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アメリプライズ・ファイナンシャル AMP

資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)804.24 ドル738 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-21)490.5 ドル450 億ドル差 +64.0%
10 年後から見ると 割安 価値 804.24 ドル738 億ドル · 差 +64.0% · 期待の年率 +12.2%
期待の年率リターン(10 年)+12.2%資本コスト比 +4.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アメリプライズ・ファイナンシャルは、運用・助言・管理資産 1.8 兆ドル(2026 年 6 月末、前年比 14% 増)を持つ米国の富裕層向け助言会社である。稼ぎの柱は 3 つ。第 1 は 1 万人超の財務アドバイザーが手数料型(ラップ口座)で資産を預かる助言事業(顧客資産 1.25 兆ドル、利益の約 3 分の 2)、第 2 はコロンビア・スレッドニードルの資産運用(7,590 億ドル)、第 3 は年金・保険(リバーソース)。2026 年 4〜6 月期は調整後収益 49 億ドル(+13%)、調整後の 1 株利益 +22%、自己資本利益率(ROE、AOCI 除く)は調整後 55%・GAAP 53%。利益の 9 割を自社株買いと配当で返している。

バリュー投資の観点では、収益が顧客資産の残高にほぼ比例するため、株式市場が崩れれば利益は大きく落ちる。それでも助言事業は顧客との関係が長く、コメリカの提携解消(約 190 億ドルの流出)をハンティントン銀行(約 260 人・280 億ドル)で埋める計画が見えている。資本コストは基本 8.0% に quality 0%(市場連動の手数料と助言者報酬の競争が打ち消し合う)を足した 8.0%。中立の筋書きは、10 年後の純利益 59 億ドル・実効 PER 19 倍。倍率は利益ベースで置いた。ROE 44%、長期の伸び 4.0% から正当化 PER 21.2 倍を出し、その 9 割にした。確率で加重した価値は今の時価総額を 63% 上回り、割安だ。今の GAAP の PER は約 13 倍で、置いた倍率の約 19 倍より低い。市場は収益の循環と助言者の流出・報酬率の低下を重く見ているが、ここでは悲観の確率(12%)と谷の倍率で表し、倍率は割り引かない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず 10 年後を問う。富裕層の資産は増え、複雑な税・相続・保険の相談は人の助言を必要とし続ける。助言者との長い関係はこの事業の堀で、10 年後も存在し、今の強さを保つ可能性が高い。ただし堀の幅は価格を決める力ではなく、顧客との信頼と規模の技術に基づく。AI による助言のゼロ手数料化は堀を削る最大の外部リスクである。

次にオーナー利益。助言と運用は設備投資が小さく、純利益の 9 割を株主に返せる。ROE 53% は自社株買いで自己資本を縮めた見かけの高さもあるが、ROIC(税引き後営業利益 ÷(自己資本+純負債))は帳簿の ROE を上回るので、元手に対して高い利益率を稼いでいると見てよい。式の g は 4.0% 以下にとどめ、成長に要る元手は小さく、残りは還元に回る。

安全域では、収益が市場に連動する点が最大の問題。利益ベースの倍率は約 19 倍(正当化 PER 21.2 倍の 9 割)。今の GAAP の PER は約 13 倍だ。中立の 10 年後の時価総額は今の約 2.4 倍(割り戻す前)で、悲観でも 238 億ドルが残る。確信は高いが、採用競争と市場の下げの振れは深い。

何で稼ぐ会社か

事業は 4 つに分けて見る。第 1 は助言事業(アドバイス・ウェルス・マネジメント)で、収益の約 3 分の 2。財務アドバイザーが顧客の資産運用・保険・年金・ローンを総合的に助言し、手数料(資産に対する年率)を取る。ラップ口座(助言手数料型)の残高は 7,320 億ドルで前年比 19% 増。アメリプライズ・バンクが預金と貸出を持ち、資産は 255 億ドル。顧客の現金は 840 億ドルで、一部は預金・銀行、一部は第三者のマネー・マーケット・ファンド(466 億ドル)で預かる。主な顧客は投資できる資産 50 万〜500 万ドルの世帯。税前の調整後営業利益は 9.39 億ドル(2026 年 4〜6 月期)、利益率は 28.9%。

第 2 は資産運用(コロンビア・スレッドニードル)で、運用・助言資産 7,590 億ドル。株式・債券・マルチアセットを、リテール・モデル配信と機関投資家向けに運用し、報酬率は約 47bp。2026 年 4〜6 月期の純流出は 65 億ドル(機関 51 億ドル、リテール 14 億ドル)で、債券の資金流出が遅れていると経営陣も認める。純利益率は 42.7% と、目標の 35〜39% を上回る。

第 3 は年金・保険(リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ)で、変額年金・固定年金・生命保険・障害保険。収益 9.75 億ドル、利益 2.02 億ドル(−6%)。販売は構造化商品・変額生命で +20% 伸びたが、変額年金の流出と販売費が利益を押し下げる。経営陣は長期に年 8 億ドル前後と説明する。第 4 はコーポレートで、持株会社の費用と借入の利息(2026 年 4〜6 月期に −0.8 億ドル)。

優良さと弱いところ

優良さは 4 点。第 1 は顧客との関係で、助言者 1 人あたりの生産性は 120 万ドル(+12%)と記録的で、5 年で年 10% 伸びてきた。ラップ口座は資産の移動が少なく、顧客が引っ越しても助言者との関係が続く。第 2 は資本の軽さで、助言と運用は設備投資がほとんど要らず、調整後 ROE は 55%(5 年で +10 ポイント)、利益の 9 割を還元できる。第 3 は価格を決める力。助言手数料は残高の 1% 前後で、専門性の高い助言ほど価格競争を受けにくい。第 4 は規模の経済で、技術投資(AI の会議要約を約 6,000 人の助言者が使用)を 1 万人超に配れる。

弱い所は 4 つ。(1)収益が市場の水準に連動すること。残高 1.25 兆ドルの手数料が大半で、市場が 4 割下がれば収益は 2 割以上減る。(2)採用競争。経営陣が「非合理」と呼ぶほど競合が高い契約金を出し、レイモンド・ジェームズや LPL にも人が動く。条件の合わない採用は見送るため、流入が鈍る。(3)高い金利の下で顧客の現金が預金から第三者の MMF へ動く。(4)年金・保険は変額年金の流出が続き、資産運用は機関投資家向けの流出が続く。自己資本は自社株買いで小さく(ROE は見かけ以上に高い)、規制資本の余力は少ない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

業界は 3 つの競争で見る。助言(ウェルス)は、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、エドワード・ジョーンズ(顧客資産 2.6 兆ドル・助言者 2 万人超)、LPL ファイナンシャル(独立系の助言者約 3 万人)、レイモンド・ジェームズ(約 8,900 人)、チャールズ・シュワブ、アメリプライズの順に、助言者の確保と資産の取り込みで争う。助言者の採用では、レイモンド・ジェームズと LPL がエドワード・ジョーンズから人を引き抜く動きもあり、契約金の高騰が利益を削る。顧客資産の増加は市場の値上がりが大半で、純流入で伸ばすのは難しい。

資産運用は世界の運用資産が約 147 兆ドル(2025 年)。収益成長の 8 割超は市場の値上がりで、業界の利益率は約 30% で横ばい、機関投資家の手数料は年 3% 下がり、純流入の大半はパッシブと ETF に向かう(ブラックロック、バンガード)。アクティブ運用の会社(T ロウ・プライス、インベスコ、フランクリン・テンプルトン)は流出に直面し、アメリプライズのコロンビア・スレッドニードルも同じ流れの中にいる。ただし投資成績は 1 年で 69%、3 年・5 年で 75%、10 年で 87% のファンドが中央値を上回る(2026 年 6 月)。

年金・保険は変額年金の流出が続く構造で、構造化商品へ販売を寄せる。2026 年は株式市場が高く、金利も高止まりして顧客の現金の収益が大きい。循環の位置としては、残高と利ざやの両方が高い、やや山に近い所にいる。

資本政策と M&A

還元の方針は調整後営業利益の 85〜90%。2026 年 1〜6 月は 19 億ドル(前年同期比 +25%)を返し、4〜6 月は配当 1.58 億ドル、自社株買い 7.74 億ドル(170 万株)。株数は年 4〜8% ずつ減ってきた(2014〜2025 年)。株式報酬の増発があるため、正味の還元は自社株買いの額より小さい。余剰資本は 21 億ドル、持株会社の流動性は 28 億ドルで、自社株買いの水準は続けられると経営陣は説明する。M&A は大型の買収を避け、これまでの買収(セリグマン、コロンビア、スレッドニードル)の統合に集中する方針。会社が買われる側になる可能性は、時価総額 440 億ドルの規模と規制(銀行・保険の子会社)でほぼない。気になる点は 2 つ。助言者の採用の契約金(現金回収が最長 8 年)の資本配分、そして自社株買いを市場の山で続けて割高に買うこと。2026 年 1〜6 月の平均買付価格は今の株価に近い。

2026 年に決算期末後すでに実行した自社株買い 16.5 億ドル(10-Q・2026 年 1〜6 月)は、今の株数(時価総額)に反映済みなので、10 年の還元には数えず、自己資本の起点(49.0 億ドル)からも外した。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

助言事業は長期の資産形成の流れの受け手で、2026 年 6 月の顧客資産は 1.25 兆ドル(+15%)、ラップ口座は 7,320 億ドル(+19%)と過去最高。1 人あたりの生産性は 120 万ドル(+12%)で、5 年で年 10% 伸びてきた。利益率は 28.9% で前年同期と同じだが、コアの利益は 30% 台前半で伸び、コアが利益の過半を占める。経営陣はこの利益率が持続可能だと言う。

コメリカの提携解消(約 190 億ドルの流出)は 2026 年 9 月で終わり、ハンティントン銀行(約 260 人・280 億ドル)が 4Q〜2027 年初に入る。経営陣は合流が流出を上回ると見る。AI の会議要約・業務ツールは約 6,000 人が使い、3 つのツールを使う助言者は週 30 時間の節約になる。資産運用は純利益率が 43% と目標を上回り、成績は 10 年で 87% のファンドが中央値超。ROE は 55% で、その利益の 9 割が還元される。置いた PER は約 16 倍、今は 13 倍。10 年で運用残高が 2 倍に増えるだけで価値は今の時価総額を大きく上回る。

慎重な見方

今の収益は市場の高さと高金利に乗った山にある。助言事業の収益は残高の 1% 前後の手数料で、リーマンの株価は 74%、2020 年は 38% 下がった。市場が 4 割下がれば残高は 3 割以上減り、助言者の報酬は固定費に近く利益率は 17% まで落ちる。

採用は「非合理」な契約金の競争にあり、現金回収が最長 8 年の条件を競合が出す。レイモンド・ジェームズ・LPL に助言者が移り、コメリカのような提携解消がまた起きれば流入は伸びない。経営陣は条件に合わない採用を見送るため、市場以上の伸びは期待しにくい。資産運用は純流出が続き、機関投資家向けの 51 億ドルの流出が 4〜6 月期の大半を占める。アクティブ運用は報酬率が下がり続け、パッシブ・ETF に押される。変額年金は流出が続き、利益は前年比 6% 減。

ROE 53% は自社株買いで自己資本を縮めた見かけの高さでもあり、規制資本の余力は大きくない。市場が今の PER 13 倍を付けるのは、この循環と構造の問題を織り込んでいるからで、利益ベースの 19 倍でも楽観にすぎる。

どちらに重みを置いたか

事業の質と還元の強さは強気の見方が強く、10 年の楽観・やや楽観の合計を 34%、悲観・やや悲観を 34% とほぼ同数にした。ただし悲観の深さ(10 年 −48%)と収益の循環は慎重な見方が突く点で、悲観を 12% と厚めに置いた。値段は利益ベースの倍率(約 19 倍)で測っても、確率で加重した価値が今の時価総額を 63% 上回る。数字では強気の見方が勝つ。市場の PER 13 倍との差は、市場が循環と助言者の流出を重く見る分で、この差を割り引いて埋めることはしていない。結論は「優良で、割安。ただし市場連動の振れは大きい」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 1,139 ドル1,046 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 406.19 ドル373 億ドル)。 今の値に割り戻すと 804.24 ドル738 億ドル、今との差 +64.0%、 期待の年率 +12.2%(資本コスト 8.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 1,822 ドル1,673 億ドル 535.40 ドル492 億ドル +380.7% +17.0% 235.78 ドル216 億ドル
やや楽観 24% 1,534 ドル1,408 億ドル 489.65 ドル450 億ドル +312.5% +15.2% 485.62 ドル446 億ドル
中立 32% 1,223 ドル1,123 億ドル 436.27 ドル401 億ドル +238.3% +13.0% 531.07 ドル488 億ドル
やや悲観 22% 757.08 ドル695 億ドル 338.24 ドル311 億ドル +123.3% +8.4% 240.97 ドル221 億ドル
悲観 12% 259.26 ドル238 億ドル 175.93 ドル162 億ドル −11.3% −1.2% 52.22 ドル48 億ドル
加重平均100% 1,139 ドル1,046 億ドル406.19 ドル373 億ドル +215.1% +12.2% 1,546 ドル1,419 億ドル

今の株価時価総額 490.51 ドル450 億ドル(2026-10-21)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:採用と技術で助言事業の利益率が 31% に上がり、資産運用の流出も止まる 利益 84 億ドル · PER 20.0 倍 · 株価時価総額 1,822 ドル1,673 億ドル

2035 年末、市場が年 6.5%、助言事業の純流入が年 2.5%(ハンティントン型の銀行提携と、富裕層の助言需要の拡大)で、顧客資産は 2.77 兆ドル(今の 1.25 兆ドルの約 2.2 倍)。助言者の生産性が年 10% の伸びを保ち、AI ツールで 1 人あたりの担当世帯が増え、利益率は 31%。資産運用は債券と機関投資家向けの流出が止まり、運用資産は 1.17 兆ドル、利益率 41%。年金・保険は構造化商品と保障型の販売で利益 9 億ドル前後を保つ。純利益は 84 億ドル(2025 年から年 8.4%)、ROE は 55%。10 年の正味の還元は 492 億ドル。成長は名目 5% に落ち着く。

  • アドバイス・ウェルス・マネジメント(助言・銀行):数量 27,698(顧客資産(億ドル))× 価格 0.01(顧客資産あたりの収益率(助言手数料・預金の利ざや・手数料))→ 売上 264 億ドル・営業利益 82 億ドル。残高 年 +9.0%・報酬率 年 -0.3%
  • 資産運用(コロンビア・スレッドニードル):数量 11,728(運用・助言資産(億ドル))× 価格 0.00(資産あたり報酬率(約 47bp))→ 売上 51 億ドル・営業利益 21 億ドル。残高 年 +5.0%・報酬率 年 -1.0%
  • リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ(リバーソース):数量 1,657(契約資産・準備金の残高(億ドル、推定))× 価格 0.03(残高あたり収益率(保険料・手数料・投資収益))→ 売上 42 億ドル・営業利益 9 億ドル。残高 年 +1.0%・収益率 年 +0.0%

倍率:純利益は GAAP の親会社帰属、自己資本は銀行・保険の規制資本を含む帳簿の値。利益ベースの正当化 PER で置く(SCHEMA §1-1):k 8.00%(基本 8.0%+quality +0.00%)、事業の ROE 53.6%(純利益÷自己資本)、g 4.0%、残る割合 1/2(堀:普通)で RONIC 30.8% → (1−g÷RONIC)÷(k−g)=21.8 倍が上限。利益の質(市場連動の手数料と預金・保険の利ざやで振れる)から、上限の 9.2 割の PER 20.0 倍に置いた(検査の上限は時価総額 1819 億ドル)。

確率:助言者の生産性の伸び(年 10%)が続き、銀行・MMF など現金の収益化が進み、ハンティントン型の銀行提携が広がる。10 年の実現は 1 割。

やや楽観 24% やや楽観:助言事業は年 8% で伸び、資産運用は流出を縮める 利益 71 億ドル · PER 19.8 倍 · 株価時価総額 1,534 ドル1,408 億ドル

2035 年末、市場が年 6%、助言事業の純流入が年 2% で、顧客資産は 2.53 兆ドル。助言事業の利益率は 29.8%。競合のレイモンド・ジェームズや LPL との採用競争は続くが、銀行提携とラップ口座の拡大で流入を保つ。資産運用は運用資産 1.02 兆ドル、報酬率は年 1.2% ずつ下がり、利益率は 39%。純利益は 71 億ドル(年 6.6%)、ROE は 54%。10 年の正味の還元は 450 億ドル。成長は名目 4.7% に落ち着く。年金・保険は販売が構造化商品に移り、変額年金の流出は続くが利益は年 8 億ドル前後を保つ。景気後退を 1〜2 回挟み利益は 3 割ほど落ちるが、ならすとこの水準になる。

  • アドバイス・ウェルス・マネジメント(助言・銀行):数量 25,259(顧客資産(億ドル))× 価格 0.01(顧客資産あたりの収益率(助言手数料・預金の利ざや・手数料))→ 売上 239 億ドル・営業利益 71 億ドル。残高 年 +8.0%・報酬率 年 -0.4%
  • 資産運用(コロンビア・スレッドニードル):数量 10,156(運用・助言資産(億ドル))× 価格 0.00(資産あたり報酬率(約 47bp))→ 売上 43 億ドル・営業利益 17 億ドル。残高 年 +3.5%・報酬率 年 -1.2%
  • リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ(リバーソース):数量 1,577(契約資産・準備金の残高(億ドル、推定))× 価格 0.03(残高あたり収益率(保険料・手数料・投資収益))→ 売上 40 億ドル・営業利益 8 億ドル。残高 年 +0.5%・収益率 年 +0.0%

倍率:純利益は GAAP の親会社帰属、自己資本は銀行・保険の規制資本を含む帳簿の値。利益ベースの正当化 PER で置く(SCHEMA §1-1):k 8.00%(基本 8.0%+quality +0.00%)、事業の ROE 50.0%(純利益÷自己資本)、g 4.0%、残る割合 1/2(堀:普通)で RONIC 29.0% → (1−g÷RONIC)÷(k−g)=21.6 倍が上限。利益の質(市場連動の手数料と預金・保険の利ざやで振れる)から、上限の 9.2 割の PER 19.8 倍に置いた(検査の上限は時価総額 1530 億ドル)。

確率:助言事業の流入が市場を上回って続き、資産運用の流出は縮むが残る。起こりやすい。

中立 32% 中立:助言事業は年 7% で伸びるが、報酬率と採用費で利益の伸びは売上より遅い 利益 59 億ドル · PER 19.0 倍 · 株価時価総額 1,223 ドル1,123 億ドル

2035 年末、市場が年 5.5%、助言事業の純流入が年 1.5%(採用競争が厳しく、足元の年 2.5% から鈍る)で、顧客資産は 2.30 兆ドル。助言事業の収益は 215 億ドル、利益率 28%。報酬率は現金の移動と手数料競争で年 0.5% ずつ下がる。資産運用は市場の伸びを流出が年 3% 打ち消し、運用資産は 0.92 兆ドル、報酬率は年 1.5% 低下(パッシブ・ETF への移行)して収益は 38 億ドル、利益率は 36%。年金・保険は変額年金の流出で収益が 36 億ドルに縮み、利益は 7 億ドル。純利益は 59 億ドル(2025 年の 37 億ドルから年 4.7%)、ROE は 53%。10 年の正味の還元は 400 億ドル。10 年のうち不況を 2 回挟み、そのたびに利益は 3〜4 割落ちるが、ならすとこの水準。

  • アドバイス・ウェルス・マネジメント(助言・銀行):数量 23,016(顧客資産(億ドル))× 価格 0.01(顧客資産あたりの収益率(助言手数料・預金の利ざや・手数料))→ 売上 215 億ドル・営業利益 60 億ドル。残高 年 +7.0%・報酬率 年 -0.5%
  • 資産運用(コロンビア・スレッドニードル):数量 9,217(運用・助言資産(億ドル))× 価格 0.00(資産あたり報酬率(約 47bp))→ 売上 38 億ドル・営業利益 14 億ドル。残高 年 +2.5%・報酬率 年 -1.5%
  • リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ(リバーソース):数量 1,500(契約資産・準備金の残高(億ドル、推定))× 価格 0.02(残高あたり収益率(保険料・手数料・投資収益))→ 売上 36 億ドル・営業利益 7 億ドル。残高 年 +0.0%・収益率 年 -0.5%

倍率:純利益は GAAP の親会社帰属、自己資本は銀行・保険の規制資本を含む帳簿の値。利益ベースの正当化 PER で置く(SCHEMA §1-1):k 8.00%(基本 8.0%+quality +0.00%)、事業の ROE 44.0%(純利益÷自己資本)、g 4.0%、残る割合 1/2(堀:普通)で RONIC 26.0% → (1−g÷RONIC)÷(k−g)=21.2 倍が上限。利益の質(市場連動の手数料と預金・保険の利ざやで振れる)から、上限の 9.0 割の PER 19.0 倍に置いた(検査の上限は時価総額 1248 億ドル)。

確率:議論の落としどころ。助言事業は富裕層の資産形成と採用で伸びるが、資産運用は流出が続き、年金・保険は縮む。

やや悲観 22% やや悲観:助言者の流出と報酬率の低下で、普通の資産運用会社に近づく 利益 39 億ドル · PER 18.0 倍 · 株価時価総額 757.08 ドル695 億ドル

2035 年末、市場が年 4.5%、助言事業の純流入は年 0.5%(コメリカ型の提携解消が再び起き、助言者の移籍が増える)で、顧客資産は 1.91 兆ドル。報酬率は年 1.2% 下がり、助言者の報酬と採用費の上昇で利益率は 25.5%。資産運用は流出が年 4.5%、報酬率が年 2.2% 下がり、運用資産は 0.68 兆ドル、利益率 32%(アクティブ株式がパッシブ・ETF に置き換わる)。年金・保険は縮小して利益 5 億ドル。純利益は 38 億ドル(2025 年とほぼ同じ)、ROE は 47%。10 年の正味の還元は 310 億ドル。長期の成長は名目 2% にとどまる。

  • アドバイス・ウェルス・マネジメント(助言・銀行):数量 19,058(顧客資産(億ドル))× 価格 0.01(顧客資産あたりの収益率(助言手数料・預金の利ざや・手数料))→ 売上 166 億ドル・営業利益 42 億ドル。残高 年 +5.0%・報酬率 年 -1.2%
  • 資産運用(コロンビア・スレッドニードル):数量 6,848(運用・助言資産(億ドル))× 価格 0.00(資産あたり報酬率(約 47bp))→ 売上 26 億ドル・営業利益 8 億ドル。残高 年 -0.5%・報酬率 年 -2.2%
  • リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ(リバーソース):数量 1,290(契約資産・準備金の残高(億ドル、推定))× 価格 0.02(残高あたり収益率(保険料・手数料・投資収益))→ 売上 30 億ドル・営業利益 5 億ドル。残高 年 -1.5%・収益率 年 -1.0%

倍率:純利益は GAAP の親会社帰属、自己資本は銀行・保険の規制資本を含む帳簿の値。利益ベースの正当化 PER で置く(SCHEMA §1-1):k 8.00%(基本 8.0%+quality +0.00%)、事業の ROE 32.4%(純利益÷自己資本)、g 4.0%、残る割合 1/2(堀:普通)で RONIC 20.2% → (1−g÷RONIC)÷(k−g)=20.0 倍が上限。利益の質(市場連動の手数料と預金・保険の利ざやで振れる)から、上限の 9.0 割の PER 18.0 倍に置いた(検査の上限は時価総額 772 億ドル)。

確率:採用競争に負け続け、預金・MMF の収益化も鈍り、資産運用の流出が加速する展開。起きても不思議はない。

悲観 12% 悲観:構造的に負ける(助言者の流出・手数料のゼロ化・変額年金の損失) 利益 17 億ドル · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 259.26 ドル238 億ドル

2035 年末、助言事業は大手銀行・LPL・エドワード・ジョーンズへの助言者の流出が続き、顧客資産は 1.57 兆ドル(市場は年 4% でも流出が年 1%)、報酬率は AI と低価格のロボ助言に押されて年 2% 下がり、利益率は 17%。資産運用は流出が年 6%、報酬率が年 3% 下がり、運用資産は 0.56 兆ドル、利益率 18.5%。変額年金は保証の費用と運用損で利益が 2.5 億ドルまで縮む。純利益は 17 億ドル(2025 年の約 47%)、ROE は 11%(還元が利益を上回れず、自己資本は 151 億ドルまで増える)。10 年の正味の還元は 162 億ドル。優良な助言会社ではなくなり、長期の成長は 0% に近い。一度流出した助言者と顧客は戻らない。

  • アドバイス・ウェルス・マネジメント(助言・銀行):数量 15,724(顧客資産(億ドル))× 価格 0.01(顧客資産あたりの収益率(助言手数料・預金の利ざや・手数料))→ 売上 126 億ドル・営業利益 21 億ドル。残高 年 +3.0%・報酬率 年 -2.0%
  • 資産運用(コロンビア・スレッドニードル):数量 5,590(運用・助言資産(億ドル))× 価格 0.00(資産あたり報酬率(約 47bp))→ 売上 20 億ドル・営業利益 3 億ドル。残高 年 -2.5%・報酬率 年 -3.0%
  • リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ(リバーソース):数量 1,106(契約資産・準備金の残高(億ドル、推定))× 価格 0.02(残高あたり収益率(保険料・手数料・投資収益))→ 売上 23 億ドル・営業利益 3 億ドル。残高 年 -3.0%・収益率 年 -2.0%

倍率:稼ぐ力で測る(SCHEMA §1-3)。構造的に負けた筋書き。利益ベースの正当化 PER で置く(SCHEMA §1-1):k 8.00%(基本 8.0%+quality +0.00%)、事業の ROE 11.3%(純利益÷自己資本)、g 4.0%、残る割合 1/2(堀:普通)で RONIC 9.7% → (1−g÷RONIC)÷(k−g)=14.7 倍が上限。上限の 9.5 割の PER 13.9 倍(時価総額 251 億ドルが上限)に置いた。PBR は結果であって根拠ではない。

確率:手数料の崩れ(AI と低価格のロボ助言)、助言者の大量流出、保険の一般勘定の損失がそろう確率を 1 割強と置く。2008 年の再現ではなく構造的な負け。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

アドバイス・ウェルス・マネジメント(助言・銀行)

1 万人超の財務アドバイザーによる手数料型の助言(ラップ口座)、ブローカレッジ、アメリプライズ・バンクの預金と貸出。収益の約 3 分の 2・利益の約 3 分の 2。

数量顧客資産(億ドル)価格顧客資産あたりの収益率(助言手数料・預金の利ざや・手数料)売上営業利益
今 2025/12 11,700 0.01 115 33
10 年後 中立 23,016 0.01 215 60

取り方:2026 年 6 月末の顧客資産 1.248 兆ドル(前年比 +15%)から、2025 年末を約 1.17 兆ドルと推定(推定)。2025 年の収益は 2026 年 4〜6 月期の 32.5 億ドル(+16%)から逆算して約 115 億ドル、率は 0.98%。税前の調整後営業利益は利益率 28.9%(2026 年 4〜6 月期。前年同期も 28.9%)で約 33 億ドル。

資産運用(コロンビア・スレッドニードル)

株式・債券・マルチアセットの運用。リテール・モデル配信と機関投資家向け。米国のコロンビア、英国のスレッドニードルを統合。

数量運用・助言資産(億ドル)価格資産あたり報酬率(約 47bp)売上営業利益
今 2025/12 7,200 0.00 34 10
10 年後 中立 9,217 0.00 38 14

取り方:2026 年 6 月末の運用・助言資産 7,590 億ドル(+10%)から 2025 年末を約 7,200 億ドルと推定(推定)。収益は 2026 年 4〜6 月期 9.47 億ドル(+14%)から逆算して 2025 年に約 34.5 億ドル、報酬率 0.48%(経営陣の説明 約 47bp とほぼ一致)。税前の調整後営業利益は約 10 億ドル。

リタイアメント&プロテクション・ソリューションズ(リバーソース)

変額年金・固定年金・生命保険・障害保険。主に助言事業の顧客に販売し、持株会社へ配当を出す。

数量契約資産・準備金の残高(億ドル、推定)価格残高あたり収益率(保険料・手数料・投資収益)売上営業利益
今 2025/12 1,500 0.03 38 8
10 年後 中立 1,500 0.02 36 7

取り方:開示は残高でなく収益と利益なので、年金・保険の契約資産・準備金の残高を約 1,500 億ドルと推定(推定。変額年金の勘定残高が中心)。2026 年 4〜6 月期の収益 9.75 億ドル(+4%)から 2025 年は約 38 億ドル、率 2.5%。税前の調整後営業利益は 2026 年 4〜6 月期 2.02 億ドル(−6%)、2025 年は約 8.3 億ドル(経営陣は年 8 億ドル前後と説明)。

リスクと懸念

株式市場の水準への連動

収益の大半が顧客資産の残高に連動する。2026 年は株価と金利の高さで収益が押し上げられた山に近い。リーマンでは株価が山から 74%(配当込み)、2020 年は 38% 下がった。市場が 4 割下がれば助言事業の収益は 2 割以上減り、助言者の報酬が固定費に近いため利益は 4〜6 割落ちる。ならした利益で値段を見る必要がある。

助言者の採用競争と提携解消

経営陣が「非合理」と呼ぶほど競合が契約金を積み、現金の回収が最長 8 年の条件も出る。条件に合わない採用を見送れば流入が鈍り、受ければ利益率が下がる。コメリカとの提携解消で約 190 億ドルが流出する例もあり、銀行提携の依存はハンティントンなどの更新・解消のリスクを持つ。

資産運用の資金流出と報酬率の低下

コロンビア・スレッドニードルは 2026 年 4〜6 月期に 65 億ドルの純流出(機関 51 億ドル)。債券の資金フローの遅れを経営陣も認める。業界全体でパッシブ・ETF への移行が進み、機関投資家の手数料は年 3% 下がる。報酬率が 1 割下がれば収益は 1 割減る。

現金の収益化の逆風

助言事業の顧客現金 840 億ドルは高金利の下で預金・銀行の利ざやを生むが、短期金利が 3.5〜4% でも預金から第三者の MMF(466 億ドル)への流れがある。金利が下がれば利ざやが縮み、銀行の利回り 4.7%・デュレーション 4.2 年の構造も効く。

年金・保険の構造的な流出

変額年金の流出が続き、2026 年 4〜6 月期の利益は前年比 6% 減。販売は構造化商品などで +20% でも販売費が先に出て利益を押し下げる。規制資本と保証の費用は市場下落で悪化し、持株会社への配当の余力に響く。

AI と手数料のゼロ化

助言・運用の標準的な部分は AI とロボ助言で低価格化しうる。助言手数料の率が下がれば残高が伸びても収益は伸びない。会社も AI ツールで生産性を上げるが、競合も同じ投資をするため、利益ではなく価格の低下に回る危険がある。

今後の分かれ目

助言事業の顧客純流入がハンティントン合流後に年 3% 台を保ち、コメリカの流出を吸収できたら
採用と提携の堀が確認でき、楽観・やや楽観の確率を上げる。助言事業の利益率 29% の持続が裏づけられる。
株式市場が 2026 年の水準から 2 割以上下がったら
やや悲観の確率を上げる。谷でも助言事業の顧客は残り、回復後の戻りは早いと見て、PER は利益ベースの値を保つ。
採用の契約金の競争が続き、助言事業の利益率が 27% を割ったら
中立の利益率 28.5% を下げ、10 年の利益が 5% 前後減る。やや悲観の確率を上げる。
資産運用の純流出が年 4% を超えて続いたら
報酬率の低下と合わせ、資産運用の利益が 10 年で縮む。やや悲観の確率を上げる。
短期金利が 2% 台へ下がり、銀行・現金の利ざやが縮んだら
助言事業の利益が 1〜2 割減る。ただし市場の追い風が同時に来るなら相殺されうる。
AI やロボ助言で助言手数料の率が年 2% 以上下がり始めたら
10 年の悲観の確率を上げ、助言事業の堀の評価を下げる。

見ておくもの

  • 助言事業の顧客純流入とラップ純流入(ハンティントンの合流後)
  • 助言者の数・生産性(120 万ドル)と経験者採用数
  • 助言事業の利益率(28.9%)と採用の契約金の水準
  • 資産運用の純流出(機関・リテール別)と債券の資金フロー
  • 年金・保険の利益(年 8 億ドル)と変額年金の流出
  • 顧客現金 840 億ドルの預金・MMF 別の動きと銀行の利回り
  • 自社株買いの規模と平均買付の水準、余剰資本(21 億ドル)

倍率と資本コストの決め方

今の PER(GAAP 13 倍)と PBR 7 倍を見る前に、3 つの事業の残高 × 報酬率から利益を積み上げ、ROE・g・k から利益ベースの倍率を出した。ROE は帳簿の自己資本 ROE(AOCI 除く)で中立 44%(2025 年は 53%、調整後 55%)、g は市場・流入・報酬率の内訳から出し ROE からは出していない。中立の 10 年は g 4.0%・RONIC 26.0%・k 8.0%(基本 8.0% に quality 0%)で正当化 PER 21.2 倍。その 9 割を事業に掛け、純現金を足して実効 19.0 倍。置いた倍率が今の GAAP の PER 13 倍より高いので割安になった。市場の織り込みと離れた点は、収益の循環と助言者の流出を悲観の確率(12%)と谷の深さで表し、倍率の割り引きでは表していない点。売上と純利益の路線は 2026 年 1〜6 月の GAAP 純利益(20 億ドル)と矛盾しない。純現金は 0 から始めた(推定)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 5% + β 1.09 × 5%。k = 基本 8.0% + quality 0% = 8.0%。助言のネットワークと自社株買いで資本を返す力は強いが、手数料が市場に連動し、助言者の報酬と手数料率の競争で値決めの余地は広くない。この差し引きでゼロに置いた。

同じ業種(金融)の AI 分析

割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +43.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +42.0% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +39.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +34.5% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +29.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +27.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +26.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +21.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.9% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −1.0%)

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読んだ資料

  1. Ameriprise Financial 2026 年 4〜6 月期 決算発表(8-K)
  2. Ameriprise 2026 年 4〜6 月期 決算説明会の記録(Investing.com)
  3. Ameriprise 2026 年 4〜6 月期 スライド要約(Investing.com)
  4. Ameriprise 2026 年 1〜3 月期 投資家向け資料
  5. エドワード・ジョーンズ 顧客資産 2.6 兆ドル(Pulse 2.0)
  6. Ameriprise の時価総額(2026-10-16・ad-hoc-news)

分析日 2026-10-16