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フリーダム・ホールディング FRHC

証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)46.57 ドル28 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)187.00 ドル114 億ドル差 −75.1%
10 年後から見ると 割高 価値 46.57 ドル28 億ドル · 差 −75.1% · 期待の年率 −4.0%
期待の年率リターン(10 年)−4.0%資本コスト比 −13.5 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

フリーダム・ホールディングは、カザフスタンを中心に証券、銀行、保険、決済・生活サービスを一つのアプリへ束ねる金融グループである。筆者の結論は割高である。証券部門の強い利益を、赤字の周辺事業、大型のAI基盤投資、規制と支配株主のリスクが食い潰す構図に対し、今の時価総額は高い成功率を織り込んでいる。

強みは成長の速さだ。2026年6月末の顧客は銀行544.7万人、証券87.4万口座まで増え、直近四半期の売上も前年同期比40%増えた。しかし純利益は減り、証券が1.34億ドルを稼ぐ一方、保険とその他で合計1.06億ドルを失った。証券収益は少数の機関顧客と証拠金融に偏り、2026年3月期には一顧客が部門売上の44%を占めた。7月には3億ドルを増資し、トルコの銀行を買収した。10月には現在の自己資本を上回る約20億ドルのAI拠点計画まで掲げており、成長の速度より資本の質が問われる段階へ入った。

10年後も金融口座、保管、決済、保険は必要である。価値の分かれ目は顧客数ではなく、集中を下げながら利益を残せるか、周辺事業の赤字を止められるか、外部資本に頼らず再投資できるかにある。五つの筋書きを割り引いた現在価値は約28億ドルで、台帳時価総額約105億ドルを7割強下回る。成長企業ではあるが、長く持つ株主に必要な安全域は見えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず10年後にも必要かを問う。証券口座、銀行預金、決済、保険契約は残り、免許と顧客資産の保管は容易に複製できない。中核金融には価値がある。だが、この会社を買うことは証券会社だけを買うことではない。赤字の通信、物販、旅行、メディア、AI基盤まで同じ経営者に資本を委ねることである。

次にオーナー利益を見る。会計上の利益は出ていても、顧客増加には規制資本が要り、周辺事業の赤字と設備投資が続き、配当もない。2026年には増資まで行った。株主の手へ戻る現金がなく、利益の再投資利回りを確認できるまで、利益一ドルを額面以上に評価しにくい。証券の一顧客依存が解け、周辺事業が自力で資本コストを超えることが必要だ。

最後に安全域である。現在の値段は、中核金融の成長だけでなく、トルコ進出とAI拠点まで相当うまくいく前提を求める。SEC調査、支配株主、関連当事者取引、証拠金融の集中は、予測の幅をさらに広げる。良い未来は十分ありうるが、悪い未来に対する保護が薄い。長期保有に値するかは事業の勢いではなく、資本配分の規律と株主への現金の戻り方が見えるまで待てるかで決まる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ頭は証券である。個人向けのTradernet、欧州のFreedom Finance Europe、カザフスタンのFreedom Globalなどを通じてサービスを提供する。収益源は売買手数料、証拠金融の利息、自己勘定・市場形成、投資銀行業務である。2026年3月末の小売口座は85.8万で、半数強に資産残高があった。直近四半期は手数料と証拠金融が伸び、全社利益のほぼ全てを支えた。ただし一顧客の取引と金利収入が大きく、口座数だけでは稼ぐ力を説明できない。

銀行はFreedom Bank Kazakhstanを中心に、預金、住宅・自動車・事業者向け融資、カード、決済、外貨、債券運用で稼ぐ。2026年6月末の銀行資産は約60億ドル、預金は約30億ドルである。SuperAppは口座開設、融資、決済、投資、保険をつなぎ、顧客獲得費を複数商品で回収する入口になる。2026年7月にはトルコの銀行を買収し、同じ型を国外へ広げ始めた。

保険は生命・年金と損害保険で、契約件数と保険料、運用収益の差が利益になる。自動車賠償責任保険や年金保険では一定の市場地位があるが、2025年の法改正後は代理店経由の収入が落ち、直近四半期は赤字となった。周辺事業は二つに分けて見る。決済、通信、クラウド、将来のAI設備は物理・規制基盤であり、顧客数と稼働率が数量になる。旅行、チケット、物販、情報サービスは操作画面が価値の中心で、AI エージェント代替の影響を受ける。会社は両者をまとめて開示するが、2026年3月期も直近四半期も部門全体で大幅赤字だった。現状は堀ではなく、金融子会社が稼いだ資本の受け皿である。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、複数国の金融免許、顧客資産の保管・決済、そして一つのアプリで金融商品を横断販売できることにある。口座を移すには本人確認、税務、証券移管、保険契約の切替が要る。銀行・証券・保険の記録は規制上の正本であり、AIが画面操作を代行しても、免許と資本、清算、保管は残る。カザフスタンで顧客を急増させた実績は、商品開発と販売の速さを示す。

ただし堀はまだ広くない。証券では一顧客が2026年3月期の部門売上の44%を占め、三顧客への証拠金融債権も巨額である。これはネットワーク効果より集中リスクを示す。銀行は高い預金金利、キャッシュバック、債券売買益への依存があり、価格を自分で決める力は弱い。SuperAppの月間利用者259万人は伸びたが、カザフスタンの日常決済ではKaspi.kzの規模がなお大きい。周辺の旅行・チケット・物販には、低い解約率や規制上の正本といった証拠がなく、AI エージェント代替に耐える堀とはみなさない。

経営の機動力は高いが、少数株主には割引が要る。最高経営責任者は2026年9月時点で約64.9%を保有し、会社は支配会社である。関連当事者との融資、預金、買収前払、スポンサー支出があり、取締役会の形式だけでは資本配分を完全に律しにくい。監査意見と内部統制は適正だったが、SECの調査とウェルズ通知が残る。優良さは証券の収益力に偏り、全社では普通の堀と判断する。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

カザフスタンの金融市場は、所得の上昇、現金からデジタル決済への移行、証券口座の普及で拡大している。中央証券預託機関の口座は2026年初に506万まで増えた。Freedom Brokerの会社全体の口座は85.8万だが国外口座を含み、国内の実稼働口座は34.2万と開示されるため、単純な市場占有率は出せない。それでもKASEの取引活動ではFreedom FinanceとFreedom Finance Globalが上位に入る。Halyk FinanceやBCC Investが主な競合である。国外ではインタラクティブ・ブローカーズや地場証券が価格と商品幅の基準になる。

銀行はより競争が激しい。2026年9月のカザフスタン銀行資産は約75.7兆テンゲで、Freedom Bankの6月末資産を同じ通貨へ直すとおよそ4%である。Halyk Bank、Kaspi Bank、Bank CenterCredit、ForteBankなどが預金と決済の規模で先行する。Freedomは融資と投資を一つのアプリで結ぶが、Kaspi.kzの月間利用者は約1,620万人で、日常利用の網は桁違いに厚い。トルコ進出でも大手銀行とフィンテックの競争が待つ。

保険ではFreedom Lifeが年金保険で約19%、Freedom Insuranceが自動車賠償責任保険料で約15%を持つ。ここはブランドとオンライン販売が効く半面、法改正で代理店手数料が変われば利益がすぐ動く。周辺事業では、旅行、チケット、物販の操作画面はAI エージェントに迂回され、仲介料に下げ圧力がかかる。中立では該当部分の利用者を10年で0.8倍、単価を1.1倍とし、物価上昇を大きく下回らせた。決済、通信回線、物流、GPUクラウドの実物基盤は残る。だがKazakhtelecom、Kcell、Beeline、国外の大手クラウドと競うため、稼働率を上げるまで投資が先行する。10年後の勝負は、金融の正本を軸にするか、周辺事業へ資本を散らすかで決まる。

資本政策と M&A

株主還元の数字の約束はない。会社は過去に現金配当をせず、当面も利益を成長へ回す方針で、自社株買い枠も示していない。株式報酬で株数が増え、2026年7月には2,374,356株を発行して3億ドルを調達した。したがって10年のpayoutは配当ではなく、株式報酬と外部資本の払い込みを差し引く負の値になる。

資本配分は拡張一色である。2026年7月にトルコの銀行99.32%を0.334億ドルで取得し、ChessBase、通信、食品配送、チケット、メディアにも広げた。基準日後の10月26日には、100MWのAI拠点を含む約20億ドルの計画を公表し、自ら主要な資金提供者と運営者になるとした。これは現在の自己資本を上回る規模で、成功すれば新しい基盤事業だが、失敗すれば金融子会社の稼ぎを長く吸う。関連当事者への買収前払もあり、少数株主は売上の伸びより、一件ごとの投下資本利益率、追加増資、減損、現金回収の実績を監視すべきである。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

成長の土台は実在する。銀行顧客は一年でほぼ倍増し、SuperAppの月間利用者も259万人まで増えた。証券は直近四半期だけで1.34億ドルの純利益を稼ぎ、欧州、中東、中央アジアに免許を持つ。金融商品を別々に売る会社と違い、預金者を投資、保険、決済へ移せるため、顧客獲得費を複数の収益で回収できる。カザフスタンの証券口座と銀行資産はまだ伸び、若い人口と高いデジタル利用率も追い風になる。

一顧客への依存は、裏返せば機関向け市場形成と証拠金融に技術上の強みがある証拠でもある。顧客を分散しつつ、同じ基盤をトルコ、UAE、欧州へ広げれば、口座数と預かり資産は大きく伸びる。トルコの銀行は買収額が小さく、既存のSuperAppを移植できれば投下資本利益率は高い。保険も年金と自動車で既に有力な地位を持つ。

周辺事業の赤字は、通信、食品配送、チケット、クラウドを立ち上げている途中の費用である。AI拠点は100MWの電力と政府との協力を持ち、初期能力を上回る需要と長期賃貸の意向が会社発表どおり契約へ変われば、資本集約型でも安定した基盤収益になる。SEC調査が大きな制限なく終わり、旅行や物販を縮小して基盤事業へ絞れば、現在は隠れている中核金融の利益が全社数字へ表れ、10年後の利益は大きく伸びる。

慎重な見方

現在の利益は分散していない。2026年3月期には一顧客が証券部門売上の44%を生み、三顧客への証拠金融債権は約33億ドルに達した。相場急変や担保の流動性低下が起きれば、口座数の多さでは損失を吸収できない。SECは決済慣行、市場形成業者との関係、内部化取引、会計と開示を調べ、会社と最高経営責任者へウェルズ通知を出した。罰金だけでなく、取引方法や顧客関係へ制限がかかる可能性がある。

銀行と保険の成長にも質の問題がある。高い預金金利、キャッシュバック、債券売買益で顧客と収益を増やしており、景気後退とテンゲの変動、信用費用の上昇に弱い。保険は法改正だけで契約と収入が落ち、直近四半期は赤字になった。SuperAppは伸びても、Kaspi.kzの利用網には遠く、値下げや還元を続ければ顧客数が利益へ変わらない。

最大の懸念は資本配分である。その他部門は直近四半期に0.86億ドルを失いながら、通信、食品、旅行、メディアへ広がった。さらに現在の自己資本を上回る約20億ドルのAI拠点を掲げ、既に増資を行った。最高経営責任者が約65%を握り、関連当事者への前払やスポンサー支出もある。旅行、チケット、物販はAI エージェント代替で顧客接点を失いやすい。周辺事業の赤字が続き、追加増資と減損が重なれば、中核証券が稼いでも少数株主の取り分は増えない。

どちらに重みを置いたか

成長の速さと証券の収益力は認めるが、慎重な見方がやや強い。楽観側29%、中立31%、やや悲観と悲観を合計40%とした。悲観を厚くした主因はAIそのものではなく、SEC調査、一顧客と証拠金融の集中、支配株主下の資本配分、現在の自己資本を上回るAI投資である。旅行・チケット・物販のAI エージェント代替は、中立の数量0.8倍、価格1.1倍、成熟後の成長0%前後へ既に入れ、確率では重ねていない。証券と銀行の顧客増が続いても、増資後の株主へ資本コストを超える利益が戻る証拠はまだない。結論は、成長余地は大きいが現在価値に安全域がない、である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 134.07 ドル82 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 −11.85 ドル−7 億ドル)。 今の値に割り戻すと 46.57 ドル28 億ドル、今との差 −75.1%、 期待の年率 −4.0%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 349.62 ドル214 億ドル −19.63 ドル−12 億ドル +76.5% +5.6% 29.70 ドル18 億ドル
やや楽観 20% 226.46 ドル138 億ドル −16.36 ドル−10 億ドル +12.4% +1.1% 42.02 ドル26 億ドル
中立 31% 139.52 ドル85 億ドル −13.09 ドル−8 億ドル −32.4% −3.7% 39.19 ドル24 億ドル
やや悲観 24% 44.18 ドル27 億ドル −8.18 ドル−5 億ドル −80.8% −14.2% 8.64 ドル5 億ドル
悲観 16% 21.60 ドル13 億ドル −4.91 ドル−3 億ドル −91.1% −20.0% 2.67 ドル2 億ドル
加重平均100% 134.07 ドル82 億ドル−11.85 ドル−7 億ドル −34.6% −4.0% 122.22 ドル75 億ドル

今の株価時価総額 187.00 ドル114 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 楽観:集中を解き、金融とAI基盤がともに収益化 利益 18 億ドル · PER 12.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 349.62 ドル214 億ドル

2035年、証券口座は260万へ増え、機関顧客を分散しながら欧州、UAE、トルコで取引量を伸ばす。銀行資産は200億ドルとなり、SuperAppの顧客を融資、投資、保険へ回す。保険契約は420万件へ増え、規制変更にも耐える商品構成へ移る。トルコの銀行は黒字化し、証券免許も得る。Halyk Finance、Kaspi.kz、地場の大手銀行と競いながら、投資まで含む顧客当たり収益で差を広げる。

証券の最大顧客比率は1割台へ下がり、三顧客に偏った証拠金融も分散する。SEC調査は大きな業務制限なく終わる。クラウド・通信基盤は2万組織へ広がり、AI拠点は電力とGPU能力の多くを5年以上の契約で埋める。旅行、チケット、物販はAI エージェント代替を受けるため数量を今以上には伸ばさないが、縮小と自動化で損益を黒字へ戻す。10年累計純利益は78億ドルで、AI設備と海外規制資本のため正味12億ドルを増資する。自己資本は104.9億ドル、最終年の純利益は17.5億ドルとなる。

  • 証券:数量 260(小売証券口座数(万口座))× 価格 0.14(1万口座あたりの年間収益(億ドル、機関顧客収益を含む混合単価))→ 売上 35 億ドル・営業利益 16 億ドル。海外拡大と顧客分散、混合単価は物価並み
  • 銀行:数量 200(銀行部門の総資産(億ドル))× 価格 0.11(資産1億ドルあたりの年間収益率)→ 売上 21 億ドル・営業利益 5 億ドル。トルコを含め資産が3.7倍、収益率は正常化
  • 保険:数量 420(有効保険契約数(万件))× 価格 0.04(1万契約あたりの年間収益(億ドル))→ 売上 17 億ドル・営業利益 3 億ドル。年金と自動車でシェア拡大
  • 決済・通信・クラウド基盤:数量 2.0(Freedom Cloudの法人・公共顧客(万組織、基盤事業の数量代理))× 価格 4.00(1万組織当たりの基盤売上(億ドル、通信・決済を含む換算値))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。2万組織へ拡大し、長期契約で稼働率を確保
  • 旅行・チケット・物販・情報サービス:数量 111(周辺サービス顧客(万人))× 価格 0.01(顧客当たりの混合売上(億ドル/万人))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI エージェント代替でも数量1.0倍、価格1.15倍が上限

倍率:k 9.5%、g_long 3.0%。式のROEは17.5÷104.9=16.7%、普通の堀で残る割合1/2、RONICは13.1%。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)を10年目利益用に(1+g)倍すると12.21倍。AI エージェント代替が旅行・チケット・物販に当たるため楽観はこの上限そのものとする。

確率:SEC調査が軽微に終わり、一顧客依存を下げ、トルコ展開とAI拠点の両方が資本コストを超える必要がある。複数の難しい条件が同時にそろうため1割未満。

やや楽観 20% やや楽観:中核金融が広がり、その他も小幅黒字 利益 12 億ドル · PER 11.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 226.46 ドル138 億ドル

2035年、証券口座は210万となり、機関向け収益は残るが一顧客への依存は下がる。銀行資産は165億ドル、保険契約は350万件へ増える。トルコでは銀行の資本を積み増し、SuperAppを段階的に導入する。カザフスタンではKaspi.kzやHalyk Bankと競いながら、投資と保険を含む顧客当たり収益で差別化する。欧州証券はインタラクティブ・ブローカーズほどの規模には届かないが、中央アジア顧客への商品供給で地位を守る。

クラウド・通信基盤は1.4万組織へ増え、AI拠点は第一期だけが稼働する。旅行、チケット、物販はAI エージェント代替で利用者が0.9倍へ減るため、追加投資を止めて損益均衡へ戻す。SEC問題は和解金と監督強化で収まり、業務の根幹は守る。10年累計純利益は62億ドルで、海外規制資本と設備のため正味10億ドルを増資する。自己資本は86.9億ドル、最終年の純利益は11.8億ドルとなる。

  • 証券:数量 210(小売証券口座数(万口座))× 価格 0.13(1万口座あたりの年間収益(億ドル、機関顧客収益を含む混合単価))→ 売上 26 億ドル・営業利益 11 億ドル。口座拡大と集中低下、単価は物価弱
  • 銀行:数量 165(銀行部門の総資産(億ドル))× 価格 0.10(資産1億ドルあたりの年間収益率)→ 売上 17 億ドル・営業利益 3 億ドル。国内成長とトルコの段階黒字化
  • 保険:数量 350(有効保険契約数(万件))× 価格 0.04(1万契約あたりの年間収益(億ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 2 億ドル。規制適応後に利益回復
  • 決済・通信・クラウド基盤:数量 1.4(Freedom Cloudの法人・公共顧客(万組織、基盤事業の数量代理))× 価格 3.60(1万組織当たりの基盤売上(億ドル、通信・決済を含む換算値))→ 売上 5 億ドル・営業利益 0 億ドル。第一期のクラウド・通信基盤が小幅黒字
  • 旅行・チケット・物販・情報サービス:数量 99.5(周辺サービス顧客(万人))× 価格 0.01(顧客当たりの混合売上(億ドル/万人))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量0.9倍、価格1.11倍で損益均衡

倍率:k 9.5%、g_long 3.0%。式のROEは11.8÷86.9=13.6%、普通の堀で残る割合1/2、RONICは11.5%。10年目利益用の正当化PERは11.73倍。AI エージェント代替が旅行・チケット・物販に当たるため、やや楽観も式の上限そのものとする。

確率:金融の顧客増と海外展開は続くが、AI拠点と周辺事業の収益化は緩やかという展開。実行力はある一方、集中と規制が残るため2割。

中立 31% 中立:中核金融は伸びるが、周辺投資が利益を薄める 利益 8 億ドル · PER 11.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 139.52 ドル85 億ドル

2035年、証券口座は170万、銀行資産は135億ドル、保険契約は280万件となる。カザフスタンの金融市場の拡大と物価は追い風だが、証券の混合単価は一顧客への依存縮小で低下する。トルコの銀行は小幅黒字に達するものの、大手銀行との競争で高い利益率は得られない。保険は法改正後の商品へ移り、利益は回復する。SuperAppの利用者は増えても、Kaspi.kzの日常決済の網を崩すほどのシェアは取れない。

クラウド・通信基盤は1万組織へ広がるが、設備費が重く利益率は3%にとどまる。旅行、チケット、物販はAI エージェント代替で数量が0.8倍、価格が1.1倍となり、物価に追いつかず小幅赤字が残る。SEC問題は和解と業務改善で続き、顧客集中も完全には解けない。10年累計純利益は46億ドルだが、AI設備、トルコ資本、株式報酬を賄うため正味8億ドルを増資する。自己資本は68.9億ドル、最終年の純利益は7.6億ドルとなる。

  • 証券:数量 170(小売証券口座数(万口座))× 価格 0.12(1万口座あたりの年間収益(億ドル、機関顧客収益を含む混合単価))→ 売上 20 億ドル・営業利益 8 億ドル。口座は約2倍、集中解消で単価は抑制
  • 銀行:数量 135(銀行部門の総資産(億ドル))× 価格 0.10(資産1億ドルあたりの年間収益率)→ 売上 13 億ドル・営業利益 2 億ドル。資産成長、預金競争で収益率低下
  • 保険:数量 280(有効保険契約数(万件))× 価格 0.04(1万契約あたりの年間収益(億ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 1 億ドル。契約増と規制後の正常化
  • 決済・通信・クラウド基盤:数量 1.0(Freedom Cloudの法人・公共顧客(万組織、基盤事業の数量代理))× 価格 3.20(1万組織当たりの基盤売上(億ドル、通信・決済を含む換算値))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。基盤顧客は増えるが、投資負担で低採算
  • 旅行・チケット・物販・情報サービス:数量 88.4(周辺サービス顧客(万人))× 価格 0.01(顧客当たりの混合売上(億ドル/万人))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI エージェント代替で数量0.8倍、価格1.10倍

倍率:k 9.5%、g_long 3.0%。式のROEは7.6÷68.9=11.0%、普通の堀で残る割合1/2、RONICは10.3%。10年目利益用の正当化PERは11.22倍。AI エージェント代替の型がその他の旅行・チケット・物販に当たるため、中立も式の上限そのものとする。

確率:顧客基盤と免許は残り中核金融は成長するが、集中解消、海外進出、周辺事業の収益化に時間がかかる。最も起こりやすい落としどころとして31%。

やや悲観 24% やや悲観:規制と競争で収益性が落ち、赤字投資が残る 利益 3 億ドル · PER 9.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 44.18 ドル27 億ドル

2035年、証券口座は125万まで増えるが、機関顧客の離脱と価格競争で混合単価が下がる。銀行資産は95億ドルにとどまり、高い預金金利と信用費用が利益を削る。保険契約は200万件へ増えるものの、規制された料率と保険金支払で利益率は低い。トルコでは追加資本が必要になり、国内大手に対するシェアは小さいままである。Halyk BankやKaspi.kzとの価格競争も緩まず、顧客増が利益へ変わらない。

SECとの和解は業務制限と監督強化を伴い、市場形成と内部化取引の採算が悪化する。クラウド・通信基盤は稼働率不足で赤字が残る。旅行、チケット、物販はAI エージェント代替で数量が0.65倍へ縮み、固定費を吸収できない。10年累計純利益は24億ドルで、損失補填と規制資本のため正味5億ドルを増資する。自己資本は43.9億ドル、最終年の純利益は3.0億ドルとなり、もう高成長の優良金融とは呼べない。

  • 証券:数量 125(小売証券口座数(万口座))× 価格 0.10(1万口座あたりの年間収益(億ドル、機関顧客収益を含む混合単価))→ 売上 12 億ドル・営業利益 4 億ドル。機関顧客離脱と手数料競争
  • 銀行:数量 95.0(銀行部門の総資産(億ドル))× 価格 0.09(資産1億ドルあたりの年間収益率)→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。預金費用と貸倒が上昇
  • 保険:数量 200(有効保険契約数(万件))× 価格 0.03(1万契約あたりの年間収益(億ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 0 億ドル。契約は増えても採算低下
  • 決済・通信・クラウド基盤:数量 0.7(Freedom Cloudの法人・公共顧客(万組織、基盤事業の数量代理))× 価格 2.70(1万組織当たりの基盤売上(億ドル、通信・決済を含む換算値))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。稼働率不足で固定費を吸収できない
  • 旅行・チケット・物販・情報サービス:数量 71.8(周辺サービス顧客(万人))× 価格 0.01(顧客当たりの混合売上(億ドル/万人))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量0.65倍、価格据え置きでも赤字

倍率:ROE 6.8%はk 9.5%を下回るため上限は1÷k=10.53倍。構造的な収益性低下を反映して9.0倍とする。稼ぐ力3.0÷9.5%=31.6億ドルと売れる資産12.5億ドルの大きい方を、時価総額27.0億ドルは超えない。

確率:SEC対応、証券単価の低下、銀行の信用費用、その他の赤字が同時に重くなる展開は十分ありうる。中立より一段悪い筋書きとして24%。

悲観 16% 悲観:証券の集中が崩れ、大型投資を減損する 利益 2 億ドル · PER 8.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 21.60 ドル13 億ドル

2035年、SECの措置と主要機関顧客の離脱で証券口座は90万にとどまり、混合単価は現在を下回る。証拠金融の損失と担保処分で資本を消耗し、銀行資産は65億ドル、保険契約は140万件まで縮む。トルコでは追加出資を止め、持分を減損する。金融免許と個人顧客は残るため事業は続くが、Halyk Financeや地場銀行に対する競争力は地域の中堅へ落ち、国外免許の一部も返上する。

AI拠点は需要が計画へ届かず、通信とクラウド設備の一部を減損する。旅行、チケット、物販はAI エージェント代替で数量が0.5倍、価格が0.9倍へ落ち、規模を縮めても赤字である。配当はなく、10年累計純利益は減損後で10億ドル、正味3億ドルの増資を要する。自己資本は27.9億ドルとなる。最終年の純利益は1.5億ドルと現在並みにとどまり、積み上げた資本の利回りは資本コストを大きく下回る。

  • 証券:数量 90.0(小売証券口座数(万口座))× 価格 0.08(1万口座あたりの年間収益(億ドル、機関顧客収益を含む混合単価))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。主要顧客離脱、個人基盤だけ残る
  • 銀行:数量 65.0(銀行部門の総資産(億ドル))× 価格 0.08(資産1億ドルあたりの年間収益率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 0 億ドル。信用損失と高い調達費
  • 保険:数量 140(有効保険契約数(万件))× 価格 0.03(1万契約あたりの年間収益(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。規制と競争で損益均衡
  • 決済・通信・クラウド基盤:数量 0.4(Freedom Cloudの法人・公共顧客(万組織、基盤事業の数量代理))× 価格 2.30(1万組織当たりの基盤売上(億ドル、通信・決済を含む換算値))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。設備減損後も低稼働で小幅赤字
  • 旅行・チケット・物販・情報サービス:数量 55.3(周辺サービス顧客(万人))× 価格 0.01(顧客当たりの混合売上(億ドル/万人))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量0.5倍、価格0.9倍まで下落

倍率:ROE 5.4%はk 9.5%を下回り、上限は1÷k=10.53倍。信頼とシェアを失った金融として8.8倍とする。稼ぐ力1.5÷9.5%=15.8億ドルと売れる資産11.5億ドルの大きい方を、時価総額13.2億ドルは超えず、資産の床も下回らない。

確率:SECの強い措置、主要顧客の離脱、証拠金融損失、AI・通信投資の減損が重なる厳しい展開。ただし免許と顧客基盤は残るため倒産までは見ず16%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

証券

個人・機関向けの売買、証拠金融、市場形成、投資銀行業務。口座数だけでなく、取引量と証拠金融残高が収益を決める。

数量小売証券口座数(万口座)価格1万口座あたりの年間収益(億ドル、機関顧客収益を含む混合単価)売上営業利益
今 2025/12 85.8 0.09 8 5
10 年後 中立 170 0.12 20 8

取り方:2026年3月末の小売口座85.8万と、SECの証券部門売上8.315億ドルを用い、factsの全社売上20.8億ドルへ比例調整して7.89億ドルとした。単価は小売ARPUではなく、機関向け市場形成と証拠金融を含む混合値である。一顧客がSEC部門売上の44%を占めるため、筋書きでは口座数と単価の双方で集中の解消・悪化を表す。opはSEC部門税前利益で、factsの営業利益定義とは一致しない。

銀行

預金を集め、融資、カード、決済、外貨、債券運用で利ざやと手数料を得る。SuperAppが金融商品を横断販売する入口になる。

数量銀行部門の総資産(億ドル)価格資産1億ドルあたりの年間収益率売上営業利益
今 2025/12 53.6 0.12 7 1
10 年後 中立 135 0.10 13 2

取り方:2026年3月末の銀行部門資産53.598億ドルと、SEC部門売上6.892億ドルを使い、factsの全社売上へ比例調整して6.54億ドルとした。価格は純利ざやだけでなく、決済手数料、外貨、債券売買を含む総収益率である。2026年6月末資産は60.261億ドルで、カザフスタン銀行資産のおよそ4%と推定する。opはSEC部門税前利益。

保険

生命・年金と損害保険をオンラインで販売し、保険料と運用収益から保険金・費用を引いた差で稼ぐ。

数量有効保険契約数(万件)価格1万契約あたりの年間収益(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 162 0.03 5 0
10 年後 中立 280 0.04 10 1

取り方:2026年3月末のFreedom Life 31.95万件とFreedom Insurance 129.90万件を合算した161.86万契約を数量とした。SEC部門売上4.978億ドルをfactsの全社売上へ比例調整して4.73億ドルとし、契約当たりの混合収益を逆算した。生命と損保で単価は異なるが、開示の共通数量は有効契約である。opはSEC部門税前利益。

決済・通信・クラウド基盤

決済処理、通信回線、法人・公共向けクラウド、将来のGPU基盤。物理設備と規制対応が価値の中心で、稼働顧客と能力利用率で稼ぐ。

数量Freedom Cloudの法人・公共顧客(万組織、基盤事業の数量代理)価格1万組織当たりの基盤売上(億ドル、通信・決済を含む換算値)売上営業利益
今 2025/12 0.3 2.71 1 −3
10 年後 中立 1.0 3.20 3 0

取り方:会社は決済、通信、クラウドを単独開示しない。2026年10月時点でFreedom Cloudが3,400超の法人・公共顧客を持つため0.34万組織を数量代理とした。売上は2026年3月期のその他部門にある商品・サービス売上0.974億ドルをfactsの全社売上へ比例調整した0.92億ドルで、食品配送を一部含む上限寄りの推定である。税前損失も未分離なので、通信・メディアの開発費が大きいとの開示からその他部門損失の多くをここへ配分した。AI エージェントは画面を代行できても、回線、決済台帳、GPU設備そのものは直接代替しない。

旅行・チケット・物販・情報サービス

旅行予約、チケット、電子商取引、情報画面など、利用者が画面を操作して仲介料や販売粗利を生む周辺サービス。

数量周辺サービス顧客(万人)価格顧客当たりの混合売上(億ドル/万人)売上営業利益
今 2025/12 111 0.01 1 −1
10 年後 中立 88.4 0.01 1 0

取り方:2026年3月末のその他部門顧客110.5万人を数量とした。その他部門のfacts比例調整後売上1.64億ドルから、決済・通信・クラウド基盤へ推定配分した0.92億ドルを引いた0.72億ドルを使う。会社は内訳を出していないため粗い残差推定である。旅行、チケット、物販、情報画面は「操作画面が価値の中心」の型で、AI エージェント代替を中立の数量0.8倍、価格1.1倍、g_long 0%前後に反映する。

リスクと懸念

SEC調査と免許

SECは決済慣行、市場形成業者との関係、内部化取引、会計、開示、内部統制を調べ、2026年3月に会社と最高経営責任者へウェルズ通知を出した。罰金だけなら吸収できても、取引方法、特定顧客との関係、役員資格、免許へ制限が付けば、証券部門の数量と単価が同時に落ちる。最終処分が出るまで利益の再現性を高く見積もれない。

証券顧客と証拠金融の集中

2026年3月期には一顧客が証券部門売上の44%を占め、2026年6月末には三顧客への証拠金融債権が約30億ドルあった。担保価値は債権を上回るが、急落、流動性枯渇、同時解約では処分価格が崩れる。取引先が減れば利息と手数料も同時に消えるため、個人口座の増加だけでは尾の太い損失を薄められない。

支配株主と関連当事者

最高経営責任者は約64.9%を保有し、会社は支配会社である。家族事務所の預金、関連会社からのローン購入、関連先買収の前払、スポーツ団体へのスポンサー支出がある。取引条件が公正でも、少数株主は大型投資を止めにくい。配当がなく増資が続けば、利益が関連事業や経営者の優先順位へ移り、少数株主の取り分が薄まる恐れがある。

AI拠点と海外拡張の資本負担

約20億ドルのAI拠点は現在の自己資本を上回る。GPUの陳腐化、電力・建設費の上振れ、需要の遅れ、顧客集中で稼働率が下がれば、大きな減損と追加資金が必要になる。トルコ銀行の資本増強、通信設備、クラウド開発も同時に進む。長期契約と資金調達条件が開示される前に、会社発表の需要意向を確定収益として扱えない。

カザフスタンの金利・通貨・信用

銀行はテンゲ建ての高い預金金利、債券売買、外貨・デリバティブ収益の影響を受ける。物価高と高金利が続けば顧客獲得費と信用費用が上がり、景気後退やテンゲ安では自己資本のドル換算価値も下がる。保険準備金と銀行資本には現地規制の制約があり、親会社が自由に現金を引き上げられない点もオーナー利益を小さくする。

AI エージェント代替

証券保管、銀行口座、決済記録、保険契約は規制上の正本であり、AI エージェントが直接消すものではない。一方、旅行、チケット、物販、情報提供の操作画面は外部エージェントに迂回されやすい。中立では該当部分の利用者を10年で0.8倍、価格を1.1倍とした。比較、予約、購入が外部へ移れば、広告、仲介料、顧客接点が同時に減る。

制裁・地政学・多国籍免許

事業はカザフスタン、欧州、中央アジア、中東、トルコへ広がり、ロシア周辺を含む越境取引の制裁確認と資金洗浄対策が常に必要である。米国当局からの照会や、各国の制裁・資本規制・データ規制が強まれば、顧客受入れ、送金、証券保管が止まりうる。免許が増えるほど市場は広がるが、遵守費用と一件の違反が全社の評判へ波及する範囲も広がる。

今後の分かれ目

SEC調査が業務制限なしで終わり、証券部門の最大顧客比率が20%未満へ下がったら
証券の利益の再現性が上がる。楽観・やや楽観の確率を増やし、口座数と預かり資産の伸びを利益へ結び付けて見直す。
周辺部門の四半期赤字が売上の1割未満となり、通信・決済・クラウドが単独黒字になったら
中核金融の利益を食う構造が終わる。基盤事業の利益率と最終純利益を引き上げ、追加増資の必要額を減らす。
AI拠点の第一期能力の過半が5年以上の解約しにくい契約で埋まり、投下資本利益率が資本コストを超えたら
大型投資は赤字の周辺事業でなく新しい基盤収益になる。増資額を減らし、楽観側の確率を上げる。
銀行の預金増加が融資と手数料の伸びを伴わず、信用費用が融資残高の3%を超えたら
顧客数を価値とみなさず、銀行の収益率と自己資本の伸びを下げ、やや悲観の確率を上げる。
追加増資や関連当事者への前払が続く一方、配当・買戻しの方針が示されなかったら
オーナー利益の外部流出が続く。payoutをさらに負にし、累計増資と減損を自己資本の道筋へ反映する。
旅行・チケット・物販の利用者が2年連続で減り、外部AI エージェント経由の取引比率が上がったら
AI エージェント代替が中立より速い。該当セグメントの数量と価格を悲観側へ下げ、g_longも引き下げる。
SuperAppの月間利用者が増えても、銀行・証券・保険の顧客当たり収益が2年連続で低下したら
ネットワーク効果より値引き依存が強い合図である。価格の筋書きを下げ、堀を弱い側へ見直す。

見ておくもの

  • 証券部門の最大顧客売上比率と上位三顧客の証拠金融残高・担保余力
  • SEC調査・ウェルズ通知の最終処分と業務制限の有無
  • 周辺部門の売上、税前損失、従業員数と、基盤事業・画面仲介事業の分離開示
  • AI拠点の契約済み容量、契約年数、投資額、資金調達方法、稼働率
  • 銀行の預金費用、融資残高、信用損失、規制資本の余裕
  • 株式発行、株式報酬、関連当事者取引、配当・買戻し方針
  • 旅行・チケット・物販の利用者とAI エージェント経由の取引比率

倍率と資本コストの決め方

現在の株価や市場のPER・PBRを見る前に、証券口座、銀行資産、保険契約、クラウド顧客、周辺サービス利用者の数量と単価から2035年の利益を積み上げた。周辺のうち旅行・チケット・物販はAI エージェント代替の型に分け、中立の数量0.8倍、価格1.1倍、成熟後の成長0%前後とした。決済、通信、クラウド、金融の正本には同じ縮みを掛けていない。倍率はk 9.5%、全社g_long 3.0%、普通の堀で薄めたRONICから出し、楽観から中立は式の上限とした。やや悲観と悲観は稼ぐ力と税後換金資産の床を超えない。増資と株式報酬はpayoutを負にして別に差し引いた。金融の顧客預り金と対応する現金は余剰現金に数えていない。最後に台帳時価総額と比べ、約7割強の割高という結果をそのまま受け入れた。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。kは基本8.0%にquality +1.5%を加えた9.5%。βと現在・過去・同業の市場倍率は使わない。SEC調査、支配株主、関連当事者、AI拠点の実行リスクは個別要因なのでkへ足さず、筋書きの利益と確率で表す。

同じ業種(金融)の AI 分析

割安 ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズBMNR ETH約605万枚の保有は大きいが、値上げ力のある事業とは違う。旧株数による割安判定は無効で、実勢株価には安全域が乏しい 本質価値との差 +284.4% · 10 年 割安(年 +18.9%) 割安 QFINQFIN 中国の与信仲介で規制と信用悪化が利益を直撃し、堀は薄い。それでも長期価値は現在の時価総額を大きく上回り、割安と見る。 本質価値との差 +227.8% · 10 年 割安(年 +26.4%) 割安 フィンボリューション・グループFINV 中国の融資規制で収益力は傷んだが、海外展開と厚い資本が再生を支える。VIEと信用損失を厳しく見ても、長期価値には大きな安全域がある 本質価値との差 +213.6% · 10 年 割安(年 +27.2%) 割安 XファイナンシャルXYF 中国の貸出規制で成長は崩れたが、資産と残る収益力に対して市場評価は極端に低い。10年価値は割安。ただし回収できる株主価値には大きな不確実性がある 本質価値との差 +148.7% · 10 年 割安(年 +23.5%) 割安 ブラデスコ銀行BBD ブラジル有数の銀行と保険の二重の強みは残るが、信用損失とデジタル競争は重い。10年の本質価値は基準時価総額を約52%上回り、割安と判断する。 本質価値との差 +141.9% · 10 年 割安(年 +21.7%) 割安 ユーロネット・ワールドワイドEEFT ATM・送金・デジタル決済を束ねる希少な基盤。直近の減速を織り込んだ値段は割安で、10年の価値に大きな安全域がある 本質価値との差 +110.0% · 10 年 割安(年 +18.8%) 割安 ルーファックス・ホールディング(Lufax)LU 帳簿上の資産に対して株価は極端に低い。利益回復なら大幅な割安だが、貸倒れと親会社支配が安全域を脅かす 本質価値との差 +82.9% · 10 年 割安(年 +17.4%) 割安 BSBRBSBR ブラジルの銀行基盤は長く残る。独立価値では割安だが、親会社による残余株の株式交換がADR保有の行方を左右する。 本質価値との差 +79.2% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 バークレイズBCS 英国の預金基盤と米英の市場業務が収益を支える。信用循環と資本規制を織り込んでも、10年価値には厚い安全域がある 本質価値との差 +76.1% · 10 年 割安(年 +16.2%) 割安 ウエスタン・ユニオンWU 現金受取の送金網には寿命があるが、手数料の堀は薄い。減配と競争を重く見込んでも、残るオーナー利益に対して割安 本質価値との差 +74.3% · 10 年 割安(年 +17.9%) 割安 SLMSLM 民間学生ローンで首位の集客力は強い。信用損失と売却益の不安定さを割り引いても、10年の株主価値は割安圏にある 本質価値との差 +70.8% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +63.9% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 NWGNWG 英国の預金と法人取引に堀があり、買収後の運用事業も伸びる。信用循環を厚く見積もっても10年価値に安全域がある割安株。 本質価値との差 +58.6% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 イタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB ブラジル最大の民間銀行として堀は厚いが、政治と金融技術の競争には注意が要る。10年の本質価値は基準時価総額を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +55.0% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 FUTUFUTU 海外展開と高い資本効率に成長余地が残る。中国規制と手数料低下は重いが、10年の期待価値は現在の時価総額を上回り、割安とみる。 本質価値との差 +48.1% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 RITMRITM 住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 KBフィナンシャル・グループKB 韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ロケット・カンパニーズRKT 債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ブリッシュBLSH 規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ストラテジーMSTR 世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。 本質価値との差 −95.5% · 10 年 割高(年 −5.0%)

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読んだ資料

  1. Freedom Holding Corp. Form 10-K(2026年3月期)
  2. Freedom Holding Corp. Form 10-Q(2026年6月期第1四半期)
  3. Freedom Holding Corp. AIインフラ開発発表(2026年10月26日)

分析日 2026-10-23