利益 5.8 億ドル、10 年の還元は 29.6 億ドル。g は市場の契約数の実質 +0.4%・シェア −2.9%・保険料の物価連動 +2.8%・手数料率 0% の積(0.2%)。余った現金・投資は 46.0 億ドル。

  • 個人向け(自動車保険・住宅保険)の管理手数料:数量 469(契約数(万件)= 12 州の個人向け損保の契約数 × シェア)× 価格 4.0%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 19 億ドル・営業利益 3 億ドル
  • 商業向け(中小事業者の損害保険・労災)の管理手数料:数量 57.8(契約数(万件)= 12 州の中小事業者向け損保の契約数 × シェア)× 価格 16.3%(1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%)→ 売上 9 億ドル・営業利益 2 億ドル

倍率:利益ベースの正当化 PER:k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)・g 4.0%(上限の内側。市場の契約数の実質 +0.7%・シェア −1.2%・保険料の物価連動 +3.5% の積で約 3.0%(中立)。上限 3.5% に頭打ちされる楽観側でも 4% を超えない)・事業の ROE 13%(帳簿の自己資本 ROE:純利益 5.8 ÷ 自己資本 52.2 億ドル)・moat=普通(残る割合 0.50)。RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 10.4%、正当化 PER = (1 − g/RONIC)/(k − g) = 17.5 倍(上限 = 純利益 5.6 億ドル × これ = 109 億ドル)。これの 0.7 割(12.3 倍)に置いた。悲観:構造的に負けて優良でなくなった会社として最も下。

確率:10 年の悲観は構造的な負け。エクスチェンジの収益性が戻らず剰余金が減り、手数料率の引き下げまで起きる。合算比率が 2024 年 110.4%・2025 年 104.9% と 2 年続けて 100% を超えている現状から、確率は 16% と厚く置いた(領域の同業は 14〜16%)。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

個人向け(自動車保険・住宅保険)の管理手数料

エクスチェンジが引き受ける個人向け自動車・住宅保険の保険料の 25% を管理手数料として受け取る。保険料の 71%(2025 年)。契約数の減少と値上げの一巡で伸びが鈍っている。

数量契約数(万件)= 12 州の個人向け損保の契約数 × シェア価格1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%売上営業利益
今 2025/12 640 3.6% 23 5
10 年後 中立 589 5.1% 30 7

取り方:数量:個人向け(自動車・住宅)の契約数。エクスチェンジの契約数は 2025 年末で 700 万件超(会社の開示)。個人向けと商業向けの内訳は開示が無いので、保険料の 71%・29%(10-K)と平均保険料から割った推定で個人向け 640 万件。契約数 = 12 州の個人向け損保の市場の契約数 × エクスチェンジのシェア(市場の契約数は世帯・自動車の数に連動して年 +0.5〜1%)。価格:1 契約あたりの手数料収入 = 平均保険料 × 25%(約 360 ドル相当)。売上は 2025 年の手数料収入 32.14 億ドルの 71%(22.82 億ドル)。利益はセグメント別の開示が無いので、費用が保険料連動のため全社の営業利益 7.24 億ドルを同じ利益率 22.5% で配分した(5.14 億ドル)。

商業向け(中小事業者の損害保険・労災)の管理手数料

エクスチェンジが引き受ける中小事業者向けの商業総合・商業自動車・労災の保険料の 25%。保険料の 29%(2025 年)で、契約数がまだ伸びている。

数量契約数(万件)= 12 州の中小事業者向け損保の契約数 × シェア価格1 契約あたりの手数料(億ドル/万件)= 平均保険料 × 手数料率 25%売上営業利益
今 2025/12 65.0 14.3% 9 2
10 年後 中立 78.8 20.5% 16 4

取り方:数量:商業向け(商業総合・商業自動車・労災)の契約数。個人向けとの分けは保険料の 29%(10-K)と平均保険料(個人向けの約 4 倍と置く)から割った推定で 65 万件。契約数 = 12 州の中小事業者向け損保の市場の契約数 × シェア。価格:1 契約あたりの手数料収入 = 平均保険料 × 25%(約 1,430 ドル相当)。売上は 2025 年の手数料収入の 29%(9.32 億ドル)。利益は個人向けと同じ利益率 22.5% で配分(2.10 億ドル)。

リスクと懸念

契約数の減少と継続率の低下

エクスチェンジの契約数は 2025 年 −1.1%、2026 年 6 月 −2.0%、継続率は 2024 年末 90.4% → 2025 年末 88.4% → 2026 年 6 月 87.5% と下がり続けている。手数料収入は 契約数 × 1 契約の手数料なので、契約数が年 2% 減れば他が同じでも収益が年 2% 縮む。値上げ後に失った顧客が戻るには時間がかかる。

エクスチェンジの収益性と剰余金

合算比率は 2024 年 110.4%、2025 年 104.9%(巨大災害 10.6 ポイント)、2026 年 4〜6 月 103.9%。引受の赤字が続けば剰余金(2026 年 6 月 約 107 億ドル)が減り、格付け(A)や保険の売りに響く。エリー・インデムニティの利益は保険料の額に連動するので直接の損失は無いが、規模が縮めば手数料が縮む。

手数料率の上限と引き下げの圧力

手数料率は契約上の上限 25% に張り付き、2026 年も 25%。上げる余地はなく、エクスチェンジの収益性が悪い時や規制当局・契約者から圧力がかかる時は、取締役会が率を下げる可能性がある。悲観の筋書きは 2031 年に 22% への引き下げを置いた。1 ポイント下がると手数料収入が 4% 減る。

自動車保険の競争・直販・テレマティクス

プログレッシブやステート・ファームなどの大手が広告と値下げで顧客を取り返す局面で、個人向け自動車の契約数が減っている。走行データによる料率の細分化(テレマティクス)と直販で若い顧客が取られ、独立代理店経由の売りが細る恐れがある。エリーは新しい自動車商品とオンライン見積もりで対抗しているが、成果は 2027 年以降に表れる。

巨大災害(雹・暴風)

エクスチェンジは中西部・中部大西洋岸の 12 州で雹・暴風の損害を受ける。2025 年は合算比率に災害が 10.6 ポイント、2026 年 4〜6 月も 15 ポイント。損害の直接の負担はエクスチェンジだが、剰余金と保険料の引き上げ、契約数の減少を通じてエリー・インデムニティの手数料に跳ね返る。

ガバナンス・CEO の交代・資本配分

取締役を選べるのは B 株(2,542 株)だけで、A 株には議決権がない。CEO のティム・ネカストロは 2026 年 12 月末に退任し、後任は未定(2026 年 2 月発表)。余った現金・投資(約 17 億ドル)を積み上げ、配当は純利益の約 4 割にとどまる。少数株主に有利な還元が出にくい構造。

投資収益と費用の増加

投資収益(2026 年上半期 0.46 億ドル、年約 0.9 億ドル)は金利に連動する。この分析は金利を動かさない前提だが、金利が下がれば現金・投資の収益が減る。また代理店の成功報酬(2026 年 4〜6 月のコミッション +9.6%)は引受成績が良いと増え、技術の外注費の削減(2026 年上半期の専門家報酬 −0.12 億ドル)は一巡する。

今後の分かれ目

エクスチェンジの契約数の減少が 2027 年前半に止まり、継続率が 88% 台を回復する
楽観・やや楽観の確率を 5 ポイント引き上げ、個人向けの契約数の置き方(年 −0.5% の中立)を横ばいに直す。手数料収入が 2027 年に 5% 台で伸び、10 年の価値が上がる。
2026 年 7〜9 月期以降も契約数が前年比 −2% 以上で減り、継続率が 87% を割る
やや悲観の確率を 5 ポイント引き上げ、個人向けのシェアの低下を g の内訳(シェア −1.2% → −1.7%)に入れる。10 年の中立の価値が約 3 割下がる。
エクスチェンジの合算比率が 2027 年も 100% を超え、剰余金が減って格付けが下がる
手数料率の引き下げ(25% → 22%)が現実味を帯びる。悲観の確率を 5 ポイント引き上げ、手数料率の引き下げを悲観以外の筋書きにも入れる。
新しい CEO が余った現金の特別配当または自社株買いを発表する
時価総額への効果は価値中立(現金は額面どおりに数えている)だが、還元の割合が上がり、A 株の株主に有利な資本配分と見て確信度を上げる。
取締役会が手数料率を 25% から引き下げる、または規制当局・契約者から手数料率への異議が出る
1 ポイントの引き下げで手数料収入が 4%、営業利益が約 18% 減る。悲観の筋書きの重みを増やし、やや悲観の営業利益率を 21% より下に置く。
大手の自動車保険会社が AI 付きの直販で若い顧客の取り込みを加速する
個人向けのシェアの低下を g の内訳に追加し、10 年の悲観の確率を引き上げる。商業向けの伸びが穴埋めできるかが分かれ目。

見ておくもの

  • エクスチェンジの契約数(前年比)と継続率、1 契約の平均保険料の伸び(個人向け自動車・住宅・商業向けの別)
  • エクスチェンジの合算比率(災害を除く)と剰余金。格付け(AM Best の A)の見通し
  • 管理手数料率(取締役会が 12 月に決める翌年の率)と、手数料収入の伸び(保険料の伸びとの差)
  • コミッション(代理店の成功報酬)と非コミッション費用の動き、営業利益率
  • CEO の後任人事、余った現金・投資の使い道(特別配当・自社株買い・配当の伸び)

倍率と資本コストの決め方

先に 個人向け・商業向けの契約数 × 1 契約の手数料(保険料の 25%)から 2028・2035 年の手数料収入・営業利益・純利益・純現金を積み上げ、その後で ROE・g・k から利益ベースの倍率を決めた。k = 基本 8.0% + quality −0.5% = 7.5%、g は市場の契約数・シェア・保険料の物価連動・手数料率の積で、4% を超えない(中立は 3.0%)。PER は (1 − g/RONIC)/(k − g) を来年の利益に対して出し、事業の ROE は高いが、資本コストを超える分は新しく投じるお金では半分しか残らないとして薄めた。中立の 10 年は正当化 PER 20.2 倍の 9 割 = 18.2 倍で、やや悲観・悲観も同じ式の上限に対する割合で置き、今の PER や同業の倍率には寄せていない。現金は還元の実績が弱いので額面の半分で足した。総合は -17% で「やや割高」。契約数の減少・エクスチェンジの収益性・手数料率の引き下げは、g・利益率・確率(悲観側を 46% と厚く)で表した。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality −0.5% = 7.5%(β は使わない。決まり v2。内訳は quality_parts と quality_why)。引受リスクを負わず資本をほとんど使わない構造なので quality は下げた。個別のリスク(契約数の減少・エクスチェンジの収益性・手数料率の引き下げ・B 株のガバナンス・CEO の交代)は k に足さず、悲観の確率と深さで表した。長期の g は 4.0% まで、k − g ≥ 3.5% を守る。

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+9.0%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −1.0%)

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読んだ資料

  1. 2026 年 6 月期の 10-Q(表紙の発行済み A 株 46,189,068・B 株 2,542・2026-07-24、手数料率 25%、B 株の転換と配当)
  2. 2026 年 4〜6 月期の決算発表(手数料・営業利益・投資収益・配当・貸借)
  3. 2026 年 4〜6 月期の決算説明会(エクスチェンジの保険料・合算比率・契約数・継続率・戦略)
  4. 2025 年通期の決算発表(純利益・寄付・契約数・継続率・合算比率)
  5. 2025 年の 10-K(対象保険料 129.57 億ドル、手数料率の内訳、保険料の個人向け 71%・商業向け 29%)
  6. CEO ティム・ネカストロの退任(2026-12-31、後任探し)
  7. B 株の議決権・取締役の選任(2025 年の情報説明書)
  8. 株価・時価総額(StockTitan)

分析日 2026-10-16