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ロビンフッド・マーケッツ HOOD

個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)40.52 ドル372 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)96.6 ドル887 億ドル差 −58.0%
10 年後から見ると 割高 価値 40.52 ドル372 億ドル · 差 −58.0% · 期待の年率 −1.0%
期待の年率リターン(10 年)−1.0%資本コスト比 −10.0 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ロビンフッド・マーケッツは、手数料ゼロの株取引アプリで個人投資家を集め、いまは株・オプション・暗号資産・予測市場(イベント契約)・退職口座・銀行・クレジットカード・助言までを 1 つのアプリで売る証券会社である。2025 年の売上は 44.7 億ドル(前年比 52% 増)、純利益は 18.8 億ドル、営業利益率は 47%。プラットフォーム資産は 2026 年 6 月末に 3,690 億ドル、有料会員(ゴールド)は 480 万人。2026 年 4〜6 月期も売上 13.1 億ドル(32% 増)と伸びたが、純利益 5.7 億ドルのうち 1.3 億ドルはベンチャー投資ファンドの連結を外した一時益である。

収益は取引ベース(約 6 割)、純金利収益(約 3 割)、会員料・カードなどのその他(約 1 割)。取引は暗号資産の相場とイベント契約の流行で振れが大きく、2026 年 4〜6 月期は暗号資産が 38% 減る一方、イベント契約は 10 倍以上に伸びた。顧客の現金と信用取引(マージン貸出)の利ざやである純金利収益は、短期金利 3.5〜4% が続く世界では底堅い。

バリュー投資の観点では、事業の勢いと経営の速さは認めつつ、収益の質(流行依存・規制の火種)と値段を重く見る。資本コストは 9%(基本 8.0% + quality +1.0%。個人の取引量と暗号資産・金利への連動 +0.75、予測市場など新商品と規制 +0.25)、成長は 4%、ROE 18% 前後の利益ベースの式(資本コストを超える稼ぎは新しく投じるお金では半分に薄れる)を当てると、中立の 10 年後の正当化 PER は約 14.2 倍、利益の振れからその 7.6 割の約 10.8 倍。今の PER 48 倍(2025 年の GAAP 利益)とは大きく離れ、10 年の売上が年 11% で伸びる中立の筋書きですら、10 年後の時価総額は約 506 億ドルで今の 908 億ドルに届かない。楽観の筋書き(売上が年 21% 超)でようやく今の値段を上回る。総合の価値は 372 億ドルで、今の時価総額を約 6 割下回る大きな割高だが、事業が優良で堀が広がる側の確率は薄くない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず 10 年後を問う。ロビンフッドは、10 年後も存在し、おそらく今より大きい。若い投資家の最初の口座という入口を押さえ、同じ顧客に商品を足すほど稼ぎが増える仕組みは強い。ただし堀は広がるとも狭まるとも言い切れない。ゼロ手数料・高利回りの現金・アプリの使いやすさは、シュワブやフィデリティにも真似できる。取引の収益は相場と流行次第で、わからない部分が大きい。

次にオーナー利益。2025 年の純利益 18.8 億ドルのうち、株式報酬 3 億ドルは本当の費用として差し引いて見る必要がある。成長に要る資本(信用取引・預金・規制資本)を引くと、株主のものになる利益は純利益の 6 割前後と見る。経営は速く、買収を小さく重ね、買い戻しを割安なときに増やすなど、資本配分はおおむね妥当。ただし、2021 年に高値で上場し、その後 2 年で自己資本が膨らみ、2022 年に株価が 77% 下がった経験が、収益の質を示している。

安全域は薄い。資本コスト 9%・長期の成長 4%・ROE 18% の利益ベースの式で、中立の 10 年後の PER は約 10.8 倍(正当化 PER 約 14.2 倍の 7.6 割)。今の 48 倍は、10 年の高成長が続く前提を先に払っている。確率で重みづけた 10 年後の価値は 372 億ドルで今の約 4 割、期待の年率は −1.3%。強気の筋書きでようやく今と釣り合う。事業が理解しやすいとは言えず、確信度は低〜中。

何で稼ぐ会社か

ロビンフッドの収益は 3 つに分かれる。第 1 は取引ベース収益で、2025 年は 26.3 億ドル。オプション(約 11 億ドル)、暗号資産(約 9 億ドル。2025 年 6 月に買収した取引所ビットスタンプ(Bitstamp)を含む)、株式(約 3 億ドル)、イベント契約などその他の取引(約 3 億ドル)。株は売買手数料ゼロで、執行の対価(注文の取引先から受ける手数料)が収益になる。オプションは 1 枚あたり約 0.5 ドルの料金が積み上がる。イベント契約は 2026 年 4〜6 月期に 136 億件、収益 1.56 億ドルで、1 件あたり約 1 セントと薄いが数量が急増している。取引所は提携先のカルシ(Kalshi)が大半を扱い、自社の取引所ロセラ(Rothera。サスケハナ(Susquehanna)との合弁)は自社の取引の約 16% にとどまる。

第 2 は純金利収益(2025 年 15.1 億ドル)。信用取引の貸出残高は 2026 年 6 月に 216 億ドル(前年比 127% 増)、現金スイープ 297 億ドル、現金・預金 187 億ドル、ほかに証券貸出。2026 年 2 月に高利回りの現金の仕組みを更新し、スイープ残高から 60 億ドル超が顧客の現金・預金へ移った。第 3 はその他(3.3 億ドル)で、月 5 ドル級のゴールド会員料、クレジットカード、トランプ・アカウント(子どもの口座)の運営収入、助言(トレードピーエムアール(TradePMR)の買収で 500 億ドルの助言資産)、ロビンフッドチェーン(自社のレイヤー 2)など。

顧客は資金を持つ個人 2,840 万人、ゴールド採用率 17%、年間の 1 人あたり収益 187 ドル。海外(英国・欧州・シンガポール・カナダ)は 100 万人超。経営は創業者のウラジミール・テネフ(Vladimir Tenev)。費用は 2026 年の調整後で 26.75〜27.75 億ドルの見通しで、売上が伸びても費用の伸びは約 18% に抑える設計。

優良さと弱いところ

優良さを 4 つで見る。第 1 は製品の速度と顧客の若さ。新機能を数週間で出し、2,840 万人の資金口座・480 万人のゴールド会員へ売れる。第 2 は費用構造で、営業利益率 47%(調整後 EBITDA は 57%)と、規模の割に人員が小さい。第 3 は口座が一本化するほど切り替えが重くなる点で、ゴールド・退職口座(345 億ドル・82% 増)・銀行・カードを持つ顧客は離れにくい。第 4 は資産の伸びで、純入金は年 28%(2026 年 4〜6 月期の年率)。

弱い所は 4 つ。第 1 に収益が相場連動で、暗号資産は 2026 年 4〜6 月期に 38% 減、2022 年の下げ局面では株価が高値から 77% 下がった。第 2 にイベント契約が流行と規制に依存し、収益の中身(1 件 1 セント)が薄く、カルシに数量を頼る。第 3 に顧客 1 人あたりの預かり資産が小さく(約 1.3 万ドル)、シュワブ(Schwab)の 13 兆ドルのような厚い資産基盤とは違い、顧客は他社へも口座を持つ。第 4 に株式報酬が年 4 億ドル規模(純利益の約 2 割)で、株数が年 1% 前後増える。費用の速さと質の維持を両立できるかは、これから証明される。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の個人向け証券は、シュワブ・フィデリティ(Fidelity)・バンガード(Vanguard)の大手が預かり資産で寡占し、その外側にロビンフッド・インタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers)・モルガン・スタンレー(E*トレード)・コインベース(Coinbase)などが並ぶ。業界の数量は、個人の投資可能資産(株・投信・退職口座。大手 3 社の合計で約 40 兆ドルと推定)と、取引の回数・口座あたりの利用額に比例する。売買手数料は 2019 年にゼロとなり、稼ぐ源泉は、現金と貸出の利ざや、会員・助言・カードなどの定額収入、そして活発な取引(オプション・暗号・予測市場)へ移った。

今の局面は、短期金利 3.5〜4%・長期 5% で現金が高い利回りを生み、顧客資産が株高で膨らんだ時期。ロビンフッドは若年層と新しい商品(予測市場・暗号・トークン化)で顧客を取り、シュワブとフィデリティは退職資金と助言で取り返しに来る。インタラクティブ・ブローカーズは海外・上級者、コインベースは暗号の専業。

予測市場は、スポーツを中心に急拡大した新しい市場で、カルシやポリマーケット(Polymarket)と、スポーツ賭博のドラフトキングス(DraftKings)やファンデュエル(FanDuel)が競う。州の賭博規制と連邦の先物規制の線引きが争われており、料金が下がるか、事業が制約を受ける可能性がある。AI は問い合わせ・口座開設・助言の費用を下げ、ロビンフッドが自社のエージェント取引(約 10 万人が口座開設)を始めたように、新しい取引の形も生む。景気は敏感で、株価が 3〜4 割下がれば取引・預かり資産・手数料が同時に減る。

資本政策と M&A

還元は自社株買いが中心で配当はない。2025 年は 6.5 億ドルを買い戻し(平均価格は当時の水準)、2026 年 4〜6 月期は 4.1 億ドル(うち 2.9 億ドルは 6 月の転換社債の発行に連動)。2026 年 6 月にゼロクーポンの転換社債 22 億ドルを発行し、同時にキャップド・コール(上昇益の上限付き買い)を 1.2 億ドルで購入した。現金は 53.6 億ドル、長期借入は 21.7 億ドル、株主資本は 95 億ドル。株式報酬を打ち消すための買い戻しが要るので、正味の還元は買い戻し額よりかなり小さい。

M&A は 2025 年のビットスタンプ(暗号取引所)とトレードピーエムアール(助言のカストディ)、2026 年 6 月のウォンダーファイ(WonderFi。カナダの暗号会社・約 1.8 億ドル)。ロビンフッド・ベンチャーズ・ファンド I(RVI)は連結を外して 1.3 億ドルの益を計上した。買う側として小さな買収を重ねる会社で、売られる側になる可能性は創業者の議決権(Class B)の下でほぼない。未成立の大型買収は見当たらない。経営は資本を保守的に使い、速く投資する。ただし相場が荒れる商品が増えるほど、自己資本を厚く持つ必要がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ロビンフッドは、米国の個人投資家の次の標準になりつつある。純入金は 2026 年 4〜6 月期に 217 億ドル(年率 28%)と記録的で、資金のある顧客は 2,840 万人。ゴールド会員は 480 万人(前年比 39% 増、採用率 17%)で、会員料は景気に左右されない定額収入になる。退職口座は 345 億ドル(82% 増)、信用取引の残高は 216 億ドル(127% 増)、銀行預金は 30 億ドル超、ゴールドカードは 100 万枚超と、1 人の顧客に売る商品が増え、年間の 1 人あたり収益は 187 ドルまで上がった。年換算収益が 1 億ドルを超える事業は 13 に達している。

新しい収益の柱も立ち上がっている。予測市場は 2026 年 4〜6 月期に 1.56 億ドル(前の四半期は約 1.0 億ドル)と暗号資産を上回り、自社取引所ロセラへ移すほど料金を自社で取れる。ロビンフッドチェーンは 2026 年 7 月に開始し、トークン化された株の取引や貸出の場になる。トランプ・アカウント(子ども向け口座)は登録 700 万件超、助言(トレードピーエムアール)は資産 500 億ドルを持つ。これらが重なれば、売上は 10 年で 6〜7 倍、営業利益率は 50% 前後を保てる。

株式市場が年 5〜6% で伸び、純入金が顧客資産の 1 割以上の伸びを 10 年続ければ、預かり資産は 12 倍近く(約 4 兆ドル)になる。シュワブの今の 13 兆ドルに比べれば 3 割にすぎず、取れる余地は大きい。AI で費用が下がり、営業レバレッジが続くので、利益は売上より速く増える。

慎重な見方

今の値段は、完璧な 10 年を前提にしている。2025 年の GAAP の PER は 48 倍で、株式報酬を戻した「調整後」の数字では安く見えても、株式報酬は純利益の約 2 割にあたる本物の費用である。収益の質も気になる。暗号資産は 2026 年 4〜6 月期に 38% 減り、2022 年は株価が高値から 77% 下がった。イベント契約の 1.56 億ドルは流行と規制次第で、1 件 1 セントの薄い料金、数量の大半をカルシに頼る構造、州の賭博規制との争いが火種になる。

純金利収益は短期金利 3.5〜4% が前提で、スイープ残高は 9% 減り、2026 年 2 月の仕組みの更新で 60 億ドル超が移った。顧客の現金は高利回りの金融商品へ出やすく、競合のフィデリティ・バンガードに対して価格を上げられる立場にない。顧客 1 人あたりの預かり資産が小さく、顧客は他社にも口座を持つ。シュワブ・インタラクティブ・ブローカーズ・コインベース・ドラフトキングスが同じ顧客を取りに来る。

売上が 10 年で 2.8 倍(年 11%)になっても、ROE は 18% 前後、g は 4% で、利益ベースの式の PER は約 10.8 倍。今の値段に届くには、売上が 7 倍になり、かつ ROE と倍率が落ちない必要がある。資本コスト 9% は暗号資産と取引量の循環を織り込んだ値だが、予測市場の規制が悪化すれば足りない。2021 年の高値で買った人は、2 年後に自己資本の 1 倍近くでしか売れなかった。

どちらに重みを置いたか

事業の勢いは強気の見方が勝つが、値段は慎重な見方が勝った。確率は 10 年で、楽観 12%・やや楽観 24% の上振れ側が計 36%、やや悲観 21%・悲観 13% の下振れ側が計 34%、中立 30% と、ほぼ釣り合わせた。相場連動の振れは quality の cycle で資本コストに織り込んだので、確率で重ねて悲観に寄せていない。中立でも売上は年 11% で伸びるとしたが、暗号と予測市場の水準は今の山より低く置いた。結論は「優良な成長事業だが、式の値では今の値段が大きく先取りされている」。楽観の筋書きだけが今の値段を上回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 70.75 ドル650 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 16.36 ドル150 億ドル)。 今の値に割り戻すと 40.52 ドル372 億ドル、今との差 −58.0%、 期待の年率 −1.0%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 175.23 ドル1,610 億ドル 35.92 ドル330 億ドル +118.6% +8.1% 25.34 ドル233 億ドル
やや楽観 24% 109.14 ドル1,003 億ドル 25.03 ドル230 億ドル +38.9% +3.3% 32.20 ドル296 億ドル
中立 30% 55.09 ドル506 億ドル 14.15 ドル130 億ドル −28.3% −3.3% 20.77 ドル191 億ドル
やや悲観 21% 26.34 ドル242 億ドル 6.53 ドル60 億ドル −66.0% −10.2% 6.90 ドル63 億ドル
悲観 13% 11.30 ドル104 億ドル 3.27 ドル30 億ドル −84.9% −17.2% 1.89 ドル17 億ドル
加重平均100% 70.75 ドル650 億ドル16.36 ドル150 億ドル −9.8% −1.0% 87.11 ドル800 億ドル

今の株価時価総額 96.58 ドル887 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 12% 楽観:預かり資産が約 4 兆ドルの総合金融アプリになる 利益 125 億ドル · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 175.23 ドル1,610 億ドル

2035 年末のプラットフォーム資産は約 4 兆ドル(年 28% から 10 年目は 9% に落ち、平均 約 28%)。米国の個人の投資可能資産(約 68 兆ドルと推定)の約 6%。ゴールド会員は 2,500 万人、年間の 1 人あたり収益は物価と新商品で約 150 ドル。イベント契約は 4,000 億件、自社取引所ロセラが主役になり、暗号取引も 1.2 兆ドル。オプションは 100 億枚。純金利収益は残高 5,500 億ドルの運用で 110 億ドル。ロビンフッドチェーンとトークン化が新しい手数料源になり、売上は 305 億ドル、営業利益率 52%、純利益は約 125 億ドル。堀は広がり、シュワブ・フィデリティと並ぶ寡占の 1 社になる。10 年の正味の還元は 330 億ドル。

  • オプション取引:数量 100(年間の取引枚数(億枚))× 価格 0.55(1 枚あたり収益(ドル))→ 売上 55 億ドル・営業利益 33 億ドル
  • 株式取引:数量 200,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 26 億ドル・営業利益 13 億ドル
  • 暗号資産取引:数量 12,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 36 億ドル・営業利益 16 億ドル
  • 予測市場(イベント契約)・その他の取引:数量 4,000(年間の取引件数(億件))× 価格 0.01(1 件あたり収益(ドル))→ 売上 40 億ドル・営業利益 22 億ドル
  • 純金利収益:数量 5,500(利息を生む残高の平均(億ドル))× 価格 0.02(残高に対する純金利収益の率)→ 売上 110 億ドル・営業利益 61 億ドル
  • 会員料・カード・その他:数量 2,500(ゴールド会員数(万人))× 価格 0.02(会員 1 人あたりの収益(億ドル/万人))→ 売上 38 億ドル・営業利益 13 億ドル

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.00%)。事業の ROE 24.0%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 520 億ドル)、残る割合 1/2(普通 1/2)で RONIC 16.5%、g 4.0%(口座数と預かり資産の伸びで長期の名目は 4% 前後。式は g 4% で計算する)。式の値は 15.2 倍で、これが検査の上限になる。個人投資家向けの新世代証券で、取引・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、振れが大きい。 上限の 8.5 割の 12.9 倍に置いた。

確率:すべての新商品が実を結び、預かり資産が約 12 倍になる。10 年を通じての実現は 1 割。

やや楽観 24% やや楽観:預かり資産は約 2.6 兆ドル、料金の低下を数量が埋める 利益 86 億ドル · PER 11.7 倍 · 株価時価総額 109.14 ドル1,003 億ドル

2035 年末のプラットフォーム資産は約 2.6 兆ドル(年 23%)。ゴールド会員 1,800 万人、1 人あたり収益 140 ドル。イベント契約は 2,500 億件で 1 件 1 セント。暗号取引は 9,000 億ドル。オプションは 80 億枚。料金は競争で年 0.5% ほど下がるが、数量の増加で埋まる。純金利収益は 83 億ドル。売上は 218 億ドル、営業利益率 50%、純利益は約 86 億ドル。シュワブ・インタラクティブ・ブローカーズに若年層・海外で並ぶが、フィデリティの退職口座への追い上げは続く。10 年の正味の還元は 230 億ドル。

  • オプション取引:数量 80.0(年間の取引枚数(億枚))× 価格 0.53(1 枚あたり収益(ドル))→ 売上 42 億ドル・営業利益 25 億ドル
  • 株式取引:数量 140,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 18 億ドル・営業利益 9 億ドル
  • 暗号資産取引:数量 9,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 24 億ドル・営業利益 10 億ドル
  • 予測市場(イベント契約)・その他の取引:数量 2,500(年間の取引件数(億件))× 価格 0.01(1 件あたり収益(ドル))→ 売上 25 億ドル・営業利益 13 億ドル
  • 純金利収益:数量 4,200(利息を生む残高の平均(億ドル))× 価格 0.02(残高に対する純金利収益の率)→ 売上 83 億ドル・営業利益 44 億ドル
  • 会員料・カード・その他:数量 1,800(ゴールド会員数(万人))× 価格 0.01(会員 1 人あたりの収益(億ドル/万人))→ 売上 25 億ドル・営業利益 8 億ドル

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.00%)。事業の ROE 20.5%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 420 億ドル)、残る割合 1/2(普通 1/2)で RONIC 14.7%、g 4.0%(口座数と預かり資産の伸びで長期の名目は 4% 前後。式は g 4% で計算する)。式の値は 14.6 倍で、これが検査の上限になる。個人投資家向けの新世代証券で、取引・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、振れが大きい。 上限の 8.0 割の 11.7 倍に置いた。

確率:成長が 10 年へ薄まりながら続く。中立より少し強い側。

中立 30% 中立:売上は年 11% で 2.7 倍、利益率は保たれる 利益 47 億ドル · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 55.09 ドル506 億ドル

2035 年末のプラットフォーム資産は約 1.2 兆ドル(年 14%:市場 5.5% + 純入金 平均 約 9%)。ゴールド会員は 1,100 万人、1 人あたり収益は物価並みの 125 ドル。暗号の取引金額は 5,000 億ドルで収益率は 0.22% へ下がり、イベント契約は 1,200 億件で 1 件 1 セント。オプションは 63 億枚、1 枚 0.50 ドル。純金利収益は残高 2,400 億ドル、率 1.9%。売上は 123 億ドル(年 11%)、営業利益率 48%、純利益は約 47 億ドル。景気後退を 2 回挟み、そのたびに利益は 3 割落ちるが、ならすと増える。堀は広がりも狭まりもしない。10 年の正味の還元は 130 億ドル。

  • オプション取引:数量 63.0(年間の取引枚数(億枚))× 価格 0.50(1 枚あたり収益(ドル))→ 売上 32 億ドル・営業利益 17 億ドル
  • 株式取引:数量 75,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 9 億ドル・営業利益 4 億ドル
  • 暗号資産取引:数量 5,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 11 億ドル・営業利益 4 億ドル
  • 予測市場(イベント契約)・その他の取引:数量 1,200(年間の取引件数(億件))× 価格 0.01(1 件あたり収益(ドル))→ 売上 12 億ドル・営業利益 6 億ドル
  • 純金利収益:数量 2,400(利息を生む残高の平均(億ドル))× 価格 0.02(残高に対する純金利収益の率)→ 売上 46 億ドル・営業利益 24 億ドル
  • 会員料・カード・その他:数量 1,100(ゴールド会員数(万人))× 価格 0.01(会員 1 人あたりの収益(億ドル/万人))→ 売上 14 億ドル・営業利益 4 億ドル

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.00%)。事業の ROE 18.4%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 255 億ドル)、残る割合 1/2(普通 1/2)で RONIC 13.7%、g 4.0%(口座数と預かり資産の伸びで長期の名目は 4% 前後。式は g 4% で計算する)。式の値は 14.2 倍で、これが検査の上限になる。個人投資家向けの新世代証券で、取引・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、振れが大きい。 上限の 7.6 割の 10.8 倍に置いた。

確率:議論の落としどころ。成長は鈍りながら続き、競争で料金は下がる。

やや悲観 21% やや悲観:価格競争とシェア低下で売上は 1.7 倍にとどまる 利益 24 億ドル · PER 10.1 倍 · 株価時価総額 26.34 ドル242 億ドル

2035 年末のプラットフォーム資産は約 7,000 億ドル(年 8%)。ゴールド会員 800 万人。シュワブ・フィデリティ・インタラクティブ・ブローカーズが同じ商品を同じ価格で出し、ロビンフッドの強みだった速さが薄まる。オプション 1 枚 0.46 ドル、イベント契約は 1 件 0.9 セントに下がり、暗号の取引金額は 3,000 億ドル。純金利収益の率は顧客への利息の増加で 1.7%。売上は 74.5 億ドル、営業利益率は 40%、純利益は約 24 億ドル。暗号とイベント契約が相場と規制で細り、収益の質が低下する。10 年の正味の還元は 60 億ドル。

  • オプション取引:数量 45.0(年間の取引枚数(億枚))× 価格 0.46(1 枚あたり収益(ドル))→ 売上 21 億ドル・営業利益 9 億ドル
  • 株式取引:数量 45,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル
  • 暗号資産取引:数量 3,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル
  • 予測市場(イベント契約)・その他の取引:数量 600(年間の取引件数(億件))× 価格 0.01(1 件あたり収益(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル
  • 純金利収益:数量 1,700(利息を生む残高の平均(億ドル))× 価格 0.02(残高に対する純金利収益の率)→ 売上 29 億ドル・営業利益 13 億ドル
  • 会員料・カード・その他:数量 800(ゴールド会員数(万人))× 価格 0.01(会員 1 人あたりの収益(億ドル/万人))→ 売上 9 億ドル・営業利益 2 億ドル

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.00%)。事業の ROE 13.7%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 175 億ドル)、残る割合 1/2(普通 1/2)で RONIC 11.4%、g 4.0%(口座数と預かり資産の伸びで長期の名目は 4% 前後。式は g 4% で計算する)。式の値は 13.0 倍で、これが検査の上限になる。個人投資家向けの新世代証券で、取引・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、振れが大きい。 上限の 7.8 割の 10.1 倍に置いた。

確率:シュワブ・フィデリティ・インタラクティブ・ブローカーズに顧客と価格で押され、規制もかかる。楽観より薄い 2 割強。

悲観 13% 悲観:構造的に負ける(相場の山の剥落・規制・競争) 利益 11 億ドル · PER 9.4 倍 · 株価時価総額 11.30 ドル104 億ドル

2035 年末のプラットフォーム資産は約 4,500 億ドル(年 3%)。暗号資産の価格が長期に低迷し、イベント契約は州の賭博規制と競合の値下げで事業が縮み、1 件 0.6 セントまで下がる。顧客はシュワブ・フィデリティ・コインベースへ流れ、オプションの料金は 0.40 ドルに落ちる。信用取引の貸出で信用事故が起き、純金利収益の率は 1.4%。売上は 43 億ドル(2035 年も 2025 年と同水準)、営業利益率は 33%、純利益は約 11 億ドル。もう優良ではなく、相場と規制に振られる普通の証券会社として式で測る。10 年の正味の還元は 30 億ドル。

  • オプション取引:数量 30.0(年間の取引枚数(億枚))× 価格 0.40(1 枚あたり収益(ドル))→ 売上 12 億ドル・営業利益 5 億ドル
  • 株式取引:数量 30,000(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル
  • 暗号資産取引:数量 1,500(年間の取引金額(億ドル))× 価格 0.00(取引金額に対する収益率)→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル
  • 予測市場(イベント契約)・その他の取引:数量 200(年間の取引件数(億件))× 価格 0.01(1 件あたり収益(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル
  • 純金利収益:数量 1,400(利息を生む残高の平均(億ドル))× 価格 0.01(残高に対する純金利収益の率)→ 売上 20 億ドル・営業利益 7 億ドル
  • 会員料・カード・その他:数量 550(ゴールド会員数(万人))× 価格 0.01(会員 1 人あたりの収益(億ドル/万人))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル

倍率:事業の ROE 5.2%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 210 億ドル)が k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.00%)以下なので、PER は 1÷k = 11.1 倍まで(ためた利益は額面未満の価値。SCHEMA §1-1)。個人投資家向けの新世代証券で、取引・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、振れが大きい。 上限の 8.5 割の 9.4 倍に置いた。

確率:収益の質の弱さ(流行依存・規制の火種)が出て、もう優良ではなくなる確率を 1 割強に置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

オプション取引

個人向けのオプション売買の執行から得る収益(1 枚あたりの料金)。

数量年間の取引枚数(億枚)価格1 枚あたり収益(ドル)売上営業利益
今 2025/12 21.0 0.54 11 6
10 年後 中立 63.0 0.50 32 17

取り方:2026 年 4〜6 月期は 7.74 億枚(前年比 50% 増。前年 4〜6 月は約 5.2 億枚)、収益 3.42 億ドル。2025 年の収益は四半期ごとの値から約 11.3 億ドルと推定し、枚数は約 21 億枚と置く(1 枚あたり約 0.54 ドル)。米国の個人のオプション市場は増加が続く。営業利益は費用の按分で約 57%。

株式取引

株式(ETF を含む)の売買の執行から得る収益。

数量年間の取引金額(億ドル)価格取引金額に対する収益率売上営業利益
今 2025/12 22,000 0.00 3 1
10 年後 中立 75,000 0.00 9 4

取り方:2026 年 4〜6 月期の取引金額は 9,560 億ドル(前年比 85% 増)、収益 1.29 億ドル(収益率 0.0135%)。2025 年は約 2.2 兆ドル、収益約 2.9 億ドル(推定)と置く。売買手数料ゼロの下で、率は競争で下がりやすい。

暗号資産取引

アプリとビットスタンプ(取引所)での暗号資産の売買収益。

数量年間の取引金額(億ドル)価格取引金額に対する収益率売上営業利益
今 2025/12 2,000 0.00 9 4
10 年後 中立 5,000 0.00 11 4

取り方:2026 年 4〜6 月期は取引金額 400 億ドル(アプリ 180・ビットスタンプ 220)、収益 1.0 億ドル(前年比 38% 減。収益率 0.25%)。2025 年は収益約 9.0 億ドル(四半期ごとの値から推定)、取引金額は約 2,000 億ドル(ビットスタンプは 6 月から)と置く。収益率の低いビットスタンプの比重が高まり、収益率は下がる。

予測市場(イベント契約)・その他の取引

スポーツや選挙などのイベント契約の取引料と、その他の取引収益。

数量年間の取引件数(億件)価格1 件あたり収益(ドル)売上営業利益
今 2025/12 120 0.03 3 2
10 年後 中立 1,200 0.01 12 6

取り方:2025 年のイベント契約は 120 億件超。2026 年 4〜6 月期は 136 億件、収益 1.56 億ドル(前年比 10 倍超、1 件約 1.15 セント)。2025 年の取引ベース収益 26.28 億ドルから、オプション・株式・暗号を引いた残り約 3.1 億ドル(イベント契約とその他の取引。推定)を、件数 120 億件で割って 1 件あたり 2.6 セントと置く。今は 1 セント台なので、将来の価格は下がる前提で置く。

純金利収益

信用取引の貸出・顧客の現金・証券貸出などの利ざや。

数量利息を生む残高の平均(億ドル)価格残高に対する純金利収益の率売上営業利益
今 2025/12 700 0.02 15 7
10 年後 中立 2,400 0.02 46 24

取り方:2025 年の純金利収益は 15.14 億ドル。2026 年 6 月末は信用取引 216 億・現金スイープ 297 億・現金と預金 187 億。顧客資産に紐づいて利息を生む平均残高を約 700 億ドル(貸出・預けた現金・証券貸出の担保・自己資金の合計。推定)、率 2.2% と置く。短期金利 3.5〜4% が続けば率は保たれるが、顧客に払う利息が増えれば下がる。

会員料・カード・その他

ゴールドの会員料、クレジットカード、トランプ・アカウントの運営、助言、銀行手数料など。

数量ゴールド会員数(万人)価格会員 1 人あたりの収益(億ドル/万人)売上営業利益
今 2025/12 380 0.01 3 1
10 年後 中立 1,100 0.01 14 4

取り方:2025 年のその他収益は 3.31 億ドル、ゴールド会員は年末 420 万人(年平均約 380 万人)で、1 人あたり約 87 ドル(会員料・カード・銀行の合計)。2026 年 4〜6 月期は 1.43 億ドル(54% 増)。トランプ・アカウントの運営収入が加わる。

リスクと懸念

暗号資産・取引の熱の剥落

暗号資産の収益は 2026 年 4〜6 月期に 38% 減り、2025 年に約 9 億ドルあった収益(取引収益の約 3 分の 1)が、相場が崩れればほぼ消える。2022 年は株価が高値から 77% 下がり、2021〜2023 年に赤字が続いた。オプションと株式の取引も相場の熱と同時に落ちる。

予測市場の規制と数量の依存

イベント契約は 2026 年 4〜6 月期に 1.56 億ドルへ急増したが、1 件約 1 セントと薄く、数量の大半を提携先のカルシに頼る。州の賭博規制と連邦の先物規制の争い、スポーツ賭博の競合の参入、料金の低下で、収益が縮むか事業が制約される可能性がある。自社取引所ロセラの比率は約 16% にとどまる。

純金利収益の金利感応度と現金の移動

純金利収益(2025 年 15.1 億ドル)は短期金利 3.5〜4% が前提。2026 年 2 月に現金スイープの仕組みを更新し、残高は前年比 9% 減。顧客の現金が高利回りの金融商品へ出れば、率が下がる。信用取引の貸出(216 億ドル・127% 増)は株価の急落で担保が割れ、信用費用が出る。

競争:シュワブ・フィデリティ・インタラクティブ・ブローカーズ・コインベース

同じ顧客を、シュワブとフィデリティは退職資金と助言で、インタラクティブ・ブローカーズは海外と上級者で、コインベースは暗号で取りに来る。ゼロ手数料と高利回りの現金は真似が効き、ロビンフッドだけが価格を決める力を持つわけではない。顧客の預かり資産が小さく、他社にも口座を持つ。

株式報酬と希薄化

株式報酬は 2025 年に 3.05 億ドル、2026 年は年 4 億ドル規模(純利益の約 2 割)。買い戻しで打ち消しても、2025 年の株数は 0.8% 増えた。2026 年 6 月の転換社債 22 億ドルは、株価が転換価格を超えれば株数が増える(上限付きの買いで一部を相殺)。

ガバナンスと創業者の支配

創業者の議決権(Class B)で経営は固定され、株主による牽制は弱い。2021 年に高値で上場した経緯、2021 年 1 月の取引制限とそれに続く訴訟・規制対応の歴史がある。新しい商品(暗号・予測市場・トークン化・エージェント取引)を速く出す経営は、規制の摩擦と事故の確率も高める。

今後の分かれ目

暗号資産の価格が長期に下がり、暗号の収益が年 3 億ドルを下回る
取引ベース収益の約 3 分の 1 が消え、純利益は 2 割以上減る。やや悲観・悲観の確率を上げる。
州の規制や裁判で、イベント契約の事業の一部が止まる、または料金が 1 件 0.5 セント以下へ下がる
予測市場の収益(2026 年は年 6 億ドル級)の見通しを大きく下げる。成長の柱が 1 つ減る。
自社取引所ロセラがイベント契約の取引の過半を扱う
料金の取り分が増え、予測市場の収益率が上がる。楽観側の確率を上げる。
短期金利が 2% 台まで下がり、スイープの残高も減る
純金利収益の率が下がり、純利益の約 3 割が影響を受ける。ゴールド会員料と信用取引の拡大で相殺できるかを見る。
純入金が年率 15% を下回る状態が続く
10 年の預かり資産の成長を年 14% から 9% へ直し、中立がやや悲観に近づく。
ゴールド会員が 1,000 万人を超え、採用率が 25% へ上がる
定額収入の比重が上がり、相場連動が弱まり、倍率が上がる(楽観側)。

見ておくもの

  • 純入金の年率とプラットフォーム資産(顧客 1 人あたり)
  • ゴールド会員数と採用率、年間の 1 人あたり収益
  • イベント契約の件数・1 件あたり料金・ロセラの比率、州の規制の動き
  • 暗号資産の取引金額とビットスタンプの収益率
  • 信用取引の残高・スイープ残高と純金利収益の率
  • 株式報酬と正味の還元、転換社債の転換価格
  • 調整後費用の見通し(26.75〜27.75 億ドル)の達成

倍率と資本コストの決め方

今の PER 48 倍・PBR 9.9 倍を見る前に、6 つの収益(オプションは枚数 × 1 枚の料金、株式と暗号は取引金額 × 収益率、イベント契約は件数 × 1 件の料金、純金利収益は残高 × 率、その他は会員数 × 1 人の収益)を積み、営業利益率と税から純利益を出した。k は基本 8.0% + quality +1.0% の 9%、g は 4%(k − g = 5%)。帳簿の ROE(2025 年 20.6%)と筋書きの ROE から利益ベースの正当化 PER を出し、利益の振れの大きさから式の上限の 7.6 割に中立の倍率を置いた。結果が今の値段を大きく下回るのは式の結果で、今の値段に寄せる・離すための調整はしていない。純現金の加算は、規制資本と運用に回っているため行っていない。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality +1.00% = 9.00%。内訳は cycle +0.75・pricing +0.00・debt +0.00・life +0.25(%)で、理由は quality_why。β は使わない。個別の懸念(予測市場・暗号資産の規制・個人投資家の熱の反動)は k に足さず、筋書きの数量・利益率と確率で表した。

同じ業種(金融)の AI 分析

割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +64.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +43.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +42.0% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +39.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 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位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +26.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +21.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +1.4%)

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読んだ資料

  1. Robinhood 2026 年 4〜6 月期 決算(8-K)
  2. Robinhood 2026 年 4〜6 月期 10-Q
  3. Robinhood 2025 年通期 決算(8-K)
  4. Robinhood 2026 年 7 月 月次データ
  5. Bernstein:予測市場の収益予想(The Block)
  6. Robinhood WonderFi 買収の完了

分析日 2026-10-16